JP3058668U - 電磁リレー - Google Patents

電磁リレー

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JP3058668U
JP3058668U JP1998008362U JP836298U JP3058668U JP 3058668 U JP3058668 U JP 3058668U JP 1998008362 U JP1998008362 U JP 1998008362U JP 836298 U JP836298 U JP 836298U JP 3058668 U JP3058668 U JP 3058668U
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resin
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Inventor
義則 山本
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宮本警報器株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルへの通電を遮断して、鉄心を消磁する
時の作動音の低減と残響音の音質改善が図れる電磁リレ
ーを得ることを課題とする。 【解決手段】 鉄心にコイル枠を介してコイルを巻いた
電磁石の磁力によって接離動作を行う接極子と、該接極
子によって開閉される接点部を有する電磁リレーにおい
て、前記接極子と対向する樹脂製コイル枠に一体成形さ
れた樹脂製ストッパーと前記接極子上に載置された樹脂
製突設体とを接触させオフセットされるように構成する
と共に、前記接極子上に設けた樹脂製突設体に突起体が
一体成形して設けられた電磁リレーである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電磁リレーにおいて、コイルへの通電を遮断して鉄心を消磁する時 (以下、「オフ時」という。)の作動音の静音化と残響音の低減化に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電磁リレーとしては、例えば図6および図7に示すように、鉄心(1) に樹脂製コイル枠(2)を介してコイル(3)を巻いた電磁石の励磁の有無によ って接離動作を行う接極子(4)と、前記接極子(4)によって開閉される可動 側接点部(5)と、前記接点部(5)と接触する固定側接点部(6)を有するも のがある。 そして、このような電磁リレーにおいて、オフ時に接極子(4)と固定側接点 取付部(7)とを衝突させオフセットしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の電磁リレーにあっては、接極子(4)と固定 側接点取付部(7)は共に金属で成形され、オフ時に前記接極子(4)と固定側 接点取付部(7)とが衝突してオフセットされているため、衝突時の騒音が大き く、しかも残響音が長く、歯切れの悪い作動音を発生するという問題点があった 。 そこで本考案は、オフ時の作動音の低減と残響音の音質改善を図る電磁リレー を得ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上のような目的を達成するために、次のような電磁リレーを提供 するものである。 すなわち、鉄心に樹脂製コイル枠を介してコイルを巻いた電磁石の磁力によっ て接離動作を行う接極子と、該接極子によって開閉される接点部を有する電磁リ レーにおいて、前記接極子と対向する樹脂製コイル枠に一体成形された樹脂製ス トッパーと前記接極子上に設けた樹脂製突設体とを接触させオフセットされるこ とを特徴とする電磁リレーである。 また、接極子上に設けた樹脂製突設体に樹脂製突起体が設けられていることを 特徴とする電磁リレーである。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案における電磁リレーの一実施例を示す正面図であり、図2は、 本考案における第1実施例の電磁リレーのコイル枠と接極子を説明する拡大図で あり、図3は、同じく本考案における第2実施例の電磁リレーのコイル枠と接極 子を説明する拡大図である。 また、図4は、接極子ブロックと可動側接点部の上部斜視図、図5は、同じく 下部斜視図である。 図において、(1)は鉄心、(2)は樹脂製コイル枠、(3)はコイルであり 、前記鉄心(1)に、逆L字状のストッパー(8)を一体成形した樹脂製コイル 枠(2)を介してコイル(3)が巻回され電磁石が構成されている。 (4)は接極子、(5)は可動側接点部、(6)は固定側接点取付部材(7)に 取付けられた固定側接点部であり、コイル(3)への電流の印加により鉄心(1 )が励磁され接極子(4)によって揺動し、前記可動側接点部(5)が吸引され 固定側接点部(6)と接触して電気回路が形成される。(9)は板バネであり、 該板バネ(9)の先端部に前記可動側接点部(5)が設けられており、(10) は接極子ブロックである。
【0006】 前記接極子ブロック(10)は樹脂で成形され、該接極子ブロック(10)の 上部には可動側接点部(5)を備えた板バネ(9)が、同じく下部には板状の接 極子(4)が埋設されると共に、板バネ(9)および接極子(4)の一端がそれ ぞれ接極子ブロック(10)の端面より突出されて形成されている。 なお、接極子ブロック(10)は接点回路と他の電気部品とを絶縁するための ブロックであり、樹脂等の電気絶縁部材により成形されている。
【0007】 (11)は樹脂製接極子ブロック(10)の端面に突出して、該樹脂製接極子ブ ロック(10)と一体成形に形成された樹脂製突設体であり、前記接極子(4) と同形であり、かつ接極子(4)上にその端面を揃えて重合載置されている。 なお、前記樹脂製突設体(11)の形状は図示された接極子(4)と同形の形 状に限定されるものではなく、接極子(4)の厚み、形状等により適宜変更可能 なものである。 また、接極子ブロック(10)の底部の略中央部には切欠部(10a)が設け られているが、該切欠部(10a)は接極子(4)の磁化力の減少を防ぐために 設けられたもので、切欠の形状は図示のものに限定されるものではない。 そして、樹脂製突設体(11)は、接極子(4)とストッパー(8)の衝突音 を低減させて消音に寄与する部材である。
