JPS588761A - ポリイミド溶液の連続調製法 - Google Patents

ポリイミド溶液の連続調製法

Info

Publication number
JPS588761A
JPS588761A JP10561681A JP10561681A JPS588761A JP S588761 A JPS588761 A JP S588761A JP 10561681 A JP10561681 A JP 10561681A JP 10561681 A JP10561681 A JP 10561681A JP S588761 A JPS588761 A JP S588761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerization tank
tank
polymerization
polyimide
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10561681A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5953286B2 (ja
Inventor
Tatsuo Sano
佐野 辰夫
Kazunori Motonari
元成 一徳
Katsuo Imatani
今谷 克男
Hiroshi Inoue
浩 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP10561681A priority Critical patent/JPS5953286B2/ja
Publication of JPS588761A publication Critical patent/JPS588761A/ja
Publication of JPS5953286B2 publication Critical patent/JPS5953286B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ビフェニルテトラカルボン酸成分。
ベンゾフェノンテトラカルボン酸成分などの芳香族テト
ラカルボン酸成分と、芳香族ジアミン成分との略等モル
を、フェノール系溶媒と共に、長尺な筒状の重合槽まだ
は多段重合槽に連続的に供給して、前記重合槽内を反応
液が流動している間に重合およびイミド環化させて、高
粘度のポリイミド溶液を連続的に調製する方法に係る。
この発明の方法によれば、溶液の粘度(100°Cの回
転粘度)が安定した高粘度のポリイミド溶液を連続的に
製造することができる。
従来、ビフェニルテトラカルボン酸成分、ベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸成分などの芳香族テトラカルボン酸
成分と芳香族ジアミン成分との略等モルを、フェノール
系溶媒中で重合およびイミド環化して、均一なポリイミ
ド溶液を製造する方法は、特公昭46−17145号公
報、特公昭47−26191号公報、特公昭47−26
878号公報および特公昭48−26958号において
ベンゾフェノンテトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン
成分との重合について、さらに特開昭50−11359
7号公報および特開昭55−65227号公報において
、ビフェニルテトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成
分との重合について、それぞ知られていたのである。
しかしながら、前述の各公知文献には、芳香族テトラカ
ルボン酸成分と芳香族ジアミン成分とを単一重合槽内で
充分に攪拌しながら重合およびイミド環化するバッチ式
の重合法で、ポリイミド溶液を製造する方法しか開示さ
れていないのであって、そのバッチ式の重合方法では、
ポリイミドの重合度およびポリイミド溶液の回転粘度を
調節することが非常に難しく、各バッチ毎に目標とする
回転粘度の同じ品質のポリイミド溶液を再現性よく自由
に得ることがほとんどできないのである。
このことは、各バッチ毎に品質の異なるポリイミド溶液
しかできないことを意味し、したがってそのようなポリ
イミド溶液を例えば製膜用のドープ液として使用する場
合には、各バッチ毎の種々の品質のポリイミド溶液に合
わせて、ポリイミド膜の成形条件を調節する複雑な作業
が必要であり。
その調整に長時間を要するだめに多量のポリイミド溶液
を無駄に使用しなければならず、同じ品質のポリイミド
膜を連続的に大量に製造することができなかったのであ
る。
この発明者らは1種々のポリイミド成形体(例えば、フ
ィルム、繊維2分離膜、中空糸など)の製造用のドープ
液として安定した品質のポリイミド溶液を多量に製造す
る方法について鋭意研究した結果、芳香族テトラカルボ
ン酸成分と芳香族ジアミン成分とを、フェノール系溶媒
