JPH0220804Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0220804Y2
JPH0220804Y2 JP3150384U JP3150384U JPH0220804Y2 JP H0220804 Y2 JPH0220804 Y2 JP H0220804Y2 JP 3150384 U JP3150384 U JP 3150384U JP 3150384 U JP3150384 U JP 3150384U JP H0220804 Y2 JPH0220804 Y2 JP H0220804Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron piece
movable iron
magnet
electromagnetic
electromagnetic magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3150384U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60144205U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3150384U priority Critical patent/JPS60144205U/ja
Publication of JPS60144205U publication Critical patent/JPS60144205U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0220804Y2 publication Critical patent/JPH0220804Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromagnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁マグネツトと該マグネツトに吸着
自在な可動鉄片とから構成された電磁吸着装置の
防塵機構に関する。
従来の、この種の電磁吸着装置として第1図で
示すものがあつた。図面において、Aは鉄心Bに
コイルCを巻装して構成した電磁マグネツトで、
該マグネツトAは吸着面A1を下向きにして固定
板Dに固定されている。Eは上記の電磁マグネツ
トAに吸着自在な可動鉄片で、この可動鉄片Eは
中央をピンFで揺動自在に枢着されたレバーGの
端部に固定されている。
そこで、通電により電磁マグネツトAを励磁す
ると、該マグネツトAの吸着面A1に可動鉄片E
が吸着され、電磁マグネツトAが非励磁の時は可
動鉄片Eは自重により電磁マグネツトAから離間
している。ここで、電磁マグネツトAと可動鉄片
Eが離間しているときは、その吸着面にゴミ等が
付着し吸着力が低下するので防塵手段を施す必要
がある。従来の防塵手段としては電磁マグネツト
Aと可動鉄片Eの全体を樹脂製等のバーGで覆う
ようにしていたが、このような構成では全体の形
状が大形化してしまうという欠点があつた。
本考案は上記のような欠点を解決するために成
されたもので、電磁マグネツトと該マグネツトに
吸着自在な可動鉄片との間に電磁マグネツトが非
励磁のときのみフエルト等のウエスが自動的に挿
入されるように構成して、全体の大きさをできる
だけ変えることなく、電磁マグネツトと可動鉄片
との間の防塵を確実に行わせることを目的とした
電磁吸着装置の防塵機構を提供するにある。
以下、本考案を図面の実施例に基づいて説明す
る。第2図は本考案に係る防塵機構を適用した電
磁吸着装置の非動作時の正面図で、第3図は同動
作時の正面図を示す。
図面において、1は鉄心2にコイル3を巻装し
て構成した電磁マグネツトで該マグネツト1は吸
着面1aを下向きにして固定板4に固定されてい
る。5はT字形状のアームで、該アーム5は中央
をピン6で揺動自在に枢着されており、一端5a
には電磁マグネツト1の吸着面1aに吸着自在な
可動鉄片7がピン8により多少回転できるように
取り付けられている。なお、アーム5の他端5b
には図示しないが該他端5bの上下動により動作
する被駆動体が設置されている。9はアーム5を
反時計方向に付勢するバネである。
10はレバーで、該レバー10は図面において
水平状態で左右方向に移動できるように設置され
ている。そして、レバー10の一端には、電磁マ
グネツト1と可動鉄片7との間に挿入自在なウエ
ス11が取り付けられている。また、レバー10
には上記のアーム5の中央から下方に突設された
可動アーム5cに当接して、アーム5を時計方向
に回転させる爪10aが形成されている。12は
レバー10を図中、左方向に付勢するバネで、こ
のバネ12にによりアーム5は常時時計方向に回
転させられているが、このとき電磁マグネツト1
と可動鉄片7の間にフエルト等のウエス11が挿
入されるように設定されており、13はアーム5
の回転を規制するストツパである。なお、バネ1
2はバネ9より弾性力が強くなるように設定され
ている。
次に、作用について説明する。まず、電磁マグ
ネツト1に通電して励磁すると、メカニカルな動
作によりレバー10はバネ12の弾性力に抗して
右方向に移動し、電磁マグネツト1と可動鉄片7
