JPS6063226A - ポリイミド成形物の製造方法 - Google Patents

ポリイミド成形物の製造方法

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JPS6063226A
JPS6063226A JP16929283A JP16929283A JPS6063226A JP S6063226 A JPS6063226 A JP S6063226A JP 16929283 A JP16929283 A JP 16929283A JP 16929283 A JP16929283 A JP 16929283A JP S6063226 A JPS6063226 A JP S6063226A
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acid solution
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は1強度および耐熱性に優れたポリイミドの製
造方法の改良に関するものである。
従来、ポリイミド類に変換可能なポリアミックリアミッ
ク酸溶液の粘度を容易にコントロールする方法は知られ
ていない。
ポリイミド成形物の製造方法においてポリアミック酸溶
液の粘度を調製する方法としては、ジアミン成分とテト
ラカルボン酸成分のモル比を等量よりずらす方法がある
が、これはフィルム等の成形物の物性に悪影響を及ぼす
ので採用できない。
又、テトラカルホン酸二無水物の一部をエステルジカル
ボン酸にしたテトラカルボン酸成分を重合の仕込み段階
で使用して粘度をコントロールする方法(喘公昭46−
30499)もある。しかし。
上に述べたいずれの方法も使用するモノマーの純度や溶
媒中の水分量や重合温度などを厳密に管理しなければ再
現性よく、所望する粘度めポリアミック酸溶液を調製す
ることは困難である。すなわちモノマー純度が悪い場合
や溶媒中の水分量が多い場合は、目標とする粘度よシ低
い粘度のポリアミック酸溶液になってしまう。このよう
に低い粘度となったポリアミック酸溶液はポリマー濃度
を」二げない限り粘度を上げることは困難であり、結局
粘度を上げることは事実上不可能である。
このため、従来公知のポリイミド成形物の製造方法にお
いては、ポリアミック酸の成形物を得るために必要な所
望の粘度のポリアミック酸溶液が再現141:よく得ら
れず1問題となっていた。
この発明者らは、前述の欠点を有しないポリイミド成形
物の製造方法について鋭意研究した結果この発IJ−j
を完成した。
ずなわぢ、この発明は、芳香族テトラカルボン酸二無水
物と芳香族ジアミンとのモル比(テトラカルボン酸成分
のモル数/芳香族ジアミン成分のカルボン酸二無水物を
添加して最終的に得られるポリアミック酸溶液の粘度(
30’C)を5〜200000ボイズに調節するととも
に重合体中の酸成分と芳香族ジアミン成分とのモル比が
i、oooとなるように芳香族テトラカルボン酸もしく
はその水和物寸だはそのエステルを添加しこれらを重合
して得られたポリアミック酸溶液から、ポリアミック酸
の成形物を成形した後、ポリアミック酸をイミド化する
ことを特徴とするポリイミド成形物の製造方法に関する
ものである。
この発明の方法においては、芳香族テトラカルボン酸二
無水物(a)としてろ+ 3’+ 4 + 4 ’−ビ
フェニルテトラカルボン酸二無水物(以下、BPDAと
略記することもある)を好適に使用することができる。
才だ、芳香族テトラカルボン酸もしくはその水第1」物
またはそのエステル(b)として・ ろ・ろ′、4・4
′−ビフェニルテトラカルボン酸もしくはその水和物ま
たはそのエステルを好適に使用することができる、この
発明の方法において、最終的なポリアミック酸溶液の粘
度を5〜200000ボイズに調節する方法の好適な具
体例を以下に示す。。
BPDAと芳香族ジアミンとのモル比(テt−ラカルボ
ン酸成分のモル数/芳香族ジアミン成分のモル数)が0
.900〜0.999 、好適には0.950〜0.9
99のポリアミック酸を調製し粘度を測定後、BPDA
