JPS58191359A - Vベルト式無段変速機の変速制御方法 - Google Patents

Vベルト式無段変速機の変速制御方法

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JPS58191359A
JPS58191359A JP57071510A JP7151082A JPS58191359A JP S58191359 A JPS58191359 A JP S58191359A JP 57071510 A JP57071510 A JP 57071510A JP 7151082 A JP7151082 A JP 7151082A JP S58191359 A JPS58191359 A JP S58191359A
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JP
Japan
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gear ratio
speed
speed change
engine
change control
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JP57071510A
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English (en)
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Shigeaki Yamamuro
重明 山室
Haruyoshi Hisamura
春芳 久村
Yoshiro Morimoto
守本 佳郎
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Yoshikazu Tanaka
芳和 田中
Yoshihisa Anpo
安保 佳寿
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE8383103771T priority patent/DE3377484D1/de
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Pending legal-status Critical Current

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/04Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of propulsion units
    • B60W10/06Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of propulsion units including control of combustion engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
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    • B60W30/18Propelling the vehicle
    • B60W30/18009Propelling the vehicle related to particular drive situations
    • B60W30/18109Braking
    • B60W30/18136Engine braking
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、Vベルト式無段変速機の変速制御方法に関す
るるものである。
従来のVベルト式無段変速機の変速制御方法では例えば
特開昭56−46153号に示されているように、駆動
プーリの回転速度とエンジンのスロットル開度(又はエ
ンジン吸気管負圧)とを検出し、これによって判定され
るエンジンの実際の運転状態と、あらかじめ設定してあ
った変速パターンに基づくエンジンの理想の運転状態と
を比較し、両者の偏差が小さくなるように変速比を制御
していた。エンジンの理想の運転状態としては、例えば
、エンジンの最小燃料消費率曲線に沿う運転状態を設定
するが、この場合、ヌロントル開度か小さいほどエンジ
ン回転速度が小さくなることになる。
しかしなから、上記のような従来のVベルト式無段変速
機の変速制御方法にあっては、下り坂を走行する場合に
も通常の変速パターンに基づいて変速制御されるように
してあったため、スロ・ントル開度Oの状態(アイドル
状W!、)で下り坂を走行すると変速比は小さくなり、
エンジンブレーキがあまり効かないという問題点があっ
た。このため、運転者は、ブレーキを多用したり、又は
Lレンジにシフトして変速比を太きくするといった操作
を必要とし、運転操作性が悪く、安全上からも好ましく
なかった。
本発明は、従来のVベルト式無段変速機の変速制御方法
におけるーF記ような問題点に着目してなされたもので
あり、エンジンのアイドル状態で車速か増加る場合には
変速比が大きくなるように制御することにより、上記問
題点を解消することを目的としている。
以下、本発明をその実施例を示す婬付図面に基づいて説
明する。
本発明を適用する無段変速機の動力伝達機構を第1及び
2図に示す。エンジンのクランクシャフト(図示してい
ない)と一体に回転するエンジン出力軸2に、ポンプイ
ンペラー4、タービンランナ6、ステータ8及びロック
ア・ンプクランチlOから成るトルクコンバータ12が
取り付けられている。口・ンクアップクラッチ10はタ
ービンランナ6に連結されると共に軸方向に移動可能で
あり、ポンプインペラー4と一体の部材4aとの間にロ
ックアツプクラッチ油室14を形成しており、このロッ
クアツプクラッチ油室14の油圧がトルクコンバータ1
2内の油圧よりも低くなると、ロンクアップクラ・ンチ
10は部材4aに押し付けられてこれと一緒に回転する
ようにしである。タービンランナ6は軸受16及び18
によってケース20に回転自在に支持された駆動軸22
の一端とスプライン結合されている。駆動軸22の軸受
16及び18間の部分には駆動プーリ24かJけられて
いる。駆動プ〜す24は、駆動軸22に固着された固定
円すい板26と、固定円すい&26に対向配置されてV
字状プーリみぞを形成すると共に駆動プーリシリンダ室
28(第3図)に作用する油圧によって駆動軸22の軸
方向に移動−r能である可動円すい板30とから成って
いる。なお、V字状プーリみぞの最大幅を制限する環状
部材22aが駆動軸22トに可動円すい板30と係合可
能に固着しである(第3図)。駆動    □プーリ2
4はVベルト32によって従動プーリ34と伝動可能に
結合されているが、この従動プーリ34は、ケース20
に軸受36及び38によって回転自在に支持された従動
軸40上に設けられている。従動プーリ34は、従動軸
40に固着された固定円すい板42と、固定円すい板4
2に対向配置されてV字状プーリみぞを形成すると共に
従動プーリシリンダ室44(第3図)に作用する油圧に
よって従動軸40の軸方向に移動可能である可動円すい
板46とから成っている。駆動プーリ24の場合と同様
に、従動軸40上に固着した環状部材40aにより可動
円すい板46の動きは制限されて最大のV字状ブーりみ
ぞ輻以1にはならないようにしである。固定円すい板4
2には前進用多板クラッチ48を介して従動軸40上に
回転自在に支承された前進用駆動ギア50が連結可能に
されており、この前進用駆動ギア50はリングギア52
とかみ合っている。従動軸40には後退用駆動ギア54
が固着されており、この後退用駆動ギア54はアイドラ
ギア56とかみ合っている。アイドラギア56は後退用
多板クラッチ58を介してアイドラ軸60と連結可能に
されており、アイドラ軸60には、リングギア52とか
み合う別のアイドラギア62が固着されている(なお、
第1図においては、図示を分かりやす、くするためにア
イドラギア62、アイドラ軸60及び後退用駆動ギア5
4は正規の位置からずらしであるので、アイドラギア6
