JPH08185788A - 不足電圧引き外し装置付き回路遮断器 - Google Patents

不足電圧引き外し装置付き回路遮断器

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Publication number
JPH08185788A
JPH08185788A JP6325398A JP32539894A JPH08185788A JP H08185788 A JPH08185788 A JP H08185788A JP 6325398 A JP6325398 A JP 6325398A JP 32539894 A JP32539894 A JP 32539894A JP H08185788 A JPH08185788 A JP H08185788A
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JP
Japan
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circuit breaker
plunger
circuit
reset
lever
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Application number
JP6325398A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Kobayashi
義昭 小林
Tsukasa Iio
司 飯尾
Shigeru Kaneo
茂 鐘尾
Kohei Fujiwara
弘兵 藤原
Shigeru Matsumoto
茂 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不足電圧引き外し装置の組み込み時にリセッ
トレバーを手で保持しなくとも、組立作業が容易に行な
えると共に、検知電圧が基準電圧以下でも、遮断器本体
がオフ状態であれば、トリップ動作することのない不足
電圧引き外し装置付き回路遮断器を得る。 【構成】 基準値を越える検知電圧に対し、電磁石21
に吸着するプランジャー24によって、リセットレバー
30およびアクチュエータ30dを正常位置を保つよう
にし、基準電圧以下の検知電圧では、プランジャー24
が解放されて、連動するアクチュエータによって遮断器
をトリップさせ、回路の開路に連動するクロスバー33
とリセットバー30の脚部30cを係合させて、リセッ
ト動作する不足電圧引き外し装置を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検知電圧が基準電圧
以下になったときに回路を遮断する不足電圧引き外し装
置付き回路遮断器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、例えば実開昭62ー1911
54号公報に示された従来の不足電圧引き外し装置付き
回路遮断器の不足電圧引き外し装置の部分を示す断面図
である。図において、1は電磁石であり、ヨーク1a、
アンビル1b、コイル1c、およびプランジャーガイド
1dより構成されている。2はマウンティングベースで
あり、遮断器のベースの溝(図示せず)に不足電圧引き
外し装置を固定するものである。3は固定ネジであり、
マウンティングベース2に電磁石1を固定する。4はプ
ランジャーであり、電磁石1の中央部にアンビル1bに
対向して可動自在に挿入されている。5はラッチであ
り、その一端側にプランジャー4と係合する鉄片5aを
形成し、他端側にローラピン6により回動自在に支承さ
れたローラ7を設け、ラッチピン8によりプランジャー
ガイド1dに軸支されている。9はラッチバネであり、
鉄片5aを介してプランジャー4がアンビル1bに吸着
される矢印Aの方向にラッチ5を付勢する。
【0003】10はレバーであり、ローラ7と係脱可能
に接触する係合面11aおよび係止端面11bを有する
係合腕11と、遮断器の引き外し装置(図示せず)と連
動するトリップバー12と係合可能なアクチュエータ1
3により形成されている。14はレバー10を軸支する
レバーピン、15はレバーバネであり、付勢力がラッチ
バネ9よりも強く、アクチュエータ13をトリップバー
12がトリップする方向に付勢する。16はリセットレ
バーであり、リセットレバーピン17で支承され、トリ
ップバー12と係合し得る脚部16aを有している。1
8はUピンであり、レバー10とリセットレバー16と
を連結する。
【0004】従来の不足電圧引き外し装置付き回路遮断
器は上記のように構成され、電磁石1のコイル1cに検
知電圧が印加されると、図10に示すようにプランジャ
ー4が矢印Aの方向にアンビル1bに吸引され、プラン
ジャー4に係合しているラッチ5の鉄片5aが反時計方
