JPH0643983Y2 - 電磁継電器 - Google Patents
電磁継電器Info
- Publication number
- JPH0643983Y2 JPH0643983Y2 JP15955888U JP15955888U JPH0643983Y2 JP H0643983 Y2 JPH0643983 Y2 JP H0643983Y2 JP 15955888 U JP15955888 U JP 15955888U JP 15955888 U JP15955888 U JP 15955888U JP H0643983 Y2 JPH0643983 Y2 JP H0643983Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable contact
- contact piece
- piece
- bottom plate
- electromagnetic relay
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電磁継電器に関するものであり、特に高さを
低くした電磁継電器に関するものである。
低くした電磁継電器に関するものである。
[従来の技術] 従来の此種電磁継電器の可動接片の動きを解説する第4
図に従って説明する。同図に於て(1)は底板であり、
この底板(1)上にl2の長さを有する可動接片(2)が
設けられている。而も、この可動接片(2)は弾性体に
て形成され、その先端部に接点(3)が設けられ、そし
て、該可動接片(2)を矢印方向へFの押圧力にて押圧
し、固定接点(図示せず)に電気的結合を為さしめてい
た。
図に従って説明する。同図に於て(1)は底板であり、
この底板(1)上にl2の長さを有する可動接片(2)が
設けられている。而も、この可動接片(2)は弾性体に
て形成され、その先端部に接点(3)が設けられ、そし
て、該可動接片(2)を矢印方向へFの押圧力にて押圧
し、固定接点(図示せず)に電気的結合を為さしめてい
た。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来型は、第4図に示すように可動接片(2)をW
だけ移動させる為、弾性体の永久ひずみ並びに該弾性体
を押圧するFの力などの関係により、該可動接片(2)
の長さをどうしてもl2の長さだけ必要としていたので、
電磁継電器自体の高さを低く形成することが不可能であ
つた。
だけ移動させる為、弾性体の永久ひずみ並びに該弾性体
を押圧するFの力などの関係により、該可動接片(2)
の長さをどうしてもl2の長さだけ必要としていたので、
電磁継電器自体の高さを低く形成することが不可能であ
つた。
そこで、高さを低くすると共に、可動接片の動きを確実
にする為に解決せらるべき技術的課題が生じてくるので
あり、本考案は該課題を解決することを目的とする。
にする為に解決せらるべき技術的課題が生じてくるので
あり、本考案は該課題を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成せんとして提案せられたも
のであり、電磁継電器の可動接片を 形の弾性体にて形成し、該可動接片の中央片の上端部位
に接点を設けて固定接点に対向せしめ、更に、該可動接
片の下部にアマチユアーに連設され、且つ、絶縁体にて
構成された押圧片を圧接せしめると共に、該可動接片の
両側片の上端部位を底板に立設した導板に固定し、更に
前記可動接片の下端部位を底板に支承したことを特徴と
する電磁継電器を提供せんとするものである。
のであり、電磁継電器の可動接片を 形の弾性体にて形成し、該可動接片の中央片の上端部位
に接点を設けて固定接点に対向せしめ、更に、該可動接
片の下部にアマチユアーに連設され、且つ、絶縁体にて
構成された押圧片を圧接せしめると共に、該可動接片の
両側片の上端部位を底板に立設した導板に固定し、更に
前記可動接片の下端部位を底板に支承したことを特徴と
する電磁継電器を提供せんとするものである。
[作用] この考案の電磁継電器の可動接片は弾性体にて 形に形成され、そして、その中央片の下端部位に接点が
設けられると共に、該可動接片の下端部を底板等にて支
承し、更に、両側片の上端部は底板に立設された導板に
固定し、更にアマチユアーに連設し、且つ絶縁体にて構
成された押圧片を中央片の下部に圧接してあるので、該
中央片の下部にアマチユアーの動作にてFの押圧力が負
荷せられる。然るときは、該中央片は下端部の支承部を
回動中心としてその上部が固定接片側に回動し、可動接
片の接点が固定接片の接点に圧接して電気的結合を為
す。そして、コアーが磁性をなくしたとき、アマチユア
ーはコアーの吸着を脱する。そこで、可動接片自体も下
端部の支承部を回動中心として弾性作用にて確実迅速に
復元する。而して、このような可動接片の動作は、両側
片と中央片の弾性の相剰作用によつて為されるので、可
動接片の長さを従来品に比し、非常に短く形成すること
が可能となる。依って、電磁継電器自体の高さをより低
く形成し、小型化に寄与することになる。
設けられると共に、該可動接片の下端部を底板等にて支
承し、更に、両側片の上端部は底板に立設された導板に
固定し、更にアマチユアーに連設し、且つ絶縁体にて構
成された押圧片を中央片の下部に圧接してあるので、該
中央片の下部にアマチユアーの動作にてFの押圧力が負
荷せられる。然るときは、該中央片は下端部の支承部を
回動中心としてその上部が固定接片側に回動し、可動接
片の接点が固定接片の接点に圧接して電気的結合を為
す。そして、コアーが磁性をなくしたとき、アマチユア
ーはコアーの吸着を脱する。そこで、可動接片自体も下
端部の支承部を回動中心として弾性作用にて確実迅速に
復元する。而して、このような可動接片の動作は、両側
片と中央片の弾性の相剰作用によつて為されるので、可
