JPS5831503B2 - 円すい円板式変速機 - Google Patents

円すい円板式変速機

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JPS5831503B2
JPS5831503B2 JP54137890A JP13789079A JPS5831503B2 JP S5831503 B2 JPS5831503 B2 JP S5831503B2 JP 54137890 A JP54137890 A JP 54137890A JP 13789079 A JP13789079 A JP 13789079A JP S5831503 B2 JPS5831503 B2 JP S5831503B2
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JP
Japan
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conical disk
transmission
torque
conical
cylinder
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JP54137890A
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JPS5560750A (en
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マンフレート・ラトウンデ
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PIV Antrieb Werner Reimers GmbH and Co KG
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PIV Antrieb Werner Reimers GmbH and Co KG
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Publication date
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Publication of JPS5560750A publication Critical patent/JPS5560750A/ja
Publication of JPS5831503B2 publication Critical patent/JPS5831503B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H13/00Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
    • F16H13/10Means for influencing the pressure between the members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66272Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members characterised by means for controlling the torque transmitting capability of the gearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/12Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入力軸に配置されている移動円すい円板及び
固定円すい円板と、出力軸に配置されている移動円すい
円板及び固定円すい円板と、これらの円すい円板対の間
で循環する巻き掛は伝動部材と、変速比を調整しかつ維
持するために移動円すい円板に作用する液力装置と、ト
ルクに関連して圧力液体圧力を調整する調整弁を操作す
るトルク検出器とを備えている形式の無段階に調整可能
な円すい円板式変速機に関する。
このような形式の変速機においては、移動円すい円板は
液力装置としてのシリンダピストン装置の一部分、通常
はシリンダを形成している。
液力装置のシリンダ室には、変速比を調整しかつ維持す
るために、制御スプール弁により圧力液体が供給され、
所望の変速比に相応する圧力液体圧力を生せしめるため
