JPH0427128Y2 - - Google Patents

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JPH0427128Y2
JPH0427128Y2 JP4323186U JP4323186U JPH0427128Y2 JP H0427128 Y2 JPH0427128 Y2 JP H0427128Y2 JP 4323186 U JP4323186 U JP 4323186U JP 4323186 U JP4323186 U JP 4323186U JP H0427128 Y2 JPH0427128 Y2 JP H0427128Y2
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JP
Japan
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movable
iron core
fixed iron
yokes
yoke
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JP4323186U
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JPS62154607U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は回転形有極電磁石、さらに詳しくは、
電磁継電器などの接点を駆動する有極電磁石に関
するものである。
[背景技術] 従来よりこの種の有極電磁石としては第2図に
示すように、相対向して配設された可動ヨーク2
a,2b間に磁石片3を挟持した形で可動子1′
を構成し、コイル(図示せず)が巻装されたコ字
状(紙面に直交する面内でコ字状に形成されてい
る)の固定鉄芯5の両脚片をそれぞれ上記可動子
1′の両端部間に差し込んだ構造のものが提供さ
れている。この構造のものにあつては可動子1′
をその長手方向の中央部に設けた回転軸11の回
りに回動させるものであり、可動子1′の回転軸
11を精度よく形成するのが困難であるから、が
たつきが生じやすく、この有極電磁石を用いた電
磁継電器の特性を不安定にする原因となつてい
た。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、有極電磁石の
可動部分をピボツト型の支点の回りに回動させる
ことにより、がたつきなく回動させるようにした
回転形有極電磁石を提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案においては、互いに離間して略平行に配
設された一対の可動ヨークと、両可動ヨーク間に
各可動ヨークをそれぞれ異極に帯磁するように挟
装された永久磁石とにより可動子が形成され、定
位置に固定されるとともに両可動ヨークの各端部
間にそれぞれ各端部が差し込まれた固定鉄芯と、
固定鉄芯に巻装され固定鉄芯の両端部が互いに異
極となるように励磁するコイルとにより固定子が
形成され、一方の可動ヨークの中央部に両可動ヨ
ークを含む面内で凹所が形成され、定位置に形成
され上記凹所に係合する突部を支点として可動子
が回動自在に支持されて成る回転形有極電磁石を
開示する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図に示すように、可動子1は、互いに離
間して略平行に配設された一対の可動ヨーク2
a′2bと、両可動ヨーク2a′2bの各端部間にそ
れぞれ挟装され各可動ヨーク2a′2bをそれぞれ
異極に帯磁させる一対の永久磁石3とにより矩形
状に形成される。一方、固定子4は、ケーシング
等の定位置に固定されるとともに可動ヨーク2
a′2bの長手方向における両端部が磁極となるI
字状の固定鉄芯5と、固定鉄芯5の中央部に装着
されたコイル枠6に巻線を巻回して形成され固定
鉄芯5の両端部を互いに異極となるように励磁す
るコイル7とにより構成される。以上の構成によ
り、固定鉄芯5の各磁極が両可動ヨーク2a′2b
の各端部間にそれぞれ差し込まれることになる。
ところで、一方の可動ヨーク2aの長手方向の中
央部には両可動ヨーク2a′2bを含む面内(紙面
に平行な面内)で凹所8が形成され、ケーシング
10の定位置にはこの凹所8に係合可能な突部9
が形成される。したがつて、突部9を凹所8に係
合させれば、可動子1は突部9を支点として回動
自在となるのである。
以下、動作を説明する。ここで、永久磁石3は
第1図に示すように、上端がN極となるように着
磁されているものとする。コイル7に通電して第
1図に示すように固定鉄芯5の右端がN極となる
ように励磁すれば、固定鉄芯5の左端であるS極
に上側の可動ヨーク2bが吸着され、また下側の
可動ヨーク2aが固定鉄芯5の右端であるN極に
吸着される。この状態では第1図中に一点鎖線で
示すように磁路が形成される。ここで、コイル7
への通電を停止しても可動子1はこの位置に保持
される。一方、コイル7に逆向きに通電すると、
固定鉄芯5の励磁向きが逆転し、可動ヨーク2
a′2bと固定鉄芯5との間に反発力が作用して可
動子1が突部9を支点として反転するのであり、
いわゆる双安定動作を行なうのである。可動ヨー
ク2a′2bと固定鉄芯5とを結合状態に保持する
磁束以外の漏れ磁束の一部は可動子ヨーク2と固
定鉄芯5とを結合状態に保つ反発力を作用させる
のであり、漏れ磁束が有効に利用されるのであ
る。なお、上述の実施例において固定鉄芯5をI
字状に形成しているが、この形状に限定されるも
のではなく、従来と同様にコ字状に形成すること
も可能である。
[考案の効果] 本考案は上述のように、互いに離間して略平行
に配設された一対の可動ヨークと、両可動ヨーク
間に各可動ヨークをそれぞれ異極に帯磁するよう
に挟装された永久磁石とにより可動子が形成さ
れ、定位置に固定されるとともに両可動ヨークの
各端部間にそれぞれ各端部が差し込まれた固定鉄
芯と、固定鉄芯に巻装され固定鉄芯の両端部が互
いに異極となるように励磁するコイルとにより固
定子が形成され、一方の可動ヨークの中央部に両
可動ヨークを含む面内で凹所が形成され、定位置
に形成され上記凹所に係合する突部を支点として
可動子が回動自在に支持されているので、可動子
の回転中心として回転軸を設けずにピボツト支持
していることにより、支点の位置が安定しがたつ
きなく可動子を揺動させることができるという利
点を有するものである。その結果、電磁継電器等
に利用する場合に特性の安定した製品が得られる
という利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における実施例を示す概略構成
図、第2図は従来例を示す概略構成図である。 1は可動子、2a′2bは可動ヨーク、3は永久
磁石、4は固定子、5は固定鉄芯、7はコイル、
8は凹所、9は突部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに離間して略平行に配設された一対の可動
    ヨークと、両可動ヨーク間に各可動ヨークをそれ
    ぞれ異極に帯磁するように挟装された永久磁石と
    により可動子が形成され、定位置に固定されると
    ともに両可動ヨークの各端部間にそれぞれ各端部
    が差し込まれた固定鉄芯と、固定鉄芯に巻装され
    固定鉄芯の両端部が互いに異極となるように励磁
    するコイルとにより固定子が形成され、一方の可
    動ヨークの中央部に両可動ヨークを含む面内で凹
    所が形成され、定位置に形成され上記凹所に係合
    する突部を支点として可動子が回動自在に支持さ
    れて成る回転形有極電磁石。
JP4323186U 1986-03-25 1986-03-25 Expired JPH0427128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4323186U JPH0427128Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JP4323186U JPH0427128Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62154607U JPS62154607U (ja) 1987-10-01
JPH0427128Y2 true JPH0427128Y2 (ja) 1992-06-30

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ID=30859895

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JP4323186U Expired JPH0427128Y2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25

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JPS62154607U (ja) 1987-10-01

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