JPH0795974B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

Info

Publication number
JPH0795974B2
JPH0795974B2 JP1133969A JP13396989A JPH0795974B2 JP H0795974 B2 JPH0795974 B2 JP H0795974B2 JP 1133969 A JP1133969 A JP 1133969A JP 13396989 A JP13396989 A JP 13396989A JP H0795974 B2 JPH0795974 B2 JP H0795974B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
rice
cooked rice
cooked
heating means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1133969A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0317A (ja
Inventor
説三 紺ノ
浩典 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1133969A priority Critical patent/JPH0795974B2/ja
Publication of JPH0317A publication Critical patent/JPH0317A/ja
Publication of JPH0795974B2 publication Critical patent/JPH0795974B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭等で使用される御飯を炊く炊飯器に関す
る。
従来の技術 従来、この種の炊飯器は例えば第4図のブロック図に示
すような構成をとったものが知られている。この例で
は、米や水等の炊飯物を入れる鍋24と、この鍋24を加熱
する加熱手段25と、鍋24の底の温度を検知する鍋底温度
検知手段26と、鍋24の開口部をおおう蓋27と、この蓋27
の温度の検知する蓋温度検知手段28と、加熱手段25への
通電率を制御し、鍋底温度検知手段26と蓋温度検知手段
28の出力信号を入力として、炊飯工程を行なう制御手段
29から構成されている。前炊き工程においては、制御手
段29は鍋24の底温度が45℃を越えるまで加熱手段25の通
電率を最大とし、45℃を越えると、鍋24の底温度が55℃
となるように8/16の通電率で加熱手段25に約15分通電す
る。次に炊き上げ工程に進み、加熱手段25の通電率を最
大とし鍋24の底温度が80℃となるまで加熱する。次に鍋
24の低温度が80℃を越えてから蓋27の温度が、80℃を越
えるまでの時間を計時し、この計時した時間の長さによ
り炊飯量を判定していた。あたこの時、加熱手段25は通
電率が最大で通電されていた。蓋27の温度が80℃を越え
た後は、判定された炊飯量に応じて、加熱手段25の通電
率を変化させ沸騰を維持する。すなわち、炊飯量が多け
れば通電率を大きくしていた。次に鍋24の底温度が136
℃を越えると、むらし工程に進み次に保温工程に進むよ
うになっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成では、炊き上げ工程において
炊飯量が多い時、鍋24の炊飯物が沸騰する直前において
も、すなわち蓋27の温度が、80℃を越える直前において
も、加熱手段25の通電率が最大であるので、蓋27にある
蒸気口から、沸騰した湯がふきこぼれてしまい、炊飯器
の周囲を、汚してしまうという問題があった。
本発明の目的は上記のような問題点を解消し、炊飯時に
炊飯量判定を行なって、炊飯量が多い時は、炊飯量を判
定してから一定時間後の炊飯物が沸騰する直前に、加熱
手段の通電率を小さくすることにより、ふきこぼれが生
じないで、炊飯量が少ない時は加熱手段の通電率を最大
にして沸騰するまでの時間を今まで通りにできる炊飯器
を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的達成するために本発明は、米や水等の炊飯物を
入れる鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、前記鍋の中
の炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、前記炊飯量判定
手段が炊飯量を判定した信号を受けて、炊飯量が多い時
は、炊飯を開始して炊飯量を判定した時から一定時間後
に、前記加熱手段の通電率を小さくして炊飯物を沸騰さ
せ、炊飯量が少ない時は、前記加熱手段の通電率を最大
にして炊飯物を沸騰させ、炊飯物が沸騰した後は判定し
た炊飯量に応じて加熱手段への通電を制御する制御手段
とを備えた炊飯器とした。
作用 上記のように本発明では、炊飯量判定手段により炊飯量
を判定し、炊飯量が多い時は、一定時間後に炊飯物が沸
騰する直前に、加熱手段の通電率を小さくして炊飯物を
沸騰させるように作用し、炊飯量が少ない時は加熱手段
の通電率を最大にして炊飯物を沸騰させ、炊飯物が沸騰
した後は判定した炊飯量に応じた加熱状態が得られるよ
う制御される。
実施例 以下、本発明の一実施例として示した図面を説明する。
第1図において、1は米や水等の炊飯物を入れる鍋、2
は加熱手段で、前記鍋1を加熱する。3は炊飯量判定手
段で、鍋1の中の炊飯量を判定する。4は制御手段で、
炊飯量判定手段3が炊飯量を判定した信号を受けて、炊
飯量が多い時は鍋1の中の炊飯物が沸騰する以前の炊飯
開始の一定時間後に加熱手段2の通電率を小さくする。
上記のような構成にすることにより、沸騰する以前に通
電率が小さくなるので、蒸気口から沸騰した湯がふきこ
ぼれて炊飯器の周囲を汚してしまうこともなく、御飯を
炊くことができる。
第2図は回路図を示すもので、1は米や水等の炊飯物5
を入れる鍋である。2は加熱手段で、鍋1を加熱する。
ヒータを用いた。なお、ヒータに限らず誘電加熱を用い
た誘電加熱コイル等でもよい。6はサーミスタで、鍋1
の鍋底の温度を検知する。7はサーミスタで、蓋8の温
度を検知する。9はマイクロコンピュータである。
この回路においては、サーミスタ6と、抵抗10で分圧し
た電圧を、A/D変換器11に入力し、抵抗12と抵抗13で分
圧した電圧を、A/D変換器11の基準電圧として入力して
いる。よってサーミスタ6で検知された鍋1の底の温度
に対応した信号を、A/D変換器11は出力し、マイクロコ
ンピュータ9に入力している。またサーミスタ7と、抵
抗14で分圧した電圧をA/D変換器15に入力し、抵抗16と
抵抗17で分圧した電圧をA/D変換器15の基準電圧として
入力している。よってサーミスタ7で検知された蓋8の
温度に対応した信号をA/D変換器15は出力し、マイクロ
コンピュータ9に入力している。さらに、抵抗18とトラ
ンジスタ19のベースが、マイクロコンピュータ9の出力
に接続されている。トランジスタ19のコレクタには、直
流電源20との間にリレーコイル21が接続されており、こ
のリレーコイル21を励磁するかしないかで、リレー接点
22のオン、オフを決定し、加熱手段2への通電を決定す
る。すなわち、マイクロコンピュータ9の出力A点をハ
イインピーダンスとすると、トランジスタ19がオンし
て、リレーコイル21を励磁し、リレー接点22をオンさ
せ、加熱手段2に通電される。逆に、出力A点をローレ
ベルとすると、トランジスタ19をオフして、リレーコイ
ル21の励磁をやめると、リレー接点22はオフとなり、加
熱手段2への通電は停止される。なお、23は商用交流電
源である。
第3図は本発明の実施状態を示すフローチャートで、以
下これを用いて動作を説明する。
ステップaで前炊きを行なう。すなわち、マイクロコン
ピュータ9は、鍋1の底温度が45℃を越えるまで、出力
A点をハイインピーダンスとし、リレー接点22をオンに
して、加熱手段2への通電率を最大とする。45℃を越え
ると鍋1の底温度が55℃となるように16秒中8秒間、出
力A点をハイインピーダンスとし、次の8秒間ローレベ
ルとするよう8/16の通電率で加熱手段2に通電したり、
出力A点をローレベルとし加熱手段2への通電を停止す
る。これを15分間行ない前炊きを完了する。
次にステップbに進み、タイマの計時を開始する。
次にステップcに進み、マイクロコンピュータ9の出力
A点をハイインピーダンスとし、加熱手段2に通電率、
最大で通電する。
次にステップdに進み、鍋1の底温度がθが80℃より高
くなったかを判断する。マイクロコンピュータ9は、A/
D変換器11の出力を入力し、80℃より高くない場合は、
ステップcに戻る。80℃より高い場合は、次のステップ
eに進む。ステップeでは、ステップbで計時を開始し
たタイマの計時を停止する。ここでタイマで計時さ
れた時間は、鍋1の温度θが、55℃の状態から80℃の状