2とリングギア52とはかみ合ってないように見えるが
、実際には第2図に示すようにかみ合っている)、リン
グギア52には1対のビニオンギア64及び66が取り
付けられ このピニオンギア64及び66とかみ合って
差動装置67を構成する1対のサイドキア68及び70
にそれぞれ出力軸72及び74が連結されており、軸受
76及び78によってそれぞれ支持5れた出力軸72及
び74は互いに反対方向にケース20から外部へ伸長し
ている。この出力軸72及び74はI4示していないロ
ードホイールに連結されることになる。なお、軸受18
の右側には、後述の制御装置の油圧源である内接歯車式
のオイルポンプ80が設けられているが、このオイルポ
ンプ80は中空の駆動軸22を貫通するオイルポンプ駆
動軸82を介してエンジン出力軸2よって駆動されるよ
うにしである。
このようにロンクアップ装置付きトルクコンバ−タ、■
ベルト式無段変速機構及び差動装置を組み合わせて成る
無段変速機にエンジン出力軸2から入力された回転力は
、トルクコンバータ12、駆動軸22.駆動プーリ24
、Vベルト32、従動プーリ34、従動軸40へと伝達
されていき、次いで、前進用多板クラッチ48が締結さ
れ且つ後退用多板クラッチ58が解放されている場合に
は、前進用駆動ギア50、リングギア52、差動装置6
7を介して出力軸72及び74が前進方向に回転され、
逆に、後退用多板クラッチ5Bが締結され且つ前進用多
板クラッチ48が解放されている場合には、後退用駆動
ギア54、アイドラギア56、アイドラ軸60.アイド
ラギア62、リングギア52、差動装置67を介して出
力軸72及び74が後退方向に回転される。この動力伝
達の際に、駆動プーリ24の可動円すい板30及び従動
プーリ34の可動円すい板46を軸方向に移動させてV
ベルト32との接触位置半径を変えることにより、駆動
プーリ24と従動プーリ34との回転比を変えることが
できる。例えば、駆動プーリ24のV字状プーリみぞの
幅を拡大すると共に従動プーリ34のV字状プーリみぞ
の幅を縮小すれば、駆動プーリ24側のVベルト接触位
置半径は小さくなり、従動プーリ34側のVベルト接触
位置半径は大きくなり、結局大きな変速比が得られるこ
とになる。可動円すい板30及び46を逆方向に移動さ
せれば、上記と全く逆に変速比は小さくなる。また、動
力伝達に際してトルクコンへ−タ12は、運転状況に応
してトルク増大作用を行なう場合と流体継手として作用
する場合とかあるが、これに加えてこのトルクコンへ−
夕12にはロックアンプ装置としてタービンランナ6に
取り付けられたロックアツプクラッチ10が設けである
のでロングアンプクラッチ油室14の油圧をドレーンさ
せてロックアツプクラッチlOをポツプインペラー4と
一体の部材4aに押圧することにより、エンジン出力軸
と駆動軸22とを機械的に直結した状態とすることがで
きる。
次に、この無段変速機の油圧制御装置について説明する
。油圧制御装置は第3図に示すように、オイルポンプ8
0、ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、変速制
御弁106、ロックアツプ弁108、ロックアツプソレ
ノイド200、変速モータ110、変速基準スイッチ2
40、変速操作機構112等から成っている。
オイルポンプ80は、前述のようにエンジン出力軸2よ
って駆動されて、タンク114内の油を油路116に吐
出する。油路116は、ライン圧調圧弁102のポート
118d、118f及び118gに導かれて、後述のよ
うにライン圧として所定圧力に調圧される。また、油i
!8tt6は、マニアル弁104のポート120b及び
変速制御弁106のボー)122cにも連通している。
マニアル弁104は、5つのポート120a。
120b、120c、120d及び120eを有する弁
穴120と、この弁穴120に対応した2つのランド1
24a及び124bを有するスプール124とから成っ
ており、運転席のシフトレバ−(図示していない)によ
って動作されるスプール124はP、R,N、D及びL
レンジの5つの停止位置(シフトポジション)を有して
いる。
ポート120aは、油路126によってポート120d
と連通すると共に油路128によって後退用多板クラッ
チ58のシリンダ室58aと連通している。またポー)
 120Cは油路130によってボー)120eと連通
すると共に前進用多板タラッチ48のシリンダ室48a
に連通している。
ポート120bは前述のように油路116のライン圧と
連通している。スプール124がPの位置では、ライン
圧が加圧されたポー)120bはランド124bによっ
て閉鎖され、後退用多板クラ、チ58のシリンダ室58
a及び前進用多板り。
う、チ48のシリンダ室48aは油路126とポート1
20d及び120eを介して共にドレーンされる。スプ
ール124がR位置にあると。
ポート120bとポート120aとがランド124a及
び124b間において連通して、後退用多様クラッチ5
8のシリンダ室58aにライン圧が供給され、他方、前
進用多板クラッチ48のシリンダ室48aはポート12
0eを経てドレーンされる。スプール124がN位置に
くると、ポート120bはランド124a及び124b
によってはさまれて他のポートに連通ずることができず
、一方、ポート120a、120eは共にドレーンされ
るから、P位置の場合と同様に後退用多板クラッチ58
のシリンダ室58a及び前進用多板夕ラッチ48のシリ
ンダ室48aは共にドレーンされる。スプール124の
D及びL位置においては、ボート120bとボー)12
0cとがランド124a及び124b間において連通し
て、前進用多板クラッチ48のシリンダ室48aにライ
ン圧が供給され、他方、後退用多板クラッチ58のシリ
ンダ室58aはボー)120aを軽てドレーンされる。
これによって、結局、スプール124がP又はN位置に
あるときには、前進用多板クラッチ48及び後退用多板
クラッチ58は共に解放されて動力の伝達がしゃ断され
出力軸72及び74は駆動されず、スプール124がR
位置では後退用多板クラッチ58が締結されて出力軸7
2及び74は前述のように後退方向に駆動ぎれ、またス
プール124がD又はL位置にあるときには前進用多板
クラッチ48が締結されて出力軸72及び74は前進方
向に駆動されることになる。なお、D位置とL位置との
間には上述のように油圧回路上は何の相違もないが、両
位置は電気的に検出されて異なった変速パターンに応じ
て変速するように後述の変速モータ110の作動が制御
される。
ライン圧調圧弁102は、8つのボート118a、11
8b、118c、118d、118e、118f、11
8g及び118hを有する弁穴118と、この弁穴11
8に対応して4つのラント132a、132b、132
c及び132dを有するスプール132と、スプール1
32の左端に配置されたスプリング133と、ピン13
5によって弁穴118内に固定されたスプリングシート
134とから成っている。なお、スプール132の右端
のランド132dは他の中間部のランド132a、13
2b及び132cよりも小径にしである。弁穴118の
入口部には負圧ダイヤフラム143が設けられている。
負圧ダイヤフラム143はケース136を構成する2つ
の部材136a及び136b間に膜137をはさみ付け
ることにより構成されている。ケース136内は欣13
7によって2つの室139a及び139bに分割されて
いる。膜137には金具137aによってスプリングシ
ート137bが取り付けられており、室139a内には
膜137を図中で右方向に押すスプリング140が設け
られている。室139aにはボート142からエンジン
吸気管負圧が導入され、一方室139bはボート138
によって大気に開放されている。負圧ダイヤフラム14
3の膜137とスプール132との間には、スプリング
シー)134を貫通するロッド141が設けられており
、これによってスプール132に右向きの押付力を作用
するようにしである。この押付力は、エンジン吸気管負
圧が小さいほど大きくなる。すなわち、エンジン吸気管
負圧か小さい(大気圧に近い)場合には、室139a及
び139b間の差圧が小さく、差圧が膜137に与える
