JPS58180863A - Vベルト式無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

Vベルト式無段変速機の変速制御装置

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JPS58180863A
JPS58180863A JP57063865A JP6386582A JPS58180863A JP S58180863 A JPS58180863 A JP S58180863A JP 57063865 A JP57063865 A JP 57063865A JP 6386582 A JP6386582 A JP 6386582A JP S58180863 A JPS58180863 A JP S58180863A
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lock
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芳和 田中
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重明 山室
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春芳 久村
Yoshihisa Anpo
安保 佳寿
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Yoshiro Morimoto
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16HGEARING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60W2710/00Output or target parameters relating to a particular sub-units
    • B60W2710/06Combustion engines, Gas turbines
    • B60W2710/0644Engine speed

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Vベルト式無段変速機の変速制両方7人に関
するものである。
従来のVベルト式無段変速機の変速制御方法では、例え
ば、駆動ブーりの回転速度とエンジンのスロットル開度
(又はエンジン吸気管負圧)とを検出し、これによって
判定されるエンジンの実際の運転状態と、あらかじめ設
定してあったエンジンの理想の運転状態とを比較し、両
者の偏差が小さくなるように変速比を制御していた。変
速制御は、変速モータによって変速制御弁を動作させる
ことにより行なうが、両者は一端が駆動ブーりの軸方向
の移動に連動するリンクを介して連結されていた。しか
しながら、一般にVベルト式無段変速機では、Vベルト
及びブーりの耐久性を低下させないために変速応答速度
をある程度以上には速くすることができない。このよう
に変速応答性が悪いため、変速比を変えることによりエ
ンジン回転速度を制御する場合に、制御装置は必要以上
に大きく変速比を変えるように信号を出してなるべく急
速に変速させようとすることになり、制御されや変速比
にハンチングを発生してしまうという問題点があった。
この問題は、電子制御装置によって解決すること(例え
ば、偏差、エンジン回転速度等の1次又は2次微分値を
利用してハンチングの発生を制御するような制御を行な
うこと又は一定幅の不動帯を設けてこの不動帯内では変
速しないようにすること)も不可能ではないが、このよ
うな方法では、制御プログラムか極めて複雑となって制
御の誤動作も発生しやすくなり、また不動帯の幅の分だ
け制御精度が低下し、別の問題を生じてしまう。
本発明は、従来のVベルト式無段変速機の変速制御方法
における上記ような問題点に着目してなされたものであ
り、エンジンのスロットル開度(又は、吸気管負圧ある
いは燃料噴射量)と車両速度とから所望の変速比を算出
し、所望の変速比に一義的に対応する変速比指令信号を
発生させ、この変速比指令信号によって変速モータを所
定の位置に回転させることにより、上記問題点を解消す
ることを目的としている。
以下1本発明をその実施例を示す添付図面に基ついて説
明する。
本発明を適用する無段変速機の動力伝達機構を第1及び
2図に示す。エンジンのクランクシャフト(図示してい
ない)と一体に回転するエンジン出力軸2に、ポンプイ
ンペラー4、タービンランナ6、ステータ8及びロック
アツプクラッチ10から成るトルクコンへ−タ12が取
り付けられている。ロックアツプクラッチ10はタービ
ンランチ6に連結されると共に軸方向に移動可能であり
、ポンプインペラー4と一体の部材4aとの間にロック
アツプクラッチ油室14を形成しており、このロックア
ツプクラッチ油室14の油圧がトルクコンバータ12内
の油圧よりも低くなると、ロックアツプ、クラッチ10
は部材4aに押し付けられてこれと一緒に回転するよう
にしである。タービンランナ6は軸受16及び18によ
ってケース20に回転自在に支持された駆動軸22の一
端とスプライン結合されている。駆動軸22の軸受16
及び18間の部分には駆動プーリ24が設けられている
。駆動プーリ24は、駆動軸22に固着された固定円す
い板26と、固定円すい板26に対向配置されてV字状
プーリみぞを形成すると共に駆動プーリシリンダ室28
(第3図)に作用する油圧によって駆動軸22の軸方向
に移動可能である可動円すい板30とから成っている。
なお、V字状プーリみぞの最大幅を制限する環状部材2
2aが駆動軸22−ヒに可動円すい板30と保合可能に
固着しである(第3図)。駆動プーリ24はVベルト3
2によって従動プーリ34と伝動可能に結合されている
が、この従動プーリ34は、ケース20に軸受36及び
38によって回転自在に支持された従動軸40上に設け
られている。従動プーリ34は、従動軸40に固着され
た固定円子い板42と−1固定円すい板42に対向配置
されてV字状プーリみぞを形成すると共に従動プーリシ
リンダ室44(第3図)に作用する油圧によって従動軸
40の軸方向に移動可能である可動円すい板46とから
成っている。駆動プーリ24の場合と同様に、従動軸4
0−トに固着した環状部材40aにより可動円すい板4
6の動きは制限されて最大のV字状プーリみぞ幅量上に
はならないようにしである。固定円すい板42には前進
用多板クラッチ48を介して従動軸40上に回転自在に
支承された前進用駆動ギア50が連結a(能にされてお
り、この前進用駆動ギア50はリングギア52とかみ合
っている。従動軸40には後退用駆動キア54が固着さ
れており、この後退用駆動ギア54はアイドラギア56
とかみ合っている。アイドラギア56は後退用多板クラ
1.千58を介してアイドラ軸60と連結可能にされて
おり、アイドラ軸60には、リングギア52とかみ合う
別のアイドラギア62が固着されている(なお、第1図
においては、図示を分かりやすくするためにアイドラギ
ア62、アイドラ軸60及び後退用駆動キア54は正規
の位置からずらしであるので、アイドラギア62とリン
グギア52とはかみ合ってないように見えるが、実際に
は第2図に示すようにかみ合っている)。リングギア5
2には1対のピニオンギア64及び66が取り付けられ
、このピニオンギア64及び66とかみ合って差動装置
67を構成する1対のサイドギア68及び70にそれぞ
れ出力軸72及び74が連結されており、軸受76及び
78によってそれぞれ支持された出力軸72及び74は
互いに反対方向にケース20から外部へ伸長している。
この出力軸72及び74は図示していないロードホイー