向に回動し、ラッチ5の一端にローラピン6により支承
されたローラ7がレバー10の係合面11aと係合する
ので、レバー10のアクチュエータ13はレバーバネ1
5の付勢力に抗して保持される。すなわち、アクチュエ
ータ13は遮断器本体のトリップバー12と係合しない
正常位置に保持される。
【0005】図11は不足電圧引き外し装置の電磁石の
コイルに印加されている検知電圧が基準電圧値より低下
した場合を示す。電磁石1のコイル1cに印加されてい
る検知電圧が基準電圧値より低下して、プランジャー4
の吸引力が低下すると、レバーバネ15の付勢力によっ
て、レバー10が鉄片5aを時計方向に回動し、プラン
ジャー4はアンビル1bから解離して矢印B方向に移動
する。このとき、ラッチ5の一端にローラピン6により
支承されたローラ7が、レバー10の係合面11aから
係止端面11bへ矢印Cの方向に移動して係合する。ま
た、アクチュエータ13がレバーピン14を支点として
反時計方向に回動してトリップバー12を矢印Dの方向
に移動させ、遮断器がトリップする。
【0006】図12は遮断器がトリップ動作をした場合
を示す。遮断器がトリップすると、トリップバー12が
一点鎖線の位置から矢印Eの方向に移動してリセットレ
バー16の脚部16aに当接しリセットレバー16を押
すため、リセットレバー16はリセットレバーピン17
を支点として矢印Fの方向に回動して、Uピン18を介
してレバー10を時計方向に回動させるので、アクチュ
エータ13はトリップバー12の係合から外れる。同時
に、レバー10も矢印Gの方向に回動するので、ローラ
7がレバー10の係止端面11bから係合面11aの方
向へ移動し、ラッチ5の鉄片5aがラッチバネ9の付勢
力によってプランジャー4を矢印Hの方向に押し込み、
プランジャー4が吸引可能な位置(すなわち、リセット
位置)へ自動的に復帰する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の不
足電圧引き外し装置付き回路遮断器では、図13に示す
ように、遮断器本体に不足電圧引き外し装置を矢印方向
に組み込む場合、不足電圧引き外し装置には検知電圧が
印加されておらず、不足電圧状態で組み込むので、遮断
器本体がトリップ状態ではトリップバー12にリセット
レバー16の脚部16aが当り、また、遮断器本体がオ
フ状態ではトリップバー12(一点鎖線)にアクチュエ
ータ13が当り組み込めないので、アクチュエータ13
およびリセットレバー16をトリップバー12に当らな
いリセット位置まで、手で保持しながら組み込む必要が
あり、組立作業性が悪いと言う問題点があった。
【0008】また、遮断器本体はオフ状態であっても、
トリップバー12が動作すれば、遮断器はオフ状態から
でもトリップする構造となっている。そのため、遮断器
本体がオフ状態において遮断器本体に不足電圧引き外し
装置を組み込む場合、アクチュエータ13およびリセッ
トレバー16の保持を解除した瞬間に、アクチュエータ
13がトリップバー12に係合してトリップバー12を
移動させ遮断器がトリップするため、組立作業が危険で
あると言う問題点があった。
【0009】また、上述のように検知電圧が基準値まで
復帰しない状態では、遮断器をオフしようとしてもトリ
ップしてしまう構造であるため、遮断器のオン・オフ操
作として遮断器のハンドルを電動で動作させる電動操作
装置を利用する場合、トリップ状態で検知電圧が基準値
まで復帰しない状態で遮断器のハンドルを操作して、ト
リップ状態からオフ状態へ動作(遮断器の状態をイニシ
ャル状態に戻すリセット動作)させる電気信号を出す
と、ハンドルがオフ位置まで動いても不足電圧引き外し
装置が動作し、遮断器はトリップしてオフにできないた
め、電動操作装置はハンドルをリセットする操作を繰り
返し続けて、故障の原因となると言う問題点があった。
【0010】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、回路遮断器本体がトリップ状態
またはオフ状態のいずれの状態であっても、不足電圧引
き外し装置の取付ができるとともに、不足電圧引き外し
装置の組み込み時にアクチュエータとリセットレバーが
リセット位置になるように手で保持しながら組み込む必
要がなく、組立作業が容易に行なえると共に、回路遮断
器本体がオフ状態においては、不足電圧引き外し装置に
印加される検知電圧が基準電圧以下でも、不足電圧引き
外し装置がリセット位置に維持されて、遮断器本体がト
リップ動作することのない不足電圧引き外し装置付き回
路遮断器を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る不足電圧引き外し装置付き回路遮断器は、検知電圧が
印加される電磁石、リセット位置でこの電磁石に基準電