左向きの力が小さいので、スプリング140による大き
な右向きの力がロッド141を介してスプール132に
与えられる。、逆に、エンジン吸気管負圧が大きい場合
には、室139a及び139b間の差圧が膜137に与
える左向きの力が大きくなり、スプリング140の右向
きの力が減じられるので、スプール132に作用する力
は小Sくなる。ライン圧調圧弁102のボート118d
、118f及び118gには、前述のように油路116
からオイルポンプ80の吐出圧が供給されているが、ボ
ー?118gの入口にはオリフィス149が設けである
。ボート118a、118c及び118hは常にドレー
ンされており、ボート118eは油路144によってト
ルクコンバータ・インレントポート146及びロックア
ツプ弁108のボート150c及び150dに接続され
、またボート118bは油路148によってロックアツ
プ弁108のボート150b及びロックアツプフランチ
油室14に連通している。なお、油路144には、トル
クコンバータ12内に過大な圧力が作用しないようにオ
リフィス145が設けである。結局このライン圧調圧弁
102のスプール132には、スプリング133による
力、ロッド141を介して伝えられる負圧ダイヤフラム
143による力及びボート118bの油圧がランド13
2aの左端面に作用する力という3つの右方向の力と、
ランド132c及び132d間の面積差に作用するポー
ト118gの油圧(ライン圧)による力という左方向の
力とが作用するが、スプール132はポート118f及
び118dからポート118e及び118cへの油の洩
れ量を調節して(まずポート118fから118eへ洩
れ、これだけで調節できない場合にボー)118dがら
ポート118cヘトレーンされるようにしである)、常
に左右方向のカが平衡するようにライン圧を制御する。
従ってライン圧は、エンジン吸気管負圧が低いほど高く
なり、またボルト118bの油圧(この油圧はロックア
ツプクラッチ油室14の油圧と同じ油圧である)が高い
ほど(この場合、後述のようにトルクコンバータ12は
非ロツクアップ状態にある)高くなる。このようにライ
ン圧を調節するのは、エンジン吸気管負圧が小さいほど
エンジン出力トルクが大きいので油圧を−Eげてプーリ
のVベルト押圧力を増大させて摩擦による動力伝達トル
クを大きくするためであり、またロックアツプ前の状態
ではトルクコンバータ12のトルク増大作用があるため
これに応じて油圧をトげて伝達トルクを大きくするため
である。
変速制御弁106は、5つのポート122a、122b
、122c、122d及び122eを有する弁穴122
と、この弁穴122に対応した4つのランド152a、
152b、152c及び152dを有するスプール15
2とから成っている。中央のポート122Cは前述のよ
うに油路l16と連通してライン圧が供給されており、
その左右のランド122b及び122dはそれぞれ油路
154び15’6を介して駆動プーリ24の駆動プーリ
シリンダ室28及び従動プーリ34の従動プーリシリン
ダ室44と連通している。両端のボーh122a及び1
22eは共にドレーンされている。スプール152の左
端は後述の変速操作機構l12のレバー160のほぼ中
央部に連結されている。ランド152b及び152cの
軸方向長さはボー)122b及び122dの幅よりも多
少小さくしてあり、またランド152b及び152c間
の距離はボー)122b及び122d間の距離にほぼ等
しくしである。従って、ランド152b及び152c間
の油室にポート122cから供給されるライン圧はラン
ド152bとポート122bとのすきまを通って油路1
54に流れ込むが、その一部はランド152bとポート
122bとの他方のすきまからドレーンされるので、油
路154の圧力は上記両すきまの面積の比率によって決
定される圧力となる。同様に油路156の圧力もランド
152cとボー)122dとの両側のすきまの面積の比
率によって決定される圧力となる。従って、スプール1
52が中央位置にあるときには、ランド152bとポー
ト122bとの関係及びランド152cとボー)122
dとの関係は同じ状態となるので、油路154と油路1
56とは同じ圧力になる。スプール152が左方向に移
動するに従ってポート122bのライン圧側のすきまが
大きくなリトレーン側のすきまが小さくなるので油路1
54の圧力は次第に高くなっていき、逆にポート122
dのライン圧側のすきまは小さくなりドレーン側のすき
まは大きくなって油路156の圧力は次第に低くなって
いく。従って、駆動プーリ24の駆動プーリシリンダ室
28の圧力は高くなりV字状ブーりみぞの幅が小さくな
り、他方、従動プーリ34の従動プーリシリンダ室44
の圧力は低くなってV字状プーリみぞの幅が大きくなる
ので、駆動プーリ24のVベルト接触半径が太きくなる
と共に従動プーリ34のVベルト接触半径が小さくなる
ので変速比は小さくなる。逆にスプール152を右方向
に移動させると、L記と全く逆の作用により、変速比は
大きくなる。
変速操作機構112のレバー160は前述のようにその
ほぼ中央部において変速制御弁106のスプール152
とピン結合されているが、その一端は駆動プーリ24の
可動円すい板30の外周に設けた環状みぞ30aに係合
され、また他端はスリーブ162にピン結合されている
。スリーブエ62は内ねじを有しており、変速モータ1
10−によってキア164及び166を介して回転駆動
される軸168上のねじと係合させられている。このよ
うな変速操作機構112において、変速モータllOを
回転することによりギア164及び166を介して軸1
68を1方向に回転させてスリーブ162を例えば左方
向に移動させると、レバー160は駆動プーリ24の可
動円すい板3oの環状みぞ30aとの係合部を支点とし
て時計方向に回転し、レバー160に連結された変速制
御弁106のスプール152を左方向に動かす。これに
よって、前述のように、駆動プーリ24の可動円すい板
30は右方向に移動して駆動プーリ24のV字状プーリ
みぞ間隔は小さくなり、同時に従動プーリ34のV字状
プーリみぞ間隔は大きくなり、変速比は小さくなる。レ
バー160の一端は可動円すい板30の環状みぞ30a
に係合されているので、可動円すい板30が右方向に移
動すると今度はレバー160の他端側のスリーブ162
との係合部を支点としてレバー160は時計方向に回転
する。このためスプール152は右方向に押しもどされ
て、駆動プーリ24及び従動プーリ34を変速比が大き
い状態にしようとする。このような動作によってスプー
ル152、駆動プーリ24及び従動プーリ34は、変速
モータ11Oの回転位置に対応して所定の変速比の状態
で安定する。変速モータ110を逆方向に回転した場合
も同様である(なお、スリーブ162が図中で最も右側
に移動した場合には、変速基準スイッチ240が作動す
るが、これについては後述する)。
従って、変速モータ110を所定の変速パターンに従っ
て作動させると、変速比はこれに追従して変化すること
になり、変速モータ110を制御することによって無段
変速機の変速を制御することができる。
変速モータ(以下の実施例の説明においては「ステップ
モータ」という用語を使用する)110は、変速制御装
置300から送られてくるパルス数信号に対応して回転
位置が決定されるか、ステ、ブモータ110及び変速制
御装置300については後述する。
ロンクアンプ弁108は、4つのポート150a、15
0b、150c及び150dを有する弁穴150と、こ
の弁穴150に対応した2つのランド170a及び17
0bを有するスプール170と、スプール170を右方
向に押圧するスプリング172と、ポート150dに連
通する油路に設けたロックアツプソレノイド200とか
ら成っている。ポート150aはドレーンされており、
またボー) 150bは油路148によってライン圧調
圧弁102のボー)118b及びトルクコンバータ12
内のロックアツプクラッチ油室14と連通されている。
ボー) 150c及び150dは油路144に接続され
ているが、油路144のポート150dに近接した部分
にはオリフィス201が設けられており、ポート150
