JPS5919387Y2 - 保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド - Google Patents

保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド

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Publication number
JPS5919387Y2
JPS5919387Y2 JP17765378U JP17765378U JPS5919387Y2 JP S5919387 Y2 JPS5919387 Y2 JP S5919387Y2 JP 17765378 U JP17765378 U JP 17765378U JP 17765378 U JP17765378 U JP 17765378U JP S5919387 Y2 JPS5919387 Y2 JP S5919387Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
fixed iron
permanent magnet
yoke
force
Prior art date
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Expired
Application number
JP17765378U
Other languages
English (en)
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JPS5594014U (ja
Inventor
武代 水野
国夫 宮森
Original Assignee
新電元工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新電元工業株式会社 filed Critical 新電元工業株式会社
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Publication of JPS5594014U publication Critical patent/JPS5594014U/ja
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Publication of JPS5919387Y2 publication Critical patent/JPS5919387Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は保持型2ポジシヨン電磁ソレノイドに関するも
のであり、特に、保持力の大きい製作容易な直進型のソ
レノイドを提供する。
従来、直進型ソレノイドにおいて、駆動軸をストローク
の両端部のいずれか一方に保持力大に位置せしめ、且つ
、電気信号により他方の端部に移動せしめて保持せしむ
るために、電磁ソレノイドを通電状態として電磁力によ
り保持するか、機械的係止手段による場合が用いられて
いた。
しかしながら、前者は励磁電力が損失となり、また用途
によっては安全性に欠くきらいがあり、後者は引はずし
機構が複雑になるなど欠点を有する。
本考案は上記の欠点を解消し、ストローク端部における
保持時に電力損失がなく、構造簡単な保持型2ポジシヨ
ン電磁ソレノイドを提供する。
次に本考案を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例をしめず断面構造図であり、1
は厚さ方向に着磁性N、 Sを有し、且つ後述する固
定鉄心の取付部に取着される永久磁石、2はコイル、3
,3′は吸着板、5は渦巻バネ、6は固定鉄心及び永久
磁石1を内装する筒状継鉄、7は固定鉄心で中心部に貫
通孔7′を有し、又該貫通孔7′の一端には同心状に永
久磁石1の取付部7″が設けられている。
4は駆動軸で固定鉄心7、永久磁石1及び筒状継鉄6を
貫通する如く前記貫通孔7′に挿入され、又、その両端
には夫々前記吸着板3,3′を前記固定鉄心及び筒状継
鉄の開口部と対向する如く固定されている。
そしてこの吸着板3,3′は該吸着板間に存在する駆動
軸4の部分が固定鉄心7の内部をストローク長だけ左右
に滑動できる。
固定鉄心7の内面には必要に応じて軸受を設けたり、滑
動に適した表面加工をなす。
永久磁石1は固定鉄心7の取付部7′左側及び継鉄6間
に固定されている。
コイル2及び渦巻バネ5は固定鉄心7の右側部を貫通し
て継鉄6の内部に装着する。
すなわち、永久磁石1、継鉄6及びコイル2を一体構造
とし、また、吸着板3,3′及び駆動軸4も一体構造と
し、渦巻バネ5を内蔵させている。
(なお、渦巻バネ5′は左方向に圧縮力(バネ力)が働
く如く内蔵されている。
)第1図は吸着板3′が継鉄6及び固定鉄心7の右端に
永久磁石、1の磁力により吸着され、かつ、1−6−3
’−7−1の磁気的閉回路を形成して、強固に保持され
ている状態をしめしている。
この時バネ5は圧縮状態にある。
また、吸着板3と継鉄6及び固定鉄心7の左端はストロ
ーク長に相当する距離だけおいている。
今、前記1−63′−7−1の磁気的閉回路(第1図矢
印)における永久磁石1による磁気力を打消す方向にコ
イル2を通電して励磁する。