圧を越える検知電圧が印加されると、上記電磁石によっ
て吸着され、検知電圧が上記基準電圧以下になると解放
されて移動可能となるプランジャー、およびこのプラン
ジャーの位置に応動し、回路が閉路しており、かつ上記
プランジャーが吸着されているときは、上記プランジャ
ーの吸着力によって、レバーバネの付勢力に抗して正常
位置を維持し、上記プランジャーが不足電圧によって上
記電磁石から解放されると、上記レバーバネの付勢力に
よって動作位置まで移動して、応動するアクチュエータ
をトリップ位置に移動せしめ、このアクチュエータによ
って回路をトリップさせ、回路が開路すると接点の動作
に連動する連動子に係合して上記正常位置に戻され、応
動する上記アクチュエータを正常位置に戻すとともに、
応動する上記プランジャーを上記リセット位置に戻すリ
セットレバーを設けたものである。
【0012】この発明の請求項2に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器は、検知電圧が印加される電磁
石、リセット位置でこの電磁石に基準電圧を越える検知
電圧が印加されると、その位置で上記電磁石によって吸
着され、検知電圧が上記基準電圧以下になると解放され
て移動可能となるプランジャー、このプランジャーの位
置に応動して動作するラッチ、このラッチの一端と係合
し、他端に回路が開路すると接点の動作に連動する連動
子に係合する脚部を有するリセットレバーを備え、回路
が閉路しており、かつ上記プランジャーが上記電磁石に
吸着されているときは、上記プランジャーの吸着力によ
って上記ラッチの係合位置は係合面に保持され、上記リ
セットレバーは、この係合面を介して加わる力によって
レバーバネの付勢力に抗して正常位置を維持され、上記
プランジャーが不足電圧によって上記電磁石から解放さ
れると、上記レバーバネの付勢力によって上記リセット
レバーが上記ラッチを動作させ、係合位置を係合面から
係止面に移動させ、この移動に伴って上記リセットレバ
ーは動作位置まで動作して、このリセットレバーと一体
に設けられたアクチュエータをトリップ位置に移動さ
せ、このアクチュエータによって回路をトリップさせ、
回路が開路すると、接点の動作に連動する連動子に係合
する脚部が、上記リセットレバーをレバーバネの付勢力
に抗して上記正常位置に戻し、上記アクチュエータを正
常位置に戻すとともに、上記ラッチの係合位置は係止面
から係合面へ移動して、このラッチに応動する上記プラ
ンジャーを上記リセット位置に戻すようにしたものであ
る。
【0013】この発明の請求項3に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器は、回路の接点に連動する連動子
が回路のトリップ時とオフ時で異なる位置に移動し、上
記各位置において連動子とリセットレバーが係合し、か
つプランジャー位置がリセット位置にくるように、連動
子とリセットレバーの係合部に段部を設けたものであ
る。
【0014】この発明の請求項4に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器は、回路の接点に連動する連動子
をクロスバーの腕部としたものである。
【0015】この発明の請求項5に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器は、回路の接点に連動する連動子
を接点の可動子としたものである
【0016】この発明の請求項6に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器は、リセットレバーの脚部に、接
点の可動子と係合するローラを設けたものである。
【0017】
【作用】この発明の請求項1における不足電圧引き外し
装置付き回路遮断器は、電磁石に基準電圧を越える検知
電圧が印加されると、この電磁石がプランジャーをリセ
ット位置で吸着し、検知電圧が上記基準電圧以下になる
と上記プランジャーは電磁石から解放されて移動可能と
なり、このプランジャーの位置に応動するリセットレバ
ーは、回路が閉路しており、かつ上記プランジャーが吸
着されているときは、上記プランジャーの吸着力によっ
て、レバーバネの付勢力に抗して正常位置を維持し、上
記プランジャーが不足電圧によって上記電磁石から解放
されると、上記レバーバネの付勢力によって動作位置ま
で移動して、応動するアクチュエータをトリップ位置に
移動させ、このアクチュエータによって回路をトリップ
させ、回路が開路すると接点の動作に連動する連動子に
係合して上記正常位置に戻され、応動する上記アクチュ
エータを正常位置に戻すとともに、応動する上記プラン
ジャーを上記リセット位置に戻す。
【0018】この発明の請求項2における不足電圧引き
外し装置付き回路遮断器は、電磁石に基準電圧を越える
検知電圧が印加されると、この電磁石がプランジャーを