dとオリフィス201との間の部分には分岐油路207
が設けられている。分岐油路207はオリフィス203
を介して開口されており、その開口部はロックアツプソ
レノイド200のオン及びオフに応じて閉鎖及び開放さ
れるようにしである。オリフィス203の断面積はオリ
フィス201の断面積よりも大きくしである。ロックア
ツプソレノイド20Oがオンのときには、分岐油路20
7の開口が閉鎖されるため、ボー)150dにはトルク
コンノ曳−タφインレントポート146に供給されてい
る油圧と共通の油圧が油路144から供給され、スプー
ル170はスプリング172の力に抗して左側に押され
た状態とされる。この状態では、ポート150Cはラン
ド170bによって封鎖されており、またポート150
bはポート150aへとトレーンされている。従って、
ポート150bと油路148を介して接続されたロック
7・ンプクランチ油室14はドレーンされ、口・ンクア
ンプクラッチ10はトルクコンバ−タ12内の圧力によ
って締結状態とされ、トルクコンバータとしての機能を
有しないロックアツプ状態とされている。逆にロックア
ツプソレノイド200をオフにすると1分岐油路207
の開口が開放されるため、ボー) 150dの油圧が低
下して(なお、油圧が低下するのはオリフィス201と
ポート150dとの間の油路のみであって、油路144
の他の部分の油圧は、オリフィス201があるので低ド
しない)、スプール170を左方向に押す力がなくなり
、スプリング172による右方向のカによってスプー、
ル170は右方向に移動してボート150bとポー)1
50cとが連通する。このため、油路148と油路14
4とが接続され、口・ンクアップクラッチ油室14にト
ルクコンバーターインレットポー)146の油圧と同じ
油圧が供給されるので、ロックアツプクラッチ10の両
面の油圧が等しくなり、ロックアツプクラッチ10は解
放される。なお、ボート150cの入口及びボー)15
0aのドレーン油路にはそれぞれオリフィス174及び
178が設けである。オリフィス178はロック7・ン
ブクラッチ油室14の油圧が急激にドレーンされないよ
うにして、ロックアツプ時のショックを軽減するための
ものであり、届路144のオリフィス174は逆にロッ
クアツプ油室14に油圧が徐々に供給されるようにして
口・ンクアップ解除時のショックを軽減するためのもの
である。
トルクコンバータ・アウトレフトボート18・0は油路
182に連通されているが、油路182にはボール18
4とスプリング186とから成るレリーフ弁188が設
けてあり、これによってトルクコンバータ12内を一定
圧力に保持する。レリーフ弁188の下流の油は油路1
90によって図示していないオイルクーラ及び潤滑回路
に導びがれて最終的にはドレーンされ、また余分の油は
別のレリーフ弁192からドレーンされ、ドレーンされ
た油は最終的にはタンク114にもどされる。
次に、ステップモータ110及びロックアツプソレノイ
F 200の作動を制御する変速制御装置300につい
て説明する。
変速制御装置300には、第4図に示すように、エンジ
ン回転速度センサー301.車速センサー302、スロ
ットル開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303
、シフトポジションスイッチ304、変速基準スイッチ
240、エンジン冷却水温センサー306、及びブレー
キセンサー307からの電気信号が入力される。エンジ
ン回転速度センサー301はエンジンのイグニッション
点火パルスからエンジン回転速度を検出し、また車速セ
ンサー302は無段変速機の出力軸の回転から車速を検
出する。スロットル開度センサー(又は吸気管負圧セン
サー)303はエンジンのスロットル開度を電圧信号と
して検出する(吸気管負圧センサーの場合は吸気管負圧
を電圧信号として検出する)。シフトポジションスイ、
チ304は、前述のマニアルバルブ104がP、R,N
、D、Lのどの位置にあるかを検出する。
変速基準スイッチ240は、前述の変速操作機構112
のスリーブ162が変速比の最も大きい位置にきたとき
にオンとなるスイッチである。エンジン冷却水温センサ
ー306は、エンジン冷却水の温度が一定値以下のとき
に信号を発生する。ブレーキセンサー307は、車両の
ブレーキが使用されているかどうかを検出する。エンジ
ン回転速度センサー301及び車速センサー302から
の信号はそれぞれ波形整形器308及び309を通して
入力インターフェース311に送られ、またスロットル
開度センサー(又は吸気管負圧センサー)30.3から
の電圧信号はAD変換機310によってデジタル信号に
変換されて入力インターフェース311に送られる。変
速制御装置300は、入力インターフェース311.C
PU(中央処理装置)313.基準パルス発生器312
、ROM(リートオンリメモリ)314、RAM (ラ
ンダムアクセスメモリ)315、及び出力インターフェ
ース316を有しており、これらはアドレスバス319
及びデータバス320によって連絡されている。基準パ
ルス発生器312は、CPU313を作動させる基準パ
ルスを発生させる。ROM314には、ステップモータ
110及びロックアンプソレノイド200を制御するた
めのプログラム、及び制御に必要なデータを格納しであ
る。RAM315には、各センサー及びスイッチからの
情報、制御に必要なパラメータ等を一時的に格納する。
変速制御装置300からの出力信号は、それぞれ増幅器
317及び318を介してステ・ンプモータ11’O及
びロックアップソレノイド200に出力される。
次に、この変速制御装置300によって行なわれるステ
・ンプモータ110及びロックアツプソレノイド200
の具体的な制御の内容について説明する。
制御は大きく分けて、ロックアツプソレノイド制御ルー
チン500と、ステップモータ制御ルーチン700とか
ら成っている。
まず、ロックアツプソレノイド200の制御について説
明する。ロックアツプソレノイド制御ルーチン500を
第5図に示す、このロックアツプソレノイド制御ルーチ
ン500は一定時間毎に行なわれる(すなわち、短時間
内に以下のルーチンが繰り返し実行される)。まず、ス
ロットル開度センサー303からスロットル開度T)(
の読み込みを行ない(ステップ501)、車速センサー
302から車速■の読み込みを行ない(同5゜3)、次
いでシフトポジションスイッチ304からシフトポジシ
ョンを読み込む(同505)、次いで、シフトポジショ
ンがP、N、Hのいずれがの位置にあるかどうかの判別
を行ない(同507) 、P、N、Rのいずれかの位置
にある場合にはロックアツプツレメイド200を非駆動
(オフ)状態にしく同567)、  その信号をRAM
315に格納して(同569)、1回のルーチンを締了
しリターンする。すなわち、P、N及びRレンジにおい
ては、トルクコンへ−夕12は常に非コンクアップ状態
とされる。ステップ507におけるシフトポジションの
判別の結果がD及びLのいずれかの場合には、前回のル
ーチンにおけるロックアツプツレメイドの作動状態デー
タ(駆動又は非駆動)をRAM315の該当番地から読
み出しく同509)、前回ルーチンにおいてロックアン
プソレノイド200が駆動(オン)されていたかどうか
を判別する(同511)。前回ルーチンにおいてロック
アツプツレメイド200が非駆動(オフ)とされていた
場合には、ロックアツプツレメイド200を駆動すべき
車速(ロック7・ンプオン車速V ON )に関する制
御データを検索する(同520)。このデータ検索ルー
チン520の詳細を第6及び7図に示す、ロックアツプ
オン車速V ONが、第6rgJに示すように、各スロ
ットル開度に対応してROM314に格納されている。
データ検索ルーチン520では、まず、比較基準スロッ
トル開度TH’を0(すなわち、アイドル状態)と設足
しく同521)、これに対応するROM314のアドレ
スiを槽数ilに設定する(同522)。次に、実スロ
ツトル開度THと比較基準スロットル開度TH*とを比
較する(同523)。実スロツトル開度THが比較基準
スロットル開度TH’よりも小さい場合又は等しい場合
には、実スロツトル開度THに対応したロックアツプオ
