JP2883769B2 - ポリイミド共重合体及びその製造方法 - Google Patents
ポリイミド共重合体及びその製造方法Info
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- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な芳香族ポリイミ
ド共重合体及びその製造方法に関する。
ド共重合体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二無水芳香族有機酸と芳香族ジアミンを
主原料として得られる芳香族ポリイミドは耐熱性、機械
的性質、電気的性質等優れた物性を有するので、フィル
ム、絶縁膜及び成形製品で広く使用されている。従来の
芳香族ポリイミドはガラス転移温度が高すぎて加工性が
劣るので、芳香族基が直接または柔軟な架橋原によって
相互連結された非縮合多環式芳香族ジアミン等を使用し
て加工性の向上を図っている。最近は、共重合によるポ
リイミドの物性改良が試図されている。
主原料として得られる芳香族ポリイミドは耐熱性、機械
的性質、電気的性質等優れた物性を有するので、フィル
ム、絶縁膜及び成形製品で広く使用されている。従来の
芳香族ポリイミドはガラス転移温度が高すぎて加工性が
劣るので、芳香族基が直接または柔軟な架橋原によって
相互連結された非縮合多環式芳香族ジアミン等を使用し
て加工性の向上を図っている。最近は、共重合によるポ
リイミドの物性改良が試図されている。
【0003】例えば、一種の二無水芳香族有機酸と二種
以上の芳香族ジアミンを使用するか、あるいは一種の芳
香族ジアミンと二種以上の二無水芳香族有機酸を使用し
て不規則共重合体を製造する方法が知られている。各単
量体の特性を組み合わせ、優れた物性を有する芳香族ポ
リイミドを得るものである。
以上の芳香族ジアミンを使用するか、あるいは一種の芳
香族ジアミンと二種以上の二無水芳香族有機酸を使用し
て不規則共重合体を製造する方法が知られている。各単
量体の特性を組み合わせ、優れた物性を有する芳香族ポ
リイミドを得るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した非縮合多環式
芳香族ジアミンを用いて製造した芳香族ポリイミドは、
ガラス転移温度が低くなった反面、耐熱性に欠けるとい
う問題がある。三種以上の原料を用いて共重合させた不
規則共重合体の場合、重合条件によって重合体の物性が
変化してしまう。不規則共重合体の製造には細心の注意
を必要とする不規則共重合体の製造は容易ではない。
芳香族ジアミンを用いて製造した芳香族ポリイミドは、
ガラス転移温度が低くなった反面、耐熱性に欠けるとい
う問題がある。三種以上の原料を用いて共重合させた不
規則共重合体の場合、重合条件によって重合体の物性が
変化してしまう。不規則共重合体の製造には細心の注意
を必要とする不規則共重合体の製造は容易ではない。
【0005】本発明は、優れた加工性及び機械的物性を
有し、かつ、優れた耐熱性を維持する芳香族ポリイミド
共重合体及び共重合体を製造する方法を提供することを
目的とする。
有し、かつ、優れた耐熱性を維持する芳香族ポリイミド
共重合体及び共重合体を製造する方法を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明では、単量体として使用される二種の二無
水芳香族有機酸と芳香族ジアミンを規則的に配列し、各
単量体の特性を調和した性質を有する芳香族ポリイミド
共重合体とする。
めに、本発明では、単量体として使用される二種の二無
水芳香族有機酸と芳香族ジアミンを規則的に配列し、各
単量体の特性を調和した性質を有する芳香族ポリイミド
共重合体とする。
【0007】本発明によるポリイミド共重合体は、有機
溶媒中で一般式(1)が
溶媒中で一般式(1)が
【化134】 (式中、R1は化学式(2)
【化135】 、化学式(3)
【化136】 または化学式(4)
【化137】 、R2は化学式(5)
【化138】 または化学式(6)
【化139】 基を示す)で表されるジアミンと、一般式(13)が
【化140】 (式中、Rは化学式(5)
【化141】 、化学式(6)
【化142】 または化学式(11)
【化143】 である)で表される二無水芳香族有機酸を反応させて生
成されたポリアミド酸エステルを熱による方法で環化反
応して得られ、一般式(12)が
成されたポリアミド酸エステルを熱による方法で環化反
応して得られ、一般式(12)が
【化144】 (式中、R1は化学式(2)
【化145】 、化学式(3)
【化146】 または化学式(4)
【化147】 で表される基中から選ばれ、R2とR3は化学式(5)
【化148】 と化学式(6)
【化149】 、化学式(5)
【化150】 と化学式(11)
【化151】 、または化学式(6)
【化152】 と化学式(11)
【化153】 で表される基中から選ばれる)の反復単位を有する。
【0008】本発明で使用した一般式(1)が
【化154】 (式中、R1は化学式(2)
【化155】 、化学式(3)
【化156】 または化学式(4)
【化157】 、R2は化学式(5)
【化158】 または化学式(6)
【化159】 基を示す)の構造を持つジアミンは、二無水ピロメリッ
ト酸または二無水ベンゾフェノンカルボン酸と、エタノ
ールを反応して得られた一般式(7)が
ト酸または二無水ベンゾフェノンカルボン酸と、エタノ
ールを反応して得られた一般式(7)が
【化160】 (式中、Rは化学式(5)
【化161】 、または化学式(6)
【化162】 である)の芳香族酸エステルを出発物質する。
【0009】より詳細に説明すると、二無水ピロメリッ
ト酸から出発の場合、エステル基がベンゼン環の2番と
4番炭素に結合されるか、2番と5番炭素に結合する混
合物で存在しており、二無水ベンゾフェノンカルボン酸
から出発の場合、エステル基が3番と3´番炭素、3番
と4´番炭素または4番と4´番炭素に結合される混合
物として存在する。
ト酸から出発の場合、エステル基がベンゼン環の2番と
4番炭素に結合されるか、2番と5番炭素に結合する混
合物で存在しており、二無水ベンゾフェノンカルボン酸
から出発の場合、エステル基が3番と3´番炭素、3番
と4´番炭素または4番と4´番炭素に結合される混合
物として存在する。
【0010】これらを分離することなくアシル化反応試
薬と反応させると、一般式(14)が
薬と反応させると、一般式(14)が
【化163】 (式中、Rは化学式(5)
【化164】 、または化学式(6)
【化165】 である)の塩化アシル化合物を得ることができる。
【0011】アシル化反応試薬はフォスゲン、塩化チオ
ニル等を使用することができる。これらの塩化アシル化
合物を過量の芳香族ジアミンと反応させるか、4−ニト
ロアニリン、3−ニトロアニリン、4−(4−ニトロフ
ェノキシ)アニリン等と反応させた後、水素化反応を通
すと、一般式(1)
ニル等を使用することができる。これらの塩化アシル化
合物を過量の芳香族ジアミンと反応させるか、4−ニト
ロアニリン、3−ニトロアニリン、4−(4−ニトロフ
ェノキシ)アニリン等と反応させた後、水素化反応を通
すと、一般式(1)
【化166】 (式中、R1は化学式(2)
【化167】 、化学式(3)
【化168】 または化学式(4)
【化169】 、R2は化学式(5)
【化170】 または化学式(6)
【化171】 基を示す)の構造を持つジアミンを得られる。
【0012】これらのジアミンはエステル基の結合位置
が互いに相異な化合物で各々存在するが、環化反応によ
ってエタノールを除去させながらアミド環が形成される
場合、エステル基の結合位置と関係なく出発物質で使用
された二無水物に対して各々一個の構造を持つ化合物が
生成される。
が互いに相異な化合物で各々存在するが、環化反応によ
ってエタノールを除去させながらアミド環が形成される
場合、エステル基の結合位置と関係なく出発物質で使用
された二無水物に対して各々一個の構造を持つ化合物が
生成される。
【0013】通常、重合体は有機溶媒中でジアミンを二
無水物と反応させて製造することができる。この反応に
使用される有機溶媒には、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリトンがある。
無水物と反応させて製造することができる。この反応に
使用される有機溶媒には、N,N−ジメチルアセトアミ
ド、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチル
アセトアミド、N−メチル−2−ピロリトンがある。
【0014】この溶媒は単独または二種以上を混合して
使用できる。反応温度は通常摂氏50度以下、反応時間
は1〜24時間程度である。
使用できる。反応温度は通常摂氏50度以下、反応時間
は1〜24時間程度である。
【0015】反応の結果、一般式(10)が
【化172】 (式中、R1は化学式(2)
【化173】 、化学式(3)
