JPS61264050A - 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法 - Google Patents
導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法Info
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- JPS61264050A JPS61264050A JP60103677A JP10367785A JPS61264050A JP S61264050 A JPS61264050 A JP S61264050A JP 60103677 A JP60103677 A JP 60103677A JP 10367785 A JP10367785 A JP 10367785A JP S61264050 A JPS61264050 A JP S61264050A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、耐熱性の高い芳香族ポリイミドフィルムに
特定のカーボン短繊維が高い割合で配合されているポリ
イミド組成物から形成されている導電性のポリイミドフ
ィルム、および乾燥されたカーボン短繊維のスラリー溶
液と、芳香族テトラカルボン酸成分および芳香族ジアミ
ン成分の/8液とを混合して、両成分の重合反応を行わ
せ、得られた重合溶液から製膜用のトープ液を調製し、
そのl・−プ液を使用して製膜を行って、前述の導電性
ポリイミドフィルムを製造する方法に係る。
特定のカーボン短繊維が高い割合で配合されているポリ
イミド組成物から形成されている導電性のポリイミドフ
ィルム、および乾燥されたカーボン短繊維のスラリー溶
液と、芳香族テトラカルボン酸成分および芳香族ジアミ
ン成分の/8液とを混合して、両成分の重合反応を行わ
せ、得られた重合溶液から製膜用のトープ液を調製し、
そのl・−プ液を使用して製膜を行って、前述の導電性
ポリイミドフィルムを製造する方法に係る。
従来、芳香族ボリイ1+−にカーボン粒子を僅か配合し
たボリイミl′またはその前駆体組成物を使用し、て、
遮光性を有するボリイミtフィルムを製造する方法が、
特開昭60−26034υ公報などによって知られてい
たのである。
たボリイミl′またはその前駆体組成物を使用し、て、
遮光性を有するボリイミtフィルムを製造する方法が、
特開昭60−26034υ公報などによって知られてい
たのである。
しかしながら、そのようなi庶光性ボリイミ1フィルム
は、カーボン粒子が僅かに配合されているだけであり、
しかも高温に加熱されカニ際1=;k =J法が変化し
たり、波打ったり、皺を生じたりなどの変形をするので
、耐熱安定性および導電性を充分に有するものではなか
った。
は、カーボン粒子が僅かに配合されているだけであり、
しかも高温に加熱されカニ際1=;k =J法が変化し
たり、波打ったり、皺を生じたりなどの変形をするので
、耐熱安定性および導電性を充分に有するものではなか
った。
−・般に、芳香族ボリイミ+’またはその前駆体に、カ
ーボン粒子、カーボン短繊維などの導電性粒子をかなり
高い割合で配合する配合操作、あるいは、導電性粒子の
高配合された均質なボリイミ1′′またはその前駆体組
成物(製膜用のl・−プ液)の調製、特にカーボン短繊
維を含有するi′−プ液の調製(脱泡操作など)が困難
であったので、導電性を有するボリイミ1゛′フィルム
を工業的に安定に製造することは極めて難しいことであ
り、また、導電性粒子を高い割合で配合されたボリイl
またはその前駆体組成物から製造されるポリ、(ミ+フ
ィルムは、多数の微細な気泡を内蔵したり、充填された
導電fIY粒子が不均一な分散していたりして、充分な
耐熱性および機械的強度を保持さ−lろことが困難であ
っ人二のである。
ーボン粒子、カーボン短繊維などの導電性粒子をかなり
高い割合で配合する配合操作、あるいは、導電性粒子の
高配合された均質なボリイミ1′′またはその前駆体組
成物(製膜用のl・−プ液)の調製、特にカーボン短繊
維を含有するi′−プ液の調製(脱泡操作など)が困難
であったので、導電性を有するボリイミ1゛′フィルム
を工業的に安定に製造することは極めて難しいことであ
り、また、導電性粒子を高い割合で配合されたボリイl
またはその前駆体組成物から製造されるポリ、(ミ+フ
ィルムは、多数の微細な気泡を内蔵したり、充填された
導電fIY粒子が不均一な分散していたりして、充分な
耐熱性および機械的強度を保持さ−lろことが困難であ
っ人二のである。
この発明者らは、耐熱安定性および導電性を有する芳香
族ポリ(ミl−フィルムを安定に製造する方法について
t;ε意研究した結果、最初にカーホン短繊維を充分に
乾燥して含水率が小さいカーボン短繊維を使用して、始
めに重合溶媒に分散さ・lてカーボン短繊維のスラリー
溶液を調製し、次いで芳香族テトラカルボン酸成分およ
び芳香族シアミン成分またはその溶液を前記スラリー溶
液に添加・混合して、重合用の/8液を調製し、続いて