と共に、長尺な筒状の重合槽または多段重合槽に連続的
に供給し、その重合槽内を反応液が長時間で流動する間
に1重合成分を高温で重合およびイミド環化して。
高い回転粘度のポリイミド溶液を重合槽から取り出すこ
とによって、安定した回転粘度を有するポリイミド溶液
を連続的に調製することができることを見出し、この発
明を完成した。
すなわち、この発明は、ビフェニルテトラカルボン酸成
分、ベンゾフェノンテトラカルボン酸成分などの芳香族
テトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成分との略等モ
ルを、フェノール系溶媒と共に、予熱して、長尺な筒状
の重合槽または多段重合槽に連続的に供給して。
その反応液が約1〜100時間で重合槽の入口から出口
まで流動する間に、前記両モノマー成分まだはそれらの
オリゴマーt=約i2o〜soo’cの温度で重合およ
びイミド環化して。
回転粘度(100°Cで測定)が約200〜5万ポイズ
であるポリイミド溶液を重合槽から取り出すことを特徴
とするポリイミド溶液の連続調製法に関する。
以下、この発明の調製法について1図面も参考にして、
さらに詳しく説明する。
第1図は、この発明のポリイミド溶液の調製法に使用す
る装置の1例を示す概略フロー図である。
この発明の調製法に使用する芳香族テトラカルボン酸成
分としては、  3.3’、 4.4’−ビフェニルテ
トラカルボン酸+  2161 ”T ”−ビフェニル
テトラカルボン酸、あるいはそれらの酸無水物、塩。
または低級アルキルエステル化物などのビフェニルテト
ラカルボン酸類、あるいは、  3.3’、 4.4’
−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、  2.3.3’
、 4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、あるいは
それらの酸無水物、塩または低級アルキルエステル(I
nなどのベンゾフェノンテトラカルボン酸類。
およびそれらの混合物を好適に挙げることができる。
この発明では、芳香族テトラカルボン酸成分としては、
ビフェニルテトラカルボン酸またはその酸二無水物が最
適である。
この発明では、芳香族テトラカルボン酸成分として、前
記ビフェニルテトラカルボン酸類まだはベンゾフェノン
テトラカルボン酸類と、他の芳香族テトラカルボン酸類
2例えば、ピロメリット酸類、  2.2−ヒス(3,
4−ジカルボキシフェニル)プロパン、ビス(ろ、4−
ジカルボキシフェニル)ス/l/ホ7.  ヒス(3,
4−ジカルボキシフェニル)エーテル、ヒス(3,4−
ジカルボキシフェニル)チオエーテル、ビス(3,4−
ジカルボキシフェニル)メタンなど、特にそれらの酸二
無水物との混合物であってもよく、その混合物中の他の
芳香族テトラカルボン酸類の使用量比率が20モルチ以
下であることが最適である。
この発明の調製法において使用する芳香族ジアミン成分
としては2例えば、4.4’−ジアミノジフェニルエー
テル、己、己′−ジメチルー4,4′−ジアミノジフェ
ニルエーテル、3.3’−ジメトキシ−4,4’−ジア
ミノジフェニルエーテル、3.3’−ジアミノジフェニ
ルエーテル X、 、 4/−ジアミノジフェニルエー
テルなどのジフェニルエーテル系ジアミン、  4.4
’−ジアミノジフェニルチオエーテル、  3.3’−
ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルチオエーテル
、  3.3’−ジメトキシ−4,4′−ジアミノジフ
ェニルチオエーテル、  3.3’−ジアミノジフェニ
ルチオエーテルなどのジフェニルチオエーテル系ジアミ
ン、  4.4’−ジアミノベンゾフェノン。
6.3′−ジメチル−4,4′−)アミノベンゾフェノ
ン。
乙、己′−ジアミノベンツ゛フェノンなどのベンツ゛フ
ェノン系ジアミン、  3.3’−ジアミノジフェニル
メタン。
4.4′−ジアミノジフェニルメタン、口、ろ′−ジメ
トキシー4+47−ジアミツジフエニルメタン、  3
.3’ −ジメチル−4,4′−ジアミノジフェニルメ
タンfxトのジフェニルメタン系ジアミン、2,2−ビ
ス(4−アミノフェニル)プロパン、2,2−ビス(ろ
−アミノフェニル)フロパン々どのビスフェニルプロパ
ン系シアミン、4.4’−ジアミノジフェニルスルホキ
シド、  3.3’−ジアミノジフェニルスルホキシド
などのジフェニルスルホキシド系ジアミ石4.4′−ジ
アミノジフェニルスルホン、  3.3’−ジアミノジ
フェニルスルホンなどのジフェニルスルボン系ジアミン
、ベンチジン、  3.3’−ジメチルベンチジン、 
 3.3’−ジメトキシベンチジン、  3.3’−ジ
アミノビフェニルなどのビフェニル系ジアミンなどを挙
げることができる。
この発明では、芳香族ジアミン成分としては。