ン車速データV ONが格納されているROM314の
アドレスが槽数11で与えられ、槽数11のアドレスの
ロックアツプオン車速データ■。N1の値が読み出され
る(同526)、逆に、実スロツトル開度THが比較基
準スロットル開度T)(7よりも大きい場合には、比較
基準スロットルTH7に所定の増分ΔTH*を加算しく
同524)、槽数iも所定の増分Δiだけ加算する(同
525)。その後、再びステップ523に戻り、実スロ
ツトル開度THと比較基準スロットル開度TH”とを比
較する。この一連の処理(同523.524及び525
)を何回か繰り返すことにより、実スロツトル開度TH
に対応したロックアツプオン車速データV ONが格納
されているROM314のアドレスの槽数iが得られる
。こうしてアドレスiに対応するロックアツプオン車速
データV ONを読み出して、リターンする。
次に、L記のようにして読み出されたロックアツプオン
車速V ONと実車速Vとを比較しく同561)、実車
速Vの方がロックアンプオン車速データV OHよりも
大きい場合には、ロックアツプツレメイド200を駆動
しく同563)、逆の場合には口・ンクアップソレノイ
ド200を非駆動にしく同567)、その作動状態デー
タ(駆動又は非駆動)をRAM315に格納しく同56
9)、リターンされる。
ステ、プ511において、前回のルーチンで口、クア)
プンレノイド200が駆動されていた場合には、ロック
アツプを解除すべき車速(ロックアツプオフ車速)デー
タV QFFを検索するルーチン(同540)を行なう
。このデータ検索ルーチン540は、ロックアツプオン
車速データv1114を検索するデータ検索ルーチン5
20と基本的に同様である(入力されているデータが下
記のように異なるだけである)ので説明を省略する。
なお、ロックアツプオン車速データV 11Nとロック
アツプオフ車速データVOFFとは、第8図に示すよう
な関係としである。すなわち、V 6H> V nnと
してヒステリシスを与えである。これによってロックア
ツプソレノイド200のハンチングの発生を防止しであ
る。
次いで、上記のようにしてステップ540において検索
されたロックアツプオフ車速データVllfFと実車速
Vとを比較して(同565)、実車速■が大きい場合に
は、ロックアツプソレノイド200を駆動しく同563
)、逆の場合には、ロンクア・シブソレノイド200を
非駆動状態にしく同567)、その作動状態データをR
AM315に格納して処理を終りリターンする。
結局、D及びLレンジにおいては、口・ンクアップオン
車速V ON以上の車速においてトルクコンバー°り1
2はロックアツプ状態とされ、ロック7・ンブオフ車速
VQFF以下の車速において非ロツクアップ状態とされ
ることになる。
次に、ステップモータ110の制御ルーチン700につ
いて説明する。ステップモータ制御ルーチン700を第
9(a)及び9(b)図に示す。
このステ・ンプモータ制御ルーチン700は一定時間毎
に行なわれる(すなわち、短時間内に以下のルーチンが
繰り返し実行される)。まず、上述のコックアップソレ
ノイド制御ルーチン500のステップ569において格
納されたロックアツプソレノイド作動状態データが取り
出され(同698)、その状態が判定され(同699)
、  ロックアツプソレノイド200が駆動されている
場合にはステップ701以下のルーチンが開始され、逆
にロックアツプソレノイド200が非駆動の場合には後
述のステップ713以下のステップが開始される(この
場合、後述のように変速比力(最も大きくなるように制
御が行なわれる。すなわち、非ロツクアップ状態では常
に最大変速比となるように制御される)。
ロックアツプソレノイド200が駆動されてし)る場合
、まずスロットル開度センサ303力1らスロットル開
度を読み込み(同701)、車速センサー302から車
速Vを読み込み(同703)、シフトポジションスイッ
チ304からシフトポジションを読み込む(同705)
、次0で、シフトポジションがD位置にあるかどうかを
判断しく同707)、−D位置にある場合には、Dレン
ジ変速パターンの検索ルーチン(同720)を実行する
。・ Dレンジ変速パターン検索ルーチン720C士第10図
に示すように実行される。−ま−i−、Dレンジ変速パ
ターン用のステップモータノぐルス数データNOは第1
1図に示すようにROM3144こ格納されている。す
なわち、ROM314の横方向には車速が、また縦方向
にはスロットル開度が、それぞれ配置されている(右方
向にlz% < iこ従って車速か高くなり、下方向に
いくに従ってスロ・ントル聞度が大きくなるようにしで
ある)、Dレンジ変速パターン検索ルーチン720では
、まず、比較&準スロ7)ル開度Tl(’をO(すなわ
ち、アイドル状態)としく同721)、 707111
間度力ζ0になっている場合のパルス数データが格納さ
れているROM314のアドレスj1を枠数j+こ設定
する(同722)、次いで、実際のスロットル1間度T
)Iと比較基準スロ・ントル聞度TH’  とを比較し
て(同723)、実スロツトル開度THの方か大きい場
合には、比較基準スロットル開度TH′に所定の増分Δ
TH’ を加算しく同724)、枠数jにも所定の増分
Δjを加算する(同725)。この後、再び実スロ・ン
トル開度THと比較基準スロットル開度TH’ とを比
較しく同723)、実スロツトル開度THの方が大きl
、X場合側こは前述のステップ724及び725を行な
った後、再度ステップ723を実行する。このような一
連の処理(ステップ723.724及び725)を行な
って、実スロツトル開度T)Iが比較基準スロットル開
度TH’ よりも小さくなった時点において実際のスロ
ットル開度THに照応する枠数jが得られる。次いで、
車速VについてもE記と同様の処理(ステップ726,
727.728.729及び730)を行なう、これに
よって、実際の車速Vに対応した枠数kが得られる。
次に、こうして得られた標数j及びkを加算しく同73
1)、実際のスロットル開度TH及び車速Vに対応する
アドレスを得て、第11図に示すROM314の該当ア
ドレスからステップモータのパルス数データNOを読み
取る(同732)。
こうして読み取られたパルス数NDは、現在のスロット
ル開度TH及び車速Vにおいて設定すべき目標のパルス
数を示している。このパルス数NOを読み取って、Dレ
ンジ変速パターン検索ルーチン720を終了しリターン
する。
次にアイドル状態で加速しているときにパルス数Noを
修正するステップ1000〜1026に進む。スロット
ル開度THがアイドル状態(所定の低スロツトル開度T
 HIOLE以下の状態)にあるかどうかが判断され(
同1000) 、TH>THIOLEであればステップ
1002→1006により後述のように各初期値の設定
が行なわれる。TH≦T HIn LEであれば、車速
Vが所定の低車速vA(例えば10に■ハ)以上かどう
かが判断され(同1001)、vくvAの低車速の場合
はステップ1002→1006により各初期値の設定が
行なわれる。すなわち、後述する加速度検出用タイマT
vがOに設定され(同1002)、前回ルーチンの車速
vOが最大車速Vmaxに設定され(同1003)、車
速の増減量(車両加速度)ΔVが基準加速度A(0に近
い正の値)に設定され(同1004)、修正目標パルス
数MD Iが目標パルス数NOに設定され(同1005
)、次に変速比の修正履歴を示すTNがOに設定される
(同1006)。次いで、ステップ778以下の制御が
行なわれる。従って、スロットル開度がアイドル以上(
T H> T HIQ LE )でありかつ車速がV^
A以下低車速(V<V八)の場合には、目標パルス数N
Dは修正されず、Dレンジ変速パターンデータで定めら
れた所定の変速パターンに従って変速制御が行なわれる
一方、ステップ1000及び1001においてアイドル
状態(TH≦T H10LE )かつVA以上の車速(
V≧VA)の場合には、加速度検出用タイマTvがO以
下であるかを判断する(同1007)。なお、一般にこ
のステップにくる前にvAA以下低車速の状態又はスロ
ットル開度をT HI。
LE以上踏み込んだ状態があるため、ステ・ンプ100