、両成分を重合さ・口て、その重合溶液から製膜用のド
ープ液を調製し、最後にそのI−プ液を使用して製膜す
ることによって、前記導電性ボリイミlフィルムが工業
的に製造できることを見いだし、この発明を完成した。
族ポリ(ミl−フィルムを安定に製造する方法について
t;ε意研究した結果、最初にカーホン短繊維を充分に
乾燥して含水率が小さいカーボン短繊維を使用して、始
めに重合溶媒に分散さ・lてカーボン短繊維のスラリー
溶液を調製し、次いで芳香族テトラカルボン酸成分およ
び芳香族シアミン成分またはその溶液を前記スラリー溶
液に添加・混合して、重合用の/8液を調製し、続いて
、両成分を重合さ・口て、その重合溶液から製膜用のド
ープ液を調製し、最後にそのI−プ液を使用して製膜す
ることによって、前記導電性ボリイミlフィルムが工業
的に製造できることを見いだし、この発明を完成した。
すなわち、この発明は、繊紬の径が1〜30 /lであ
りそしてtJll維の長さが0.05〜3.0INI1
1であるカーボン短繊維が、10〜40重量%の配合割
合で、芳香族ポリイミド中に均一・に配合されているポ
リイミド−組成物で形成されていることを特徴とする導
電性ボリイλ1″フィルムに関するものであり、また1 、前記のカーホン短繊維を含水率1.0重量%以下に乾
燥した後、その乾燥されたカーボン短繊維を重合溶媒に
添加して、カーボン短繊維のスラリー溶液を調製し、そ
のスラリー溶液に、芳香族テトラカルボン酸成分および
芳香族ジアミン成分あるいはその各モノマー成分が溶解
されている溶液を添加・混合して重合用の溶液を調製し
、次いで、前記両成分の重合反応を行わせて、芳香族ポ
リアミック酸または芳香族ポリイミドを生成させ、その
重合溶液からカーボン短繊維が均一に分散していてしか
も芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミドが溶解
している製膜用のドープ液を調製し、最後に、そのドー
プ液を使用して、製膜することを特徴とする導電性ボリ
イミ1゛′フィルムの製造法に関する。
りそしてtJll維の長さが0.05〜3.0INI1
1であるカーボン短繊維が、10〜40重量%の配合割
合で、芳香族ポリイミド中に均一・に配合されているポ
リイミド−組成物で形成されていることを特徴とする導
電性ボリイλ1″フィルムに関するものであり、また1 、前記のカーホン短繊維を含水率1.0重量%以下に乾
燥した後、その乾燥されたカーボン短繊維を重合溶媒に
添加して、カーボン短繊維のスラリー溶液を調製し、そ
のスラリー溶液に、芳香族テトラカルボン酸成分および
芳香族ジアミン成分あるいはその各モノマー成分が溶解
されている溶液を添加・混合して重合用の溶液を調製し
、次いで、前記両成分の重合反応を行わせて、芳香族ポ
リアミック酸または芳香族ポリイミドを生成させ、その
重合溶液からカーボン短繊維が均一に分散していてしか
も芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミドが溶解
している製膜用のドープ液を調製し、最後に、そのドー
プ液を使用して、製膜することを特徴とする導電性ボリ
イミ1゛′フィルムの製造法に関する。
この発明の導電性ボリイミ1゛フィルムは、体積固有抵
抗または表面抵抗などで示される電気抵抗性が小さく導
電性を充分に有するものであり、しかも内部に気泡など
を実質的に有しておらず、芳香族ポリイミドフィルムと
して充分な耐熱性、耐熱安定性、または機械的強度を同
時に有しており、約300″cll上、特に400℃以
上の高温下においても、不均一・に収縮して波打ったり
、皺ができたり、ふくれを生したりすることがないもの
である。
抗または表面抵抗などで示される電気抵抗性が小さく導
電性を充分に有するものであり、しかも内部に気泡など
を実質的に有しておらず、芳香族ポリイミドフィルムと
して充分な耐熱性、耐熱安定性、または機械的強度を同
時に有しており、約300″cll上、特に400℃以
上の高温下においても、不均一・に収縮して波打ったり
、皺ができたり、ふくれを生したりすることがないもの
である。
この発明の方法は、従来製造が困難であったところの「
カーボン短繊維を高い割合で含有する芳香族ボリイミ1
゛組酸物からなる導電性ポリイミドフィルム」を、再現
性よく工業的に製造することができるのである。
カーボン短繊維を高い割合で含有する芳香族ボリイミ1
゛組酸物からなる導電性ポリイミドフィルム」を、再現
性よく工業的に製造することができるのである。
特に、この発明の方法は、カーボン短繊維を充分に乾燥
して重合溶媒に高い割合で添加しカーボン短繊維のスラ
リー溶液を調製し、次いで、そのスラリー溶液に各モノ
マー成分の/8液を混合して重合用の溶液を調製し、両
成分を重合反応させて重合溶液を製造する点に主な特長
かあり、前述のようにして製造された重合溶液は、容易
に脱法などを行うことができるので、製膜用の1−プ液
を容易に調製すイ〕ことができ、さらにそのドープ液か
ら何等の障害なしに製膜を行う、二とができるのである
。
して重合溶媒に高い割合で添加しカーボン短繊維のスラ