%に、  ビフェニルエーテル系ジアミン、ビフェニル
チオエーテル系ジアミン、ジフェニルメタン系シアミン
、ビフェニル系ジアミン々とを好適に挙げることができ
、さらに前記の好適な芳香族ジアミンと、0−2m−ま
たp−フェニレンジアミン。
2.6−ジアミノピリジン、3,6ジアミノピリジン。
2.5−ジアミノピリジン、3,4−ジアミノピリジン
などのジアミノピリジン類などとの混合物であってもよ
い。
この発明の調製法において使用するフェノール系溶媒は
、融点が約100°C以下、特に好ましくは80°C以
下であり、その沸点が常圧で600°C以下、特に好ま
しくは280°C以下であるフェノール系化合物が好ま
しく2例えば、フェノール。
0−2m−またはp−クレゾール、己、5−キシレノー
ル、カルバクロール、チモールなどの1価のフェノール
、あるいはその1価のフェノールのベンゼン核の水素を
ハロゲンで置換したハロゲン化フェノールを好適に挙げ
ることができる。
特に、ハロゲン化フェノールとしては9例えば。
ろ−クロルフェノール、4−クロルフェノール。
3−ブロムフェノール、4−ブロムフェノール。
2−クロル−4−ヒドロキシトルエン、2−クロル−5
−ヒドロキシトルエン、3−クロル−6−ヒドロキシト
ルエン、4−クロル−2−ヒドロキシトルエン、2−7
”ロム−4−ヒドロキシトルエン、2−7”ロム−5−
ヒドロキシトルエン、6−ブロム−6−ヒドロキシトル
エン、4−ブロム−2−ヒドロキシトルエンなどを挙げ
ることができる。
この発明の調製法において使用する重合槽は。
長尺な筒状の重合槽または多段重合槽であるが。
重合反応液が重合槽内をその入口から出口に向って微速
で流動して進行する際に2反応液の進行方向の前後の反
応液全体が自由にまたは容易に均一に混合しない形式の
重合槽であればよい。
前述の重合槽としては2例えば、第1図に示すような長
尺な筒状の重合槽4を好適に挙げることができる。その
重合槽4は、その全長りと内径りとの比(L/D )が
、約5〜500.特に好ましくは8〜100程度である
空洞の管状体であることが好ましく、必要であれば、じ
ゃま板、多孔板などが内蔵されていてもよい。その重合
槽は、第1図に示すように、垂直に設置できるものであ
って9反応液が上から下に流動するようになっているこ
とが好ましいが1反応液が水平方向、または階段式に流
動する形式の重合槽であってもよい。
前記重合槽4は2例えば第1図に示すように。
重合槽を加熱するだめの熱媒Hを通すことができるジャ
ケット7がその槽の周囲に設けられていて。
反応液を必要な重合温度に加熱することができるように
なっていることが必要である。
前期熱媒Hは、熱媒の加熱槽5でヒーター8などで必要
な温度に加熱して、第1図のように循環できるようにな
っていることが好ましい。
前記重合槽4の入口の部分には2重合槽を加熱した熱媒
Hなどで、予熱を行うことができる昇温槽3が2重合槽
4と連続して設置されており、さらに、その昇温槽ろの
上には、環流冷却器9が設置されていて2反応液の脱気
が可能となっていることが適当である。
なお、前記昇温槽ろは内部またはその上部に。
攪拌機が設置されていて、原料モノマーまたはそのオリ
ゴマーおよびフェノール系溶媒の供給および予熱の際に
反応液を均一にするために攪拌できるようになっていて
もよく、マた。流れをよくするために取外されていても
良い。
この発明では、筒状の重合槽は、第1図に示すように、
直管状のものである必要はなく2曲管。
例えば、螺旋状管、ジグザグ状の管であってもよい。さ
らにこの発明で使用する重合槽は、前記筒状の重合槽ば
かりでなく、複数の重合槽を連続して設けた多段重合槽
であってもよい。
この発明の方法においては、−)ず、前述の芳香族テi
・ラカルボン酸と芳香族ジアミンとの略等モルを、フェ
ノール系溶媒と共に、約50〜120°C1特に60〜
jjO’cK予熱して、前述の重合槽に連続的に供給す
るのである。
前述の両モノマー成分と溶媒とを重合槽へ供給する方法
は、特に限定されるものではないが2例えば、第1図に
示すように、熱媒H′で加熱することができる溶解槽1
に、芳香族テトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成分
との略等モルを計量tて、フェノール系溶媒と共に入れ
て、約50〜120°C2特に60〜110°Cの温度
で、約0.1〜10時間2%に0.5〜5時間で2両モ
ノマー成分を溶媒に均一に溶解して1回転粘度(+oo
’c)が0.1〜100ポアズ、特に0.5〜5oポア
ズである均一な溶液を調製し、その溶液を、熱媒H〃で
加熱されている二重管6,6′および輸送ポンプ2(例
えば、ギヤーポンプ、プランジャポンプなど)によって
、昇温槽6および重合槽4へ供給することが好丑しい。
前述の均一な溶液は2両モノマー成分、あるいは両モノ
マー成分が重合反応して生成したオリゴマー(そのオリ
