JPS593135Y2 - 汎用エンジンに於ける排気装置 - Google Patents
汎用エンジンに於ける排気装置Info
- Publication number
- JPS593135Y2 JPS593135Y2 JP2338779U JP2338779U JPS593135Y2 JP S593135 Y2 JPS593135 Y2 JP S593135Y2 JP 2338779 U JP2338779 U JP 2338779U JP 2338779 U JP2338779 U JP 2338779U JP S593135 Y2 JPS593135 Y2 JP S593135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankcase
- exhaust
- muffler
- engine
- exhaust passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Silencers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、汎用エンジンに於ける排気装置の改良に関す
るもので゛ある。
るもので゛ある。
従来、汎用エンジンのマフラーは、板金加工され、シリ
゛ンダーの排気ポート部に装着され、エンジン本体から
外側方向に突出している。
゛ンダーの排気ポート部に装着され、エンジン本体から
外側方向に突出している。
従って、作業者等が排気熱によって熱くなっているマフ
ラーに触れて火傷をする虞れがあり、而かも作業及び設
置の邪魔になる場合もある。
ラーに触れて火傷をする虞れがあり、而かも作業及び設
置の邪魔になる場合もある。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、シリンダー
及びクランクケースの一部に排気通路を形成し、この排
気通路と連通ずるマフラーをクランクケース下部に形成
したことにより、エンジンのコンパクト化を可能とした
ものである。
及びクランクケースの一部に排気通路を形成し、この排
気通路と連通ずるマフラーをクランクケース下部に形成
したことにより、エンジンのコンパクト化を可能とした
ものである。
又、排気熱によるシリンダー壁部の温度上昇は冷却ファ
ンによりシリンダー全体へ拡散され、更に充分な風量を
もった冷却ファンによって冷却されることにより、従来
のようにマフラーに触れて火傷をする虞れをなくした汎
用エンジンに於ける排気装置を提供することを目的とす
る。
ンによりシリンダー全体へ拡散され、更に充分な風量を
もった冷却ファンによって冷却されることにより、従来
のようにマフラーに触れて火傷をする虞れをなくした汎
用エンジンに於ける排気装置を提供することを目的とす
る。
又、本考案の他の目的は、上述のようにして排気通路及
びマフラーを鋳物によって形成することにより、従来の
板金製マフラーに較べ板厚、材料の固有振動数の差等に
よって排気音の静粛性に優れ、而かもマフラーの容積を
広く取れることから排気騒音の低減化をより図ることが
できる汎用エンジンに於ける排気装置を提供するにある
。
びマフラーを鋳物によって形成することにより、従来の
板金製マフラーに較べ板厚、材料の固有振動数の差等に
よって排気音の静粛性に優れ、而かもマフラーの容積を
広く取れることから排気騒音の低減化をより図ることが
できる汎用エンジンに於ける排気装置を提供するにある
。
更に、本考案の他の目的は、クランクケースの一側部及
び下部に排気通路、マフラーが形成されることにより、
２サイクルエンジンにあっては排気熱によって吸入混合
気の霧化が促進され低燃費化が可能な排気装置を提供す
るにある。
び下部に排気通路、マフラーが形成されることにより、
２サイクルエンジンにあっては排気熱によって吸入混合
気の霧化が促進され低燃費化が可能な排気装置を提供す
るにある。
次に本考案の実施例を図面を参照して説明する。
エンジン１は、冷却ファン２をファンカバー３内に内蔵
した強制空冷エンジンであり、そのシリンダーウオール
４とクラスフケース５との一側部には排気ポート６に連
続し且つ各々シリンダーウオール４及びクランクケース
５と一体に鋳造された排気通路７が下方向に向けて形成
されている。
した強制空冷エンジンであり、そのシリンダーウオール
４とクラスフケース５との一側部には排気ポート６に連
続し且つ各々シリンダーウオール４及びクランクケース
５と一体に鋳造された排気通路７が下方向に向けて形成
されている。
この排気通路７は、加熱され過ぎないように上記冷却フ
ァン２による冷却風通路８側に位置している。
ァン２による冷却風通路８側に位置している。
エンジン台９は、クランクケース５の下部に設けられこ
のクランクケース５と一体又は別体に鋳造されていると
共に、その内部にマフラー１０が形成されて上記排気通
路７と連通している。
のクランクケース５と一体又は別体に鋳造されていると
共に、その内部にマフラー１０が形成されて上記排気通
路７と連通している。
図中符号１１はエアークリーナー、１２はキャブレター
、１３はシリンダーに形成されたフィンを示す。
、１３はシリンダーに形成されたフィンを示す。
而かして、本考案排気装置においてシリンダーの排気ポ
ート６から排出された排気ガスは、シリンダーウオール
４及びクランクケース５の一側部に形成された排気通路
７からエンジン台９内のマフラー１０にはいってその排
気音を減衰し外気へ排出される。
