JPH0212534Y2 - - Google Patents

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JPH0212534Y2
JPH0212534Y2 JP6146885U JP6146885U JPH0212534Y2 JP H0212534 Y2 JPH0212534 Y2 JP H0212534Y2 JP 6146885 U JP6146885 U JP 6146885U JP 6146885 U JP6146885 U JP 6146885U JP H0212534 Y2 JPH0212534 Y2 JP H0212534Y2
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hot water
electromagnet
circuit
thermocouple
water level
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び本考案の概要) 本考案は、給湯器付風呂釜、特に、自動湯張装
置を内蔵する風呂釜に関するものである。
この考案は、熱電対の熱起電力を利用して湯張
り状態を維持し、湯張り水位が設定水位になると
熱電対回路を開成することにより湯張りを停止す
る形式の湯張り装置と、熱電対式の安全器とを具
備する給湯器付風呂釜において、前記湯張り装置
用の水位スイツチを利用して空焚き防止機能を発
揮させようとするものである。
(従来技術及びその問題点) 自動湯張装置として、すでに、第3図のものを
提案した。
このものは、湯沸用の熱交換器(以下、第1熱
交換器1aという)から浴槽Bに給湯(湯張り)
する形式のもので、湯張用の熱電対(以下、第1
熱電対3という)を設けてこの第1熱電対回路3
0内に湯張水位を検知する水位スイツチ2及び電
磁石31を直列に挿入して、この電磁石により湯
張用の給湯回路10に挿入した遮断弁13を開弁
状態に保持するようにしたものである。
このものでは、遮断弁13を、その操作部14
を押し込んで開弁状態に保持させると、湯張り状
態にセツトされ、湯張完了時点では、水位スイツ
チ2の出力接点21が熱電対回路30を開成して
湯張りが停止される。
この湯張り装置に第4図の如く、循環加熱装置
を付加した場合には、さらに、浴槽B内が循環加
熱されることとなり、追い焚きが可能となつて一
層便利に使用できる。
この循環加熱装置には、通常、熱電対式種火安
全装置と組み合せた空焚き防止装置が組み込ま
れ、安全器用の第2熱電対4が種火バーナ5の近
傍に配設され、この第2熱電対回路4に第2熱交
換器1bに取付けられた過熱防止用のサーモスタ
ツト41が挿入されている。
浴槽B内の水位が少ないとき、循環加熱用の熱
交換器(以下、第2熱交換器1bという)が過熱
されてサーモスタツト41が開成し、安全弁40
が閉弁する。
ところが、この場合には、浴槽B内の水位が極
端に少なくなつて第2熱交換器1bが異常に過熱
された場合にサーモスタツト41が動作するもの
であるから、浴槽B内が異常に高温度になること
がある。また、水位を検知する水位スイツチ2が
あるにもかかわらず、空焚き防止のために別個に
サーモスタツト41を設けなければならない不便
がある。
これは、水位スイツチ2を空焚き防止装置のセ
ンサーとして、そのまま利用した場合には、湯張
り時点で浴槽Bに給湯できないこととなるからで
あり、その理由は以下のとおりである。
すなわち、このような複合ガス器具では、同図
のように、第2熱交換器1bの主バーナ(以下、
第2主バーナ52という)及び第1熱交換器1a
の主バーナ(以下、第1主バーナ51という)に
対して共通の種火バーナ5が用いられる。従つ
て、第1,第2熱電対回路をまとめて、この回路
に湯張装置の水位スイツチ2を第1、第2電磁石
31,42に直列接続するだけでは、湯張り開始
時には種火バーナ5が燃焼状態にホールドされな
いこととなるからである。湯張開始時には、水位
スイツチ2が開成しているから、安全弁40の電
磁石はOFF状態にあつて、点火装置によつて種
火バーナ5に点火されても操作部の開弁操作力を
解除すると、閉弁状態に復帰してしまうからであ
る。
(技術的課題) 本考案は、このような、一つの種火バーナ5に
湯沸用の第1熱交換器1aの第1主バーナ51と
循環加熱用の第2熱交換器1bの第2主バーナ5
2とを近接させ、この種火バーナ5によつて加熱
される熱電対を利用した熱電対式種火安全器を具
備させるとともに、熱電対回路に挿入した水位ス
イツチ2により湯張り停止動作させるとともに循
環加熱時の空焚き防止動作をさせるものにおい
て、湯張開始時に種火バーナ5が燃焼状態にホー
ルドされるようにするため、湯張り時には、安全
弁40の電磁石を含む回路が強制的に閉じられる
ようにすることをその課題とする。
(技術的手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、湯張状態と循環加熱状態を選択
する操作つまみ6を設け、種火バーナ5によつて