リー溶液を調製し、次いで、そのスラリー溶液に各モノ
マー成分の/8液を混合して重合用の溶液を調製し、両
成分を重合反応させて重合溶液を製造する点に主な特長
かあり、前述のようにして製造された重合溶液は、容易
に脱法などを行うことができるので、製膜用の1−プ液
を容易に調製すイ〕ことができ、さらにそのドープ液か
ら何等の障害なしに製膜を行う、二とができるのである
。
この発明の導電性ポリイミドフィルムは、繊維の径が1
〜30μ、好ましく(15〜20μでありそして繊維の
圏さが0.05〜3. Oram、好ましくは0、1〜
2.0 mmである「カーボン短繊維」か10〜40重
量%、好ましくは15〜35重M%の配合割合で、芳香
族ボIルイミ1中に均・に配合されているボリイミf組
酸物で形成されており、厚さが好ましくは約5〜200
.+l、特に好ましくは10〜150 Itである、柔
軟な導電I11ボリイミ1:フイルムである。
〜30μ、好ましく(15〜20μでありそして繊維の
圏さが0.05〜3. Oram、好ましくは0、1〜
2.0 mmである「カーボン短繊維」か10〜40重
量%、好ましくは15〜35重M%の配合割合で、芳香
族ボIルイミ1中に均・に配合されているボリイミf組
酸物で形成されており、厚さが好ましくは約5〜200
.+l、特に好ましくは10〜150 Itである、柔
軟な導電I11ボリイミ1:フイルムである。
前記のカーボン短繊維は、繊維の長さがそのi¥に対し
て約3倍1ぺ一1払特に4〜100倍、さらに好ましく
は5〜50倍程度のHさであることが好まし7い。
て約3倍1ぺ一1払特に4〜100倍、さらに好ましく
は5〜50倍程度のHさであることが好まし7い。
この発明において、カーボン短繊維の配合割合が少なく
なり過ぎたり、カーボン短繊維の長さが短かくなり過ぎ
たり、あるいはカーボン短繊維の代わりにカーボン粒子
(一般的なカーボンブランク)が配合されていると、そ
のようなポリイミドフィルムは300℃以上に加熱され
た場合に、不均一に収縮したり、波打ったり、皺が発生
したして、高温に加熱された際の熱安定性が悪化するか
、あるいは導電性が著しく低下するので適当ではなく、
また、カーボン短繊維の配合割合が高くなり過ぎたり、
カーボン短繊維のHさが長くなり過ぎたりすると、その
ようなポリイミドフィルム自体が再現性良く工業的に製
膜できなかったり、フィルム内にカーボン短繊維が均一
に分散さなかったり、またはフィルムの表面における凹
凸が大きくなるかまたは数多いものとなり、その結果、
フィルムの画然安定性または機械的物性が低下したり、
フィルム表面が著しく粗面化するので適当ではない。
なり過ぎたり、カーボン短繊維の長さが短かくなり過ぎ
たり、あるいはカーボン短繊維の代わりにカーボン粒子
(一般的なカーボンブランク)が配合されていると、そ
のようなポリイミドフィルムは300℃以上に加熱され
た場合に、不均一に収縮したり、波打ったり、皺が発生
したして、高温に加熱された際の熱安定性が悪化するか
、あるいは導電性が著しく低下するので適当ではなく、
また、カーボン短繊維の配合割合が高くなり過ぎたり、
カーボン短繊維のHさが長くなり過ぎたりすると、その
ようなポリイミドフィルム自体が再現性良く工業的に製
膜できなかったり、フィルム内にカーボン短繊維が均一
に分散さなかったり、またはフィルムの表面における凹
凸が大きくなるかまたは数多いものとなり、その結果、
フィルムの画然安定性または機械的物性が低下したり、
フィルム表面が著しく粗面化するので適当ではない。
前記の芳香族ボリーイミ(−とじては、例えば、ビロメ
リソ[酸又はその酸二無水物、2,3.3’、4’−又
は3,3’ 、4.4’−ビフェニルテlラカルボン酸
又はその酸に無水物、2,3.3°、4′−又は3.3
’、4.4”−ベンゾフェノンテトラカルポン酸または
その酸に無水物、あるいはそれらのハロゲン化物、低級
アルコールエステル化物なとを主成分とする芳香族テト
ラカルボン酸成分と、4,4゛−ジアミノジフェニルエ
ーテル、4.4゛−ジアミノジフェニルメタン、4,4
”−ジアミノジフェニルスルホン、o−、m−又はp−
フェニレンジアミンなどの芳香族ジアミン成分とを、大
略等モル使用して、公知の重合法および・イミド化によ
って、必要であればポリイミド前駆体(芳香族ポリアミ
ック酸など)を経由して、得られるところの「約90%
以上、特に95%以」二のイミド化率であり高い分子量
を有する耐熱性の芳香族ポリイミド」であればよい。
リソ[酸又はその酸二無水物、2,3.3’、4’−又
は3,3’ 、4.4’−ビフェニルテlラカルボン酸
又はその酸に無水物、2,3.3°、4′−又は3.3
’、4.4”−ベンゾフェノンテトラカルポン酸または
その酸に無水物、あるいはそれらのハロゲン化物、低級
アルコールエステル化物なとを主成分とする芳香族テト
ラカルボン酸成分と、4,4゛−ジアミノジフェニルエ
ーテル、4.4゛−ジアミノジフェニルメタン、4,4
”−ジアミノジフェニルスルホン、o−、m−又はp−
フェニレンジアミンなどの芳香族ジアミン成分とを、大
