JPS5844359B2 - 新規抗生物質k−710及びその製造法 - Google Patents

新規抗生物質k−710及びその製造法

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JPS5844359B2
JPS5844359B2 JP56211930A JP21193081A JPS5844359B2 JP S5844359 B2 JPS5844359 B2 JP S5844359B2 JP 56211930 A JP56211930 A JP 56211930A JP 21193081 A JP21193081 A JP 21193081A JP S5844359 B2 JPS5844359 B2 JP S5844359B2
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streptomyces
methanol
antibiotic
culture
growth
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清 磯野
蒙宕 中村
寛男 日下部
利幸 里見
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規抗生物質に−710及びその製造法に関
するものである。
更(こ詳しくは、本発明のに−710の物質は、ストレ
プトミセス(Streptomyces )属に属する
抗生物質に一710生産菌を培養して、その培養物中か
ら前記抗生物質に−710を分離採取することにより得
られる文献未載の新規抗生物質である。
本発明者は、新規抗生物質の探索を目的として多数の土
壌中から微生物を分離し、その産生ずる抗生物質を分離
探索した結果、ストレプトミセス属に属する微生物の培
養液及び培養菌体tコ分献未載の新規抗生物質が産生、
蓄積されることの新たな知見を得て、こ\に本発明を完
成するに至った。
以下)こ、本発明の新規抗生物質に−710及びその製
造法について詳述する。
まず、本発明において用いる微生物は、抗生物質に−7
10の生産能を有するものであり、ストレプトミセス属
に属する菌種である。
その−例として、ストレプトミセス属480K 71
0 (Streptomyces sp、A30−に−
710)と呼称される微生物は上記の特性を有し、本発
明の抗生物質に−710を有利に生産するものであり、
本発明方法に有効に利用し得るものである。
また、上記ストレプトミセス属480−に−710の自
然的及び人工的変異株は勿論、ストレプトミセス属に属
する菌種で後述の抗生物質に−710の生産能を有する
微生物はすべて本発明方法において使用することができ
る。
上記ストレプトミセス属A30−に−710(以下、単
に「K−710株」という。
)は、本発明者により福島県会津若松市で採取された土
壌中より発見された土壌放線菌であり、工業技術院微生
物工業技術研究所Eコ昭和56年12月19日付寄託さ
れ、その微生物受託番号は、微工研菌寄第6277号(
FERM P−6277)である。
K−710株は、次の菌学的性質を有する。
(I)形態 に−710株の形態をオートミール寒天培地、グルコー
スアスパラギン寒天培地上、14日白心観察した。
顕微鏡観察の結果、基土菌糸はよく発達し分岐している
気菌糸は短く、樹枝状に分岐し、屈曲している。
3〜7回転の螺旋糸を形成する。
胞子の連鎖は20〜40である。輪生板は形成しない。
電子顕微鏡による観察によると胞子表面は線状を呈し、
楕円形又は長円形で、胞子の大きさは(0,8〜1.1
μm)X(1,1〜1.5μ扉)である。
(II) 各種培地上の性質 特許庁産業別審査基準lこ従い、各種培地を調製し、接
種後3週間後に観察した結果を次Eこ記載する。
尚色調の記載に於て0内の記号はディスクリブチイブ・
カラー・ネームズ・デイクシヨナリー(Descrip