ゴマーのイミド化率が0〜95q6特に5〜60%程度
であシ、そのオリゴマーの対数粘度が0.01〜1程度
である)を含有しており。
それらの両モノマー成分およびオリゴマーの全濃度がポ
リマー換算で2〜40重量係、特に6〜30重量q6程
度であることが好ましい。
前述の均一な溶液は、必要であれば30’c以下特に−
10〜20°Cの低温で保存することができるが、長時
間放置すると重合反応が進み、溶液の回転粘度が増大し
てしまうので、10日間以内。
特に5日間以内に、使用することが好ましい。
この発明では、前述のようにして雨上ツマー成分と溶媒
とを重合槽(昇温槽)へ供給することが好ましいが、そ
の他の方法として2例えば、芳香族テトラカルボン酸成
分をフェノール系溶媒に均一に溶解しておいて、その溶
液を予熱して重合槽(昇温槽)に供給しつつ、別に調製
した芳香族ジアミン成分のフェノール系溶媒溶液を予熱
して重合槽または昇温槽へ供給し、約120−.300
’Cに加熱された昇温槽または重合槽内で両モノマー成
分をはじめて接触させ反応させる別々の両モノマー成分
の供給法であってもよく、あるいは、前述の両モノマー
成分を同時に溶解して得られた均一な溶液を昇温槽およ
び重合槽へ供給する方法と。
前述の別々に両モノマー成分を昇温槽または重合槽へ供
給する方法とを併用してもよい。
この発明では、第1図に示す溶解槽1がら、二重管6.
輸送ポンプ2および二重管6′を経て昇温槽ろへ供給す
る均一な溶液(両モノマー成分、それらのオリゴマーを
含有する)は、50〜120°C2特に60〜110°
Cに予熱されていることが好ましく、さらに、昇温槽ろ
において、ioo〜250°C2特に120〜230′
cに昇温して2重金種4へ供給することが好ましい。
よって、第1図における昇温槽6は2重合槽4の一部と
見なすことができる。
この発明の方法においては、前述のようにして。
連続的に重合槽へ供給された反応液が、約1〜100時
間、好ましくは2〜50時間で2重合槽(!、だは昇温
槽)の入口から重合槽の出口まで流動して進む間に、前
記両モノマー成分またはそれらのオリゴマーを、約12
0〜300°C2好ましくは125〜250°Cの温度
で重合およびイミド環化して、高分子量のポリイミドを
生成させ。
回転粘度(100°Cで測定)が、約200〜5万ポイ
ズ、好ましくは、500〜2万ポイズであるポリイミド
溶液を2重合槽の出口から連続的に取り出すのである。
この発明の方法において2反応液が2重合槽内を進む平
均線速度は、約1〜1000cm/ hr、特に、2〜
100 cm / br程度であることが好ましい。
この発明では2重合およびイミド環化反応を行っている
際の重合槽は、開放系であって不活性ガスの流通できる
ものであってもよく、あるいは。
密閉系として昇圧が可能なものであってもよい。
この発明では2反応液が重合槽内を進行しながら重合お
よびイミド化反応を行っている際の重合圧は、常圧〜2
0Kg/読、特に常圧〜1DKg/ctA程度であるこ
とが好ましい。
この発明では2重合系を密閉系として、少量の水を添加
して2重合およびイミド環化を行うこともでき、その場
合には2重合を適当な程度に抑制することができるので
、適当な場合もある。
この発明では、前述の重合温度2重合槽内の滞留時間(
重合時間)2反応液中の水の含有率などを調製すること
によって2種々の回転粘度のポリイミド溶液を安定的に
製造することができる。
この発明では、ポリイミド溶液を重合槽の出口から取り
出すには、第1図に示すように取り出しポンプ2′(例
えば、ギヤーポンプ、プランジャーポンプなど)でポリ
イミド溶液を抜き出すことができる。
この発明の調製法によって得られたポリイミド溶液は、
そのままで2種々のポリイミド成形体(例えば、フィル
ム、繊維1分離膜、中空糸など)の製造用のドープ液と
して使用することができ。
ポリイミド成形体の製造用の吐出金型(Tダイ。
紡糸ノズルなど)へ連続的に供給して、それぞれのポリ
イミド成形体を製造することができるが。
必要であれば、前記ポリイミド溶液を、脱泡槽および/
またはろ過槽へ連続的に送って、ろ過・脱泡し、ポリイ
ミド溶液を精製して、ポリイミド成形体の製造用ドープ
液とすることもできる。
以下、この発明の実施例を示す。
実施例1 第1図に示す装置およびフローによって、ポリイミド溶
液を連続的に52時間製造した。
第1図において、溶解槽1は、容量500肩であり、1
00°Cに加熱することができる熱媒H′が供給されて
いるものを使用した。
第1図において、昇温槽ろは、内径90問、長さ61O
Nである円筒管であり、熱媒Hを通すことができる螺旋
状管を内蔵しているものであり。
重合槽4は、内径sown、長さ2000wnである空
洞の円筒管であり、その周囲には熱媒Hを通すことがで
きるジャケット7がおおっているものである。
