JPS61264050A - 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法 - Google Patents

導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法

Info

Publication number
JPS61264050A
JPS61264050A JP60103677A JP10367785A JPS61264050A JP S61264050 A JPS61264050 A JP S61264050A JP 60103677 A JP60103677 A JP 60103677A JP 10367785 A JP10367785 A JP 10367785A JP S61264050 A JPS61264050 A JP S61264050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solution
film
aromatic
polymerization
polyimide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60103677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586811B2 (ja
Inventor
Akihiro Kunimoto
国本 昭弘
Seiichiro Takabayashi
誠一郎 高林
Morio Nakamura
守男 中村
Tachiaki Maeda
前田 立秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ube Industries Ltd filed Critical Ube Industries Ltd
Priority to JP60103677A priority Critical patent/JPS61264050A/ja
Publication of JPS61264050A publication Critical patent/JPS61264050A/ja
Priority to US07/117,431 priority patent/US4810419A/en
Publication of JPH0586811B2 publication Critical patent/JPH0586811B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B1/00Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors
    • H01B1/20Conductive material dispersed in non-conductive organic material
    • H01B1/24Conductive material dispersed in non-conductive organic material the conductive material comprising carbon-silicon compounds, carbon or silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K7/00Use of ingredients characterised by shape
    • C08K7/02Fibres or whiskers
    • C08K7/04Fibres or whiskers inorganic
    • C08K7/06Elements
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/249921Web or sheet containing structurally defined element or component
    • Y10T428/249924Noninterengaged fiber-containing paper-free web or sheet which is not of specified porosity
    • Y10T428/24994Fiber embedded in or on the surface of a polymeric matrix
    • Y10T428/249941Fiber is on the surface of a polymeric matrix having no embedded portion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31504Composite [nonstructural laminate]
    • Y10T428/31721Of polyimide

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Conductive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、耐熱性の高い芳香族ポリイミドフィルムに
特定のカーボン短繊維が高い割合で配合されているポリ
イミド組成物から形成されている導電性のポリイミドフ
