JPS5834113B2 - 新規抗生物質シスタマイシン及びその製造法 - Google Patents

新規抗生物質シスタマイシン及びその製造法

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JPS5834113B2
JPS5834113B2 JP56004710A JP471081A JPS5834113B2 JP S5834113 B2 JPS5834113 B2 JP S5834113B2 JP 56004710 A JP56004710 A JP 56004710A JP 471081 A JP471081 A JP 471081A JP S5834113 B2 JPS5834113 B2 JP S5834113B2
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JP
Japan
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cystamycin
antibiotic
streptomyces
culture
acid
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清 磯野
君江 小日向
豪宕 中村
寛男 日下部
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規抗生物質シスタマイシン (cystamycin)及びその製造法に関するもの
である。
更に詳しくは、本発明のシスタマイシンは、ストレプト
ミセス(S trepto myces )属に属する
抗生物質シスタマイシン生産菌を培養して、その培養物
中から前記抗生物質シスタマイシンを分離採取すること
により得られる文献未載の新規抗生物質である。
本発明者は、新規抗生物質の探索を目的として多数の土
壌中から微生物を分離し、その産生ずる抗生物質を分離
探索した結果、ストレプトミセス属に属する微生物の培
養液及び培養菌体中に文献未載の新規抗生物質が産生、
蓄積されることの新たな知見を得て、ここに本発明を完
成するに至った。
以下に、本発明の新規抗生物質シスタマイシン及びその
製造法について詳述する。
まず、本発明において用いる微生物は、抗生物質シスタ
マイシンの生産能を有するものであり、ストレプトミセ
ス属に属する菌種である。
その−例として、ストレプトミセス属AAMS−734
(S treptomyces sp、 AANS −
734)と呼称される微生物は上記の特性を有し、本発
明の抗生物質シスタマイシンを有利に生産するものであ
り、本発明方法に有効に利用し得るものである。
また、上記ストレプトミセス属ANS −734の自然
的及び人工的変異株は勿論、ストレプトミセス属に属す
る菌種で後述の抗生物質シスタマイシンの生産能を有す
る微生物はすべて本発明方法において使用することがで
きる。
上記ANS−734株(以下、単にrANs −734
株」と称する)は本発明者により埼玉県比企郡吉見町で
採取した土壌試料中より発見されたストレプトミセス属
に属する土壌放線菌であり、工業技術院微生物工業技術
研究所に昭和55年12月25日に寄託され、その微生
物受託番号は、微工研菌寄第5844号である。
ANS −734株の菌学的性質は次の通りである。
(I) 形態 スターチ寒天培地、オートミル寒天培地上の生育につい
て観察を行った。
基生菌糸はよく分岐している。
気菌糸は各種培地上によく着生し、単軸分岐をし、分枝
は、−回転乃至三回転の螺旋糸を形成し、胞子を着生す
る。
オートミール寒天培地上の胞子の電子顕微鏡による観察
の結果、胞子表面は平滑である。
胞子の大きさは1.0〜1.4X0.7〜0.9μであ
る。
(旬 各種培地上の性質 特許庁産業別審査基準に従い、各種培地を調製し、接種
後3週間後に観察した結果を次に記載する。