に制御スプール弁のスプールは移動円すい円板に連結さ
れている調節レバーによって調節せしめられる。
更にこの圧力液体圧力をトルクの変動に応じて調整する
ためにトルク検出器が設けられており、このトルク検出
器は検出したトルクの変動に応じて調整弁を操作し、こ
れにより調整弁から外部に逃がされる圧力液体の量ひい
ては液力装置のシリンダ室内の圧力液体圧力がトルクに
関連して変化せしめられる。
例えばドイツ連邦共和国特許第1816950号明細書
に記載されているこのような形式の公知の変速機は一般
的には極めて申し分なく作動するけれども、特殊な用途
に対しては若干の欠点を有している。
例えば、トルク検出器が1対の移動円すい円板に組み込
まれているか、あるいは外部に配置された組み立てユニ
ットとして構成されているかに無関係に、公知の変速機
の製作費は極めて高価である。
このことは、トルク検出器の構成だけによるものではな
しに、トルク検出器の所要スペースが太きいために変速
機全体の寸法が大きくなることにも由来している。
更に、例えば変速機の始動の際あるいは被駆動質量のク
ラッチの接続の際にトルク衝撃が生じると、圧力液体圧
力の形成に遅延が生じ、負荷上昇に対する対応が直ちに
は行われない。
更に、固定円すい円板の支持部の材料弾性に基づく可と
う性並びに固定円すい円板自体の材料弾性により、一定
の変速比を越えると、変速機によって伝達される負荷に
関連して設定変速比に変動が生じる。
この変速比変動は普通は数%に過ぎないけれども、用途
によってはこれが重大な欠点となることがある。
そこで本発明の目的はこれらの欠点を簡単な手段によっ
て取り除くことである。
この目的を達成するために本発明の構成では、最初に述
べた形式の円すい円板式変速機において、トルク検出器
が、互いに向き合っている圧迫カムとそれらの間に挿入
されている転動体とを有しているトルクに関連した機械
的圧迫装置として構成されていて、固定円すい円板が該
機械的圧迫装置を介して軸の半径方向つば状突起に軸方
向で支えられており、この固定円すい円板は調整弁の弁
部材の1つを形成しているか又はこれを操作するように
した。
機械的圧迫装置によって、液力装置のシリンダとしての
移動円すい円板内のピストンを支えておくことは公知で
あるが、このような変速機は前述の欠点をすべて有して
いる。
これに対し本発明によれば、トルク検出器としての機械
的圧迫装置によって固定円すい円板自体を直接に支える
という新規かつ簡単な手段によって前述の公知の変速機
の欠点をすべて取り除くことができる。
要するに本発明によれば固定円すい円板を従来のように
完全に不動に支えるのではなしに、機械的圧迫装置を介
して支えるのであり、したがって固定円すい円板は機械
的圧迫装置の遊びだけ軸方向及び円周方向で軸に対して
可動であるが、この遊びは極めてわずかであって、特に
軸方向での遊びは100分の数ミリメートルに過ぎない
要するに本発明における固定円すい円板とは完全に不動
に支えられているものではなしに、実際上不動と見なす
ことのできる円すい円板を意味する。
互いに向き合っている圧迫カムとそれらの間に挿入され
ている転動体とを有している機械的圧迫装置の作用は周
知であり、例えば特開昭5021174号公報に記載さ
れている。
なお、トルク検出装置は一方の軸だけに設けてもよいし
、両方の軸に設けてもよい。
本発明の構成により、トルク衝撃が生じると、機械的圧
迫装置によって直接に、つまり液力な介することなしに
、固定円すい円板がわずかに軸方向に移動せしめられて
、変速機の機械的な弾性が補償される。
更に、固定円すい円板が調整弁の弁部材の1つを形成し
ているか又はこれを操作することによって、トルク衝撃
が生じた場合に、変速比の調整及び変化のための液力装
置に所属している移動円すい円板に対する圧力液体圧力
が遅れなしに変化せしめられろ。
したがってトルク衝撃は直ちに吸収され、設定されてい
る変速比が変化することはない。
しかも、固定円すい円板をトルク検出器としての機械的
圧迫装置によって支えることは極めて簡単でスペースを
必要としない手段である。
機械的圧迫装置によって支えられている固定円すい円板
が、シリンダを軸に支えられているシリンダピストン装
置のピストンとして構成されており、該シリンダピスト
ン装置内には、機械的圧迫装置を経て圧力液体が供給さ
れ、このシリンダピストン装置のピストン面が、液力装
置のピストン面よりも小さいようにすると特に有利であ
る。
これにより固定円すい円板はその半径方向の面全体にわ