略等モル使用して、公知の重合法および・イミド化によ
って、必要であればポリイミド前駆体(芳香族ポリアミ
ック酸など)を経由して、得られるところの「約90%
以上、特に95%以」二のイミド化率であり高い分子量
を有する耐熱性の芳香族ポリイミド」であればよい。
この発明では、芳香族ポリイミドとしては、特に、2,
3.3”、4゛−又は3.3’、4.4’−ビフェニル
テトラカルボン酸又し1その酸に無水物を全酸成分に対
して約80モル%以上、好ましくは90モル%以上含有
する芳香族デトラカルボン酸成分と、o−、m−又はp
−フェニレンジアミンなどのフェニレンジアミン類を全
ジアミン成分に対して50モル%以上、特に70モル%
以上含有する芳香族ジアミン成分とから芳香族ポリアミ
ック酸を経由して得られた芳香族ポリイミドが、この発
明の目的に合致した性能を有するポリイミドフィルムと
なり、特に熱的な安定性、機械的強度などにおいて最適
である。
3.3”、4゛−又は3.3’、4.4’−ビフェニル
テトラカルボン酸又し1その酸に無水物を全酸成分に対
して約80モル%以上、好ましくは90モル%以上含有
する芳香族デトラカルボン酸成分と、o−、m−又はp
−フェニレンジアミンなどのフェニレンジアミン類を全
ジアミン成分に対して50モル%以上、特に70モル%
以上含有する芳香族ジアミン成分とから芳香族ポリアミ
ック酸を経由して得られた芳香族ポリイミドが、この発
明の目的に合致した性能を有するポリイミドフィルムと
なり、特に熱的な安定性、機械的強度などにおいて最適
である。
この発明の方法においては、まず、前述のカーボン短繊
維を含水率1.0重量%以下、好ましくは0.5重量%
以下に充分に乾燥した後、直ちにその乾燥されたカーホ
ン短繊維を、N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシ1′、スルボラン、ピリジン、テト
ラメチル尿素、クレゾール、フェノールなどの有機極性
溶媒からなる重合溶媒に常温または加熱下に添加して、
前記のカーボン短繊維が均一に分散しているスラリー溶
液を調製するのである。
維を含水率1.0重量%以下、好ましくは0.5重量%
以下に充分に乾燥した後、直ちにその乾燥されたカーホ
ン短繊維を、N−メチル−2−ピロリドン、N、N−ジ
メチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド、
ジメチルスルホキシ1′、スルボラン、ピリジン、テト
ラメチル尿素、クレゾール、フェノールなどの有機極性
溶媒からなる重合溶媒に常温または加熱下に添加して、
前記のカーボン短繊維が均一に分散しているスラリー溶
液を調製するのである。
前記のカーボン短繊維の含水率かあまりに多くなり過ぎ
ると、そのようなカーボン短繊維の配合によって調製さ
れたスラリー溶液を使用して、ドープ液を調製し、さら
に、その1・−プ液から製膜した場合に、1゛−ブ液に
含有される水分によって、製膜の際にボリイミl゛フィ
ルム内に多数の気泡が発生するので適当ではない。
ると、そのようなカーボン短繊維の配合によって調製さ
れたスラリー溶液を使用して、ドープ液を調製し、さら
に、その1・−プ液から製膜した場合に、1゛−ブ液に
含有される水分によって、製膜の際にボリイミl゛フィ
ルム内に多数の気泡が発生するので適当ではない。
この発明では、前述のスラリー溶液の調製に続いて、そ
のスラリー溶液に、前述の芳香族テトラカルボン酸成分
および芳香族ジアミン成分あるいはその各成分が前記重
合溶媒中に均一・に溶解している溶液を、好ましくは約
100℃以下、特に好ましくは0〜60℃の温度で、添
加・混合して、前記カーボン短繊維が重合溶媒中に均一
・に分散しておりしかも各モノマー成分が重合溶媒中に
均一・に熔解している重合用の溶液を調製し、さらに、
重合用の溶液の調製に続いて、必要であれば重合用の溶
液を撹拌しながら、好ましくは約100℃以下、特に好
ましくば0〜60℃の重合温度で、好ましくは約0.5
〜50時間、特に1〜30時間、前記両成分を重合反応
させて、芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミド
を生成させて、その重合溶液から、そのままか、あるい
は溶媒または適当な添加剤を添加し、重合溶液の回転粘
度を調整したり、またば脱泡したりして、前記カーボン
短繊維が均一に分散していてしかも芳香族ポリアミック
酸または芳香族ポリイミドが均一に溶解している「製膜
用のドープ液」を調製するのである。
のスラリー溶液に、前述の芳香族テトラカルボン酸成分
および芳香族ジアミン成分あるいはその各成分が前記重
合溶媒中に均一・に溶解している溶液を、好ましくは約
100℃以下、特に好ましくは0〜60℃の温度で、添
加・混合して、前記カーボン短繊維が重合溶媒中に均一
・に分散しておりしかも各モノマー成分が重合溶媒中に
均一・に熔解している重合用の溶液を調製し、さらに、
重合用の溶液の調製に続いて、必要であれば重合用の溶
液を撹拌しながら、好ましくは約100℃以下、特に好
ましくば0〜60℃の重合温度で、好ましくは約0.5