ィルム、および乾燥されたカーボン短繊維のスラリー溶
液と、芳香族テトラカルボン酸成分および芳香族ジアミ
ン成分の/8液とを混合して、両成分の重合反応を行わ
せ、得られた重合溶液から製膜用のトープ液を調製し、
そのl・−プ液を使用して製膜を行って、前述の導電性
ポリイミドフィルムを製造する方法に係る。
〔従来技術の説明〕
従来、芳香族ボリイ1+−にカーボン粒子を僅か配合し
たボリイミl′またはその前駆体組成物を使用し、て、
遮光性を有するボリイミtフィルムを製造する方法が、
特開昭60−26034υ公報などによって知られてい
たのである。
しかしながら、そのようなi庶光性ボリイミ1フィルム
は、カーボン粒子が僅かに配合されているだけであり、
しかも高温に加熱されカニ際1=;k =J法が変化し
たり、波打ったり、皺を生じたりなどの変形をするので
、耐熱安定性および導電性を充分に有するものではなか
った。
−・般に、芳香族ボリイミ+’またはその前駆体に、カ
ーボン粒子、カーボン短繊維などの導電性粒子をかなり
高い割合で配合する配合操作、あるいは、導電性粒子の
高配合された均質なボリイミ1′′またはその前駆体組
成物(製膜用のl・−プ液)の調製、特にカーボン短繊
維を含有するi′−プ液の調製(脱泡操作など)が困難
であったので、導電性を有するボリイミ1゛′フィルム
を工業的に安定に製造することは極めて難しいことであ
り、また、導電性粒子を高い割合で配合されたボリイl
またはその前駆体組成物から製造されるポリ、(ミ+フ
ィルムは、多数の微細な気泡を内蔵したり、充填された
導電fIY粒子が不均一な分散していたりして、充分な
耐熱性および機械的強度を保持さ−lろことが困難であ
っ人二のである。
〔本発明の要件およびその作用効果〕
この発明者らは、耐熱安定性および導電性を有する芳香
族ポリ(ミl−フィルムを安定に製造する方法について
t;ε意研究した結果、最初にカーホン短繊維を充分に
乾燥して含水率が小さいカーボン短繊維を使用して、始
めに重合溶媒に分散さ・lてカーボン短繊維のスラリー
溶液を調製し、次いで芳香族テトラカルボン酸成分およ
び芳香族シアミン成分またはその溶液を前記スラリー溶
液に添加・混合して、重合用の/8液を調製し、続いて
、両成分を重合さ・口て、その重合溶液から製膜用のド
ープ液を調製し、最後にそのI−プ液を使用して製膜す
ることによって、前記導電性ボリイミlフィルムが工業
的に製造できることを見いだし、この発明を完成した。
すなわち、この発明は、繊紬の径が1〜30 /lであ
りそしてtJll維の長さが0.05〜3.0INI1
1であるカーボン短繊維が、10〜40重量%の配合割
合で、芳香族ポリイミド中に均一・に配合されているポ
リイミド−組成物で形成されていることを特徴とする導
電性ボリイλ1″フィルムに関するものであり、また1 、前記のカーホン短繊維を含水率1.0重量%以下に乾
燥した後、その乾燥されたカーボン短繊維を重合溶媒に
添加して、カーボン短繊維のスラリー溶液を調製し、そ
のスラリー溶液に、芳香族テトラカルボン酸成分および
芳香族ジアミン成分あるいはその各モノマー成分が溶解
されている溶液を添加・混合して重合用の溶液を調製し
、次いで、前記両成分の重合反応を行わせて、芳香族ポ
リアミック酸または芳香族ポリイミドを生成させ、その
重合溶液からカーボン短繊維が均一に分散していてしか
も芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミドが溶解
している製膜用のドープ液を調製し、最後に、そのドー
プ液を使用して、製膜することを特徴とする導電性ボリ
イミ1゛′フィルムの製造法に関する。
この発明の導電性ボリイミ1゛フィルムは、体積固有抵
抗または表面抵抗などで示される電気抵抗性が小さく導
電性を充分に有するものであり、しかも内部に気泡など
を実質的に有しておらず、芳香族ポリイミドフィルムと
して充分な耐熱性、耐熱安定性、または機械的強度を同
時に有しており、約300″cll上、特に400℃以
上の高温下においても、不均一・に収縮して波打ったり
、皺ができたり、ふくれを生したりすることがないもの
である。
この発明の方法は、従来製造が困難であったところの「
カーボン短繊維を高い割合で含有する芳香族ボリイミ1
゛組酸物からなる導電性ポリイミドフィルム」を、再現
性よく工業的に製造することができるのである。
特に、この発明の方法は、カーボン短繊維を充分に乾燥
して重合溶媒に高い割合で添加しカーボン短繊維のスラ
リー溶液を調製し、次いで、そのスラリー溶液に各モノ
マー成分の/8液を混合して重合用の溶液を調製し、両
成分を重合反応させて重合溶液を製造する点に主な特長
かあり、前述のようにして製造された重合溶液は、容易
に脱法などを行うことができるので、製膜用の1−プ液
を容易に調製すイ〕ことができ、さらにそのドープ液か
ら何等の障害なしに製膜を行う、二とができるのである
〔本発明の各要件の詳しい説明〕
この発明の導電性ポリイミドフィルムは、繊維の径が1
〜30μ、好ましく(15〜20μでありそして繊維の
圏さが0.05〜3. Oram、好ましくは0、1〜
2.0 mmである「カーボン短繊維」か10〜40重
量%、好ましくは15〜35重M%の配合割合で、芳香
族ボIルイミ1中に均・に配合されているボリイミf組
酸物で形成されており、厚さが好ましくは約5〜200
.+l、特に好ましくは10〜150 Itである、柔