リセット位置で吸着し、検知電圧が上記基準電圧以下に
なると上記プランジャーは電磁石から解放されて移動可
能となり、このプランジャーの位置に応動して動作する
ラッチが、リセットレバーの一端と係合し、リセットレ
バーの他端の脚部が、回路が開路すると接点の動作に連
動する連動子に係合し、回路が閉路しており、かつ上記
プランジャーが上記電磁石に吸着されているときは、上
記プランジャーの吸着力によって上記ラッチの係合位置
は係合面に保持され、上記リセットレバーは、この係合
面を介して加わる力によってレバーバネの付勢力に抗し
て正常位置を維持され、上記プランジャーが不足電圧に
よって上記電磁石から解放されると、上記レバーバネの
付勢力によって上記リセットレバーが上記ラッチを動作
させ、係合位置を係合面から係止面に移動させ、この移
動に伴って上記リセットレバーは動作位置まで動作し
て、このリセットレバーと一体に設けられたアクチュエ
ータをトリップ位置に移動させ、このアクチュエータに
よって回路遮断器をトリップさせ、回路が開路すると、
接点の動作に連動する連動子に係合する脚部が、上記リ
セットレバーをレバーバネの付勢力に抗して上記正常位
置に戻し、上記アクチュエータを正常位置に戻すととも
に、上記ラッチの係合位置は係止面から係合面へ移動し
て、このラッチに応動する上記プランジャーを上記リセ
ット位置に戻す。
【0019】この発明の請求項3における不足電圧引き
外し装置付き回路遮断器は、回路の接点に連動する連動
子が回路のトリップ時とオフ時で異なる位置に移動する
ものであり、連動子とリセットレバーの係合部に設けた
段部が、上記各位置において連動子とリセットレバーと
を係合し、かつプランジャー位置がリセット位置にくる
ように保持する。
【0020】この発明の請求項4における不足電圧引き
外し装置付き回路遮断器は、クロスバーの腕部が、回路
の接点に連動する連動子としてリセットレバーと係合す
る。
【0021】この発明の請求項5における不足電圧引き
外し装置付き回路遮断器は、接点の可動子が、回路の接
点に連動する連動子としてリセットレバーと係合する。
【0022】この発明の請求項6における不足電圧引き
外し装置付き回路遮断器は、リセットレバーの脚部に設
けられたローラが、接点の可動子と係合する。
【0023】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例である不足電圧引
き外し装置付き回路遮断器を示すもので、コイル電圧が
印加されていない不足電圧引き外し装置の状態を示す断
面図である。図において、21は電磁石であり、ヨーク
21a、アンビル21b、コイル21cおよびプランジ
ャーガイド21dにより構成されている。22はマウン
ティングベースであり、ポリブチレンテレフタレート樹
脂またはポリアセタール樹脂等の合成樹脂成形材料で形
成され、遮断器本体のカバー40(図5に示す)に形成
された付属収納部40a(図5に示す)に不足電圧引き
外し装置を装着するものである。23は固定ネジであ
り、マウンティングベース22に電磁石21を固着す
る。24はプランジャーであり、電磁石21の中央部に
アンビル21bに対向して可動自在に挿入されている。
【0024】25はラッチであり、一端側にプランジャ
ー24と係合する鉄片25aと、他端側にローラピン2
6により回動自在に支承されたローラ27を備え、ラッ
チピン28によりプランジャーガイド21dに軸支され
ている。29はラッチバネであり、鉄片25aを介して
プランジャー24がアンビル21bに吸着される方向に
ラッチ25を付勢する。
【0025】30はリセットレバーであり、ポリフエニ
レンサルファイド樹脂等の合成樹脂成形材料で形成さ
れ、一端部にローラ27と係脱可能に接触する係合部で
ある係合面30aおよび係止凹部30bと、他端部に遮
断器各極の可動子に連動するクロスバー33から張り出
した腕部33a(図2に示す)と係合する脚部30c
と、ほぼ中央部に突出したアクチュエータ30dとを一
体に形成し、プランジャーガイド21dに固着されたリ
セットレバーピン31により回動自在に軸支され、ラッ
チバネ29に比較して付勢力の強いレバーバネ32によ
り、両端部の係止凹部30bおよび脚部30cが時計方
向に回動するように付勢されている。34はトリップバ
ー(図2に示す)であり、アクチュエータ30dと係合
可能で遮断器の引き外し装置(図示せず)と連動してい
る。
【0026】次に動作について説明する。図2はこの発
明の不足電圧引き外し装置を遮断器に組み込んだ状態を
示す部分断面側面図であり、遮断器がオン状態で、不足
電圧引き外し装置の電磁石のコイルに基準電圧を越える
検知電圧が印加されている場合を示す。プランジャー2
4がリセット位置(図2のようにプランジャー24とア
ンビル21bが近接している位置)にあるとき、電磁石
