JPS59129258A - ポリアミド組成物 - Google Patents

ポリアミド組成物

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JPS59129258A
JPS59129258A JP414783A JP414783A JPS59129258A JP S59129258 A JPS59129258 A JP S59129258A JP 414783 A JP414783 A JP 414783A JP 414783 A JP414783 A JP 414783A JP S59129258 A JPS59129258 A JP S59129258A
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幹夫 中川
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、剛性、低温耐衝撃性、耐塩水性、外観に優れ
、かつ成形性に優れたポリアミド樹脂の組成物に関する
ポリアミド溝側は、その優れた物性によりエンジニアリ
ングプラスチックとして大きな需要が期待されている。
しかし、低温耐衝撃性、耐水性、耐塩水性なとの性能が
十分とは言えず、その改良が望まれている。アイゾツト
種f撃強度などの耐衝すは性を改良する方法として、た
とえば特公昭42−12546号公報、特公昭55−4
4’108号公報、特開昭55−9661号公報、特開
昭55−9662号公報などの先行技術文献には、ポリ
アミド樹脂にa、β−不飽和カルボン酸をグラフトした
エチレン・α−オレフーrン共重合体などの変性a−オ
レフィン系弾性重合体を配合する方法が提案さねている
。これらの先行技術文献に提案された組成物は、いずれ
もアイゾツト衝撃強度などの耐衝撃性を改良すると、剛
性が大きく低下し、さらに低温での落錘衝撃強度に関し
ても不十分であり、これらの組成物では高剛性でがっ高
耐衝撃性の実成形品は得難いという欠点がある。また、
これらの組成物は溶融流動性が低下し過ぎる場合が多く
・成形法によっては成形加工性が低下するという欠点も
ある。
また、ポリアミド樹脂の吸湿性trどの耐水性あるいは
耐塩水性を向上させる方法として、憫開昭53−800
14−8′公報、特開昭56−167754号公報、特
開昭56−409247号公報、特開昭56−4574
51号公報には、ポリアミド樹脂に1成分としてエチレ
ン・α、β−不飽和モノヵルボン酸共爪合体中和物(ア
イオノマー樹脂)を配合する方法が提案されている。、
これらの先行技術文献に提案された組成物は吸水性、耐
塩水分解性などの耐水性を改善することができても、低
温耐衝UjV性の改良効果の点では劣っているという欠
点がある。
また、前述のポリアミド樹脂組成物の剛性の低下を改善
する方法として、特開昭57 13246号公報には結
晶性ポリオレフィンとエチレン・α−オレフ・fン号r
性共重合体との組成物のグラフ1・変性物を配合する方
法が提案されている。しがし、この方法では架橋のため
グラフト変性物中の変″姓ポリオレフィンと変性エチレ
ン・α−オレフィン% 性共重合体それぞれの溶融流動
性の制御が困難であり、その結果分散性の良好なポリア
ミド組成物が得られなくなり、耐衝撃性の改善温度範囲
が著しく狭くなり、その改善効果も小さく、とくに−2
0″C以下の低温アイゾツト衝撃強度および落錘衝撃強
度が著しく低下し、かつ組成物の溶融流動性も低下する
という欠点がある。
さらに、前記先行技術文献の中で、特開昭55−367
70 宕公報には、前述のようにポリアミドの耐衝撃性
を改善するために変性低結晶性エチレン・α−オレフィ
ン共重合体を配合する際に、さらに未変ガニの低結晶性
エチレン・α−オレフィン共重合体を一緒に配合すると
、外観および色調に優れたポリアミド組成物が得られ、
しかも高価な変″nユ低結晶性エヂレン・a−オレフィ