ート６から排出された排気ガスは、シリンダーウオール
４及びクランクケース５の一側部に形成された排気通路
７からエンジン台９内のマフラー１０にはいってその排
気音を減衰し外気へ排出される。
又、本考案装置において２サイクルエンジンにあっては
、クランクケース５の一側部に排気通路７が形成され、
クランクケース下部のエンジン台９内にマフラー１０が
形成されているので゛、クランクケース５内へ流入する
混合気の霧化が促進されるものである。
、クランクケース５の一側部に排気通路７が形成され、
クランクケース下部のエンジン台９内にマフラー１０が
形成されているので゛、クランクケース５内へ流入する
混合気の霧化が促進されるものである。
尚、本考案排気装置において、クランクケース下部に形
成されるマフラー１０の構造は問わないと共に、エンジ
ン台９の全部のみならず一部にのみマフラー１０を形成
してもよい。
成されるマフラー１０の構造は問わないと共に、エンジ
ン台９の全部のみならず一部にのみマフラー１０を形成
してもよい。
尚又、本考案装置は２サイクルエンジン、４サイクルエ
ンジンの別なく実施できるものである。
ンジンの別なく実施できるものである。
本考案は上述のように、シリンダー及びクランクケース
の一部に排気通路を形成し、この排気通路と連通ずるマ
フラーをクランクケース底部に形成してなるので、排気
通路を突出させることなく長く取ることができその結果
排気慣性を吸収できる上に、従来のようにマフラー及び
排気通路がエンジン本体から突出することなくエンジン
をコンパクトに形成でき、又突出したマフラーに触れて
火傷をする虞れも邪魔にもならず作業能率を向上できる
。
の一部に排気通路を形成し、この排気通路と連通ずるマ
フラーをクランクケース底部に形成してなるので、排気
通路を突出させることなく長く取ることができその結果
排気慣性を吸収できる上に、従来のようにマフラー及び
排気通路がエンジン本体から突出することなくエンジン
をコンパクトに形成でき、又突出したマフラーに触れて
火傷をする虞れも邪魔にもならず作業能率を向上できる
。
又、排気通路及びマフラーが鋳物によって形成され、且
つマフラーの容積を広く取れるので、板厚、材料の固有
振動数及びマフラーの容積によって排気音の低減化が可
能で静粛性に優れている。
つマフラーの容積を広く取れるので、板厚、材料の固有
振動数及びマフラーの容積によって排気音の低減化が可
能で静粛性に優れている。
更に、２サイクルエンジンにあってはクランクケース内
が排気熱によって予熱されるので、吸入混合気の霧化を
促進でき低燃費化に寄与することができる等の効果を有
するものである。
が排気熱によって予熱されるので、吸入混合気の霧化を
促進でき低燃費化に寄与することができる等の効果を有
するものである。
第１図は本考案の実施例を示す汎用エンジンの要部断面
図、第２図は同上エンジンのファンカバーを外した状態
を示す一部切欠斜視図である。 図中符号４はシリンダー、５はクランクケース、７は排
気通路、９はエンジン台、１０はマフラーを示す。
図、第２図は同上エンジンのファンカバーを外した状態
を示す一部切欠斜視図である。 図中符号４はシリンダー、５はクランクケース、７は排
気通路、９はエンジン台、１０はマフラーを示す。
Claims (1)
- シリンダー及びクランクケースの側部からクランクケー
スの底部にかけてこれらシリンダー及びクランクケース
と一体に排気通路を鋳造して排気ポートに連通させる一
方、前記クランクケースの底部に該クランクケースと一
体にマフラーを鋳造し前記排気通路と連通したことを特
徴とする汎用エンジンに於ける排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2338779U JPS593135Y2 (ja) | 1979-02-24 | 1979-02-24 | 汎用エンジンに於ける排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2338779U JPS593135Y2 (ja) | 1979-02-24 | 1979-02-24 | 汎用エンジンに於ける排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55123613U JPS55123613U (ja) | 1980-09-02 |
| JPS593135Y2 true JPS593135Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=28859901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2338779U Expired JPS593135Y2 (ja) | 1979-02-24 | 1979-02-24 | 汎用エンジンに於ける排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593135Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-24 JP JP2338779U patent/JPS593135Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55123613U (ja) | 1980-09-02 |
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