JPH029488Y2 - - Google Patents

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JPH029488Y2
JPH029488Y2 JP18779783U JP18779783U JPH029488Y2 JP H029488 Y2 JPH029488 Y2 JP H029488Y2 JP 18779783 U JP18779783 U JP 18779783U JP 18779783 U JP18779783 U JP 18779783U JP H029488 Y2 JPH029488 Y2 JP H029488Y2
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JP
Japan
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movable block
recess
movable
electromagnetic relay
spool
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JP18779783U
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JPS6094758U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 本考案は電磁継電器、特に電磁石装置の励磁・
消磁にて可動ブロツクが往復移動し、接点機構を
開閉動作する電磁継電器における可動ブロツクの
支持構造に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点 従来、この種の電磁継電器においては、上記可
動ブロツクの腕部をスプールの鍔部に形成した凹
所に摺動自在に設置し、この凹所で可動ブロツク
の往復移動をガイドしていた。
しかしながら、このものでは、上記凹所は可動
ブロツクの移動方向及び上方に開口しており、可
動ブロツクは上方に移動することが自在であり、
このため接点の開閉特性にばらつきを生じる欠点
を有していた。しかも、振動等による上方への抜
け止めは可動ブロツクがケースの天井部へ衝突す
ることにより図られているが、衝突にて発生した
摩耗粉が接点等に累積付着し、接触不良を招来す
るという欠点をも有していた。
(ハ) 考案の目的 そこで、本考案の目的は、可動ブロツクの変
移、ケースへの衝突を防止し、特性のばらつき、
摩耗粉の付着による接触不良を解消することので
きる可動ブロツクの支持構造を提供することにあ
る。
(ニ) 考案の構成 以上の目的を達成するため、本考案に係る可動
ブロツクの支持構造は、電磁石装置のスプールの
鍔部に可動ブロツクの移動方向及び上方に開口す
る凹所を形成するとともに、該凹所の上部開口に
爪部を形成し、可動ブロツクの腕部を上記爪部で
抜け止めして凹所に移動自在に装着したことを特
徴とする。
(ホ) 実施例の説明 図面は本考案に係る可動ブロツクの支持構造の
一実施例を備えた有極タイプの電磁継電器を示
し、概略、電磁石装置1と、可動ブロツク10と
接点機構20とケース30とから構成されてい
る。
電磁石装置1は棒状の鉄心7をスプール2の中
心孔3に挿入して継鉄8の起端起立片8cに固定
したもので、継鉄8の先端起立片8aは鉄心7の
磁極面7aに対向位置している。また、スプール
2の胴部にはコイル9が巻回され、鍔部に形成し
た凹所4,4の上部開口には爪部4a,4aが突
設され、さらに突片5,5の外側にも爪部5a,
5aが突設されている。
可動ブロツク10は可動台11の枠部12に、
永久磁石18を挟着した鉄片19a,19bを固
定したもので、可動台11は腕部13,13をス
プール2の凹所4,4に位置させて矢印k,k′方
向に移動自在に設置される。この場合、腕部1
3,13は凹所4,4にてその移動をガイドさ
れ、かつ爪部4a,4aにて上方への変移、脱落
を防止され、かつ突片15,15も突片5,5に
てガイドされるとともにその爪部5a,5aにて
上方への変移、脱落が防止されている。また、鉄
片19a,19bは鉄心7の磁極面7a,7bと
対向している。
なお、可動台11の腕部13,13を凹所4,
4に位置させるには、腕部13,13を爪部4
a,4aを強制的に乗り越えさせて行う。
接点機構20は各1組づつをベース29の両側
に設置したもので、可動接点22を有する可動接
触片21と、固定接点24a,24bを有する固
定接触平23a,23bとからなり、可動接触片
21,21は前記可動台11の腕部13,13に
形成した溝部14,14に挿入されている。
以上の構成において、コイル9に対する無励磁
時にあつては、可動台11は矢印k′方向に復帰し
ており、可動接点22は固定接点24aを閉成し
ている。コイル9を励磁すると、可動台11が矢
印k方向に移動し、可動接点22が固定接点24
aに切換わり、この励磁を解除することにより元
の状態に復帰する。
(ヘ) 考案の効果 以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、可動ブロツクの往復移動をガイドするスプー
ルの凹所の上部開口に爪部を形成し、この爪部で
可動ブロツクの抜け止めを図るようにしたため、
可動ブロツクの上方への移動が防止され、開閉特
性が安定するとともに、可動ブロツクのケース天
井面への衝突が防止され、衝突による摩耗粉で接
点に接触不良が生じるといつた不具合も生じな
い。しかも、磁気回路中に挿入した永久磁石に摩
耗粉が付着して動作特性が変化するといつた不具
合も生じない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る可動ブロツクの支持構造の
一実施例を備えた電磁継電器を示し、第1図は分
解斜視図、第2図はケースを切欠いた平面図であ
る。 1……電磁継電器、2……スプール、4……凹
所、4a……爪部、7……鉄心、9……コイル、
10……可動ブロツク、11……可動台、13…
…腕部、19a,19b……鉄片、20……接点
機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石装置の励磁・消磁にて可動ブロツクが往
    復移動し、接点機構を開閉動作する電磁継電器に
    おいて、電磁石装置のスプールの鍔部に上記可動
    ブロツクの移動方向及び上方に開口する凹所を形
    成するとともに該凹所の上部開口に爪部を形成
    し、可動ブロツクの腕部を上記爪部で抜け止めし
    て凹所に移動自在に装着したことを特徴とする電
    磁継電器における可動ブロツクの支持構造。
JP18779783U 1983-12-05 1983-12-05 電磁継電器における可動ブロツクの支持構造 Granted JPS6094758U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18779783U JPS6094758U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 電磁継電器における可動ブロツクの支持構造

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JP18779783U JPS6094758U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 電磁継電器における可動ブロツクの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094758U JPS6094758U (ja) 1985-06-28
JPH029488Y2 true JPH029488Y2 (ja) 1990-03-08

Family

ID=30405292

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JP18779783U Granted JPS6094758U (ja) 1983-12-05 1983-12-05 電磁継電器における可動ブロツクの支持構造

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JPS6094758U (ja) 1985-06-28

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