JPH072131B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JPH072131B2
JPH072131B2 JP1123216A JP12321689A JPH072131B2 JP H072131 B2 JPH072131 B2 JP H072131B2 JP 1123216 A JP1123216 A JP 1123216A JP 12321689 A JP12321689 A JP 12321689A JP H072131 B2 JPH072131 B2 JP H072131B2
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JP
Japan
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rice
boiling
pan
temperature
heating
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JP1123216A
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JPH02302218A (ja
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説三 紺ノ
重男 浜岡
道正 杉原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭等で使用される御飯を炊く炊飯器に関す
るものである。
従来の技術 従来、この種の炊飯器は、第4図のブロック図に示すよ
うな構成になっていた。
すなわち、米や水等の炊飯物を入れる鍋51と、この鍋51
を加熱する加熱手段52と、鍋51の底の温度を検知する鍋
底温度検知手段53と、鍋51の開口部をおおう蓋54と、蓋
54の温度を検知する蓋温度検知手段55と、加熱手段52へ
の通電率を制御し、鍋底温度検知手段53と蓋温度検知手
段55の出力信号を入力として、炊飯行程を行なう制御手
段56から構成されており、前炊き工程においては、制御
手段56は鍋51の底温度が45℃を越えるまで加熱手段52の
通電率を最大とし、45℃を越えると鍋51の底温度が55℃
となるように8/16の通電率で加熱手段52に約15分通電す
る。次に炊き上げ工程に進み、加熱手段52の通電率を最
大とし鍋51の底温度が80℃となるまで加熱する。次に鍋
51の底温度が80℃を越えてから蓋54の温度が、80℃を越
えるまでの時間を計時し、この計時した時間の長さによ
り炊飯量を判定していた。またこの時、加熱手段52は、
通電率が最大で通電されていた蓋54の温度が80℃を越え
た後は、判定された炊飯量に応じて、加熱手段52の通電
率を変化させ沸騰を維持する。すなわち炊飯量が多けれ
ば通電率を大きくしていた。次に鍋51の低温度が136℃
を越えると、むらし工程に進み次に保温工程に進むよう
になっていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成では、炊き上げ工程において炊
飯量が多い時、鍋51の炊飯物が沸とうする直前において
も、すなわち蓋54の温度が、80℃を越える直前において
も、加熱手段52の通電率が最大であるので、蓋54にある
蒸気口から、沸騰した湯がふきこぼれてしまい、炊飯器
の周囲を汚してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、鍋の中の炊飯物が沸騰したかを検知
して、所定時間を越えても沸騰検知しない時は、炊飯量
が多いとして、加熱手段52の通電率を小さくすることに
より、ふきこぼれのない炊飯器を得ることを目的として
いる。
課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために本発明の炊飯器は米
や水等の炊飯物を入れる鍋と、この鍋を加熱する加熱手
段と、鍋の中の水が沸騰したかを検知する沸騰検知手段
と、この沸騰検知手段の信号を入力とし、所定時間を越
えても、沸騰検知しない時、加熱手段の加熱量を小さく
する制御手段とで構成したものである。
作用 本発明の炊飯器は、上記構成により、鍋の中の水が沸騰
したかを検知して、ある所定時間を越えても沸騰検知し
ない時は、炊飯量が多い時であり、加熱手段の加熱量を
小さくするように作用するので、蒸気口から沸騰した湯
が、ふきこぼれて炊飯器の周囲を汚してしまうことな
く、御飯を炊くことができるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第1図は本発明の一実施例のブロック図である。図
において1は米や水等の炊飯物を入れる鍋である。2は
この鍋1を加熱する加熱手段である。3は鍋1の中の炊