をポリアミック酸溶液に加え反応させた後、町び粘度を
測定する。この操作をモノマー成分のモル比(テトラカ
ルボン酸成分のモル数/芳香族ジアミン成分のモル数)
が1.00近くになるまで繰返し1モル比とポリアミッ
ク酸溶液の粘度との関係をめ、横軸にモル比、縦軸に溶
液の粘度(ボイズ)の対数を目盛ったグラフ用紙にプロ
ットし、各点を結び一つの曲線を得る。次に所望するポ
リアミック酸溶液の粘度とモル比との関係を前に作成し
たグラフの曲線より読み取り。
そのモル比より小烙い、好ましくは0.001〜0.1
0程度小さいモル比で初期のモノマーを仕込みポリアミ
ック酸溶液を調製し粘度を測定する。
このポリアミック酸溶液の粘度とモル比とを前に作成し
たグラフにプロットし、もしその点が前に作成した曲線
上にあれば、所望する粘度のモル比を曲線より読み取り
、そのモル比に不足するBPDAを溶液に加える。BP
DAを追加した後のモル比が11.000より小さい場
合は7モル比i、oooに不足するモル比の前記の(b
)、好適にば3 + 3’+ 414’−ビフェニルテ
トラカルボン酸もしくはその誘導体(2水和物斗たはエ
ステル)を加え攪拌すれば所望する粘度のポリアミック
酸溶液が得られる。ここで言うろ13’+414’−ビ
フェニルテトラカルボン酸もしくはその誘導体は、ポリ
アミック酸溶液の粘度に影響を与えないものである。し
かも、ろ、ろ/ 4.4/−ビフェニルテトラカルボン
酸もしくはその誘導体は、加熱することによりアミン基
と反応してイミド化するものである。
この方法によって調製したポリアミック酸溶液からポリ
アミック酸の成形物を成形した後、そのポリアミック酸
の成形物を加熱して製造したポリイミド成形物の欝ル比
(テトラカルボン酸成分のモル数/芳香族ジアミン成分
のモル数)は1,000ト等しくなっており、物性も良
好である。
この方法によれば9例えばモノマー仕込み濃度が18重
量%の場合、10ポイズ好適には数十ポイズから20万
ボイズ好適には1o数万ボイズまでの範囲の粘度のポリ
アミック酸溶液を再現性よく製造できる。しかし、ろ+
 3’+ 4 g 4’−ビフェニルテトラカルボン酸
もしくはその誘導体を加えないで最終的にポリアミック
酸のモル比(テトラカルボン酸成分のモル数/芳香族ジ
アミン成分のモル数)を等モルよりずれたま1でポリア
ミック酸の成形物を成形した後、そのポリアミック酸の
成形物を加熱して製造したポリイミド成形物の物性は、
テトラカルボンもしくはその誘導体を加えて得られる等
モルの成形物より悪いものとなる。
この発明において使用する芳香族ジアミン成分は6m−
フェニレンジアミン、p−フェニレンジアミン(PPD
)、4.4’−ジアミノジフェニルエーテル+ 44’
−ジアミノジフェニルチオエーテル。
4.4′〜ジアミノジフエニルメタン、4.4’−ジア
ミノジフェニルスルホ7などであり、これらの芳香族ジ
アミンを単独または二つ以上の混合物で使用してもよい
この発明において芳香族テトラカルボン酸二無水物とし
て好適に使用きれるろ、ろ’+ 4 + 4’−テトラ
カルボン酸二無水物は、他の芳香族テトラカルボン酸二
無水物2例えばr 42+3+3’+4’−ビフェニル
テトラカルボン酸、3.ろ’+ 4 + 4’−ベンゾ
フェノンテトラカルホン酸、ピロメリット酸、ビス(3
,4−,7カルポギンフエニル)メタン、ビス(3,4
−ジカルボキシフェニル)エーテルなどの二無水物を、
全酸二無水物に対して50モル係以下、特に40モル幅
以下であれば、BPDAにおきかえて使用してもよい。
この発明の方法において1反応に使用する有機極性溶媒
としては、N−メチルピロリドン、ピリジン、N、N−
ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルホキシド、テトラメチル尿素、クレゾー
ル、フェノールなどのポリアミック酸を溶解することが
できる溶媒を好適に挙げることができる。
この発明の方法において、ポリアミック酸溶液のポリマ
ー濃度は75〜35重量%1%に10〜ろOX量係程度
であることが好ましい。
この発明の方法において、ポリアミック酸は。
対数粘度(ろo℃、9度0.5グ/ 100we溶媒で