21のコイル21cに基準電圧を越える検知電圧が印加
されると、プランジャー24が矢印Aの方向にアンビル
21bに吸引されて吸着し、プランジャー24に係合し
ているラッチ25の鉄片25aが反時計方向に引かれ、
ラッチ25の一端にローラピン26により支承されたロ
ーラ27がリセットレバー30の係合面30aに係合す
るので、リセットレバー30はレバーバネ32の付勢力
に抗して正常位置に保持される。すなわち、アクチュエ
ータ30dは遮断器本体のトリップバー34と係合しな
い正常位置に保持される。
【0027】図3は不足電圧引き外し装置の電磁石のコ
イルに印加されている検知電圧が基準電圧値より低下し
た場合を示す。電磁石21のコイル21cに印加されて
いる検知電圧が基準電圧値より低下して、プランジャー
24の吸引力が低下すると、レバーバネ32の付勢力に
よって、ラッチ25のローラピン26を矢印C方向に押
し上げるので、プランジャー24はアンビル21bから
解離されて矢印Bの方向に移動する。このとき、プラン
ジャー24に係合しているラッチ25の鉄片25aが時
計方向に回動し、ラッチ25の一端にローラピン26に
より支承されたローラ27がリセットレバー30の係合
面30aから係止凹部30bへ矢印Cの方向に移動して
係合するので、リセットレバー30と一体に設けられた
アクチュエータ30dがレバーバネ32の付勢力により
リセットレバーピン31を支点として矢印Dの方向に動
作位置まで回動して、遮断器のトリップバー34を時計
方向に回動させ、遮断器がトリップする。
【0028】図4は遮断器がトリップ動作をした場合を
示す。遮断器がトリップすると、回路接点が開き、各極
の接点と連動するクロスバー33が矢印Eの方向に回動
して腕部33aがリセットレバー30の脚部30cに当
接し、リセットレバー30を矢印Fの方向に押し上げる
ため、アクチュエータ30dはトリップバー34の係合
から外れる。同時に、リセットレバー30の上端部の係
止凹部30bも矢印Gの方向に正常位置まで回動するの
で、ローラ27がリセットレバー30の係止凹部30b
から係合面30aへ移動し、ラッチ25の鉄片25aが
ラッチバネ29の付勢力によってプランジャー24を矢
印Hの方向に押し込み、プランジャー24が吸引可能な
位置(すなわち、リセット位置)へ自動的に復帰する。
【0029】また、遮断器本体をトリップ状態からオフ
状態に戻すには、遮断器本体のハンドル35(図5に示
す)をオフ操作する。この時クロスバー33はこの状態
を保持しているので、クロスバー33の腕部33aがリ
セットレバー30の脚部30cと係合したままであり、
リセットレバー30は正常位置を維持する。すなわち、
リセットレバー30に一体に設けられたアクチュエータ
30dはトリップバー34から離れて保持される。
【0030】図5は不足電圧引き外し装置を遮断器に組
み込む過程を示す図であり、遮断器本体はオフまたはト
リップ状態を示す。組み込みに際し、遮断器の付属収納
部40aの上部に不足電圧引き外し装置を配置し、矢印
の方向へ挿入していくとクロスバー33の上にリセット
レバー30の脚部30cが当接し、更に押し込むとリセ
ットレバー30が押し上げられながら不足電圧引き外し
装置が組み込まれる。この状態では、図4に示すと同様
にリセットレバー30のアクチュエータ30dおよび電
磁石21のプランジャー24が同時にリセット状態とな
る。
【0031】なお、実施例1に示されたトリップバー3
4は、従来の技術で示した従来の回路遮断器のように、
トリップ後のトリップバー自身の動作によって不足電圧
引き外し装置のリセット動作を行うようにしたものでは
なく、その作動(回転)によって遮断器本体の引き外し
装置(図示せず)を動作させ、回路をトリップさせるも
のである。また、不足電圧引き外し装置のリセット動作
は、クロスバーの開路動作に連動して行われるようにし
たものである。
【0032】以上のようにこの実施例1のように構成さ
れた不足電圧引き外し装置付き回路遮断器においては、
リセットレバー30にアクチュエータ30dを一体化し
て構成し、このリセットレバー30のリセット動作を、
回路遮断器のクロスバー33の開路位置に係合させて行
うようにしたので、不足電圧引き外し装置を回路遮断器
本体に組み込む時に、クロスバー33がリセットレバー
30を押し上げながら組み込まれ、アクチュエータ30
dがトリップバー34に当らないリセット位置まで自動
的に戻るので、回路遮断器本体がオフ状態またはトリッ
プ状態において、遮断器本体に不足電圧引き外し装置を
組み込む場合にも、トリップする危険性がなくなり組立
作業が容易になる。
【0033】また、遮断器本体がオフ状態でも不足電圧
引き外し装置をアクチュエータ30dがトリップバー3
4に当らないリセット状態に維持できるので、遮断器の