尚色調の記載に於て0内の記号はディスクリブチイブ・
カラー・ネームズ・ディクショナリー(Descrip
tive Co1or NamesDictionar
y )第4版の色名記号に従ったものである。
(1) シュクロース・硝酸寒天培地 生育:周辺に拡がり、極めて良好な生育を呈し、裏面の
色は赤味を帯びた黄色より茶色(31a〜4ne)であ
る。
気菌糸:よく着生し、粉状、クリーム色 (1%Ca )より淡い黄色を呈する。
可溶性色素:黄橙色(21a)を呈する。
(2)グルコース・アスパラギン寒天培地生育:周辺に
拡がり、極めて良好な生育を呈し、裏面の色は明るい小
麦色(2ea)より黄色(21c)を呈する。
気菌糸:よく着生し、粉状、明るい茶灰色(2ge)を
呈する。
可溶性色素:僅かに黄色い可溶性色素を生成する。
(3)グリセリン・アスパラギン寒天培地生育:不良。
裏面の色は白色乃至明る〜・黄色(1月la)を呈する
気菌糸:僅かに着生し白色を呈する。
可溶性色素:生成しない。
(4)無機塩・殿粉寒天培地 生育:普通の生育を呈し裏面の色は黄茶色より灰色味を
帯びた茶色(21g〜2ie)を呈する。
気菌糸:よく着生し灰茶色(2ig)を呈する。
可溶性色素2僅かに黄色の色素を生成する。
(5)チロシン寒天培地: 生育二周辺に拡がり、極めて良い生育を呈し、裏面の色
は茶灰色(3ig)である。
気菌糸:よく着生し白色より灰茶色(3ig)を帯びる
可溶性色素:淡い褐色。
(6)栄養寒天培地 生育:悪い。
裏面の色は明るい象牙色(2ca )を呈する。
気菌糸二着生悪(、白色を呈する。
可溶性色素:生成しない。
(7) イースト・エキストラクト、マルト・エキス
トラクト寒天培地 生育二周辺に拡がり、極めて良い生育を呈し、裏面は黄
色(3ia)乃至濃い褐色(4hl)を呈する。
気菌糸:よく着生し、茶灰色(2ig)を呈する。
可溶性色素:明るい黄褐色を呈する。
(8)オートミール寒天培地 生育二周辺に拡がった極めて良い生育をし、裏面の色は
茶色(3ni)を呈する。
気菌糸:よく着生し、暗い茶灰色(2ni〜2nl)を
呈する。
可溶性色素:明るい褐色。
(9)ペプトン・イーストエキストラクト・鉄寒天培地 生育二不良。
裏面の色は象牙色(2ca)を呈する。
気菌糸二着生しない。
可溶性色素二生成しない。
叫 生理的性質 (1)生育温度:27°〜37℃に於てよい生育をする
殿粉分解カニ分解する。
脱脂粉乳:ペプトン化陽性 メラニン様色素の生成:生成しない。
ゼラチン液化カニ陰性 硝酸塩還元:還元せず。
各種炭素源の利用性 プリダハムによる糖料用培地(ディフコ製)に各種の糖
を添加してANS−734株を培養した結果は次の通り
である。
ANS −734株の菌学的性質は上記の如くであるが
、本菌株は■スパイラルを形成する。
■胞子表面は平滑である。
■メラニン色素は生成しない。
■菌体の色は茶灰色乃至濃褐色である。
■黄色の可溶性色素を生成する。■各種の糖をよく利用
する等の特徴を有する。
野々村氏によるジャーナル・オプ・フェルメンテ−ジョ
ン・テクノロジー52巻2号記載の放線菌■。
s、p、株458菌種の分類法の記載(キイ・フォア・
クラシイフケ−ジョン458スペシス・オブ・ザ・スト
レプトミセス・インクルーデッド・イン・1.S、P、
) (Key for cla −5sificat
ion and 1dentification of
458species of streptomyc
es 1ncluded in I。
s、p、)により、ANS −734株に類似する菌種
を比較するとA ct ino myces c ya
nogenus、Actinomyces viola
ceolutus等に類似するがANS −734株は
赤色、青色の可溶性色素の生成は観察されない。
次に、本発明方法を実施するに当っては、ストレプトミ
セス属に属する抗生物質シスタマイシン生産菌を、抗生
物質を生産する通常の方法で培養することができる。