〜50時間、特に1〜30時間、前記両成分を重合反応
させて、芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミド
を生成させて、その重合溶液から、そのままか、あるい
は溶媒または適当な添加剤を添加し、重合溶液の回転粘
度を調整したり、またば脱泡したりして、前記カーボン
短繊維が均一に分散していてしかも芳香族ポリアミック
酸または芳香族ポリイミドが均一に溶解している「製膜
用のドープ液」を調製するのである。
前記の重合用の溶液の調製において、スラリー溶液と各
モノマー成分とを、同時に混合し7てもよく、あるいは
各千ツマー成分を順次、スラリー溶液に混合してもよ(
、さらにスラリー7’;: llνを充分に攪拌しなが
ら各モノマー成分を混合し、オ人二重合用の溶液を攪1
12シながら重合反応を行わ0°ろことか好ましい。
モノマー成分とを、同時に混合し7てもよく、あるいは
各千ツマー成分を順次、スラリー溶液に混合してもよ(
、さらにスラリー7’;: llνを充分に攪拌しなが
ら各モノマー成分を混合し、オ人二重合用の溶液を攪1
12シながら重合反応を行わ0°ろことか好ましい。
この発明の方法では、各モノマー成分を重合溶媒に添加
して17られたモノマー溶液に、前記のスラリ−溶液ま
たはカーホン短繊維を配合して、重合反応をして重合溶
液を製造して、さらにその重合溶液から調製したドープ
液を使用して製膜をしても、均一にカーボン短繊維が配
合されていて充分な耐熱性能を有する芳香族ポリイミド
フィルムを製造することができないので適当ではない。
して17られたモノマー溶液に、前記のスラリ−溶液ま
たはカーホン短繊維を配合して、重合反応をして重合溶
液を製造して、さらにその重合溶液から調製したドープ
液を使用して製膜をしても、均一にカーボン短繊維が配
合されていて充分な耐熱性能を有する芳香族ポリイミド
フィルムを製造することができないので適当ではない。
この発明の方法では、最後に、そのドープ液を使用して
、溶液流延法などの公知の製膜法、例えば、そのドープ
液を、ガラス板、金属板などの平滑な板または金属トラ
ム、金属ベルトなどの曲面または平面に常温または加温
下に流延して、均一な厚さのドープ液の薄膜を形成し、
好ましくは約50〜200°C1特に60〜180℃の
乾燥温度でその薄膜から溶媒を蒸発して徐々に除去し、
一部溶媒が残存している固化フィルムを形成し、そして
、その固化フィルムをさらに約200〜500℃、特に
250〜450°Cの高温に加熱して、フィルムの乾燥
・熱処理およびイミド化を行ってポリイt +’フィル
ムを形成する製膜方法で、導電性ポリイミドフィルムを
製造するのである。
、溶液流延法などの公知の製膜法、例えば、そのドープ
液を、ガラス板、金属板などの平滑な板または金属トラ
ム、金属ベルトなどの曲面または平面に常温または加温
下に流延して、均一な厚さのドープ液の薄膜を形成し、
好ましくは約50〜200°C1特に60〜180℃の
乾燥温度でその薄膜から溶媒を蒸発して徐々に除去し、
一部溶媒が残存している固化フィルムを形成し、そして
、その固化フィルムをさらに約200〜500℃、特に
250〜450°Cの高温に加熱して、フィルムの乾燥
・熱処理およびイミド化を行ってポリイt +’フィル
ムを形成する製膜方法で、導電性ポリイミドフィルムを
製造するのである。
この発明の方法では、製膜用の1”−−プ液としては、
前述のように、カーボン短繊維が分散しているスラリー
溶液と2.3.3’、4”−または3.3’、4.4′
−ビフェニルテ1ラカルボン酸またはその酸二無水物を
全酸成分に対して60モル%以上、特に70モル%以」
二含有している芳香族テトラカルボン酸成分と、フェニ
レンジアミンを全ジアミン成分に対して50モル%)E
l、 J:、特に60モル%以上含有する芳香族ジアミ
ン成分とが、溶解しているi?flとを混合し、両成分
を、約80℃以下の温度で、重合溶媒中で重合して芳香
族ポリアミック酸を生成させて得られた重合溶液から調
製されたドープ液が最適である。
前述のように、カーボン短繊維が分散しているスラリー
溶液と2.3.3’、4”−または3.3’、4.4′
−ビフェニルテ1ラカルボン酸またはその酸二無水物を
全酸成分に対して60モル%以上、特に70モル%以」
二含有している芳香族テトラカルボン酸成分と、フェニ
レンジアミンを全ジアミン成分に対して50モル%)E
l、 J:、特に60モル%以上含有する芳香族ジアミ
ン成分とが、溶解しているi?flとを混合し、両成分
を、約80℃以下の温度で、重合溶媒中で重合して芳香
族ポリアミック酸を生成させて得られた重合溶液から調
製されたドープ液が最適である。
また、前記の芳香族ポリアミック酸は、その対数粘度(
測定温度;30℃、濃度0.5 g / 100m e
溶媒、ン容媒;N−メチル−2−ピロリドン)が、0.
1以上、特に0.2〜6程度、さらに好ましくは0.3
〜5程度であることが好ましい。
測定温度;30℃、濃度0.5 g / 100m e
溶媒、ン容媒;N−メチル−2−ピロリドン)が、0.
