JPS6031217Y2 - 単安定型有極電磁石 - Google Patents
単安定型有極電磁石Info
- Publication number
- JPS6031217Y2 JPS6031217Y2 JP12067179U JP12067179U JPS6031217Y2 JP S6031217 Y2 JPS6031217 Y2 JP S6031217Y2 JP 12067179 U JP12067179 U JP 12067179U JP 12067179 U JP12067179 U JP 12067179U JP S6031217 Y2 JPS6031217 Y2 JP S6031217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- magnetic plate
- magnetic
- monostable
- permanent magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は有極電磁石に関するものでり、その目的とする
ところは簡単な構造の単安定型有極電磁石を提供するこ
とにある。
ところは簡単な構造の単安定型有極電磁石を提供するこ
とにある。
一般に有極電磁石はヒンジ部が複雑な構造になるので加
工の工程が多く、組立にも手間がかかるという欠点があ
った。
工の工程が多く、組立にも手間がかかるという欠点があ
った。
本考案はこのような欠点を解消した有極電磁石を提供す
るものである。
るものである。
以下、本考案の具体的実施例を添付図面に基づいて詳述
すると、第１図において、コイル１を巻装したコ字形ヨ
ーク２の一端を内方へ折曲し、ヨーク２の他端にヒンジ
結合された第１の磁性体板４の中間部に、該磁性体板４
と直交する方向に磁化された永久磁石片６を介して、該
磁性体板４と平行な第２の磁性体板７を固着し、陶磁性
体板４．７の先端対向面Ａ、 ８間に上記ヨーク２の折
曲部を位置させて成るものである。
すると、第１図において、コイル１を巻装したコ字形ヨ
ーク２の一端を内方へ折曲し、ヨーク２の他端にヒンジ
結合された第１の磁性体板４の中間部に、該磁性体板４
と直交する方向に磁化された永久磁石片６を介して、該
磁性体板４と平行な第２の磁性体板７を固着し、陶磁性
体板４．７の先端対向面Ａ、 ８間に上記ヨーク２の折
曲部を位置させて成るものである。
ヨーク２に巻装されたコイル１は合成樹脂により一体成
形されたコイル枠８に絶縁被覆線を巻線して形成された
ものであり、このコイル枠８はヨーク２の折曲部側脚片
９に巻装してもヒンジ部側脚片１０あるいは脚片１１に
巻装してもよい。
形されたコイル枠８に絶縁被覆線を巻線して形成された
ものであり、このコイル枠８はヨーク２の折曲部側脚片
９に巻装してもヒンジ部側脚片１０あるいは脚片１１に
巻装してもよい。
ヒンジ部ではヨーク２のヒンジ部側脚片１０の先端部の
両縁にヨークの長手方向に突出する２個のヒンジ用係止
片３を設け、この係止片３を第１の磁性体板４の一端部
の上下に設けられた溝５に緩嵌することによりヨーク２
と磁性体板４とをヒンジ結合させている。
両縁にヨークの長手方向に突出する２個のヒンジ用係止
片３を設け、この係止片３を第１の磁性体板４の一端部
の上下に設けられた溝５に緩嵌することによりヨーク２
と磁性体板４とをヒンジ結合させている。
なお、実際にこの有極電磁石を組立てる場合には第２図
に示すように２個の１字形部材１２゜１２の両一端部を
かしめ固定してコ字形ヨーク２に形成してもよく、この
ようにすればコイル１の巻装作業が容易になる。
に示すように２個の１字形部材１２゜１２の両一端部を
かしめ固定してコ字形ヨーク２に形成してもよく、この
ようにすればコイル１の巻装作業が容易になる。
本考案は上述のような構造のものであり、次に第３図に
よりその動作を説明すると、まず無励磁状態においては
磁力線はａの如く永久磁石片６のＮ極から磁性体板７の
対向面Ａを通りヨーク２を介してヒンジ部を経て再び永
久磁石片６のＳ極に戻り、磁路が閉成される。
よりその動作を説明すると、まず無励磁状態においては
磁力線はａの如く永久磁石片６のＮ極から磁性体板７の
対向面Ａを通りヨーク２を介してヒンジ部を経て再び永
久磁石片６のＳ極に戻り、磁路が閉成される。
したがって無励磁時においては磁性体板７の対向面Ａが
ヨーク２と接触している。
ヨーク２と接触している。
次にコイルに電流が流れ、ヨーク２の折曲部がＮ極に励
磁されると、磁性体板７の対向面Ａと折曲部片１３は反
発して磁性体板４，７が回動し、折曲部片１３は磁性体
板４の対向面Ｂに吸着される。
磁されると、磁性体板７の対向面Ａと折曲部片１３は反
発して磁性体板４，７が回動し、折曲部片１３は磁性体
板４の対向面Ｂに吸着される。
すなわち励磁時においてはｂに示すように磁路は永久磁
石片６を介さずヨーク２と磁性体板４のみによって閉成
される。
石片６を介さずヨーク２と磁性体板４のみによって閉成
される。
さらにコイル１の電流を切り再び無励磁状態にすると、
磁性体板７の対向面Ａに永久磁石片の磁束によるＮ極が
現われヨーク２の折曲部片１３にはＳ極が現われるので
、元の状態に復帰し、磁性体板７は折曲部片１３に吸着
保持される。
磁性体板７の対向面Ａに永久磁石片の磁束によるＮ極が
現われヨーク２の折曲部片１３にはＳ極が現われるので