培養の形態は、液体培養でも固体培養でもよく、工業的
に有利に培養するためには、上記生産菌の胞子懸濁液又
は培養液を培地に接種し、通気攪拌培養を行えばよい。
培地の栄養源としては特に限定されることなく、微生物
の培養に通常用いられる炭素源、窒素源その他を培地中
に含有させることができる。
炭素源としては、澱粉、デキストリン、グリセリン、グ
ルコース、シュークロース、ガラクトース、イノシトー
ル、マンニトールなどが、また窒素源としては、ペプト
ン、大豆粉、肉エキス、米ぬか、皺、尿素、コーンステ
イープリカー、アンモニウム塩、硝酸塩、その他の有機
または無機の窒素含有物が用いられる。
その他、無機塩類、たとえば食塩、リン酸塩類、カルシ
ウム、亜鉛、マンガン、鉄等の金属塩類等を適宜に添加
してもよく、必要に応じて消泡剤としての動、植、鉱物
油等を添加してもよい。
培養温度、培養時間等の培養条件は使用菌の発育に適し
、しかもシスタマイシンの生産が最高となるような条件
が選ばれる。
たとえば、培地のpHは中性付近がよく、培養の適温は
25°〜35℃程度が望ましい。
また培養時間は通常2〜7日間程度がよい。
しかし、これらの培養組成物、培地の液性、培養温度、
攪拌条件などの培養条件は使用する菌株の種類や外部の
条件などに応じて好ましい結果が得られるよう適宜調節
選択されるべきであることはいうまでもない。
このようにして得られる培養物から、シスタマイシンを
得るには代謝産物を採取するのに通常用いられる手段を
適宜に利用して採取し得る。
たとえば、シスタマイシンと不純物との溶解度差を利用
する手段、吸着親和力の差を利用する手段、イオン結合
力の差を利用する手段、有機溶剤との間の分配の差を利
用する手段のいずれも、それぞれ単独で、または組合わ
せて、あるいは反復して利用される。
具体的には、シスタマイシンは培養沢液及び培養菌体中
に存在するが、培養沢液より酸性条件下で酢酸エチル、
酢酸ブチル、ブタノール、クロロホルム等の有機溶剤で
抽出することが出来る。
培養菌体中に存在するシスタマイシンは、菌体を含水ア
セトン、あるいは含水メタノール等を用いて抽出するこ
とが出来る。
このように抽出されたシスタマイシンは、その酸性及び
脂溶性の性質を利用して、吸着クロマトグラフィー、イ
オン交換クロマトグラフィー、ゲル沢過クロマトグラフ
ィー等を組み合わせて精製することが出来る。
吸着クロマトグラフィーとしては、シリカゲル、ダイア
イオンHP −10等の吸着剤が有利に使用される。
更に高度の精製には高速液体クロマトグラフィーが利用
される。
この場合の使用カラムは逆層分配型のものが有利に使用
出来る。
このようにして精製されたシスタマイシンはそのメタノ
ール或いはアセトシ鼎液より、エーテル、石油エーテル
等を加えることにより高純度の白色の粉末として沈澱す
るので、沢過により採取することが出来る。
か(して得られたシスタマイシンの遊離酸の理化学的性
質及び生物学的性状は次のとおりである。
〔抗生物質シスタマイシンの理化学的性質及び生物学的性状〕
1、形状:白色粉末 2、融点:240’C以上で徐々に着色分解し、明確な
融点を示さない。
3、元素分析値:炭素47.24%、水素4.38%、
窒素16.37%、硫黄15.02% 4、含有するアミノ酸:酸加水分解により、アスパラギ
ン酸、スレオニン、グリシン、シスチンの地歩なくとも
2個の未同定アミノ酸を与える。
5゜比旋光度二〇〕邸=+75° ((:’=0.84
ジメチルホルムアミド中) 6、紫外部吸収スペクトル: 第1図に示す通りであるが、その極大吸収値nm(E1
%)を示すと、 cfrL 水溶液:220 (224)、270(108)0.0
5N塩酸:220(201) 0.05N苛性ソーダ:220(225)、262(1
33) 7、赤外部吸収スペクトル: 第2図に示されるとおり、臭化カリ錠剤申訳の特徴的な
吸収帯を有する。
3330.2960,1730,1660゜1580.