ルに連結されることになる。なお、軸受18の右側には
、後述の制御装置の油圧源である内接歯車式のオイルポ
ンプ80が設けられているが、このオイルポンプ80は
中空の駆動軸22を貫通するオイルポンプ駆動軸82を
介してエンジン出力軸2よって駆動されるようにしであ
る。
このようにロックアツプ装置付きトルクコンバータ、■
ベルト式無段変速機構及び差動装置を組み合わせて成る
無段変速機にエンジン出力軸2から入力された回転力は
、トルクコンバータ12、駆動軸22.駆動プーリ24
、Vベルト32、従動プーリ34、従動軸40へと伝達
されていき、次いで、前進用多板クラッチ48が締結さ
れ且つ後退用多板クラッチ58が解放されている場合に
は、前進用駆動ギア50、リングギア52、差動装置6
7を介して出力軸72及び74が前進方向に回転され、
逆に、後退用多板クラッチ58が締結され且つ前進用多
板クラヤチ48が解放されている場合には、後退用駆動
ギア54、アイドラギア56、アイドラ軸60、アイド
ラギア62、リングギア52、差動装置67を介して出
力軸72及び74が後退方向に回転される。この動力伝
達の際に、駆動プーリ24の可動円すい板30及び従動
プーリ34の可動円すい板46を軸方同番と移動させて
Vベルト32との接触位置半径を変えることにより、駆
動プーリ24と従動プーリ34との回転比を変えること
ができる。例えば、駆動プーリ24のV字状プーリみぞ
の幅を拡大すると共に従動プーリ34のV字状プーリみ
ぞの幅を縮小すれば、駆動プーリ24側のVベルト接触
位置半径は小さくなり、従動プーリ34側のVベルト接
触位置半径は大きくなり、結局大きな変速比が得られる
ことになる。可動円すい板30及び46を逆方向に移動
させれば、上記と全く逆に変速比は小さくなる。また、
動力伝達に際してトルクコンへ−タ12は、運転状況に
応じてトルク増大作用を行なう場合と流体継手として作
用する場合とがあるか、これに加えてこのトルクコンバ
−タ12にはロックアツプ装置としてタービンランナ6
に取り付けられたロンクア・ンプクラ・ンチ10が設け
であるのでロックアツプクラッチ油室14の油圧をドレ
ーンさせてロックアツプクラッチ10をポンプインペラ
ー4と一体の部材4aに押圧することにより、エンジン
出力軸と駆動軸22とを機械的に直結した状態とするこ
とができる。
次に、この無段変速機の油圧制御装置について説明する
。油圧制御装置は第3図に示すように、オイルポンプ8
0.ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、変速制
御弁106、ロックアツプ弁108、ロックアツプソレ
ノイド200、変速モータ110、変速基準スイッチ2
40、変速操作機構112等から成っている。
オイルポンプ80は、前述のようにエンジン出力軸2よ
って駆動されて、タンク114内の油を油路116に吐
出する。油路116は、ライン圧調圧弁102のポート
118d、118f及び118gに導かれて、後述のよ
うにライン圧として所定圧力に調圧される。また、油路
1.16は、マニアル弁104のボー) 120b及び
変速制御弁106のボート122cにも連通している。
マニアル弁104は、5つのボート120a、120b
、120c、120d及び120eを有する弁穴120
と、この弁穴120に対応した2つのランド124a及
び124bを有するスプール124とから成っており、
運転席のシフトレバ−(図示していない)によって動作
されるスプール124はP、R,N、D及びLレンジの
5つの停止位置(シフトポジション)を有している。
ボート120aは、油路126によってボート120d
と連通すると共に油路128によって後退用多板クラッ
チ58のシリンダ室58aと連通している。またボート
120Cは油路130によってポー)120eと連通ず
ると共に前進用多板クラッチ48のシリンダ室48aに
連通している。
ボー) 120bは前述のように油路116のライン圧
と連通している。スプール124がPの位置では、ライ
ン圧が加圧されたボート120bはランド124bによ
って閉鎖され、後退用多板クラッチ58のシリンダ室5
8a及び前進用多板クラッチ48のシリンダ室48aは
油路126とボート120d及び120eを介して共に
ドレーンされる。スプール124がR位置にあると、ボ
ート120bとボート120aとがランド124a及び
124b間において連通して、後退用多板クラッチ58
のシリンダ室58aにライン圧が供給され、他方、前進
用多板クラッチ48のシリンダ室48aはボート120
eを経てドレーンされる。スプール124がN位置にく
ると、ボート120bはランド124a及び124bに
よッテはさまれて他のボートに連通ずることができず、
一方、ボート120a、120eは共にドレーンされる
から、P位置の場合と同様に後退用多板クラッチ58の
シリンダ室58a及び前進用多板クラッチ48のシリン
ダ室48aは共にドレーンされる。スプール124のD
及びL位置においては、ボート120bとボート120
cとがランド124a及び124b間において連通して
、前進用多板クラッチ48のシリンダ室48aにライン
圧が供給され、他方、後退用多板クラッチ58のシリン
ダ室58aはボート120aを経てドレーンされる。こ
れによって、結局、スプール124がP又はN位置にあ
るときには、前進用多板クラッチ48及び後退用多板ク
ラッチ58は共に解放されて動力の伝達がしゃ断され出
力軸72及び74は駆動されず、スプール124がR位
置では後退用多板クラッチ58が締結されて出力軸72
及び74は前述のように後退方向に駆動され、またスプ
ール124がD又はL位置にあるときには前進用多板ク
ラッチ48が締結されて出力軸72及び74は前進方向
に駆動されることになる。なお、D位置とL位置との間
には上述のように油圧回路−Fは何の相違もないが、再
位置は電気的に検出されて異なった変速パターンに応じ
て変速するように後述の変速モータ110の作動が制御
される。
ライン圧調圧弁102は、8つのボート118a、11
8b、ttsc、118d、118e、118f、11
8g及び118hを有する弁穴118と、この弁穴11
8に対応して4つのランド132a、132b、132
c及び132dを有するスプール132と、スプール1
32の左端に配置されたスプリング133と、ピン13
5によって弁穴118内に固定されたスプリングシート
134とから成っている。なお、スプール132の右端
のランド132dは他の中間部のランド1?32a、1
32b及び132cよりも小径にしである。弁穴11B
の入口部には負圧ダイヤフラム143が設けられている
。負圧ダイヤフラム143はケース136を構成する2
つの部材136a及び136b間に膜137をはさみ付
けることにより構成されている。ケース136内は膜1
37によって2つの室139a及び139bに分割Sれ
ている。膜137には金具137aによってスプリング
シート137bが取り付けられており、室139a内に
は膜137を図中で右方向に押すスプリング140が設
けられている。室139aにはボート142からエンジ
ン吸気管負圧が導入され、一方室139bはボート13
8によって大気に開放されている。負圧ダイヤフラム1
43の膜137とスプール132との間には、スプリン
グシート134を貫通するロッド141が設けられてお
り、これによってスプール132に右向きの押付力を作
用するようにしである。この押伺力は、エンジン吸気管
負圧が小さいほど大きくなる。すなわち、エンジン吸気
管負圧が小さい(大気圧に近い)場合には、室139a
及び139b間の差圧が小さく、差圧が膜137に与え
る左向きの′力が小さいので、スプリング140による