2→1006で初期値が設定されており、またエンジン
始動時には前記初期値(Tv=O,V。
= Vmax 、 TN = O)が設定される。従っ
て、ステップ1002→1006を通った直後のルーチ
ンでは、Tv≦Oと判断され、タイマTvにTvlとい
う値が設定され(同1008)、次にΔ■が現時点の車
速Vと前回の車速Voとの差として演算される(同10
09)、なお、この場合、車速Voは初期値Vmaxに
設定されているため、車両加速度ΔVは大きな負の値と
なる。次に、次回ルーチンのために現時点の車速Vが車
速vOに設定される(同1010)。次に、車両加速度
ΔVが基準加速度A(Oに近い正の値)より大きいかど
うか(すなわち、加速状態が減速状態か)が判断される
(同1012)。車両加速度ΔVは大きな負の値である
ため基準加速度A以下と判断され、次にステップ101
8に進み、TNがOかどうかが判断される。なお、T、
=1は前回ルーチンでパルス数Noを修正したことを示
し、THIOは修正しなかったことを示す、この場合、
THIOであるので、ステップ778以下の制御が行な
われ、目標パルス数NOの修正は行なわれない。次に1
以上の制御が実行された後のルーチンでは、加速度検出
用タイマTvがTVIにセ−/ )されている(前回ル
ーチンのステップ1008)ため、ステップ1007で
Tvは0より大と判断され、ステップ1011に進みタ
イマTvは微小時間ΔTvだけ減ぜられる。次いで、ス
テップ1012に進むが加速度Δ■及び変速修正履歴T
Nは前回と同様であるためステップ1012→1018
→778以下の制御がなされ目標パルス数Noの修正は
行なわれない。次いで、ステップ1007→1011峠
1012→1018→778以下のルーチンが何回か繰
り返されると、各ルーチン毎にタイマTvが微小量ΔT
vだけ減ざられるので、ノ ある一定時間経過するとタイマTvはO以下となりステ
ップ1007→1008→1009→1010の制御が
行なわれ、加速度ΔVか演算し直される。従って、ステ
ップ1007〜1011によって一定時間ごとに現時点
の車速Vと一定時間前の車速Vo’との差である加速度
Δ■が演算される。
こうして演算される加速度ΔVが基準加速度Aよりも大
きくなると、ステップ1012からステラ7’1013
に進み、目標パルス数Noの修正が行なわれる。すなわ
ち、ステップ1013では加速度ΔVと基準加速度Aと
の差に比例した値を目標パルス数NDから減算して、そ
の値を修正目標パルス数NOIに設定する。すなわち、
ND 1=No−B(ΔV−A)を演算する(Bは定り
大きいかどうかを判断しく同1014)、N。
、>Oの場合はそのままステップ1016に進み、NO
+≦0の場合はNO,=Oに設定した(同1015)後
でステップ1016に進み、修正パルス数ND Iを目
標パルス数NOに置き換え(回1016)、修正履歴T
Nを1に設定し、以Fステンプ778に進む。後述のよ
うに、変速比は目標パルス数NDによって一義的に決定
され。
目標パルス数NDが小さいほど減速比が大きくなるよう
にしであるから、修正後の目標パルス数に基づいて変速
が制御されると、変速比は通常の場合よりも犬きくなる
。従って、下り坂をアイドル状態で走行する場合に変速
比が大きくなってエンジン回転速度が大きくなり、好適
なエンジンブレーキ作用を得ることができる。
次に、ステ・ンプ1012で車両加速度ΔVが基準加速
度Aより小さい場合には、まず修正履歴TNが0である
かどうかが判断され(同1018)、修正が行なわれて
ないTN=0の場合は前述のようにそのままステップ7
78以下の制御が行なわれ、修正されていない通常のD
レンジ変速パターンに基づく変速制御が行なわれる。前
回修正が行なわれていた場合(すなわちTN#0)には
、ブレーキを使用しているかどうかを判断する(同10
19)、ブレーキの使用状態は第4図に示したブレーキ
センサ307からの入力信号により判断される。ブレー
キ非使用の場合には、目標パルス数NDと修正目標パル
ス数NOlとの差がある値り以上であるかどうかが判断
され(同1020)、差が小さい場合には修正履歴TN
をOに設定しく同1021)、ステップ778以下の変
速制御が行なわれる。また、前述のステップ1019で
ブレーキ使用の場合にもステップ1021に進む。ステ
ップ1020において、目標パルス数Noと修正目標パ
ルス数ND Iとの差が大きい場合には、まず基準加速
度Aよりわずかに小さい負の一定の加速度A′と実加速
度ΔVとの差をΔ■′を演算し、(同1022)、この
差Δv′カ0以下かどうかを判断しく同1023)、0
以下の場合(すなわちA′≦Δ■≦Aであり加速度がほ
ぼ一定の小さい正又は負の値のとき)は、修正パルス数
ND Iが目標パルス数Noとされ(同1024)、ス
テップ778以下の変速制御力f*実行される。一方、
ΔV′がOより大きい場合(加速度が大きな負の値の場
合すなわち減速度が大きい場合テありエンジンブレーキ
が良く効いている場合)には、減速度差ΔV′に定数B
′を乗じた値を修正パルス数ND Iに加えて、これを
新たに修正パルス数NOlに設定する(同1025)。
すなわち、修正パルス数ND lを修正する。次いで、
この再修正された修正目標パルス数ND Iを新たに目
標パルス数NDとしく同1026)、ステップ778以
下の変速制御が実行される。この一連のステップ102
0→1026によって車両加速度がAより大の状態から
A以下の状態に急激に切り換った場合に変速異和感を生
じないようにしである。すなわち、目標パルス数の修正
量が大き過ぎる場合には、逆方向に再修正を加えて徐々
に修正パルス数に切り換っていくようにしてある。ブレ
ーキ使用時及び車両加速度の修正量が小さい場合には、
ステップ1019→1021又はステップ1020→1
021に進み、修正目標パルス数の再修正は行なわれな
い、この場合は、変速異和感を生じないからである。
なお、ステップ1013及び1025における目標パル
ス数の修正は、それぞれ加速度差(ΔV−A)又は(A
’−ΔV)に比例する量だけ行なったが、修正量は常に
一定値とすることも可能である。すなわち、ステップ1
o13及び1025における演算をそれぞれNOI =
ND−c及びNo 、=No + +C’  (C及び
c′は定数)トスればよい。
第9(a)図に示すステップ707において、Dレンジ
でない場合には、Lレンジにあるかどうかを判断しく同
709)、Lレンジにある場合には、Lレンジ変速パタ
ーン検索ルーチンを検索する(同740)、Lレンジ変
速パターン検索ルーチン740は、Dレンジ変速パター
ン検索ルーチン720と基本的に同様の構成であり、R
OM314に格納されているステップモータのパルス数
データNLがDレンジの場合のパルス数データNOと異
なるだけである(パルス数データNDとNLとの相違に
ついては後述する)。従って、詳細については説明を省
略する。
ステ・ンプ709においてLレンジでない場合には、R
レンジにあるかどうかを判断しく同711)、Rレンジ
にある場合にはRレンジ変速パターンの検索ルーチン7
60を実行する。このRレンジ変速パターン検索ルーチ
ン760もDレンジ変速パターン検索ルーチン720と
同様であり、パルス数データNRが異なるだけあるので
、詳細については説明を省略する。
以−ヒのように、ステップ720.740又は760に
おいて、シフトポジションに応じて、それぞれ目標のス
テップモータパルス数データND、N、又はNRを検索
し終ると(N oは前述のようにステップ1000−1
026で修正されている場合がある)、変速基準スイッ
チ240の信号を読み込み(同778)、変速基準スイ
ッチ240がオン状態であるかオフ状態であるかを判断
する(同779)。変速基準スイッチ240がオフ状態
である場合には、RAM315に格納されている現在の
ステップモータのパルス数Nへを読み出す(同781)
。このパルス数NAは、ステップモータ110を駆動す
るための信号として変速制御装置300により発生され
たパルス数であり、電気的雑音等がない場合にはこのパ
ルス数NAとステップモータ110の実際の回転位置と
は常に1対1に対応している。ステップ779において
