JPS593137Y2 - 気化器付強制空冷v形エンジン - Google Patents
気化器付強制空冷v形エンジンInfo
- Publication number
- JPS593137Y2 JPS593137Y2 JP1976006889U JP688976U JPS593137Y2 JP S593137 Y2 JPS593137 Y2 JP S593137Y2 JP 1976006889 U JP1976006889 U JP 1976006889U JP 688976 U JP688976 U JP 688976U JP S593137 Y2 JPS593137 Y2 JP S593137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- carburetor
- shaped
- guide case
- crankcase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は気化器付強制空冷■形エンジンに関し、エンジ
ン全体を小形にまとめられるうえ、気化器が過熱されな
いようにするものである。
ン全体を小形にまとめられるうえ、気化器が過熱されな
いようにするものである。
この種の従来エンジンでは、クランクケース上にV形に
突出された左右の両シリンダ間のV形空間に下向吸入形
の気化器を配置したものがあるが、これでは気化器の上
部がその■形空間上に突出し、エンジン全体が大形にな
るうえ、気化器がシリンダの冷却風及びふく射熱で過熱
され、パーコレーションが発生したり、気化器内での給
気の熱膨張で、シリンダ内への給気充填効率が低下した
りするなどの欠点がある。
突出された左右の両シリンダ間のV形空間に下向吸入形
の気化器を配置したものがあるが、これでは気化器の上
部がその■形空間上に突出し、エンジン全体が大形にな
るうえ、気化器がシリンダの冷却風及びふく射熱で過熱
され、パーコレーションが発生したり、気化器内での給
気の熱膨張で、シリンダ内への給気充填効率が低下した
りするなどの欠点がある。
本考案は上記欠点を解消するための構成として、クラン
クケースの前側に配置した冷却ファンの風をクランクケ
ース上にV形に突設の左右の各シリンダに案内するほぼ
V形の導風ケースをクランクケース及び両シリンダに亘
る前側に設け、各シリンダに吸気管を介して連結する横
吸入形気化器を導風ケース上の■形空間内に配置すると
ともにイグニッションコイルを配置し、気化器をその吸
入路がクランク軸心と平行になるように位置させ、空気
浄化器と気化器の給気入口部とを倒J字状吸気管10で
連結するようにしたことを特徴とするものである。
クケースの前側に配置した冷却ファンの風をクランクケ
ース上にV形に突設の左右の各シリンダに案内するほぼ
V形の導風ケースをクランクケース及び両シリンダに亘
る前側に設け、各シリンダに吸気管を介して連結する横
吸入形気化器を導風ケース上の■形空間内に配置すると
ともにイグニッションコイルを配置し、気化器をその吸
入路がクランク軸心と平行になるように位置させ、空気
浄化器と気化器の給気入口部とを倒J字状吸気管10で
連結するようにしたことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を、図に基き説明する。
第1図は一部切欠き正面図、第2図は横断平面図、第3
図は一部切欠き側面図を示す。
図は一部切欠き側面図を示す。
符号1は正面はぼ■字形の導風ケースであり、これはク
ランクケース2の前側でクランク軸3の突出前端部に固
着のフライホイルファン4の風を、クランクケース2上
にN形に突設の左右の各シリンダ5に案内するもので゛
あり、クランクケース2及び両シリンダ5に亘る前側に
配置固定されている。
ランクケース2の前側でクランク軸3の突出前端部に固
着のフライホイルファン4の風を、クランクケース2上
にN形に突設の左右の各シリンダ5に案内するもので゛
あり、クランクケース2及び両シリンダ5に亘る前側に
配置固定されている。
符号6は横吸入形の気化器であり、これは導風ケース1
上の■形空間7内に給気入口部6bを前向きにして配置
される。
上の■形空間7内に給気入口部6bを前向きにして配置
される。
その後端出口部6aに連結導出された分流形給気管8の
各分流出口端部は、各シリンダ5の対向側壁に開口の各
吸気穴9に連結され、その気化器前端部入口部6bに連
結導出された吸気管10の入口端部は、導風ケース1及
び両シリンダ5の直上空間に配置固定されたろ紙穴空気
浄化器11に連結されている。
各分流出口端部は、各シリンダ5の対向側壁に開口の各
吸気穴9に連結され、その気化器前端部入口部6bに連
結導出された吸気管10の入口端部は、導風ケース1及
び両シリンダ5の直上空間に配置固定されたろ紙穴空気
浄化器11に連結されている。
空気浄化器11は、第2図に示すように、クランクケー
ス2の中央部上方に配置し、全装備エンジンの前後長さ
が大きくならないようにしである。
ス2の中央部上方に配置し、全装備エンジンの前後長さ
が大きくならないようにしである。
この空気浄化器11の底面中央部と気化器6の入口部6
bとを接続する吸気管10の倒J字形流路は、吸気路か
らの騒音放散の減少や吹返しの減衰に役立つとともに、
吸気貫性を増大させて充填効率を高め、ひいてはエンジ
ン出力を増大させることになる。
bとを接続する吸気管10の倒J字形流路は、吸気路か
らの騒音放散の減少や吹返しの減衰に役立つとともに、
吸気貫性を増大させて充填効率を高め、ひいてはエンジ
ン出力を増大させることになる。
なお、符号12は気化器カバーで、■形空間7を覆う状
態となるように、導風ケース1のV形上壁部分1a上に
固定されており、その■形空間7内には気化器6の外に
イグニッションコイル13が内装固定されている。
態となるように、導風ケース1のV形上壁部分1a上に
固定されており、その■形空間7内には気化器6の外に
イグニッションコイル13が内装固定されている。
導風ケースV形上壁部分1aの中央扁平部分1bに吹込
み穴14が開口され、気化器カバー12の左右の両端部
に吹出し穴15が開口され、これにより、導風ケース1
内のフライホイルファン4の風の一部がV形空間7内を
通過し、気化器6及びイグニッションコイル13が強制
冷却されるように構成されている。
み穴14が開口され、気化器カバー12の左右の両端部
に吹出し穴15が開口され、これにより、導風ケース1
内のフライホイルファン4の風の一部がV形空間7内を
通過し、気化器6及びイグニッションコイル13が強制
冷却されるように構成されている。
以上述べたように本考案は、導風ケース上の■形空間内
に気化器と点火用電気機器とを収容し、この■形空間内
に導風ケース内を流れる冷却風の一部を■形空間内に案
内するようにしているので、熱影響を受けやすい気化器
や電気機器を強制冷却して性能を十分に発揮することが
できるうえ、■形空間内に収容した気化器を横吸入形の
気化器とし、かつ、気化器の給気入口と空気浄化器とを
倒J字状吸気管で連結しているので、空気浄化器をシリ
ンダに近接させた状態で、かつ、その直上空間内に収容
することができ、エンジン全体を小型にまとめることが
できる。
に気化器と点火用電気機器とを収容し、この■形空間内
に導風ケース内を流れる冷却風の一部を■形空間内に案
内するようにしているので、熱影響を受けやすい気化器
や電気機器を強制冷却して性能を十分に発揮することが
できるうえ、■形空間内に収容した気化器を横吸入形の
気化器とし、かつ、気化器の給気入口と空気浄化器とを
倒J字状吸気管で連結しているので、空気浄化器をシリ
ンダに近接させた状態で、かつ、その直上空間内に収容
することができ、エンジン全体を小型にまとめることが
できる。
また、気化器はシリンダ5の冷却風や輻射熱で加熱され
ないので、気化器内でのパーコレーションの発生や給気
膨張によるシリンダ5内への給気充填効率の低下などを
防止することができる。
ないので、気化器内でのパーコレーションの発生や給気
膨張によるシリンダ5内への給気充填効率の低下などを
防止することができる。
さらに、気化器の給気入口も空気浄化器とは倒J字状吸
気管で連結しであるので、空気浄化器からの吸気騒音の
漏出や吹き返しによる空気浄化器エレメントの汚損など
を確実に防止できるうえ、吸気貫性を増大させて充填効
率を高め、エンジン出力を増大させることができる。
気管で連結しであるので、空気浄化器からの吸気騒音の
漏出や吹き返しによる空気浄化器エレメントの汚損など
を確実に防止できるうえ、吸気貫性を増大させて充填効
率を高め、エンジン出力を増大させることができる。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は一部切欠き正面
図、第2図は横断平面図、第3図は一部切欠き側面図で
ある。 1・・・・・・導風ケース、2・・・・・・クランクケ
ース、4・・・・・・冷却ファン、5・・・・・・シリ
ンダ、6・・・・・・気化器、7・・・・・・■形空間
、8・・・・・・給気管、8a・・・・・・後端出口部
、8b・・・・・・前端入口部、10・・・・・・吸気
管、11・・・・・・空気浄化器。
図、第2図は横断平面図、第3図は一部切欠き側面図で
ある。 1・・・・・・導風ケース、2・・・・・・クランクケ
ース、4・・・・・・冷却ファン、5・・・・・・シリ
ンダ、6・・・・・・気化器、7・・・・・・■形空間
、8・・・・・・給気管、8a・・・・・・後端出口部
、8b・・・・・・前端入口部、10・・・・・・吸気
管、11・・・・・・空気浄化器。
Claims (1)
- クランクケース2上に左右の各シリンダ5を■字形に突
設し、クランクケース2の前側に配設した冷却ファン4
の風を各シリンダ5に案内する■形状の導風ケース1を
クランクケース2及び両シリンダ5の前側に亘って設け
、導風ケース1上の■形空間7内に横吸入形の気化器6
をその吸気路がクランク軸心と平行になるように配置す
るとともに、V形空間7内に点火用電気機器13を配置
し、導風ケース1のV形上壁部分1aの中央扁平部分1
bに吹込み穴14を開口して、導風ケース1内の冷却風
を■形空間7に案内可能に構成し、気化器6の出口部6
aを給気管8で各シリンダ5に接続し、気化器6の給気
入口部6bを倒J字状吸気管10を介して導風ケース1
及び両シリンダ5の直上空間に配置固定された空気浄化
器11に連結したことを特徴とする気化器付強制空冷V
形エンジン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976006889U JPS593137Y2 (ja) | 1976-01-26 | 1976-01-26 | 気化器付強制空冷v形エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976006889U JPS593137Y2 (ja) | 1976-01-26 | 1976-01-26 | 気化器付強制空冷v形エンジン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5299439U JPS5299439U (ja) | 1977-07-27 |
JPS593137Y2 true JPS593137Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=28467442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976006889U Expired JPS593137Y2 (ja) | 1976-01-26 | 1976-01-26 | 気化器付強制空冷v形エンジン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593137Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911537U (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-31 | ||
JPS5034169A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-02 |
-
1976
- 1976-01-26 JP JP1976006889U patent/JPS593137Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4911537U (ja) * | 1972-04-26 | 1974-01-31 | ||
JPS5034169A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5299439U (ja) | 1977-07-27 |
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