JPH0662950A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH0662950A
JPH0662950A JP21899192A JP21899192A JPH0662950A JP H0662950 A JPH0662950 A JP H0662950A JP 21899192 A JP21899192 A JP 21899192A JP 21899192 A JP21899192 A JP 21899192A JP H0662950 A JPH0662950 A JP H0662950A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
temperature
boiling
heater
pan
Prior art date
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Pending
Application number
JP21899192A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Arai
俊夫 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鍋側面下部の温度で制御する炊飯器に関し、
早切れ・コゲつきなく炊飯できることを目的とする。 【構成】 米と水を収納する内鍋と、内鍋を加熱するヒ
ータと、内鍋の側面下部の温度を検知する鍋横センサ5
を備え、鍋横センサが炊飯終了温度8に達すると、沸騰
維持工程の通電率7aより小さな通電率8aに火力を弱
め、あらかじめ設定しておいた時間t後に、次工程のむ
らし工程10に移行する。また、鍋横センサが第一の炊
飯終了温度11に達すると、沸騰維持工程の通電率12
aより小さな通電率13aに火力を弱め、第二の炊飯終
了温度14に達すれば、次工程のむらし工程15に移行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に家庭で使用される
炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炊飯性能の向上には、鍋内のごはんの水
分量が均一であることが重要で、従来の炊飯器では鍋底
中央に温度検知手段を配置していたため、どうしても鍋
内の中央部分での熱のまわりがわるく、鍋内中央部が硬
くなる炊きむらの原因になっている。
【0003】本課題を解決するために、温度検知手段を
鍋側面下部を検知する方法がとられているが、従来のよ
うに、ひとつの炊飯終了温度で炊飯が終了したことを判
断する方法では、十分に炊飯できていないのに炊飯が終
了する早切れや、過剰に加熱するコゲつきなどの不具合
点があった。
【0004】本発明は、早切れやコゲつきなどの問題が
なく、炊きむらを改善する側面温度検知手段を用いた炊
飯器を提供するものである。
【0005】従来、この種の炊飯器は図3に示すような
構成をしていた。以下、その構成について図面を参照し
ながら説明する。
【0006】図に示すように、米と水を入れる内鍋21
は、ヒータ22の上に載置され加熱される。保護枠23
は、内鍋21を収納し、上方には開閉自在に蓋体24が
設けられている。内鍋21の中央下部には、鍋内の温度
を検知する鍋底センサ25が当接するように固定されて
いる。
【0007】上記構成において、炊飯を行なうと内鍋1
の内容物のなかで、鍋底センサ25の上部26の部分が
他の部分27より熱の伝達が悪く、硬いごはんになる。
【0008】図4は温度検知手段を鍋底側面下部に配置
した従来例で、鍋横センサ28が内鍋29の側面で当接
されている。
【0009】図5の炊飯チャートで説明すると、鍋底セ
ンサでは、炊飯途中の沸騰維持工程における温度30と
終了まぎわで鍋内の水分が少なくなってきたときの温度
31が約30℃あり炊飯終了温度を31に設定すれば従
来の炊飯性能が得られるが当初の課題である炊きむらの
改善ができない。
【0010】鍋横センサは、その構成上鍋底センサに比
べて鍋に接する面積を広くとれないため温度検知が悪
い。そのため炊飯途中の沸騰維持工程の温度32はヒー
タの熱の影響をうけて鍋底センサに比べて高い。そのた
め炊飯終了間際では、鍋内の水がなくなりかけると急激
に鍋横センサの温度が上昇し、センサのバラツキを考え
ると早切れをおこす恐れがある。また炊飯終了温度を高
い温度33に設定すると、こんどはコゲの問題が生じて
くる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の炊飯
器で問題であった、センサ上にできる炊きむらを改善す
るために鍋横センサの構成をとり、かつ早切れ・ごはん
のコゲつきという課題を解決するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような従来の課題を
解決するために本発明は、米と水とを入れる内鍋と、前
記内鍋を加熱するヒータと、前記内鍋の側面下部温度を
検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の出力を入
力として前記ヒータを制御する加熱制御手段と、前記温
度検知手段が炊飯終了温度を検知してから、ヒータの通
電率を小さくし、一定の時間経過後炊飯が終了するよう
構成し、また、前記温度検知手段が第一の炊飯終了温度
を検知してから、ヒータの通電率を小さくし、一定の時
間経過するかまたは、第二の炊飯終了温度を検知するこ
とにより炊飯が終了するように構成したものである。
【0013】
【作用】本発明は上記構成により、炊飯終了を炊飯終了
温度を検知し、ヒータの通電率を小さくして、一定の時
間経過後、炊飯を終了するいわゆるむらし炊きにより炊
飯を行なう。
【0014】また、さらにコゲ対策として第二の炊飯終
了温度を設定することにより、炊飯性能をより向上させ
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1を参照
