JPH0515708Y2 - - Google Patents

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JPH0515708Y2
JPH0515708Y2 JP17143887U JP17143887U JPH0515708Y2 JP H0515708 Y2 JPH0515708 Y2 JP H0515708Y2 JP 17143887 U JP17143887 U JP 17143887U JP 17143887 U JP17143887 U JP 17143887U JP H0515708 Y2 JPH0515708 Y2 JP H0515708Y2
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JP
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armature
yoke
electromagnetic coil
piece
permanent magnet
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、有極型電磁継電器に関するもので
あり、特にアマチユアに磁石を固着すると共に、
該アマチユアをヨークの上端部に支承させ、上下
に揺動できるようにした有極型電磁継電器に関す
るものである。
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来の此種有極型継電器を第5図に示す。コ字
状のヨーク1の中央部にコア2が固設され、該コ
ア2へコイル3を巻回してある。前記ヨーク1の
先端部近傍へ、中間に永久磁石4を挟持した可動
部(アマチユア)5が設けられている。この可動
部5は、前記ヨーク2の夫々の先端部間を図中上
下方向に直線的に移動でき、且つ、スプリング6
にて上方に付勢されている。然し、該可動部5は
上下に直線運動する為、安定して保持させること
が困難であり、該可動部5の構造が複雑になると
いう欠陥があつた。そこで、本願考案は、従来の
無極のヒンジ型の継電器を用い、之に永久磁石を
装着して効率の良い有極型の電磁継電器を得るこ
とを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案せら
れたものであり、略直角に折曲されたヨーク12
の下辺12a上に電磁コイル15を設け、更に、
該電磁コイル15の上面にアマチユア16を配設
し、且つ、該アマチユア16はその中間部を略直
角に折曲されると共に、該折曲部16a近傍を前
記ヨーク12の上端部に設けられた支承片12b
にて回動自在に支承されて成る継電器であつて、
該継電器の前記アマチユア16の下面に、前記電
磁コイル15のコア13と対向して永久磁石17
を固着し、更に、該永久磁石17の下面に鉄片1
8を固着すると共に、該鉄片18は前記アマチユ
ア16の折曲部16aと反対方向に延設されて、
該アマチユア16との間に有隙部19を形成し、
該有隙部19に前記ヨーク12から係止片12c
を突設して前記鉄片18を係止できるように形成
され、且つ、前記電磁コイル15への通電を解除
したとき、可動接片21の弾性復元力にてアマチ
ユア16を元の状態に復帰できるように構成した
有極型電磁継電器を提供するものである。
【作用】
この考案は、電磁コイル15に対向した位置の
アマチユア16の面上に永久磁石17を固着して
あり、且つ、該アマチユア16は折曲部16aが
ヨーク12の上端部に支承され、該支承部を中心
に回動可能に形成してある。従つて、前記電磁コ
イル15へ通電すると、アマチユア16に固着さ
れた永久磁石17及び鉄片18が吸引され、該ア
マチユア16は支承部を回動中心に回動し、前記
鉄片18は電磁コイル15のコア13の上端部に
吸着される。 このアマチユア16を元の状態に復帰させるに
は、該電磁コイル15への通電を解除することに
よつて、一般の継電器と同様に可動接片21の弾
性復元力によつて該アマチユアは支承部を中心に
回動して元の状態に復帰する。然る後は永久磁石
17の磁力線によつて、前記鉄片18と係止片1
2cとの吸着状態が保持される。 従つて、可動部である前記アマチユア16は、
無極型電磁継電器と同様に、前記支承部を中心に
回動でき、構成が簡単であり、且つ、安定した保
持状態を維持することができる。而も、、永久磁
石17の極性方向と電磁コイル15の極性方向と
を一致させることができ、磁気効率の良い高感度
の有極型電磁継電器を形成することが可能であ
る。
【実施例】
以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従
つて詳述する。尚、説明の都合上、従来公知の構
成も合わせて説明する。第1図に於て、ケース1
0の内部底面にフレーム11が設けられ、このフ
レーム11に略直角に折曲されたヨーク12の下
辺12aが取付けられている。該ヨーク12の下
辺12aにコア13が立設され、ボビン14が組
込まれて電磁コイル15を形成する。 而して、該ヨーク12は前述せる如く、その下
辺12aの一端部を上方に略直角に折曲され、そ
の上端部一側部に支承片12bを突設し、この支
承片12bに略直角に折曲したアマチユア16の
折曲部16a近傍を支承させる。そして、該アマ
チユア16の下面であつて、前記電磁コイル15
のコア13に対向する位置へ永久磁石17を固着
し、更に、この永久磁石17の下面へ鉄片18を
固着する。この鉄片18は該アマチユア16の折
曲部16aとは反対方向に延設されており、該ア
マチユア16の先端部16bとの間に有隙部19
を形成している。そして、この有隙部19へ前記