たって付加的に支持液力を作用せしめられて、機械的圧
迫装置に対する負荷が軽減され、したがって機械的圧迫
装置は小型に構成することができかつ敏感に応動するこ
とができる。
以下においては、図面を参照しながら本発明の構成を具
体的に説明する。
第1図において、移動円すい円板が液力によって調節さ
れる公知の変速機は入力軸1と出力軸2とを有しており
、これらの軸には、変速比の調整及び維持のために軸方
向に移動可能な移動円すい円板3,4が配置されている
移動円すい円板3゜4はシリンダピストン装置(液力装
置)5,6を形成している。
それぞれ他方の固定円すい円板T。8は完全に不動に支
えられている1、両方の円すい円板対の間を巻き掛は伝
動部材9が循環する。
シリンダピストン装置5,6には圧力液体源10から制
御スプール弁11及び導管12,13を介して圧力液体
が供給される。
更に出力軸2にはトルク検出器14が設げられており、
このトルク検出器には導管15を介して制御スプール弁
11から圧力液体が供給されて、トルクに関連して絞ら
れ、シリンダピストン装置5における圧力がこれにより
決定される。
トルク検出器14から出る圧力媒体は導管16を介して
無圧で巻き掛は伝動部材9上に流れ、これを潤滑しかつ
冷却する。
シリンダピストン装置5のシリンダは円周溝17を有し
ており、変速比調節部材20のレバー19が滑子18を
介して該円周溝17に係合している。
変速比調節部材20と滑子18との間でレバー19に、
制御スプール弁のスプール21が枢着されている。
この公知の変速機の作用について簡単に説明するが、変
速比を変化させる操作は周知であるので説明を省略する
第1図に示した変速機は所定の変速比に調整されている
ところでトルク衝撃が生じると、トルク検出器14によ
り操作される調整弁を介して、導管16を通しての圧力
液体の排出量がトルク衝撃の大きさに応じて一層絞られ
、これによって入力軸のシリンダピストン装置5内の圧
力液体圧力が増大せしめられ、入力軸の円すい円板に対
する巻き掛は伝動部材の巻き掛は直径が増大せしめられ
る。
この場合、滑子18及びレバー19を介してスプール2
1も右に向かって移動せしめられ、これにより、出力軸
への導管130制御縁が更に開かれる結果、シリンダピ
ストン装置6内の圧力も増大する。
この過程は、入力軸と出力軸との間に力のバランスが生
じると終了する。
他面において、トルク衝撃若しくは負荷の増大により圧
迫力が変化すると、固定円すい円板7及び8の支持部並
びに固定円すい円板自体にある程度の弾性変形が生じ、
これは、トルク検出器14によっては検出されず、数%
の変速比変化をもたらし、この変速比変化は修正されな
いこのような負荷に基づく変速比変化は多くの場合望ま
しくない。
更にトルク検出器14はある程度の遅れを以て応動し、
トルク衝撃が生じた場合に最初は少なくとも短時間トル
ク検出器14による制御は行なわれない。
第2図は、液力により調節可能な公知の変速機のこれら
の欠点を取り除く1つの打能性を示す。
この場合、円すい円板対を有する一方の軸、例えば入力
軸又は出力軸だけが示されている。
第2図において、軸25上に移動円すい円板26と固定
円すい円板27とが配置されており、これらの円すい円
板の間に巻き掛は伝動部材28が締め込まれている。
移動円すい円板26は、変速比の調整及び変化のために
軸25上で軸方向に移動可能であって、キー29により
軸に対して相対的に回転不能に結合されている。
移動円すい円板26は同時に、液力装置としてのシリン
ダピストン装置のシリンダ30を形成しており、そのピ
ストン31はスナップリング32によって軸方向で不動
に支えられている。
シリンダ室33には制御スプール弁からアキシャル孔3
4及びラジアル孔35を介して圧力液体が供給される。
これに対し固定円すい円板27は、例えばV字形の切り
込みとそれらの間に挿入された転動体37とを有する機
械的圧迫装置36を介して軸250半径方向つば状突起
としてのつば39に軸方向で支えられている。
したがって固定円すい円板27自体は軸上である程度軸
方向に移動可能かつ回動可能である。
固定円すい円板27のボス42の制御縁41と軸25の
ラジアル孔40とは調整弁を形成しており、この調整弁
にも、シリンダ室33に供給される圧力液体がアキシャ
ル孔34を介して供給される。
制御縁41のところから圧力液体は、固定円すい円板2
7のほぼ軸平行な孔43を通って、巻き掛は伝動部材2
8の内面に無圧で排出され、遠心力の作用で巻き掛は伝
動部材を潤滑しかつ冷却する。
この実施例の動作は次のとおりである。