、元の状態に復帰し、磁性体板７は折曲部片１３に吸着
保持される。
なお図において磁路は一点鎖線により表わされている。
本考案は上述の如く構成されているので、単安定型有極
電磁石として動作し、全体の構造が非常に簡単であるの
で組立も容易になるという利点があり、ヒンジの構造が
単純で複雑な加工を要しないので、工程を削減できると
いう利点があり、またアマチュアが小型であるのでコイ
ルを小型にできる。
電磁石として動作し、全体の構造が非常に簡単であるの
で組立も容易になるという利点があり、ヒンジの構造が
単純で複雑な加工を要しないので、工程を削減できると
いう利点があり、またアマチュアが小型であるのでコイ
ルを小型にできる。
さらに、ヨークの一端に第１の磁性体板をヒンジ結合し
、第１の磁性体板と平行に配設された第２の磁性体板と
の間に永久磁石片を介装してアマチュアを構成し、両磁
性体板の先端対向面間にヨークの他端に設けた折曲部を
位置させているので、両磁性体板と永久磁石片とにより
構成されたアマチュアが片持となるものであり、簡単な
ヒンジ構造によってコイルの無励磁状態から励磁状態に
至るストロークと、励磁状態から無励磁状態に至るスト
ロークとが等しくなり、その結果、リレー接点の駆動時
などにおいて接点の開閉が確実に行なえるという利点が
ある。
、第１の磁性体板と平行に配設された第２の磁性体板と
の間に永久磁石片を介装してアマチュアを構成し、両磁
性体板の先端対向面間にヨークの他端に設けた折曲部を
位置させているので、両磁性体板と永久磁石片とにより
構成されたアマチュアが片持となるものであり、簡単な
ヒンジ構造によってコイルの無励磁状態から励磁状態に
至るストロークと、励磁状態から無励磁状態に至るスト
ロークとが等しくなり、その結果、リレー接点の駆動時
などにおいて接点の開閉が確実に行なえるという利点が
ある。
また、永久磁石片の磁力が有効に利用されるので、無励
磁状態における保持力が大きく、復帰が確実になるとい
う利点がある。
磁状態における保持力が大きく、復帰が確実になるとい
う利点がある。
なお、第４図に示すように第１の磁性体板４は永久磁石
片６を固着し得るだけの長さがあればよく、励磁時にお
いてヨーク２の折曲部片１３に接触しない程度の長さに
するならば、ヒンジ部の可動範囲分だけのストロークが
とれるので、ストロークが大きく確実な動作を行えると
いう利点がある。
片６を固着し得るだけの長さがあればよく、励磁時にお
いてヨーク２の折曲部片１３に接触しない程度の長さに
するならば、ヒンジ部の可動範囲分だけのストロークが
とれるので、ストロークが大きく確実な動作を行えると
いう利点がある。
第１図は本考案−実施例の分解斜視図、第２図は他の実
施例の概略断面図、第３図は動作説明図、第４図はさら
に他の実施例の概略断面図、１はコイル、２はヨーク、
４，７は磁性体板、６は永久磁石片である。
施例の概略断面図、第３図は動作説明図、第４図はさら
に他の実施例の概略断面図、１はコイル、２はヨーク、
４，７は磁性体板、６は永久磁石片である。
Claims (1)
- コイルを巻装したコ字形ヨークの一端を内方へ折曲し、
ヨークの他端にヒンジ結合された第１の磁性体板の中間
部に、該磁性体板と直交する方向に磁化された永久磁石
片を介して、該磁性体板と平行な第２の磁性体板を固着
し、陶磁性体板の先端対向面間に上記ヨークの折曲部を
位置せしめて成る単安定型有極電磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12067179U JPS6031217Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 単安定型有極電磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12067179U JPS6031217Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 単安定型有極電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5638418U JPS5638418U (ja) | 1981-04-11 |
| JPS6031217Y2 true JPS6031217Y2 (ja) | 1985-09-18 |
Family
ID=29352841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12067179U Expired JPS6031217Y2 (ja) | 1979-08-31 | 1979-08-31 | 単安定型有極電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031217Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-08-31 JP JP12067179U patent/JPS6031217Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5638418U (ja) | 1981-04-11 |
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