大きな右向きの力がロッド141を介してスプール13
2に与えられる。逆に、エンジン吸気管負圧が大きい場
合には、室139a及び139b間の差圧が膜137に
与える左向きの力が大きくなり、スプリング140の右
向きの力が減じられるので、スプール132に作用する
力は小さくなる。ライン圧調圧弁102のポート118
d、118f及び118gには、前述のように油路11
6からオイルポンプ80の吐出圧が供給されているが、
ボー)118gの入口にはオリフィス149が設けであ
る。ポート118a、118c及び118hは常にドレ
ーンされており、ポート118eは油路144によって
トルクコンバータ・インレットポート146及びロック
アツプ弁108のポート150c及び150dに接続さ
れ、またポート118bは油路148によってロックア
ツプ弁108のボー)150b及びロックアツプクラッ
チ油室14に連通している。なお、油路144には、ト
ルクコンバータ12内に過大な圧力が作用しないように
オリフィス145が設けである。結局このライン圧調圧
弁102のスプール132には、スプリング133によ
る力、ロッド141を介して伝えられる負圧ダイヤフラ
ム143による力及びボー) 118bの油圧がランド
132aの左端面に作用する力という3つの右方向の力
と、ランド132c及び132a間の面積差に作用する
ポート118gの油圧(ライン圧)による力という左方
向の力とが作用するが、スプール132はポート118
f及び118dからポート118e及び118cへの油
の洩れ量を調節して(まずポート118fからl 18
eへ洩れ、これだけで調節できない場合にポート118
dからポート118cヘトレーンされるようにしである
)、常に左右方向のカが平衡するようにライン圧を制御
する。従ってライン圧は、エンジン吸気管負圧が低いほ
ど高くなり、またボー)118bの油圧(この油圧はロ
ックアツプクラッチ油室14の油圧と同じ油圧である)
が高いほど(この場合、後述のようにトルクコンバータ
12は非ロツクアップ状態にある)高くなる。このよう
にライン圧を調節するのは、エンジン吸気管負圧が小さ
いほどエンジン出方トルクが大きいので油圧を上げてプ
ーリのVベルト押圧力を増大させて摩擦による動力伝達
トルクを大きくするためであり、まりロックアツプ前の
状態ではトルクコンバータ12のトルク増大作用がある
ためこれに応じて油圧を上げて伝達トルクを大きくする
ためである。
変速制御弁106は、5つのポート122a、122b
、122c、122d及び122eを有する弁穴122
と、この弁穴122に対応した4ツノランド152a、
152b、152c及び152dを有するスプール15
2とから成っている。中央のポート122cは前述のよ
うに油路116と連通してライン圧が供給されており、
その左右のランド122b及び122dはそれぞれ油路
154び156を介して駆動プーリ24の駆動プーリシ
リンダ室28及び従動プーリ34の従動プーリシリンダ
室44と連通している。両端のボー) 122a及び1
22eは共にドレーンされている。スプール152の左
端は後述の変速操作機構112のレバー160のほぼ中
央部に連結されている。ランド152b及び152cの
軸方向長さはポート122b及び122dの幅よりも多
少小さくしてあり、またランド152b及び152c間
の距離はポート122b及び122a間の距離にほぼ等
しくしである。従って、ランド152b及び152c間
の油室にポート122cがら供給されるライン圧はラン
ド152bとポート122bとのすきまを通って油路1
54に流れ込むか、その一部はランド152bとポート
122bとの他方のすきまからドレーンされるので、油
路154の圧力はF記両すきまの面積の比率にょって決
定される圧力となる。同様に油路156の圧力もランド
152cとポート122dとの両側のすきまの面積の比
率によって決定される圧力となる。従って、スプール1
52が中央位置にあるときには、ランド152bとポー
)122bとの関係及びランド152cとポート122
dとの関係は同じ状態となるので、油路154と油路1
56とは同じ圧力になる。スプール152が左方向に移
動するに従ってポート122bのライン圧側のすきまが
大きくなリトレーン側のすきまが小さくなるので油路1
54の圧力は次第に高くなっていき、逆にポート122
dのライン圧側のすきまは小さくなりドレーン側のすき
まは大きくなって油路156の圧力は次第に低くなって
いく。従って、駆動プーリ24の駆動プーリシリンダ室
28の圧力は高くなりV字状ブーりみぞの幅が小さくな
り、他方、従動プーリ34の従動プーリシリンダ室44
の圧力は低くなってV字状ブーりみぞの幅が大きくなる
ので、駆動プーリ24のVベルト接触半径が大きくなる
と共に従動プーリ34のVベルト接触半径が小さくなる
ので変速比は小さくなる。逆にスプール152を右方向
に移動させると、上記と全く逆の作用により、変速比は
大きくなる。
変速操作機構112のレバー160は前述のようにその
ほぼ中央部において変速制御弁106のスプール152
とビン結合されているが、その一端は駆動プーリ24の
可動円すい板30の外周に設けた環状みぞ30aに係合
され、また他端はスリーブ162にピン結合されている
。スリーブ162は内ねじを有しており、変速モータ1
10によってギア164及び166を介して回転駆動さ
れる軸168上のねじと係合させられている。このよう
な変速操作機構112において、変速モータ110を回
転することによりギア164及び166を介して軸16
8を1方向に回転させてスリーブ162を例えば左方向
に移動させると、し八−160は駆動プーリ24の可動
円すい板30の譚状みぞ30aとの係合部を支点として
時計方向に回転し、し八−160に連結された変速制御
弁106のスプール152を左方向に動かす。これによ
って、前述のように、駆動プーリ24の可動円すい板3
0は右方向に移動して駆動プーリ24のV字状プーリみ
ぞ間隔は小さくなり、同時に従動プーリ34のV字状ブ
ーりみぞ間隔は大きくなり、変速比は小さくなる。レバ
ー160の一端は可動円すい板30の環状みぞ30aに
係合されているので、可動円すい板30が右方向に移動
すると今度はレバー160の他端側のスリーブ162と
の係合部を支点としてレバー160は時計方向に回転す
る。このためスプール152は右方向に押しもどされて
、駆動プーリ24及び従動プーリ34を変速比が大きい
状態にしようとする。このような動作によってスプール
152、駆動プーリ24及び従動プーリ34は、変速モ
ータ110の回転位置に対応して所定の変速比の状態で
安定する。変速モータ110を逆方向に回転した場合も
同様である(なお、スリーブ162が図中で最も右側に
移動した場合には、変速基準スイッチ240が作動する
が、これについては後述する)。
従って、変速モータ110を所定の変速パターンに従っ
て作動させると、変速比はこれに追従して変化すること
になり、変速モータllOを制御することによって無段
変速機の変速を制御することができる。
変速モータ(以下の実施例の説明においては「ステップ
モータ」という用語を使用する)110は、変速制御装
置300から送られてくるパルス数信号に対応して回転
位置が決定されるが、ステップモータ110及び変速制
御装置300については後述する。
ロックアツプ弁108は、4つのポート150a、15
0b、150c及び150dを有する弁穴150と、こ
の弁穴150に対応した2つのランド170a及び17
0bを有するスプール170と、スプール170を右方
向に押圧するスプリング172と、ボー)150dに連
通する油路に設けたロックアツプソレノイド200とか
ら成っている。ポート150aはドレーンされており、
