JPH0317171Y2 - - Google Patents

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JPH0317171Y2
JPH0317171Y2 JP11346085U JP11346085U JPH0317171Y2 JP H0317171 Y2 JPH0317171 Y2 JP H0317171Y2 JP 11346085 U JP11346085 U JP 11346085U JP 11346085 U JP11346085 U JP 11346085U JP H0317171 Y2 JPH0317171 Y2 JP H0317171Y2
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electromagnet
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は給湯器を用いて浴槽に湯張りし、浴槽
内が一定水位に達した時点で給湯を自動的に停止
させる自動湯張り装置に関するものであり、特
に、熱電対回路に挿入した電磁石によつて、給湯
回路に挿入した湯張り停止用の弁体を開弁状態に
維持し、浴槽内が所定水位に達した時点で前記弁
体を閉弁させる形式の自動湯張り装置に関するも
のである。
又、この考案は、上記形式の湯張り装置におい
て、電磁石用の電源として、熱電対による熱起電
力以外に、給湯器に用いる点火装置用の電池電源
を併用することにより、経時変化による電磁石の
動作不良を防止しようとするものである。
(従来技術及びその問題点) 上記した形式の自動湯張り装置として、すで
に、実願昭60−46653号のものを提案した。
このものは、第5図、第6図の如く、給湯器に
用いられる種火バーナ11に近接させて、種火安
全器用の第1熱電対21とは別に湯張り用の第2
熱電対22を設け、この第2熱電対22の回路に
電磁石20の励磁コイル23を挿入するととも
に、水位検知装置30の出力スイツチ31を前記
励磁コイルと直列に接続したもので、電磁石20
と連動する遮断弁41を給湯器の給湯回路40中
に挿入し、さらに、水位検知装置30を浴槽3に
設けたものである。
このものでは、電磁石20と遮断弁41との関
係は第6図の如く設定されており、遮断弁41の
軸部に連設した鉄片44が電磁石20のヨークと
対向し、この遮断弁41はバネ43により常閉方
向に付勢されている。
従つて、給湯器用の主バーナ10の近傍に設け
た種火バーナ11を点火状態として、遮断弁41
に連設した鉄片44を押し込むと、鉄片44が電
磁石20に吸着されて遮断弁41が開弁状態に保
持され、水圧応動ガス弁42の作用により、主バ
ーナ10が燃焼状態となり、給湯回路40から浴
槽3に給湯される。すなわち、湯張り状態とな
る。
その後、浴槽3内の水位が所定水位になると、
水位検知装置30の出力スイツチ31が開成され
て第2熱電対22の回路が遮断され、電磁石20
の吸着力が消失して遮断弁41が閉弁する。すな
わち、湯張りが完了することとなる。
ところが、この従来のものでは、電磁石20の
ヨークと鉄片44の対接面の経時変化により、い
わゆる早切れが生じたり、あるいは、遮断弁41
が開弁状態に保持されない事態が生じる。電磁石
20を設置した部分の雰囲気空気によつて上記対
接面が酸化せしめられ、遮断弁41と電磁石20
のヨークとの密接度合が低下するからであり、第
2熱電対22の熱起電力による一定の電磁力が発
生していても電磁石20によつて鉄片44を吸着
する作用力が低下するからである。
(技術的課題) 本考案は、このような、〓種火バーナ11で加
熱される熱電対の起電力で励磁状態となる電磁石
20の電磁吸着力によつて、浴槽3に繋がる給湯
回路40に挿入した湯張り用の遮断弁41を開弁
状態に保持し、浴槽3内の水位が所定水位に達し
たことを検知する水位検知装置30の出力スイツ
チ31を上記電磁石20と直列に接続し、更に、
浴槽3内が所定水位に達した時点で上記水位検知
装置30の出力スイツチ31を開成させるように
したもの〓において、遮断弁41を開弁状態に保
持する電磁石20が性能低下を来しても上記遮断
弁41が確実に開弁状態に保持されるようにする
ことをその課題とする。
(技術的手段) 上記課題を解決する為の本考案の技術的手段
は、〓点火装置駆動用の電池50を設けると共に、
該電池50と熱電対を直列接続し、これら電池5
0の電圧と熱電対の電圧との加算電圧で電磁石2
0を励磁するようにした〓ことである。
(作用) 上記技術的手段は次のように作用する。
種火バーナ11の加熱によつて熱電対に生じる
電圧と電池50の電圧の両者の加算電圧で電磁石
20が励磁されるから、熱電対のみの電圧で電磁
石20を励磁する場合に比べて該電磁石20の電
磁力が強くなる。