【化174】 または化学式(4)
【化175】 、R2とR3は化学式(5)
【化176】 と化学式(6)
【化177】 、化学式(5)
【化178】 と化学式(11)
【化179】 、または化学式(6)
【化180】 と化学式(11)
【化181】 である)の構造を持つポリアミド酸エステルが得られ
る。
る。
【0016】本発明における一般式(10)が
【化182】 (式中、R1は化学式(2)
【化183】 、化学式(3)
【化184】 または化学式(4)
【化185】 、R2とR3は化学式(5)
【化186】 と化学式(6)
【化187】 、化学式(5)
【化188】 と化学式(11)
【化189】 、または化学式(6)
【化190】 と化学式(11)
【化191】 基を示す)で表されるポリアミド酸エステルは、30℃
でN,N−ジメチルアセトアミド中で測定した対数粘度
が0.1dl/gから3.0dl/gであり、好ましく
は0.5〜2.0dl/gの範囲にあることが望まし
い。
でN,N−ジメチルアセトアミド中で測定した対数粘度
が0.1dl/gから3.0dl/gであり、好ましく
は0.5〜2.0dl/gの範囲にあることが望まし
い。
【0017】このポリアミド酸エステルは芳香族ジアミ
ンと二無水芳香族有機酸から重合されたポリアミド酸と
比較させた時、カルボン酸基の50%がエステル化され
ているため上記の溶媒中で溶解度が優れる。
ンと二無水芳香族有機酸から重合されたポリアミド酸と
比較させた時、カルボン酸基の50%がエステル化され
ているため上記の溶媒中で溶解度が優れる。
【0018】これらのポリアミド酸エステルを50〜4
00℃で加熱すれば、環化反応による各々のポリアミド
酸エステルに対応する一般式(12)が
00℃で加熱すれば、環化反応による各々のポリアミド
酸エステルに対応する一般式(12)が
【化192】 (式中、R1は化学式(2)
【化193】 、化学式(3)
【化194】 または化学式(4)
【化195】 、R2とR3は化学式(5)
【化196】 と化学式(6)
【化197】 、化学式(5)
【化198】 と化学式(11)
【化199】 、または化学式(6)
【化200】 と化学式(11)
【化201】 基を示す)で表されるポリイミドを得ることができる。
【0019】本発明のポリイミドは2個の互いに相異な
二無水芳香族有機酸から誘導された単位が交互に高分子
鎖に配列しており、各々の二無水芳香族有機酸から重合
されたポリイミドまたはこれらの不規則共重合体とは相
異な独特な固有の物性をもつ。
二無水芳香族有機酸から誘導された単位が交互に高分子
鎖に配列しており、各々の二無水芳香族有機酸から重合
されたポリイミドまたはこれらの不規則共重合体とは相
異な独特な固有の物性をもつ。
【0020】本発明のポリイミドの構造的特性を更に詳
細に説明すると次のようになる。化学式(15)
細に説明すると次のようになる。化学式(15)
【化202】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化203】 でR1は化学式(2)
【化204】 、R2とR3は化学式(5)
【化205】 と化学式(6)
【化206】 または化学式(6)
【化207】 と化学式(5)
【化208】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0021】このポリイミドは化学式(16)
【化209】 と化学式(17)
【化210】 で各々表されるピロメリット酸ジイミドとベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交
互共重合体の構造を持つ。
ンテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交
互共重合体の構造を持つ。
【0022】化学式(18)
【化211】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化212】 で、R1は化学式(2)
【化213】 、R2とR3は化学式(5)
【化214】 と化学式(11)
【化215】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0023】このポリイミドは化学式(16)
【化216】 と化学式(19)
【化217】 で各々表されるピロメリット酸ジイミドとビフェニルテ
トラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交互共
重合体の構造を持つ。
トラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交互共
重合体の構造を持つ。
【0024】化学式(20)
【化218】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化219】 でR1は化学式(2)
【化220】 、R2とR3は化学式(6)
【化221】 と化学式(11)
【化222】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0025】このポリイミドは化学式(17)
【化223】 と化学式(19)
【化224】 で各々表されるベンゾフェノンテトラカルボン酸ジイミ
ドとビフェニルテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに
反復される交互共重合体の構造を持つ。
ドとビフェニルテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに
反復される交互共重合体の構造を持つ。
【0026】化学式(21)
【化225】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化226】 でR1は化学式(3)
【化227】 、R2とR3は化学式(5)
【化228】 と化学式(6)
【化229】 または化学式(6)
【化230】 と化学式(5)
【化231】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0027】このポリイミドは化学式(22)
【化232】 と化学式(23)
【化233】 で各々表されるピロメリット酸ジイミドとベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交
互共重合体の構造を持つ。
ンテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交
互共重合体の構造を持つ。
【0028】化学式(24)
【化234】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化235】 でR1は化学式(3)
【化236】 、R2とR3は化学式(5)
【化237】 と化学式(11)
【化238】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0029】このポリイミドは化学式(22)
【化239】 と化学式(25)
【化240】 で各々表されるピロメリット酸ジイミドとビフェニルテ
トラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交互共
重合体の構造を持つ。
トラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交互共
重合体の構造を持つ。
【0030】化学式(26)
【化241】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化242】 でR1は化学式(3)
【化243】 、R2とR3は化学式(6)
【化244】 と化学式(11)
【化245】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0031】このポリイミドは化学式(23)
【化246】 と化学式(25)
【化247】 で各々表されるベンゾフェノンテトラカルボン酸ジイミ
ドとビフェニルテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに
反復される交互共重合体の構造を持つ。
ドとビフェニルテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに
反復される交互共重合体の構造を持つ。
【0032】化学式(27)
【化248】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化249】 でR1は化学式(4)
【化250】 、R2とR3は化学式(5)
【化251】 と化学式(6)
【化252】 または化学式(6)
【化253】 と化学式(5)
【化254】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0033】このポリイミドは化学式(28)
【化255】 と化学式(29)