飯物が沸騰したかを検知する沸騰検知手段である。4は
制御手段であり、沸騰検知手段3の信号を入力とし、炊
き上げ工程に入ってから、所定時間、例えば15分間、沸
騰検知しない時は、炊飯量が多いとして、加熱手段2の
通電率を小さくする。このような構成によって、炊飯量
が少ない時は、過熱を最大にして炊き上げることがで
き、炊飯量が多い時は、所定時間の間は加熱を最大と
し、沸騰する直前に加熱を小さくできるので、蒸気口か
ら沸騰した湯が、ふきこぼれて炊飯器の周囲を汚してし
まうことなく、御飯を炊くことができる。第2図は本発
明の一実施例の回路図である。図において、1は米や水
等の炊飯物5を入れる鍋、2aはこの鍋1の加熱手段であ
るヒータ、7は鍋1の鍋底の温度を検知するサーミス
タ、3aは蓋6の温度を検知するサーミスタ、4はマイク
ロコンピュータである。また、サーミスタ7と抵抗20で
分圧した電圧をA/D変換器8に入力している。抵抗9と
抵抗10で分圧した電圧をA/D変換器8の基準電圧として
入力している。よってサーミスタ7で検知された鍋1の
底の温度に対応した信号をA/D変換器8は出力し、マイ
クロコンピュータ4はその信号を入力している。またサ
ーミスタ3aと抵抗11で分圧した電圧をA/D変換器12に入
力している。抵抗13と抵抗14で分圧した電圧をA/D変換
器12の基準電圧として入力している。よってサーミスタ
3aで検知された蓋6の温度に対応した信号をA/D変換器1
2は出力し、マイクロコンピュータ4が入力している。
さらに、抵抗15とトランジスタ16のベースがマイクロコ
ンピュータ4の出力に接続されている。トランジスタ16
のコレクタには、直流電源18との間に、リレーコイル17
aが接続されており、リレーコイル17aを励磁するかしな
いかで、リレー接点17bのオン,オフを決定し、ヒータ2
aへの通電を決定する。すなわち、マイクロコンピュー
タ4の出力A点をハイインピーダンスとすると、トラン
ジスタ16がオンして、リレーコイル17aを励磁し、リレ
ー接点17bをオンさせ、ヒータ2に通電される。逆に、
出力A点をローレベルとすると、トランジスタ16をオフ
して、リレーコイル17aの励磁をやめると、リレー接点1
7bはオフし、ヒータ2への通電は停止される。19は商用
交流電源である。
以上のような構成において、第3図の本発明の一実施例
のフローチャートを用いて動作を説明する。
ステップ30で前炊きを行なう。すなわち、マイクロコン
ピュータ4は、鍋1の底温度が45℃を越えるまで、出力
A点をハイインピーダンスとし、リレー接点17bをオン
にして、ヒータ2への通電率を最大とし、45℃を越える
と鍋1の底温度が55℃となるように16秒中8秒間、出力
A点をハイインピーダンスとし、次の8秒間ローレベル
とし8/16の通電率でヒータ2に通電したり、出力A点を
ローレベルとしヒータ2への通電を停止する。これを15
分間行ない前炊きを完了する。次にステップ31に進み、
タイマ1の計時を開始する。次にステップ32に進み、マ
イクロコンピュータ4の出力A点をハイインピーダンス
とし、ヒータ2に通電率最大で通電する。次にステップ
33に進み、炊き上げ工程から計時を開始したタイマ1が
15分を経過したかを、マイクロコンピュータ4は判断す
る。15分を経過していない時は、ステップ34に進み、蓋
6の温度φをサーミスタ3で検知し、この検知信号によ
りマイクロコンピュータ4は蓋の温度φが80℃より高い
か低いかを判定する。ここで、蓋の温度φが80℃より高
い時は、鍋1の中の炊飯物が沸騰しており、80℃より低
い時は、鍋1の中の炊飯物は沸騰していない。ステップ
34で、蓋6の温度φが80℃より低く、鍋1の中の炊飯物
が沸騰していない時は、ステップ32へ戻り、ヒータ2へ
の通電率を最大としている。次にステップ33でタイマ1
が15分を経過した時は、ステップ35に進む。ステップ35
では、16秒中8秒の間、マイクロコンピュータ4は出力
A点をハイインピーダンスとし、ヒータ2に8秒間通電
し、次の8秒間は出力A点をローレベルとしヒータ2に
8秒間通電を停止する。ここでヒータ2の通電率は8/16
であるが、この通電率は、炊飯物5が蒸気口からふきこ
ぼれないように、小さければどのような通電率でもよ
い。
ステップ34で蓋6の温度φが、80℃を越えたら、ステッ
プ36に進む。ステップ36では、マイクロコンピュータ4
は、ヒータ2への通電率を制御し沸騰状態を維持する。
次にステップ37に進む。
A/D変換器8の出力を、マイクロコンピュータ4は入力
し、鍋1の底温度θが136℃を越えているかを判定す
る。136℃以下の時は、ステップ36に戻り沸騰状態を維
持する。136℃を越えたら、次のステップ38に進み、む
らし工程を行ない、ステップ39に進み炊飯を終了する。
ステップ33において、タイマ1が15分経過しているかを
