JPH0541219Y2 - - Google Patents

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JPH0541219Y2
JPH0541219Y2 JP1986184547U JP18454786U JPH0541219Y2 JP H0541219 Y2 JPH0541219 Y2 JP H0541219Y2 JP 1986184547 U JP1986184547 U JP 1986184547U JP 18454786 U JP18454786 U JP 18454786U JP H0541219 Y2 JPH0541219 Y2 JP H0541219Y2
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JP
Japan
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intake
intake air
exhaust manifold
branch pipes
exhaust
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JP1986184547U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関の排気通路として用いられ
る排気マニホールドに係り、特に吸気加熱装置付
きの排気マニホールドに係る。
従来の技術 燃料の気化の促進或いは吸入空気温度の上昇の
ために吸入空気を排気ガスの熱を利用して、即ち
排気ガスとの熱交換により加熱することは従来よ
り種々提案されており、これには実開昭55−
25674号後方に示されている如く、吸入空気の取
入口を排気マニホールドの外壁に接近させて設け
て吸入空気の吸気通路に対する取入れ時に排気マ
ニホールドを流れる排気ガスにより吸入空気の加
熱を行うよう構成されたものと、実開昭52−
105611号公報に示されている如く、排気管の外側
にこれを取り囲むべく筒状部材を設けて該筒状部
材と前記排気管との間の通路に吸入空気を流して
前記排気管を流れる排気ガスにより吸入空気の加
熱を行うよう構成されたものとが知られている。
考案が解決しようとする問題点 吸入空気の取入口が排気マニホールドの外壁に
接近して設けられて前記取入口に流入しようとす
る吸入空気を前記排気マニホールドを流れる排気
ガスによつて加熱しようとするものに於ては、走
行風等の影響を受けて吸気加熱度合いが安定せ
ず、また吸入空気と排気ガスとの間で効率よい熱
交換が行われず、吸気加熱が充分に行われないと
云う欠点を有している。
排気管の外側に筒状部材の如く外筒部材が設け
られて該外筒部材と前記排気管との間の通路に吸
入空気を流し、この吸入空気を排気管を流れる排
気ガスによつて加熱しようとするものに於ては、
上述のものに比して吸気加熱度合いが安定し、ま
た吸入空気を排気ガスとの間の熱交換が比較的効
率よく行われるが、しかし設置に際して比較的大
きいスペースを必要とする欠点を有している。
本考案は、安定して且高効率にて排気ガスの熱
により吸入空気の加熱を行い、しかも従来の不活
用スペースを有効に利用して設置スペースの拡大
を必要としない吸気加熱装置付き排気マニホール
ドを提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本考案によれば、少なくと
も3本の並列に配列された枝管部を有する排気マ
ニホールドに於て、少なくとも2本の互いに隣接
する枝管部の間の空間を両枝管部間に延在する隔
壁にて該隔壁の両側の空間に仕切り、少なくとも
2本の互いに隣接する枝管部の間に開放通路を残
しておき、枝管部の配列方向に沿つて枝管部の両
側に配置された二つのカバープレートにて排気マ
ニホールドの両側を覆い、前記隔壁の一方の側に
前記カバープレートの一方により形成された室空
間と、前記隔壁の他方の側に前記カバープレート
の他方により形成された空間とが、前記開放通路
を経て連通されたU字型室空間を形成し、該U字
型室空間の一方の脚端部と他方の脚端部に吸気入
り口と吸気出口が設けられていることを特徴とす
る吸気加熱装置付き排気マニホールドによつて達
成される。
考案の作用及び効果 上述の如く構成によれば、排気マニホールドに
於ける枝管部の間に残された空間を、排気ガスに
より吸入空気を加熱するための熱交換器用の空間
として、有効に利用できるだけでなく、吸気が実
質的に全ての枝管部の全表面の2分の1に沿つて
流れた後、U字状に反転して、残る2分の1の表
面に沿つて流れる。明確な熱交換流路が形成さ
れ、効率のよい吸気の加熱が行われると同時に、
排気マニホールドの均一な冷却が達成される。そ
の際、前記隔壁は排気マニホールドと吸気の間の
熱交換率を高めるフインとして作用すると同時
に、隣接する枝管部の温度を均一化する相互伝熱
手段としても作用するので、吸気を加熱面に沿つ
て導く熱交換流路が明確化され且拡大されて熱伝
達効率が高まる効果が得られるだけでなく、排気
マニホールドの枝管部間の温度が均一化される効
果も得られる。
実施例 以下に添付の図を参照して本考案を実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本考案により吸気加熱装置
付き排気マニホールドの一つの実施例を示してい
る。これらの図に於て、符号10は排気マニホー
ルド本体を示しており、排気マニホールド本体1
0は、一般に鋳鉄により構成され、図示の実施例
に於ては、四気筒内燃機関用のものとして、四つ
の枝管部12,14,16,18を有している。
枝管部12,14,16,18は、各々一端部に
内燃機関に対する接続フランジ20,22,2
4,26を有し、他端にて互いに連通集合し、該
集合部にフロント排気パイプ或いはマニホールド
リアクタに対する接続フランジ28を有してい
る。
互いに隣接する枝管12と14及び14と16
の各々の間には隔壁30及び32が延在して設け
られており、隔壁30は枝管12と14との間
を、また隔壁32は枝管14と16との間を各々
閉塞している。互いに隣接する枝管16と18と