軸25によって、若しくは軸25にトルクが伝達される
と、機械的圧迫装置36のリング38がキー46によっ
て連行される。
これによって機械的圧迫装置36が転動体37を介して
固定円すい円板27をも連行し、これと同時に機械的圧
迫装置のV字形の切り込みによって固定円すい円板27
に軸方向の圧迫力が作用せしめられる。
他面においてシリンダ室33内には、変速比を維持する
ための圧力液体圧力が存在している。
ところでトルク衝撃若しくは負荷変化が生じると、機械
的圧迫装置36が直ちに固定円すい円板27に軸方向力
を作用させて、固定円すい円板27を巻き掛は伝動部材
28の方向にわずかに押し進める。
更に、このわずかな調節運動によって制御縁41のとこ
ろの圧力媒体排出量が更に絞られ、シリンダ室33内の
圧力液体圧力がトルクに関連して高められる。
ラジアル孔40と制御縁41とによって形成される調整
弁を適当に設計しておくことによって、第1図に関連し
て説明したような変速比変化の負荷に関連した修正が行
なわれる。
トルク衝撃に基づく負荷増大が再び消滅すると、機械的
圧迫装置36により固定円すい円板27も再び後退せし
められ、これと同時に制御縁41を介してシリンダ室3
3内の圧力液体圧力も相応に低下せしめられる。
更に第2図においては固定円すい円板27はシリンダ4
4と共にシリンダピストン装置を形成している。
シリンダ44はリング38に軸方向で不動に支えられて
いる。
このシリンダピストン装置のシリンダ室にはアキシャル
孔34から別のラジアル孔45を介して圧力液体が供給
され、シリンダ室33内と同じ圧力液体圧力が存在して
いる。
この場合固定円すい円板27のピストン面が移動円すい
円板26のピストン面よりも小さいようにすることが重
要である。
この付加的なシリンダピストン装置によって機械的圧迫
装置36の負荷が軽減せしめられる。
なぜなら、固定円すい円板27に作用せしめられる軸方
向力の一部分が圧力液体圧力によって生せしめられるか
らである。
これによって機械的圧迫装置36は一層敏感に動作する
ことができる。
更に、ラジアル孔45を配置することによって機械的圧
迫装置36が申し分なく潤滑される。
第3図に示した実施例では、アキシャル孔34からラジ
アル孔45を通って、固定円すい円板27とシリンダ4
4とにより形成されているシリンダ室内に供給される圧
力液体が、ボス42のラジアル孔50を通ってシリンダ
室から排出され、アキシャル溝51を通って、固定円す
い円板27と移動円すい円板26との間のスペース内に
達する。
このスペース内では固定円すい円板27の直ぐ近くにリ
ング53が軸に設けられており、このノング53と固定
円すい円板2γとによって調整弁が形成されている。
固定円すい円板27がリング53に接近するにつれて、
圧力液体流に対する絞り作用が増大する。
更にリング53は固定円すい円板27の軸方向のわずか
な移動距離を制御する。
第2図に示したリング53はストッパとしてのみ役立つ
ものである。
第4図に示した実施例では、固定円すい円板、60は機
械的圧迫装置61を介して軸の半径方向つば状突起とし
ての、ストッパ62に支えられている。
この固定円すい円板60と不動のシリンダ63とはシリ
ンダピストン装置を形成している。
シリンダ63内には調整弁65のケーシング64が配置
されており、調整弁65の検出ピン66は固定円すい円
板60に接触せしめられている。
この場合調整弁のピストン67の、検出ピンとは逆の側
に押しばね68が配置されており、これはケーシングに
支えられている。
圧力液体はラジアル孔69と機械的圧迫装置61とを通
って、固定円すい円板60とシリンダ63とによって形
成されているシリンダ室内に入り、そこから圧力液体は
孔70を通って調整弁のケーシング64内に達し、弁ピ
ストン670回りを流れて、弁ピストン67とケーシン
グ64との間のすきま72の大きさに応じた量だけ孔7
1から排出される。
トルクが増大すると、機械的圧迫装置61が固定円すい
円板60を左に向かって移動させ、これにより弁ピスト
ン67が押しばね68の作用でやはり左に向かって移動
せしめられて、すきま72が小さくされる結果、圧力液
体圧力が高められる。
この軸上の両方の円すい円板に対する圧力液体圧力の増
大量は、必要とされる圧迫力の増大量に相応しており、
固定円すい円板60のわずかな移動により変速比修正が
行われる。
第5図に示した実施例では、軸80のアキシャル孔81
はプラグ82によって2分されている。
これにより移動円すい円板84のシリンダ室83は、変