測定)が、0.1以上、特に0.2〜6.さらに0.6
〜4程度である分子風のものであることが好ましい。
この発明の方法において最終的なポリアミック酸溶液の
粘度(30℃)は、5〜200000ボイズ、好ましく
は1o〜i oooooボイズ、特に15〜50000
ポイズであることが好ましい。
前記のろ、ろ/、 4.4L−ビフェニルテトラカルボ
ン酸ノ訪導体としてハ+ cl−05のアルギルモジエ
ステル及びジエステル1例えばメチル、エチル、プロピ
ル、ブチル、ペンチルの各モジエステル及びジエステル
や2水和物が挙げられる。
この発明の方法において、ポリアミック酸溶液から溶媒
を除去しながらポリアミック酸の成形品(糸、フィルム
、シート、粉末など)を成形する方法は、すでに公知の
どのような成形方法で行ってもよく2例えば、10〜1
00μの厚さのポリアミック酸フィルムを成形する場合
には、ポリアミック酸溶液をガラス板、銅板、アルミ板
などの平滑な平板上に流して被膜を形成し、この被膜か
ら溶媒を加熱によって徐々に除去して成形する方法、あ
るいは、加熱した回転ドラムにポリアミック酸溶液を流
して回転ドラムの表’+fUに被膜を形成し、この被膜
から溶媒を徐々に除去して成形する方法を挙げることが
できる。なお回転ドラムの代りにスチールベルトを使う
ことも可能である。
きらにポリアミック酸の成形物は、100〜450℃の
温度に加熱して、ポリアミック酸のアミド−酸結合をイ
ミド結合へ転換して、ポリイミド成形品を得ることがで
きる。
以下に実施例および比較例を示す。
以下の各側において使用したろ、ろ’+ 4+ 4’−
ビフェニルテトラカルボン酸ジメチルエステルおよび乙
、3’;4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸2水和
物の製造例を以下に示す。
製造例1 BPDA50fと無水メタノール500m/7をオート
クレーブ中、130℃で2.5時間反応きせた後、Pj
一応液を濃縮した後、減圧下70℃で15時間乾燥して
、ろ、ろ/、 t、 、 4/−ビフェニルテトラカル
ボン酸ジメチルエステルヲ得り。
製造例2 B P D 、A 50 ’i’と水400 trte
を100℃で4時間加熱し、冷却後ろ過し、ろ逸物を5
0℃、24時fHJ減圧乾燥して26.3’、 4.、
4’−ビフェニルテトラカルボン酸2水和物を得た。
実施例1 20を円筒形重合槽にN、’fJ−ジメチルアセトアミ
ド13200fとBPDA2092.96fを入れ十分
攪拌する。この溶液にPPD778.6Fを攪]1ルな
がら徐々に加え、室温で約6時間攪拌した。この時の溶
液の粘度は200ボイズ(3o℃)であった。この時の
モル比(テトラカルボン酸成分のモル数/芳香族ジアミ
ンのモル数) ハ0.9 s sであった。次にBPD
A4.2B6ji’をこの溶液に加え、4時間攪拌後の
粘度は5[]0ポイズであった。さらにBPDA4.2
ろ67を溶液に加え、4時間攪拌した後の粘度は920
ボイズであった。
きらにBPDA8.472gを溶液に加え、4時間攪拌
した後の粘度は4400ポイズであった。さらにBPD
A4.2B6ji’を溶液に加え、4時間攪拌した後の
粘度は14000ポイズであり、この時のモル比は0.
998であった。ここで得られだモル比と粘度の関係を
第1図の実線に示す。
ついで、モノマー仕込み濃度18wt%で500ボイズ
の粘度のポリアミック酸溶液の調製を以下のようにして
行った。
第1図より500ボイズのポリアミック酸溶液を調製す
るためにはモル比を0.990にすればよい。そこで初
期仕込みのモル比を0.988になるよう、20を円筒
形重合槽にN、N−ジメチルアセトアミド1ろooo!
jIとBPDA2092.96i/の溶液に攪拌しなか
らP P D 778.62を徐々に加え、室温で約6
時間攪拌した。このポリアミック酸溶液の粘度は600
ポイズであった。第1図でろOOボイズの所のモル比は
0.988であり。
仕込みモル比0.988と同じであるので1モル比ヲ0
.99’0にすれば500ボイズの粘度になると予想で
きる。そこでモル比0.990にするためBPDA4.
