JPH0432729Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432729Y2 JPH0432729Y2 JP2621486U JP2621486U JPH0432729Y2 JP H0432729 Y2 JPH0432729 Y2 JP H0432729Y2 JP 2621486 U JP2621486 U JP 2621486U JP 2621486 U JP2621486 U JP 2621486U JP H0432729 Y2 JPH0432729 Y2 JP H0432729Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron core
- movable iron
- permanent magnet
- yoke
- magnetic pole
- Prior art date
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- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 16
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 5
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 3
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
本考案は、有極電磁石に関する。さらに詳しく
は単安定動作を行う有極電磁石に関するものであ
る。
は単安定動作を行う有極電磁石に関するものであ
る。
従来は第３図ａに示す如く、コイル４に励磁す
る以前は、破線で表わされる永久磁石５による磁
気閉回路が構成されており、可動鉄芯３の自由端
は第２ヨーク２に当接している。コイル４を励磁
すると同図ｃの如く可動鉄芯３の自由端は矢印Ａ
方向へ反転する。この場合、第１ヨーク１と第２
ヨーク２の後端部は第３図ｂの形状であつて、第
１ヨーク１と可動鉄芯３のヒンジ係合部に対向す
る部分が、第２ヨーク２上に設けられていない
為、空隙Ｇに於いて漏えい磁束が多くなり、永久
磁石５による磁束が有効に活用されていない為、
反転はコイル４の励磁によるもののみで行なわれ
ていた。よつて磁気効率が悪く例えば、リレーに
使用した場合には感動電圧が高くなり高感度タイ
プの有極リレーが得られないという問題があつ
た。
る以前は、破線で表わされる永久磁石５による磁
気閉回路が構成されており、可動鉄芯３の自由端
は第２ヨーク２に当接している。コイル４を励磁
すると同図ｃの如く可動鉄芯３の自由端は矢印Ａ
方向へ反転する。この場合、第１ヨーク１と第２
ヨーク２の後端部は第３図ｂの形状であつて、第
１ヨーク１と可動鉄芯３のヒンジ係合部に対向す
る部分が、第２ヨーク２上に設けられていない
為、空隙Ｇに於いて漏えい磁束が多くなり、永久
磁石５による磁束が有効に活用されていない為、
反転はコイル４の励磁によるもののみで行なわれ
ていた。よつて磁気効率が悪く例えば、リレーに
使用した場合には感動電圧が高くなり高感度タイ
プの有極リレーが得られないという問題があつ
た。
本考案は、上記事情に鑑み高感度の有極リレー
を構成できる磁気効率の良い有極電磁石を提供す
るにある。
を構成できる磁気効率の良い有極電磁石を提供す
るにある。
本考案は、永久磁石を介置した一対の第１ヨー
クと第２ヨークよりなる永久磁石ブロツクと、前
記第１ヨークの後端に基端を係合し、自由端が両
ヨーク前方磁極部間でコイルの正逆方向への励磁
により反転動作する可動鉄芯よりなり、前記可動
鉄芯の基端に対向する第２ヨークの後端に、可動
鉄芯の基端に接近して後方磁極部を設けることに
よつて磁気効率の良い有極電磁石とするものであ
る。
クと第２ヨークよりなる永久磁石ブロツクと、前
記第１ヨークの後端に基端を係合し、自由端が両
ヨーク前方磁極部間でコイルの正逆方向への励磁
により反転動作する可動鉄芯よりなり、前記可動
鉄芯の基端に対向する第２ヨークの後端に、可動
鉄芯の基端に接近して後方磁極部を設けることに
よつて磁気効率の良い有極電磁石とするものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。第１図に示す如く、本考案の有極電磁石は永
久磁石ブロツク４と可動鉄芯５よりなる。
る。第１図に示す如く、本考案の有極電磁石は永
久磁石ブロツク４と可動鉄芯５よりなる。
永久磁石ブロツク４は、永久磁石３を中間部に
介置した１対の第１ヨーク１と第２ヨーク２より
なる。前記両ヨーク１，２の内方に向つて湾曲し
た中間部前端には、中間部より大きい前方磁極部
１ｂ，２ｂが接近して対向形成されている。尚、
一つの前方磁極部１ｂの内面には非磁性体材料よ
りなるレシジユアルプレート７が固着されてい
る。
介置した１対の第１ヨーク１と第２ヨーク２より
なる。前記両ヨーク１，２の内方に向つて湾曲し
た中間部前端には、中間部より大きい前方磁極部
１ｂ，２ｂが接近して対向形成されている。尚、
一つの前方磁極部１ｂの内面には非磁性体材料よ
りなるレシジユアルプレート７が固着されてい
る。
可動鉄芯５は、中間にコイル６を巻装しており
基端５ａを前記第１ヨーク１の後端１ａへヒンジ
係合し、自由端５ｂを前記両磁極部１ｂ，２ｂ間
に延長している。
基端５ａを前記第１ヨーク１の後端１ａへヒンジ
係合し、自由端５ｂを前記両磁極部１ｂ，２ｂ間
に延長している。
前記第２ヨーク２の後端には、可動鉄芯５ａの
