JPH019312Y2 - - Google Patents

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JPH019312Y2
JPH019312Y2 JP1983056893U JP5689383U JPH019312Y2 JP H019312 Y2 JPH019312 Y2 JP H019312Y2 JP 1983056893 U JP1983056893 U JP 1983056893U JP 5689383 U JP5689383 U JP 5689383U JP H019312 Y2 JPH019312 Y2 JP H019312Y2
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JP
Japan
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magnetic pole
movable
magnetized
magnetic poles
block
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JP1983056893U
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JPS59162760U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は有極リレーの構造に関するものであ
る。
(ロ) 従来の技術とその問題点 従来の有極リレーは、第1図に示すようにコイ
ル8と可動ブロツクXとが長手方向に並べて配置
されていたので、可動ブロツクXによつて直接接
点ばね片9を駆動するには可動ブロツクXの位置
がリレー本体2の端部に寄り過ぎており、そのた
めに接点駆動片6を可動ブロツクXとは別体に設
けて、レバー13を介して可動ブロツクXの動作
を接点駆動片6に伝えていた。
図中、1はヨーク、15はガイド片である。
しかしこの従来の構成は、レバー13を必要と
するために構造が複雑になる上に、接点駆動片6
を滑らかに平行移動させるために調整ばね14な
どの手段を必要とするという欠点があり、また調
整が不充分なときには接点駆動片6が傾いて接点
ばね片9の作動不良を起し易いという問題があつ
た。
(ハ) 考案の目的 本考案は可動ブロツクをリレー本体の中央付近
に配置できるような構造にすることにより、接点
駆動をスムースにすると共に、レバーや調整ばね
などの手段を不要とし、構造を簡単にした有極リ
レーを提供することを目的とするものである。
(ニ) 考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は、互いに
対向して配置されコイルの励磁によつて同極に磁
化される第1の磁極と、この第1の磁極間に位置
して上記第1の磁極とは異極に磁化される第2の
磁極とを電磁石ブロツクの略中央部に配置したも
のである。
(ホ) 実施例の説明 第2図は本考案の一実施例を示す上面図、第3
図はその分解斜視図である。同図において、ヨー
ク1は本体ベース2の上面に垂直な面内で略コ字
形の部材Aと、水平面内でコ字形をなしその中央
に垂下片B3が形成された部材Bとで構成されて
いる。部材Aの長片A2はコイル枠3に挿通され
てその端部が部材Bの垂下片B3に連結されてお
り、両部材A,Bはそれぞれベース2に形成され
た凹部2aおよび2bに係合固定されている。可
動鉄心4は永久磁石Fとその両極端面に垂設され
た磁極片F1,F2とにより〓形に形成され、成
形品よりなる可動絶縁台5の下面に接着固定され
ている。可動絶縁台5には両側に係合用突起5a
および5bが設けられ、一方の突起5bの先端に
ほぼコ字形の接点駆動片6が一体に形成されてい
る。可動絶縁台5はベース2に立設された支柱7
のガイド溝7aによつてコイル8の上方にスライ
ド自在に支持されている。接点ばね片9は接点ば
ね駆動片6に駆動されて端子10,11と接触あ
るいは開離する。12はコイル端子である。
ヨーク1、コイル枠3、およびコイル8によつ
て電磁石ブロツクWが構成され、可動鉄心4およ
び可動絶縁台5によつて可動ブロツクXが構成さ
れ、接点ばね片9および端子10,11によつて
接点ブロツクYが構成される。
第4図はヨーク1の端部A1,B1,B2と可
動鉄心4の両鉄片F1,F2との位置関係を示し
たもので、ヨーク1の端部B1,B2の先端部
(右端側)は互いに対向して配置される第1の磁
極P1,P1となつており、ヨーク2の端部A1
の先端部(左端側)は第1の磁極P1,P1間に
位置する第2の磁極P2となつている。これらの
両磁極P1,P2は電磁石ブロツクWの上方位置
であつて、かつ電磁石ブロツクWの略中央部に配
置されている。また、磁極P1,P1とP2との
間には動作空隙WGがそれぞれ形成されており、
この動作空隙WG内に可動鉄心4の一対の磁極片
F1,F2が垂下して入り込むようになつてい
る。
いまコイル8に正方向に電流が流れて、ヨーク
1の磁極P2がN極に、磁極P1,P1がS極に
磁化され、磁極片F1,F2が実線の位置に吸引
保持されているものとすると、次にコイル8に逆
方向に電流が流れたときにヨーク1の極性が反転
し、磁極P1,P1がN極、磁極P2がS極に磁
化される結果、可動鉄心4は破線で示した位置へ
吸引され、電流が遮断されたのちもその位置に保
持される。
(ヘ) 考案の効果 本考案は上述のように、ヨークの動作空隙が電
磁石ブロツクの略中央部に位置しているので、従
来のようにレバーを介することなく可動ブロツク
で直接接点ばね片を駆動できる上に、可動ブロツ
クの平行移動動作を回転運動に変換することなく
そのまま接点ばね片に伝達できるので、接点ばね
片の作動不良のおそれがなく、また調整ばねなど
の手段を必要としないから調整の手間も省け、固
定磁極が電磁石ブロツクの中心付近に位置される
結果電磁石ブロツクの長さを短縮できて、リレー
全体が小型化でき、構造簡単で信頼性の高い有極
リレーを提供し得るという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の上面図、第2図は本考案の実
施例の上面図、第3図は同上の分解斜視図、第4
図は同上の動作説明図である。 1……ヨーク、3……コイル枠、4……可動鉄
心、5……可動絶縁台、8……コイル、9……接
点ばね片、10,11,12……端子、F……永
久磁石、F1,F2……磁極片、P1,P2……
磁極、W……電磁石ブロツク、X……可動ブロツ
ク、Y……接点ブロツク、WG……動作空隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに対向して配置されコイルの励磁によつて
    同極に磁化される第1の磁極と、この第1の磁極
    間に位置して上記第1の磁極とは異極に磁化され
    る第2の磁極とが略中心部に配置された電磁石ブ
    ロツク、 永久磁石と、この永久磁石の電極端面にそれぞ
    れ固着され上記第1、第2の磁極間に形成された
    動作空隙内に垂下する一対の磁極片とからなる可
    動鉄心を含む可動ブロツク、 上記可動ブロツクの動きにともなつて駆動され
    る接点ばね片を含む接点ブロツク を備えたことを特徴とする有極リレー。
JP5689383U 1983-04-15 1983-04-15 有極リレ− Granted JPS59162760U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5689383U JPS59162760U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 有極リレ−

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JP5689383U JPS59162760U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 有極リレ−

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Publication Number Publication Date
JPS59162760U JPS59162760U (ja) 1984-10-31
JPH019312Y2 true JPH019312Y2 (ja) 1989-03-14

Family

ID=30187208

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JP5689383U Granted JPS59162760U (ja) 1983-04-15 1983-04-15 有極リレ−

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JP (1) JPS59162760U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730232A (en) * 1980-07-31 1982-02-18 Fujisoku Electric Self-holding type relay

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730232A (en) * 1980-07-31 1982-02-18 Fujisoku Electric Self-holding type relay

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Publication number Publication date
JPS59162760U (ja) 1984-10-31

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