態になるまでの時間を示しており、この時間は鍋1の中
の炊飯物5の量が多ければ多いほど、長くなり、少なけ
れば短くなる。よって、このタイマで計時された時間
の長短により炊飯物5の量を判定することができる。次
にステップfに進み、マイクロコンピュータ9はステッ
プeで計時した時間の長さにより炊飯量が多いかどうか
を判定する。例えば、鍋1の温度θが55℃から80℃の状
態になるまでの時間が5分以上の時、炊飯量が多いと判
定し、5分未満の時は少量と判定したり、計時した時間
により炊飯量を数段階に判定することもできる。炊飯量
が多い時は、ステップgに進む。ステップgでは、マイ
クロコンピュータ9は、タイマの計時を開始する。
次にステップhに進み、マイクロコンピュータ9は、出
力A点をハイインピーダンスとし、リレー接点22をオン
させて、加熱手段2を通電率最大で通電する。次にステ
ップiに進み、炊飯物5が沸騰して、蒸気口からふきこ
ぼれる時間は、炊飯物5の量が多い時は、炊飯量判定を
してからだいたい一定時間になっているので、この時間
より少し短い時間例えば、この時間を8分とすると、こ
の8分を経過しているかどうかを判定する。8分経過し
ていない場合は、ステップhに戻り、フルパワー加熱を
行なう。8分経過したら、次のステップjに進む。ステ
ップjでは、16秒中8秒の間、マイクロコンピュータ9
は出力A点をハイインピーダンスとし、加熱手段2に8
秒間通電し、次の8秒間は出力A点をローレベルとし加
熱手段2に8秒間通電を停止する。ここで加熱手段2の
通電率は8/16であるが、この通電率は炊飯物5が蒸気口
からふきこぼれないように小さくすれば、どのような通
電率でもよい。次にステップkに進み、サーミスタ7
で、蓋8の温度を検知し、A/D変換器15の出力を、マイ
クロコンピュータ9に入力し、蓋8の温度φが、80℃以
上かどうかを判定する。80℃を越えない場合は、ステッ
プjに戻る。80℃以上となった時は、ステップlに進
む。ステップlでは鍋1の中の炊飯物5の沸騰を維持さ
せるために、ステップfで判定した炊飯量に応じて、加
熱手段2の通電率を変化させて鍋1を加熱する。すなわ
ち、炊飯量が多いほど、加熱手段2の通電率を大きくし
て、沸騰を維持させる。次にステップmに進む。A/D変
換器11の出力を、マイクロコンピュータ9は、入力し、
鍋1の底温度θが136℃を越えているかを判定する。136
℃以下の時は、ステップlに戻り炊飯量に応じた通電率
で加熱を続ける。136℃を越えたら、次のステップnに
進み、むらし工程を行ないステップoに進み終了する。
ステップfにおいて、炊飯量が少ないと判定された場合
は、ステップpに進み、ステップcと同様に、鍋1を加
熱手段2の通電率を最大にして加熱する。次にステップ
qに進み、ステップkと同様の動作を行ない、蓋8の温
度φが80℃以下の場合、ステップpに戻り、80℃を越え
た場合、ステップlに進む。ステップpでフルパワー加
熱するのは、ステップfで炊飯量が、フルパワー加熱し
ても、ふきこぼれない量であると判定されているからで
ある。従って、ステップfで炊飯量を数段階に分けて判
定した時は、その段階に応じて、加熱手段2への通電率
を、ふきこぼれがないように小さくすることを行なう。
すなわち、炊飯物が沸騰して、ふきこぼれする直前の炊
飯量に応じた、ある一定時間はフルパワー加熱し、一定
時間後ふきこぼれないように炊飯量に応じてヒータ2へ
の通電を小さくするように制御している。
発明の効果 上記のように本発明では、炊飯量判定手段が炊飯量を判
定した信号を受けて、炊飯量が多い時は判定した時から
一定時間後に加熱手段の通電率を小さくする制御手段を
設けているので、沸騰する直前に加熱手段の通電率を小
さくして沸騰を制御できるので、炊飯時に蒸気口から沸
騰した湯がふきこぼれて炊飯器の周囲を汚してしまうよ
うなことがなくなった。さらに、炊飯量が少ない時は加
熱手段の通電率を最大にして炊飯物を沸騰させる時間を
今まで通りにできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
回路図、第3図は実施の動作を示すフローチャート図、
第4図は従来例を示すブロック図である。 1…鍋、2…加熱手段 3…炊飯量判定手段、4…制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】米や水等の炊飯物を入れる鍋と、 この鍋を加熱する加熱手段と、 前記鍋の中の炊飯量を判定する炊飯量判定手段と、 前記炊飯量判定手段が炊飯量を判定した信号を受けて、 炊飯量が多い時は、炊飯を開始して炊飯量を判定した時