変速基準スイッチ240がオン状態にある場合には、ス
テップモータ110の現在のパルス数N^を0に設定す
る(同780)、変速基準スイッチ240は、変速操作
機構112のスリーブ162が最大変速比位置にあると
きにオン状態になるように設定されている。すなわち、
変速基準スイッチ240がオンのときには、ステップモ
ータ110の実際の回転位置が最大変速比位置にあるこ
とになる。従って、変速基準スイッチ240がオンのと
きにパルス数Nへを0にすることにより、ステップモー
タ110が最大変速比位置にあるときにはこれに対応し
てパルス数NAは必ず0になることになる。このように
最大変速比位置においてパルス数NAをOに修正するこ
とにより、電気的雑音等のためにステップモータ110
の実際の回転位置とパルス数Nへとに相違を生じた場合
にこれらを写いに一致させることができる。従って、電
気的雑音が累積してステップモータ110の実際の回転
位置とパルス数Nへとが対応しなくなるという不具合は
生じない。次いで、ステップ783において、検索した
目標パルス数ND、NL又はNRと、実パルス数NAと
の大小を比較する。
実パルス数NAと目標パルス数N。、NL又はNt+ 
とが等しい場合には、目標パルス数ND、NL又はNR
(=パルス数NA)がOであるかどうかを判断する(同
785)。目標パルス数NO,NL又はN、がOでない
場合、すなわち最も変速比が大きい状態にはない場合、
前回ルーチンと同様のステップモータ駆動信号(これに
ついては後述する)を出力しく同811)、  リター
ンする。目標パルス数NO,NL又はNRがOである場
合には変速基準スイッチ240のデータを読み込み(同
713)、そのオン・オフに応じて処理を行なう(同7
15)、変速基準スイッチ240がオンの場合には、実
パルス数NAを0にしく同717)、また後述するステ
ップモータ用タイマ値Tを0にしく同718)、パルス
数0に対応する前回ルーチンと同様のステップモータ駆
動信号を出力する(同811)、ステップ715におい
て変速基準スイッチ240がオフの場合には、後述する
ステップ801以下のステップが実行される。
次に、ステップ783において実パルス数NAが目標パ
ルス数NO,NL又はNRよりも小さい場合には、ステ
ップモータ110を、パルス数大の方向へ駆動する必要
がある。まず、前回ルーチンにおけるタイマ値Tが負又
は0になっているかどうかを判断しく同787)、タイ
マ値Tが正の場合には、タイマ値Tから所定の減算値Δ
Tを減算してこれを新たなタイマ値Tとして設定しく同
789)、前回ルーチンと同様のステップモータ駆動信
号を出力して(同811)リターンする。
このステップ789はタイマ値TがO又は負になるまで
繰り返し実行される。タイマ値Tが0又は負になった場
合、すなわち一定時間が経過した場合、後述のようにス
テップモータ110の駆動信号をアップシフト方向へ1
段階移動し、(同791)、タイマ値Tを所定の正の値
T1に設定しく同793)、現在のステップモータのパ
ルス数NAを1だけ加算したものとしく同795)、ア
ンプシフト方向に1段階移動されたステップモータ駆動
信号を出力して(同811)リターンする。これによっ
てステップモータ110はアップシフト方向に1単位だ
け回転される。
ステップ783において現在のステップモータパルス数
NAが目標パルス数ND、NL又はNRよりも大きい場
合には、タイマ値TがO又は負であるかどうかを判断し
く同804)、タイマ値Tが正の場合には所定の減算値
ΔTを減じてタイマ(m Tとしく同803)、前回ル
ーチンと同様のステップモータ駆動信号を出力しく同8
11)、リターンする。これを繰り返すことにより、タ
イマ値Tから減算値ΔTが繰り返し減じられるので、あ
る時間を経過するとタイマ値Tが0又は負になる。タイ
マ値Tが0又は負になった場合、ステップモータ駆動信
号をダウンシフト方向へ1段階移動させる(同805)
、また、タイマ値Tには所定の正の値TIを設定しく同
807)、現在のステップモータパルス数NAl1だけ
減じて(四8゛09)、ダウンシフト方向へ、1段階移
動されたステップモータ駆動信号を出力しく同811)
、 リターンする。これによってステップモータ110
はダウンシフト方向へ1単位だけ回転される。
ここでステップモータの駆動信号について説明をしてお
く。ステップモータの駆動信号を第12図に示す。ステ
ップモータ110に配線されている4つの出力線317
a、317b、317C及び317d(第4図参照)に
は、A−Dの4通りの信号の組合せがあり、A、B、C
→D−Aのように駆動信号を与えるとステップモータ1
10はアンプシフト方向に回転し、逆に、D−+C4B
→A−Dのように駆動信号を与えると、ステップモータ
110はダウンシフト方向に回転する。従って、4つの
駆動信号を第13図のように配置すると、第12図でA
→B4C→Dの駆動(アップシフト)をすることは、第
13図で信号を左方向へ移動することと同様になる。こ
の場合、bit3の信号はbitoへ移される。逆に、
第12図でD+C4B−Aの駆動(ダウンシフト)を行
なうことは、第13図では信号を右方向へ移動すること
に相当する。この場合、bitoの信号はbit3へ移
動される。
アップシフトの時の出力線317a、317b、317
c及び317dにおける信号の状態を第14図に示す。
ここで、A、B、C及びDの各状態にある時間は、ステ
ップ793又は807で指定した゛タイマ値T、になっ
ている。
上述のように、ステップモータ駆動信号は、実パルス数
(すなわち、実変速比)が目標パルス数(すなわち、目
標変速比)よりも小さい場合は、左方向に移動させられ
る(同791)ことにより、ステップモータ110をア
ップシフト方向へ回転させる信号として機能する。逆に
、実変速比が目標変速比よりも大きい場合には、ステッ
プモータ駆動信号は右方向に移動させられる(同8゜5
)ことにより、ステップモータ110をダウンシフト方
向へ回転させる信号として機能する。また、実変速比が
目標変速比に一致している場合には、左、右いずれかの
方向にも移動させないで、前回のままの状態の駆動信号
が出力される。この場合にはステップモータ110は回
転せず、変速が行なわれないので変速比は一定に保持さ
れる。
前述のステップ711($9図)においてNレンジでな
い場合、すなわちP又はNレンジにある場合には、ステ
ップ713以下のステップが実行される。すなわち、変
速基準スイッチ240の作動状態を読み込み(同713
)、変速基準スイッチ240がオンであるかオフである
かを判別しく同715)、変速基準スイッチがオン状態
の場合には、実際のステップモータのパルス数を示す実
パルス数NAを0にしく同717)またステップモータ
用タイマー値Tを0にする(同718)。次いで、前回
ルーチンと同じ状態のステップモータ駆動信号を出力を
出力しく同811)、リターンする。ステップ715に
おいて変速基準スイッチ240がオフ状態にある場合に
は、前述のステップ801以下のステップが実行される
すなわち、ステップモータ110がダウンシフト方向に
回転される。従って、P及びNレンジでは、最も変速比
の大きい状態となっている。
次に、Dレンジにおいてエンジンの最小燃料消費率曲線
に沿って無段変速機の変速比を制御する方法について説
明する。
エンジンの性能曲線の1例を第15図に示す。
第15図においては横軸にエンジン回転速度及びたて軸
にエンジントルクをとり、各スロットル開度における両
者の関係及び等燃費曲線FCI〜FC8(この順に燃料
消費率が小さい)が示しである。図中の曲!!Gは最小
燃料消費率曲線であり、この曲線Gに沿ってエンジンを
作動させれば最も効率の良い運転状態が得られる。常に
このエンジンの最小燃料消費率曲線Gに沿ってエンジン
が運転されるように無段変速機を制御するために、ステ
ップモータ110のパルス数N。を次のように決定する
。まず、最小燃料消費率曲線Gをスロットル開度とエン
ジン回転速度との関数として示すと第16図に示すよう
になる。すなわち、スロットル開度に対して一義的にエ
ンジン回転速度が定まる。例えば、スロットル開度40
”の場合にはエンジン回転速度は300Orpmである