またポート150bは油路148によってライン圧調圧
弁102のポート118b及びトルクコンバータ12内
のロック7・ンプクラッチ油室14と連通されている。
ポート150c及び150dは油路144に接続されて
いるが、油路144のポー1150dに近接した部分に
は、オリフィス201が設けられており、ポート150
dとオリフィス201との間の部分には分岐油路207
が設けられている。分岐油路207はオリフィス203
を介して開口されており、その開口部はロックアツプソ
レノイド200のオン及びオフに応じて閉鎖及び開放さ
れるようにしである。オリフィス203の断面積はオリ
フィス201の断面積よりも大きくしである。ロックア
ツプソレノイド200がオンのときには、分岐油路20
7の開口が閉鎖されるため、ポー)150dにはトルク
コンへ−タOインレットポート146に供給されている
油圧と共通の油圧が油路144から供給され、スプール
170はスプリング172の力に抗して左側に押された
状態とされる。この状態では、ポート150cはランド
170bによって封鎖されており、またポート150b
はポート150aへとドレーンされている。従って、ポ
ート150bと油路148を介して接続されたロックア
ツプクラッチ油室14はドレーンされ、ロックアツプク
ラッチ10はトルクコンバータ12内の圧力によって締
結状態とされ、トルクコンバータとしての機能を有しな
いロックアツプ状態とされている。逆にロック子−2ブ
ソレノイド200をオフにすると、分岐油路207の開
口が開放されるため、ポート150dの油圧が低下して
(なお、油圧が低下するのはオリフィス201とポート
150dとの間の油路のみであって、油路144の他の
部分の油圧は、オリフィス201があるので低ドしない
)、スプール170を左方向に押す力がなくなり、スプ
リング172による右方向の力によってスプール170
は右方向に移動してポート150bとボー)150cと
が連通ずる。このため、油路148と油路144とが接
続され、ロックアツプクラッチ油室14にトルクコンバ
ータ争インレットボート146の油圧と同じ油圧が供給
されるので、ロックアツプクラッチlOの両面の油圧が
等しくなり、ロックアツプクラッチ10は解放される。
なお、ボー)150cの入口及びポート150aのドレ
ーン油路にはそれぞれオリフィス174及び178が設
けである。オリフィス178はロックアツプクラッチ油
室14の油圧が急激にドレーンされないようにして、ロ
ック・アップ時のショックを軽減するためのものであり
、油路144のオリフィス174は逆にロックアツプ油
室14に油圧が徐々に供給されるようにしてロックアツ
プ解除時のショックを軽減するためのものである。
トルクコンバータ・アウトレットボート180は油路1
82に連通されているが、油路182にはボール184
とスプリング186とから成るレリーフ弁188が設け
てあり、これによってトルクコンバータ12内を一足圧
力に保持する。レリーフ弁188の下流の油は油路19
0によって図示していないオイルクーラ及び潤滑回路に
導びかれて最終的にはドレーンされ、また余分の油は別
のレリーフ弁192からドレーンされ、ドレーンされた
油は最終的にはタンク114にもどされる。
次に、ステップモータ110及びロックアツプソレノイ
ド200の作動を制御する変速制御装置300について
説明する。
変速制御装置300には、第4図に示すように、エンジ
ン回転速度センサー301、車速センサー302、スロ
ットル開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303
、シフトポジションスイッチ304、変速基準スイッチ
240、エンジン冷却水温センサー306、及びブレー
キセンサー307からの電気信号が入力される。エンジ
ン回転速度センサー301はエンジンのイグニッション
点火パルスからエンジン回転速度を検出し、また車速セ
ンサー302は無段変速機の出力軸の回転から車速を検
出する。スロットル開度センサー(又は吸気管負圧セン
サー)303はエンジンのスロットル開度を電圧信号と
して検出する(吸気管負圧センサーの場合は吸気管負圧
を電圧信号として検出する)。シフトポジションスイッ
チ304は、前述のマニアルバルブ104がP、R,N
、D、Lのどの位置にあるかを検出する。
変速基準スイッチ240は、前述の変速操作機構112
のスリーブ162が変速比の最も大きい位置にきたとき
にオンとなるスイッチである。エンジン冷却水温センサ
ー306は、エンジン冷却水の温度が一定値以下のとき
に信号を発生する。ブレーキセンサー307は、車両の
ブレーキが使用されているかどうかを検出する。エンジ
ン回転速度センサー301及び車速センサー302から
の信号はそれぞれ波形整形器308及び309を通して
入力インターフェース311に送られ、またスロットル
開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303からの
電圧信号はAD変換機310によってデジタル信号に変
換されて入力インターフェース311に送られる。変速
制御装置300は、入力インターフェース311.CP
U(中央処理装置)313、基準パルス発生器312、
ROM(リードオンリメモリ)314、RAM (ラン
ダムアクセスメモリ)315、及び出力インターフェー
ス316を有しており、これらはアドレスバス319及
びデータバス320によって連絡されている。基準パル
ス発生器312は、CPU313を作動させる基準パル
スを発生させる。ROM314には、ステップモータ1
10及びロックアツプソレノイド200を制御するため
のプログラム、及び制御に必要なデータを格納しである
。RAM1.15には、各センサー及びスイッチからの
情報、制御に必要なパラメータ等を一時的に格納する。
変速制御装置300からの出力信号は、それぞれ増幅器
317及び318を介してステップモータllO及びロ
ックアツプソレノイド200に出力される。
次に、この変速制御装置300によって行なわれるステ
ップモータ110及びロックアツプツレメイド200の
具体的な制御の内容について説明する。
制御は大きく分けて、ロックアツプソレノイド制御ルー
チン500と、ステップモータ制御ルーチン700とか
ら成っている。
まず、ロックアツプソレノイド200の制御について説
明する。ロックアツプソレノイド制御ルーチン500を
第5図に示す。このロックアツプソレノイド制御ルーチ
ン500は一定時間毎に行なわれる(すなわち、短時間
内に以下のルーチンが繰り返し実行される)。まず、ス
ロ・ントル開度センサー303からスロットル開度TH
の読み込みを行ない(ステップ501)、車速センサー
302から車速■の読み込みを行ない(同503)、次
いでシフトポジションスイッチ304からシフトポジシ
ョンを読み込む(同505)。次いで、シフトポジショ
ンがP、N、Hのいずれかの位置にあるかどうかの判別
を行ない(同507)、P、N、Rのいずれかの位置に
ある場合にはロックアツプソレノイド200を非駆動(
オフ)状態にしく同567)、その信号をRAM315
に格納して(同569)、1回のルーチンを終了しリタ
ーンする。すなわち、P、N及びRレンジにおいては、
トルクコンバータ12は常に非ロツクアップ状態とされ
る。ステップ507におけるシフトポジションの判別の
結果がD及びLのいずれかの場合には、前回のルーチン
におけるロックアツプツレメイドの作動状態データ(駆
動又は非駆動)をRAM315の該当番地から読み出し
く同509)、前回ルーチンにおいてロックアツプツレ
メイド200が駆動(オン)されていたかどうかを判別
する(、同511)。前回ルーチンにおいてロックアツ
プソレノイド200が非駆動(オフ)とされていた場合
