JPS5846816B2 - 機械保持形電磁接触器 - Google Patents

機械保持形電磁接触器

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JPS5846816B2
JPS5846816B2 JP11619178A JP11619178A JPS5846816B2 JP S5846816 B2 JPS5846816 B2 JP S5846816B2 JP 11619178 A JP11619178 A JP 11619178A JP 11619178 A JP11619178 A JP 11619178A JP S5846816 B2 JPS5846816 B2 JP S5846816B2
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JP
Japan
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electromagnet
lever
electromagnetic contactor
interlocking rod
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JP11619178A
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JPS5543742A (en
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正俊 佐々木
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はケースに固着された固定接触子、該ケース内
を上下しうる連動棒、該連動棒に保持され前記固定接触
子に接離可能な可動接触子および連動棒を介して可動接
触子を動作させる投入電磁石を備えてなる電磁接触器本
体に、前記投入電磁石の励磁により閉成動作した可動接
触子の保持を連動棒を抑止することによって行なう機械
保持機構が付設されてなる機械保持形電磁接触器に関す
る。
電磁接触器にはその閉成状態を機械的に保持する所謂機
械保持機構が付設されることが多い。
かかる電磁接触器にあっては、機械保持機構を備えた電
磁接触器全体が大形化しないこと就中その座高があまり
高くならないことおよび機械保持機構の電磁接触器本体
への取付けが容易であることなどが望まれる。
しかしながら従来の機械保持形電磁接触器は必ずしもか
かる要望に応えるものではなかった。
従来の機械保持形電磁接触器としては第1図に示すごと
きものがある。
第1図において、中部ケース1の上面には固定接触子2
および3が固着されている。
これらを橋絡するように配された可動接触子4は矢印A
、Bで示す如く上下可能に配された連動棒5に保持され
ている。
連動棒5の上部は固定鉄心と可動鉄心とを有する投入電
磁石6の可動鉄心6aに連結され、下端は保持レバー7
の略中央部にピン7aで結合されている。
この保持レバー7は下部ケース9に保持されている枢軸
7bに一端部において回動自在に結合しており、他端7
cは略90度折り曲げられて後述する釈放電磁石の爪部
と係合する掛金となっている。
連動棒5は開極ばね6cによりA矢方向に押圧され、常
時は可動接触子4が固定接触子2,3から開離している
レバー7の端部7cには下部ケース9に装着された釈放
電磁石8のプランジャ8aの一端に設けられた爪部8a
1が対向している。
釈放電磁石8は可動接触子4が閉成したとき釈放電磁石
8に内装された図示しないばねの力によりプランジャ8
aがE矢方向に進出して爪部8a1が掛金7aにかがり
開極を妨げるように構成されている。
次に動作について説明する。まず閉路動作は投入電磁石
6の励磁によりその固定鉄心6bに可動鉄心6aが吸引
され、これに連結された連動棒5がB久方向に移動し、
可動接触子4が固定接触子2,3に接する。
他方連動棒5にピン結合している保持レバー7がD久方
向に回動し鎖線で示された状態に至る。
保持レバー7が回動するとプランジャ8aが釈放電磁石
8に内装されたばねの力によりE久方向に進出し、その
爪部8a1がレバー7の端部7cにかかつて可動接触子
4の閉路を保持する。
そして通常は節電のために投入電磁石6は消磁される。
開極動作は釈放電磁石8の励磁によりプランジャ8aが
釈放電磁石8に内装されたばねの力に打勝つ吸引力によ
りF久方向に引戻され、爪部8a1はレバー7の端部7
Cの抑止を解く。
連動棒5は前記開極ばね6cの付勢力によりA久方向に
移動して可動接触子4を固定接触子2.3から開離させ
る。
以上による機械保持形電極接触器11にあっては機械保
持機構が開閉部の下方に設けられたことにより高さHが
大きくなり取扱いが不便である。
また、機械保持機構の接触器本体への取付けは電磁石8
および下部ケース9等をひとつひとつ後者に取り付ける
方法によっているためきわめて面倒である。
次に第2図に示す機械保持機構にあっては連動棒15の
端部15aを略直角に折り曲げて掛金としてあり、この