【化256】 で各々表されるピロメリット酸ジイミドとベンゾフェノ
ンテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交
互共重合体の構造を持つ。
ンテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交
互共重合体の構造を持つ。
【0034】化学式(30)
【化257】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化258】 でR1は化学式(4)
【化259】 、R2とR3は化学式(5)
【化260】 と化学式(11)
【化261】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0035】このポリイミドは化学式(28)
【化262】 と化学式(31)
【化263】 で各々表されるピロメリット酸ジイミドとビフェニルテ
トラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交互共
重合体の構造を持つ。
トラカルボン酸ジイミド単位が互いに反復される交互共
重合体の構造を持つ。
【0036】化学式(32)
【化264】 で表されるポリイミドは、一般式(10)が
【化265】 でR1は化学式(4)
【化266】 、R2とR3は化学式(6)
【化267】 と化学式(11)
【化268】 で表されるポリアミド酸エステルを50〜400℃で加
熱して得られる。
熱して得られる。
【0037】このポリイミドは化学式(29)
【化269】 と化学式(31)
【化270】 で各々表されるベンゾフェノンテトラカルボン酸ジイミ
ドとビフェニルテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに
反復される交互共重合体の構造を持つ。以下、本発明の
実施例について説明する。
ドとビフェニルテトラカルボン酸ジイミド単位が互いに
反復される交互共重合体の構造を持つ。以下、本発明の
実施例について説明する。
【0038】
【実施例】(実施例1)本発明で用いるN,N´−ビス
(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジエトキ
シカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカルボキ
シアミドは以下のように製造された。
(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジエトキ
シカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカルボキ
シアミドは以下のように製造された。
【0039】500mlガラス製反応容器に二無水ピロ
メリット酸50g(0.23モル)とエタノール300
mlを加えて4時間環流させた。反応後、室温に冷却
し、溶媒を減圧蒸留してピロメリット酸−2,4(2,
5)−ジエチル71.3g(収率100%)を得た。
メリット酸50g(0.23モル)とエタノール300
mlを加えて4時間環流させた。反応後、室温に冷却
し、溶媒を減圧蒸留してピロメリット酸−2,4(2,
5)−ジエチル71.3g(収率100%)を得た。
【0040】次に、100mlガラス容器に、得られた
ピロメリット酸−2,4(2,5)−ジエチル31g
(0.1モル)と塩化チオニル60g(0.5モル)を
加えて3時間環流させた。
ピロメリット酸−2,4(2,5)−ジエチル31g
(0.1モル)と塩化チオニル60g(0.5モル)を
加えて3時間環流させた。
【0041】反応後室温に冷却し溶媒を減圧蒸留して
1,5(1,4)−ジクロロポルミル−2,4(2,
5)−ベンゼンカルボン酸ジエチル34.5g(収率1
00%)を白色結晶で得た。
1,5(1,4)−ジクロロポルミル−2,4(2,
5)−ベンゼンカルボン酸ジエチル34.5g(収率1
00%)を白色結晶で得た。
【0042】次いで、300mlガラス反応容器に得ら
れた1,5(1,4)−ジクロロポルミル−2,4
(2,5)−ベンゼンカルボン酸ジエチル34.5g
(0.1モル)、4−ニトロアニリン27.6g(0.
2モル)及びN,N−ジメチルアセトアミド200ml
を添加して5℃で1時間攪拌した。
れた1,5(1,4)−ジクロロポルミル−2,4
(2,5)−ベンゼンカルボン酸ジエチル34.5g
(0.1モル)、4−ニトロアニリン27.6g(0.
2モル)及びN,N−ジメチルアセトアミド200ml
を添加して5℃で1時間攪拌した。
【0043】反応後、水1リットルに反応混合物を滴下
して、生成された沈澱物を濾過し、減圧乾燥してN,N
´−ビス(4−ニトロフェニル)−2,4(2,5)−
ジエトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジ
カルボキシアミド45.1g(収率82%)を白色粉末
状で得た。
して、生成された沈澱物を濾過し、減圧乾燥してN,N
´−ビス(4−ニトロフェニル)−2,4(2,5)−
ジエトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジ
カルボキシアミド45.1g(収率82%)を白色粉末
状で得た。
【0044】次いで、1リットルガラス水素化反応容器
で、得られたN,N´−ビス(4−ニトロフェニル)−
2,4(2,5)−ジエトキシカルボニルベンゼン−
1,5(1,4)−ジカルボキシアミド20gを10%
Pd/C1g,N,N−ジメチルホルムアミド350m
lと共に加え、40〜45℃で激しく攪拌を行いながら
水素を導入した。
で、得られたN,N´−ビス(4−ニトロフェニル)−
2,4(2,5)−ジエトキシカルボニルベンゼン−
1,5(1,4)−ジカルボキシアミド20gを10%
Pd/C1g,N,N−ジメチルホルムアミド350m
lと共に加え、40〜45℃で激しく攪拌を行いながら
水素を導入した。
【0045】反応開始後、約10時間が経過すると水素
は全部吸収されて反応が終了した。これを室温で冷却後
濾過して触媒を除去し、水1リットルに徐々に滴下し
て、生成された沈澱物を濾過した。
は全部吸収されて反応が終了した。これを室温で冷却後
濾過して触媒を除去し、水1リットルに徐々に滴下し
て、生成された沈澱物を濾過した。
【0046】濾過物を35%塩酸15gと水1リットル
の水溶液に溶解して不溶性物質を除去し、濾過液を炭酸
ナトリウムで中和して濾過後水洗、乾燥してN,N´−
ビス(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジエ
トキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカル
ボキシアミド15.3g(収率68%)を黄色粉末状で
得た。得られた物質の元素分析結果を下の表1に示す。
の水溶液に溶解して不溶性物質を除去し、濾過液を炭酸
ナトリウムで中和して濾過後水洗、乾燥してN,N´−
ビス(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジエ
トキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカル
ボキシアミド15.3g(収率68%)を黄色粉末状で
得た。得られた物質の元素分析結果を下の表1に示す。
【0047】
【表1】
【0048】(実施例2)本発明で使用されるN,N´
−ビス(3−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドは4−ニトロアニリンの代わりに3−二
トロアニリンを使用する点を除けば実施例1と同様な方
法で製造された。
−ビス(3−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドは4−ニトロアニリンの代わりに3−二
トロアニリンを使用する点を除けば実施例1と同様な方
法で製造された。
【0049】二無水ピロメリット酸25g(0.12モ
ル)と3−ニトロアニリン33.1g(0.24モル)
からN,N´−ビス(3−アミノフェニル)−2,4
(2,5)−ジエトキシカルボニルベンゼン−1,5
(1,4)−ジカルボキシアミド32.9g(収率55
%)を黄色粉末状で得た。得られた物質の元素分析結果
を下の表2に示す。
ル)と3−ニトロアニリン33.1g(0.24モル)
からN,N´−ビス(3−アミノフェニル)−2,4
(2,5)−ジエトキシカルボニルベンゼン−1,5
(1,4)−ジカルボキシアミド32.9g(収率55
%)を黄色粉末状で得た。得られた物質の元素分析結果
を下の表2に示す。
【0050】
【表2】
【0051】(実施例3)本発明で使用されるN,N´
−ビス(3−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドは4−ニトロアニリンの代わりに4−
(4−ニトロフェノキシ)アニリンを使用する点を除け