には、ロックアツプソレノイド200を駆動すべき車速
(ロックアツプオン車速V 118 )に関する制御デ
ータを検索する(同520)。このデータ検索ルーチン
520の詳細を6及び7図に示す。ロックアツプオン車
速V ONが、第6図に示すように、各スロットル開度
に対応してROM314に格納されている。データ検索
ルーチン520では、まず、比較基準スロットル開度T
H0を0(すなわち、アイドル状態)と設定しく同52
1)、これに対応するROM314のアドレスiを枠数
i1に設定する(同522)。次に、実スロ・ントル開
度THと比較基準スロットル開度TH’とを比較する(
同523)。実スロツトル開度THが比較基準スロット
ル開度TH米よりも小さい場合又は等しい場合には、実
スロツトル開度THに対応したロックアツプオン車速デ
ータV ONが格納されているROM314のアドレス
が枠数i1で与えられ、枠数i1のアドレスのロックア
ツプオン車速データVON+の値が読み出される(同5
26)。逆に、実スロツトル開度THが比較基準スロッ
トル開度TH7よりも大きい場合には、比較基準スロッ
トルTH*に所定の増分ΔTH*を加算しく同524)
、枠数iも所定の増分Δiだけ加算する(同525)。
その後、再びステップ523に戻り、実スロツトル開度
THと比較基準スロットル開度TH’とを比較する。こ
の一連の処理(同523.524及び525)を何回か
繰り返すことにより、実スロツトル開度THに対応した
ロックアンプオン車速データV ONが格納されている
ROM314のアドレスの枠数iが得られる。こうして
アドレスiに対応するロックアツプオン車速データ■開
を読み出して、リター゛ンする。
次に、上記のようにして読み出されたロックアツプオン
車速V開と実車速Vとを比較しく同561)、実車速V
の方がロックアツプオン車速データV ONよりも大き
い場合には、ロックアツプソレノイド200を駆動しく
同563)、逆の場合にはロックアツプソレノイド20
0を非駆動にしく同567)、その作動状態データ(駆
動又は非駆動)をRAM315に格納しく同569)、
リターンされる。
ステップ511において、前回のルーチンでロックアツ
プソレノイド200が駆動されていた場合には、ロック
アツプを解除すべき車速(ロックアツプオフ車速)デー
タV OFFを検索するルーチン(同540)を行なう
。このデータ検索ルーチン540は、ロックアツプオン
車速データV ONを検索するデータ検索ルーチン52
0と基本的に同様である(入力されているデータが下記
のように異なるだけである)ので説明を省略する。
なお、ロックアツプオン車速データV ONとロックア
ツプオフ車速データV OFFとは、第8図に示すよう
な関係としである。すなわち、VON > V nFF
としてヒステリシスを与えである。これによってロック
アツプソレノイド200のハンチングの発生を防止しで
ある。
次いで、を記のようにしてステップ540において検索
されたロックアツプオフ車速データV OFFと実車速
■とを比較して(同565)、実車速Vが大きい場合に
は、ロックアツプソレノイド2゜Oを駆動しく同563
)、逆の場合には、ロックアツプソレノイド200を非
駆動状態にしく回567)、その作動状態データをRA
M315に格納して処理を終りリターンする。
結局、D及びLレンジにおいては、ロックアツプオン’
J−速V ON以上の車速においてトルクコンバータ1
2はロックアツプ状態とされ、ロックアツプオフ車速V
 OFF以下の車速において非ロツクアップ状態とされ
ることになる。
次に、ステップモータ110の制御ルーチン7OOにつ
いて説明する。ステップモータ制御ルーチン700を第
9図に示す。このステップモータ制御ルーチン700は
一定時間毎に行なわれる(すなわち、短時間内に以下の
ルーチンが繰り返し実行される)。まず、上述のロック
アツプソレノイド制御ルーチン500のステップ569
において格納されたロックアツプソレノイド作動状態デ
ータが取り出され(同698)、その状態が判定され(
同699)、ロックアツプソレノイド200が駆動され
ている場合にはステップ701以トのルーチンが開始さ
れ、逆にロックアツプソレノイド200が非駆動の場合
には後述のステップ713以下のステップが開始される
(この場合、後述のように変速比が最も大きくなるよう
に制御が行なわれる。すなわち、非ロツクアップ状態で
は常に最大変速比となるように制御される)。
ロックアツプソレノイド200が駆動されている場合、
まずスロットル開度センサ303からスロントル開度を
読み込み(同701)、車速センサー302から車速■
を読み込み(同703)、シフトポジションスイッチ3
04からシフトポジションを読み込む(同705)。次
いで、シフトポジションがD位置にあるかどうかを判断
しく同707)、D位置にある場合には、Dレンジ変速
パターンの検索ルーチン(同720)を実行する。
Dレンジ変速パターン検索ルーチン720は第1O図に
示すように実行される。また、Dレンジ変速パターン用
のステップモータパルス数データNDは第11図に示す
ようにROM314に格納されている。すなわち、RO
M314の横方向には車速が、また縦方向にはスロット
ル開度が−2それぞれ配置されている(右方向にいくに
従って車速が高くなり、下方向にいくに従ってスロット
ル開度が大きくなるようにしである)。Dレンジ変速パ
ターン検索ルーチン720では、まず、比較基準スロッ
トル開度TH’を0(すなわち、アイドル状態)としく
同721)、スロットル開度が0になっている場合のパ
ルス数データが格納されているROM314のアドレス
j1を枠数jに設定する(同722)。次いで、実際の
スロットル開度THと比較基準スロットル開度TH’ 
とを比較して(同723)、実スロツトル開度THの方
が大きい場合には、比較基準スロットル開度TH′に所
定の増分ΔTH’を加算しく同724)、枠数jにも所
定の増分Δjを加算する(同725)。この後、再び実
スロツトル開度THと比較基準スロットル開度TH’ 
とを比較しく同723)、実スロツトル開度THの方が
大きい場合には前述のステップ724及び725を行な
った後、再度ステップ723を実行する。このような一
連の処理(ステップ723.724及び725)を行な
って、実スロツトル開度THが比較基準スロットル開度
TH’ よりも小さくなった時点において実際のスロッ
トル開度THに照応する枠数jが得られる。次いで、車
速Vについても上記と同様の処理(ステップ726.7
27.728.729及び730)を行なう。これによ
って、実際の車速Vに対応した枠数kが得られる。
次に、こうして得られた枠数j及びkを加算しく同73
1)、実際のスロットル開度TH及び車速Vに対応する
アドレスを得て、第11図に示すROM314の該当ア
ドレスからステップモータのパルス数データN、を読み
取る(同732)。
こうして読み取られたパルス数N、は、現在のスロット
ル開度TH及び車速■において設定すべき目mのパルス
数を示している。このパルス数NO′を読み取って、D
レンジ変速パターン検索ルーチン720を終了しリター
ンする。
第9図に示すステップ707において、Dレンジでない
場合には、Lレンジにあるかどうかを判断しく同709
)、Lレンジにある場合には、Lレンジ変速パターン検
索ルーチンを検索する(同740)。Lレンジ変速パタ
ーン検索ルーチン740は、Dレンジ変速パターン検索
ルーチン720と基本的に同様の構成であり、ROM3
14に格納されているステップモータのパルス数データ
NLがDレンジの場合のパルス数データNDと異なるだ
けである(パルス数データNOとNLとの相違について
は後述する)。従って、詳細については説明を省略する
