JPH059800Y2 - - Google Patents

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JPH059800Y2
JPH059800Y2 JP7643887U JP7643887U JPH059800Y2 JP H059800 Y2 JPH059800 Y2 JP H059800Y2 JP 7643887 U JP7643887 U JP 7643887U JP 7643887 U JP7643887 U JP 7643887U JP H059800 Y2 JPH059800 Y2 JP H059800Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鉄心に巻装される励磁巻線への通電
の有無により、弾性体で支持された接極子が前記
鉄心に吸引または引離される運動をし、この接極
子の運動に連動する可動接点が固定接点と接触ま
たは開離する電磁継電器に関する。
〔従来の技術〕
従来の電磁継電器について、第6図を参照して
説明する。第6図は従来の一例を示す斜視図であ
る。
同図において、カバーが外された電磁継電器は
鉄心1、励磁巻線2、接極子3、基板7、ヨーク
8、可動接点ばね91、および固定接点ばね9
2,93を有している。鉄心1は励磁巻線2が巻
装されて基板7に固着されている。励磁巻線2を
中央にして一方の側面には鉄心1が励磁されたと
き吸着される接極子3と共に磁路を形成し且つ接
極子3の一端辺に接してこの接極子3の支点を形
成するヨーク8が、また他方の側面には対向する
固定接点を持つ固定接点ばね92,93が形成す
る接点部90がそれぞれ基板7上にほぼ垂直に配
設されている。鉄心1の開放面上には一端辺をヨ
ーク8に接した接極子3の他端近辺の面がある。
可動接点ばね91は一方の端面をヨーク8に、ま
た他方の端面を接極子3にそれぞれ固着して、接
極子3に弾性を付与すると共に他方の先端部には
固定接点の間に位置して往復運動をする可動接点
を有している。鉄心1の励磁により接極子3がこ
の鉄心1に吸引されるとき、可動接点は基板側の
固定接点に衝突し、励磁が断たれたときは反対側
の固定接点に衝突して押接される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述したように従来の電磁継電器は、鉄心が励
磁されたときの吸引力および鉄心の励磁が切断さ
れたときの可動接点ばねの弾性復元力のそれぞれ
により可動接点が激しく固定接点に衝突すると共
に接極子も鉄心に激しく衝突するように構成され
ているので、接点の切替動作時に衝突音が大き
く、静寂を必要とする場所への設置および使用が
制限されるという問題点があつた。
本考案の目的は、上記問題点を解決した電磁継
電器を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、鉄心に巻装される励磁巻線に通電さ
れたとき弾性体で支持された接極子が前記鉄心に
吸引され、前記通電が切断されたとき前記接極子
が前記鉄心から前記弾性体により引離されて前記
接極子に連動する可動接点が固定接点と接触,開
離する電磁継電器において、 前記接極子に固定されこの接極子の運動方向に
ほぼ垂直な平面を形成する可動平板と、この可動
平板に対向する固定平板部とを備えたことを特徴
とする。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。
第1図および第2図はそれぞれ本考案の第1実
施例を示す側断面図および斜視図で、第1図では
カバーの手前の側面を切断している。
第1図および第2図において同実施例は、鉄心
1、励磁巻線2、接極子3、接点部4、カバー
5、可動平板6、基板7、ヨーク8および可動接
点ばね9を有している。鉄心1には励磁巻線2が
巻装され、一端が基板7の中央部にほぼ垂直に固
定され、他端が鉄心1の中心軸にほぼ垂直な平面
をなす。励磁巻線2は通電により鉄心1を磁化す
る。接極子3は一端辺を運動の支点としてヨーク
8の一端辺に接し、他端部中央面が鉄心1の開放
端面にほぼ平行をなすと共に鉄心1が磁化された
とき鉄心1の端面に吸引される。
接極子3とヨーク8との接辺は鉄心1の中心軸
(磁化されたときのNS方向軸)にほぼ垂直方向を
有する直線である。従つて、接極子3は鉄心1の
中心軸方向に移動運動する。接点部4は接極子3
の移動方向に、固定接点および可動接点を配列
し、可動接点が接極子3の運動に連動して移動す
る。カバー5は基板7上に配設された構成部品を
覆い、天井の内面は可動平板6に対向する固定平
板部の役割を有し接極子3の面にほぼ平行で、可
動平板6がほぼ接触する。可動平板6は接続部に
より接極子3に固定され、鉄心1の中心軸にほぼ
垂直すなわち接極子3にほぼ平行な平板で、接極
子3と共に鉄心端面に垂直方向に移動運動をす
る。基板7は可動部分以外を固定する。ヨーク8
はL字形をなし、一端を鉄心1に、また他端を接
極子3にそれぞれ磁気結合して鉄心1が磁化され
たとき磁路を形成する。可動接点ばね9はL字形
をなし、接極子3とヨーク8との平板を相互に垂
直になるように弾性をもつて固着し、接極子3が
鉄心1の開放端面から開離して位置するよう支持
している。励磁巻線2の通電により磁化した鉄心
1が接極子3を吸着しているときこの通電を切断
すれば、可動接点ばね9の弾性により接極子3が
鉄心1の端面から引離される。
次に第3図A,Bを参照して本考案の原理につ
いて説明する。同図において、第1図と同一の構
成要素には同一の番号符号を付与して説明を省略