ン共重合体の使用割合を低減させることができるので、
経済的効果にも優れていることが記載されている。しか
しなから、該公開公報明細書の記載、とくにその実施例
および比較例の記載によれば、ポリアミドに配合される
変性低結晶性エチレン・α−オレフィン共重合体と未変
性低結晶性エチレン・α−オレフィン共IF合体との組
成を変化さゼた際に得られるポリアミド組成物の耐慟π
(性の改善効果に関しでイ察するならば、未変性低結晶
性エチレン・σ−オレフィン共重合体を単独で配合した
実験(比較例1)にくらべて耐働撃性の改善効果が認め
らイ1.るか、変性低結晶性エチレン・α−オレフィン
共重合体を単独で配合した実験(参考例)にくらべで、
ぞの耐衝撃性は変性低結晶性エチl/ン・a−第1・フ
ィン共重合体の配合割合に比例し゛C耐衝撃性が改善さ
れているに過ぎず、該変性低結晶性エチレン・σ−オレ
フイン共重き体の使用量を低減することによる経済的効
果か達成されているに過ぎない。さらに、外観において
6才、先爪むらが発生するという欠点を有している。
本発明者らは、優れた性能のポリアミド組成物の開発に
ついて検1月した結果、変性低結晶性エチレン・a−オ
レフィン共重合体とα−オレフィン系弾性重合体とを特
定の範囲となるような割合でポリアミドに配合して組成
物とすることにより、該ポリアミド組成物の耐衝撃性の
改角効果に関して、該変性低結晶性プロピレン・α−オ
レフィン共重合体と該α−オレフィン系弾性重合体との
配合に相乗効果が存在し、単なる変性低結晶性プI7ビ
レン・α−オレフィン共重合体の使用i、Rの低減効果
のみてないことを見出し、本発明に、t”tl達した。
本発明によれば、本発明のポリアミド組成物はアイゾツ
ト衝撃強度、低温での落錘衝撃強度などの耐衝撃性、耐
ストレスクラック性が改善されかつ吸水、塩水条作下に
おける耐塩水分解性などの耐水性が著しく改1′1チさ
れ、外j硯ずなわち光沢むらかなく、しかもこの組成物
cti各融流動性の低下が少ないので成形加工性に優れ
ているという特徴を有している。
本発明を概説すれば、本発明は、ポリアミド(A)、変
性低結晶訃プロピレン・α−万レしィン共重合体CB)
およびα−オレフィン系弾性重合体(C)を含むポリア
ミド組成物であって、 〔1コ該組成物中の各成分の組成が、該ポリアミド中 ン・θ−オレフィン共重合体(1コ)が1ないし1[:
10 重量部の範囲にあり、該、t−オl/フィン系弾
性重合体((シ)が)ないt、 100重量部の範囲に
あること、CIf ) 該変t4E低結品性プロピレン
・α−オレフィン共重合体(Yυが、基剤低結晶性プロ
ピレン・α−オレフィン共重合体100重量部に列して
不飽和カルホン目9またけその誘導体成分単位を0.0
1ないし10重量部の範囲でグラフト共重合してなり、
その結晶化度が40%以下の範囲にあり、かつ135°
Cのデカリン中にお6ツる極限粘度〔7)〕が0.5な
いし7d#/gの範囲にあること、および(liり 該
α−オレフィン系弾性重合体(C)が。、−到レフィン
成分単位を主成分とするものてあ1)で、その結晶化度
か40%以下の範囲にあり、かつその135°Cのデカ
リン中における極限粘度Crt )が0.5ないし7σ
6/gの範囲にあること、を特徴とするポリアミド組成
物、を発明の要旨とするものである。
本発明のポリアミド組成物において使用されるポリアミ
ド(A、)は、成形品を生成するに充分な分子量のもの
てあり、4ないし12の炭素原子を有する飽和有機ソ゛
カルボン酸と2ないし13個の炭素原子を有する44機
シアミンとを等モル量縮合させることによって製造する
ことがてきる。ここて、必要に応じてジアミンをポリア
ミド中でカルボキシル基末端よりもアミノ基末ψ1′に
か過剰とrfるように使用することもできるし、Xαf
にカルボキシル基が過剰となるようにジカルボン酸を使
用することもできる。また、同様にエステル、酸塩水物
、アミン塩等の如き該アミンおよび酸を生成する誘導体