ステップ709においてLレンジでない場合には、Rレ
ンジにあるかどうかを判断しく同711)、Rレンジに
ある場合にはRレンジ変速パターンの検索ルーチン76
0を実行する。このRレンジ変速パターン検索ルーチン
760もDレンジ変速パターン検索ルーチン720と同
様であり、パルス数データN、が異なるだけあるので、
詳細については説明を省略する。
以上のように、ステップ720.740又は760にお
いて、シフトポジションに応じて、それぞれ目標のステ
ップモータパルス数データN01NL又はN、を検索し
終ると、変速基準スイッチ240の信号を読み込み(同
778)、変速基準スイッチ240がオン状態であるか
オフ状態であるかを判断する(同779)。変速基準ス
イッチ240がオフ状態である場合には、RAM315
に格納されている現在のステップモータのパルス数Nへ
を読み出す(同781)。このパルス数Nへは、ステッ
プモータ110を駆動するための信号として変速制御装
置300により発生されたパルス数であり、電気的雑音
等がない場合にはこのパルス数Nへとステップモータ1
10の実際の回転位置とは常に1対lに対応している。
ステップ779において変速基準スイッチ240がオン
状態にある場合には、ステップモータ110の現在のパ
ルス数Nへを0に設定する(同780)。変速基準スイ
ッチ240は、変速操作機構112のスリーブ162が
最大変速比位置にあるときにオン状態になるように設定
されている。すなわち、変速基準スイ・ンチ240がオ
ンのときには、ステップモータ110の実際の回転位置
が最大変速比位;θにあることになる。従って、変速基
準スイッチ240かオンのときにパルス数NAをOにす
ることにより、ステップモータ110が最大変速比位置
にあるときにはこれに対応してパルス数N△は必ずOに
なることになる。このように最大変速比位置においてパ
ルス数Nへを0に修正することにより、電気的雑音等の
ためにステップモータ110の実際の回転位置とパルス
数NAとに相ができる。従って、電気的雑音が累積して
ステップモータ110の実際の回転位置とパルス数Nへ
とが対応しなくなるという不具合は生しない。次いで、
ステップ783において、検索した目標パルス数NO,
NL又はNRと、実パルス数Nへとの大小を比較する。
実パルス数・NAと目標パルス数ND、NL又はN、と
が等しい場合には、目標パルス数N+)、NL又はNR
(冨パルス数NA)が0であるかどうかを判断する(同
785)。目標パルス数ND、NL又はNRがOでない
場合、すなわち最も変速比が大きい状態にはない場合、
前回ルーチンと同様のステップモータ駆動信号(これに
ついては後述する)を出力しく同811)、  リター
ンする。目標パルス数ND、NL又はN、が0である場
合には変速基準スイッチ240のデータを読み込み(同
713)、そのオン・オフに応じて処理を行なう(同7
15)。変速基準スイッチ240がオンの場合には、実
パルス数Nへを0にしく同717)、また後述するステ
ップモータ用タイマ(rhTを0にしく同718)、パ
ルス数0に対応する前回ルーチンと同様のステップモー
タ駆動信号を出力する(同811)。ステップ715に
おいて変速基準スイッチ240がオフの場合には、後述
するステップ801以下のステップが実行される。
次に、ステップ783において実パルス数Nへが目標パ
ルス数ND、NL又はN、よりも小さい場合には、ステ
ップモータllOを、パルス数大の方向へ駆動する必要
がある。まず、前回ルーチンにおけるタイマ値Tが負又
はOになっているかどうかを判断しく同787)、タイ
マ値Tが正の場合には、タイマ値Tから所定の減算値6
丁を減算してこれを新たなタイマ値Tとして設定しく同
789)、前回ルーチンと同様のステップモータ駆動4
8号を出力して(回811)リターンする。
このステップ789はタイマ値Tが0又は負になるまで
繰り返し実行される。タイマ値Tが0又は負になった場
合、すなわち一定時間が経過した場合、後述のようにス
テップモータ110の駆動信号をアップシフト方向へ1
段階移動し、(同791)、タイマ値Tを所定の正の値
T1に設定しく同793)、現在のステップモータのパ
ルス数NAl−1だけ加算したものとしく同795)、
アップシフト方向に1段階移動されたステップモータ駆
動信号を出力して(同811)リターンする。これによ
ってステップモータ110はアップシフト方向に1単位
だけ回転される。
ステップ783において現在のステップモータパルス数
NAが目標パルス数ND、NL又はNRよりも大きい場
合には、タイマ値TがO又は負であるかどうかを判断し
く同801)、タイマ値Tが正の場合には所定の減算値
ΔTtl−減じてタイマ値Tとしく同803)、前回ル
ーチンと同様のステップモータ駆動信号を出力しく同8
11)、  リターンする。これを繰り返すことにより
、タイマ値Tから減算値ΔTが繰り返し減じられるので
、ある時間を経過するとタイマ値Tが0又は負になる。
タイマ値Tが0又は負になった場合、ステップモータ駆
動信号をダウンシフト方向へ1段階移動させる(同80
5)。また、タイマ値Tには所定の正の値TIを設定し
く同807)、現在のステップモータパルス数NAを1
だけ減じて(同809)、ダウンシフト方向へ1段階移
動されたステップモータ駆動信号を出力しく同811)
、 リターンする。これによってステップモータ110
はダウンシフト方向へ1単位だけ回転される。
ここでステップモータの駆動信号について説明をしてお
く。ステップモータの駆動信号を第12図に示す。ステ
ップモータ110に配線されている4つの出力線317
a、317b、317C及び317d(第4図参照)に
は、A−Dの4通りの信号の組合せがあり、A、B +
C,D+Aのように駆動信号を与えるとステップモータ
110はアップシフト方向(第3及び4図の矢印×方向
)に回転し、逆に、D+C−+B→A→Dのように駆動
信号を与えると、ステップモータ110は逆のダウンシ
フト方向に回転する。従って、4つの駆動信号を第13
図のように配置すると、第12図でA−+B−C−+D
の駆動(アップシフト)をすることは、第13図で信号
を左方向へ移動することと同様になる。この場合、bi
t3の信号はbiloへ移される。逆に、第12図でD
・→C−B→Aの駆動(ダウンシフト)を行なうことは
、第13図では信号を右方向へ移動することに和尚する
。この場合、bi toの信号はbi t3へ移動され
る。
アップシフトの時の出力線317a、317b、317
c及び317dにおける信号の状態を第14図に示す。
ここで、A、B、C及びDの各状態にある時間は、ステ
ップ793又は807で指定したタイマ値T1になって
いる。
上述のように、ステップモータ駆動信号は、実パルス数
(すなわち、実変速比)が目標パルス数(すなわち、目
標変速比)よりも小さい場合は、左方向に移動させられ
る(同791)ことにより、ステップモータ110をア
ップシフト方向へ回転させる信号として機能する。逆に
、実変速比が目標変速比よりも大きい場合には、ステッ
プモータ駆動信号は右方向に移動させられる(同805
)ことにより、ステップモータllOをダウンシフト方
向へ回転させる信号として機能する。また、実変速比が
目標変速比に一致している場合には、左、右いずれかの
方向にも移動させないで、前回のままの状態の駆動信号
が出力される。この場合にはステップモータ110は回
転せず、変速が行なわれないので変速比は一定に保持さ
れる。
前述のステップ711 (第9図)においてRレンジで
ない場合、すなわちP又はNレンジにある場合には、ス
テップ713以下のステップが実行される。すなわち、
変速基準スイ、ンチ240の作動状態を読み込み(同7
13)、変速基準スイ・ンチ240がオンであるかオフ