    から一定時間後に、前記加熱手段の通電率を小さくして
    炊飯物を沸騰させ、 炊飯量が少ない時は、前記加熱手段の通電率を最大にし
    て炊飯物を沸騰させ、 炊飯物が沸騰した後は判定した炊飯量に応じた加熱手段
    への通電を制御する制御手段を備えたことを特徴とする
    炊飯器。
JP1133969A 1989-05-26 1989-05-26 炊飯器 Expired - Lifetime JPH0795974B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1133969A JPH0795974B2 (ja) 1989-05-26 1989-05-26 炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1133969A JPH0795974B2 (ja) 1989-05-26 1989-05-26 炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0317A JPH0317A (ja) 1991-01-07
JPH0795974B2 true JPH0795974B2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=15117314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1133969A Expired - Lifetime JPH0795974B2 (ja) 1989-05-26 1989-05-26 炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0795974B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5081842A (en) * 1989-10-23 1992-01-21 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Internal combustion engine with a dual turbocharger system
JP6485465B2 (ja) 2017-01-18 2019-03-20 アンデン株式会社 接点装置及び電磁継電器
CN110448164B (zh) * 2019-07-23 2021-06-04 九阳股份有限公司 加压烹饪器具的排气控制方法以及加压烹饪器具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61232815A (ja) * 1985-04-09 1986-10-17 株式会社日立ホームテック 炊飯量の判別機能を有する炊飯器
JPS6352525U (ja) * 1986-09-24 1988-04-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0317A (ja) 1991-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0755192B2 (ja) 被煮炊物の量検出方法
JPH0795974B2 (ja) 炊飯器
JPH064850Y2 (ja) 炊飯器
JP3034165B2 (ja) 炊飯器における炊飯容量判別方法
JPH0824120A (ja) 調理器
JPH072131B2 (ja) 炊飯器
JP3265888B2 (ja) 炊飯器
JPH0698082B2 (ja) 炊飯器
JP2924315B2 (ja) 炊飯器
JPH0789989B2 (ja) 電気炊飯器
JP2553674B2 (ja) 炊飯器
JPH067614U (ja) 炊飯器
JP3642119B2 (ja) 炊飯器
JPH0632018Y2 (ja) 炊飯器
JPH0586207B2 (ja)
JPH0461817A (ja) 炊飯器
JPH08168436A (ja) 粥調理器
JPH0443151Y2 (ja)
JPH072136B2 (ja) 電気炊飯器
JPH03202024A (ja) 炊飯器
JPH0351269B2 (ja)
JP2002051907A (ja) おでん調理器
JPH0579642A (ja) 調理機器
JPH02277420A (ja) 炊飯器
JPS6273586A (ja) 電気コンロの沸騰制御装置