端部15aの側面に下部ケース9に装着された釈放電磁
石18のプランジャ18aの一端に設けられた爪部18
a1が対接している。
そして投入電磁石6の励磁により掛金15a−b’B矢
方開方開方向線す位置まで移動すると釈放電磁石18に
内装された図示しないばねによりプランジャ18aがE
久方向に進出して爪部18a1が端部15aにかかり閉
路保持がなされるように構成されている。
なお前記第1図においては爪部8a1にかかる電磁接触
器本体の開極ばね6cの戻り荷重を、保持板7を別に設
げてレバー比L1/L2で減少させているが、第2図の
場合は爪部18a1が直接戻り荷重を受けているのでプ
ランジャ18aを引き戻すためには釈放電磁石18の吸
引力は相当大きくなげればならず、その分析放電磁石1
8を大きくしなげればならない。
開閉動作については第1図に示す従来例と同様につき省
略する。
以上の構成による機械保持形電磁接触器21は第1図の
ものに比べ部品点数が減少しているが、釈放電磁石18
を大きくしなげればならない欠点があり、コスト面では
ほぼ相殺される。
また第1図のものと同様の欠点もある。
この発明は上記従来の欠点を除去して電磁接触器全体の
高さを大きくすることがなく、また本体への取付けが容
易な機械保持機構を提供することを目的とする。
以下この発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第3図および第4図はこの発明にかかる機械保持形電磁
接触器の開極時および閉路時の状態をそれぞれ示す概略
縦断面図、第5図は機械保持機構の要部拡大図である。
図において前記従来例と同様にケーストの上面に固定接
触子2および3が固着されている。
これらを橋絡するように配された可動接触子4は矢印A
およびB方向に動くことのできる連動棒25に保持され
ている。
投入電磁石6の可動鉄心6aと連動する連動棒25aの
下端はピン27aにより保持レバー27と結合している
このレバー27はケース1に保持されている枢軸27b
に一端において回動自在に結合し、他端27cは略90
度折り曲げられて掛金となっている。
連動棒25は開極ばね6cによりA久方向に押圧され、
常時は可動接触子4は固定接触子2,3から開離してい
る。
前記端部27cには、ケース1の端子側の側面に配され
共通ベース26に装着された機械保持機構28の保持板
31の爪31bが対向している。
機械保持機構28は次のように一体構成されている。
即ち、枢軸29a、29bを備えた支持台29の枢軸2
9aに保持板31が回転自在に軸支されている。
この保持板31は同じ枢軸29aに取付けられたばね3
0によりG久方向に付勢されている。
また保持板31は軸孔31aの中心から伸びる直線に当
り面31b1.31c1が一致する爪31b。
31cを有するとともに、枢軸29bに当たるガイド線
31dを有している。
支持台29のもうひとつの枢軸29bには軸孔32aを
介して略コ字形の釈放レバー32が回動自在に軸支され
ている。
この釈放レバー32はその一側が略9o度折り曲げられ
、該折り曲げ部32cの下端32c1は前記水31c1
と係合する掛金として働く。
また釈放レバー32はその上部に設けられた軸孔32b
を介して釈放電磁石33のプランジャ33aとピン係合
している。
支持台29上に載置されている釈放電磁石33はプラン
ジャ33a、継鉄33b、励磁コイル33cおよび該コ
イルの巻枠33dとにより構成されている。
次に動作について説明するにまず閉路動作は以下の通り
である。
即ち、図示されない常閉接点を直列に持つ投入電磁石6
の励磁により可動鉄心6aは固定鉄心6bに吸引される
これに伴ない連動枠25がB久方向に動くと、可動接触
子4が固定接触子2,3に接する。
他方、連動枠25にピン結合されている保持レバー27
かに久方向に回動する。
レバー2γの回動にともないレバー27の端面に当接し
ていた爪31bが自由となり、保持板31はばね30の
力によりG久方向に回動する。
この回動により爪31bはレバー27の端部27cに掛
かるとともに、ガイド縁31dに当接していた釈放レバ
ー32の折り曲げ部32cの下端32c1が爪31cの
切り込みに落ちる。
このため釈放レバー32は可動鉄心33aをO久方向に
引きなからM久方向に回動し、下端32c1が爪31c
に捕捉される。
この状態になるときには既に投入電磁石6は前述の常閉
接点の開離により消磁されているために、前述の開極ば
ね6cによるA久方向の戻り荷重が連動枠25にかかり
、レバー27にJ久方向の力が働いている。
その力は爪31bKP矢方向に作用し、爪31cには折
り曲げ部32c面に直角にして枢軸29bの軸心を通る
Q1方向の力となって働く。
したがって反力が枢軸29bの軸心をQ2方向に通るた
め釈放レバー32には回転力は働かないので確実な機械
保持が得られる。
開極動作は次の通りである。
即ち、釈放電磁石33の励磁により可動鉄心33aがN
久方向に吸引されると釈放レバー32は枢軸29bを中
心としてL久方向に回動し、折り曲げ部32cの下端3
2c1が爪31cから外れる爪31cが外れると保持板