の間からウエス11が引き抜かれると共に、レバ
ー10の爪10aが可動アーム5cから離反す
る。そこで、アーム5は、バネ9によりピン6を
支点にして反時計方向に回転し、アーム5の一端
5aに取り付けられた可動鉄片7は、励磁された
電磁マグネツト1の吸着面1aに吸着される(第
3図参照)。この際、可動鉄片7は、ピン8によ
り多少回転するので、吸着面1aの前面に密着す
る。
次に、電磁マグネツト1の通伝をOFFにする
と、電磁マグネツト1は非励磁となつて可動鉄片
7の吸着力がなくなり、バネ12の弾性力はバネ
9より強いので、レバー10は左方向に移動し、
爪10aがアーム5の可動アーム5cを押圧する
ので、アーム5はバネ9の弾性力に抗してピン6
を支点にして時計方向に回転し、電磁マグネツト
1の吸着面1aから可動鉄片7が離間する。そし
て、この離間した電磁マグネツト1と可動鉄片7
との間にウエス11が侵入し、その間にゴミ等が
侵入しないように防止する。
本考案は叙上のように、電磁マグネツト1と該
マグネツト1に吸着自在な可動鉄片7との間に電
磁マグネツト1が非励磁のときにのみウエス11
が自動的に挿入されるよに構成したので、ウエス
11によつて電磁マグネツト1と可動鉄片7との
間へのゴミ等の侵入を防止することができ、常に
両者1と7の良好な吸着状態を確保することがで
きる。また、構造が極めて簡単であり全体の寸法
も大きくならない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁吸着装置を示す斜視図、第
2図は本考案に係る防塵機構を適用した電磁吸着
装置の非動作時の正面図で、第3図は同動作時の
正面図を示す。 1……電磁マグネツト、7……可動鉄片、11
……ウエス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁マグネツトと該マグネツトに吸着自在な可
    動鉄片との間に電磁マグネツトが非励磁のときに
    のみウエスが自動的に挿入されるように構成した
    ことを特徴とする電磁吸着装置の防塵機構。
JP3150384U 1984-03-05 1984-03-05 電磁吸着装置の防塵機構 Granted JPS60144205U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150384U JPS60144205U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 電磁吸着装置の防塵機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3150384U JPS60144205U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 電磁吸着装置の防塵機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144205U JPS60144205U (ja) 1985-09-25
JPH0220804Y2 true JPH0220804Y2 (ja) 1990-06-06

Family

ID=30532173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3150384U Granted JPS60144205U (ja) 1984-03-05 1984-03-05 電磁吸着装置の防塵機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60144205U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60144205U (ja) 1985-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0220804Y2 (ja)
JP2513312Y2 (ja) 電磁開閉器
US3633135A (en) Electromagnetic relay
JPH0717128Y2 (ja) 電磁作動装置
JPS6127143Y2 (ja)
JPS5919387Y2 (ja) 保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド
JPS6116657Y2 (ja)
JPH0643983Y2 (ja) 電磁継電器
JPH0720891Y2 (ja) 電磁石式両方向アクチュエータ
JPS6344931Y2 (ja)
JPS5837109U (ja) 電磁石装置
JPH0452965Y2 (ja)
JPS6110103Y2 (ja)
JPS584260Y2 (ja) チユ−ニングロツク装置
JPS6362679U (ja)
JPS6116655Y2 (ja)
JPH01155245U (ja)
JPH0515708Y2 (ja)
JPH0296704U (ja)
JPS61156208U (ja)
JPH09204853A (ja) スイッチ装置
JPS63174150U (ja)
JPH01137043U (ja)
JPS63118146U (ja)
JPH03124449U (ja)