速比の調整のために、導管85を介して圧力液体圧力を
供給されるのに対し、固定円すい円板86は、機械的圧
迫装置87と導管88とを介して圧力液体圧力を供給さ
れ、この圧力液体圧力は導管89を介して出力軸側のシ
リンダピストン装置90にも供給される。
更にこの実施例においては、圧力液体は、固定円すい円
板の延長されたボス92に形成されているラジアル孔9
1を通って排出される。
ボス92上には、移動円すい円板84が軸方向に移動可
能かつ回動可能に支承されている。
第6図に示した実施例においては、第5図に示した実施
例と異なって、固定円すい円板100に機械的圧迫装置
101を介して作用せしめられる圧力液体圧力は入力軸
側のシリンダピストン装置102に供給される圧力液体
圧力である。
要するに第5図に示した実施例では出力軸側の圧力液体
圧力は、入力軸側に取り付けられている固定円すい円板
及びこれにより形成されている調整弁を介して決定され
るのに対し、第6図に示した実施例では、入力軸側の圧
力が、やはり入力軸側に取り付けられている調整弁によ
って決定されるのである。
第7図に示した実施例では、第6図に示した実施例と異
なって、両方の変速機軸上で固定円すい円板110若し
くは111が機械的圧迫装置112若しくは113と調
整弁114若しくは115とを有しており、両方の変速
機軸にトルク検出器が設けられている。
そして、各トルク検出器は所属の軸の圧力液体圧力をそ
れぞれ決定する。
このような実施例は、トルクが逆転して、入力軸と出力
軸とが交替することがあるような場合に有利である。
しかしながら常に一方のトルク検出器だけが作用し、他
方のトルク検出器の調整弁は閉じられている。
変速機が、軸116の出力回転数が低くなるように調整
されている場合には入力側のトルク検出器だけが作用し
、逆の調整が行われている場合には出力側のトルク検出
器だけが作用する。
この切り替えは通常は1:1の変速比の近くで自動的に
行われる。
第1図〜第7図に示した変速機はそれを始動する前に制
御スプール弁に圧力液体圧力が存在していなげればなら
ない。
すなわち圧力液体源10を最初に始動させておかなけれ
ばならない。
このためにはポンプを別個に駆動しなげればならないが
、このことが望ましくないかあるいは不可能である場合
には第8図〜第10図に示した実施例が適している。
第8図においては、軸120と121との中間のところ
で変速機ケーシング122に案内棒123が配置されて
おり、この案内棒に沿ってZ字形部材124が自由に移
動可能である。
Z字形部材の自由脚部には、変速比の調整及び維持に役
立つ移動円すい円板127及び128が支持リング12
5及び126と、転がり軸受げ129及び130と、ピ
ストン131及び132を取り囲んでいるシリンダ13
3及び134とを介して支えられている。
図示していない制御スプール弁から圧力液体がアキシャ
ル孔135及び136に供給される。
支持リング125と126との軸方向相互間隔は、変速
機の通常の運転中に転がり軸受けが移動円すい円板12
1及び128に対してわずかな支持遊びを有するように
、定められている。
軸120には、圧力液体を搬送する図示していないポン
プを駆動するピニオン137が取り付けられている。
この変速機の動作は次のとおりである。
軸120が入力軸であり、軸121が出力軸であると仮
定する。
ところでスイッチをオンにすると、ます軸120が駆動
される。
換言すれば軸120にトルクが導入される。
圧力液体圧力はまだ生せしめられていない。
しかし機械的圧迫装置138はトルクの導入によって圧
迫力を生せしめ、巻き掛は伝動部材が固定円すい円板1
39と移動円すい円板127との間で締め込まれる。
なぜなら、移動円すい円板127は転がり軸受け129
を介して支持リング125に支えられているので、逃げ
ることができないからである。
したがってトルクが巻き掛は伝動部材によって移動円す
い円板128及び固定円すい円板140に伝達され、出
力軸側においても機械的圧迫装置141によって相応の
軸方向圧迫力が生せしめられる。
すなわち移動円すい円板128は転がり軸受け130を
介して支持リング126に支えられているので、やはり
逃げることができない。
要するに、両方の変速機軸の円すい円板は最初は純粋に
機械的に支えられ、同時に、トルクに比例する圧迫力が
生せしめられる。
このようにして変速機が短時間始動せしめられると、ポ
ンプがピニオン137を介して十分な時間にわたって7
駆動され、移動円すい円板に対する圧迫力を液力で生せ
