JPH0218913Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0218913Y2
JPH0218913Y2 JP18176783U JP18176783U JPH0218913Y2 JP H0218913 Y2 JPH0218913 Y2 JP H0218913Y2 JP 18176783 U JP18176783 U JP 18176783U JP 18176783 U JP18176783 U JP 18176783U JP H0218913 Y2 JPH0218913 Y2 JP H0218913Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
contact spring
armature
fixed
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18176783U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6088450U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18176783U priority Critical patent/JPS6088450U/ja
Publication of JPS6088450U publication Critical patent/JPS6088450U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0218913Y2 publication Critical patent/JPH0218913Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Contacts (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は接点バウンス時間を低減させた電磁継
電器に関する。
(b) 技術の背景 電磁石の磁気吸引力により接極子を動作させる
ことにより可動接点ばねに固着された可動接点を
動作させる電磁継電器において、その構成上から
皆無にすることができない接点バウンス時間を低
減させることは、継電器の信頼性を高め高速化を
果す重要課題の一つである。
(c) 従来技術と問題点 第1図は電磁継電器の従来構成例を示す側断面
図、第2図は前記継電器の可動接点ばねと接極子
を示す平面図イとその側面図ロである。
第1図において、継電器1は固定接点端子3,
4を圧入等により固着した絶縁基体2の上面に、
コイル9が巻回された鉄心8及び可動接点ばね6
を固着した継鉄5を搭載し、カバー14が冠装さ
れている。ただし、可動接点ばね6には鉄心8の
磁極面に対向する接極子7と1対の可動接点1
2,13とを固着し、端子3,4には可動接点1
2,13にそれぞれ対向する固定接点10,11
が固着されている。
なお、第1図において符号15は継鉄5に可動
接点ばね6を固着させたリベツトの頭部、符号1
6は可動接点ばね6に接極子7の上面を固着させ
たリベツトの頭部である。
第2図において、接極子7の上部平面(上面)
7aの右側縁(突出部突出縁)7bは、可動接点
ばね6の突出部6aが突出する方向に対して直角
な直線で形成されている。
このように構成された継電器1は、コイル9に
所定の電流を流したりそれを断つことにより、可
動接点ばね突出部6aは接極子7のヒンジ部を軸
として回動し、接点10と12又は接点11と1
3それぞれの当接が切替えられるようになる。
従つて、可動接点ばね突出部6aの直線ばね定
数kは、突出部6aの突出長さをlとし、曲げこ
わさをEJとしたとき、 k=3EJ/l3 で表わされる。そこで、突出長さlを変える等に
より、ばね定数kを変えて接点バウンスを改善さ
せることは自ずから限界があり、かつ磁気吸引力
や可動接点のストローク(回動角度)等の構成要
因に影響するため、他の改善手段が強く望まれて
いた。
(d) 考案の目的 本考案の目的は、上記問題点に対処した電磁継
電器を提供することである。
(e) 考案の構成 上記目的は、コイルへの電流印加で鉄心に吸引
される接極子の上面に固着され、可動接点を有す
る自由端がその可動接点を挟むように位置する固
定接点に対して接触及び離脱する可動接点ばねを
有する電磁継電器であり、前記可動接点ばねの幅
方向での直線ばね定数が徐々に変化する如く、前
記接極子の可動接点ばねの自由端側の縁部がその
幅方向に傾斜するように形成されていることを特
徴とする電磁継電器により達成される。
(f) 考案の実施例 以下に図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第3図は本考案の一実施例になる電磁継電器の
可動接点ばねと接極子を示す平面図イとその側面
図ロ、第4図は本考案の他の一実施例になる電磁
継電器の可動接点ばねと接触子を示す平面図イと
その側面図ロ、第5図は本考案のさらに他の一実
施例になる電磁継電器の可動接点ばねと接極子を
示す平面図イとその側面図ロである。
前出図と同等部品には同一符号を用いた第3図
において、可動接点ばね6を上部平面(上面)7
5aに固着した接極子75は、上面75aの一部
を削除して接点ばね6の突出部6bの突出方向に
傾斜する傾斜縁(突出部突出縁)75bが形成さ
れている。従つて突出部6bは、その幅方向に突
出長さが連続的に変化し、前出の継電器1と同等
の継電器に組込んで動作させたときにはねじれを
伴う振動になる。その結果、前記ねじれ振動が直
線振動を減衰させるようになり、接点バウンス時
間が低減されることになる。
前出図と同等部品には同一符号を用いた第4図
において、可動接点ばね6を上部平面(上面)8
0aに固着した接極子80は、その一部を削除し
て接点ばね突出部6cの突出方向に傾斜する傾斜
縁(突出部突出縁)80bが形成されている。従
つてその突出部6cは、それらを前出の継電器1
と同等の継電器に組込んで動作させたとき、前出
の突出部6bと同様な振動となり接点バウンス時
間が低減されるようになる。
前出図と同等部品には同一符号を用いた第5図
において、61は前出の可動接点ばね6に相当す
る双方形可動接点ばね、62,63は前出の可動
接点13に相当する可動接点、64,65は前出
の可動接点12に相当する可動接点であり、可動
接点ばね61の中間部が接極子75の上面75a
に固着されている。従つて、可動接点ばね61の
突出部61aと61bはばね定数が異なることに
なり、可動接点62と63(又は64と65)が
1個の固定接点に対向するように継電器が構成さ
れているとき、可動接点ばね61の振動により可
動接点62,63の双方が対向固定接点から開離
する機会は、前出の可動接点ばね6を用いたもの
よりも著しく低減され、即ち接点バウンス時間が
低減されることになる。
なお、本考案は上記実施例に限定されず、例え
ば実施例で説明した如き傾斜縁を有する絶縁体を
介して可動接点ばねを固着したり、傾斜縁が可動
接点ばねの幅方向中間部から傾斜形成されるよう
にして、接点バウンス時間の低減が実現されるこ
とを付記する。
(g) 考案の効果 以上説明した如く本考案によれば、接極子の一
部を削除するが如き簡易な手段によりバウンス時
間が従来の約50%に低減し、かつそのことによつ
て継電器の諸要因が殆んど影響されないで実現可
能である効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は電磁継電器の従来構成例を示す側断面
図、第2図は前記継電器の可動接点ばねと接極子
を示す平面図イとその側面図ロ、第3図は本考案
の一実施例になる継電器の可動接点ばねと接極子
を示す平面図イと側面図ロ、第4図は本考案の他
の一実施例になる継電器の可動接点ばねと接極子
を示す平面図イと側面図ロ、第5図は本考案のさ
らに他の一実施例になる継電器の可動接点ばねと
接極子を示す平面図イと側面図ロである。 図中において、1は電磁継電器、6,61は可
動接点ばね、6a,6b,6c,61aは突出
部、7,75,80は接極子、7a,75a,8
0aは可動接点ばね固着平面(接極子の上面)、
7b,75b,80bは突出部突出縁、12,1
3,62,63,64,65は可動接点を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルへの電流印加で鉄心に吸引される接極子
    の上面に固着され、可動接点を有する自由端がそ
    の可動接点を挟むように位置する固定接点に対し
    て接触及び離脱する可動接点ばねを有する電磁継
    電器であり、前記可動接点ばねの幅方向での直線
    ばね定数が徐々に変化する如く、前記接極子の可
    動接点ばねの自由端側の縁部がその幅方向に傾斜
    するように形成されていることを特徴とする電磁
    継電器。
JP18176783U 1983-11-25 1983-11-25 電磁継電器 Granted JPS6088450U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18176783U JPS6088450U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 電磁継電器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18176783U JPS6088450U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 電磁継電器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6088450U JPS6088450U (ja) 1985-06-18
JPH0218913Y2 true JPH0218913Y2 (ja) 1990-05-25