であるかを判別しく同715)、変速基準スイッチがオ
ン状態の場合には、実際のステップモータのパルス数を
示す実パルス数Nへを0にしく同717)またステ・ン
プモータ用タイマー値TをOにする(同718)。次い
で、前回ルーチンと同じ状態のステ・ンプモータ駆動信
号を山号を出力しく同811)、リターンする。ステッ
プ715において変速基準スイッチ240がオフ状態に
ある場合には、前述のステップ801以下のステップが
実行される。
すなわち、ステップモータ110がダウンシフト方向に
回転される。従って、P及びNレンジでは、最も変速比
の大きい状態となっている。
次に、Dレンジにおいてエンジンの最小燃料消費率曲線
に沿って無段変速機の変速比を制御する方法について説
明する。
エンジンの性能曲線の1例を第15図に示す。
第15図においては横軸にエンジン回転速度及びたて軸
にエンジントルクをとり、各スロットル開度における両
者の関係及び等燃費曲線gFcl〜FC8(この順に燃
料消費率が小さい)が示しである。図中の曲線Gは最小
燃料消費率曲線であり、この曲tiGに沿ってエンジン
を作動させれば最も効率の良い運転状態が得ら隼る。常
にこのエンジンの最小燃料消費率曲線Gに沿ってエンジ
ンが運転されるように無段変速機を制御するために、ス
テップモータ110のパルス数NDを次のように決定す
る。まず、最小燃料消費率曲線G−をスロットル開度と
エンジン回転速度との関数として示すと第16図に示す
ようになる。すなわち、スロットル開度に対して一義的
にエンジン回転速度が定まる。例えば、スロットル開度
40″の場合にはエンジン回転速度は3000rpmで
ある。なお、第16図において低スロツトル開度(約2
0度以下)の最低エンジン回転速度が1100Orpに
なっているのは、ロックアツプクラッチを締結した場合
にこれ以下のエンジン回転速度では無段変速機の駆動系
統がエンジンの振動との共振を発生するからである。エ
ンジン回転速度N及び車速Vの場合に、変速比Sは、 S= (N/V)・に でケえられる。ただし、kは最終減速比、タイヤ半径等
によって定まる定数である。ここで、第16図における
エンジン回転速度を車速に変換して図示すると、第17
図のようになる。同一エンジン回転速度であっても変速
比が異なれば車速が異なるため、第17図の線図におい
ては車速は一定の幅を有している。すなわち、最も変速
比が大きい場合(変速比a)が線Jlaによって示して
あり、最も変速比が小さい場合(変速比C)が縄文Cに
よって示しである(なお、中間の変速比すの場合を線f
Lbで示しである)。例えば、スロットル開度が40@
の場合には、約25km/hから約77km/hの間の
車速で走行することができる。なお、laよりも低速側
の領域にある場合には線1aに沿って制御が行なわれ、
また縁立Cよりも高速側の領域にある場合には縁立Cに
沿って制御が行なわれる。一方、変速操作機構112の
スリーブ162の位置と変速比との間には一定の関係が
ある。すなわち、ステップモータ110にゲえられるパ
ルス数(すなわち、ステップモータ110の回転位置)
と変速比との間には、第18図に示すような関係がある
。従って、第17図における変速比(a、b、c等)を
第18図に基づいてパルス数に変換することができる。
こうしてパルス数に変換した線図を第19図に示す。な
お、第19図に、前述の第8図のロックアツプクラ・ン
チオン及びオフ線も同時に記入すると、図示のように、
ロックアツプクラッチオン及びオフ線は最大変速比aの
制御線よりも低車速側にある。
第19図に示す変速パターンに従って無段変速機の制御
を行なうと次のようになる。発進時には、車速が低いた
め無段変速機は最大変速比位置に制御されており、トル
クコンバータ12は非ロツクアップ状態にある。従って
、発進に必要な強力な駆動力が得られる。車速がロック
アツプオン線を越えると、トルクコンバータ12のロッ
クアツプクラッチ10が締結され、トルクコンバータ1
2はロックアツプ状態となる。更に車速が上昇して線J
Jaを越えると、変速比はエンジンの最小燃料消費率曲
線に沿ってa−c間において無段階に変化する。例えば
線fLa及び0間の領域において一定車速・一定スロッ
トル開度で走行している状態からスロットル開度を大き
くした場合、スロットル開度が変わるから制御すべき目
標エンジン回転速度も変化するが、目標エンジン回転速
度に対応するステップモータの目標パルス数は実際のエ
ンジン回転速度には関係なく、第16図に示す関係に基
づいて決定される。ステップモータ110は与えられた
目標パルス数に応じてただちに目標位置まで回転し、所
定の変速比が実現され、実エンジン回転速度が目標エン
ジン回転速度に一致する。前述のように、ステップモー
タのパルス数はエンジンの最小燃料消費率曲線Gから導
き出されたものであるから、エンジンは常にこの曲線G
に沿って制御される。このように、ステップモータのパ
ルス数に対して変速比が一義的に決定されるので、パル
ス数を制御することにより変速比を制御することができ
る。
なお、以上説明した実施例では、エンジンのスロットル
開度を基準として制御を行なったが、エンジンの吸気管
負圧又は燃料噴射量を用いても(それぞれ最小燃料消費
率曲線Gは第20図及び第21図に示すような曲線とな
る)同様に制御を行なうことができることは明らかであ
る。
J−記はDレンジにおける変速パターンの説明であるが
、L及びRレンジについてはDレンジとは異なる変速パ
ターンをデータとして入力しておけばよい。例えば、L
レンジにおいて、同一スロットル開度に対してDレンジ
の変速パターンよりも変速比が大きくなる変速パターン
とし、加速性能を向上すると共にスロットル開度0の状
態において好適なエンジンブレーキ性能が得られるよう
にする。また、RレンジではLレンジよりも更に変速比
大側の変速パターンにする。このような変速パターンは
所定のデータを入力すること番こより簡単に得ることが
できる。また、制御の基本的作動はDレンジの場合と同
様である。従って、L及びRレンジにおける作用の説明
は省略する。
次に、第4図に示したエンジン冷却水温センサー306
及びブレーキセンサー307について簡単に説明してお
く。
エンジン冷却水温センサー306は、エンジン冷却水の
温度が所定値(例えば、60℃)以下においてオンとな
る。エンジン冷却水温センサー3O6がオンの場合には
、その信号に基づ(XてDレンジにおけ−る変速パター
ンを変速比大側の変速)くターンに切換える。これによ
って、エンジン始動直後におけるエンジン不調、動力不
足等を解消することができる。
ブレーキセンサー307は、フートブレーキを作動させ
たときにオンとなり、これは例えば、次のような制御に
使用する。すなわち、ブレーキセンサー307がオンで
あり、かつスロットル開度が0の場合に、Dレンジの変
速パターンを変速比大側の変速パターンに切換えるよう
にする。これによって、Dレンジ走行中にブレーキを踏
めば、強力なエンジンブレーキを得ることができる。
以−F説明してきたように1本発明によると、それぞれ
シリンダ室を内蔵した駆動プーリ及び従動プーリのV字
状みぞ間隔を、変速モータによって動作され各シリンダ
室に供給する油圧を制御する変速制御弁により制御して
変速比を連続的に可変としたVベルト式無段変速機の変
速制御方法において、所望の変速比に対応する変速比指
令信号(ステップモータパルス数信号)を発生させ、こ
の変速比指令信号に対して変速モータ(ステップモータ
)の回転位置を一義的に対応させたので、変速時の応答
が早く、また不動帯を設けることによる制御精度の低下
といった問題なしにノ\ンチングの発生を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はVベルト式無段変速機の部分断面正面図、第2