ば実施例1と同様な方法で製造された。
−ビス(3−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドは4−ニトロアニリンの代わりに4−
(4−ニトロフェノキシ)アニリンを使用する点を除け
ば実施例1と同様な方法で製造された。
【0052】二無水ピロメリット酸30g(0.14モ
ル)と4−(4−ニトロフェノキシ)アニリン63.3
g(0.28モル)からN,N´−ビス[4(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル]−2,4(2,5)−ジエト
キシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカルボ
キシアミド55.4g(収率59%)を淡黄色粉末状で
得た。得られた物質の元素分析結果を下の表3に示す。
ル)と4−(4−ニトロフェノキシ)アニリン63.3
g(0.28モル)からN,N´−ビス[4(4−アミ
ノフェノキシ)フェニル]−2,4(2,5)−ジエト
キシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカルボ
キシアミド55.4g(収率59%)を淡黄色粉末状で
得た。得られた物質の元素分析結果を下の表3に示す。
【0053】
【表3】
【0054】(実施例4)本発明で使用するN,N´−
ビス(4−アミノフェニル)−4,4´(4,3´また
は3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゾフェノン−
3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボキシア
ミドを次のように製造した。
ビス(4−アミノフェニル)−4,4´(4,3´また
は3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゾフェノン−
3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボキシア
ミドを次のように製造した。
【0055】500mlガラス製反応容器に二無水3,
3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸50
gとエタノール200mlを加えて30分環流後常温で
10時間攪拌を行った。
3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸50
gとエタノール200mlを加えて30分環流後常温で
10時間攪拌を行った。
【0056】反応溶液の過量のエタノールを減圧蒸留
し、真空オーブンで80℃24時間乾燥して3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´
(3,4´または4,4´)−ジエチル63g(収率9
8%)を得た。
し、真空オーブンで80℃24時間乾燥して3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´
(3,4´または4,4´)−ジエチル63g(収率9
8%)を得た。
【0057】このように合成した3,3´,4,4´−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´(3,4´
または4,4´)−ジエチル4.14g(0.01モ
ル)を100mlガラス製容器に取り6mlの塩化チオ
ニルに溶かし、1時間環流後余分の塩化チオニルを減圧
蒸留した。なお、70℃の水中湯で加熱すると共に真空
ポンプで乾燥して塩化チオニルを全て除去した。
ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´(3,4´
または4,4´)−ジエチル4.14g(0.01モ
ル)を100mlガラス製容器に取り6mlの塩化チオ
ニルに溶かし、1時間環流後余分の塩化チオニルを減圧
蒸留した。なお、70℃の水中湯で加熱すると共に真空
ポンプで乾燥して塩化チオニルを全て除去した。
【0058】この反応器に窒素雰囲気下でテトラヒドロ
フラン80mlを入れて溶かした。別の250ml三口
フラスコにP−フェニレンジアミン8.6gを100m
lのテトラヒドロフランに溶かして仕込、反応容器を零
下5度から零下15度に冷却しながら、上記の80ml
のテトラヒドロフラン溶液を漏斗に移した後窒素下で3
時間かけて滴下した。
フラン80mlを入れて溶かした。別の250ml三口
フラスコにP−フェニレンジアミン8.6gを100m
lのテトラヒドロフランに溶かして仕込、反応容器を零
下5度から零下15度に冷却しながら、上記の80ml
のテトラヒドロフラン溶液を漏斗に移した後窒素下で3
時間かけて滴下した。
【0059】滴下が終わると反応溶液を攪拌下に200
mlのベンゼンに滴下して生成した沈澱物を濾過、除去
した。濾過液を100mlで減圧濃縮した後再びベンゼ
ン200mlに滴下、沈澱物を濾過する過程を2回反復
した後最終濾過液を減圧乾燥して溶媒を除去し、得られ
た固体を100mlのN,N−ジメチルホルムアミドに
溶かして水400mlに1時間かけて滴下しながら攪拌
し、生成した沈澱物を濾過、減圧乾燥して黄色粉末状の
N,N´−ビス(4−アミノフェニル)−4,4´
(4,3´または3,3´)−ジエトキシカルボニルベ
ンゾフェノン−3,3´(3,4´または4,4´)−
ジカルボキシアミド3.7g(収率63%)を得た。得
られた物質の元素分析結果を下の表4に示す。
mlのベンゼンに滴下して生成した沈澱物を濾過、除去
した。濾過液を100mlで減圧濃縮した後再びベンゼ
ン200mlに滴下、沈澱物を濾過する過程を2回反復
した後最終濾過液を減圧乾燥して溶媒を除去し、得られ
た固体を100mlのN,N−ジメチルホルムアミドに
溶かして水400mlに1時間かけて滴下しながら攪拌
し、生成した沈澱物を濾過、減圧乾燥して黄色粉末状の
N,N´−ビス(4−アミノフェニル)−4,4´
(4,3´または3,3´)−ジエトキシカルボニルベ
ンゾフェノン−3,3´(3,4´または4,4´)−
ジカルボキシアミド3.7g(収率63%)を得た。得
られた物質の元素分析結果を下の表4に示す。
【0060】
【表4】
【0061】(実施例5)本発明で使用したN,N´−
ビス(3−アミノフェニル)−4,4´(4,3´また
は3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゾフェノン−
3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボキシア
ミドを次のように製造した。
ビス(3−アミノフェニル)−4,4´(4,3´また
は3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゾフェノン−
3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボキシア
ミドを次のように製造した。
【0062】実施例4と同一方法で合成した3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´
(3,4´または4,4´)−ジエチル4.14g
(0.01モル)を実施例4同様、塩化チオニル6ml
と反応させた後、80mlのテトラヒドロフラン溶液を
作って、これをm−フェニレンジアミン8.6gを溶か
した100mlのテトラヒドロフラン溶液に滴下した。
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´
(3,4´または4,4´)−ジエチル4.14g
(0.01モル)を実施例4同様、塩化チオニル6ml
と反応させた後、80mlのテトラヒドロフラン溶液を
作って、これをm−フェニレンジアミン8.6gを溶か
した100mlのテトラヒドロフラン溶液に滴下した。
【0063】滴下終了後、実施例4と同様にベンゼン2
00mlに滴下、沈澱物濾過、濾過液減圧濃縮後、再び
ベンゼン200mlに滴下する過程を3回反復した。最
終濾過液を減圧乾燥して得られた固体を50mlのN,
N−ジメチルホルムアミドに溶かした後、水500ml
に1時間かけて滴下しながら攪拌した。
00mlに滴下、沈澱物濾過、濾過液減圧濃縮後、再び
ベンゼン200mlに滴下する過程を3回反復した。最
終濾過液を減圧乾燥して得られた固体を50mlのN,
N−ジメチルホルムアミドに溶かした後、水500ml
に1時間かけて滴下しながら攪拌した。
【0064】生成した沈澱物を濾過して3回水洗した後
減圧乾燥し、得られた粉末を500mlのテトラヒドロ
フランに溶かして300mlのヘキサンに攪拌下に滴下
して生成した沈澱物を濾過しジエチルエーテルで2回水
洗した後、減圧乾燥して3.5g(収率60%)の黄色
粉末状でN,N´−ビス(3−アミノフェニル)−4,
4´(4,3´または3,3´)−ジエトキシカルボニ
ルベンゾフェノン−3,3´(3,4´または4,4