これにより、継鉄6及び固定鉄心7の右端と吸着板3′
の磁気による吸着力が解除され、それまで圧縮状態にあ
った渦巻バネ5の回復力により、吸着板3′を押圧して
駆動軸4を移動し吸着板3が継鉄6及び固定鉄心7の左
端に接触する。
従って、駆動軸4の右側への移動時はコイル2の電磁力
で永久磁石の磁力を打消し、バネ力が駆動軸4を右側へ
移動させる作用をするため該コイル2の電磁力は永久磁
石1の磁力による吸着板3′の保持力からバネ力をさ、
しひいた値を上廻ればよい。
接触層は永久磁石1による磁力で1−73−6−1の磁
気的閉回路(第1図点線矢印)を形威し、強固な保持状
態をしめす。
次いで、コイル2を前記と逆方向に通電すると右側の吸
着板3′を継鉄6及び固定鉄心7の磁化により、それら
の右端に吸引する。
この場合、継鉄6及び固定鉄心7の左端における永久磁
石1の磁力による吸着板3の保持力及びバネ5のバネ力
を上廻る電磁力により、吸着板3′を吸着するようにす
る。
このように吸着板3′が吸着されると、はじめの状態に
戻り、コイル2の通電が断になっても保持状態が継続す
る。
従って、本考案による保持型2ポジシヨン電磁ソレノイ
ドによればコイル2に通電するパルス電流の向きを任意
に選択することにより、容易にストロークの両端部のい
ずれかの位置に駆動軸4の部分を保持せしむることがで
きる。
前述の説明かられかるように、本考案のソレノイドは渦
巻バネ5の力く永久磁石による保持力の関係をもち、更
に駆動軸4の左動時はコイルの電磁力〉渦巻バネの力+
永久磁石の保持力、又右動時はコイルの電磁力〉永久磁
石の保持力の関係をもっている。
以上のように本考案の保持型2ポジシヨン電磁ソレノイ
ドはコイル電流オフ時に任意の選択設定したいづれか一
方の吸着板が継鉄及び固定鉄心の端部における接触位置
で吸着板の一方、固定鉄心、永久磁石及び継鉄からなる
磁気的閉回路を形成するから、駆動軸又は吸着板に装着
した負荷を保持力強固に位置せしめることができ、又、
コイル電流の通電、反励磁されるとプ保持位置を移動で
きる。
さらに構造簡単で製作容易であり、実用に供して効果大
なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面構造図であり、1
は永久磁石、2はコイル、3及び3′は吸着板、4は駆
動軸、5は渦巻バネ、6は筒状継鉄、7は固定鉄心、7
′は貫通孔、7″は取付部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 中心部に貫通孔を有すると共に該貫通孔の一端に該貫通
    孔と同心状に取付部が設けられた固定鉄心と、厚さ方向
    に着磁性を有し、且つ前記取付部に取着された永久磁石
    と、前記固定鉄心及び永久磁石を内装する筒状継鉄と、
    前記固定鉄心、永久磁石及び筒状継鉄を貫通する如く前
    記貫通孔に挿入されると共に両端に夫々吸着板を前記固
    定鉄心及び筒状継鉄の開口部と対向する如く固定した駆
    動軸と、前記固定鉄心の一端と継鉄及び一方の吸着板に
    よる空間内に設けたコイル及び渦巻バネを備え、前記コ
    イル電流のオフ時前記吸着板の一方、固定鉄心、永久磁
    石及び継鉄からなる磁気的閉回路を形成させるようにし
    たことを特徴とする保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド
JP17765378U 1978-12-25 1978-12-25 保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド Expired JPS5919387Y2 (ja)

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JP17765378U JPS5919387Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド

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JP17765378U JPS5919387Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド

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Publication Number Publication Date
JPS5594014U JPS5594014U (ja) 1980-06-30
JPS5919387Y2 true JPS5919387Y2 (ja) 1984-06-05

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ID=29187357

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JP17765378U Expired JPS5919387Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 保持型2ポジシヨン電磁ソレノイド

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