軟な導電I11ボリイミ1:フイルムである。
前記のカーボン短繊維は、繊維の長さがそのi¥に対し
て約3倍1ぺ一1払特に4〜100倍、さらに好ましく
は5〜50倍程度のHさであることが好まし7い。
この発明において、カーボン短繊維の配合割合が少なく
なり過ぎたり、カーボン短繊維の長さが短かくなり過ぎ
たり、あるいはカーボン短繊維の代わりにカーボン粒子
(一般的なカーボンブランク)が配合されていると、そ
のようなポリイミドフィルムは300℃以上に加熱され
た場合に、不均一に収縮したり、波打ったり、皺が発生
したして、高温に加熱された際の熱安定性が悪化するか
、あるいは導電性が著しく低下するので適当ではなく、
また、カーボン短繊維の配合割合が高くなり過ぎたり、
カーボン短繊維のHさが長くなり過ぎたりすると、その
ようなポリイミドフィルム自体が再現性良く工業的に製
膜できなかったり、フィルム内にカーボン短繊維が均一
に分散さなかったり、またはフィルムの表面における凹
凸が大きくなるかまたは数多いものとなり、その結果、
フィルムの画然安定性または機械的物性が低下したり、
フィルム表面が著しく粗面化するので適当ではない。
前記の芳香族ボリーイミ(−とじては、例えば、ビロメ
リソ[酸又はその酸二無水物、2,3.3’、4’−又
は3,3’ 、4.4’−ビフェニルテlラカルボン酸
又はその酸に無水物、2,3.3°、4′−又は3.3
’、4.4”−ベンゾフェノンテトラカルポン酸または
その酸に無水物、あるいはそれらのハロゲン化物、低級
アルコールエステル化物なとを主成分とする芳香族テト
ラカルボン酸成分と、4,4゛−ジアミノジフェニルエ
ーテル、4.4゛−ジアミノジフェニルメタン、4,4
”−ジアミノジフェニルスルホン、o−、m−又はp−
フェニレンジアミンなどの芳香族ジアミン成分とを、大
略等モル使用して、公知の重合法および・イミド化によ
って、必要であればポリイミド前駆体(芳香族ポリアミ
ック酸など)を経由して、得られるところの「約90%
以上、特に95%以」二のイミド化率であり高い分子量
を有する耐熱性の芳香族ポリイミド」であればよい。
この発明では、芳香族ポリイミドとしては、特に、2,
3.3”、4゛−又は3.3’、4.4’−ビフェニル
テトラカルボン酸又し1その酸に無水物を全酸成分に対
して約80モル%以上、好ましくは90モル%以上含有
する芳香族デトラカルボン酸成分と、o−、m−又はp
−フェニレンジアミンなどのフェニレンジアミン類を全
ジアミン成分に対して50モル%以上、特に70モル%
以上含有する芳香族ジアミン成分とから芳香族ポリアミ
ック酸を経由して得られた芳香族ポリイミドが、この発
明の目的に合致した性能を有するポリイミドフィルムと
なり、特に熱的な安定性、機械的強度などにおいて最適
である。
この発明の方法においては、まず、前述のカーボン短繊
維を含水率1.0重量%以下、好ましくは0.5重量%
以下に充分に乾燥した後、直ちにその乾燥されたカーホ
ン短繊維を、N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシ1′、スルボラン、ピリジン、テト
ラメチル尿素、クレゾール、フェノールなどの有機極性
溶媒からなる重合溶媒に常温または加熱下に添加して、
前記のカーボン短繊維が均一に分散しているスラリー溶
液を調製するのである。
前記のカーボン短繊維の含水率かあまりに多くなり過ぎ
ると、そのようなカーボン短繊維の配合によって調製さ
れたスラリー溶液を使用して、ドープ液を調製し、さら
に、その1・−プ液から製膜した場合に、1゛−ブ液に
含有される水分によって、製膜の際にボリイミl゛フィ
ルム内に多数の気泡が発生するので適当ではない。
この発明では、前述のスラリー溶液の調製に続いて、そ
のスラリー溶液に、前述の芳香族テトラカルボン酸成分
および芳香族ジアミン成分あるいはその各成分が前記重
合溶媒中に均一・に溶解している溶液を、好ましくは約
100℃以下、特に好ましくは0〜60℃の温度で、添
加・混合して、前記カーボン短繊維が重合溶媒中に均一
・に分散しておりしかも各モノマー成分が重合溶媒中に
均一・に熔解している重合用の溶液を調製し、さらに、
重合用の溶液の調製に続いて、必要であれば重合用の溶
液を撹拌しながら、好ましくは約100℃以下、特に好
ましくば0〜60℃の重合温度で、好ましくは約0.5
〜50時間、特に1〜30時間、前記両成分を重合反応
させて、芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミド
を生成させて、その重合溶液から、そのままか、あるい
は溶媒または適当な添加剤を添加し、重合溶液の回転粘
度を調整したり、またば脱泡したりして、前記カーボン
短繊維が均一に分散していてしかも芳香族ポリアミック
酸または芳香族ポリイミドが均一に溶解している「製膜
用のドープ液」を調製するのである。
前記の重合用の溶液の調製において、スラリー溶液と各
モノマー成分とを、同時に混合し7てもよく、あるいは
各千ツマー成分を順次、スラリー溶液に混合してもよ(
、さらにスラリー7’;: llνを充分に攪拌しなが
ら各モノマー成分を混合し、オ人二重合用の溶液を攪1
12シながら重合反応を行わ0°ろことか好ましい。
この発明の方法では、各モノマー成分を重合溶媒に添加
して17られたモノマー溶液に、前記のスラリ−溶液ま
たはカーホン短繊維を配合して、重合反応をして重合溶