´)−ジカルボキシアミドを得た。得られた物質の元素
分析結果を下の表5に示す。
減圧乾燥し、得られた粉末を500mlのテトラヒドロ
フランに溶かして300mlのヘキサンに攪拌下に滴下
して生成した沈澱物を濾過しジエチルエーテルで2回水
洗した後、減圧乾燥して3.5g(収率60%)の黄色
粉末状でN,N´−ビス(3−アミノフェニル)−4,
4´(4,3´または3,3´)−ジエトキシカルボニ
ルベンゾフェノン−3,3´(3,4´または4,4
´)−ジカルボキシアミドを得た。得られた物質の元素
分析結果を下の表5に示す。
【0065】
【表5】
【0066】(実施例6)本発明で使用したN,N´−
ビス[4(4−アミノフェノキシ)フェニル]−4,4
´(4,3´または3,3´)−ジエトキシカルボニル
ベンゾフェノン−3,3´(3,4´または4,4´)
−ジカルボキシアミドを次のように製造した。
ビス[4(4−アミノフェノキシ)フェニル]−4,4
´(4,3´または3,3´)−ジエトキシカルボニル
ベンゾフェノン−3,3´(3,4´または4,4´)
−ジカルボキシアミドを次のように製造した。
【0067】実施例4と同一方法で合成した3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´
(3,4´または4,4´)−ジエチル4.14g
(0.01モル)を同様に塩化チオニル6mlと反応さ
せ、乾燥させた後、80mlのテトラヒドロフラン溶液
を作って、これを4,4´−オキシジアニリン16.0
0gを溶かした100mlのテトラヒドロフラン溶液に
滴下して反応を終了した。
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸−3,3´
(3,4´または4,4´)−ジエチル4.14g
(0.01モル)を同様に塩化チオニル6mlと反応さ
せ、乾燥させた後、80mlのテトラヒドロフラン溶液
を作って、これを4,4´−オキシジアニリン16.0
0gを溶かした100mlのテトラヒドロフラン溶液に
滴下して反応を終了した。
【0068】反応溶液を攪拌下に200mlのベンゼン
に滴下して生成した沈澱物を濾過、除去した。濾過液を
100mlで減圧濃縮した後再びベンゼン200mlに
滴下、沈澱物を濾過する過程を2回反復した後最終濾過
液を減圧乾燥して溶媒を除去し、得られた固体を100
mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶かして水50
0mlに1時間かけて滴下しながら攪拌し、生成した沈
澱物を濾過する過程を4回反復した。
に滴下して生成した沈澱物を濾過、除去した。濾過液を
100mlで減圧濃縮した後再びベンゼン200mlに
滴下、沈澱物を濾過する過程を2回反復した後最終濾過
液を減圧乾燥して溶媒を除去し、得られた固体を100
mlのN,N−ジメチルホルムアミドに溶かして水50
0mlに1時間かけて滴下しながら攪拌し、生成した沈
澱物を濾過する過程を4回反復した。
【0069】濾過物を減圧乾燥し、これを再びテトラヒ
ドロフラン50mlに溶かしてヘキサン200mlに滴
下して、生成した沈澱物を濾過、減圧乾燥して淡黄色粉
末状のN,N´−ビス[4(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル]−4,4´(4,3´または3,3´)−ジエ
トキシカルボニルベンゾフェノン−3,3´(3,4´
または4,4´)−ジカルボキシアミド4.28g(収
率55%)を得た。得られた物質の元素分析結果を下の
表6に示す。
ドロフラン50mlに溶かしてヘキサン200mlに滴
下して、生成した沈澱物を濾過、減圧乾燥して淡黄色粉
末状のN,N´−ビス[4(4−アミノフェノキシ)フ
ェニル]−4,4´(4,3´または3,3´)−ジエ
トキシカルボニルベンゾフェノン−3,3´(3,4´
または4,4´)−ジカルボキシアミド4.28g(収
率55%)を得た。得られた物質の元素分析結果を下の
表6に示す。
【0070】
【表6】
【0071】(実施例7)攪拌機及び窒素導入管が付い
た100ml反応容器にN,N´−ビス(4−アミノフ
ェニル)−2,4(2,5)−ジエトキシカルボニルベ
ンゼン−1,5(1,4)−ジカルボキシアミド4.9
g(0.01モル)とN−メチル−2−ピロリトン73
gを仕込み、室温で窒素雰囲気下に二無水3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸3.22g
(0.01モル)を少しずつ加えて2時間攪拌した。こ
の結果、得られたポリアミド酸エステルの対数粘度は
0.95dl/gであった。
た100ml反応容器にN,N´−ビス(4−アミノフ
ェニル)−2,4(2,5)−ジエトキシカルボニルベ
ンゼン−1,5(1,4)−ジカルボキシアミド4.9
g(0.01モル)とN−メチル−2−ピロリトン73
gを仕込み、室温で窒素雰囲気下に二無水3,3´,
4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸3.22g
(0.01モル)を少しずつ加えて2時間攪拌した。こ
の結果、得られたポリアミド酸エステルの対数粘度は
0.95dl/gであった。
【0072】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ29マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ29マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
【0073】このポリイミドフィルムの赤外吸収スペク
トル図を図1に示した。このスペクトル図では1780
cm-1及び680cm-1に強いイミドの吸収がみられ
た。
トル図を図1に示した。このスペクトル図では1780
cm-1及び680cm-1に強いイミドの吸収がみられ
た。
【0074】このフィルムの引長強度は14.5kg/
mm2、引長伸長率は6.5%、窒素下での5%重量減
少温度は580℃[TGA(Thermogravimetric Analys
is)法で測定した結果、以下同一]であった。
mm2、引長伸長率は6.5%、窒素下での5%重量減
少温度は580℃[TGA(Thermogravimetric Analys
is)法で測定した結果、以下同一]であった。
【0075】(実施例8)実施例7において、二無水
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
の代わりに二無水3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸を使用したことを除いては実施例7と同様
に重合を行った。このようにして得られたポリアミド酸
エステルの対数粘度は0.91dl/gであった。
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
の代わりに二無水3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸を使用したことを除いては実施例7と同様
に重合を行った。このようにして得られたポリアミド酸
エステルの対数粘度は0.91dl/gであった。
【0076】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ37マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ37マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
【0077】このフィルムの引長強度は13.8kg/
mm2、引長伸長率は6.9%、ガラス転移温度は34
5℃[DSC(Differential Scanning Calorimetry)
法で測定、以下同一]、窒素下での5%重量減少温度は
590℃であった。
mm2、引長伸長率は6.9%、ガラス転移温度は34
5℃[DSC(Differential Scanning Calorimetry)
法で測定、以下同一]、窒素下での5%重量減少温度は
590℃であった。
【0078】(実施例9)実施例7において、N,N´
−ビス(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドの代わりにN,N´−ビス(3−アミノ
フェニル)−2,4(2,5)−ジエトキシカルボニル
ベンゼン−1,5(1,4)−ジカルボキシアミドを使
用した点を除いては実施例7と同様に重合を行った。こ
のようにして得られたポリアミド酸エステルの対数粘度
は0.84dl/gであった。
−ビス(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドの代わりにN,N´−ビス(3−アミノ
フェニル)−2,4(2,5)−ジエトキシカルボニル
ベンゼン−1,5(1,4)−ジカルボキシアミドを使