の間には隔壁が設けられておらず、この部分は開
口34として残されている。この開口34は排気
マニホールド本体10の図にて右端部に存在して
いる。
排気マニホールド本体10の図にて上下両面に
はその外郭に沿つて前記枝管部の全てを取囲むべ
く閉ループ状に延在して穿設された囲い壁36と
38とが設けられている。囲い壁36と38の先
端面36a,38aは各々全体に亘つて同一平面
に仕上られており、囲い壁36の先端面36aに
は囲い壁36の内側を蓋すべくアツパカバープレ
ート40がボルト42により取付けられており、
囲い壁38の先端面38aには囲い壁38の内側
を蓋すべくロアカバープレート44がボルト46
により取付けられている。
アツパカバープレート40は囲い壁36の内側
に枝管12,14,16,18及び隔壁30,3
2と共働して上側吸気通路48を郭定しており、
またロアカバープレート44は囲い壁38の内側
に枝管12,14,16,18及び隔壁30,3
2と共働して下側吸気通路50を郭定している。
上側吸気通路48と下側吸入空気50は排気マニ
ホールド本体10の一方の側の端部にて開口34
によつて互いに連通している。
ロアカバープレート44の一側端部には吸気入
口パイプ52が取付けられており、またアツパカ
バープレート40の一側端部には吸気出口パイプ
54が取付けられている。吸気入口パイプ52と
吸気出口パイプ54とは排気マニホールド本体1
0の同じ側の端部に設けられ、上述の開口34は
吸気入口パイプ52と吸気出口パイプ54が設け
られている側とは反対の側の端部に位置してい
る。
アツパカバープレート40とロアカバープレー
ト44とは、共に制振構造の板材、例えば二枚合
せ鋼板により構成され、これよりの輻射音の低減
が図られている。
上述の如き構成によれば、吸入空気は吸気入口
パイプ52より下側吸気通路50内に流入し、下
側吸気通路50を枝管配列方向に流れ、更に開口
34より上側吸気通路48内に流入し、上側吸気
通路48を枝管配列方向に流れ、吸気出口パイプ
54より流出して内燃機関の燃焼室へ向う。
上述の如く吸入空気が下側吸気通路50と上側
吸気通路48とを流れる際に枝管12,14,1
6,18の外壁及び隔壁30,3にと接触するこ
とによつて吸入空気が枝管12,14,18の
各々の内部を流れる排気ガスの熱によつて加熱さ
れ、所謂吸気加熱が行われる。吸入空気は下側吸
気通路50を枝管配列方向に流れた後に更に上側
吸気通路48を枝管配列方向に流れることによつ
て吸入空気の排気ガスに対する熱交換の給気通路
長が長く、これによつて排気ガスによる吸気加熱
が効率よく行われるようになり、冷寒時に於ても
充分な吸気加熱が効率よく行われるようになる。
吸気加熱のための上側吸気通路48と下側吸気
通路50とは排気枝管間の不活用スペースに構成
されるから、この不活用スペースが有効に利用さ
れ、吸気加熱装置が設けられても排気マニホール
ドの必要設置スペースが増大することがない。
以上に於ては、本考案を特定の実施例について
詳細に説明したが、本考案はこれに限定されるも
のではなく、本考案の範囲内にて種々の実施例が
可能であることは当業者にとつて明らかであろ
う。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による吸気加熱装置付き排気マ
ニホールドの一つの実施例を示す縦断面図、第2
図は第1図に示された本考案により吸気加熱装置
付き排気マニホールドをアツパカバープレート取
外し状態について示す平面図、第3図は第2図の
線−に沿う断面図である。 10……排気マニホールド本体、12,14,
18……枝管部、20,22,24,26……接
続フランジ、28……接続フランジ、30,32
……隔壁、34……開口、36,38……囲い
壁、40……アツパカバープレート、42……ボ
ルト、44……ロアカバープレート、46……ボ
ルト、48……上側吸気通路、50……下側吸気
通路、52……吸気入口パイプ、54……吸気出
口パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも3本の並列に配列された枝管部を有
    する排気マニホールドに於て、少なくとも2本の
    互いに隣接する枝管部の間の空間を両枝管部間に
    延在する隔壁にて該隔壁の両側の空間に仕切り、
    少なくとも2本の互いに隣接する枝管部の間に開
    放通路を残しておき、枝管部の配列方向に沿つて
    枝管部の両側に配置された二つのカバープレート
    にて排気マニホールドの両側を覆い、前記隔壁の
    一方の側に前記カバープレートの一方により形成
    された室空間と、前記隔壁の他方の側に前記カバ
    ープレートの他方により形成された空間とが、前
    記開放通路を経て連通されたU字型室空間を形成
    し、該U字型室空間の一方の脚端部と他方の脚端
    部に吸気入口と吸気出口が設けられていることを
    特徴とする吸気加熱装置付き排気マニホールド。
JP1986184547U 1986-11-28 1986-11-28 Expired - Lifetime JPH0541219Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6390017U JPS6390017U (ja) 1988-06-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR101144039B1 (ko) 2005-08-23 2012-05-23 현대자동차주식회사 자동차용 디젤엔진의 흡기시스템

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JPS5827090Y2 (ja) * 1978-10-07 1983-06-11 マツダ株式会社 エンジンの吸入空気加熱装置

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JPS6390017U (ja) 1988-06-11

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