およびアミノを生成する誘導体からこれらのポリアミド
を製造づることもてきる。ポリアミドを製造するのに使
用される代表的なジカルボン酸としてはアジピン酸、ピ
メリン酸、スペリン酸、セバシン酸およびドデカンニ酸
かある。一方、代表的なジアミンには・・キサメチレシ
ンアミンおよびオクタメチレンジアミンがある。さらに
、ポリアミドはラクタムの自己縮合によってもまた製造
し得る。
ポリアミドの例としては、ポリへキザメチレンアジパミ
ト“(、6,6テイロン)、ポリへ千勺メチレンアゼラ
アミド(6,9ナイロン)、ポリへキザメチレンセバザ
ミじ(6j Oナイロン〕およびポリヘキシメチレンド
デカノアミド(6,12ナイロン)、ポリビス(4−ア
ミノシクロヘキシルツメタンドデカノアミドまたはラク
タム類の開環によって製造されるポリアミド、すなわち
ポリカプロラクタム(6ナイr1ンン、ポリラウリンク
ラクタムまたはポリ−11−アミノウンデカン酸がある
。前記のポリアミドを製造するのに使用される少なくと
も2種のアミンまたは酸の重合によって製造されるポリ
アミド、例えば、アジピン酸およびイソフタル酸および
ヘキサメヂレンジアミンから作られるポリマーを使用す
ることもTTr能である。0.6ナイロンおよび6ナイ
ロンの混合物の如きポリアミドの配合物を使用すること
も可能である。本発明において使用される縮合ポリアミ
ドは、好ましくは、ポリへ4ザメチレンアシバミド(6
,6ナイロン)またはポリヘキサメチレンアゼラミド(
6,9ナイロン)およびポリカプロラクタム(6ナイロ
ン)である。
本発明のポリアミド組成物に西己合t・れる変性低結晶
性プロピレン・σ−オレフィン共屯合体(■−っけ、プ
ロピレン荀主成分とするシ、(剤低結晶性ブrJピレン
・α−オレフィン共重合体1〔10重kL七部に71シ
、て不飽和カルボン酸またはその誘導体成分単位を0.
01ないし10重量部の範囲でグラフ ) J:13重
合してなり、その結晶化度が4θ%以下の範囲にあり、
かつ1ろ5°Cのデカリン中における極限粘度〔η〕■
3が0.5ないし7d6/gの範囲にあることが必要で
あり、さらにはプロピレンを主成分とする基剤低結晶性
プロピレン・α−オレフィン共重合体100重量部に7
1シて不飽和カルボン酸またはその誘導体成分単位を0
.02ないし!5市皿部の範囲でグラフト共重合してな
り、その結晶化度が1ないし60%の範囲にあり、かつ
135°Cのデカリン中における極限粘度〔7)山−・
、が0.77′1″いし5d召/gの範囲にあること力
並了ましい。さらに、該変性低結晶性プロピレン・θ−
,iレフ・rン共重合体CB+の他の物°r/:1°け
、分子用分布(百′・・、・/宜n)か通常1.5ない
し5踵 好ましくは2ないし30の範囲にあり、ガラス
転移湿度が通常−5°C以ド、りJ−ましくけ−2t1
’(慶ドの範囲にある。3M変性低結晶性プロピレン・
α−オレフィン共重合体中の不飽和カルボン酸またはそ
の誘導体成分?)1位のクラフト割合が0.01重11
ts’%より小さくなると、ホリアミ)−に、41’ 
する相容性か悪く、ポリアミド組成物の衝撃強j9か低
下し、10重量部より大きくなど)と神J゛)裂強度か
やGゴり低下するようになる。該変’IIE 低結晶″
jイ1畳パ「lピレン・グーオレフ1ン共重合体の結晶
化度が40%より大きくなると、ポリアミド組成物の耐
衝撃性が低下するようになり、またその極限粘度がQ、
5de、/gより小さくなると、ポリアミド組成物の耐
衝撃性が低下するようになり、/L′l召、/gより大
きくなると分散不良により耐衝撃性および溶融流動性が
低下するようになる。
該変性低結晶性プロピレン・tz  =iミーレフイン
重合体を構成する基剤jh合体はプロピレンとプロピレ
ン以外のσ−オレフィンとの共重合体でありがっプロピ
レンを主成分とする共重合体であり、低結晶rKのプロ
ピトン・σ−オレフィン共重合体である。
そのプU・ピレン含有率は通7F; 5 clを越えて