ハンドルを電動で動作させる電動操作装置を利用する場
合、トリップ状態で検知電圧が基準値まで復帰しない状
態で遮断器のハンドルを操作して、トリップ状態からオ
フ状態へ動作(遮断器の状態をイニシャル状態に戻すリ
セット動作)させる電気信号を出しても、不足電圧引き
外し装置が動作して、遮断器はトリップすることはな
く、電動操作装置がリセット動作を繰り返すことがな
い。
【0034】また、リセットレバー30のリセット動作
を、回路遮断器の各極の可動子に連動するクロスバー3
3の腕部33aに係合させて行うようにしたので、余分
な部品が不要であり、構造が簡単である。
【0035】実施例2.一般の遮断器では、クロスバー
および可動子の位置がオフ状態とトリップ状態で変わら
ないが、トリップ時に接点の開離距離をできるだけ大き
くして遮断性能を向上させるために、トリップ状態で可
動子とクロスバーの位置がオフ状態よりも高くなるよう
にした遮断器がある。このような遮断器では、トリップ
状態でリセットレバーがリセット可能位置に作動して
も、オフ状態ではクロスバーまたは可動子のストローク
が小さ過ぎてリセットできない。逆に、オフ状態でリセ
ットできるようにすると、トリップ状態では、ストロー
クが大き過ぎてリセットレバーを押し上げ過ぎ、リセッ
トレバーや他の部品を破損すると言う問題がある。この
発明の実施例2は実施例1にさらに改良を加えてこのよ
うな問題を解決するものである。
【0036】図6はクロスバーの位置がオフ状態とトリ
ップ状態で異なる構造(オフ状態では一点鎖線の位置と
なり、トリップ状態では実線の位置となる。)の遮断器
に、不足電圧引き外し装置を装着した状態を示すもので
ある。上記実施例1ではクロスバー33の位置がオフ状
態とトリップ状態で同じ位置であるため、リセットレバ
ー30の端部に脚部30cを設けてクロスバー33と当
接するように構成したが、この実施例によれば、リセッ
トレバー30の端部に脚部30cと段差をつけた段部3
0eを形成したので、クロスバー33の位置がオフ状態
とトリップ状態で異なる場合でも、オフ状態ではクロス
バー33の腕部33aは脚部30cと当接し(クロスバ
ー33が一点鎖線の位置)、トリップ状態ではクロスバ
ー33の腕部33aは段部30eに当接する(クロスバ
ー33が実線の位置)ので、リセットレバー30の動作
ストロークが変わらず適正に作動する。
【0037】また、図6では、リセットレバー30の脚
部30cに段部30eを形成する場合を示したが、この
段部は、クロスバー33とリセットレバー30とが係合
する係合部であれば、クロスバー33とリセットレバー
30のどちらの側に設けてもかまわず、同様の効果が得
られる。
【0038】実施例3.上記実施例1では、リセットレ
バー30の脚部30cが遮断器のクロスバー33の腕部
33aに係合するように構成したが、図7示すようにリ
セットレバー30の脚部30cが遮断器の接点の可動子
36の背面36aに係合して作動するようにしても良
い。この実施例によれば、不足電圧引き外し装置を遮断
器本体に組み込む時に、可動子36の背面36aがリセ
ットレバー30の脚部30cを押し上げながら組み込ま
れ、アクチュエータ30dがトリップバー34に当らな
い位置まで自動的に戻るので、遮断器がオフ状態におい
て遮断器本体に不足電圧引き外し装置を組み込む場合に
も、トリップする危険性がなくなり組立作業が容易にな
る。また、遮断器がオフ状態でも不足電圧引き外し装置
をリセット状態に維持できる。なお、リセットレバー3
0のリセット動作を、回路遮断器の可動接点を支える可
動子36そのものに係合させて行うようにしたので、余
分な部品が不要であり、構造が簡単である。
【0039】実施例4.この発明の実施例4による不足
電圧引き外し装置付き回路遮断器は、図8および図9に
示すように、不足電圧引き外し装置のリセットレバー3
0の脚部30cにローラ37をシャフト38により回動
自在に軸支し、可動子36の背面36aと係合させたも
のである。なお、ローラ37は可動子36の背面36a
の板厚より充分に長く形成されている。この実施例によ
れば、遮断器本体に不足電圧引き外し装置を組み込む場
合、可動子36の板厚に対してローラ37の長さを充分
に大きくとれるので、リセットレバー30が可動子36
の背面36aから外れることがなく組立作業性が向上す
ると共に、遮断器が開閉動作中に外れることもなく信頼
性が向上する。さらに、ローラ37はシャフト38によ
り回動自在に軸支されているので、可動子36との摩擦
を低減すると共に、組み込み時および動作時において可
動子36の動きに応じてスムーズにリセットレバー30
が作動する。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0041】この発明の請求項1または請求項2に係る
不足電圧引き外し装置付き回路遮断器によれば、遮断器
