JPH09441A - 自動炊飯装置 - Google Patents

自動炊飯装置

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JPH09441A
JPH09441A JP15286395A JP15286395A JPH09441A JP H09441 A JPH09441 A JP H09441A JP 15286395 A JP15286395 A JP 15286395A JP 15286395 A JP15286395 A JP 15286395A JP H09441 A JPH09441 A JP H09441A
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JP
Japan
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rice
temperature
heating
water
cooking
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Pending
Application number
JP15286395A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamazaki
勝弘 山崎
Masaya Kobayashi
雅哉 小林
Toshikazu Fujiwara
俊和 藤原
Hiroyuki Koide
宏之 小出
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 米を貯える貯米機構と、米を計量して排出す
る計量機構と、米を洗う洗米機構と、洗米した米と規定
量の水を排出し、これを炊飯する炊飯機構とから構成さ
れ、炊飯機構は本体に収納される内釜を加熱する加熱コ
イルと、内釜の温度を検出する温度センサーと、炊飯工
程を制御する制御部10を備え、この制御部10内に内
釜に予め定められた量の水を入れて、加熱コイルにより
予熱温度T1に加熱し保持する水予熱手段5と所定量の
米を排出して一定温度に浸漬した後、炊飯加熱され動作
温度T2以上になった時に、出力調整した沸騰維持工程
に入り、そして規定時間後に動作温度T3以上になった
時に、電力をOFFして蒸らし工程に切り換える炊飯終
了手段9を設けた自動炊飯装置。 【効果】 米が十分に吸水してから炊飯するので、炊き
むらの少ない美味しいご飯を炊き上げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
よって炊飯工程を制御し美味しいご飯を炊き上げる自動
炊飯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は本体に収納され
る内釜と、この内釜を加熱する加熱コイルと、内釜の温
度を検出する温度センサーと、炊飯工程を制御する制御
部とを備え、図5にその炊飯状態を示すように、内釜に
規定の米と水を入れて温度T4に保つように予熱加熱し
てから、加熱炊飯し、さらに炊飯終了温度T3を内釜の
外側底面に密着させた温度センサーで検出して、次の蒸
らし工程に移行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の炊飯器では内釜
に所定量の米と水を加え40℃前後の温度T4で予備炊
飯して、水の温度を上げて米の吸水率を十分高めてから
加熱炊飯を行っていた。そして炊飯終了温度T3を検出
した後に、直ちに加熱コイルへの通電を停止し、蒸らし
工程に移行し炊飯を完了していたが、例えば業務用電磁
誘導加熱炊飯器のように、大型の内釜の外側底面に発熱
層を設け、これを高出力の加熱コイルと組み合わせて内
釜底面を直ちに加熱して炊飯すると、内釜の内部底面に
接している米は通電と同時に温度が上昇し、その後遅れ
て内釜内部の米が加熱されるために、内釜内部の米は予
熱炊飯しても均一に加熱するのは困難である。そのため
米は底面と上部面では吸水率が異なり、米を加熱炊飯す
ると底面は柔らかくなり、上面は硬く炊き上がり、均一
に炊飯出来ない欠点があった。
【0004】又沸騰維持を十分にしない内に内釜の底面
が炊飯終了温度T3に達し、この温度を温度センサーが
検知して、加熱コイルの通電を停止するために内釜の温
度は直ちに降下し蒸らし工程に入るため、十分な沸騰維
持が出来ず、沸騰保持及び炊飯むらが大きいために美味
しいご飯が炊けない欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであり、米を貯える貯米機
構、貯米部の米を計量する計量機構、計量した米を洗米
して規定量の水とともに排出する洗米機構、洗米機構か
ら排出した規定量の水を入れて米を炊飯する炊飯機構よ
りなり、この炊飯機構は炊飯器の本体に収納される内釜
と、この内釜を加熱する加熱コイルと、この加熱コイル
により加熱される内釜の温度を検出する温度センサーと
炊飯工程を制御する制御部を備えた自動炊飯装置におい
て、洗米機構より米量に対応した規定量の水を内釜に排
