JPH019458Y2 - - Google Patents

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JPH019458Y2
JPH019458Y2 JP16479482U JP16479482U JPH019458Y2 JP H019458 Y2 JPH019458 Y2 JP H019458Y2 JP 16479482 U JP16479482 U JP 16479482U JP 16479482 U JP16479482 U JP 16479482U JP H019458 Y2 JPH019458 Y2 JP H019458Y2
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rice
gas
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rice cooker
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JP16479482U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数のガス炊飯器を一体化させた形式
のガス炊飯器、例えば、立体式のガス炊飯器等の
大形のガス炊飯器に関する。
この種ガス炊飯器は、ホテル、レストラン等の
営業用として使用されることから、一度に大容量
の炊飯を可能にするため、第1図の如く、炊飯器
Aを積み重ねて一体化したもので、各炊飯器の主
バーナ1,1への主ガス回路2,2はガス導入回
路3から分岐させ、前記主ガス回路中にそれぞれ
の熱応動装置4と連動する主電磁弁5を挿入し、
他方、ガス導入回路3に元電磁弁6をそれぞれ挿
入している。
従来は、点火操作をはじめとして始動操作は、
手動式で、炊飯完了時には各炊飯器に設けた熱応
動装置4により自動的に消火するように構成され
ている。
ところが、この種の炊飯器にも、タイマーによ
り設定時刻に於いて自動的に炊飯開始するものが
要求されている。
家庭用の小型のガス炊飯器には、タイマー装置
を組み込んで、設定時刻に炊飯開始させるものが
種々提案されているが、いずれも、ガス導入回路
に挿入される元弁は他から独立して操作可能の
弁、コツクであり、該元弁は手動操作で開閉され
る。
そこで、前記従来の家庭用のタイマー式ガス炊
飯器の制御装置をそのまま上記した営業用炊飯器
に組み込んだ場合には、ガス導入回路に挿入され
る元弁は炊飯完了後、前記手動操作までの間元弁
は開放状態に放置される。ところが、上記営業用
ガス炊飯器では、ガス導入回路から各炊飯器に分
岐させてガス供給する構成で、全体のガス消費量
は大きく、前記状態に放置されると危険である。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、炊飯完了後直ちにガス導入部を遮断すること
を課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術手段
は、炊飯完了温度を検知し且その出力を主バーナ
への主ガス回路に挿入した主電磁弁に入力させた
各熱応動装置の出力スイツチのOR回路と、導入
ガス回路に挿入した元電磁弁と、を直列接続した
ことである。
本考案の上記技術的手段によれば、各炊飯器の
炊飯釜が炊飯完了温度に達すると、熱応動装置が
これを検知して各炊飯器に対応する主ガス回路の
主電磁弁への電気回路をOFFにし、該主電磁弁
が主ガス回路を遮断し、主バーナを自動的に消火
させる。
複数の炊飯器のそれぞれが炊飯完了状態になる
とすべての主電磁弁が閉となると共にこの時各熱
応動装置の出力スイツチの組み合せから成るOR
回路がOFF状態となり、元電磁弁の電気回路が
OFFとなり、該元電磁弁がガス導入回路を遮断
する。
本考案は次の特有の効果を有する。
複数の炊飯器を同時に始動させても、炊飯容量
その他の各条件によつて各炊飯器の炊飯完了時期
が一定しないが、上記構成によれば、最も遅く炊
飯が完了した炊飯器の自動消火後直ちにガス導入
回路が遮断される。従つて、一つの炊飯器が炊飯
完了した後他の炊飯器の炊飯中にガス導入回路が
遮断され、該他の炊飯器が炊飯途中で消火する不
都合が解消できる。
以下、本考案の実施例を第2図に基づいて説明
する。
同図のものは、3段式の立体式ガス炊飯器の場
合についての実施例で、各主バーナ1,1,1へ
の主ガス回路2,2,2には既述従来のものと同
様に、主電磁弁5,5,5が各別に挿入されてお
り、上記各主ガス回路2にガス供給するガス導入
回路3には元電磁弁6が挿入してある。又、上記
主バーナ1の近傍には、該主バーナ1に点火する
為のスパーカー17が各別に設けられていると共
に、更に、上記主バーナ1で加熱される各炊飯釜
15,15,15の外底面には熱応動装置4の感
熱部を構成するサーミスタ16が各別に当接せし