液を製造して、さらにその重合溶液から調製したドープ
液を使用して製膜をしても、均一にカーボン短繊維が配
合されていて充分な耐熱性能を有する芳香族ポリイミド
フィルムを製造することができないので適当ではない。
この発明の方法では、最後に、そのドープ液を使用して
、溶液流延法などの公知の製膜法、例えば、そのドープ
液を、ガラス板、金属板などの平滑な板または金属トラ
ム、金属ベルトなどの曲面または平面に常温または加温
下に流延して、均一な厚さのドープ液の薄膜を形成し、
好ましくは約50〜200°C1特に60〜180℃の
乾燥温度でその薄膜から溶媒を蒸発して徐々に除去し、
一部溶媒が残存している固化フィルムを形成し、そして
、その固化フィルムをさらに約200〜500℃、特に
250〜450°Cの高温に加熱して、フィルムの乾燥
・熱処理およびイミド化を行ってポリイt +’フィル
ムを形成する製膜方法で、導電性ポリイミドフィルムを
製造するのである。
この発明の方法では、製膜用の1”−−プ液としては、
前述のように、カーボン短繊維が分散しているスラリー
溶液と2.3.3’、4”−または3.3’、4.4′
−ビフェニルテ1ラカルボン酸またはその酸二無水物を
全酸成分に対して60モル%以上、特に70モル%以」
二含有している芳香族テトラカルボン酸成分と、フェニ
レンジアミンを全ジアミン成分に対して50モル%)E
l、 J:、特に60モル%以上含有する芳香族ジアミ
ン成分とが、溶解しているi?flとを混合し、両成分
を、約80℃以下の温度で、重合溶媒中で重合して芳香
族ポリアミック酸を生成させて得られた重合溶液から調
製されたドープ液が最適である。
また、前記の芳香族ポリアミック酸は、その対数粘度(
測定温度;30℃、濃度0.5 g / 100m e
溶媒、ン容媒;N−メチル−2−ピロリドン)が、0.
1以上、特に0.2〜6程度、さらに好ましくは0.3
〜5程度であることが好ましい。
ごの発明の方法では、前記の製膜用の1“−プ液は、そ
のドープ液内に含有されているポリマー成分のb襲度が
、約5〜40市量%、灯まり、 <ば8〜30重量%、
さらに好ましくは10〜25重量%程度であることか好
ましく、また、そのl−プ液の回転粘度(30°C)が
、約10〜100000ボイス、特に20〜50000
ボイス、さらに好ましく 4;I: 50〜30000
ボイズ稈度であることが、!!!膠時に支持体上に1−
ブ液の薄膜を容易に形成するために、好ましい。
(実施例および比較例〕 実施例1 内容積507!の円筒型重合槽に、N、N−ジメチルア
セF・アミF 34 kgと、乾燥炉で、120℃で6
時間乾燥してiすられた含水率が0.1以下であるカー
ホン短繊維(繊維の径i 1511、all維の長さ;
0.15a+i) 3.2fi4kgとを常温で加えて
充分に攪拌して、カーボン短繊維が均一・に分散してい
るスラリー溶液を調製した。
このスラリー溶液に、3.3’、4.4”−ヒ゛フェニ
ルテ]・ラカルボン酸二無水物1r”DA) 5.45
8kgを添加し、さらに、攪拌しながら、p−フェニレ
ンジアミン(PPD)2.006kgを徐々に添加し、
重合用の溶液を調製し、続いて、この重合用の溶液を3
0℃で20時間攪拌して、前記の両成分を重合さ−lて
、芳香族ポリアミ’7り酸を生成させて重合溶液を得た
前記の芳香族ポリアミック酸の対数粘度(30℃、濃度
; 0.5 g /1001+111溶媒)が、3.0
0であり、その重合溶液の回転粘度(30℃)が200
00ボイズであっ人:。
この重合溶液を脱泡して製膜用のドープ液を調製し、そ
のドープ液を使用して、Tダイ金型のスリットから薄膜
状に押出して、金属1′ラムの平滑表面に載置して、1
“−プ液の薄膜を形成し、そしてその1−ラム上に約1
20℃の熱風を吹きつけて、その薄膜から溶媒を蒸発さ
せて徐々に除去して前記薄膜を乾燥し、溶媒が約40重
量%の含有率で残存されている固化フィルムを形成した
最後に、その固化フィルムを高温乾燥炉内でピンテンタ
ーで保持して移動させながら、約250から550℃の
表面温度とすることかできるし一部6 ターと約400℃の熱風とによって、固化フィルムから
残存溶媒を蒸発して除去し乾燥すると共に、そのフィル
ムを熱処理し、さらにイミ1゛化を行い、カーボン類t
1.k N4tが30.3重M%の割合で均・に配合さ
れている厚さ110μの芳香族ポリイミドフィルムを連
続的に製造した。
このボリイミ1′フィルムは、その表面が均質であり、
そのフィルムの引張強度が17.8 kg7 ++n2
であり、伸び率か5%であった。
このポリイミドフィルムを一部切取った断片を450℃
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発?tll
、たりしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを
500℃に30分間、空気中に保持した際の重量減少率
が、4.2重量%であった。
さらに、このポリイミドフィルムの体積固有抵抗が70
0にΩ・etaであり、表面抵抗が7にΩであった。
実施例2 重合溶媒として、N−メチル−2−ピロリドンニ代えた
ほかは、実施例1と同様にして重合反応を行い、カーボ
ン類N(l維を含有し芳香族ボリアミンク酸が生成して
いる重合溶液を得た。
前記の芳香族ポリアミック酸の対数粘度(30℃、濃度
