JPH0112670Y2 - - Google Patents

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JPH0112670Y2
JPH0112670Y2 JP8760783U JP8760783U JPH0112670Y2 JP H0112670 Y2 JPH0112670 Y2 JP H0112670Y2 JP 8760783 U JP8760783 U JP 8760783U JP 8760783 U JP8760783 U JP 8760783U JP H0112670 Y2 JPH0112670 Y2 JP H0112670Y2
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timer
circuit
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ignition
transistor
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【考案の詳細な説明】 本考案はタイマー式ガス炊飯器、特に、設定時
刻又は設定時間経過時に於いて、ガスバーナへの
点火動作、すなわち、炊飯動作が自動的に進行す
る形式のガス炊飯器に関するものである。
この種炊飯器と類似のものとして、電気式のタ
イマー炊飯器がすでに公知であるが、この電気式
のものでは、タイマーによる炊飯、すなわち、設
定時刻又は設定時間経過時に於いて電熱装置の回
路がONとなる形式の炊飯(以下タイマー炊飯と
いう)を行う場合には、まず、タイマーを操作し
て時間設定を行う。ところが、都合によりこのタ
イマー炊飯のセツト状態を解除する(以下、キヤ
ンセル操作という)必要があり、通常はタイマー
の操作つまみを0点に復帰させる操作によつてい
る。
電気炊飯器の場合には、これにより電熱装置の
回路がONとなるだけであり、危険はないが、こ
のタイマー炊飯始動装置をそのままガス炊飯器に
利用した場合には、点火動作が進行してしまうこ
ととなり、生ガス放出状態となつたり、あるいは
主バーナに点火して危険である。
これは、キヤンセル操作時にそのままタイマー
炊飯が開始されるからである。
本考案は、タイマー炊飯のセツト操作後これを
キヤンセルしたときの危険を防止するため、タイ
マーをいつたん操作した後これをキヤンセルした
ときには警報手段が動作するようにすることをそ
の課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
をその構成を示す等図に従つて説明すると、タイ
マー1からの出力及び点火確認装置2からの否定
出力をAND回路3に入力させると共に前記点火
確認装置からの出力を主バーナへのガス回路に挿
入した主弁4に入力させ、前記AND回路3から
の出力を点火装置5及び警報装置6に入力させた
ことである。
本考案の上記技術的手段相互は次のように作用
する。
まず、初期状態では、タイマー1からの出力及
び点火確認装置2からの出力はなく、AND回路
3の出力も生じなくて点火装置2及び警報装置6
は共に動作しない。次いで、タイムアツプすると
タイマー1からの出力が生じ、AND回路3から
の出力が生じて点火装置5及び警報装置が共に作
動する。
これにより種火バーナに点火して点火確認装置
5に所定の出力が生じると、これにより主弁4が
開弁して主バーナに点火する。この時、点火確認
装置の否定出力がAND回路3に入力されている
ことから点火装置5及び警報装置6の動作が停止
する。以後、この状態で炊飯が進行し、炊飯完了
時に別途設けた自動消火装置により主バーナが消
火されることとなる。
次に、タイマー炊飯操作後、これをキヤンセル
すると、タイマー1が0点に復帰して該タイマー
からの出力を生じ、これにより点火装置5が動作
するが同時に警報装置6が作動しこれによりキヤ
ンセル操作を行つた旨警報されることとなる。こ
の警報に基づいて電源を切れば各部がすべて初期
状態に復元し、警報も停止し同時に点火装置5の
作動も停止して安全が確保される。
本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
正常使用時には、種火バーナに点火し点火確認
装置2により点火確認されると警報装置6が停止
するからこの警報停止により点火が確認できる利
点がある。
また、上記正常使用時には警報装置6の動作時
間が短かく耳障りになることもない。
逆に長時間にわたつて警報装置6が動作してい
るときには、点火不良時か又は元コツクの開け忘
れ等の異常時であり、これによつて、この種異常
状態が判断できることとなる。
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて
説明する。
この実施例のタイマー式ガス炊飯器は第2図の
如き構成になつており、主バーナ8へのガス回路
には、元弁7と主弁4とが上流側からこの順序で
挿入されており、これら元弁7と主弁4との間に
於けるガス回路からは分岐回路90が引出され、
該分岐回路90の先端部に種火バーナ9が配設し
てある。そして、該種火バーナ9の近傍には、該
種火バーナ9に点火する為のスパークプラグ33
と、更に、種火バーナ9が点火状態にあるか否か
を検知する為の点火確認装置2としての熱電対2
1が配設されている。又、主バーナ8によつて加
熱される炊飯釜51の外底面には、炊飯釜51の
内部温度を監視するサーミスター52が添設して
ある。
次に電気回路について説明する。
交流電源13からは、負荷ドライブ用電源14
と制御回路用電源15が引き出されており、前者
の負荷ドライブ用電源14側の回路には、既述し
たスパークプラグ33に高電圧を掛ける為の高電
圧発生装置32、主弁4用の励磁コイル41及
び、元弁7用の励磁コイル71が配設されてい
る。
他方、制御回路用電源15から電気供給を受け
る制御回路には、限時動作型のタイマー1、上記
した熱電対21の否定出力を作る否定回路24、
該否定回路24及び上記タイマー1の信号が印加
されるAND回路3、警報装置6としてのブザー
61等が挿入されている。
上記タイマー1には、図示しないタイマー設定
器が設けられており、該タイマー設定器の設定時
間を「0」にセツトして後述のスタートスイツチ
17を投入した場合には、該投入時から直ちに炊
飯が実行されるようになつている。
上記したスタートスイツチ17の出力は、タイ
マー1の本体部10と直列に挿入したサイリスタ
18のゲートに印加されており、更に、該サイリ
スタ18のアノード側回路には炊飯完了時に
OFF状態になる第1トランジスタ44が挿入さ
れている。そして、該第1トランジスタ44のベ
ースには、上記したサーミスター52が検出する
炊飯釜内温度と設定温度を比較する為の比較器4
5の出力が印加されている。
限時動作型タイマー1における常開出力接点1
2の低電位側から取出されるタイマー信号は、熱
電対21の出力を反転させる否定回路24の出力
と共にAND回路3に印加されており、該AND回
路3の出力は、ブザー61とスパーカー用リレー
34を駆動させる為の第2トランジスタ46に印
加されている。そして、この実施例のものでは、
上記スパーカー用リレー34と既述したスパーク
プラグ33及び該スパークプラグ33に高電圧を
印加する前述の高電圧発生装置32が、既述した
点火装置5を構成している。
又、上記したタイマー1の出力は、元弁7用の
励磁コイル71を駆動させる為の第2リレー70
をON・OFFする第4トランジスタ48に印加さ
れている。
最後に、点火確認装置2を構成する熱電対21
の出力は第3トランジスタ47に印加されてお
り、該第3トランジスタ47のコレクタ回路に
は、主弁4用の励磁コイル41を駆動させる為の
第1リレー40が挿入されている。
更に、上記したタイマー1の出力は、元弁7用
の励磁コイル71を駆動させる為の第2リレー7
0をON・OFFする第4トランジスタ48に印加
されている。
次に、上記したタイマー式炊飯器の使用の実際
を説明する。
先ず、スタートスイツチ17の投入前に、図示
しないタイマー設定器を操作してタイマセツトを
行なう。
スタートスイツチ17を操作しないこの状態に
おいては、炊飯釜51内温度は低く比較器45か
らは「H」信号が出た状態になつており、該信号
で動作する第1トランジスタ44はON状態にな
つている。又、種火バーナ9は未だ点火されてい
ないことから、熱電対21には起電力が発生して
おらず、その否定信号を出力する否定回路24か
らは「H」信号が出された状態になつている。
この状態でスタートスイツチ17を投入する
と、その投入信号はサイリスタ18のゲートに印
加されて該サイリスタ18がON状態に維持さ
れ、タイマー1の本体部10部分に電気供給され
て該タイマー1が動作し始める。即ち、タイマー
1に設定した時間が経過するまでの時間待ちを行
なうのである。
この時間待ち状態において、タイマー1の設定
時間を「0」に設定し直すキヤンセル操作をする
と、タイマー1は該キヤンセル操作と同時にタイ
ムアツプしたのと同じ状態にとなり、該タイマー
1の常開出力接点12が閉じる。そして、その信
号によつて元弁7に対応する第4トランジスタ4
8がON状態になつて第2リレー70が付勢され
ると共に、該第2リレー70の常開出力接点72
が閉じて励磁コイル71に通電され、これによ
り、元弁7が開弁した状態になつて種火バーナ9
にガス供給されることとなる。
他方、キヤンセル操作時にタイマー1から出始
めた「H」信号は、否定回路24から出る熱電対
21の否定信号(今の状態ではH信号)と共に
AND回路3に印加されており、該AND回路3の
両入力端子には共に「H」信号が印加された状態
になる。これにより、該AND回路3は「H」信
号を出力する。
すると、上記AND回路3の「H」信号が印加
される第2トランジスタ46がON状態になつ
て、該第2トランジスタ46のコレクタ回路に設
けられたブザー61が動作し始める。即ち、警報
装置6としてのブザー61は、タイマー1がキヤ
ンセル操作されたことを知らせる警報音を出し始
め、該警報音によつて、器具を完全停止させるか
否かの選択を器具操作者に促すのである。そし
て、器具を完全停止させるならば、器具電源を抜
き取るなどの処置を採れば良く、これにより、炊
飯動作が始まる前に器具を完全停止状態にするこ
とができる。
他方、タイマー1のキヤンセル操作をした後
に、そのまま炊飯動作を続行させる場合には、ブ
ザー61による警報動作があつても、器具をその
ままの状態に放置すれば良い。
すると、上記AND回路3の「H」信号でON
状態になる第2トランジスタ46の出力によつ