められている。
次に、上記各主バーナ1や電磁弁等を制御する
為の電気回路について説明する。
交流電源23からは、負荷ドライブ用電源24
と制御回路用電源25とが引出されており、前者
の負荷ドライブ用電源24側の回路には、既述し
た各スパーカー17に高電圧を掛ける為の高電圧
発生装置32、各主電磁弁5に対応する主弁用励
磁コイル51,51,51及び、元電磁弁6に対
応する元弁用励磁コイル52が夫々挿入されてい
る。
他方、制御回路用電源25から電気供給を受け
る制御回路26内には、操作スイツチ9が設けら
れており、該操作スイツチ9の出力は、予約炊飯
用のタイマー11に直列接続された第1サイリス
タ14のゲートに印加されている。
上記タイマー11は、限時動作型のタイマーで
構成されており、その常開の出力スイツチ13
(出力接点)にはこれと直列にスパーカー用タイ
マー35が接続されている。そして、該スパーカ
ー用タイマー35は限時復帰型のタイマーで構成
されていると共に、その常開出力接点36の回路
には、これと直列にスパーカー用リレー37が挿
入されている。
次に、上記制御回路26には、各炊飯器に対応
する主電磁弁5を各別に開閉する為のバルブ制御
用回路61,61,61が、各主電磁弁5毎に設
けられており、これら各バルブ制御用回路61は
次に記載する如く構成されている。
即ち、各バルブ制御用回路61は、炊飯釜15
の外底面に当接せしめられたサーミスタ16と基
準電圧設定回路63の出力を比較する比較器54
と、該比較器54の出力でON・OFFする第1ト
ランジスタ55と、そのコレクタ回路に直列挿入
された主弁用リレー56及び既述したタイマー1
1の常開出力接点57から構成されているのであ
る。そして、この実施例では、上記サーミスタ1
6、基準電圧設定回路63及び比較器54が技術
的手段の構成要件として記載した炊飯完了温度の
検知手段に対応する。
又、上記主弁用リレー56の出力接点59は、
各炊飯器に属する主電磁弁5用の主弁用励磁コイ
ル51に直列に挿入されている。
更に、上記した各比較器54の出力は、これら
各比較器54毎に設けられた第2トランジスタ6
5に印加されていると共に、これら各第2トラン
ジスタ65のコレクタ回路には、既述したスパー
カー用タイマー35の出力を記憶する第2サイリ
スタ19が挿入されており、この実施例では、上
記した第2トランジスタ65が、技術的手段の構
成要件として記載した炊飯完了温度検知手段の出
力スイツチに対応している。
最後に、各炊飯器毎に設けられた上記第2トラ
ンジスタ65,65,65のエミツター側出力
は、OR回路7に印加されていると共に、該OR
回路7の出力は元弁用リレー67をON・OFFさ
せる為の第3トランジスタ68に印加されてい
る。そして、上記元弁用リレー67の出力接点6
9は、元弁用励磁コイル52と直列接続されてい
る。
次に、上記した炊飯器の使用の実際を説明す
る。
先ず、操作スイツチ9を投入する前の炊飯操作
以前の段階では、各炊飯釜15,15,15の外
底面に当接させたサーミスタ16は冷えた状態に
なつており、該サーミスタ16と基準電圧設定回
路63の出力を比較する比較器54からは「H」
信号が出た状態になつている。
さて、図示しないタイマー設定器を操作してタ
イマー11に時間セツトすると共に、その後操作
スイツチ9を投入すると、該投入信号は第1サイ
リスタ14に印加されて予約炊飯用のタイマー1
1が動作し始める。
やがてタイマー11にセツトした時間が経過す
ると、該タイマー11の出力スイツチ13が閉じ
てスパーカー用タイマー35が動作し、該スパー
カー用タイマー35の常開出力接点36が一定時
間だけ閉成される。すると、スパーカー用リレー
37が付勢状態になつてその出力接点38が閉
じ、高電圧発生装置32が作動して各炊飯器に属
するスパーカー17,17,17が点火用火花を
連射し始める。
他方、上記スパーカー用タイマー35の常開出
力接点36が閉じた際には、次のようにして各主
バーナ1,1,1からガスが流出し、これら主バ
ーナ1,1,1が上記スパーカー17,17,1
7の火花で点火せしめられて燃焼し始めることと
なる。
即ち、上記スパーカー用タイマー35の常開出
力接点36が閉じた際には、その信号が第2サイ
リスタ19に印加されて該第2サイリスタ19が
ON状態を維持していると共に、上記した釜内温
度検知用のサーミスタ16の出力を判断する比較
器54の「H」信号が印加されている第2トラン
ジスタ65もON状態になつている。従つて、こ
れら第2サイリスタ19及び第2トランジスタ6
5の回路が導通状態になつて、上記第2トランジ
スタ65のエミツター側から取出された出力は
「H」状態になる。このようにして、各第2トラ
ンジスタ65,65,65のエミツタ側から出力
される「H」信号は総てOR回路7に印加されて
該OR回路7は「H」信号を出し、これによつて