動接片の長さを従来品に比し、非常に短く形成すること
が可能となる。依って、電磁継電器自体の高さをより低
く形成し、小型化に寄与することになる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃至
第3図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知
に属する技術事項も同時に説明し、対象部分は同一符号
を使用するものとする。第1図の断面図に於て(1)は
底板、(2)は可動接片である。そして、この可動接片
(2)は弾性体によつて 形に形成され、その下端部は底板(1)の支承部(P)
に支承されている。又、該可動接片(2)の中央片(2
a)の上端部に接点(3)が設けられ、且つ、両側片(2
b)(2b)の上端部は底板(1)に立設された導板
(4)の上方部に固定されている。又、前記可動接片
(2)の接点(3)と対向する位置に固定接点(5)を
配した固定接片(6)が底板(1)に立設されている。
第3図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知
に属する技術事項も同時に説明し、対象部分は同一符号
を使用するものとする。第1図の断面図に於て(1)は
底板、(2)は可動接片である。そして、この可動接片
(2)は弾性体によつて 形に形成され、その下端部は底板(1)の支承部(P)
に支承されている。又、該可動接片(2)の中央片(2
a)の上端部に接点(3)が設けられ、且つ、両側片(2
b)(2b)の上端部は底板(1)に立設された導板
(4)の上方部に固定されている。又、前記可動接片
(2)の接点(3)と対向する位置に固定接点(5)を
配した固定接片(6)が底板(1)に立設されている。
更に又、該底板(1)上であつて前記可動接片(2)及
び固定接片(6)と反対側にはボビン(7)に巻線
(8)を施すと共に、該ボビン(7)の中心部にコアー
(9)を配したマグネツト(10)が配設されている。更
に、該マグネツト(10)を固定したヨーク(11)の先端
部位にアマチユアー(12)が回動自在に係止され、そし
て前記コアー(9)に対設されると共に、常時は該コア
ー(9)と反対方向に付勢されている。更に、該アマチ
ユアー(12)は下方に垂設(12a)され、その垂設部(1
2a)の下端部に連結し、且つ、絶縁体にて構成した連結
片(13)を前記中央片(2a)の下部の背面に圧接してあ
る。
び固定接片(6)と反対側にはボビン(7)に巻線
(8)を施すと共に、該ボビン(7)の中心部にコアー
(9)を配したマグネツト(10)が配設されている。更
に、該マグネツト(10)を固定したヨーク(11)の先端
部位にアマチユアー(12)が回動自在に係止され、そし
て前記コアー(9)に対設されると共に、常時は該コア
ー(9)と反対方向に付勢されている。更に、該アマチ
ユアー(12)は下方に垂設(12a)され、その垂設部(1
2a)の下端部に連結し、且つ、絶縁体にて構成した連結
片(13)を前記中央片(2a)の下部の背面に圧接してあ
る。
尚、図中符号(14)はケースであり、(15)はアマチユ
アー(12)の付勢コイル、(16)は垂設部(12a)のス
トツパーである。
アー(12)の付勢コイル、(16)は垂設部(12a)のス
トツパーである。
この考案の一実施例は上述せる如き構成に係るから、マ
グネツト(10)に通電すればコアー(9)が磁石とな
り、アマチユアー(12)が該コアー(9)に吸着せられ
る。然るときは、第1図二点鎖線にて示す如く、該アマ
チユアー(12)の吸着作用に供って可動接片(2)の上
端部位が図中右方向へFの押圧力にて押圧される。そこ
で、該可動接片(2)の下端部が底板(1)の支承部
(P)に支承されている為、自らの有する弾性に抗して
前記Fの押圧力方向にそる。このとき、両側片(2b)
(2b)はその上端部が導板(4)に固定されている為、
前記復元力がその下部に於て蓄積されると共に、中央片
(2a)は前記支承部(P)を支点としてその上端部位が
固定接片(6)側に回動し、双方の接点(3)及び
(5)が弾着して電気的結合を為すことになる。その
後、前記マグネツト(10)の通電が停止すれば、コアー
(9)の有する磁力が消失し、依ってアマチユアー(1
2)はコアー(9)の吸着を脱して該コアー(9)より
離間する。このとき、可動接片(2)も両側片(2b)
(2b)並びに中央片(2b)の有する弾性が相互に作用し
合って確実に復元できる。そこで、接点間にはアークが
殆ど発生せず、接点の摩耗及び溶着現象を生じることな
く、且つ、従来の可動接片(2)の長さl2に対して本案
の可動接片(2)の長さl1を著しく短かく形成すること
ができるのである。
グネツト(10)に通電すればコアー(9)が磁石とな
り、アマチユアー(12)が該コアー(9)に吸着せられ
る。然るときは、第1図二点鎖線にて示す如く、該アマ
チユアー(12)の吸着作用に供って可動接片(2)の上
端部位が図中右方向へFの押圧力にて押圧される。そこ
で、該可動接片(2)の下端部が底板(1)の支承部
(P)に支承されている為、自らの有する弾性に抗して
前記Fの押圧力方向にそる。このとき、両側片(2b)
(2b)はその上端部が導板(4)に固定されている為、
前記復元力がその下部に於て蓄積されると共に、中央片
(2a)は前記支承部(P)を支点としてその上端部位が
固定接片(6)側に回動し、双方の接点(3)及び
(5)が弾着して電気的結合を為すことになる。その
後、前記マグネツト(10)の通電が停止すれば、コアー
(9)の有する磁力が消失し、依ってアマチユアー(1
2)はコアー(9)の吸着を脱して該コアー(9)より
離間する。このとき、可動接片(2)も両側片(2b)
(2b)並びに中央片(2b)の有する弾性が相互に作用し
合って確実に復元できる。そこで、接点間にはアークが