第1図において、輸送ポンプ2.取り出しポンプ2′は
、いずれも最大能力1700 (?7A /hrのギヤ
ーポンプであった。
第1図のフローにおいて、まずl  ’ l ’+ 4
14’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物17.1
 f/ /h、r。
4、イージアミノジフェニルエーテル11.7 fi’
/hr。
およびパラクロルフェノール211 f/ /brを、
溶解槽1へ連続的に供給し、100°Cで2時間滞留し
ている間に均一な溶液(100°Cの回転粘度約5ポア
ズ、溶液中のオリゴマーの対数粘度平均約0.5以下、
そのオリゴマーのイミド化率平均約40%)を調製し、
その均一な溶液を、二重管6゜ギヤーポンプ2および二
重管6′を経て、約100°Cの予熱温度で、  20
 oi/hrの供給速度で、昇温槽6の上部へ連続的に
供給し。
その反応液が、昇温槽ろの中を約b cm /h rの
線速度で下方に向って進行している間に、その反応液を
138〜145“Cまで昇温し、さらに、その反応液が
2重合槽4に供給され、その重合槽4の中を、約145
〜148°Cの重合温度に維持され。
約10cm/hrの線速度で下方に向って進行している
間に2重合およびイミド環化反応が進み。
重合槽4の下部からギヤーポンプ2′によって。
高粘度のポリイミド溶液が取り出された。
その取り出されたポリイミド溶液の100°Cの回転粘
度を第1表に示す。
なお、得られたポリイミド溶液は、ポリマー濃度が約1
2重量係であり、ポリマーの対数粘度(50”C,0,
5t/ 100mlパラクロルフェノール)が約2.1
であり、ポリマーのイミド化率が95チ以上であった。
実施例2 重合温度を約160°Cに変えたほかは、実施例1と同
様に実施した。
得られたポリイミド溶液は、ポリマー濃度約r19) 12重量係であり、ポリマーの対数粘度が約1.9であ
り、ポリマーのイミド化率が95係以上であった。
ポリイミド溶液の回転粘度は、第1表に示す。
実施例6 重合温度を約130°Cに変え、第1図の昇温槽ろを取
シ除いた重合槽4としく滞留時間20時間)としたほか
は、実施例1と同様に実施して、ポリイミド溶液を連続
的に調製した。
その結果を第1表に示す。
実施例4 重合温度を約106°Cに変え2反応液に約0.3重量
係の水を添加したほかは、実施例3と同様に実施して、
ポリイミド溶液を調製した。
その結果を第1表に示す。
□ (20)
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施するための工程のフローを大
略示すフロー図である。 1;溶解槽、2.2’iギヤーポンプ、3;昇温槽。 4;重合槽、5;加熱槽+6+6’i二重管、7;ジャ
ケット、8;ヒーター、9;環流冷却器、H,d。 H″;熱媒。 特許出願人 宇部興産株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 芳香族テトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン成分との
    略等モルを、フェノール系溶媒と共に。 予熱して、長尺な筒状の重合槽まだは多段重合槽に連続
    的に供給して。 その反応液が約1〜100時間で重合槽の入口から出口
    まで流動する間に、前期筒モノマー成分まだはそれらの
    オリゴマーを約120〜600°Cの温度で重合および
    イミド環化して。 回転粘度(100°Cで測定)が約200〜5万ポイズ
    であるポリイミド溶液を重合槽から取り出すことを特徴
    とするポリイミド溶液の連続調製法。
JP10561681A 1981-07-08 1981-07-08 ポリイミド溶液の連続調製法 Expired JPS5953286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10561681A JPS5953286B2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 ポリイミド溶液の連続調製法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10561681A JPS5953286B2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 ポリイミド溶液の連続調製法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS588761A true JPS588761A (ja) 1983-01-18
JPS5953286B2 JPS5953286B2 (ja) 1984-12-24

Family