90モル%、好ましくは50を越えて80千ル%の範囲
にあり、その結晶化度(1通常40%以ド、好ましくは
30%以下の範[2JJてあり、155°Cのテノ7 
’]シン中おける極限粘度〔η〕は通常0.5ないし7
de/g、  好才しくは]ないし566/gの範囲に
あり、そのカラス転移温度は通常−5°C以下、好まし
くi:j20’に以下の範囲である。該低結晶性プロピ
レン・a−7レフイン共重合体を構成するプロピレン以
外のa−オレフィン成分単位としては、エチレン、]−
ブテン、1−ベンゾン1,1−メチル−1−ペンテン、
1−ヘキセン、1−ンjクーアン、1−デセン、1−ド
デセンなどを例示することができる。
該変″M:低結品″I4[;プロピレン・σ−オレフィ
ン共爪合体(■3)を構成するグラフトモノマー成分の
不飽和カルボン1ソまたはその誘導体成分単位としては
、たとえ?′:J’アクリル酸、メタクリル酸、α−エ
チルアク1プルn々、マし/イン酸、フマール酸、イク
コン酸、シトラコン酸、テトラヒドロフタル酸、メ升ル
テトラヒドロフタル1′#、エンドシスーヒシクロ(7
,2,1)ヘプト−5−エンー?、5−シカルホ“ン酸
(ナジック酸■)、メチル−エンドシス−ビシクロC2
,2,1)ヘプト−5−エン−2、ろ−ジカルボン酸(
メナルナシンク酸■9なとの不飽和ジカルボン酸、該不
飽和ジカルボン酸の酸ハフイド、アミド、イミド、酸無
水物、エステルなどの不飽和ジカルボン酸の誘導体が挙
げられ、具体的には、塩化マレニル、マレイミド、無水
マレイン酸、無水シトラコン酸、マレイン1(し千ツメ
チル、マレイン酸ジメチル、グリシシリマレエートなど
が例示される。
これらの中では、不飽和ジカルボン酸またはその酸無水
物が好適であり、とくにマレイン酸、ナジック酸または
これらの酸無水物が好適である。
該不飽和〕Jルボン酸またはその誘導体から選ばれるグ
ラフトモノマーを低結晶性プロピレン・σ−オレフィン
共重合体にグラフト共重合して前記変性低結晶゛姓プロ
ピレン・α−オレフィン共重合体を製迄するに(才、従
来公知のかj1々の方法を採用することができる。たと
えば低結晶性プロピレン・α−オレフィン共重合体を溶
融さぜグラフトモノマーを添加してグラフト共重合さゼ
る方法あるいは溶媒に溶解させグラフトモノマーを添加
してクラフト共重合びせる方法がある。いす゛れの場合
にも前記グラフトモノマーを効率よくグラフト共重合さ
せるためには、ラジカル開始剤の存在下に反I4”j:
を実施することが好ましい。グラフト反+i6は通常6
0ないし350°Cの温度で行われる。ラジカル開始剤
の使用割合は低結晶性プロピレン・(1−オレフィン共
重合体100重量部に苅して通常+、1.OIないし1
00重Y1(部の範囲である。ラジカル開始剤としてハ
有機ベルオキシド、有機ベルエステル、アゾ化合物4工
とを例示することができる。
本発明のポリアミド組成物に配合されるα−オレフィン
系弾性j1j’合体(C)は、α−オレフィンを主成分
とするものであってその結晶化度が40%以下の範囲に
あり、かつぞの135°Cのデカリン中におけるオリ3
限粘度〔η〕Cカ)0.5ないし7a召/gの範囲にあ
ることが必要であり、さ0にはその結晶化度が60%以
下の範囲にあり、かつその165°Cのデカリン中にお
ける極限粘度〔η〕Cかし1.7/イいり、 5 d−
ff/gの範囲にあるものか好ましい。また、該σ−オ
レフィン系弾性重合体σ)他の物性に関しては、ガラス
転位温度が通常−5°C以下、好まし、< ’:J、 
−20’C以下の範囲にある。該σ−オL/フ1′ン系
弾性J口合体の結晶化度が40%より高くなると、ポリ
アミド組成物の耐衝撃+14:の改善効果か低下するよ
うになる。また、該α−オレフィン系弾性重合体の1ろ
5°Cのデカリン中におりる極限粘度〔η〕が0.5d
4/gより小さくなると、ポリアミド組成物の耐衝”l
fl性か低下するようになり、7dJ/gより犬きくな