しめるのに必要な圧力液体圧力を供給するようになり、
この圧力液体圧力は、第7図に示されているような制御
スプール弁によって両方の円すい円板対に分配される。
今や、何個の移動円すい円板に配置されているシリンダ
ピストン装置内に、液力による支持のために必要な圧力
液体圧力が生せしめられる。
これにより移動円すい円板127及び128は転がり軸
受け129.130かられずかに押し離され、これらの
移動円すい円板に対する機械的支持作用が消滅し、もっ
ばら液力による支持だけが行われるようになる。
要するにこのようにして、変速機の始動の前に必要な圧
力液体圧力を生せしめておかなくてもよい。
変速機は直ちにトルクの伝達を開始し、圧力液体圧力は
始動期間中に生せしめられる。
第9図に示した変速機においては、変速比の維持及び調
整に役立つ移動円すい円板150゜151が第8図の場
合のように対角線方向で向き合っているのではなくして
、半径方向に向き合って配置されている。
固定円すい円板152及び153も半径方向に向き合っ
て配置されている。
この実施例においては、軸156と157との中間のと
ころで制御レバー155が変速機ケーシング154に枢
着されており、転がり軸受け158.159を介して移
動円すい円板150゜151を支えている。
第8図の場合でも同様であるが、この場合制御レバー1
55の腕は支持リング160,161をフォーク状につ
かんで旋回可能に支持しており、これらの支持リングは
転がり軸受け158,159を支えている。
第9図に示した変速機の動作は第8図の変速機について
説明した動作と同じであり、第9図においても軸156
に、変速機の始動と同時にポンプを駆動するためのピニ
オン162が取り付けられている。
第10図に示した実施例においては、軸170にやはり
シリンダピストン装置171が配置されており、これは
、変速比を調整しかつ維持するための移動円すい円板1
72によって形成されている。
しかし固定円すい円板173は機械的圧迫装置175の
リング174と摩擦円板176とを介して、ポンプを駆
動するためのピニオン177に支えられており、このピ
ニオンは軸の半径方向つば状突起に軸方向で支えられて
いてかつ軸170と一緒に回転するように結合されてい
る1、更に、固定円すい円板173のボス178は移動
円すい円板172のボス119内に延長されており、移
動円すい円板172はボス178上で軸方向に移動可能
に、しかしキー180にまり回動不能に保持されている
ところでこの変速機が始動せしめられると、最初はシリ
ンダ室181,182内に圧力液体圧力が存在していな
いが、ピニオン177を有する軸170は空転すること
ができる。
それは、ピストン183がシリンダ184内で回転可能
であるからである。
次いでポンプの、駆動によって圧力液体圧力がゆっくり
と生せしめられて、摩擦円板176を介してリング17
4をピニオン177に押し付け、これによって円すい円
板対が駆動されるようになる。
他方の変速機軸においても圧力液体圧力が生せしめられ
るので、第10図に示されている円すい円板対のトルク
を他方の変速機軸の円すい円板対に伝達し得るようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、トルク検出器を有し液力により調節可能であ
る円すい円板式変速機の基本的な構造を示した概略図、
第2図・第3図・第4図・第5図及び第6図は、本発明
によるトルク検出器の種々の構造及び配置を示した図、
第7図は、両方の軸上に配置されたトルク検出器を有し
ている円すい円板式変速機を示した図、第8図・第9図
及び第10図は、ポンプの前起動又は圧力液体の外部か
らの供給を必要としない円すい円板式変速機の種種の構
造を示した図である。 1・・・・・・入力軸、2・・・・・・出力軸、3及び
4・・・・・・移動円すい円板、5及び6・・・・・・
シリンダピストン装置、7及び8・・・・・・固定円す
い円板、9・・・・・・巻き掛は伝動部材、10・・・
・・・圧力液体源、11・・・・・・制御スプール弁、
12及び13・・・・・・導管、14・・・・・・トル
ク検出器、15及び16・・・・・・導管、17・・・
・・・円周溝、18・・・・・・滑子、19・・・・・
・レバー、20・・・・・・変速比調節部材、21・・
・・・・スツール、25・・・・・・軸、26・・・・
・・移動円すい円板、27・・・・・・固定円すい円板
、28・・・・・・巻き掛は伝動部材、29・・・・・
・キー30・・・・・・シリンダ、31・・・・・・ピ
