JPS6211752Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6211752Y2 JPS6211752Y2 JP1960482U JP1960482U JPS6211752Y2 JP S6211752 Y2 JPS6211752 Y2 JP S6211752Y2 JP 1960482 U JP1960482 U JP 1960482U JP 1960482 U JP1960482 U JP 1960482U JP S6211752 Y2 JPS6211752 Y2 JP S6211752Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- fan
- cooling
- vehicle body
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 37
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は特に強制空冷エンジンを搭載したスク
ータ形式の自動二輪車の車体カバー内部に外部新
気のみを取入れるようにして冷却性を向上した車
体カバー内部の冷却装置に関する。
ータ形式の自動二輪車の車体カバー内部に外部新
気のみを取入れるようにして冷却性を向上した車
体カバー内部の冷却装置に関する。
強制空冷エンジンを搭載した一般のスクータ形
式の自動二輪車は第１図及び第２図に概略を第３
図に要部詳細を示すように、前輪１及び後輪２に
装架された車体３のほぼ後半部を占める車体カバ
ー４内にエンジン５、排気パイプ６、マフラ７、
オイルタンク８、ガソリンタンク９などが収納さ
れ、エンジン５のクランクシヤフト１０（第３図
に図示）に取付けられた強制空冷用の冷却フアン
１１により空気取入口１２から取入れた冷却風は
冷却フアン１１を囲繞する如く外装されたフアン
カバー１３に誘導されてエンジン５を空冷し、車
体カバー４の後部のルーバ１４その他の開口部か
ら外部に排出されるようになつている。
式の自動二輪車は第１図及び第２図に概略を第３
図に要部詳細を示すように、前輪１及び後輪２に
装架された車体３のほぼ後半部を占める車体カバ
ー４内にエンジン５、排気パイプ６、マフラ７、
オイルタンク８、ガソリンタンク９などが収納さ
れ、エンジン５のクランクシヤフト１０（第３図
に図示）に取付けられた強制空冷用の冷却フアン
１１により空気取入口１２から取入れた冷却風は
冷却フアン１１を囲繞する如く外装されたフアン
カバー１３に誘導されてエンジン５を空冷し、車
体カバー４の後部のルーバ１４その他の開口部か
ら外部に排出されるようになつている。
ところで前記したように車体カバー４内には発
熱源としてのエンジン５、発熱部品としての排気
パイプ６、マフラ７等の発熱体が局限されたスペ
ース内に配設されており、特に高温の排気ガスを
排出する排気パイプ６とフアンカバー１３の空気
取入口１２とは比較的近接し、かつ空気取入口１
２の開口面と車体カバー４との間隙ｌは狭い上
に、空気取入口１２から水、泥などの侵入を防ぐ
意味からも空気取入口１２の上半部まで車体カバ
ー４の下縁が下垂している。このためエンジン
５、排気パイプ６、マフラ７等で暖められた車体
カバー４内の空気が再びフアンカバー１３の空気
取入口１２から吸入され、エンジンの冷却効率を
低下させる惧れがあつた。
熱源としてのエンジン５、発熱部品としての排気
パイプ６、マフラ７等の発熱体が局限されたスペ
ース内に配設されており、特に高温の排気ガスを
排出する排気パイプ６とフアンカバー１３の空気
取入口１２とは比較的近接し、かつ空気取入口１
２の開口面と車体カバー４との間隙ｌは狭い上
に、空気取入口１２から水、泥などの侵入を防ぐ
意味からも空気取入口１２の上半部まで車体カバ
ー４の下縁が下垂している。このためエンジン
５、排気パイプ６、マフラ７等で暖められた車体
カバー４内の空気が再びフアンカバー１３の空気
取入口１２から吸入され、エンジンの冷却効率を
低下させる惧れがあつた。
本考案は上記の点に鑑みてなされ、車体カバー
の内部に、エンジンにより駆動される冷却フアン
が設けられ、該車体カバーとエンジンとの間に介
装されると共に前記冷却フアンを囲繞してエンジ
ンに冷却風を誘導するフアンカバーが設けられ、
該フアンカバーには前記冷却フアンの軸方向に該
冷却フアンと対向する空気取入口が形成され、一
方、前記車体カバーとフアンカバーとの間には排
気パイプ等の発熱部品が介装された車体カバー内
部の冷却装置において、前記フアンカバーの空気
取入口と車体カバーとの間隙を略遮蔽するひさし
状のガイドカバーをフアンカバーの空気取入口の
上半部に形成し、車体カバー内の発熱体により温
度上昇した暖気が空気取入口に流入しないように
し、空冷エンジンの冷却効率を向上することを目