【0008】 以上のような構成を備えた電磁リレーにおいて、コイル(3)への通電が遮断 された状態、すなわち平常時は、樹脂製接極子ブロック(10)に一体に形成さ れた樹脂製突設体(11)の先端部に、樹脂製コイル枠(2)に一体形成された 逆L字状の樹脂製ストッパー(8)の先端が接触されることでオフセットされて いる(図1および図2参照)。 次いで、コイル(3)に電流を印加すると鉄心(1)が励磁されて、樹脂製接 極子ブロック(10)に埋設されている接極子(4)が前記鉄心(1)に吸引さ れることにより、同じく前記樹脂製接極子ブロック(10)に一体に埋設されて いる板バネ(9)の先端部に設けられた可動接点部(5)が固定側接点部(6) と接触する。 これにより、可動接点部(5)と固定接点部(6)を結ぶ回路が閉成される。
【0009】 以上のような電磁リレーの開閉動作時のオフ動作において、樹脂製接極子ブロ ック(10)に埋設された接極子(4)上の樹脂製突設体(11)と樹脂性コイ ル枠(2)と一体形成されたストッパー(8)が衝突しても、樹脂製部材同士の 面接触により作動音が低減される共に残響音の歯切れの悪い音質が解消される。
【0010】 樹脂製接極子ブロック(10)と一体成形された樹脂製突設体(11)の第2 実施例を説明する。 樹脂製接極子ブロック(10)の一端部に突出して形成された平板状の樹脂製 突設体(11)の上面に針状あるいは半円球状の突起体(12)を一体成形して 設けることにより、該突起体(12)がオフ動作において、樹脂製コイル枠(2 )と一体形成された樹脂製ストッパー(8)と衝突しても、突起体(12)とス トッパー(8)の接触は点接触になり、前述の第1実施例に示した平板状の樹脂 製突設体(11)と樹脂製ストッパー(8)の面接触に比較して接触面積が小さ くなり、更に作動音が低減され、また、残響音の歯切れの悪い音質もより一層解 消される等の利点がある。 なお、図4に示されている樹脂製突起体(12)は1個の例であるが、これに 限定されるものではなく、電磁リレーの型式、或いは使用頻度等を考慮して、そ の数、配列等は適宜選択可能である。
【0011】 以上のように、本考案は、接極子と対向する樹脂製コイル枠に一体成形された 樹脂製ストッパーと前記接極子上に載置された樹脂製突設体とを接触させオフセ ットするように構成したものである。 また、接極子上に設けた樹脂製突設体に突起を一体成形で設けるようにしたも のである。 したがって、電磁リレーにおいて、コイルへの通電を遮断して鉄心を消磁する 時の作動音の静音化と残響音の低減化が図れる電磁リレーが得られる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の鉄心にコイル枠を介してコイルを巻いた電磁石の磁力によって接離動 作を行う接極子と、該接極子によって開閉される接点部を有する電磁リレーにお いて、請求項1のものによれば、樹脂製接極子ブロックに埋設された接極子上の 樹脂製突出体と樹脂製コイル枠と一体形成された樹脂製ストッパーが衝突しても 、樹脂製部材同士の面接触により衝撃が緩衝されるので、作動音が低減されると 共に残響音の歯切れの悪い音質が解消される。 また、請求項2のものによれば、平板状の樹脂製突設体の上面に突起体を一体 成形して設けることにより、樹脂製コイル枠と一体形成された樹脂製ストッパー と衝突しても、樹脂製突起体と樹脂製ストッパーの接触は点接触になり、接触面 積が小さいので、より一層の作動音が低減されると共に残響音の歯切れの悪い音 質が更に解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案における電磁リレーの正面図
【図2】本考案における第1実施例の電磁リレーのコイ
ル枠と接極子を説明する拡大図
【図3】本考案における第2実施例の電磁リレーのコイ
ル枠と接極子を説明する拡大図
【図4】本考案における電磁リレーの接極子ブロックと
可動接点部の上部斜視図
【図5】本考案における電磁リレーの接極子ブロックと
可動接点部の下部斜視図
【図6】従来の電磁リレーの正面図
【図7】従来の電磁リレーのコイル枠と接極子を説明す
る拡大図
【符号の説明】
1 鉄心 2 樹脂製コイル枠 3 コイル 4 接極子 5 可動側接点部 6 固定側接点部 7 固定側接点取付部材 8 ストッパー 9 板バネ 10 接極子ブロック 10a 切欠部 11 突設体 12 突起体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心に樹脂製コイル枠を介してコイルを
    巻いた電磁石の磁力によって接離動作を行う接極子と、
    該接極子によって開閉される接点部を有する電磁リレー
    において、前記接極子と対向する樹脂製コイル枠に一体
    成形された樹脂製ストッパーと前記接極子上に載置され
    た樹脂製突設体とを接触させオフセットされることを特
    徴とする電磁リレー。
  2. 【請求項2】 前記接極子上に設けた樹脂製突設体に樹
    脂製突起体が設けられていることを特徴とする請求項1
    に記載の電磁リレー。
JP1998008362U 1998-10-23 1998-10-23 電磁リレー Expired - Lifetime JP3058668U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020123587A (ja) * 2019-07-23 2020-08-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 電磁継電器
USRE48964E1 (en) 2015-04-07 2022-03-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electromagnetic relay

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USRE48964E1 (en) 2015-04-07 2022-03-08 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electromagnetic relay
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