て、スパーカー用リレー34が動作し始め、スパ
ーカー用リレー34の出力接点38が閉じて高電
圧発生装置32に電気供給され、スパークプラグ
33から種火バーナ9に向けて点火用の火花が連
謝され始める。そして、この火花の発生によつ
て、元弁7の開弁で既にガス供給状態にある種火
バーナ9が着火せしめられることとなる。
種火バーナ9が燃えると、これによつて加熱さ
れる熱電対21から起電力が発生し、該発生起電
力が印加される第3トランジスタ47がON状態
になる。すると、該第3トランジスタ47のコレ
クタ回路に挿入された主弁開閉用の第1リレー4
0が付勢されてその出力接点42が閉じ、これに
より、励磁コイル41が励磁されて主弁4が開
く。即ち、主バーナ8にガス供給されると共に、
該主バーナ8には既に点火状態にある種火バーナ
9から火移りして該主バーナ8が燃焼し始めるの
である。
他方、上記種火バーナ9の点火と同時に、該点
火状態を監視する熱電対21の出力が遅延回路6
3にも印加され、上記主バーナ8が燃焼し始めた
後にこの遅延回路63から信号が出ることとな
る。そして、この遅延信号は、否定回路24で反
転せしめられて該否定回路24からは「L」信号
が出ることとなる。すると、これによつて第2ト
ランジスタ46がOFF状態になり、スパーカー
用リレー34やブザー61は停止せしめられる。
即ち、タイマー1のキヤンセル操作時から鳴り続
けていたブザー61が止まると共に、スパーカー
用リレー34が消勢状態になつてスパークプラグ
33からの火花連射も停止するのである。爾後、
主バーナ8の燃焼が継続し、炊飯動作が進行して
炊飯釜51の内部温度が炊飯完了温度(約145℃
程度)に達すると、これを検知するサーミスター
52と設定値を比較する比較器45から「L」信
号が出て第1トランジスタ44がOFF状態にな
る。これによつてサイリスタ18及びタイマー1
が初期状態に復帰し、復帰状態になつたタイマー
1の「L」信号は、第4トランジスタ48に印加
され、該第4トランジスタ48がOFF状態にな
る。即ち、第4トランジスタ48のコレクタ回路
に挿入された第2リレー70が消勢せしめられ、
これに対応する元弁用の励磁コイル71がOFF
状態に復帰し、これにより、元弁7が閉じて種火
バーナ9及び主バーナ8が消火し、炊飯完了状態
となるのである。又、種火バーナ9が消えると、
熱電対21に発生していた起電力が消失すること
から、第2トランジスタ47がOFF状態になつ
て、第2リレー40が消勢状態になり、更に、主
弁用の励磁コイル41が消磁状態となつて主弁4
も閉弁状態に復帰する。
尚、上記実施例では、タイマー1の設定時間を
途中で「0」に戻すキヤンセル操作の場合につい
て説明したが、該キヤンセル操作しない場合に
は、タイマー1がタイムアツプした後に、上記キ
ヤンセル操作後の動作と同一の器具動作が進行す
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成の概略図、第2図は本考
案実施例の説明図であり、図中、 1……タイマー、2……点火確認装置、3……
AND回路、4……主弁、5……点火装置、6…
…警報装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. タイマー1の出力により自動点火動作が始動す
    る形式のタイマー式のガス炊飯器に於いて、タイ
    マー1からの出力及び点火確認装置2からの否定
    出力をAND回路3に入力させると共に前記点火
    確認装置からの出力を主バーナへのガス回路に挿
    入した主弁4に入力させ、前記AND回路3から
    の出力を点火装置5及び警報装置6に入力させた
    タイマー式ガス炊飯器。
JP8760783U 1983-06-07 1983-06-07 タイマ−式ガス炊飯器 Granted JPS59190120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8760783U JPS59190120U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマ−式ガス炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8760783U JPS59190120U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマ−式ガス炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190120U JPS59190120U (ja) 1984-12-17
JPH0112670Y2 true JPH0112670Y2 (ja) 1989-04-13

Family

ID=30217521

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8760783U Granted JPS59190120U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 タイマ−式ガス炊飯器

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