JPS605541Y2 - 消音形ラツチングソレノイド - Google Patents

消音形ラツチングソレノイド

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JPS605541Y2
JPS605541Y2 JP7163180U JP7163180U JPS605541Y2 JP S605541 Y2 JPS605541 Y2 JP S605541Y2 JP 7163180 U JP7163180 U JP 7163180U JP 7163180 U JP7163180 U JP 7163180U JP S605541 Y2 JPS605541 Y2 JP S605541Y2
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JP
Japan
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yoke
movable
iron core
core
permanent magnet
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JP7163180U
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JPS56172911U (ja
Inventor
英輔 宮坂
昭洋 進藤
金光 木城
Original Assignee
東北沖電気株式会社
沖通信機販売株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、動作時の騒音を解消した消音形ラッチングソ
レノイドに関するものである。
従来から、ソレノイドの動作時に発生する衝突音を消除
するため種々の装置が使用されてきた。
第1図はその一実施例を示す側面図で、1は可動鉄心、
2はこれに対向した固定鉄心、3は電磁コイル、4は軟
質磁性体からなる継鉄、5は磁気プレート、6は可撓性
部材からなる消音板である。
同図において、ゴム板などの消音板が固定鉄心2に固着
されているので、本ソレノイドがWコイル3の付勢によ
って動作すると、可動鉄心1は固定鉄心に向って吸引さ
れるが、緩衝及び製造上の事情からゴム板等の厚みは自
ら制限を受けるため、この厚み(約1mm)だけ可動鉄
心1と固定鉄心2間に間隙が生ずることになるので、ソ
レノイドとしての吸引力もしくは吸着力が低下する欠点
があった。
第2図は従来の他の実施例で、第1図と同一部分には同
一記号が付されている。
この場合は、可動鉄心2の被吸引端に所定の可撓性部材
を圧入した例で、この場合も前実施例と同様に製造上の
事情から両鉄心間の間隙長はおのずから制限を受ける。
また、第3図はさらに他の実施例を示す側面図で、第1
図と同一部分には同一記号が付されており、7はEリン
グである。
この場合も可動、固定鉄心2の衝突を防止するため動作
時であっても約1rrrInの間隙を残置する必要があ
り、消音の目的は遠戚されても吸着力もしくは吸引力が
弱いものになってしまう欠点があった。
本考案は上記の欠点を省除するため、特に固定鉄心は設
けずに緩衝材としてのゴム板などを設け、その周縁を継
鉄の底部に固着させたソレノイド特に消音形のラッチン
グソレノイドに関するものである。
以下本考案を図面について詳細に説明する。
第4図は本考案に係る消音形ラッチングソレノイドの一
実施例を示した側面図であって、8は電磁コイル3の上
部に係着された永久磁石で、可動鉄心1に対向する面が
すべて同−極例えばW極になるように分極磁化されてお
り、したがって継鉄4に対向する面は反対極性のS極と
なる。
9はこの永久磁石8の内側に接して設けられた軟質磁性
体からなる補助板で磁束を漏洩させず、可動鉄心へ集中
できるようにしたもので、10はゴム板等の可撓性部材
からなる緩衝板、11はこのゴム仮押え、12はこれを
継鉄に固定するためのネジである。
次に以上の構成からなる本実施例の動作について説明す
る。
まず、電磁コイル4を付勢すると継鉄1−永久磁石S→
補助板9→可動鉄心1→継鉄4の方向に磁束が発生し、
可動鉄心1はゴム板10に向って急速に吸引されこれに
当接するが、コム板であるため可動鉄心1はリバウンド
することなく停止し、この状態を保持する。
しかし、電磁コイル4を消勢しても、永久磁石8の磁束
によって可動鉄心は前の動作状態を保持し続ける。
可動鉄心1を不動作状態に戻すためには、電磁コイル4
に前と反対方向の電流を流し永久磁石8による磁束を打
消すことによって目的を遠戚することができる。
なお、本考案は上述のように従来装置のもつ可動鉄心と
固定鉄心間の動作時に生ずる構造上不可避の間隙は生ぜ
ず、単に可動鉄心の周縁と継鉄間の極めて短い間隙があ
るのみであるから、磁気抵抗を従来装置に比してはるか
に小さくすることができる効果がある。
また、第5図は本考案の他の実施例で、第4図実施例の
ラッチング・ソレノイドを逆さにしてゴム板に対向せし
めた場合であり、その動作等については第4図の場合と
同様に説明がなされかつ同一の効果を奏することは勿論
である。
以上はラッチングソレノイドの場合について説明したが
、一般的なソレノイドの消音防止構造としても同様の構
成が採用できることはいうまでもない。
以上説明したように、本考案によれば、固定鉄心を設け
ることなく、継鉄底部に透孔を設けることによって動作
時には可動鉄心が継鉄底部面まで吸引されゴム板に当接
して緩衝されるので従来装置のような衝突音を消除し、
しかも、磁気抵抗が極めて小さくできるので、高能率の
消音形ラッチング・ソレノイドを提供できる大きな効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図はそれぞれ従来装置の側面図、
第4図、第5図は本考案の実施例の側面図である。 1・・・・・・可動鉄心、2・・・・・・固定鉄心、3
・・・・・・電磁コイル、4・・・・・・継鉄、5・・
・・・・磁束プレート、6・・・・・・可撓性部材、7
・・・・・・E IJソング8・・・・・・永久磁石、
9・・・・・・補助板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可動鉄心と、これを包囲する電磁コイルと、これらを内
    包しかつその底部透孔を前記可動鉄心が摺動自在なU字
    形断面の軟質磁性体からなる継鉄と、該継鉄の開放端に
    架橋されかつ可動鉄心に対向する面が同一磁極となるよ
    うに分極磁化された永久磁石と、この内側に設けられた
    軟質磁性体の補助板と、可動鉄心の被吸引端に対向して
    可撓性部材からなる緩衝板を設けたことを特徴とする消
    音形ラッチングソレノイド。
JP7163180U 1980-05-23 1980-05-23 消音形ラツチングソレノイド Expired JPS605541Y2 (ja)

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JPS56172911U JPS56172911U (ja) 1981-12-21
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JPS5949069U (ja) * 1982-09-24 1984-03-31 ケージーエス株式会社 電磁弁装置

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JPS56172911U (ja) 1981-12-21

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