しながら説明する。図1において、米と水をいれる内鍋
1はヒータ2の上に載置され加熱される。保護枠3は内
鍋1を収納し、上方には開閉自在に蓋体4が設けられて
いる。鍋横センサ5は、内鍋1の側面温度を感知し制御
基板6に信号を出力する。制御基板6は、マイクロプロ
セッサーを搭載し、各種の入力に対する加熱制御及び炊
飯量判定等を行なう。
【0016】上記構成において、動作を図2の炊飯フロ
ーチャートにより説明する。図2(a)は第一の実施
例、図2(b)は第二の実施例のセンサ温度と通電率を
表している。
【0017】鍋横センサ5は、鍋の外周球面上の一点の
温度を測定するため鍋底センサに比べて検知が悪く、ヒ
ータ2の温度の影響を受けやすい。そのため、沸騰維持
工程7の温度7bが鍋底センサにくらべて高い。また、
炊飯終了温度も非常に高く設定しなければならないた
め、センサのバラツキに大きく影響されるので現実的で
はない。そこで本発明の実施例では、鍋横センサの温度
が炊飯終了温度8に達すれば、沸騰維持工程7の通電率
7aより小さな炊きあげ時の通電率8aに火力を弱め、
あらかじめ設定しておいた時間、t9後に次工程のむら
し工程10に移行する。
【0018】また、第二の実施例では鍋横センサの温度
が第一の炊飯終了温度11に達すれば、沸騰維持工程1
2の通電率12aより小さな通電率13aに火力を弱
め、第二の炊飯終了温度14に達すれば、次工程のむら
し工程15に移行する。
【0019】このような本発明の実施例の炊飯器によれ
ば、炊飯終了温度を沸騰維持工程から鍋内の水がなくな
りかけた状態でのセンサの立ち上がりをとらえ、火力を
弱めることによりごはんのコゲをおさえ、また弱い火力
で時間をかけて十分炊きあげることにより、しんのない
ごはんを炊きあげることができるのである。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、鍋内中央の炊きむらを改善するために採用し
た鍋横センサを用いた炊飯器でも、炊飯終了時の制御を
炊飯終了温度を検知すると通電率を落として火力を弱
め、一定の時間後に炊飯を終了させ、また、コゲ対策と
して第一の炊飯終了温度を検知すると通電率を落として
火力を弱め第二の炊飯終了温度を検知すると炊飯を終了
させることによりむらしながら炊きあげてしまい、従来
と変わらないおいしい炊飯を行なうことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す炊飯器の断面図
【図2】本発明の実施例の炊飯器におけるセンサ温度と
通電率を示す図
【図3】従来の炊飯器の断面図
【図4】従来の炊飯器の断面図
【図5】従来例の炊飯器におけるセンサ温度と通電率を
示す図
【符号の説明】
1 内鍋 2 ヒータ 5 温度センサー 6 制御基板 8a 炊き上がりの通電率 10 むらし工程 11 第一の炊飯終了温度 14 第二の炊飯終了温度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】米と水とを入れる内鍋と、前記内鍋を加熱
    するヒータと、前記内鍋の側面下部温度を検知する温度
    検知手段と、前記温度検知手段の出力を入力として前記
    ヒータを制御する加熱制御手段と、前記温度検知手段が
    炊飯終了温度を検知してから、ヒータの通電率を小さく
    し、一定の時間経過後炊飯が終了することを特徴とする
    炊飯器。
  2. 【請求項2】温度検知手段が第一の炊飯終了温度を検知
    してから、ヒータの通電率を小さくし、一定の時間経過
    するかまたは、第二の炊飯終了温度を検知することによ
    り炊飯が終了する請求項1記載の炊飯器。
JP21899192A 1992-08-18 1992-08-18 炊飯器 Pending JPH0662950A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21899192A JPH0662950A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 炊飯器

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JP21899192A JPH0662950A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 炊飯器

Publications (1)

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JPH0662950A true JPH0662950A (ja) 1994-03-08

Family

ID=16728561

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JP21899192A Pending JPH0662950A (ja) 1992-08-18 1992-08-18 炊飯器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100401958C (zh) * 2006-01-05 2008-07-16 九阳股份有限公司 陶瓷电饭锅
CN100464265C (zh) * 2005-08-29 2009-02-25 林志鹏 电加热锅具干烧保护的方法
CN112545296A (zh) * 2019-09-25 2021-03-26 浙江苏泊尔家电制造有限公司 烹饪方法、烹饪器具及计算机存储介质

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CN112545296B (zh) * 2019-09-25 2023-08-01 浙江苏泊尔家电制造有限公司 烹饪方法、烹饪器具及计算机存储介质

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