する。可動接点ばね9の可動先端には可動接点4
1が固着され、第3図Aに示すように鉄心1が磁
化されず接極子3が鉄心1から開離しているとき
可動接点41は固定接点42に押接して可動接点
ばね9と共に接極子3を停止させている。この状
態では接極子3にほぼ平行をなす可動平板6はカ
バー5の頭部内面にほぼ接している。
第3図Bは鉄心1が磁化されて接極子3が鉄心
1に吸着した状態を示し、従つて可動接点41は
固定接点42から離れ、可動平板6はカバー5の
上部内面と間〓を形成している。
次に鉄心1の磁化が消えたとき、接極子3は可
動接点ばね9の弾性により鉄心1から離れ、矢印
方向に移動する。従つて可動平板6はカバー5の
上部内面に接する。カバー5と可動平板との間の
空気は可動平板6の動きで間〓から外へ出ようと
するが、可動平板6の面の広さが間〓に対して大
きいときは瞬間的に空気ばねとなり緩衝作用を惹
起する。従つて可動接点ばね9および可動接点4
1の移動速度が緩和されて接点の衝突音も緩和さ
れる。
第4図は本考案の第2実施例(可動平板に対し
て両面で交互に間〓を得る例)を示す側面断面図
である。同図において第1図に示すと同一の構成
要素には同一の番号符号を付与して説明を省略す
る。同図では第3図に対して、固定接点43およ
び固定平板61が追加されている。
固定接点43には、鉄心1が磁化され接極子3
が吸着されたとき、可動接点41が移動して押打
接触する。固定平板61も、接極子3が鉄心1に
吸着されたとき、可動平板6とほぼ接する位置に
鉄心1および固定接点43と同様、基板7(第1
図)に固定されている。従つて、接極子3が鉄心
から開離するとき可動平板6と固定平板61との
間〓に空気層が形成される。この状態で接極子3
が鉄心1に吸引されるとき、空気層が緩衝材の役
割をはたし、可動接点41および接極子3がそれ
ぞれ固定接点43および鉄心1と緩衝作用をもつ
て接する。従つて、接極子3の往復運動に対して
衝突音が緩和される。
第5図は本考案の第3実施例を示し、第4図に
更に固定平板62を追加した例である。固定平板
62は、第3図におけるカバー5の頭部内面位置
にあるよう、基板7(第1図に図示)に固着され
たものである。従つて、カバー5を取外しても接
極子3の往復運動に対して緩衝作用を得ることが
できる。
上記実施例で可動平板および固定平板が図示さ
れ説明されているが、これらの位置および固定手
段は上記説明により限定されるものではない。ま
た、可動平板の平面面積が大きい程、効果が高い
ことは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の電磁継電器によれ
ば、接極子に固着して移動する移動方向にほぼ垂
直な平面をなす可動平板とこの可動平板の移動幅
とほぼ同じ最大間〓を形成して基板に固定する平
面とを有するので、可動平板が最大間〓をほぼ接
触するまで狭めるとき間〓が形成する空気層が圧
縮されて平板外周から放出するまで空気ばね作用
が働き、激突する接点および鉄心の衝突音が緩和
され、動作音の小さい静かな継電器が得られると
いう効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図は第1図の斜視図、第3図AおよびBは第1
図の動作を説明する側断面図、第4図および第5
図はそれぞれ本考案の第2および第3実施例を示
す側断面図、第6図は従来の継電器を示す斜視図
である。 1……鉄心、2……励磁巻線、3……接極子、
5……カバー、6……可動平板、7……基板、9
……可動接点ばね、41……可動接点、42,4
3……固定接点、61,62……固定平板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鉄心に巻装される励磁巻線に通電されたとき弾
    性体で支持された接極子が前記鉄心に吸引され、
    前記通電が切断されたとき前記接極子が前記鉄心
    から前記弾性体により引離されて前記接極子に連
    動する可動接点が固定接点と接触,開離する電磁
    継電器において、 前記接極子に固定されこの接極子の運動方向に
    ほぼ垂直な平面を形成する可動平板と、この可動
    平板に対向する固定平板部とを備えたことを特徴
    とする電磁継電器。
JP7643887U 1987-05-20 1987-05-20 Expired - Lifetime JPH059800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7643887U JPH059800Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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JP7643887U JPH059800Y2 (ja) 1987-05-20 1987-05-20

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Publication Number Publication Date
JPS63184537U JPS63184537U (ja) 1988-11-28
JPH059800Y2 true JPH059800Y2 (ja) 1993-03-10

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ID=30923516

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