i 0= 5 g / 100m l溶媒)が、3.2
0であり、その重合溶液の回転粘度(30℃)か250
00ボイズであった。
前記の重合溶液を使用したほかは、実施例1と同様にし
て、ドープ液を調製し、そのl”−プ液を使用してカー
ホン短繊維が30.3重量%の割合で均一に配合されて
いる厚さl l O/Iの芳香族ボリイ<1フイルムを
連続的に製造した。
このポリイミドフィルムは、その表面が均質であり、そ
のフィルムの引張強度が18.9 kg/ *m 2で
あり、伸び率が6%であった。
このポリイミドフィルムを一部切取った断片を450℃
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発ン但した
りしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを50
0℃に30分間、空気中に保持し7た際の重量減少率が
、4.2重量%であった。
さらに1、二のポリイミドフィルムの体積固有抵抗が7
50にΩ・cmであり、表面抵抗が8にΩであった・ 実施例3 カーボン類td!AM1.の使用量を1.920 kK
に代えたほかは、実施例1と同様にして重合反応を行い
、カーボン短繊維を含有し芳香族ポリアミック酸が生成
している重合溶液を得た。
前記の芳香族ポリアミック酸の対数粘度(30℃、濃度
; 0.5 g / 100m1溶媒)が、2.65で
あり、その重合溶液の回転粘度(30℃)が18000
ボイズであった。
前記の重合/8液を使用したほかは、実施例1と同様に
して、1゛−プ液を調製し、その1″−プ液を使用して
カーボン短繊維が20.5重量%の割合で均一・に配合
されている厚さ110〆I+7)芳香族ポリイミドフィ
ルムを連続的に製造した。
このポリイミドフィルムは、その表面が均質であり、そ
のフィルムの引張強度が15.6 kg/ w112で
あり、伸び率が7%であった。
このポリイミドフィルムを一部切堆った断片を450℃
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発lNシた
りしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを50
0°Cに30分間、空気中に保持した際の電縫減少率が
、1.8重量%であった。
さらに、このポリイミドフィルムの体積固有抵抗が60
000にΩ・cmであり、表面抵抗が230にΩであっ
た。
比較例I BPr)AとPPDとからなる各モノマー成分をN、N
−ジメチルアセ[・アミ1゛からなる重合溶媒に最初に
添加し、1時間攪拌した後に、さらにカーボン短繊維を
混合して重合用の溶液を調製したほかは、実施例1と同
様にして、カーボン短繊維が配合されており芳香族ポリ
アミック酸(対数粘度;3.05)が生成している重合
溶液を調製した。
前記の重合溶液を使用したほかは、実施例1と同様にし
て、製膜用のドープ液(回転粘度;22000ボイズ)
をEMし、そのトープ液を使用してカーボン類をへ維が
30.4重量%の割合で配合されている厚さ901!の
芳香族ポリイミドフィルムを連続的に製造した。
このボリイミ1−フィルムは、内1代されているカーボ
ン短繊維の凝集またしオ不均−な配合4J、l態のため
にその表面状態などが不均一であり、また、その表面に
多くの凹凸があり、さらに、そのフィルムの引張強度か
I 2. I kg/ 1I112であり、伸び率が2
%であり、実用的に使用できるものでなかった。
比較例2 カーボン類Hk intを乾燥−1!ずhk置し、含水
率が約8重量%となるまで水分を含んでいるカーホン短
繊維を使用したほかは、実施例1と同様にして、芳香族
ボリイミ1′を製造した。
そのボリイミ1′フィルムは、多数の気泡または細孔を
有するものであり、物性的に極めて劣るものであり、実
用的に使用することかできないものであった。
比較例3 カーボン短繊維の代わりに粒状のカーボン粒子(キャボ
ソ1社製、VTJLCAN、XI、−72、径:0.3
/I>のみを使用しスニは力弓よ、実施例1と同様に重
合して、カーホン粒子か配合されており芳香族ポリアミ
ック酸(対数粘度、2.80)が生成している重合溶液
を製造した。
前記の重合溶液を使用し、たほかは、実施例1と同様に
して、!+!膜用のl゛−ブ液(回転粘度;20000
ボイズ)を調製し、その[S−ブ液を使用してカーボン
粒子が30.4重量%の割合で配合されている厚さ90
μの芳香族ポリ・イミI−゛フィルムを連続的にll’
l造した。
このボリイミl’フィルムは、引張強度が16.5kg
 / aa 2であり、伸び率が5%であったけれども
、450℃以上に短時間加熱すると、ふくれ、波打ち、
およびしわを多くの開所に生し、実用的に使用できるも
のでなかった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維の径が1〜30μでありそして繊維の長さが
    0.05〜3.0であるカーボン短繊維が10〜40重
    量%の配合割合で、芳香族ポリイミドに均一に配合され
    ているポリイミド組成物で形成されていることを特徴と
    する導電性ポリイミドフィルム。
  2. (2)繊維の径が1〜30μでありそして繊維の長さが
    0.05〜3.0mmであるカーボン短繊維を含水率1
    .0重量%以下に乾燥した後、その乾燥されたカーボン