1以上、特に0.2〜6程度、さらに好ましくは0.3
〜5程度であることが好ましい。
ごの発明の方法では、前記の製膜用の1“−プ液は、そ
のドープ液内に含有されているポリマー成分のb襲度が
、約5〜40市量%、灯まり、 <ば8〜30重量%、
さらに好ましくは10〜25重量%程度であることか好
ましく、また、そのl−プ液の回転粘度(30°C)が
、約10〜100000ボイス、特に20〜50000
ボイス、さらに好ましく 4;I: 50〜30000
ボイズ稈度であることが、!!!膠時に支持体上に1−
ブ液の薄膜を容易に形成するために、好ましい。
のドープ液内に含有されているポリマー成分のb襲度が
、約5〜40市量%、灯まり、 <ば8〜30重量%、
さらに好ましくは10〜25重量%程度であることか好
ましく、また、そのl−プ液の回転粘度(30°C)が
、約10〜100000ボイス、特に20〜50000
ボイス、さらに好ましく 4;I: 50〜30000
ボイズ稈度であることが、!!!膠時に支持体上に1−
ブ液の薄膜を容易に形成するために、好ましい。
(実施例および比較例〕
実施例1
内容積507!の円筒型重合槽に、N、N−ジメチルア
セF・アミF 34 kgと、乾燥炉で、120℃で6
時間乾燥してiすられた含水率が0.1以下であるカー
ホン短繊維(繊維の径i 1511、all維の長さ;
0.15a+i) 3.2fi4kgとを常温で加えて
充分に攪拌して、カーボン短繊維が均一・に分散してい
るスラリー溶液を調製した。
セF・アミF 34 kgと、乾燥炉で、120℃で6
時間乾燥してiすられた含水率が0.1以下であるカー
ホン短繊維(繊維の径i 1511、all維の長さ;
0.15a+i) 3.2fi4kgとを常温で加えて
充分に攪拌して、カーボン短繊維が均一・に分散してい
るスラリー溶液を調製した。
このスラリー溶液に、3.3’、4.4”−ヒ゛フェニ
ルテ]・ラカルボン酸二無水物1r”DA) 5.45
8kgを添加し、さらに、攪拌しながら、p−フェニレ
ンジアミン(PPD)2.006kgを徐々に添加し、
重合用の溶液を調製し、続いて、この重合用の溶液を3
0℃で20時間攪拌して、前記の両成分を重合さ−lて
、芳香族ポリアミ’7り酸を生成させて重合溶液を得た
。
ルテ]・ラカルボン酸二無水物1r”DA) 5.45
8kgを添加し、さらに、攪拌しながら、p−フェニレ
ンジアミン(PPD)2.006kgを徐々に添加し、
重合用の溶液を調製し、続いて、この重合用の溶液を3
0℃で20時間攪拌して、前記の両成分を重合さ−lて
、芳香族ポリアミ’7り酸を生成させて重合溶液を得た
。
前記の芳香族ポリアミック酸の対数粘度(30℃、濃度
; 0.5 g /1001+111溶媒)が、3.0
0であり、その重合溶液の回転粘度(30℃)が200
00ボイズであっ人:。
; 0.5 g /1001+111溶媒)が、3.0
0であり、その重合溶液の回転粘度(30℃)が200
00ボイズであっ人:。
この重合溶液を脱泡して製膜用のドープ液を調製し、そ
のドープ液を使用して、Tダイ金型のスリットから薄膜
状に押出して、金属1′ラムの平滑表面に載置して、1
“−プ液の薄膜を形成し、そしてその1−ラム上に約1
20℃の熱風を吹きつけて、その薄膜から溶媒を蒸発さ
せて徐々に除去して前記薄膜を乾燥し、溶媒が約40重
量%の含有率で残存されている固化フィルムを形成した
。
のドープ液を使用して、Tダイ金型のスリットから薄膜
状に押出して、金属1′ラムの平滑表面に載置して、1
“−プ液の薄膜を形成し、そしてその1−ラム上に約1
20℃の熱風を吹きつけて、その薄膜から溶媒を蒸発さ
せて徐々に除去して前記薄膜を乾燥し、溶媒が約40重
量%の含有率で残存されている固化フィルムを形成した
。
最後に、その固化フィルムを高温乾燥炉内でピンテンタ
ーで保持して移動させながら、約250から550℃の
表面温度とすることかできるし一部6 ターと約400℃の熱風とによって、固化フィルムから
残存溶媒を蒸発して除去し乾燥すると共に、そのフィル
ムを熱処理し、さらにイミ1゛化を行い、カーボン類t
1.k N4tが30.3重M%の割合で均・に配合さ
れている厚さ110μの芳香族ポリイミドフィルムを連
続的に製造した。
ーで保持して移動させながら、約250から550℃の
表面温度とすることかできるし一部6 ターと約400℃の熱風とによって、固化フィルムから
残存溶媒を蒸発して除去し乾燥すると共に、そのフィル
ムを熱処理し、さらにイミ1゛化を行い、カーボン類t
1.k N4tが30.3重M%の割合で均・に配合さ
れている厚さ110μの芳香族ポリイミドフィルムを連
続的に製造した。
このボリイミ1′フィルムは、その表面が均質であり、
そのフィルムの引張強度が17.8 kg7 ++n2
であり、伸び率か5%であった。
そのフィルムの引張強度が17.8 kg7 ++n2
であり、伸び率か5%であった。
このポリイミドフィルムを一部切取った断片を450℃
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発?tll
、たりしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを
500℃に30分間、空気中に保持した際の重量減少率
が、4.2重量%であった。
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発?tll
、たりしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを
500℃に30分間、空気中に保持した際の重量減少率
が、4.2重量%であった。
さらに、このポリイミドフィルムの体積固有抵抗が70
0にΩ・etaであり、表面抵抗が7にΩであった。
0にΩ・etaであり、表面抵抗が7にΩであった。
実施例2
重合溶媒として、N−メチル−2−ピロリドンニ代えた
ほかは、実施例1と同様にして重合反応を行い、カーボ
ン類N(l維を含有し芳香族ボリアミンク酸が生成して
いる重合溶液を得た。
ほかは、実施例1と同様にして重合反応を行い、カーボ
ン類N(l維を含有し芳香族ボリアミンク酸が生成して
いる重合溶液を得た。
前記の芳香族ポリアミック酸の対数粘度(30℃、濃度
i 0= 5 g / 100m l溶媒)が、3.2
0であり、その重合溶液の回転粘度(30℃)か250
00ボイズであった。
i 0= 5 g / 100m l溶媒)が、3.2
0であり、その重合溶液の回転粘度(30℃)か250
00ボイズであった。
前記の重合溶液を使用したほかは、実施例1と同様にし
て、ドープ液を調製し、そのl”−プ液を使用してカー
ホン短繊維が30.3重量%の割合で均一に配合されて
いる厚さl l O/Iの芳香族ボリイ<1フイルムを
連続的に製造した。
て、ドープ液を調製し、そのl”−プ液を使用してカー
ホン短繊維が30.3重量%の割合で均一に配合されて
いる厚さl l O/Iの芳香族ボリイ<1フイルムを
連続的に製造した。
このポリイミドフィルムは、その表面が均質であり、そ
のフィルムの引張強度が18.9 kg/ *m 2で
あり、伸び率が6%であった。
のフィルムの引張強度が18.9 kg/ *m 2で
あり、伸び率が6%であった。
このポリイミドフィルムを一部切取った断片を450℃