的とした車体カバー内部の冷却装置を提供するも
のである。
の内部に、エンジンにより駆動される冷却フアン
が設けられ、該車体カバーとエンジンとの間に介
装されると共に前記冷却フアンを囲繞してエンジ
ンに冷却風を誘導するフアンカバーが設けられ、
該フアンカバーには前記冷却フアンの軸方向に該
冷却フアンと対向する空気取入口が形成され、一
方、前記車体カバーとフアンカバーとの間には排
気パイプ等の発熱部品が介装された車体カバー内
部の冷却装置において、前記フアンカバーの空気
取入口と車体カバーとの間隙を略遮蔽するひさし
状のガイドカバーをフアンカバーの空気取入口の
上半部に形成し、車体カバー内の発熱体により温
度上昇した暖気が空気取入口に流入しないように
し、空冷エンジンの冷却効率を向上することを目
的とした車体カバー内部の冷却装置を提供するも
のである。
以下本考案を第４図及び第５図に示す実施例に
ついて説明する。図において第１図乃至第３図に
示した同一部材は同一の符号で示している。本装
置では車体カバー４内に収納されたエンジン５の
クランクシヤフト１０にAC発電機１５と共に冷
却フアン１１が取付けられ、この冷却フアン１１
にはフアンカバー１３が外装されている。フアン
カバー１３は冷却フアン１１とほぼ同軸上に冷却
空気の取入口１２が開口され、この空気取入口１
２は外部から水、泥等の侵入を防ぐためのルーバ
１２ａが設けられると共に上半部は車体カバー４
の下縁により幾分の隙間ｌを存して遮蔽されてい
る。フアンカバー１３の上部はエンジン５の冷却
フインに面して冷却空気の吐出口１６が開口し、
冷却フアン１１の回転によりフアンカバー１３の
空気取入口１２から取入れられた冷却空気は吐出
口１６からエンジン５に噴出され、エンジン５を
冷却する。以上の構成は本質的に従来のスクータ
と同様である。本考案ではフアンカバー１３の空
気取入口１２の上半部に半円形ひさし状のガイド
カバー１７を空気取入口１２と一体に形成し、車
体カバー４と空気取入口１２との間隙ｌをほぼ遮
蔽し、エンジン５、排気パイプ６、マフラ７等で
暖められた車体カバー４内部の暖気がフアンカバ
ー１３の空気取入口１２の上半部に一体に形成さ
れたひさし状のガイドカバー１７に遮蔽されてフ
アンカバー１３の空気取入口１２へ流入するのが
阻止され、殆んど外部新気のみが空気取入口１２
から取入れられる。
ついて説明する。図において第１図乃至第３図に
示した同一部材は同一の符号で示している。本装
置では車体カバー４内に収納されたエンジン５の
クランクシヤフト１０にAC発電機１５と共に冷
却フアン１１が取付けられ、この冷却フアン１１
にはフアンカバー１３が外装されている。フアン
カバー１３は冷却フアン１１とほぼ同軸上に冷却
空気の取入口１２が開口され、この空気取入口１
２は外部から水、泥等の侵入を防ぐためのルーバ
１２ａが設けられると共に上半部は車体カバー４
の下縁により幾分の隙間ｌを存して遮蔽されてい
る。フアンカバー１３の上部はエンジン５の冷却
フインに面して冷却空気の吐出口１６が開口し、
冷却フアン１１の回転によりフアンカバー１３の
空気取入口１２から取入れられた冷却空気は吐出
口１６からエンジン５に噴出され、エンジン５を
冷却する。以上の構成は本質的に従来のスクータ
と同様である。本考案ではフアンカバー１３の空
気取入口１２の上半部に半円形ひさし状のガイド
カバー１７を空気取入口１２と一体に形成し、車
体カバー４と空気取入口１２との間隙ｌをほぼ遮
蔽し、エンジン５、排気パイプ６、マフラ７等で
暖められた車体カバー４内部の暖気がフアンカバ
ー１３の空気取入口１２の上半部に一体に形成さ
れたひさし状のガイドカバー１７に遮蔽されてフ
アンカバー１３の空気取入口１２へ流入するのが
阻止され、殆んど外部新気のみが空気取入口１２
から取入れられる。
第５図に示す実施例はフアンカバー１３の空気
取入口１２はひさし状のガイドカバー１７のない
従来のものと同様であつて、これに別体のガイド
カバー１７′をビス等で取付けたものである。こ
のようにすればフアンカバー１３に従来の型を使
用することもできるし、また従来品の改造も容易
である。
取入口１２はひさし状のガイドカバー１７のない
従来のものと同様であつて、これに別体のガイド
カバー１７′をビス等で取付けたものである。こ
のようにすればフアンカバー１３に従来の型を使
用することもできるし、また従来品の改造も容易
である。
以上述べたように本考案によれば、車体カバー
の内部に、エンジンにより駆動される冷却フアン
が設けられ、該車体カバーとエンジンとの間に介
装されると共に前記冷却フアンを囲繞してエンジ
ンに冷却風を誘導するフアンカバーが設けられ、
該フアンカバーには前記冷却フアンの軸方向に該
冷却フアンと対向する空気取入口が形成され、一
方、前記車体カバーとフアンカバーとの間には排
気パイプ等の発熱部品が介装された車体カバー内