236@を加え、さらにテトラカルボン酸成分と芳香族
ジアミン成分を等モルにするためろ、 3’、 4 、
4’−ビフェニルテトラカルボン酸2水和物26.ろ7
2f!を200グのN、N−ジメチルアセトアミドに溶
解した溶液を加え約6時間攪拌した。
得られたポリアミック酸溶液の粘度は505ボイズであ
り、ポリアミック酸の対数粘度は1.25であった。
このポリアミック酸溶液をガラス板上に流延してポリア
ミック酸溶液の被膜を形成し、その被膜を減圧状態で8
0℃、40分さらに140℃、40分維持して溶媒を留
去しポリアミック酸のフィルムを成形した。このポリア
ミック酸のフィルムをガラス板からはがし、金属枠にと
り付けて、室温から410℃まで1.5時間で昇温して
ポリアミ’)り酸フィルムをイミド化して、ポリイミド
フィルム(厚み27μ)を成形した。このフィルムの引
張り強度は42 Kg/ maで、伸び率は68係であ
った。
比較例1 6、3’、 4 、4’−ビフェニルテトラカルボン酸
2水和物を加えないほかは実施例1と同様に行い、ポリ
イミドフィルムを得た(厚み30μ)。
このポリイミドフィルムの引張強度は31に9/mtj
で、伸び率は20係であった。
実施例2 ろ、3’、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸2水
和物の代すにろ、 3’、4 、4’−ビフェニルテト
ラカルボン酸ジメチルエステル24.928 fを加え
たほかは実施例1と同様に行って、502ボイズの粘度
のポリアミック酸溶液を得た。この溶液から実施例1と
同様に行ってポリイミドフィルム(62μ)を成形した
。このポリイミドフィルムの引張強度ば44.に7/−
で、伸び率は40係であった。
実施例ろ モノマー仕込み濃度18wt%で5000ポイズの粘度
のポリアミック酸溶液の調製を行った。
第1図より5000ポイズのポリアミック酸溶液をWパ
1製するためには1モル比を0.996乙にすればよい
初期仕込みのモル比を0.990になるよう20μ円筒
形重合槽にN、N−ジメチルアセトアミド1ろoooy
とBPDA 2097.18グの溶液に攪拌しなからP
I)D778.61を徐々に加え、室温で約6時間攪拌
した。このポリアミック酸溶液の粘度は680ボイズで
あった。第1図のモル比0.990で粘度も80ポイズ
の所にプロットシ。
この点を通るように曲線を横軸に平行移動する。
平行移動した曲線を鎖線で示す。この鎖線から5000
ボイスの粘度のポリアミック酸溶液にする場合のモル比
を読み取ると0.9956である。
よって0.995ろのモル比に不足するBPDAll、
228pを加え、さらにテトラカルボン酸成分と芳香族
ジアミン成分を等しくするため3.3’、4.4’−ビ
フエニルテトラカルボン酸2水和物123957を20
07のCI−ジメチルアセトアミドに溶が1した溶液を
加え約6時間攪拌した。得られたポリアミック酸溶液の
粘度は4990ボイズであり。
対数粘度は、2.30であった。
このポリアミック酸溶液から実施例2と同様にしてポリ
イミドフィルム(33μ)を成形した。
このポリイミドフィルムの引張シ強度は45Kg/−2
伸び率は67%であった。
比較例2 ろ、乙/、a 、 47−ビフエニルテ)・ラカルボン
酸2 水%−t+物を添加しないほかは実施例ろと同様
にしてポリアミック酸溶液を調製した。このポリアミッ
ク酸溶液の粘度は5020ポイズであった。
このポリアミック酸溶液より実施例1と同様にしてポリ
イミドフィルム(25μ)を成形した。
このポリイミドフィルムの引張り強度は32にり/、B
、伸び率は25条であった。
実施例4 モノマー成分のモル比とポリアミック酸溶液の粘度との
関係をグラフ化する。
20を円筒形重合槽にN、N−ジメチルアセトアミド1
ろ200ji’にBPDA 2012.5グを入れ十分
攪拌する。との溶液にP、PD 778.6 gを攪拌