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発ン但した
りしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを50
0℃に30分間、空気中に保持し7た際の重量減少率が
、4.2重量%であった。
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発ン但した
りしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを50
0℃に30分間、空気中に保持し7た際の重量減少率が
、4.2重量%であった。
さらに1、二のポリイミドフィルムの体積固有抵抗が7
50にΩ・cmであり、表面抵抗が8にΩであった・ 実施例3 カーボン類td!AM1.の使用量を1.920 kK
に代えたほかは、実施例1と同様にして重合反応を行い
、カーボン短繊維を含有し芳香族ポリアミック酸が生成
している重合溶液を得た。
50にΩ・cmであり、表面抵抗が8にΩであった・ 実施例3 カーボン類td!AM1.の使用量を1.920 kK
に代えたほかは、実施例1と同様にして重合反応を行い
、カーボン短繊維を含有し芳香族ポリアミック酸が生成
している重合溶液を得た。
前記の芳香族ポリアミック酸の対数粘度(30℃、濃度
; 0.5 g / 100m1溶媒)が、2.65で
あり、その重合溶液の回転粘度(30℃)が18000
ボイズであった。
; 0.5 g / 100m1溶媒)が、2.65で
あり、その重合溶液の回転粘度(30℃)が18000
ボイズであった。
前記の重合/8液を使用したほかは、実施例1と同様に
して、1゛−プ液を調製し、その1″−プ液を使用して
カーボン短繊維が20.5重量%の割合で均一・に配合
されている厚さ110〆I+7)芳香族ポリイミドフィ
ルムを連続的に製造した。
して、1゛−プ液を調製し、その1″−プ液を使用して
カーボン短繊維が20.5重量%の割合で均一・に配合
されている厚さ110〆I+7)芳香族ポリイミドフィ
ルムを連続的に製造した。
このポリイミドフィルムは、その表面が均質であり、そ
のフィルムの引張強度が15.6 kg/ w112で
あり、伸び率が7%であった。
のフィルムの引張強度が15.6 kg/ w112で
あり、伸び率が7%であった。
このポリイミドフィルムを一部切堆った断片を450℃
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発lNシた
りしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを50
0°Cに30分間、空気中に保持した際の電縫減少率が
、1.8重量%であった。
に加熱したが、そのフィルムがふくれたり、発lNシた
りしなかった。さらに、このポリイミドフィルムを50
0°Cに30分間、空気中に保持した際の電縫減少率が
、1.8重量%であった。
さらに、このポリイミドフィルムの体積固有抵抗が60
000にΩ・cmであり、表面抵抗が230にΩであっ
た。
000にΩ・cmであり、表面抵抗が230にΩであっ
た。
比較例I
BPr)AとPPDとからなる各モノマー成分をN、N
−ジメチルアセ[・アミ1゛からなる重合溶媒に最初に
添加し、1時間攪拌した後に、さらにカーボン短繊維を
混合して重合用の溶液を調製したほかは、実施例1と同
様にして、カーボン短繊維が配合されており芳香族ポリ
アミック酸(対数粘度;3.05)が生成している重合
溶液を調製した。
−ジメチルアセ[・アミ1゛からなる重合溶媒に最初に
添加し、1時間攪拌した後に、さらにカーボン短繊維を
混合して重合用の溶液を調製したほかは、実施例1と同
様にして、カーボン短繊維が配合されており芳香族ポリ
アミック酸(対数粘度;3.05)が生成している重合
溶液を調製した。
前記の重合溶液を使用したほかは、実施例1と同様にし
て、製膜用のドープ液(回転粘度;22000ボイズ)
をEMし、そのトープ液を使用してカーボン類をへ維が
30.4重量%の割合で配合されている厚さ901!の
芳香族ポリイミドフィルムを連続的に製造した。
て、製膜用のドープ液(回転粘度;22000ボイズ)
をEMし、そのトープ液を使用してカーボン類をへ維が
30.4重量%の割合で配合されている厚さ901!の
芳香族ポリイミドフィルムを連続的に製造した。
このボリイミ1−フィルムは、内1代されているカーボ
ン短繊維の凝集またしオ不均−な配合4J、l態のため
にその表面状態などが不均一であり、また、その表面に
多くの凹凸があり、さらに、そのフィルムの引張強度か
I 2. I kg/ 1I112であり、伸び率が2
%であり、実用的に使用できるものでなかった。
ン短繊維の凝集またしオ不均−な配合4J、l態のため
にその表面状態などが不均一であり、また、その表面に
多くの凹凸があり、さらに、そのフィルムの引張強度か
I 2. I kg/ 1I112であり、伸び率が2
%であり、実用的に使用できるものでなかった。
比較例2
カーボン類Hk intを乾燥−1!ずhk置し、含水
率が約8重量%となるまで水分を含んでいるカーホン短
繊維を使用したほかは、実施例1と同様にして、芳香族
ボリイミ1′を製造した。
率が約8重量%となるまで水分を含んでいるカーホン短
繊維を使用したほかは、実施例1と同様にして、芳香族
ボリイミ1′を製造した。
そのボリイミ1′フィルムは、多数の気泡または細孔を
有するものであり、物性的に極めて劣るものであり、実
用的に使用することかできないものであった。
有するものであり、物性的に極めて劣るものであり、実
用的に使用することかできないものであった。
比較例3
カーボン短繊維の代わりに粒状のカーボン粒子(キャボ
ソ1社製、VTJLCAN、XI、−72、径:0.3
/I>のみを使用しスニは力弓よ、実施例1と同様に重
合して、カーホン粒子か配合されており芳香族ポリアミ
ック酸(対数粘度、2.80)が生成している重合溶液
を製造した。
ソ1社製、VTJLCAN、XI、−72、径:0.3
/I>のみを使用しスニは力弓よ、実施例1と同様に重
合して、カーホン粒子か配合されており芳香族ポリアミ
ック酸(対数粘度、2.80)が生成している重合溶液
を製造した。
前記の重合溶液を使用し、たほかは、実施例1と同様に
して、!+!膜用のl゛−ブ液(回転粘度;20000
ボイズ)を調製し、その[S−ブ液を使用してカーボン
粒子が30.4重量%の割合で配合されている厚さ90
μの芳香族ポリ・イミI−゛フィルムを連続的にll’
l造した。
して、!+!膜用のl゛−ブ液(回転粘度;20000
ボイズ)を調製し、その[S−ブ液を使用してカーボン
粒子が30.4重量%の割合で配合されている厚さ90
μの芳香族ポリ・イミI−゛フィルムを連続的にll’
l造した。
このボリイミl’フィルムは、引張強度が16.5kg
/ aa 2であり、伸び率が5%であったけれども
、450℃以上に短時間加熱すると、ふくれ、波打ち、
およびしわを多くの開所に生し、実用的に使用できるも
のでなかった。
/ aa 2であり、伸び率が5%であったけれども
、450℃以上に短時間加熱すると、ふくれ、波打ち、
およびしわを多くの開所に生し、実用的に使用できるも
のでなかった。
Claims (2)
- (1)繊維の径が1〜30μでありそして繊維の長さが
0.05〜3.0であるカーボン短繊維が10〜40重