Family

ID=30393808

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18176783U Granted JPS6088450U (ja) 1983-11-25 1983-11-25 電磁継電器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6088450U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6088450U (ja) 1985-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0218913Y2 (ja)
JP3058668U (ja) 電磁リレー
JPS6343794Y2 (ja)
JPH0246010Y2 (ja)
JPH0113310Y2 (ja)
JP2551735B2 (ja) 有極電磁継電器及びその特性の調整方法
JPH0228583Y2 (ja)
JPH041695Y2 (ja)
JP3003916U (ja) 回転支点型有極リレー
JP2630098B2 (ja) シーソーバランス型有極継電器
JPH07111860B2 (ja) 電磁継電器
JPH0631633Y2 (ja) 電磁接触器
JPH0440251Y2 (ja)
JP3005221U (ja) 回転支点型有極リレー
JP2805904B2 (ja) Mbb形リレー
JPS641888B2 (ja)
JPH0917309A (ja) 電磁リレー
JPS59119806A (ja) 電磁石の構造
JPS60192343U (ja) 電磁継電器
JPH0343764B2 (ja)
JPH09259726A (ja) 電磁リレー
JPH0652773A (ja) 電磁リレーの接極子とその製造方法
JPH07235249A (ja) 有極リレー
JPH08124469A (ja) 電磁リレー
JPS58146339U (ja) 電磁スイツチ装置