殆ど発生せず、接点の摩耗及び溶着現象を生じることな
く、且つ、従来の可動接片(2)の長さl2に対して本案
の可動接片(2)の長さl1を著しく短かく形成すること
ができるのである。
尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。
の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せら
れたものに及ぶことは当然である。
[考案の効果] この考案は、上記一実施例に詳述せる如く、可動接片を
弾性体にて 形に形成し、そしてその下端部を底板の支承部に支承す
ると共に両側片の上端部を底板に立設した導板に固定
し、且つ、該可動接片の下端部位にアマチユアーに連設
した連結片を圧接している弾性体よりなる押圧片を圧接
している為、該アマチユアーの作用が該可動接片に伝達
されて固定接点に対する電気的断接作用を確実且つ迅速
に行うことができる。このとき、該可動接片の両側片並
びに中央片の弾性の相剰作用によつて前記作用が為され
るので、固定接片と可動接片との距離を大きく離間せし
めることもでき、更に該可動接片の長さを従来品に比
し、非常に短かく形成することが可能であるので電磁継
電器の高さを低くして小型化に寄与することができる。
弾性体にて 形に形成し、そしてその下端部を底板の支承部に支承す
ると共に両側片の上端部を底板に立設した導板に固定
し、且つ、該可動接片の下端部位にアマチユアーに連設
した連結片を圧接している弾性体よりなる押圧片を圧接
している為、該アマチユアーの作用が該可動接片に伝達
されて固定接点に対する電気的断接作用を確実且つ迅速
に行うことができる。このとき、該可動接片の両側片並
びに中央片の弾性の相剰作用によつて前記作用が為され
るので、固定接片と可動接片との距離を大きく離間せし
めることもでき、更に該可動接片の長さを従来品に比
し、非常に短かく形成することが可能であるので電磁継
電器の高さを低くして小型化に寄与することができる。
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示し、第1図は全
体の側面図、第2図は要部の斜面図、第3図(A)
(B)は夫々動作状態を示す解説図である。 第4図は従来型の解説図である。 (1)……底板、(2)……可動接片 (2a)……中央片、(2b)……両側片 (3)(5)……接点、(4)……導板 (6)……固定接片、(9)……コアー (10)……マグネツト、(11)……ヨーク (12)……アマチユアー、(13)……連結片
体の側面図、第2図は要部の斜面図、第3図(A)
(B)は夫々動作状態を示す解説図である。 第4図は従来型の解説図である。 (1)……底板、(2)……可動接片 (2a)……中央片、(2b)……両側片 (3)(5)……接点、(4)……導板 (6)……固定接片、(9)……コアー (10)……マグネツト、(11)……ヨーク (12)……アマチユアー、(13)……連結片
Claims (1)
- 【請求項1】電磁継電器の可動接片を 形の弾性体にて形成し、該可動接片の中央片の上端部位
に接点を設けて固定接点に対向せしめ、更に、該可動接
片の下部にアマチユアーに連設され、且つ、絶縁体にて
構成された押圧片を圧接せしめると共に、該可動接片の
両側片の上端部位を底板に立設した導板に固定し、更に
前記可動接片の下端部位を底板に支承したことを特徴と
する電磁継電器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15955888U JPH0643983Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 電磁継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15955888U JPH0643983Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 電磁継電器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0279544U JPH0279544U (ja) | 1990-06-19 |
JPH0643983Y2 true JPH0643983Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31440877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15955888U Expired - Lifetime JPH0643983Y2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 電磁継電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643983Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102800532B (zh) * | 2012-07-20 | 2015-07-29 | 厦门宏发电声股份有限公司 | 一种电磁继电器的接触系统及其电磁继电器 |
JP6119286B2 (ja) * | 2013-02-13 | 2017-04-26 | オムロン株式会社 | 電磁継電器 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP15955888U patent/JPH0643983Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0279544U (ja) | 1990-06-19 |
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