量%の配合割合で、芳香族ポリイミドに均一に配合され
ているポリイミド組成物で形成されていることを特徴と
する導電性ポリイミドフィルム。 - (2)繊維の径が1〜30μでありそして繊維の長さが
0.05〜3.0mmであるカーボン短繊維を含水率1
.0重量%以下に乾燥した後、その乾燥されたカーボン
短繊維を重合溶媒に添加して、カーボン短繊維のスラリ
ー溶液を調製し、そのスラリー溶液に、芳香族テトラカ
ルボン酸成分および芳香族ジアミン成分あるいはその各
モノマー成分が溶解されている溶液を添加・混合して重
合用の溶液を調製し、次いで、前記両成分の重合反応を
行わせて、芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリイミ
ドを生成させ、その重合溶液からカーボン短繊維が分散
していてしかも芳香族ポリアミック酸または芳香族ポリ
イミドが溶解している製膜用のドープ液を調製し、最後
に、そのドープ液を使用して、製膜することを特徴とす
る導電性ポリイミドフィルムの製造法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60103677A JPS61264050A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法 |
US07/117,431 US4810419A (en) | 1985-05-17 | 1987-11-02 | Shaped electroconductive aromatic imide polymer article and process for producing |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60103677A JPS61264050A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61264050A true JPS61264050A (ja) | 1986-11-21 |
JPH0586811B2 JPH0586811B2 (ja) | 1993-12-14 |
Family
ID=14360417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60103677A Granted JPS61264050A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 導電性ポリイミドフイルムおよびその製造法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4810419A (ja) |
JP (1) | JPS61264050A (ja) |
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JPH02164592A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Toray Ind Inc | 導電性フィルムおよび感熱記録用転写体 |
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JPH0777088B2 (ja) * | 1988-12-12 | 1995-08-16 | 北川工業株式会社 | 導電性の機構部品 |
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JP2792716B2 (ja) * | 1990-06-04 | 1998-09-03 | 北川工業株式会社 | 緊締具 |
JPH0826231B2 (ja) * | 1991-08-16 | 1996-03-13 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレイション | 導電性ポリマー材料及びその使用 |
US20020111415A1 (en) * | 2000-07-28 | 2002-08-15 | Mack Edward J. | Thermoplastic materials with improved thermal conductivity and methods for making the same |
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EP2576218A4 (en) * | 2010-06-04 | 2017-10-18 | Triton Systems, Inc. | Discontinuous short fiber preform and fiber-reinforced aluminum billet and methods of manufacturing the same |
CN110644075B (zh) * | 2019-07-19 | 2020-09-22 | 北京化工大学 | 一种平面芳香大分子掺杂聚酰亚胺制备石墨纤维的方法 |
Family Cites Families (5)
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GB1215481A (en) * | 1967-04-13 | 1970-12-09 | Nat Res Dev | Improvements in or relating to manufacture of aromatic polyimides |
US3654187A (en) * | 1968-01-30 | 1972-04-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | Conductive film for electric heater |
BE734845A (ja) * | 1968-06-22 | 1969-12-01 | ||
JP2555838B2 (ja) * | 1992-07-08 | 1996-11-20 | 鹿島建設株式会社 | 自立パネル山留め工法 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60103677A patent/JPS61264050A/ja active Granted
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1987
- 1987-11-02 US US07/117,431 patent/US4810419A/en not_active Expired - Lifetime
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JPH02164592A (ja) * | 1988-12-16 | 1990-06-25 | Toray Ind Inc | 導電性フィルムおよび感熱記録用転写体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4810419A (en) | 1989-03-07 |
JPH0586811B2 (ja) | 1993-12-14 |
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