tive Co1or Names−Dictiona
ry )第4版の色名記号に従ったものである。
(1)シュークロース・硝酸寒天培地 生育:遅いが3〜4週間培養すると寒天表面に拡がった
よい生育が見られる。
裏面の菌体の色は淡い黄色である。
気菌糸:形成しない 可溶性色素:生成しない。
(2)グルコース・アスパラギン寒天培地生育:生育は
遅く普通の生育が見られ裏面の菌体の色は白色乃至クリ
ーム色 (2ba)である。
気菌糸:僅かにうすい白色の気菌糸が観察される。
可溶性色素:生成しない。
(3)グリセリン・アスパラギン寒天培地生育ニゲルコ
ース・アスパラギン寒天培地と同様の生育が見られる。
気菌糸:形成しない。
可溶性色素:生成しない。
(4)無機塩・澱粉寒天培地 生育:生育は遅く、ひろがった平坦な中程度の生育が見
られ、裏面の菌体の色は明 るい小麦色である。
気菌糸:僅かにうすい白色の気菌糸が見られ長期間培養
すると灰色となる (5fe)。
可溶性色素:生成しない。
(5)チロシン寒天培地 生育:貧弱な生育が見ら札裏面の菌体の色は明るい小麦
色(2ea)である。
気菌糸:僅かに白色のうすい気菌糸が観察される。
可溶性色素:生成しない。
(6)栄養寒天培地 生育:貧弱な生育が見られ、裏面の菌体の色は無色であ
る。
気菌糸:形成しない。
可溶性色素:生成しない。
(7)イースト・エキストラクト・マルト・エキストラ
クト寒天培地 生育:良好な生育が見られ、裏面の菌体の色は黄金色(
2A?e)を呈する。
気菌糸:白色のうすい気菌糸をよく形成する。
可溶性色素:生成しない。
(8)オートミール寒天培地 生育:良好で、裏面の菌体の色は小麦色 (2ea)乃至黄金色(2A’c)で長 期間培養すると中心部が黒褐色(24 1rLl)となる。
気菌糸二表面上に短い気菌糸を一面に着生し、長期間培
養すると培養状態により白 色或いは黒褐色(37121)乃至黒色 (10ml)となる。
可溶性色素:生成しない。
(9)ペプトン・イーストエキストラクト・鉄寒天培地 生育:生育しないか、貧弱な生育が見られる。
気菌糸:形成しない。
可溶性色素:生成しない。
(期 生理的性質 (1)生育温度=23°Cより37℃で生育するが27
℃より33℃が生育の適温 である。
(2)澱粉分解カニ陽性 (3)脱脂粉乳:ペプトン化する。
(4)メラニン様色素の生成:生成しない。
(5)ゼラチン液化カニ弱い。
(6)1硝酸爆速元:還元する。
(IV) 各種炭素源の利用性 プリダハムによる糖料用培地(ディスコ製)に各種の糖
を添加してに一710株を培養した結果は次の通りであ
る。
L−アラビノース D−キシロース D−グルコース D−フラクトース シュークロース i−イノシトール L−ラムノース ラフィノース D−マンニトール 無添加 ++ よく生育する + 生育する ± 殆んど生育しない。
生 育 + 丹 丹 丹 + 丹 丹 丹 丹 ± に−710株の特徴的な菌学的性質を思約すれば次のと
おりである。
(1)オートミール培地上に於てよく生育し、灰色系の
気菌糸を形成する。
(2)気菌糸は短く螺旋糸を形成し、胞子表面は線状で
ある。
(3)メラニン様色素及び各種培地上1こ於て特徴ある
可溶性色素を生成しない。
(4)各種の糖をよく利用する。
上記の諸性質を有するストレプトミセス属の菌種を野々
村氏によるジャーナル・オブ・フェルメンテ−ジョン・
テクノロジー52巻2号記載の放線菌1.S、P、株4
58菌種の分類法の記載(キイ・フォア・クラシイフケ
−ジョン・アンド・アイデンティフィケーション・オブ
・458スペシス・オブ・ザ・ストレプトミセス・イン
クルーデッド・イン・I 、 S 、P ) (Key
for class−ification and
1dentification of458speci
es of streptomyces 1nclud
ed −1n1.S、P、)Iこより検索すると、アク
チノミセス・マラキテイカス(A、malachiti
cus)、アクチノミセス・ビリドーディアスチカス(
A・virido−diasticus)、ストレプト
ミセス・スバルソゲネス(S 、 sparsogen
es )に近縁の一菌種と考えられる。
次に、本発明方法を実施するに当っては、ストレプトミ
セス属に属する抗生物質に一710生産菌を、抗生物質
を生産する通常の方法で培養することができる。
培養の形態は、液体培養でも固体培養でもよく、工業的
に有利に培養するためtこは、上記生産菌の胞子懸濁液
又は培養液を培地tこ接種し、通気撹拌培養を行えばよ
い。
培地の栄養源としては特に限定されることなく微生物の
培養に通常用いられる炭素源、窒素源その他を培地中に
含有させることができる。
炭素源としては、澱粉、デキストリン、グリセリン、ク
ルコース、シュークロース、ガラクトース、イノシトー
ル、マンニトールなどが、また窒素源としては、ペプト
ン、大豆粉、肉エキス、米ぬか、骸、尿素、コーンステ
イープリカー、アンモニウム塩、硝酸塩、その他の有機
または無機の窒素含有物が用いられる。
その他、無機塩類、たとえば食塩、リン酸塩類、カルシ
ウム、亜鉛、マンガン、鉄等の金属塩類等を適宜に添加
してもよく、盛装に応じて消泡剤としての動、植、鉱物
油等を添加してもよい。
培養温度、培養時間等の培養条件は使用菌の発育に適し
、しかもに−710物質の生産が最高となるような条件
が選ばれる。
たとえば、培地のpHは中性付近がよく、培養の適温は
25℃〜35°C程度が望ましい。
また培養時間は通常2〜7日間程度がよい。
しかし、これらの培養組成物、培地の液性、培養温度、
撹拌条件などの培養条件は使用する菌株の種類や外部の
条件などに応じて好ましい結果が得られるよう適宜調節
選択されるべきであることはいうまでもない。
このようにして得られる培養物から、抗生物質に−71
0を得るには代謝産物を採取するのに通常用いられる手
段を適宜に利用して採取し得る。
たとえば、K−710物質と不純物との溶解度差を利用
する手段、吸着親和力の差を利用する手段、イオン結合
力の差を利用する手段、有機溶剤との間の分配の差を利
用する手段のいずれも、それぞれ単独で、または組合わ
せて、あるいは反復して利用される。
具体的には、K−710物質は培養ろ液及び培養菌体に
存在するが、培養ろ液より酸性条件下で酢酸エチル、酢
酸ブチル、ブタノール、クロロホルム等の有機溶剤で抽
出することが出来る。
培養菌体中に存在するに一710物質は、菌体を含水ア
セトン、あるいは含水メタノール等を用いて抽出するこ
とが出来る。
このように抽出されたに一710物質は、その酸性及び
脂溶性の性質を利用して、吸着クロマトグラフィー、イ
オン交換クロマトグラフィー、ゲル流過クロマトグラフ
ィー等を組み合わせて精製することが出来る。
吸着クロマトグラフィーの担体としては、シリカゲル、
ダイアイオンHP−20等の吸着剤が使用される。
イオン交換クロマトグラフィーの担体としては、DEA
E−セルロース、DEAE−セファロース等の陰イオン
交換体を利用することが出来る。
又、ゲル濾過にはメタノールを溶剤とする関係上、セフ
ァデックスLH−20が有利1こ使用し得る。
更に高度の精製Eこは高速液体クロマトグラフィーが利
用される。
この場合の使用カラムは逆層分配型のものが有利tこ使
用出来る。
このようtこして精製されたに一710物質は、そのメ
タノール溶液にエーテル、石油エーテル等を加えると高
純度の白色の粉末として沈澱するので、これを流過によ
り採取することが出来る。
かくして得られた抗生物質に−710の理化学的性質及
び生物学的性状は次のとおりである。
〔抗生物質に−710の理化学的性質及び生物学的性状
〕 形状:白色粉末 融点:200°C以上で徐々に分解する。
元素分析:炭素52.08俤、水素6.97俤、窒素1
1.55多 比旋光度:〔α〕。
=−9,17゜(C=0.48、メタノール) 紫外部吸収スペクトル:メタノール中で211mμに末
端吸収を示す。
赤外部吸収スペクトル: 3400.2930.285
0.1740,1650.1530.1400.120
0,1060.700.550crfL )こ特徴的な
吸収帯を有する。
溶解性:メタノールによく溶け、水、低級アルコールに
やや溶ける。
アセトン、エーテルに難溶。
PKa’ : 4.0,5.9.9.6分子量:11
76(二次イオンマススペクトルによる) 含有するアミノ酸:酸分解により、アスパラギン酸、セ
リンの他数ケの未同定アミノ酸を与える。
呈色反応:ライドン、スミス反応は陽性、ニンヒドリン
、ドラーゲンドルフ反応は陰 性。
塩基性・酸性・中性の区別二面性物質と考えられる。
Rf値:メルク社製シリカゲル薄層クロマトプレートを
使用したときのRf値 展開溶剤 Rf値プロパツール
/Nアンモニア水(7:3) 0.52ブタノール
−酢酸−水(4:1:1) 0.33クロロホルム
−メタノール(1:1) 0.53メルク社製
セルロース薄層クロマトプレートを使用したときのRf
値 ブタノール−酢酸−水(4:1:0.5) 0.
95抗菌スペクトル(寒天希釈法1こよる):以下に示
すように植物病原性かび類に菌糸の膨化を伴う生育阻害
活性を示すが試験した範囲で、細菌、酵母類には殆んど
阻害活性を示さない。
供 試 菌 最少阻止菌糸膨化を 濃度 起す最小濃度 (mcg〆の(m c g/mわ コクリオボラス・ミャビア ナス (稲ごま葉枯病菌) Cochiiobolus m1ya− eanus 0.25 <0.015 アルタナリア・マリ (りんご斑点落葉病菌) 0.25 <0
.015Alternariamali グロメレラ・シンギュラータ 米 (ぶとう晩腐病菌) >250 <0.01
5Glomerella cingulataコレトト
リカム・ラゲナリウム (そ菜炭痕病菌) >2507<0.
015Colletotrichum lagen−r
lum ピリキュラリア・オリゼ (補熱病菌) >250“ 0.25P
iricularia oryzae米 部分的生育
阻害がみられる 以上の抗生物質に−710の理化学的性質並びに生物学
的性状を従来の抗生物質と比べると、抗生物質AC−6
90特開昭55−33445号公報参照)が類似物質と
して挙げられるが、この物質とはアミノ酸組成、比旋光
度、PKa’l直等に於て明らかに異る上、同条件に於
ける薄層クロマトグラフィーによる直接比較の結果明ら
かに異る物質であることが証明された。
従ってに−710は文献未記載の新規抗生物質であると
結論された。
また、抗生物質に一7ioの各種植物病原性のかびに対
する阻害活性はin vivo試験(ポット試験)に於
ても確認されたので、K−710は農園芸用抗かび剤と
しての実用化が太いに期待されるものである。
以下に、本発明方法を実施例によって詳述するが、本発
明方法はこれに何ら限定されるものではない。
実施例 1 グルコース2φ、可溶性澱粉1φ、肉エキス0.1φ、
酵母0.4係、大豆粉2.5斜、食塩0.2φ、第二燐
酸力IJO,o05φの組成からなる培地301に、あ
らかじめ同一培地lこ、前記に一710株(微工研菌寄
第6277号(・FERM、P−6277)を接種して
48〜72時間27℃で振盪培養した培養液3007r
Llを接種して30℃で72時間、通気撹拌培養を行う
最終pHは7.5〜8.0である。培養液を遠心流過に
より菌体とろ液とに分は菌体は60咎アセトン101で
2回抽出する。
培養F液と菌体抽出液を合わせ、ダイヤイオンHP−1
0611のカラムを通過させる。
カラムは10φアセトン101を用いて洗滌後、70φ
アセトン141を用いて溶出を行う。
活性区分を集め、減圧濃縮し、1.31の濃縮水溶液を
得る。
ブタノール0.61を用い2回抽出し、ブタノール層を
減圧濃縮し残渣8gを得る。
これを更に精製するためにシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーを行う。
クロロホルムで調整したメロ×30CrILのカラムに
かけ、クロロホルム4I2.10φメタノール−クロロ
ホルム21.20%メタノール−クロロホルム4i、5
o%メタノールークロロホルム21で順次溶出を行い、
溶出液を15−づつ分取する。
活性画分(フラクション//6113−170 )を集
め、減圧濃縮して粗粉末13.1gを得る。
更に精製するために粗粉末1500rvをメタノール少
量に溶かし、メタノールで調製したセファデックスLH
−20(100g)のカラムにかけ、引き続きメタノー
ルで溶出する。
活性区分を集め減圧濃縮して粗粉末■315■を得る。
最終的に精製を行うために高速液体クロマトグラフィー
による分取を行う。
日立RP−18(Nucleosil 5C18、φ4
vnmX 15m)のカラムを用い65φメタノールを
溶剤として分取を繰返し、160■の粗粉末■より単一
のに一710物質16■が白色粉末として得られた。
実施例 2 実施例1に於ける粗粉末1500■を少量の水に溶かし
、DEAE−セファロース(炭酸型、φ20mm×57
crIL)のカラムにかけ、水、ついで0.5M−重炭
酸アンモニウム溶液で溶出を行う。
12−づつ溶出液を分取する。
活性画分(フラクション慮53〜65)を集め凍結乾燥
すると、240■の白色粉末が得られた。
この粉末は高速液体クロマトグラフィーで分析すると単
一ではなかったので、単一物質を得るために実施例1に
於ける高速液体クロマトグラフィー1とよる分取を繰返
しに一710物質の精製白色粉末を得た。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、本発明の抗生物質に−710の臭化カリ錠
剤における赤外部吸収スペクトルを示すグラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 形 状:白色粉末 融 点:200℃以上で徐々に分解する。 元素分析:炭素52.08%、水素6.97饅、窒素1
    1.55φ 比旋光度=(α)21=−9,17゜ (C=0.48、メタノール) 紫外部吸収スペクトル: メタノール中で211扉μに末端 吸収を示す。 赤外部吸収スペクトル: 340012930.2850,1740゜1650.
    1530.1400,120011060.700.5
    50cr/L” tこ特徴的な吸収帯を有する。 溶解性:メタノールによく溶け、水、低級アルコールに
    やや溶ける。 アセトン、エーテルに難溶。 p k a : 4.0. 5.9.9.6分子量:1
    176 (二次イオンマススペクトル(こよる) 含有するアミノ酸:酸分解により、アスパラギン酸、セ
    リンの池数ケの未同定ア ミノ酸を与える。 呈色反応:ライドン、スミス反応は陽性、ニンヒドリン
    、ドラーゲンドル フ反応は陰性。 塩基性、酸性、中性の区別: 両性物質と考えられる。 抗菌スペクトル(寒天希釈法による): 植物病原性のかび類に生育阻害活性を 示す。 上記の理化学的性質及び生物学的性質を有する新規抗生
    物質に−710゜ 2 ストレプトミセス(Streptomyces )
    属に属する抗生物質に一710生産菌を培養し、その培
    養物から新規抗生物質に−710を分離採取することを
    特徴とする新規抗生物質に−710の製造法。 3 ストレプトミセス属lこ属する抗生物質に710生
    産菌がストレプトミセス・エスピー・80−K −71
    0(Streptomyces s p 、80−に−
    710)である特許請求の範囲第2項記載の方法。
JP56211930A 1981-12-28 1981-12-28 新規抗生物質k−710及びその製造法 Expired JPS5844359B2 (ja)

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