用した点を除いては実施例7と同様に重合を行った。こ
のようにして得られたポリアミド酸エステルの対数粘度
は0.84dl/gであった。
【0079】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ23マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。このフィルムの引長
強度は13.0kg/mm2、引長伸長率は7.0%、
ガラス転移温度は320℃、窒素下での5%重量減少温
度は摂氏580℃であった。
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ23マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。このフィルムの引長
強度は13.0kg/mm2、引長伸長率は7.0%、
ガラス転移温度は320℃、窒素下での5%重量減少温
度は摂氏580℃であった。
【0080】(実施例10)実施例9において、二無水
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
の代わりに二無水3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸を使用した点を除いて実施例9と同様に重
合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エス
テルの対数粘度は0.98dl/gであった。
3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
の代わりに二無水3,3´,4,4´−ビフェニルテト
ラカルボン酸を使用した点を除いて実施例9と同様に重
合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エス
テルの対数粘度は0.98dl/gであった。
【0081】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ29マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ29マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
【0082】このフィルムの引長強度は13.4kg/
mm2、引長伸長率は8.3%、ガラス転移温度は34
8℃、窒素下での5%重量減少温度は540℃であっ
た。
mm2、引長伸長率は8.3%、ガラス転移温度は34
8℃、窒素下での5%重量減少温度は540℃であっ
た。
【0083】(実施例11)実施例7において、N,N
´−ビス(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−
ジエトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジ
カルボキシアミドの代わりにN,N´−ビス[4(4−
アミノフェノキシ)フェニル]−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドを使用した点を除けば実施例7と同様に
重合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エ
ステルの対数粘度は1.01dl/gであった。
´−ビス(4−アミノフェニル)−2,4(2,5)−
ジエトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジ
カルボキシアミドの代わりにN,N´−ビス[4(4−
アミノフェノキシ)フェニル]−2,4(2,5)−ジ
エトキシカルボニルベンゼン−1,5(1,4)−ジカ
ルボキシアミドを使用した点を除けば実施例7と同様に
重合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エ
ステルの対数粘度は1.01dl/gであった。
【0084】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ28マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ28マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
【0085】このフィルムの引長強度は13.7kg/
mm2、引長伸長率は9.8%、窒素下での5%重量減
少温度は摂氏560℃であった。
mm2、引長伸長率は9.8%、窒素下での5%重量減
少温度は摂氏560℃であった。
【0086】(実施例12)実施例11において、二無
水3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン
酸の代わりに二無水3,3´,4,4´−ビフェニルテ
トラカルボン酸を使用したことを除いて実施例11と同
様に重合を行った。このようにして得られたポリアミド
酸エステルの対数粘度は0.88dl/gであった。
水3,3´,4,4´−ベンゾフェノンテトラカルボン
酸の代わりに二無水3,3´,4,4´−ビフェニルテ
トラカルボン酸を使用したことを除いて実施例11と同
様に重合を行った。このようにして得られたポリアミド
酸エステルの対数粘度は0.88dl/gであった。
【0087】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ26マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
上にキャストした後、80、150、250、300℃
で各々1時間加熱して厚さ26マイクロメートルの黄色
透明なポリイミドフィルムを得た。
【0088】このフィルムの引長強度は13.2kg/
mm2、引長伸長率は8.8%、窒素下での5%重量減
少温度は摂氏550度であった。
mm2、引長伸長率は8.8%、窒素下での5%重量減
少温度は摂氏550度であった。
【0089】(実施例13)攪拌機及び窒素導入管が付
いた100ml反応容器にN,N´−ビス(4−アミノ
フェニル)−4,4´(4,3´または3,3´)−ジ
エトキシカルボニルベンゾフェノン−3,3´(3,4
´または4,4´)−ジカルボキシアミド3.00g
(5.05ミリモル)とN,N−ジメチルアセトアミド
30gを加え、氷中湯で冷却し窒素下に二無水ピロメリ
ット酸1.10g(5.05ミリモル)を徐々に添加し
た。
いた100ml反応容器にN,N´−ビス(4−アミノ
フェニル)−4,4´(4,3´または3,3´)−ジ
エトキシカルボニルベンゾフェノン−3,3´(3,4
´または4,4´)−ジカルボキシアミド3.00g
(5.05ミリモル)とN,N−ジメチルアセトアミド
30gを加え、氷中湯で冷却し窒素下に二無水ピロメリ
ット酸1.10g(5.05ミリモル)を徐々に添加し
た。
【0090】添加した二無水ピロメリット酸が全て溶解
した後、氷中湯を除去して室温にし2時間攪拌した。こ
のようにして得られたポリアミド酸エステルの対数粘度
は1.21dl/gであった。
した後、氷中湯を除去して室温にし2時間攪拌した。こ
のようにして得られたポリアミド酸エステルの対数粘度
は1.21dl/gであった。
【0091】このポリアミド酸エステル溶液をガラス版
上にキャストした後、空気中で70℃で1時間加熱し3
0分かけて150℃まで昇温させ、次いで1時間加熱し
た後250℃で1時間加熱した。
上にキャストした後、空気中で70℃で1時間加熱し3
0分かけて150℃まで昇温させ、次いで1時間加熱し
た後250℃で1時間加熱した。
【0092】生成された淡黄色のフィルムを剥いてクラ
ンプに固定し、更に300℃で1時間加熱した。得られ
たポリイミドフィルムの引長強度は14.5kg/mm
2、引長伸長率は7.0%、窒素下での5%重量減少温
度は550℃であった。
ンプに固定し、更に300℃で1時間加熱した。得られ
たポリイミドフィルムの引長強度は14.5kg/mm
2、引長伸長率は7.0%、窒素下での5%重量減少温
度は550℃であった。
【0093】(実施例14)実施例13において、二無
水ピロメリット酸の代わりに二無水3,3´,4,4´
−ビフェニルテトラカルボン酸1.485g(5.05
ミリモル)を使用した点を除いて実施例13と同様に重
合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エス
テルの対数粘度は1.10dl/gであった。
水ピロメリット酸の代わりに二無水3,3´,4,4´
−ビフェニルテトラカルボン酸1.485g(5.05
ミリモル)を使用した点を除いて実施例13と同様に重
合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エス
テルの対数粘度は1.10dl/gであった。
【0094】ポリイミドフィルムの引長強度は15.0
kg/mm2、引長伸長率は9.1%、窒素下での5%