ID=14412424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10561681A Expired JPS5953286B2 (ja) 1981-07-08 1981-07-08 ポリイミド溶液の連続調製法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5953286B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627733A (ja) * 1985-03-10 1987-01-14 Nitto Electric Ind Co Ltd 無色透明なポリイミド成形体およびその製法
JPH01121364A (ja) * 1987-11-04 1989-05-15 Ube Ind Ltd 印刷用ポリイミド組成物
JPH08225645A (ja) * 1995-12-18 1996-09-03 Nitto Denko Corp 無色透明なポリイミド成形体およびその製法
CN108559080A (zh) * 2018-04-19 2018-09-21 长兴福威格新材料有限公司 一种热塑性聚酰亚胺的连续聚合制备方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS627733A (ja) * 1985-03-10 1987-01-14 Nitto Electric Ind Co Ltd 無色透明なポリイミド成形体およびその製法
JPH01121364A (ja) * 1987-11-04 1989-05-15 Ube Ind Ltd 印刷用ポリイミド組成物
JPH08225645A (ja) * 1995-12-18 1996-09-03 Nitto Denko Corp 無色透明なポリイミド成形体およびその製法
CN108559080A (zh) * 2018-04-19 2018-09-21 长兴福威格新材料有限公司 一种热塑性聚酰亚胺的连续聚合制备方法
CN108559080B (zh) * 2018-04-19 2021-02-05 长兴福威格新材料有限公司 一种热塑性聚酰亚胺的连续聚合制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5953286B2 (ja) 1984-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4385084A (en) Process for preparing a selective permeable membrane
US4370290A (en) Process for producing aromatic polyimide filaments
US4460526A (en) Process for producing aromatic polyimide hollow filaments
US4830640A (en) Aromatic imide polymer hollow filaments
JPS6216168B2 (ja)
JP2007508421A (ja) ポリイミドの製造方法及び該方法で製造されるポリイミド
CN105175722B (zh) 一种芳香族高相对分子质量和分子量分布窄的聚酰胺酸的制备方法
JPH0381325A (ja) 高分子量ポリアミドの製造方法
JPS6252605B2 (ja)
JPS588761A (ja) ポリイミド溶液の連続調製法
WO2001025313A1 (fr) Fabrication de resine polyimide
CN109012528A (zh) 一种管式反应器及用其制备单分散聚酰胺酸溶液的方法
JP3024216B2 (ja) インダン部分を含むポリベンゾアゾールポリマー
JPS62214912A (ja) ポリイミドフイルムの製造法
JPS6337136B2 (ja)
JPS61264050A (ja) 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法
JPS6261327B2 (ja)
JPS6063226A (ja) ポリイミド成形物の製造方法
US5066770A (en) Process and apparatus for manufacturing polymers
JP2003527239A (ja) ポリマー溶液予備加熱器、及びそのような溶液の予備加熱方法
JPH0248571B2 (ja)
US4529793A (en) Selective permeable membranes comprising a polyquinazolone-based polymer
CN110628026A (zh) 一种利用微反应器连续合成聚酰亚胺前驱体的方法
JPS621616B2 (ja)
JPS60166424A (ja) ポリイミド樹脂管状物の製造法