出し、この水を加熱コイルにより予め定められた温度T
1に加熱し保持する水予熱手段と、つぎに洗米機構より
定量の米を加えて浸漬した後に加熱コイルにより炊飯加
熱をする炊飯加熱手段と、温度センサーの出力が動作温
度T2以上になった時に沸騰維持温度を維持する沸騰維
持手段と、沸騰維持手段の動作終了後再加熱する再加熱
手段と、そして炊飯終了温度T3以上になった時に加熱
コイルへの出力をOFFし蒸らし工程に切り換える炊飯
終了手段を制御部内に設けたものである。
【0006】
【作用】上記のような炊飯加熱工程にしたことにより、
まず水予熱手段を動作させ内釜で水のみを加熱し予熱温
度T1(30〜60℃)に加熱した水に、米を加えて最
適な30〜60℃に60分前後浸漬すると従来のように
米を入れて予熱炊飯をしないので極端な釜底温度の上昇
もなく、米は水温中に放置される為に均一に十分吸水
し、炊飯加熱手段により加熱コイルに通電し炊飯を行っ
ても均一に炊飯でき、また沸騰維持手段は炊飯沸騰維持
温度T2(105〜125℃)に達するや沸騰維持温度
に切り換えて電力を制御させて沸騰維持を予め定められ
た一定時間t(10〜20分)保持して、この保持後再
加熱手段で加熱し、炊飯終了手段は温度センサーの動作
温度T3(125〜135℃)の検出によって炊飯を終
了し、蒸らし工程に移行して、蒸らし維持温度98〜1
00℃を保ちさらにご飯を均一に蒸らし加熱する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明する。
【0008】本実施例の自動炊飯装置の構成は図1に示
す如くであり、図2にその炊飯機構の要部断面図を、図
3に同じく制御部の動作を説明するための図を、図4に
本発明の炊飯時の温度センサーと米飯の温度を示す。
【0009】図1、図2において、本実施例の自動炊飯
装置は米を貯える貯米機構11と、その貯米機構11よ
り米を計量し排出する計量機構12と、計量機構12か
ら排出した米を洗う洗米機構13と、この洗米機構13
から定量の米と水を排出し、それを炊飯する炊飯機構1
4よりなる。
【0010】炊飯機構14はステンレス板よりなる器体
本体1よりなり、2は加熱コイルであり、3は側面及び
底面に発熱層を設けたアルミ製の内釜であり、内釜3は
本体1に取り出し自在に収納されている。4は温度セン
サーであり加熱コイル2の中央部に開口部を設け、その
開口部より、温度センサー4を突出させて、スプリング
により内釜3の底部に密着させるものである。10は加
熱コイル2、温度センサー4等と接続されており、炊飯
機構14の炊飯工程を制御する制御部である。
【0011】図3において、5は水予熱手段、6は炊飯
加熱手段、7は沸騰維持手段、8は再加熱手段、9は炊
飯終了手段でいずれも制御部10内に設け、マイクロコ
ンピューターのプログラムにより構成されるものであ
る。
【0012】水予熱手段5は加熱コイル2への通電を制
御し温度をT1に保持する温度制御手段を有し、炊飯加
熱手段6は強火工程からなり加熱コイル2への通電を制
御し温度をT2に制限する制限手段を有し、沸騰維持手
段7に移行し、沸騰維持手段7の動作は時間t及び温度
T2に制限し沸騰維持温度を維持するものである。再加
熱手段8は沸騰維持手段7の動作終了後に再加熱するも
のであり、炊飯終了手段9は再加熱手段8の動作温度T
3が終了したとき実行される。
【0013】次に上記構成からなる本実施例の動作につ
いて説明する。
【0014】内釜に洗米機構13より水を規定量(例え
ば、米3kgに対し1.45倍の水4.35kg)排出
して内釜3に入れて、炊飯スイッチ(図示せず)を操作
するとスタートとなり、水予熱手段5は加熱コイル2の
電力を制御して予熱温度T1に(約30〜60℃)加熱
し、加熱コイル2の電力を切る。直ちに洗米した米また
は洗米した米と水を内釜3に規定量入れる。浸漬温度を
30〜60℃に保ち、約60分の浸漬後に炊飯加熱手段
6が動作し、例えば5kWのフル電力の強火工程で加熱
コイル2へ通電される。
【0015】これによって図4に示すごとく温度センサ
ー4と米の温度は上昇する。やがて15分程度で内釜3
の温度が100℃以上の温度T2(=120℃)に到達
すると制限手段が解除され、沸騰維持手段7を動作させ
て出力を2kW程度に落とし沸騰を維持させ、t時間
(8〜15分)一定温度T2を保つ。その後、再加熱手
段8を動作させ一気に炊き上げる。炊飯終了手段9は設
定温度T3(=125℃)を超えた時点で出力をoff
し、蒸らし工程へ移行する。蒸らし工程は20分程度行
う。
【0016】尚、この沸騰維持時間tは高地炊飯等その
用途により10分程度長く変える事が出来る。即ち沸騰
維持時間等の炊飯条件を変える事により各種炊飯を行う
事が出来る。
【0017】
【発明の効果】以上説明した本発明によると、水予熱手
段で温度T1(30〜60℃)を保持し、加熱コイルの
電力を切った後に、米又は米と水を入れて浸漬温度を一
定に保ち浸漬温度を30〜60℃に維持して炊飯加熱手
段を動作させるために米は均一に吸水し、その後炊飯加