ストン、32・・・・・・スナップリング、33・・・
・・・シリンダ室、34・・・・・・アキシャル孔、3
5・・・・・・ラジアル孔、36・・・・・・機械的圧
迫装置、37・・・・・・転動体、38・・・・・・リ
ング、39・・・・・・つば、40・・・・・・ラジア
ル孔、41・・・・・・制御縁、42・・・・・・ボス
、43・・・・・・孔、44・・・・・・シリンダ、4
5・・・・・・ラジアル孔、46・・・・・・キー、5
0・・・・・・ラジアル孔、51・・・パアキシャル溝
、53°°“リング、60・・・・・・固定円すい円板
、61・・・・・・機械的圧迫装置、62・・・・・・
ストッパ 63・・・・・・シリンダ、64・・・・・
・ケーシング、65・・・・・・調整弁、66・・・・
・・検出ピン、67・・・・・・弁ピストン、68・・
・・・・押しばね、69・・・・・・ラジアル孔、γ0
及び71・・・・・・孔、12・・・・・・すきま、8
0・・・・・・軸、81・・・・・・アキシャル孔、8
2・・°・°°プラグ、83・・°・・・シリンダ室、
84・・・・・・移動円すい円板、85・・・・・・導
管、86・・・・・・固定円すい円板、87・・・・・
・機械的圧迫装置、88及び89・・・・・・導管、9
0・・・・・・シリンダピストン装置、91・・・・・
・ラジアル孔、92・・・・・・ボス、100・・・・
・・固定円すい円板、101・・・・・・機械的圧迫装
置、102・・・・・・シリンダピストン装置、110
及び111・・・・・・固定円すい円板、112及び1
13・・・・・・機械的圧迫装置、114及び115・
・・・・・調整弁、116,120及び121・・・・
・・軸、122・・・・・・変速機ケーシング、123
・・・・・・案内棒、124・・・・″・・Z字形部材
、125及び126・・・・・・支持リング、127及
び128・・・・・・移動円すい円板、129及び13
0・・・・・・転がり軸受げ、131及び132・・・
・・・ピストン、133及び134・・・・・・シリン
ダ、135及び136・・・・・・アキシャル孔、13
7・・・・・・ピニオン、138・・・・・・機械的圧
迫装置、139及び140・・・・・・固定円すい円板
、141・・・・・・機械的圧迫装置、150及び15
1・・・・・・移動円すい円板、152及び153・・
・・・・固定円すい円板、154・・・・・・変速機ケ
ーシング、155・・・・・・側倒レバー、156及び
157・・・・・・軸、158及び159・・・・・・
転がり軸受け、160及び161・・・・・・支持リン
グ、162・・・・・・ピニオン、170・・・・・・
軸、171・・・・・・シリンダピストン装置、172
・・・・・・移動円すい円板、173・・・・・・固定
円すい円板、174・・・・・・リング、175・・・
・・・機械的圧迫装置、176・・・・・・摩擦円板、
177・・・・・・ピニオン、178及び179・・・
・・・ボス、180・・・・・・キー181及び182
・・・・・・シリンダ室、183・・・・・・ピストン
、184・・・・・・シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人力軸に配置されている移動円すい円板及び固定円
    すい円板と、出力軸に配置されている移動円すい円板及
    び固定円すい円板と、これらの円すい円板対の間で循環
    する巻き掛は伝動部材と、変速比を調整しかつ維持する
    ために移動円すい円板に作用する液力装置と、トルクに
    関連して圧力液体圧力を調整する調整弁を操作するトル
    ク検出器とを備えている形式の無段階に調整可能な円す
    い円板式変速機において、トルク検出器が、互いに向き
    合っている圧迫カムとそれらの間に挿入されている転動
    体とを有しているトルクに関連した機械的圧迫装置36
    ,61.87,101.112゜113.138,14
    1.175として構成されていて、固定円すい円板が該
    機械的圧迫装置を介して軸の半径方向つば状突起に軸方
    向で支えられており、この固定円すい円板は調整弁の弁
    部材の1つを形成上でいるか又はこれを操作するように
    したことを特徴とする円すい円板式変速機。
JP54137890A 1978-10-26 1979-10-26 円すい円板式変速機 Expired JPS5831503B2 (ja)

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