(効果) 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
熱電対の起電力のみで励磁する場合に比べて電
磁石20の発生電磁力が強くなるから、電磁石2
0によつて遮断弁41を開弁状態に保持するため
の電磁吸着条件が経時的に悪くなつてその性能が
低下しても、遮断弁41が開弁状態に確実に維持
されることとなる。
(実施例) 次に、上記した本考案の実施例を第1図〜第3
図に基づいて説明する。
この実施例は、自然循環式の風呂釜を具備する
自動湯張り装置に本考案を実施したものである。
風呂用熱交換器32と浴槽3は、略水平に配設
された上方の吐水パイプ36と下方の流入パイプ
37で連結されており、これにより、浴槽3と風
呂用熱交換器32の間を循環する追焚き回路38
が形成されている。又、上記吐水パイプ36の側
壁には起立管39が突設されていると共に、この
起立管39には水位検知装置30が添設されてお
り、該水位検知装置30によつて浴槽3に設定水
位まで湯張りされたか否かが検知できるようにな
つている。
上記水位検知装置30が添設された起立管39
の上端部には、給湯用熱交換器4から引出した給
湯回路40が接続されており、該給湯回路40に
は、既述従来例のものと同様に湯張り用の遮断弁
41が設けられている。又、上記給湯用熱交換器
4を加熱する主バーナ10へのガス回路には前記
給湯回路40内の水流を検知して開弁する水圧応
動ガス弁42が挿入されていると共に、他方の風
呂用熱交換器32を加熱する主バーナ12へのガ
ス回路には追焚き用の風呂弁45が挿入されてお
り、これら水圧応動ガス弁42と風呂弁45の両
ガス回路にガス供給する為の元回路17には、後
述の種火バーナ11が点火状態にあるときにのみ
開弁状態に維持される電磁弁13が配設されてい
る。更に、上記各主バーナ10,12の間には、
これらに点火する為の種火バーナ11が配設され
ており、該種火バーナ11は上記電磁弁13の下
流側から引出したガス回路の先端に接続されてい
る。
給湯回路40に挿入された遮断弁41は、既述
従来のものと同様な構成になつており、第2図に
示すように、電磁石20の励磁コイル23は、種
火バーナ11で加熱される第2熱電対22と後述
する電池50の直列回路に直列接続されている。
尚、この実施例では、上記第2熱電対22が既述
技術的手段の項に記載の熱電対に対応している。
又、上記した各主バーナ10,12の上流の元回
路17に挿入した電磁弁13は、上記遮断弁41
とほぼ同様に構成されており、第3図に示すよう
に、該電磁弁13の操作軸19の側部に対向配設
された点火スイツチ51は、該操作軸19の側壁
から突出する突起18との当接によつてON・
OFFされるようになつている。
上記湯張り用の給湯回路40に挿入した遮断弁
41の電磁石20の励磁コイル23は、第1図の
如く、その一端が手動の追焚き用スイツチ33の
一方の第2常閉接点35を介してアースされてい
る。又、上記励磁コイル23の他端は水位検知装
置30の出力スイツチ31を介して第2熱電対2
2→点火スイツチ51→電池50→アースと繋が
つている。即ち、技術的手段の項に記載の熱電対
に対応する第2熱電対22と電池50の加算電圧
で電磁石20が励磁されるようになつているので
ある。そして、上記電池50は、種火バーナ11
に点火する為の点火装置5を駆動させる機能を有
し、該電池50の供給電圧によつて限時復帰式の
タイマ53が動作するようになつていると共に、
該タイマ53の出力接点54によつて高電圧発生
装置(以下、スパーカー52と言う)がON・
OFFされるようになつている。そして、該スパ
ーカー52の放電電極59,59は種火バーナ1
1の炎孔部58,58に臨んでいる。
又、ガスの元回路17に挿入された電磁弁13
用の励磁コイル14を励磁する第1熱電対21に
は、電池50からの供給電圧を降下させる為の抵
抗16が挿入されており、種火バーナ11が突風
等で異常消火しているにも関わらず上記電池50
の電圧でガス用の電磁弁13が閉弁しないことと
なる不都合を防止している。
上記実施例のものでは、電磁弁13の操作軸1
9を押し込むと、種火バーナ11へのガス回路が
開放されると同時に点火スイツチ51が閉成さ
れ、点火装置5に組込んだタイマ53の出力接点
54が一定時間だけ閉成状態に保持され、該一定
時間だけスパーカー52が高電圧を発生させる。
すると、該スパーカー52の放電電極59,59
から種火バーナ11の炎孔部58,58に火花放
電が生じて該種火バーナ11が点火状態になる。
すると、ガスの元回路17に挿入した電磁弁13
の励磁コイル14が、上記種火バーナ11で加熱
される第1熱電対21の熱起電力で励磁され、こ
れにより、上記電磁弁13が開弁状態に維持され
て種火バーナ11の燃焼が持続する。
次いで、給湯回路40に挿入した遮断弁41の