しながら徐々に加え約6時間攪拌した。このポリアミッ
ク酸溶液の粘度は16ボイズであり・モノマー成分のモ
ル比idO,95であった。次に]3PDA42.ろ6
8グをこの溶液に加え、約2時間攪拌後の溶液の粘度は
、30ボイズであった。
さらにBPDA 21.184グをこの溶液に加えて約
2時間4・F、L押抜の粘度は62ボイズであつ/ζ。
きらにB PDA 21184 ftを溶液に加えて約
2時間攪拌後の粘度は260ボイズであった。この時の
モル比は0.99であった。ここで得られたモル比と粘
度の関係を第2図に示す。
モノマー仕込み濃度18wt%で50ボイズの粘度のポ
リアミック酸溶液の調製を以下のようにして行った。
第2図より50ボイズのポリアミック酸溶液を調製する
ためにはモル比を0.9’78にすればよい。
初期仕込みのモル比を0.960になるよう201円筒
形重合槽にN、N−ジメチルアセトアミド13000f
とBPDA2033.68gの溶液に攪拌しなからPP
D778.67を徐々に加え、室温で約6時間攪拌した
。この時のポリアミック酸m液の粘度は21ポイズであ
った。第2図よりモル比0.960の所の粘度は20ポ
イズであシ。
21ポイズとほぼ同じである。50ボイズの粘度のポリ
アミック酸溶液にするだめにはモル比を0.978にす
ればよいので、不足するBPDAろ8.1ろ27を溶液
に加え、きらにテトラカルボン酸成分と芳香族ジアミン
成分を等モルにするため3.3’、4.4’−ピフェニ
ルテトラカルボッ酸2水和物58.018gを200?
のN、N−ジメチルアセトアミドに溶解した溶液を加え
約ろ時間攪拌した。
得られ/こポリアミック酸溶液の粘度は52ボイズで、
対数粘度id:0.88であった。
このポリアミック酸溶液から実施例1と同様にしてポリ
イミドフィルム(29μ)を成形した。
このポリイミドフィルムの引張り強さは42Kg/ma
で、伸び率は36係であった。
しないこと以外は実施例4と同様にしてポリアミック酸
溶液を調製した。粘度は50ボイズであった・ このポリアミック酸溶液から実施例1と同様にしてポリ
イミドフィルム(28μ)を成形した。
このポリイミドフィルムの引張り強度は16Kg/−で
、伸び率は9%であった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はモノマー成分のモル比とボリアミ
ンク酸溶液の粘度との関係を示すものである。 特許出願人 宇部興産株式会社 第1図 (モル比) 第 2図 o、?If0o、?、!;Oo、’/(o o、?70
 0、’13o o、? 70 i oo。 ((己]VL)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族ジアミ
    ンとのモル比(テトラカルボン酸成分のモ温度で調製後
    、芳香族テトラカルボン酸二無水物を添加して最終的に
    得られるポリアミック酸溶液の粘度(30′c)を5〜
    200000ボイズに調節するとともに重合体中の酸成
    分と芳香族ジアミン成分とのモル比が1.000となる
    ように芳香族テトラカルボン酸もしくはその水和物また
    はそのエステルを添加しこれらを重合して得られたポリ
    アミック酸溶液から、ポリアミック酸の成形物を成形し
    た後、ポリアミック酸をイミド化することを特徴とする
    ポリイミド成形物の製造方法。
  2. (2)芳香族テトラカルボン酸二無水物が口r”H4,
    4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物であり。 芳香族テトラカルボン酸が6.ろ’+ 4 + 4’−
    ビフェニルテトラカルボン酸である特許請求の範囲第1
    項記載のポリイミド成形物の製造方法。
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