ると、ポリアミド組成物の耐衝撃性および溶融流動性が
低下するようになる。ここで、α−オレフィン成分単位
としてC−1,1=ヂレン、プロピレン、1−ブテン、
1−ベンゾン、4−ノブルー1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、1−オクテン、1−デセン、1−ドデセンなどを例
示することができる。該α−オレフィン系弾性重合体は
通常二成分以−1−のσ−オレフィンの混合成分から構
成されており、これらのα−オレフィン成分単位のほか
に少fI(のイi)の共重合可能な成分を含んでいても
差しつかえない。共重合可能なθ−オレフィン以外の成
分としては、1.4−へギヤジエン、ジシクロヘンクン
エン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、2,5−ツ
ルボナシエンなとの非共役ジエン成分、ブタジェン、イ
ソプレン、ピペリレンなどの共役ジエン成分などを例示
することができる。、該σ−オレフィン系弾性重合体を
構成するσ−オレフィン成分単位の含イA率は通常85
モル以上、好ましく0190モル以上の範囲である。該
a−オレフ1′ン系弾性重合体としてはエチレン・プロ
ピレン共重合体、エチレン・1−ブテン”< m 合’
K 、エチレン・4−メチル−1−ペンテン共重合体、
エチレン・1−ヘキセン共重合体、エチレン・1−刺り
テン共重合体、エチレン・1−デ/ セン共重合体、プロピレン・エチレン共重合体、プロピ
レン・]−ブテン共重合体、プロピレン・4−メチル−
1−ペンテン共重合体、プロピレン・]−オクテン共重
合体、プロピレン・1−デセン共重合体、プロピレン・
1−トチセン共if 合体なトノα−オレフィン弾性共
重合体、エチレン・プロピレン・]、4−へキサジエン
共重合体、エチレン・プロピレン・ジシクロペンタジェ
ン共重合体、エチレン・プロピレン・エチリデンノルボ
ルネン共重合体、エチレン・プロピレン・ツルボナシエ
ン共重合体f、rとのa−オレフィン・非共役ジエン弾
性共重合体なとを例示することがてきる。これらのa−
オレフィン系弾114重合体のうちではエチレンまたは
/およびプロピレン成分m位を主成分として含有するα
−オレフィン系弾性重合体であることが好ましく、とく
にエチレン・α−オレフィン系弾性重合体であることか
好ましく、とくにエチレン・θ−オレフィン弾性共G合
体またはプロピレン・(1−オレフィン弾性共重合体で
あることが好ましい。
本発明のポリアミド組成物において、該変性低結晶性エ
チレン・α−オレフィン共共合合体■りと該σ−オレフ
ィン系弾性重合体(C,lとをポリアミドに配合する際
にGま、両者の135°Cのデカリン中における極限粘
度〔η〕の比 〔η)T−1/(y)〕C の値Gゴ通常0.1ないし10の範囲に調整さオ・、さ
らには0.2ないし5の範囲に調整することか好ましい
本発明のポリアミド組成物において、前記ポリアミド(
Aiの100重量部に列するlnj記変性低結、1?、
性プロピレン・(l−オレフィン共重合体(F))の配
合ν;す合Gま1ないし+0[’i重量部の範囲にある
ことか必要であり、さらに打丁しくに5ないし80重4
t(部、とくに好ましくはちないし50重量部の範囲に
ある。前記変性低結晶性プロピレン・α−オレフィン共
J「(合体の配合割合が100重量部より多くなると、
ポリアミド組成物の剛性および溶融流動性か低ドするよ
うになり、1重量部より少なくろ”ると、ポリアミド組
成物の耐術撃性、耐ストレスクラック性、耐水性か低下
しさらに光沢むらの改善効果が低下覆るようになる。ま
た、前記ポリアミド(A)の100重[j(部に苅する
nU記α−オレフづつ系弾性東合体(C)の配合割合は
1ないし100重量部の範囲にあることか必要であり、
きらに好ましくは5ないし80重量部、とくに如ましく
け5ないし50重量部の範囲にある。111J記α−オ
レフィン系弾性11【合体の配合割合か100重量部よ