をトリップさせる不足電圧引き外し装置のアクチュエー
タを正常位置に戻す動作を、リセットレバーと、回路が
開路するときの接点の動作に連動する連動子とを係合さ
せて行うようにしたので、回路遮断器本体が開路状態に
あるオフ状態またはトリップ状態において、不足電圧引
き外し装置を組み込む時にアクチュエータとリセットレ
バーが正常位置になるように手で保持しながら組み込む
必要がなく、組立作業が容易に行なえる。また、回路遮
断器本体がオフ状態においては、不足電圧引き外し装置
に印加される検知電圧が基準電圧以下でも、不足電圧引
き外し装置がリセット位置に維持されて、遮断器本体が
トリップ動作することがないという効果がある。
【0042】この発明の請求項3に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器によれば、連動子とリセットレバ
ーの係合部に段部を設けたので、回路の接点に連動する
連動子が回路のトリップ時とオフ時で異なる位置に移動
するものであっても、上記各位置において不足電圧引き
外し装置をリセット位置に保持することができるという
効果がある。
【0043】この発明の請求項4に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器によれば、リセットレバーのリセ
ット動作を、回路遮断器の各極の可動子に連動するクロ
スバーの腕部に係合させて行うようにしたので、余分な
部品が不要であり、構造が簡単である。
【0044】この発明の請求項5に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器によれば、リセットレバーのリセ
ット動作を、回路遮断器の可動接点を支える可動子その
ものに係合させて行うようにしたので、余分な部品が不
要であり、構造が簡単である。
【0045】この発明の請求項6に係る不足電圧引き外
し装置付き回路遮断器によれば、ローラはシャフトによ
り回動自在に軸支されているので、可動子との摩擦を低
減すると共に、動作時において可動子の動きに応じてス
ムーズにリセットレバーが作動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1である不足電圧引き外し
装置付き回路遮断器の不足電圧引き外し装置の構造を示
す断面図である。
【図2】 この発明の実施例1の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込んだ状態(正常状態)を示す部分断面
図である。
【図3】 この発明の実施例1の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込んだ状態(不足電圧時)を示す部分断
面図である。
【図4】 この発明の実施例1の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込んだ状態(トリップ動作後)を示す部
分断面図である。
【図5】 この発明の実施例1の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込む状態を示す図である。
【図6】 この発明の実施例2の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込んだ状態を示す部分断面図である。
【図7】 この発明の実施例3の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込んだ状態を示す部分断面図である。
【図8】 この発明の実施例4の不足電圧引き外し装置
を遮断器に組み込んだ状態を示す部分断面図である。
【図9】 この発明の実施例4の不足電圧引き外し装置
のリセットレバーのローラの構造を示す図である。
【図10】 従来の不足電圧引き外し装置付き回路遮断
器の不足電圧引き外し装置の構造を示す断面図である。
【図11】 従来の不足電圧引き外し装置の状態(正常
時)を示す断面図である。
【図12】 従来の不足電圧引き外し装置の状態(不足
電圧時)を示す断面図であり、遮断器がトリップの状態
を示す。
【図13】 従来の不足電圧引き外し装置を遮断器に組
み込む過程を示す図である。
【符号の説明】
21 電磁石 21c コイル 2
4 プランジャー 25 ラッチ 29 ラッチバネ 3
0 リセットレバー 30a 係合面 30b 係止凹部 3
0c 脚部 30d アクチュエータ 30e 段部 3
2 レバーバネ 33 クロスバー 33a 腕部 3
4 トリップバー 36 可動子 37 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 弘兵 福山市緑町1番8号 三菱電機株式会社福 山製作所内 (72)発明者 松本 茂 福山市緑町1番8号 三菱電機エンジニア リング株式会社姫路事業所福山支所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知電圧が基準電圧以下になると回路を