操作軸49を押し込んでこれを開弁させると、給
湯回路40に水流が生じる。すると、水圧応動ガ
ス弁42の作用によつて給湯用の主バーナ10へ
のガス回路が開いて該主バーナ10が燃焼状態に
なり、これによつて浴槽3に温水供給される湯張
り動作が始まる。そして、上記遮断弁41の操作
軸49を押し込んだときには、該操作軸49の先
端の鉄片44が、第2図のように電磁石20に当
接すると共に、該電磁石20は、直列接続された
第2熱電対22と点火装置5を駆動させる為の電
池50の両者から供給される電気で強い電磁力を
発生することとなり、これにより、該電磁石20
が鉄片44を強力に吸着する。従つて、長期使用
によつて電磁石20が性能低下を来しても、第2
熱電対22のみで電磁石20を励磁する既述従来
のもののように鉄片44が吸着されない不都合が
防止できる。
爾後、湯張り動作が進行して浴槽3内の水位が
所定水位に達すると、水位検知装置30の出力ス
イツチ31の接点が切替わつて湯張り用の遮断弁
41に組込んだ電磁石20の電気回路が遮断さ
れ、鉄片44と電磁石20との吸着が外れて遮断
弁41が自動的に閉弁し、湯張り動作が完了す
る。
その後、風呂の使用に伴つて、浴槽3の湯温が
低下すると、風呂用熱交換器32によつて浴槽3
内を加熱することとなるが、この実施例では、主
バーナ12への回路に挿入した風呂弁45を開弁
させ追焚きする。この風呂弁は追焚き用スイツチ
33と連動するようになつており、この追焚き操
作によつて追焚き用スイツチ33の各接点は形成
され、種火安全器15の励磁コイル14への回路
は主力スイツチ31の接点を介してのみ接続され
る。従つて、浴槽3内の水位が十分な場合には、
そのまま追焚きが進行する。そころが、逆に不十
分な場合には、出力スイツチ31の接点が第1図
の実線の状態にあることとなつて、種火安全器1
5への回路は開成され、ガス回路は遮断され、追
焚きできないこととなる。すなわち、この出力ス
イツチ31が空焚き防止装置として機能するので
ある。
又、この実施例では、点火操作によつて、点火
スイツチ51が閉成され、しかも、種火バーナ1
1に点火して第1熱電対21に所定の熱起電力が
発生した場合にのみ、電磁弁13が開弁状態に保
持されるから、種火バーナ11に点火しない状態
で、湯張り操作されても、電磁石20はオンとは
ならず、誤操作が防止できる。
尚、この実施例では、遮断弁41は電磁石20
によつて直接開弁状態に保持される構成とした
が、第4図の如く、遮断弁41をロツク装置6に
よつて開弁状態に保持し、電磁石20に対向する
吸着部材61の動作によつてこのロツク装置によ
るロツクを解除するようにしても良い。
この場合には、吸着部材61が電磁石20から
離反する際の撃力によつて遮断弁41が閉弁され
るため、遮断弁41の動作が確実になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電気回路図、第2図
はそのガス回路及び水回路の説明図、第3図は種
火安全器の説明図、第4図は他の実施例の説明
図、第5図,第6図は従来例の説明図であり、図
中、 20……電磁石、22……第2熱電対、3……
浴槽、30……水位検知装置、31……出力スイ
ツチ、40……給湯回路、41……遮断弁、50
……電池。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 種火バーナ11で加熱される熱電対の起電力
    で励磁状態となる電磁石20の電磁吸着力によ
    つて、浴槽3に繋がる給湯回路40に挿入した
    湯張り用の遮断弁41を開弁状態に保持し、浴
    槽3内の水位が所定水位に達したことを検知す
    る水位検知装置30の出力スイツチ31を上記
    電磁石20と直列に接続し、更に、浴槽3内が
    所定水位に達した時点で上記水位検知装置30
    の出力スイツチ31を開成させるようにしたも
    のにおいて、点火装置駆動用の電池50を設け
    ると共に、該電池50と熱電対を直列接続し、
    これら電池50の電圧と熱電対の電圧との加算
    電圧で電磁石20を励磁するようにした自動湯
    張り装置。 種火バーナ11を点火する為の点火装置5
    を、点火スイツチ51を閉成させると一定時間
    動作状態となる形式とし、前記点火スイツチ5
    1と電磁石20とを直列に接続した実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の自動湯張り装置。
JP11346085U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0317171Y2 (ja)

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