    短繊維を重合溶媒に添加して、カーボン短繊維のスラリ
    ー溶液を調製し、そのスラリー溶液に、芳香族テトラカ
    ルボン酸成分および芳香族ジアミン成分あるいはその各
    モノマー成分が溶解されている溶液を添加・混合して重
    合用の溶液を調製し、次いで、前記両成分の重合反応を
    行わせて、芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミ
    ドを生成させ、その重合溶液からカーボン短繊維が分散
    していてしかも芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリ
    イミドが溶解している製膜用のドープ液を調製し、最後
    に、そのドープ液を使用して、製膜することを特徴とす
    る導電性ポリイミドフィルムの製造法。
JP60103677A 1985-05-17 1985-05-17 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法 Granted JPS61264050A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60103677A JPS61264050A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法
US07/117,431 US4810419A (en) 1985-05-17 1987-11-02 Shaped electroconductive aromatic imide polymer article and process for producing

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60103677A JPS61264050A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61264050A true JPS61264050A (ja) 1986-11-21
JPH0586811B2 JPH0586811B2 (ja) 1993-12-14

Family

ID=14360417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60103677A Granted JPS61264050A (ja) 1985-05-17 1985-05-17 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4810419A (ja)
JP (1) JPS61264050A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0349310A2 (en) * 1988-06-29 1990-01-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Polyimide articles of intermediate electrical conductivity and a process for making them
JPH02164592A (ja) * 1988-12-16 1990-06-25 Toray Ind Inc 導電性フィルムおよび感熱記録用転写体

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4990285A (en) * 1988-02-22 1991-02-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Balanced ultra-high modulus and high tensile strength carbon fibers
JPH0777088B2 (ja) * 1988-12-12 1995-08-16 北川工業株式会社 導電性の機構部品
DE3941680A1 (de) * 1989-12-18 1991-06-20 Telefunken Electronic Gmbh Kunststoffgehaeuse fuer elektronische bauteile
US5079037A (en) * 1989-12-28 1992-01-07 Xerox Corporation Resistive films comprising resistive short fibers in insulating film forming binder
JP2792716B2 (ja) * 1990-06-04 1998-09-03 北川工業株式会社 緊締具
JPH0826231B2 (ja) * 1991-08-16 1996-03-13 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション 導電性ポリマー材料及びその使用
US20020111415A1 (en) * 2000-07-28 2002-08-15 Mack Edward J. Thermoplastic materials with improved thermal conductivity and methods for making the same