1500.1430.1385.1290.1g30,
1165.1110.1070.1030.1000.
875.825.770cm’ 8゜溶解性: アルカリ水、中性緩衝液、メチルセロソルブ、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルスルホキシドによく溶ける。
水、メタノール、エタノールに僅か溶ける。
ベンゼン、クロロホルム、エーテル、石油エーテルには
難溶である。
9゜pKa’: 4.7 (70%メチ#セl:2/#
7沖)10、分子量:1300(滴定当量より一塩基酸
として) 11、 Rf値 シリカゲル薄層クロマトグラフィー (メルク製F254薄層プレート使用) 15、急性毒性: マウスに対する静脈内注射による急性毒性試験では、1
00■/kyの投与で生存、200■/kgの投与では
死亡した。
以上の抗生物質シスタマイシンの理化学的性質並びに生
物学的性状、特に植物病原菌に対する特異的抗かび性は
他の抗生物質に例をみないものであり、本発明の抗生物
質シスタマイシンは文献未載の新規抗生物質であること
が明らかにされた。
また、シスタマイシンが種物病原性のかびに対して特異
的阻害活性を示したことは、in vivo試験(ポッ
ト試験)においても確認されたので、抗生物質シスタマ
イシンは農園芸用抗かび剤としての実用化が大いに期待
されるものである。
以下に、本発明方法を実施例によって詳述するが、本発
明方法はこれに伺ら限定されるものではない。
実施例 グルコース2%、可溶性澱粉1%、肉エキス0.1%、
酵母0.4%二二層豆粉2,5、食塩0.2%、第二燐
酸カリ0.005%の組成からなる培地(苛性ソーダで
殺菌前、pH8,8に調整)361に、あらかじめ同一
培地に前記ANS −734株(微生物受託番号微工研
菌寄第5844号)を接種して96時間27℃で振盪培
養した培養液240m1を接種して28℃で90時間通
気攪拌培養を行った。
最終pHは7.0付近である。培養液を遠心沢過して菌
体と培養涙液とに分けた。
得られた培養涙液23Jと、菌体の70%メタノール抽
出液121を合わせ、ダイアイオンHP−100カラム
(7,5φ×100CIrL)を通過させた。
カラムを40%メタノール201で洗滌後、アンモニア
水でpH8に調整した90%メタノール201を用いて
溶出した。
溶出液の活性画分を合し、減圧下に濃縮して、濃縮液3
1を得た。
塩酸でpuを3に調整し、ブタノールで2度抽出した(
合計31)。
ブタノール層を11の重曹水で2度、ついで0.51の
水で2度洗滌した後、減圧濃縮した。
残渣を少量のベンゼン−アセトン(1ニア)に溶かし、
同溶剤で調製したシリカゲルのカラム(5,5φ×30
crfL)にチャージした。
同溶剤21.アセトン111アセトン−メタノール(4
:1)61.ついでアセトン−0,INアンモニヤ水(
4:1 )81を用いて順次、溶出を行うと、活性は最
後の溶剤による溶出画分に現れた。
これを減圧濃縮し、残渣を更にクロロホルム−メタノー
ルの溶剤系を用いてシリカゲルクロマトグラフィーを行
った。
カラムのサイズは4φ×70crILのものを用い、ク
ロロホルム−メタノール(7: 1 )21. クロロ
ホルム−メタノール(4二1 )2J、 更にクロロホ
ルム−メタノール(3:1)31を用いて順次溶出を行
うと、活性は最後の溶剤による溶出画分に現れた。
活性画分を濃縮し、残渣を少量のエタノールに溶かし、
これにエーテルを加えるとシスタマイシンは白色沈澱と
して析出し、P取乾燥ニより300Tn9の粗粉末が得
られた。
これを更に精製するためにクロロホルム−エタノール−
〇、INアンモニア水(4ニア:0.5)の溶剤系を用
い2.8φX90(1’771のシリカゲルカラムで再
度クロマトグラフィーを行った。
活性画分を集め、減圧濃縮し、アセトン−エーテルによ
り沈澱させ130■の精製粉末を得た。
水晶は6種類の溶剤系を用いたシリカゲル薄層クロマト
グラフィーに於て単一のスポットを与え、純粋性が確認
された。
実施例 2 実施例1で得られたシスタマイシンの粉末を、高速液体
クロマトグラフィーにかけて更に高度の精製を行った。