    遮断する不足電圧引き外し装置付き回路遮断器におい
    て、上記検知電圧が印加される電磁石、リセット位置で
    この電磁石に上記基準電圧を越える検知電圧が印加され
    ると、上記電磁石によって吸着され、検知電圧が上記基
    準電圧以下になると解放されて移動可能となるプランジ
    ャー、およびこのプランジャーの位置に応動し、回路が
    閉路しており、かつ上記プランジャーが吸着されている
    ときは、上記プランジャーの吸着力によって、レバーバ
    ネの付勢力に抗して正常位置を維持し、上記プランジャ
    ーが不足電圧によって上記電磁石から解放されると、上
    記レバーバネの付勢力によって動作位置まで移動して、
    応動するアクチュエータをトリップ位置に移動せしめ、
    このアクチュエータによって回路をトリップさせ、回路
    が開路すると接点の動作に連動する連動子に係合して上
    記正常位置に戻され、応動する上記アクチュエータを正
    常位置に戻すとともに、応動する上記プランジャーを上
    記リセット位置に戻すリセットレバーを備えたことを特
    徴とする不足電圧引き外し装置付き回路遮断器。
  2. 【請求項2】 検知電圧が基準電圧以下になると回路を
    遮断する不足電圧引き外し装置付き回路遮断器におい
    て、上記検知電圧が印加される電磁石、リセット位置で
    この電磁石に上記基準電圧を越える検知電圧が印加され
    ると、その位置で上記電磁石によって吸着され、検知電
    圧が上記基準電圧以下になると解放されて移動可能とな
    るプランジャー、このプランジャーの位置に応動して動
    作するラッチ、このラッチの一端と係合し、他端に回路
    が開路すると接点の動作に連動する連動子に係合する脚
    部を有するリセットレバーを備え、回路が閉路してお
    り、かつ上記プランジャーが上記電磁石に吸着されてい
    るときは、上記プランジャーの吸着力によって上記ラッ
    チの係合位置は係合面に保持され、上記リセットレバー
    は、この係合面を介して加わる力によってレバーバネの
    付勢力に抗して正常位置を維持され、上記プランジャー
    が不足電圧によって上記電磁石から解放されると、上記
    レバーバネの付勢力によって上記リセットレバーが上記
    ラッチを動作させ、係合位置を係合面から係止面に移動
    させ、この移動に伴って上記リセットレバーは動作位置
    まで動作して、このリセットレバーと一体に設けられた
    アクチュエータをトリップ位置に移動させ、このアクチ
    ュエータによって回路をトリップさせ、回路が開路する
    と、接点の動作に連動する連動子に係合する脚部が、上
    記リセットレバーをレバーバネの付勢力に抗して上記正
    常位置に戻し、上記アクチュエータを正常位置に戻すと
    ともに、上記ラッチの係合位置は係止面から係合面へ移
    動して、このラッチに応動する上記プランジャーを上記
    リセット位置に戻すことを特徴とする不足電圧引き外し
    装置付き回路遮断器。
  3. 【請求項3】 回路の接点に連動する連動子が回路のト
    リップ時とオフ時で異なる位置に移動し、上記各位置に
    おいて連動子とリセットレバーが係合し、かつプランジ
    ャー位置がリセット位置にくるように、連動子とリセッ
    トレバーの係合部に段部を設けたことを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の不足電圧引き外し装置付き回
    路遮断器。
  4. 【請求項4】 回路の接点に連動する連動子がクロスバ
    ーの腕部であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の不足電圧引き外し装置付き回路遮断器。
  5. 【請求項5】 回路の接点に連動する連動子が接点の可
    動子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の不足電圧引き外し装置付き回路遮断器。
  6. 【請求項6】 リセットレバーの脚部に、接点の可動子
    と係合するローラを設けたことを特徴とする請求項5記
    載の不足電圧引き外し装置付き回路遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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