ヒンジ係合された基端５ａに対向して後方磁極部
２ａが立設されている。
ヒンジ係合された基端５ａに対向して後方磁極部
２ａが立設されている。
後方磁極部２ａの形状は、本有極電磁石をリレ
ーに使用した場合に開放電圧特性に悪影響を与え
ないものであれば、第２図ａ，ｂの如く基端５ａ
の方向により接近する磁極部を設ける等任意の形
状としてもよく、先の実施例に限定されることは
ない。
ーに使用した場合に開放電圧特性に悪影響を与え
ないものであれば、第２図ａ，ｂの如く基端５ａ
の方向により接近する磁極部を設ける等任意の形
状としてもよく、先の実施例に限定されることは
ない。
前記コイル６へ電流を通電し励磁すると、可動
鉄芯５は第１図ｂの如く、ヒンジ係合されたＰ点
を支点として矢印Ａ方向へ反転する。この場合、
前記後方磁極部２ａによつて、従来空隙Ｇで漏え
い磁束となつていた永久磁石３からの磁束φAを
効率よく活用させることができ、可動鉄芯５が反
転する時にこの磁束φAが加わり反転を助成する
ことができる。尚、コイル６の励磁を停止する
と、第１ヨーク１の前方磁極部１ｂに固着された
レシジユアルプレート７の働きにより可動鉄芯５
は再び元の位置に反転する。いわゆる単安定動作
を行うことゝなる。
鉄芯５は第１図ｂの如く、ヒンジ係合されたＰ点
を支点として矢印Ａ方向へ反転する。この場合、
前記後方磁極部２ａによつて、従来空隙Ｇで漏え
い磁束となつていた永久磁石３からの磁束φAを
効率よく活用させることができ、可動鉄芯５が反
転する時にこの磁束φAが加わり反転を助成する
ことができる。尚、コイル６の励磁を停止する
と、第１ヨーク１の前方磁極部１ｂに固着された
レシジユアルプレート７の働きにより可動鉄芯５
は再び元の位置に反転する。いわゆる単安定動作
を行うことゝなる。
本考案は、以上の如く可動鉄芯の係合部に対向
する第２ヨークの後端に、前記係合部に接近して
配設された後方磁極部を設けたことにより磁気効
率の良い有極電磁石を得ることができるので、例
えば本考案の有極電磁石をリレーに使用すること
により高感度タイプの有極リレーを構成すること
ができる。
する第２ヨークの後端に、前記係合部に接近して
配設された後方磁極部を設けたことにより磁気効
率の良い有極電磁石を得ることができるので、例
えば本考案の有極電磁石をリレーに使用すること
により高感度タイプの有極リレーを構成すること
ができる。
第１図ａ，ｂは本考案の一実施例を示すもので
あつて、同図ａは斜視図、同図ｂは平面図であ
る。第２図ａ，ｂは、他の実施例を表わすそれぞ
れ要部斜視図である。第３図ａ，ｂ，ｃは従来例
を示す、平面図又は側面図である。 １……第１ヨーク、１ａ……後端、１ｂ，２ｂ
……前方磁極部、２……第２ヨーク、２ａ……後
方磁極部、３……永久磁石、４……永久磁石ブロ
ツク、５……可動鉄芯、５ａ……基端、５ｂ……
自由端、６……コイル。
あつて、同図ａは斜視図、同図ｂは平面図であ
る。第２図ａ，ｂは、他の実施例を表わすそれぞ
れ要部斜視図である。第３図ａ，ｂ，ｃは従来例
を示す、平面図又は側面図である。 １……第１ヨーク、１ａ……後端、１ｂ，２ｂ
……前方磁極部、２……第２ヨーク、２ａ……後
方磁極部、３……永久磁石、４……永久磁石ブロ
ツク、５……可動鉄芯、５ａ……基端、５ｂ……
自由端、６……コイル。
Claims (1)
- 永久磁石を介置した一対の第１ヨークと第２ヨ
ークよりなる永久磁石ブロツクと、前記第１ヨー
クの後端に基端を係合し、自由端が両ヨーク前方
磁極部間でコイルの正逆方向への励磁により反転
動作する可動鉄芯よりなり、前記可動鉄芯の基端
に対向する第２ヨークの後端に、可動鉄芯の基端
に接近して後方磁極部を設けてなることを特徴と
する有極電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2621486U JPH0432729Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2621486U JPH0432729Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138411U JPS62138411U (ja) | 1987-09-01 |
| JPH0432729Y2 true JPH0432729Y2 (ja) | 1992-08-06 |
Family
ID=30827086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2621486U Expired JPH0432729Y2 (ja) | 1986-02-25 | 1986-02-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432729Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011077141A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電磁石装置、およびこれを用いた電磁リレー |
-
1986
- 1986-02-25 JP JP2621486U patent/JPH0432729Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62138411U (ja) | 1987-09-01 |
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