重量減少温度は530℃であった。
kg/mm2、引長伸長率は9.1%、窒素下での5%
重量減少温度は530℃であった。
【0095】(実施例15)実施例13において、N,
N´−ビス(4−アミノフェニル)−4,4´(4,3
´または3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゾフェ
ノン−3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボ
キシアミドの代わりにN,N´−ビス(3−アミノフェ
ニル)−4,4´(4,3´または3,3´)−ジエト
キシカルボニルベンゾフェノン−3,3´(3,4´ま
たは4,4´)−ジカルボキシアミドを使用し、実施例
13と同様に重合を行った。
N´−ビス(4−アミノフェニル)−4,4´(4,3
´または3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゾフェ
ノン−3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボ
キシアミドの代わりにN,N´−ビス(3−アミノフェ
ニル)−4,4´(4,3´または3,3´)−ジエト
キシカルボニルベンゾフェノン−3,3´(3,4´ま
たは4,4´)−ジカルボキシアミドを使用し、実施例
13と同様に重合を行った。
【0096】得られたポリアミド酸エステルの対数粘度
は0.85dl/gであった。このポリイミドフィルム
の引長強度は16.0kg/mm2、引長伸長率は1
1.5%、ガラス転移温度は318℃、窒素下での5%
重量減少温度は550℃であった。
は0.85dl/gであった。このポリイミドフィルム
の引長強度は16.0kg/mm2、引長伸長率は1
1.5%、ガラス転移温度は318℃、窒素下での5%
重量減少温度は550℃であった。
【0097】(実施例16)実施例15において、二無
水ピロメリット酸の代わりに二無水3,3´,4,4´
−ビフェニルテトラカルボン酸1.485g(5.05
ミリモル)を使用し、実施例15と同様に重合を行っ
た。このようにして得られたポリアミド酸エステルの対
数粘度は1.02dl/gであった。
水ピロメリット酸の代わりに二無水3,3´,4,4´
−ビフェニルテトラカルボン酸1.485g(5.05
ミリモル)を使用し、実施例15と同様に重合を行っ
た。このようにして得られたポリアミド酸エステルの対
数粘度は1.02dl/gであった。
【0098】ポリイミドフィルムの引長強度は15.5
kg/mm2、引長伸長率は12.3%、ガラス転移温
度は308℃、窒素下での5%重量減少温度は550℃
であった。
kg/mm2、引長伸長率は12.3%、ガラス転移温
度は308℃、窒素下での5%重量減少温度は550℃
であった。
【0099】(実施例17)実施例13において、N,
N´−ビス(4−アミノフェニル)−4,4´(4,3
´または3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゼン−
3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボキシア
ミドの代わりにN,N´−ビス[4(4−アミノフェノ
キシ)フェニル]−4,4´(4,3´または3,3
´)−ジエトキシカルボニルベンゼン−3,3´(3,
4´または4,4´)−ジカルボキシアミド3.93g
(5.05ミリモル)を使用したこと以外は実施例13
と同様に重合を行った。得られたポリアミド酸エステル
の対数粘度は2.01dl/gであった。
N´−ビス(4−アミノフェニル)−4,4´(4,3
´または3,3´)−ジエトキシカルボニルベンゼン−
3,3´(3,4´または4,4´)−ジカルボキシア
ミドの代わりにN,N´−ビス[4(4−アミノフェノ
キシ)フェニル]−4,4´(4,3´または3,3
´)−ジエトキシカルボニルベンゼン−3,3´(3,
4´または4,4´)−ジカルボキシアミド3.93g
(5.05ミリモル)を使用したこと以外は実施例13
と同様に重合を行った。得られたポリアミド酸エステル
の対数粘度は2.01dl/gであった。
【0100】このポリイミドフィルムの引長強度は1
5.9kg/mm2、引長伸長率は10.6%、ガラス
転移温度は313℃、窒素下での5%重量減少温度は5
50℃であった。
5.9kg/mm2、引長伸長率は10.6%、ガラス
転移温度は313℃、窒素下での5%重量減少温度は5
50℃であった。
【0101】(実施例18)実施例17において、二無
水ピロメリット酸の代わりに二無水3,3´,4,4´
−ビフェニルテトラカルボン酸1.485g(5.05
ミリモル)を使用したこと以外は実施例17と同様に重
合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エス
テルの対数粘度は1.68dl/gであった。
水ピロメリット酸の代わりに二無水3,3´,4,4´
−ビフェニルテトラカルボン酸1.485g(5.05
ミリモル)を使用したこと以外は実施例17と同様に重
合を行った。このようにして得られたポリアミド酸エス
テルの対数粘度は1.68dl/gであった。
【0102】このポリイミドフィルムの引長強度は1
4.9kg/mm2、引長伸長率は14.2%、ガラス
転移温度は308℃、窒素下での5%重量減少温度は5
40℃であった。
4.9kg/mm2、引長伸長率は14.2%、ガラス
転移温度は308℃、窒素下での5%重量減少温度は5
40℃であった。
【0103】
【発明の効果】本発明による新規なポリイミド共重合体
の製造方法は、芳香族ポリイミドが有する優れた耐熱性
を維持しながら、単量体として使用される二種の二無水
芳香族有機酸と芳香族ジアミンを規則的に配列して各単
量体の特性を調和させる方法で、製造された新規なポリ
イミド共重合体は優れた加工性及び機械的物性を有する
効果がある。
の製造方法は、芳香族ポリイミドが有する優れた耐熱性
を維持しながら、単量体として使用される二種の二無水
芳香族有機酸と芳香族ジアミンを規則的に配列して各単
量体の特性を調和させる方法で、製造された新規なポリ
イミド共重合体は優れた加工性及び機械的物性を有する
効果がある。
【図1】本発明の実施例におけるポリイミドフィルムの
赤外吸収スペクトル図である。
赤外吸収スペクトル図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朴 志雄 大韓民國大田直轄市儒城區新城洞155番 地 (56)参考文献 特開 平4−11632(JP,A) 特開 平1−188577(JP,A) 特開 昭64−16832(JP,A) 特開 昭63−193935(JP,A) 特開 昭62−253621(JP,A) 特開 昭62−104747(JP,A) 特開 昭61−258836(JP,A) 特開 昭61−111359(JP,A) 特開 昭60−197731(JP,A) 特開 昭59−164328(JP,A) 特開 昭59−204619(JP,A) 特開 昭57−83014(JP,A) 特開 昭60−206639(JP,A) 米国特許3459706(US,A) 米国特許3422061(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08G 73/10 CA(STN) REGISTRY(STN)
Claims (24)
- 【請求項1】 一般式(1)が 【化1】 (式中、R1は化学式(2) 【化2】 、化学式(3) 【化3】 または化学式(4) 【化4】 、R2は化学式(5) 【化5】 または化学式(6) 【化6】 基中から選ばれる)で表されるジアミン組成物。
- 【請求項2】 有機溶媒中で一般式(7)が 【化7】 (式中、R2は化学式(5) 【化8】 、ないし化学式(6) 【化9】 の基中から選ばれる)で表される化合物をアシル化反応
させ、塩化アシル化合物を製造した後、一般式(8)が 【化10】 (式中、R1は化学式(2) 【化11】 、化学式(3) 【化12】 または化学式(4) 【化13】 基中から選ばれる)で表されるニトロアミンと反応させ