31はばね30のG久方向の力に打勝つ前述の開極ばね
6cによる戻り荷重によりN久方向に戻される。
レバー2γの端部27cが爪31bから解放されるとレ
バー27はJ久方向に回動し、連動枠25をA久方向に
動かし可動接触子4を固定接触子2,3から開離される
機械保持形電磁接触器は制御電源の故障などを考慮して
手動釈放が行なわれるようになされていなげればならな
いが、本発明による機械保持機構28においては釈放レ
バー32の背部をL久方向に押すことにより容易に行え
る。
以上述べたようにこの発明によれば機械保持機構は電磁
接触器本体の側面に配されるから電磁接触器全体の高さ
が大きくならない。
また機械保持機構は支持台29を基礎にして一体構成さ
れ、電磁接触器本体への取付げに当っては本体との共通
ベース26上に一度に設置することができるから、本体
への取付けがきわめて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の機械保持形電磁接触器の概略を示す縦断
面図、第2図は従来の他の機械保持形電磁接触器の概略
を示す要部縦断面図、第3図および第4図はこの発明に
かがる機械保持機構を備えた機械保持形電磁接触器の開
極時および閉略時の状態をそれぞれ示す縦断面図、第5
図は第4図の要部拡大図である。 1・・・・・・ケース、2,3・・・・・・可動接触子
、4・・・・・・固定接触子、6・・・・・・投入電磁
石、6a・・・・・・可動鉄心、25・・・・・・連動
枠、26・・・・・・共通ベース、21・・・・・・保
持レバー、28・・・・・・機械保持機構、29・・・
・・・支持台、29a 、29b・・・・・・枢軸、3
0・・・・・・ばね、31・・・・・・保持板、31a
・・・・・・軸孔、31b。 31c・・・・・・爪、31d・・・・・・ガイド縁、
32・・・・・・釈放レバー、32at32b・・・・
・・軸孔、32e・・・・・・折り曲げ部、32c1・
・・・・・折り曲げ部の下端、33・・・・・・釈放電
磁石、33a・・・・・・プランジャー33b・・・・
・・継鉄、33c・・・・・・励磁コイル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケースに固着された固定接触子、ケース内を上下し
    うる連動棒、該連動棒に保持され前記固定接触子に接離
    可能な可動接触子および連動棒を介して可動接触子を動
    作させる投入電磁石を備えてなる電磁接触器本体に、前
    記投入電磁石の励磁により閉成動作した可動接触子の保
    持を連動棒を抑止することによって行なう機械保持機構
    が付設されてなる機械保持形電磁接触器において、機械
    保持機構が、適宜の間隔をおいて上下に配された2本の
    枢軸を有する支持台、該支持台の下方の枢軸に回動可能
    に軸支され前記連動棒に結合している保持レバーを抑止
    しうる保持板、該保持板を常に保持レバー側に付勢する
    ばね、前記上方の枢軸に回動可能に軸支され下端におい
    て保持板と係合しうる釈放レバーおよび該釈放レバーの
    上部に連結されているプランジャをもち前記支持台の適
    所に取付けられている釈放電磁石からなり、しかも電磁
    接触器本体の側方に配されていることを特徴とする機械
    保持形電磁接触器。
JP11619178A 1978-09-21 1978-09-21 機械保持形電磁接触器 Expired JPS5846816B2 (ja)

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JPS5543742A JPS5543742A (en) 1980-03-27
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JPS59161245U (ja) * 1983-04-14 1984-10-29 三菱電機株式会社 ラツチ付電磁接触器
JPS59161248U (ja) * 1983-04-14 1984-10-29 三菱電機株式会社 ラツチ付電磁接触器
JPS59161247U (ja) * 1983-04-14 1984-10-29 三菱電機株式会社 ラツチ付電磁接触器
JPS59161246U (ja) * 1983-04-14 1984-10-29 三菱電機株式会社 ラツチ付電磁接触器
AT378622B (de) * 1983-04-25 1985-09-10 Naimer H L Elektrisches schaltgeraet
CN1253912C (zh) * 2003-05-29 2006-04-26 刘平 电力开关器
ES2557160T3 (es) 2006-10-23 2016-01-22 Nestec S.A. Modulación del aroma y el sabor mediante biotransformación en productos lácteos

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