図は第1図に示すVベルト式無段変速機の各軸の位置を
示す図、第3図は油圧制御装置全体を示す図、第4図は
変速制御装置を示す図、第5図はロックアップンレノイ
ド制御ルーチンを示す図、第6図はロックアツプオン車
速データの格納配置を示す図、第7図はロックアツプオ
ン車速検索ルーチンを示す図、第8図はロックアツプ制
御パターンを示す図、第9図はステップモータ制御ルー
チンを示す図、第10図はDレンジ変速パターン検索ル
ーチンを示す図、第11図はパルス数データの格納配置
を示す図、第12図は各出力線の信号の組み合わせを示
す図、第13図は各出力線の配列を示す図、第14図は
アップシフトの場合の各出力線の信号を示す図、第15
図はエンジン性能曲線を示す図、第16図は、スロット
ル開度とエンジン回転速度との関係を示す図、第17図
はスロットル開度と速度との関係を示す図、第18図は
変速比とステップモータパルス数との関係を示す図、第
19図はスロットル開度と車速との関係を示す図、第2
0図は吸気管負圧を基準として最小燃料消費率曲線を示
す図、第21図は燃料噴射量を基準として最小燃料消費
率曲線を示す図である。 211.11−エンジン出力軸、4・e−ポンプインペ
ラー、4a・・・部材、6慟会拳タービンランナ、81
1・・ステータ、lO・・φロツタアップクラッチ、1
2・・・トルクコンバータ、14−噛・ロックアツプク
ラッチ油室、1611・・軸受、20・・・ケース、2
211争・駆動軸、24・・・駆動プーリ、26・・・
固定円すい板、28−巻・駆動プーリシリンダ室、30
拳・・可動円すい板、32・・・Vベルト、34−−・
従動プーリ、36・・ゆ軸受、38・・・軸受、40・
・・従動軸、42・・・固定円すい板、44・・・従動
プーリシリンダ室、46・・・可動円すい板、48・・
・前進用多板クラッチ、48a・・・シリンダ室、50
・・・前進用駆動ギア、52・・・リングギア、54−
・・後退用駆動ギア、56・拳−アイドラギア、58Φ
l111後退用多板クラツチ、58a・書・シリンダ室
、60・・・アイドラ軸、62e@φアイドラギア、6
4・・・ピニオンギア、67・・拳差動装置、68・・
・サイドギア、70・・φサイドギア、72・・Φ出力
軸、74・・・出力軸、76・・・軸受、78・−・軸
受、80・・・オイルポンプ。 82・・・オイルポンプ駆動軸、102・・・ライン圧
調圧弁、104−・・マニアル弁、106・・・変速制
御弁、108・・・ロックアツプ弁、110・・−変速
モータ(ステップモータ)、112・・・変速操作機構
、114・・・タンク、116Φ・・油路、118・拳
・弁穴。 118a−118h*e*ボート、120−−−弁穴、
120a 〜120e**eボート、122・・・弁穴
、120a N122e**eポート、124−−−ス
プール、124a、124b−−・ランド、126・・
・油路、128・・・油路、130・曇・油路、132
・・・スプール、132a 〜132ds**ランド、
133−−−スプリング、134※・・スプリングシー
ト、135・Q・ビン、136・・・ケース、137・
・・膜、137a@拳*金具、137b−−−スプリン
グシート、138・・巻ポート、139a、 l 39
1) @ II 11室、140−−−スプリング、1
41・・−ロッド、142拳・・ポート、143@・・
負圧ダイヤフラム、144・・・油路、145・・Φオ
リフィス、146・φ・トルクコンバータ・インレット
ポート、147・・・油路、148φ・・油路、149
−・・オリフィス、150−−、弁穴、150a〜15
0d11・舎ポート、152.、−スプール、152a
−1526@ e *ランド、154−−−油路、15
6・・・油路、1.60・・・レバー、162・・・ス
リーブ、164壷・・ギア、1661−ギア、168・
拳・軸、170・・働スプール、170a−b・・・ラ
ンド、172・・・スプリング、174−・・オリフィ
ス、176・・・オリフィス、178・・・オリフィス
、180−・・トルクコンバータ・アウトレットポート
、182・φ・油路、184−・・ボール、186・・
・スプリング、188・・・レリーフ弁、190・・会
油路、192・・・lメリーフj「、200・Φ・ロッ
クアツプソレノイド、201・・Φオリフィス、203
・・・オリフィス、207・・Φ分岐油路、240・Φ
−変速基準スイッチ、300@・・変速制御装置、30
1・・・エンジン回転速度センサー、302・争・車速
センサー、303・・・スロットル開度センサー(吸気
管負圧センサー)、304・・・シフトポジションスイ
ッチ、306Φ令・エンジン冷却水温センサー、307
e・・ブレーキセンサー、308,309・・・波形整
形器、310・・・AD変換器、311・11#入力イ
ンターフエース、312・・・基準パルス発生器、31
3−φΦCPU(中央処理装置)、314・・・ROM
 (リードオンリメモリ)、315−・・RAM(ラン
ダムアクセスメモリ)、316・・・出力インターフェ
ース、317,318・・・増幅器、319φ・−アド
レスへス、320−・・データバス、500@φ・ロッ
クアツプソレノイド制御ルーチ/、520・・・ロック
アツプオン車速データ検索ルーチン、540・・・ロッ
クアツプオフ車速データ検索ルーチン、700−@・変
速モータ制御ルーチン、720・・・Dレンジ変速パタ
ーン検索ルーチン、740・拳・Lレンジ変速パターン
検索ルーチン、760−−−Rレンジ変速パターン検索
ルーチン。 特許出願人  日 産 自 動 車 株 式 会 社代
理人       弁  理  士     宮  内
  利  行第1図 第2図 第1/図 ′  ΔV’  2ΔV′□中」 kl     k、+Δk  kl+2Δに一一儀−7
ドレズ第1λ図 −−−−−−(ダウンラ−71−) @1311 bit3  bit2  bitl  bit。 箇/411

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、それぞれシリンダ室を内蔵した駆動プーリ及び従動
    プーリのV字状みぞ間隔を、変速モータによって動作さ
    れ各シリンダ室に供給する油圧を制御する変速制御弁に
    より制御して変速比を連続的に可変としたVベルト式無
    段変速機の変速制御方法去において、 所望の変速比に対応する変速比指令信号を発生させ、こ
    の変速比指令信号に対して変速モータの回転位置を一義
    的に対応させることを特徴とするVベルト式無段変速機
    の変速制御方法。 2、変速比指令信号は、エンジンのスロットル開度、吸
    入管負圧及び燃料供給量のうちのいずれか1つに附記、
    した信号と所定の関係にある目標エンジン回転速度と、
    実際の車速とによって決定される変速比に一義的に対応
    した信号である特許請求の範囲第1項記載のVベルト式
    無段変速機の変速制御方法。 3、スロ・ントル開度、吸入管負圧及び燃料供給量のう
    ちのいずれか1つに対応した信号と目標エンンン回転速
    度との間の前記所定の関係は、エンジンが常に最小燃料
    消費率状態において運転される関係である特許請求の範
    囲第2項記載のVベルト式無段変速機の変速制御方法。 4、変速比指令信号は、所望の変速比に対応したパルス
    数の信号であり、また変速モータはパルス数に応じて回
    転位置が決定されるステップモータである特許請求の範
    囲第1〜3項のいずれか1項に記載のVベルト式無段変
    速機の変速制御方法。
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