US7235514B2 (en) * 2000-07-28 2007-06-26 Tri-Mack Plastics Manufacturing Corp. Tribological materials and structures and methods for making the same
US7754108B2 (en) * 2005-06-08 2010-07-13 UBE Industires, Ltd. Polyimide powder for antistatic polyimide molded product and polyimide molded product thereby
EP2576218A4 (en) * 2010-06-04 2017-10-18 Triton Systems, Inc. Discontinuous short fiber preform and fiber-reinforced aluminum billet and methods of manufacturing the same
CN110644075B (zh) * 2019-07-19 2020-09-22 北京化工大学 一种平面芳香大分子掺杂聚酰亚胺制备石墨纤维的方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3406126A (en) * 1966-12-07 1968-10-15 Avco Corp Conductive synthetic resin composition containing carbon filaments
GB1215481A (en) * 1967-04-13 1970-12-09 Nat Res Dev Improvements in or relating to manufacture of aromatic polyimides
US3654187A (en) * 1968-01-30 1972-04-04 Fuji Photo Film Co Ltd Conductive film for electric heater
BE734845A (ja) * 1968-06-22 1969-12-01
JP2555838B2 (ja) * 1992-07-08 1996-11-20 鹿島建設株式会社 自立パネル山留め工法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0349310A2 (en) * 1988-06-29 1990-01-03 E.I. Du Pont De Nemours And Company Polyimide articles of intermediate electrical conductivity and a process for making them
JPH02164592A (ja) * 1988-12-16 1990-06-25 Toray Ind Inc 導電性フィルムおよび感熱記録用転写体

Also Published As

Publication number Publication date
US4810419A (en) 1989-03-07
JPH0586811B2 (ja) 1993-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4528004A (en) Aromatic polyimide composite separating membrane
CN107108926B (zh) 利用具有气孔的粒子的聚酰亚胺膜的制备方法及低介电常数的聚酰亚胺膜
US4512893A (en) Porous aromatic imide polymer membrane and a process for its manufacture
JP2855668B2 (ja) ポリイミド分離膜
JPS61264050A (ja) 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法
JPS621617B2 (ja)
JPS6355974B2 (ja)
JPH0247931B2 (ja)
CN109689745B (zh) 具有绝缘性能的高散热石墨烯-聚酰亚胺复合膜及其制备方法
JPS624409B2 (ja)
JPS6216168B2 (ja)
JPS6252605B2 (ja)
JPH0248571B2 (ja)
JPH0685859B2 (ja) 分離膜の製造法
JP2962784B2 (ja) ポリイミド硬化樹脂複合体及びその製法
JP3405022B2 (ja) 芳香族ポリアミド組成物
JP2003165905A (ja) 芳香族ポリイミドフィルム、製造方法及びその用途
JPS5955313A (ja) 複合分離膜の製造法
JPH08143665A (ja) 導電性複合体及び製造方法
JP3023486B2 (ja) 機能性複合体及びその製造法
JP2004196869A (ja) 孔質性ポリイミド系微粒子の製造方法
JPS5837024A (ja) 気体分離用複合膜
JP3855487B2 (ja) ポリイミドシ−ト、カ−ボンシ−トおよびその製法
JPH0685861B2 (ja) 分離膜製造用ド−プ液
JPS6028432A (ja) ポリアミツク酸溶液の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees