JPH0717128Y2 - 電磁作動装置 - Google Patents

電磁作動装置

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JPH0717128Y2
JPH0717128Y2 JP12077789U JP12077789U JPH0717128Y2 JP H0717128 Y2 JPH0717128 Y2 JP H0717128Y2 JP 12077789 U JP12077789 U JP 12077789U JP 12077789 U JP12077789 U JP 12077789U JP H0717128 Y2 JPH0717128 Y2 JP H0717128Y2
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JP
Japan
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electromagnet
armature
lever
operating lever
actuating lever
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JP12077789U
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JPH0359611U (ja
Inventor
嶺 西牧
Original Assignee
チノン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、カメラ等に用いる電磁作動装置に関する。
(従来の技術) 従来のカメラ等に用いられている電磁作動装置を第3図
により説明する。
第3図において、1は電磁石で、鉄心2にコイル3が巻
装されており、このコイル3に、電源4およびスイッチ
5を有する電気回路6が接続されている。
7は作動レバーで、この作動レバー7は、図示上部の一
側が図示しない基板に支軸8で支持されて、上記電磁石
1側に接離する方向に回動自在となっていると共に、上
端部に当接部9が突設されている。
また、上記作動レバー7の図中下部一側に上記電磁石1
の鉄心2に対向して吸着されるアーマチュア10が設けら
れている。このアーマチュア10は、その中央部に形成さ
れた通孔11で作動レバー7に取付けられた支軸12にゆる
く嵌合され、かつ、上下部が作動レバー7に設けたガイ
ド枠13で保持され、少しの遊動状態で支持されている。
そして、上記作動レバー7に上記アーマチュア10を電磁
石1側に押動する板ばね14が取付けられている。
上記作動レバー7の支軸8にばね15の巻回部16が装着さ
れ、かつ、ばね15の一端部17が基板に設けた固定部18に
係合されていると共に、他端部19が作動レバー7に係合
され、作動レバー7を上記電磁石1側から離反する図中
反時計方向に付勢している。
また、上記作動レバー7の図中上方に、基板のガイド軸
20に係合した駆動部材21が図中横方向進退自在に設けら
れ、作動レバー7をその当接部9との当接により上記電
磁石1側に接する方向に駆動するようになっている。
そうして、図示のように駆動部材21が図中右方に移動位
置したチャージ状態では、駆動部材21が作動レバー7の
当接部9と当接して作動レバー7をばね15の付勢力に抗
して時計方向に回動し、アーマチュア10を電磁石1の鉄
心2の端面に当接する。この際、アーマチュア10を板ば
ね14の付勢力により鉄心2に密着させる。また、アーマ
チュア10は通孔11と支軸12との間の間隙により少しの遊
動状態にあることから、板ばね15はその弾力により駆動
部材21のオーバーチャージ分を吸収する作用もする。
そして、図示のチャージ状態から駆動部材21が図中左方
に復帰移動するが、このとき、スイッチ5がオンになっ
ていると、電磁石1の鉄心2が励磁されていて、アーマ
チュア10は鉄心2に吸着され、作動レバー7はその位置
に保持され、また、スイッチ5がオフの状態では、駆動
部材21の図中左方への復帰移動により、作動レバー7は
ばね15の付勢力により図中反時計方向に回動復帰する。
(考案が解決しようとする課題) 上記のような装置では、アーマチュア10を電磁石1にあ
る一定の力で密着させるために、作動レバー7に別個の
板ばね14を取付ける必要があり、部品点数が増加し、コ
スト高となる。
本考案は、上記の板ばねを用いることなく、アーマチュ
アの付勢を行なえるようにし、部品点数の削減を行なう
と共に、コストを低減させることを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、電磁石1と、この電磁石1側に接離する方向
に支軸8で回動自在に設けられた作動レバー7と、この
作動レバー7に少しの遊動状態で設けられ上記電磁石1
に吸着されるアーマチュア10と、上記作動レバー7を上
記電磁石1側から離反する方向に付勢するばね15と、上
記作動レバー7を上記電磁石1側に接する方向に駆動す
る駆動部材21とを備えた電磁作動装置において、上記ば
ね15は、巻回部16を上記作動レバー7の支軸8に装着
し、一端部17を固定部18に係合すると共に、他端部19を
上記作動レバー7に係合し、かつ、上記他端部19からの
延長部23を上記アーマチュア10にこのアーマチュア10を
上記電磁石1側に付勢するように係合したものである。
(作用) 本考案では、作動レバー7を電磁石1側から離反させる
ばね15を延長し、その延長部14のばね性を利用してアー
マチュア10を付勢支持するものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図を参照し
て説明する。
なお、基本的構成は、前記第3図に示した装置と板ばね
14の点を除いて同様であるので、対応する部分に同一符
号を付して説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
作動レバー7を電磁石1側から離反する図中反時計方向
に付勢するばね15は、巻回部16が作動レバー7の支軸8
に装着され、一端部17が基板の固定部18に係合されてい
ると共に、他端部19が作動レバー7上に係合当接され、
作動レバー7に図中反時計方向への付勢力を与え、さら
に、上記他端部19から作動レバー7面上に沿って延長部
23が延設され、この延長部23の先端が作動レバー7に設
けた引掛部24に係止され、かつ、延長部23がアーマチュ
ア10の背面に当接係合され、アーマチュア10を電磁石1
の鉄心2側に付勢している。
また、上記作動レバー7の一側に近接してカメラの絞り
羽根25が支軸26により回動自在に設けられ、この絞り羽
根25の係合片27が作動レバー7の一側に形成された係合
凹部28に係合され、かつ、絞り羽根25はばね29により作
動レバー7との係合方向に付勢されている。
そうして、前記と同様に、第1図のように、シャッタレ
リーズと連動する駆動部材21が図中右方に移動位置した
チャージ状態では、駆動部材21が作動レバー7の当接部
9と当接して作動レバー7をばね15の付勢力に抗して時
計方向に回動し、アーマチュア10を電磁石1の鉄心2の
端面に当接するが、この際、アーマチュア10をばね15の
延長部23の付勢力により鉄心2に密着させ、また、ばね
15の延長部23はその弾力により駆動部材21のオーバーチ
ャージ分を吸収する作用もする。
そして、第1図のチャージ状態から駆動部材21が第2図
のように図中左方に復帰移動すると、スイッチ5がオン
になっていれば、電磁石1の鉄心2が励磁されていて、
アーマチュア10は鉄心2に吸着され、作動レバー7はそ
の位置に保持され、また、スイッチ5がオフの状態で
は、駆動部材21の図中左方への復帰移動により、作動レ
バー7はばね15の付勢力により図中反時計方向に回動復
帰する。このとき、ばね15の延長部23はアーマチュア10
をばね圧により押えつけている。
また、上記の作動レバー7の動作により絞り羽根25が連
動回動される。すなわち、電気回路6に自動露光(AE)
回路を組込み、作動レバー7の動作に従い絞り羽根25を
作動することにより、連動作動させることができる。
上記のようにして、アーマチュア10を押えるための別個
の板ばねを用いることなく、作動レバー7を付勢するば
ね15を用いて、アーマチュア10の付勢支持を行なうこと
ができ、部品点数を削減することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、アーマチュアを押えるための別個の板
ばねを用いることなく、作動レバーを付勢するばねを用
いて、アーマチュアの付勢支持を行なうことができ、部
品点数を削減し、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の装置の一実施例を示す正
面図、第3図は従来の装置の正面図である。 1……電磁石、7……作動レバー、8……支軸、10……
アーマチュア、15……ばね、16……巻回部、17……一端
部、18……固定部、19……他端部、21……駆動部材、23
……延長部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁石と、 この電磁石側に接離する方向に支軸で回動自在に設けら
    れた作動レバーと、 この作動レバーに少しの遊動状態で設けられ上記電磁石
    に吸着されるアーマチュアと、 上記作動レバーを上記電磁石側から離反する方向に付勢
    するばねと、上記作動レバーを上記電磁石側に接する方
    向に駆動する駆動部材と、 を備えた電磁作動装置において、 上記ばねは、巻回部を上記作動レバーの支軸に装着し、
    一端部を固定部に係合すると共に、他端部を上記作動レ
    バーに係合し、かつ、上記他端部からの延長部を上記ア
    ーマチュアにこのアーマチュアを上記電磁石側に付勢す
    るように係合した ことを特徴とする電磁作動装置。
JP12077789U 1989-10-16 1989-10-16 電磁作動装置 Expired - Lifetime JPH0717128Y2 (ja)

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JP12077789U JPH0717128Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 電磁作動装置

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JP12077789U JPH0717128Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 電磁作動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0359611U JPH0359611U (ja) 1991-06-12
JPH0717128Y2 true JPH0717128Y2 (ja) 1995-04-19

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ID=31668835

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JP12077789U Expired - Lifetime JPH0717128Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16 電磁作動装置

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JP2004258226A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Vision Megane:Kk 眼鏡の装飾構造及びその装飾方法

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JPH0359611U (ja) 1991-06-12

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