Nucleosil 5 C18(6φ×25Cr
rL)のカラムを用い、75%メタノールヨ詐酸(10
0:O,i5)により、1.0ml/分の流速で展開す
ると、シスタマイシンは保持時間21分の部分に溶出さ
れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の抗生物質シスタマイシンの紫外部吸収
スペクトルを示し、第2図はシスタマイシン(遊離酸)
の臭化カリ錠剤における赤外部吸収スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の理化学性質及び生物学的性質を有する新規抗
    生物質シスタマイシン。 融点:240℃以上で徐々に着色分解し、明確な融点を
    示さない。 元素分析:炭素47.24(%)、水素4.38(%)
    、窒素16.37(%)、硫黄15.02(%)含有ス
    るアミノ酸:アスパラギン酸、スレオニン、グリシン、
    シスチンの地歩なくとも2個の未同定アミノ酸を含有す
    る。 比旋光度:■23=+75° (C=0.84、ジメチ
    ルホルムアミド中) 紫外部吸収スペクトル〔極大値nm(E”%)〕cII
    L 水溶液:220(224)、270(108)0.05
    N塩酸:220(201) 0.05N苛性ソーダ:220(225)、262(1
    33) 赤外部吸収スペクトル(臭化カリ錠剤中の主な極大値)
    :3330.2960.1730,1660.1580
    .1500.1430,1385.129011230
    .1165.1110゜1070 1030 1000
    .875.825、・770cIIl。 溶解性:アルカリ水、中性緩衝液、メチルセロンルブ、
    ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドによく溶
    ける。 水、メタノール、エタノールに僅かに溶ける。 ベンゼン、クロロホルム、エーテル、石油エーテルに難
    溶である。 pKa’: 4.7 (70%メチルセロソルフ沖)分
    子量:1300(滴定当量よりブ塩基酸として)呈色反
    応:過マンガン酸カリ、ヨード反応、ライドンスミス反
    応は陽性、ニンヒドリン、トレンス、過沃素酸−ベンジ
    ジン、塩化鉄、アンスロン反応は陰性。 塩基性、酸性、中性の区別:酸性物質 抗菌スペクトル(寒天希釈法による):植物病原性のか
    び類に生育阻害活性を示す。 2 ストレプトミセス(S treptomyces
    )属に属する抗生物質シスタマイシン生産菌を培養し、
    その培養物から新規抗生物質シスタマイシンを分離採取
    することを特徴とする新規抗生物質シスタマイシンの製
    造法。 3 ストレプトミセス(S treptomyces
    )属に属する抗生物質シスタマイシン生産菌が、ストレ
    プトミセス属A、ANS −734(Streptom
    ycessp 、AAN S 374 )である特許
    請求の範囲第2項記載の製造法。
JP56004710A 1981-01-16 1981-01-16 新規抗生物質シスタマイシン及びその製造法 Expired JPS5834113B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6011820A (ja) * 1983-03-30 1985-01-22 Chino Works Ltd 表示器点灯回路
JPH0444628U (ja) * 1990-08-20 1992-04-15

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JPS6011820A (ja) * 1983-03-30 1985-01-22 Chino Works Ltd 表示器点灯回路
JPH0444628U (ja) * 1990-08-20 1992-04-15

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