加熱される熱電対の回路に、湯張り用の給湯回路
10に挿入した遮断弁13を開弁状態に保持する
第1電磁石31と、安全弁40の第2電磁石42
を並列接続し、この第1電磁石31への回路に水
位スイツチ2の常閉側の接点を挿入し、上記操作
つまみ6と連動させた操作スイツチ61と前記水
位スイツチ2の常開側の接点の並列回路を上記第
2電磁石42側の回路に挿入し、循環加熱状態で
は、操作スイツチ61が開成されるように操作つ
まみ6と操作スイツチ61との連動関係を設定し
たことである。(第1図参照) (作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
操作つまみ6が湯張状態にあるときには、操作
スイツチ61が閉成され、水位スイツチ2の接点
は第1電磁石31側に接続されている。従つて、
二つの第1,第2電磁石31,42は共にON状
態にあつて、点火装置によつて種火バーナ5に点
火されると、各電磁石はそれに対応する安全弁及
び遮断弁を開弁状態に保持する。
この状態で湯張りが進行し、湯張完了時には水
位スイツチの接点が切替つて、この水位スイツチ
によつても第2電磁石42の回路が閉成されるこ
ととなる。
操作つまみ6を循環加熱状態にセツトすると、
操作スイツチ61は開成するが、水位スイツチ2
によつて第2電磁石42がON状態となり、安全
器として機能する。この循環加熱状態で浴槽B内
の水位が設定水位以下の場合には、水位スイツチ
2が復帰動作することから、第2電磁石42が
OFFとなり安全弁40が閉弁する。種火バーナ
5の炎が消失した場合にも同様の動作をする。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
湯張り状態においても、安全弁40が開弁状態
にホールドされるから、湯張りが円滑に行なえ
る。
循環加熱のためだけに安全器を別個に設ける必
要ないから、その分構造が簡略化できる。
(実施例) 第1図に示す第1実施例は、一つの熱電対Tに
より、湯張り用の第1電磁石31及び安全弁40
用の第2電磁石42を共に動作させようとするも
のである。
このものでは、前記熱電対に接続した操作スイ
ツチ61及び水位スイツチ2の並列回路を介して
第1電磁石31及び第2電磁石32が並列に接続
され、この熱電対Tが種火バーナ5の炎によつて
加熱される構成である。
次に、第2図に示す第2実施例は、二つの第
1,第2熱電対3,4を直列に接続して、この第
1,第2熱電対間に操作スイツチ61と水位スイ
ツチ2の並列回路を挿入し、水位スイツチ2の常
閉接点側を第1電磁石31と直列接続したもので
ある。
このものでは、熱電対が二つであることから、
熱起電力が十分なものとなり、第1実施例の場合
にくらべてその動作の安定性が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の説明図、第2図
は第2実施例の回路説明図、第3図は従来例の説
明図、第4図はこれを用いた湯沸器付風呂釜の説
明図であり、図中、1a……第1熱交換器、1b
……第2熱交換器、13……遮断弁、2……水位
スイツチ、3……第1熱電対、31……第1電磁
石、40……安全弁、42……第2電磁石、5…
…種火バーナ、51……第1主バーナ、52……
第2主バーナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一つの種火バーナ5に湯沸用の第1熱交換器1
    aの第1主バーナ51と循環加熱用の第2熱交換
    器1bの第2主バーナ52とを近接させ、この種
    火バーナ5によつて加熱される熱電対を利用した
    熱電対式種火安全器を具備させるとともに、熱電
    対回路に挿入した水位スイツチ2により湯張り停
    止動作させるとともに循環加熱時の空焚き防止動
    作をさせるものにおいて、湯張状態と循環加熱状
    態を選択する操作つまみ6を設け、種火バーナ5
    によつて加熱される熱電対の回路に、湯張り用の
    給湯回路10に挿入した遮断弁13を開弁状態に
    保持する第1電磁石31と、安全弁40の第2電
    磁石42を並列接続し、この第1電磁石31への
    回路に水位スイツチ2の常閉側の接点を挿入し、
    上記操作つまみ6と連動させた操作スイツチ61
    と前記水位スイツチ2の常開側の接点の並列回路
    を上記第2電磁石42側の回路に挿入し、循環加
    熱状態では、操作スイツチ61が開成されるよう
    に操作つまみ6と操作スイツチ61との連動関係
    を設定した給湯器付風呂釜。
JP6146885U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH0212534Y2 (ja)

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JPS61175847U JPS61175847U (ja) 1986-11-01
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