ヨーク12から係止片12cを突設し、該鉄片1
8を係止できるように形成してある。 又、前記ヨーク12の支承片12bを中心に、
揺動自在に支承されたアマチユア16の下端部1
6cへ作動子20が当接しており、該作動子20
は可動接片21の略中間部に嵌合されている。更
に、該可動接片21の下端部に設けられた可動接
点22に対向して、前記ケース10の内側面に固
定接点23を取付ける。 次に、第2図乃至第4図に従つて前記アマチユ
ア16の作動を説明する。第2図及び第3図は、
前記アマチユア16に固着された鉄片18と、電
磁コイル15のコア13とが離間した状態を示し
ている。永久磁石17の磁力線によつて前記鉄片
18とヨーク12の係止片12cとは吸着され、
且つ、該アマチユア16は支承片12bを中心に
上方に回動している。ここで、前記電磁コイル1
5へ通電すると、電磁コイル15から発生した磁
力線によつて鉄片18が吸引され、該アマチユア
16は前記支承片12bを中心に時計方向に回動
し、第4図に示す如く該鉄片18がコア13の上
端部13aに当接して吸着される。上記回動作用
によつてアマチユア16の下端部16cが左方向
へ移動し、第1図中に示した作動子20を押圧し
て前記可動接点22と固定接点23とが接触し、
当該継電器が「入」の状態となる。然る後は、電
磁コイル15への通電による磁力と前記永久磁石
17の磁力によつて鉄片18とコア13の上端部
13aとの吸着状態が保持される。 このアマチユア16を元の状態に復帰させるに
は、該電磁コイル15への通電を解除する。然る
ときは、可動接片21の弾性復元力によつて作動
子20が押し戻され、該アマチユア16はヨーク
12の支承片12bを中心に反時計方向に回動し
て第2図に示すような元の状態に復帰するのであ
る。依つて、第1図中に示した可動接片21は元
の位置に戻り、可動接点22と固定接点23とが
離反して当該継電器は再び「切」の状態となるの
である。 而して、本実施例は叙述せる如き構成であるか
ら、アマチユア16は従来の無極型電磁継電器と
同様に、ヨーク12の支承片12bを中心にして
揺動可能となつており、構成が簡単であり、且
つ、如何なる作動状態であつても安定した保持が
可能である。又、永久磁石17の極性方向と電磁
コイル15の極性方向とを一致させることがで
き、前記鉄片18を吸着するに当つて永久磁石1
7の磁力線と相俟つて電磁コイル15へ通電する
電流が少なくなり、消費電力量を小とできる等高
感度の有極型電磁継電器を形成することができ
る。
【考案の効果】
この考案は、上記一実施例に詳述したように、
アマチユア16に永久磁石17を固着してある
が、この磁性方向と電磁コイル15の磁性方向と
を一致させることで最も磁気効率のよい構成とな
つている。又、コア13の形状は限定されず、コ
アの断面積(磁極面積)を広くとることが可能で
ある。而も、アマチユア16は無極型電磁継電器
と同様に支承部を中心に回動でき、構成が簡単で
ある。依つて、磁気効率が高く、高感度で高速に
作動する有極型電磁継電器を安価に形成すること
が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示した
ものである。第1図は有極型電磁継電器の縦断面
図、第2図はアマチユアが電磁コイルより離間し
た状態を示す要部正面図、第3図は同要部側面
図、第4図はアマチユアが電磁コイルへ吸着した
状態を示す要部正面図である。第5図は従来型の
有極型電磁継電器を解説する要部正面図である。 符号の説明、12……ヨーク、12a……下
辺、12b……支承片、12c……係止片、15
……電磁コイル、16……アマチユア、16a…
…折曲部、16b……先端部、17……永久磁
石、18……鉄片、19……有隙部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略直角に折曲されたヨーク12の下辺12a上
    に電磁コイル15を設け、更に、該電磁コイル1
    5の上面にアマチユア16を配設し、且つ、該ア
    マチユア16はその中間部を略直角に折曲される
    と共に、該折曲部16a近傍を前記ヨーク12の
    上端部に設けられた支承片12bにて回動自在に
    支承されて成る継電器であつて、該継電器の前記
    アマチユア16の下面に、前記電磁コイル15の
    コア13と対向して永久磁石17を固着し、更
    に、該永久磁石17の下面に鉄片18を固着する
    と共に、該鉄片18は前記アマチユア16の折曲
    部16aと反対方向に延設されて、該アマチユア
    16との間に有隙部19を形成し、該有隙部19
    に前記ヨーク12から係止片12cを突設して前
    記鉄片18を係止できるように形成され、且つ、
    前記電磁コイル15への通電を解除したとき、可
    動接片21の弾性復元力にてアマチユア16を元
    の状態に復帰できるように構成したことを特徴と
    する有極型電磁継電器。
JP17143887U 1987-11-10 1987-11-10 Expired - Lifetime JPH0515708Y2 (ja)

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JP17143887U JPH0515708Y2 (ja) 1987-11-10 1987-11-10

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JPH0175950U JPH0175950U (ja) 1989-05-23
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