り多くなると、ポリアミドλil[酸物の剛性および溶
融流動性か低下するようになり、1重1部より少なくな
ると、ポリアミド影酸物物の耐衝撃性、耐ストレスクラ
ック性および耐水性が低下するようになる。また、本発
明のポリアミド組成物において、前記変性低結晶性プロ
ピレン・θ−オレフィン共重合体(IE) 10口重量
部にり1する前記α オレー7・イン系弾性重合体(C
Iの配合は通常5ないし2000重量部、v」”*シ<
+−s TOQ:イL 1500重’51 f5II 
)!M21N−IJ テある。さらに、本発明のポリア
ミド組成物において、前記変性低結晶性プロピレン・α
−オレフィン共止車合体B) J:3よひ前記α−オレ
フィン系弾性重合体(C)の合計量に対するグラフト共
重合した前記不飽和カルボン酸またはその誘導体成分前
位の割合(1通常0.02ないし7重量%、好ましくは
O,i:l!5ないし5型缶%の範囲である。
本発明のボリフ′ミド組成物に6.11前記必須の三成
分の他に必要に応して酸化防止剤、紫外線吸収剤、光保
護剤、亜燐酸塩安定剤、′?J酸化物分解剤、塩基′姓
補助剤、増核剤、可塑剤、潤滑剤、弗電1(5す止剤、
難燃剤、顔料、染料、〕7−ボンフラツク、アスベスト
、カラス繊維、千クン1゛1佐カリウ7rスカー、雲母
、カリオン、クル多、シリカ、シリカアルミナなどの充
填剤を配合す、bこともi′iJ姥である。
さらに、本発明の組成物に4;11その物性を]L−1
わない範囲において他の重合体を配合することも、でき
る。これらの添加剤の配合割合Gま適宜の範υ1(であ
る。
本発明のポリアミド組成物は、神々の方法て溶融混合す
ることにより調製される。たとえば必須の二成分を予備
混合した後に、残りの他の成分と混合したり、同時に必
須の三成分と他の残りの成分とを混合する方法かあげら
れる。また、これらの任意の段階で必要に応じて前記添
加剤、たとえば酸化防Jト剤などを添加することもでき
る。
本発明のポリアミド組成物はその剛性、耐衝撃性、耐水
性などの諸性質に優れている。その中でも組成物を製造
するに際して、(BJ酸成分よび(C)成分を予備的に
溶融混合した予備混合物に、ポリアミド(A)成分を溶
融混合−「ることによって得られる組成物はとくにその
性能が優れている。
本発明の組成物の溶融流動性〔メルトフローレート(1
シl’i’ R1235°C1TOOOg荷重月は、通
常0.1ないし500g/10m工1〕、好ましくは0
.2ないし10口g/l0m1nの範囲である。
本発明のポリアミド組成物は、従来から公知のわ74々
の溶融成形法により、種々の形状に成形される。たとえ
ば射出成形、押出成形、圧縮成形、発泡成形などの方法
が挙げられ、自動車用部品、電機器具、電機部品をGJ
シめとする広い用途に利用される。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。なお
、本発明の方法において、結晶化度および極限粘度〔η
〕は次の方法により求めた。
結晶化度;23°Cでxi回折法により求めた。
極限粘度〔γ));135”CcDt刀リン中すて求め
た。
実施例1 無水マレイン酸グラフトプロヒレン、エチレン共重合体
〔プロピレン含量60モル%、〔η〕1.54 al 
/ g 、、Vh度0.86 g /cm5、結晶化度
5%、フ(1(水マレイン酸単位含有量基剤共重合体1
00重量部に列して0.5玉量部〕とエヂレン・1−ブ
テン共重合体〔エチレン含m 90 モ/l/%、(1
’7 J 2.31 dl/Pl。
密度0.88 g 10n 、結晶化度17%〕を表1
に示す割合になる様に3 Q mmφ押出@ (L /
 D = 28.2 、’50′C)により予備混合し
た。つづいてこの予備混合品とナイロン6(東しく株)
製、アミン’y (’:M i IJ2 TXF。
MFR3,74g/ I 0m1n、、Q条件)を表1
に示J碑1u合になる様に混合し、2種のベレットから