熱T2温度到達後の沸騰維持時間t後再加熱手段の温度
T3に達したときに炊飯を終了し、蒸らし工程に移り炊
飯は終了する。これによって今までの大容量炊飯する電
磁誘導加熱においては、加熱コイルにより内釜底の発熱
層は直ちに温度上昇するため、予熱炊飯及び沸騰維持が
困難であったが本発明の予熱方法及び沸騰維持手段を設
けることにより十分に米に吸水させ、沸騰を維持でき、
温度むらの少ない美味しい炊飯を得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による自動炊飯装置の構成図
である。
【図2】同炊飯機構の要部断面図である。
【図3】同制御部の動作を説明するための図である。
【図4】同炊飯状態を説明するための図である。
【図5】従来の炊飯状態を説明するための図である。
【符号の説明】
1 本体 2 加熱コイル 3 内釜 4 温度センサー 5 水予熱手段 6 炊飯加熱手段 7 沸騰維持手段 8 再加熱手段 9 炊飯終了手段 10 制御部 11 貯米機構 12 計量機構 13 洗米機構 14 炊飯機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 宏之 千葉県柏市新十余二3番地1 株式会社日 立ホームテック内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米を貯える貯米機構(11)、貯米部の
    米を計量する計量機構(12)、計量した米を洗米して
    規定量の水とともに排出する洗米機構(13)、洗米機
    構から排出した規定量の水を入れて米を炊飯する炊飯機
    構(14)よりなり、この炊飯機構(14)は炊飯器の
    本体(1)に収納される内釜(3)とこの内釜(3)を
    加熱する加熱コイル(2)と、この加熱コイル(2)に
    より加熱される内釜(3)の温度を検出する温度センサ
    ー(4)と炊飯工程を制御する制御部(10)を備えた
    自動炊飯装置において、前記洗米機構(13)より米量
    に対応した規定量の水を内釜(3)に排出し加熱コイル
    (2)により予め定められた温度T1に加熱し保持する
    水予熱手段(5)と、つぎに洗米機構(13)より定量
    の米を加えて浸漬した後に加熱コイル(2)により炊飯
    加熱をする炊飯加熱手段(6)と、前記温度センサー
    (4)の出力が動作温度T2以上になった時に沸騰維持
    温度を維持する沸騰維持手段(7)と、沸騰維持手段
    (7)の動作終了後再加熱する再加熱手段(8)と、そ
    して炊飯終了温度T3以上になった時に加熱コイル
    (2)への出力をOFFし蒸らし工程に切り換える炊飯
    終了手段(9)を前記制御部(10)内に設けたことを
    特徴とする自動炊飯装置。
JP15286395A 1995-06-20 1995-06-20 自動炊飯装置 Pending JPH09441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15286395A JPH09441A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 自動炊飯装置

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JP15286395A JPH09441A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 自動炊飯装置

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JPH09441A true JPH09441A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15549774

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JP15286395A Pending JPH09441A (ja) 1995-06-20 1995-06-20 自動炊飯装置

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JP (1) JPH09441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101884496A (zh) * 2010-07-27 2010-11-17 刘凯 多层方便米饭组合蒸箱
JP2013146591A (ja) * 2013-04-26 2013-08-01 Mitsubishi Electric Corp 炊飯器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101884496A (zh) * 2010-07-27 2010-11-17 刘凯 多层方便米饭组合蒸箱
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