部の冷却装置において、前記フアンカバーの空気
取入口と車体カバーとの間隙を略遮蔽するひさし
状のガイドカバーをフアンカバーの空気取入口の
上半部に形成したことにより、空気取入口には殆
んど外部新気のみが吸入されるから車体カバー内
の強制空冷エンジンの冷却効率を高め、エンジン
の性能を向上することができる。
の内部に、エンジンにより駆動される冷却フアン
が設けられ、該車体カバーとエンジンとの間に介
装されると共に前記冷却フアンを囲繞してエンジ
ンに冷却風を誘導するフアンカバーが設けられ、
該フアンカバーには前記冷却フアンの軸方向に該
冷却フアンと対向する空気取入口が形成され、一
方、前記車体カバーとフアンカバーとの間には排
気パイプ等の発熱部品が介装された車体カバー内
部の冷却装置において、前記フアンカバーの空気
取入口と車体カバーとの間隙を略遮蔽するひさし
状のガイドカバーをフアンカバーの空気取入口の
上半部に形成したことにより、空気取入口には殆
んど外部新気のみが吸入されるから車体カバー内
の強制空冷エンジンの冷却効率を高め、エンジン
の性能を向上することができる。
第１図及び第２図は一般のスクータ形式の自動
二輪車の概略説明図、第３図はその要部詳細縦断
図、第４図及び第５図は本考案の実施例を示す要
部詳細縦断面図である。 ４……車体カバー、５……エンジン、６……排
気パイプ（発熱部品）、７……マフラ、１１……
冷却フアン、１２……空気取入口、１３……フア
ンカバー、１７……ガイドカバー。
二輪車の概略説明図、第３図はその要部詳細縦断
図、第４図及び第５図は本考案の実施例を示す要
部詳細縦断面図である。 ４……車体カバー、５……エンジン、６……排
気パイプ（発熱部品）、７……マフラ、１１……
冷却フアン、１２……空気取入口、１３……フア
ンカバー、１７……ガイドカバー。
Claims (1)
- 車体カバーの内部に、エンジンにより駆動され
る冷却フアンが設けられ、該車体カバーとエンジ
ンとの間に介装されると共に前記冷却フアンを囲
繞してエンジンに冷却風を誘導するフアンカバー
が設けられ、該フアンカバーには前記冷却フアン
の軸方向に該冷却フアンと対向する空気取入口が
形成され、一方、前記車体カバーとフアンカバー
との間には排気パイプ等の発熱部品が介装された
車体カバー内部の冷却装置において、前記フアン
カバーの空気取入口と車体カバーとの間隙を略遮
蔽するひさし状のガイドカバーを、該空気取入口
の上半部に形成したことを特徴とする車体カバー
内部の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1960482U JPS58122677U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 車体カバ−内部の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1960482U JPS58122677U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 車体カバ−内部の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122677U JPS58122677U (ja) | 1983-08-20 |
| JPS6211752Y2 true JPS6211752Y2 (ja) | 1987-03-20 |
Family
ID=30031807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1960482U Granted JPS58122677U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | 車体カバ−内部の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58122677U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2747702B2 (ja) * | 1988-09-30 | 1998-05-06 | スズキ株式会社 | スクーター型車両 |
| WO2023189494A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗型車両 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP1960482U patent/JPS58122677U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122677U (ja) | 1983-08-20 |
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