判定しているが、炊飯量が少ない時は、15分よりも充分
短かい時間で沸騰するので、ステップ32,33,34を行い、
ステップ35に進むことなくステップ36へ進む。炊飯量が
多い時は、沸騰するまでの時間は長くなり、この時ま
で、ヒータ2への通電率を最大にしておくと、鍋1の中
の炊飯物5が蒸気口からふきこぼれて、炊飯器の周囲を
汚してしまう。よって、このタイマ1で計時する15分と
は、炊飯量が多い時で、沸騰して炊飯物5が蒸気口から
ふきこぼれる時間より短かい時間ということである。こ
の時間が経過したら、ヒータ2への通電率を小さくでき
るのでふきこぼれを防止できる。
発明の効果 以上のように本発明の炊飯器は、米や水等の炊飯物を入
れる鍋と、この鍋を加熱する加熱手段と、鍋の中の炊飯
物が沸騰したかを検知する沸騰検知手段と、この沸騰検
知手段の信号を入力とし、所定時間を越えても沸騰検知
しない時、加熱手段への通電率を小さくする制御手段と
で構成されているので、炊飯量が多い時は、炊飯物が沸
騰する直前に加熱手段への通電率を小さくできるので、
蒸気口から沸騰した湯がふきこぼれて炊飯器の周囲を汚
してしまうことなく、御飯を炊くことができる効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す炊飯器のブロック図、
第2図は同回路図、第3図は同動作を示すフローチャー
ト、第4図は従来例のブロック図である。 1……鍋、2……加熱手段、3……沸騰検知手段、4…
…制御手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】米や水等の炊飯物を入れる鍋と、この鍋を
    加熱する加熱手段と、前記鍋の中の水が沸騰したかを検
    知する沸騰検知手段と、この沸騰検知手段の信号を入力
    とし、所定時間を越えても、沸騰検知しない時、前記加
    熱手段の加熱量を小さくする制御手段とを備えた炊飯
    器。
JP1123216A 1989-05-17 1989-05-17 炊飯器 Expired - Lifetime JPH072131B2 (ja)

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JP1123216A JPH072131B2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17 炊飯器

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JP1123216A JPH072131B2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17 炊飯器

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Publication Number Publication Date
JPH02302218A JPH02302218A (ja) 1990-12-14
JPH072131B2 true JPH072131B2 (ja) 1995-01-18

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ID=14855075

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JP1123216A Expired - Lifetime JPH072131B2 (ja) 1989-05-17 1989-05-17 炊飯器

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63167749A (ja) * 1986-12-27 1988-07-11 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 炊飯方法
JPH01105496A (ja) * 1987-10-16 1989-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63167749A (ja) * 1986-12-27 1988-07-11 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 炊飯方法
JPH01105496A (ja) * 1987-10-16 1989-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器

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JPH02302218A (ja) 1990-12-14

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