第3トランジスタ68がON状態になる。する
と、元弁用リレー67が付勢されてその出力接点
69が閉じ、元弁用励磁コイル52が働いて元電
磁弁6が開くこととなる。又、上記した比較器5
4の「H」信号によつて主電磁弁5に対応する第
1トランジスタ55がON状態になり、これによ
つて主弁用リレー56が付勢されてその出力接点
59が閉じると共に主弁用励磁コイル51が通電
状態になり、主電磁弁5が開く。更に、これと同
様にして他の主電磁弁5,5も開く。
以上のように、元電磁弁6及び各主電磁弁5,
5,5が開くと各主バーナ1,1,1にガス供給
されることとなり、これら各主バーナ1,1,1
には、既に火花を連射している既述スパーカー1
7,17,17から火移りする。即ち、各主バー
ナ1,1,1が燃焼して炊飯動作が開始するので
ある。
炊飯動作が進行すると、例えば炊飯米量が少な
い炊飯器等は、他の炊飯器に比べて炊飯動作が速
く終ることとなる。
炊飯米量が少ない炊飯器(最初に炊飯完了する
炊飯器)に属する炊飯釜15の内部温度が炊飯完
了温度(通常は145℃程度)に達すると、該炊飯
器に対応するサーミスタ16の出力を監視する比
較器54の出力「H」から「L」に変化し、該信
号が印加されている第1トランジスタ55が
OFF状態になる。すると、該第1トランジスタ
55のコレクタ回路に挿入された主弁用リレー5
6が消勢状態になつて、これに対応する主電磁弁
5が閉じ、これによつて、炊飯米量の最も少ない
炊飯器の主バーナが最初に消火して炊飯完了状態
になる。又、上記比較器54の出力が印加されて
いる第2トランジスタ65は、該比較器54の出
力信号が「L」になつた炊飯完了時にOFF状態
になり、そのエミツター側出力も「L」状態にな
つてこれがOR回路7に印加された状態になる。
このようにして、炊飯米量が少ないものから順
番に炊飯動作が完了し、OR回路7の3つの入力
端子に総て「L」信号が印加された状態になる
と、該OR回路7の信号が印加されている第3ト
ランジスタ68がOFF状態に復帰し、元弁用リ
レー67が消勢されて元電磁弁6も閉じることと
なる。
即ち、総ての炊飯器が動作完了した後には、必
ず元電磁弁6が閉じられることとなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は立体式炊飯器の説明図、第2図は本考
案実施例の要部の説明図であり、図中、 1……主バーナ、2……主ガス回路、3……ガ
ス導入回路、4……熱応動装置、5……主電磁
弁、6……元電磁弁、10……出力スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のガス炊飯器を一体化させ且タイマー式始
    動装置により各炊飯器を運転開始できるようにし
    たガス炊飯器に於いて、各炊飯器の主バーナへの
    主ガス回路を一つのガス導入回路から分岐させ、
    前記各主ガス回路に主電磁弁を挿入すると共に前
    記ガス導入回路に元電磁弁を挿入し、前記主電磁
    弁に炊飯完了温度を検知する検知手段からの出力
    を入力させ、さらに、前記各検知手段の出力スイ
    ツチのOR回路の出力を元電磁弁に入力させたガ
    ス炊飯器。
JP16479482U 1982-10-29 1982-10-29 ガス炊飯器 Granted JPS5967125U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16479482U JPS5967125U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ガス炊飯器

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JP16479482U JPS5967125U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ガス炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPS5967125U JPS5967125U (ja) 1984-05-07
JPH019458Y2 true JPH019458Y2 (ja) 1989-03-15

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ID=30361199

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JP16479482U Granted JPS5967125U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 ガス炊飯器

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