た後水素化反応させて得る、一般式(1)が 【化14】 (式中、R1は化学式(2) 【化15】 、化学式(3) 【化16】 または化学式(4) 【化17】 、R2は化学式(5) 【化18】 または化学式(6) 【化19】 基中から選ばれる)で表されるジアミンの製造方法。 - 【請求項3】 一般式(10)が 【化20】 式中、R1は化学式(2) 【化21】 、R2は化学式(5) 【化22】 、R3は化学式(6) 【化23】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項4】 一般式(10)が 【化24】 式中、R1は化学式(2) 【化25】 、R2は化学式(5) 【化26】 、R3は化学式(11) 【化27】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項5】 一般式(10)が 【化28】 式中、R1は化学式(2) 【化29】 、R2は化学式(6) 【化30】 、R3は化学式(5) 【化31】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項6】 一般式(10)が 【化32】 式中、R1は化学式(2) 【化33】 、R2は化学式(6) 【化34】 、R3は化学式(11) 【化35】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項7】 一般式(10)が 【化36】 式中、R1は化学式(3) 【化37】 、R2は化学式(5) 【化38】 、R3は化学式(6) 【化39】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項8】 一般式(10)が 【化40】 式中、R1は化学式(3) 【化41】 、R2は化学式(5) 【化42】 、R3は化学式(11) 【化43】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項9】 一般式(10)が 【化44】 式中、R1は化学式(3) 【化45】 、R2は化学式(6) 【化46】 、R3は化学式(5) 【化47】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項10】 一般式(10)が 【化48】 式中、R1は化学式(3) 【化49】 、R2は化学式(6) 【化50】 、R3は化学式(11) 【化51】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項11】 一般式(10)が 【化52】 式中、R1は化学式(4) 【化53】 、R2は化学式(5) 【化54】 、R3は化学式(6) 【化55】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項12】 一般式(10)が 【化56】 式中、R1は化学式(4) 【化57】 、R2は化学式(5) 【化58】 、R3は化学式(11) 【化59】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項13】 一般式(10)が 【化60】 式中R1は化学式(4) 【化61】 、R2は化学式(6) 【化62】 、R3は化学式(5) 【化63】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項14】 一般式(10)が 【化64】 式中、R1は化学式(4) 【化65】 、R2は化学式(6) 【化66】 、R3は化学式(11) 【化67】 であることを特徴とするポリアミド酸エステル重合体。
- 【請求項15】 一般式(12)が 【化68】 式中、R1は化学式(2) 【化69】 、R2は化学式(5) 【化70】 、R3は化学式(6) 【化71】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項16】 一般式(12)が 【化72】 式中、R1は化学式(2) 【化73】 、R2は化学式(5) 【化74】 、R3は化学式(11) 【化75】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項17】 一般式(12)が 【化76】 式中、R1は化学式(2) 【化77】 、R2は化学式(6) 【化78】 、R3は化学式(11) 【化79】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項18】 一般式(12)が 【化80】 式中、R1は化学式(3) 【化81】 、R2は化学式(5) 【化82】 、R3は化学式(6) 【化83】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項19】 一般式(12)が 【化84】 式中、R1は化学式(3) 【化85】 、R2は化学式(5) 【化86】 、R3は化学式(11) 【化87】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項20】 一般式(12)が 【化88】 式中、R1は化学式(3) 【化89】 、R2は化学式(6) 【化90】 、R3は化学式(11) 【化91】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項21】 一般式(12)が 【化92】 式中、R1は化学式(4) 【化93】 、R2は化学式(5) 【化94】 、R3は化学式(6) 【化95】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項22】 一般式(12)が 【化96】 式中、R1は化学式(4) 【化97】 、R2は化学式(5) 【化98】 、R3は化学式(11) 【化99】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項23】 一般式(12)が 【化100】 式中、R1は化学式(4) 【化101】 、R2は化学式(6) 【化102】 、R3は化学式(11) 【化103】 であることを特徴とするポリイミド。
- 【請求項24】 一般式(1)が 【化104】 (式中、R1は化学式(2) 【化105】 、化学式(3) 【化106】 または化学式(4) 【化107】 、R2は化学式(5) 【化108】 または化学式(6) 【化109】 基を示す)で表されるジアミンを、一般式(13)が 【化110】 (式中、R3は化学式(5) 【化111】 、化学式(6) 【化112】 または化学式(11) 【化113】 基を示す)で表される二無水物と有機溶媒中で反応させ
て、一般式(10)が 【化114】 (式中、R1は化学式(2) 【化115】 、化学式(3) 【化116】 または化学式(4) 【化117】 、R2とR3は化学式(5) 【化118】 と化学式(6) 【化119】 、化学式(5) 【化120】 と化学式(11) 【化121】 、または化学式(6) 【化122】 と化学式(11) 【化123】 基を示す)の反復単位を有するポリアミド酸エステルを
得た後、これらを摂氏50度から摂氏400度で加熱し
て一般式(12)が 【化124】 (式中、R1は化学式(2) 【化125】 、化学式(3) 【化126】 または化学式(4) 【化127】 、R2とR3は化学式(5) 【化128】 と化学式(6) 【化129】 、化学式(5) 【化130】 と化学式(11) 【化131】 、または化学式(6) 【化132】 と化学式(11) 【化133】 基を示す)の反復単位を有するポリイミドを製造する製
造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019910020171A KR950013539B1 (ko) | 1991-11-13 | 1991-11-13 | 폴리이미드 공중합체 및 그 제조방법 |
KR1991P20171 | 1991-11-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05222192A JPH05222192A (ja) | 1993-08-31 |
JP2883769B2 true JP2883769B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=19322766
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4160301A Expired - Fee Related JP2883769B2 (ja) | 1991-11-13 | 1992-05-27 | ポリイミド共重合体及びその製造方法 |
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---|---|
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JP (1) | JP2883769B2 (ja) |
KR (2) | KR950013539B1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5952448A (en) * | 1996-12-31 | 1999-09-14 | Korea Research Institute Of Chemical Technology | Stable precursor of polyimide and a process for preparing the same |
TWI492967B (zh) * | 2011-12-30 | 2015-07-21 | Ind Tech Res Inst | 聚亞醯胺 |
Citations (2)
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