ム゛るトライブレンド物を調製した。さラニ・ 260
”にに設定した一軸押出@(L/ I) 28.30 
mmφうに供給し、メルトブレンド物(ペレット状)を
調製した。該ベレットを100’Cで1昼夜真空乾燥し
たのち、下記条件で射出成形を行い、物性7111I定
用スペシメンを作成した。
シリンダ一温度 260°C 射出圧力    650句/′C広2 射出時間    i Cl see 金型温度    8[+”C 続いて、下記の方法により物性評価を行った。
IAT→’It測定; ASTM LJ  12 J 
879  Q条件でM F ’Rを測定した。
曲げ試験 ; 1/8〃厚みの試験片を用い、A F;
 TI、べD−790−80により曲げ弾性率FM(k
g/Cly+勺、曲げ降伏強度F S (kt)/ct
n2)を測定した。なお、試験片の状N調節は23°0
150%P、 Hの恒温恒湿室で3日行った。
落錘衝撃強度;  60’Cにおいて水平に置いた試験
片(直径50mmφ、厚み1.2mm )に90CTr
iの高さから一定形状の錘を落下させ、錘の爪%を変化
させることにより、一定紋数の試験片の50%が破壊す
るに要する錘の重量(g)にて落錘衝撃強度を評価した
。なお、試験片の状態調節は26°C,50%RHの恒
温恒湿室で6日行った。
アイゾツト衝撃強度;1/8“厚みの試験片を用イ、A
STM D256により−40’C/7チ付きアイゾツ
ト衝撃強度を測定した。試験片の状態調節は23°C1
50%RHの恒温恒湿室で6日行った。
吸水試験; ASTM D570に従い、試験片(直径
2インチ、厚み]78インチ)を100’cで24時間
乾燥後、50°C水中で48時間吸水試験を行い、試験
片の重量変化率から吸水率(支)〕を求めた。
光沢むら;射出成形品の光沢むらを目視にて判定した。
結果を表1に示した。
実施例2ないし12、比較例1ないし4表1に示した変
性低結晶性プロピレン・α−オレフィン共重合体(B)
およびα−オレフィン系弾性重合体(C)を表1に示し
た割合で用いる他は実施例1と同様の方法でブレンド物
を調製し、物性を測定した。その結果を表1に示した。
なお、変性低結晶性プロピレン・α−オレフィン共重合
体(B)およびα−2レフイン系弾゛姓重合体(C)を
配合しなかった場合の士°リアミドの物性をも表1に示
した(比較例1)。
/′ / /

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアミド(八〕、変性低結晶性プロピレン・a
    −オレフィン共重合体(B)およびα−オL/フィン系
    弾性重合体(C)を含むポリアミド組成物であって、 〔1〕  該組成物中の各成分の組成が、該ポリアミド
    (A) 100重量部に列して該変性低結晶性プロピレ
    ン・σ−オレフィン共■(合K (B)が1ないし10
    0重量部の範囲にあり、該α−オレフィン系弾性重合体
    (C)が1ないし100重量部の範囲にあること、 (If)  該変性低結晶性プロピレン・α−オレフィ
    ン共重合体(B)が、基剤低結晶性プロピレン・σ−刺
    ワレフィン共重合体100重量部対して不飽和カルボン
    酸またはその誘導体成分単位0.01ないし10重量部
    の範囲でクラフト共重合してなり、その結晶化度が40
    %以下の範囲にあり、かつ+35’Cのデカリン中にお
    ける極限粘度〔η〕がQ、3ないし7dl/gの範囲に
    あること、および (Ill)  F=9α−オレフィン系弾性重合体(C
    )が、α−オレフィン成分単位を主成分とするものであ
    って、その結晶化度が4(]%以下の範囲にあり、かつ
    135°Cのデカリン中における狗3限粘度〔η〕が0
    .5ないし7d、l/gの範囲にあること、 を特徴とするポリアミド組成物。
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