。なお、第16図において低スロー/ トル開度(約2
0度以下)の最低エンジン回転速度が11000rpに
なっているのは、ロックアツプクラッチを締結した場合
にこれ以下のエンジン回転速度では無段変速機の駆動系
統がエンジンの振動との共振を発生するからである。エ
ンジン回転速度N及び車速Vの場合に、変速比Sは、 S= (N/V)・に で午えられる。ただし、には最終減速比、タイヤ半径等
によって定まる定数である。ここで、第16図における
エンジン回転速度を車速に変換して図示すると、第17
図のようになる。同一エンジン回転速度であっても変速
比が異なれば車速が異なるため、第17図の線図におい
ては車速は一定の幅を有している。すなわち、最も変速
比が大きい場合(変速比a)が線1aによって示してあ
り、最も変速比が小さい場合(変速比C)が線交Cによ
って示しである(なお、中間の変速比すの場合を線1b
で示しである)0例えば、スロットル開度が40″の場
合には、約25km/hから約77km/hの間の車速
で走行することができる。なお、laよりも低速側の領
域にある場合には線Jlaに沿って制御が行なわれ、ま
た線fLcよりも高速側の領域にある場合には線UCに
沿って制御が行なわれる。一方、変速操作機構112の
スリーブ162の位置と変速比との間には一定の関係が
ある。すなわち、ステップモータ110に与えられるパ
ルス数(すなわち、ステップモータ110の回転位置)
と変速比との間には、第18図に示すような関係がある
。従って、第17図における変速比(a、b、c等)を
第18図に基づいてパルス数に変換することができる。
こうしてパルス数に変換した線図を第19図に示子、な
お、第19図に、前述の第8図のロックアツプクラッチ
オン及びオフ線も同時に記入すると、図示のように、ロ
ックアツプクラッチオン及びオフ線は最大変速比aの制
御線よりも低車速側にある。
第19図に示す変速パターンに従って無段変速機の制御
を行なうと次のようになる0発進時には、車速が低いた
め無段変速機は最大変速比位置に制御されており、トル
クコンバータ12は非ロツクアップ状態にある。従って
、発進に必要な強力な駆動力が得られる。車速がロック
アツプオン線を越えると、トルクコンバータ12のロッ
クアツプクラッチ10が締結され、トルクコンバータ1
2はロックアツプ状態となる。更に車速が上昇して線J
laを越えると、変速比はエンジンの最小燃料消費率曲
線に沿ってa−c間において無段階に変化する。例えば
線Jla及び0間の領域において一定車速・一定スロッ
トル開度で走行している状態からスロットル開度を大き
くした場合、スロットル開度が変わるから制御すべき目
標エンジン回転速度も変化するが、目標エンジン回転速
度に対応するステップモータの目標パルス数は実際のエ
ンジン回転速度には関係なく、第16図に示す関係に基
づいて決定される。ステップモータ11Oは午えられた
目標パルス数に応じてただちに目標位置まで回転し、所
定の変速比が実現され、実エンジン回転速度が目標エン
ジン回転速度に一致する。前述のように、ステップモー
タのパルス数はエンジンの最小燃料消費率曲線Gから導
き出されたものであるから、エンジンは常にこの曲線G
に沿って制御される。このように、ステップモータのパ
ルス数に対して変速比が一義的に決定されるので、パル
ス数を制御することにより変速比を制御することができ
る。
なお、以上説明した実施例では、エンジンのスロットル
開度を基準として制御を行なったが、エンジンの吸気管
負圧又は燃料噴射量を用いても(それぞれ最小燃料消費
率曲線Gは第20図及び第21図に示すような曲線とな
る)同様に制御を行な′うことができることは明らかで
ある。
上記はDレンジにおける変速パターンの説明であるが、
L及びRレンジについてはDレンジとは異なる変速パタ
ーンをデータとして入力しておけばよい。例えば、Lレ
ンジにおいて、同一スロットル開度ぽ対してDレンジの
変速パターンよりも変速比が大きくなる変速パターンと
し、加速性能を向上すると共にスロットル開度0の状態
において好適なエンジンブレーキ性能が得られるように
する。また、RレンジではLレンジよりも更に変速比大
側の変速パターンにする。このような変速パターンは所
定のデータを入力することにより簡単に得ることができ
る。また、制御の基本的作動はDレンジの場合と同様で
ある。従って、L及びRレンジにおけ原作用の説明は省
略する。
次に、第4図に示したエンリン冷却水温センサー306
及びブレーキセンサー307について簡単に説明してお
く。
エンジン冷却水温センサー30?3は、エンジン冷却水
の温度が所定値(例えば、60℃)以下においてオンと
なる。エンジン冷却水温センサー306がオンの場合に
は、その信号に基づいてDレンジにおける変速パターン
を変速比大側の変速パターンに切換える。これによって
、エンジン始動直後におけるエンジン不調、動力不足等
を解消することができる。
ブレーキセンサー307は、フートブレーキを作動させ
たときにオンとなり、これは例えば、次のような制御に
使用する。すなわち、ブレーキセンサー307がオンで
あり、かつスロットル開度がOの場合に、Dレンジの変
速パターンを変速比大側の変速パターンに切換えるよう
にする。これによって、Dレンジ走行中にブレーキを踏
めば、強力なエンジンブレーキを得ることができる。
次に、前述したステップ1000→778(第9(b)
図)における作用、すなわちアイドル状態で加速してい
るときに変速比を大きくする作用について第22図に基
づいて再度まとめて説明する。
アイドル状態ではない場合又は加速度が小さい場合には
通常の変速比制御パターンに従って制御される(第22
図a+C)、アイドル走行状態でかつ車両が加速状態に
ある場合には変速比指令信号(ステップモータパルス数
)が変速比大側に修正される(第22図cue)、従っ
て、エンジンブレーキが良好に作用する。もし、このま
ま下り坂をほぼ一定車速で走行する状態となればそのま
ま変速比に維持される。一方、エンジンブレーキの作用
が大き過ぎ(すなわち、下り坂の傾斜が小さく)、車両
が減速状態となると、変速比大側に修正されていた変速
比を今度は変速比小側に再修正を開始する(第22図e
−+g)、なお、この再修正により、変速比が通常の変
速制御パターンに復帰すると、以後はこのパターンに基
づいて制御さ−れる。従って、エンジンブレーキが効き
過ぎると場合には、変速比が自動的に小さくなり、エン
ジンブレーキの効きが緩和され、下り坂の傾斜の変化に
かかわらず一定車速で下り坂を走行することができる。
上記制御はスロットル開度の増大によって解除される(
第22図g)。従って、下り坂を一定車速で走行中にア
クセルペダルを踏み込めば自由に加速することができる
。またブレーキラ使用すると、エンジンブレーキの効き
を緩和する制御が解除される。車速を下げた状態でブレ
ーキの使用を中1トすると、再び上述の制御が作動しそ
の時点での車速を保つように制御される。
次に第23図に示す第2の実施例について説明する。
この実施例は第9(a)及び9(b)図に示した第1の
実施例のステ・ンプ1013を第23図に示すようにス
テップ1030〜1O33に置き換えたものである。
ステップ1012でΔVIAの場合(すなわち、アイド
ル状態で加速していく場合)、エンジン回転速度NEを
読み込み(同1030)、次いで実変速比iA=に拳N
E/v(kは定数)を算出する(同1031)。次いで
、第18図番こ示した関係に基づいて実変速比i^に一
義的に対応する実パルス数Nへを算出する(同1032
)、次に、この実パルス数NへからBφ(ΔV≠A)を
減算して、これを修正目標パルス数No +とする(同
1033)、以下の制御は第1の実施例と同様である。
要するに、この第2の実施例は、実ノくルス数NAを基
準にしてこれを修正するよう番こしたものである(第1
の実施例では目標、<ルス数NOを基準にして修正して
いた)、このような構成によっても第1の実施例と同様
の作用及び効果が得られることは明らかである。
次に、第24図に示す第3の実施例について説明する。
この実施例は第9(a)及び9(b)図に示したステッ
プ1013を第24図に示すようにステップ1040〜
1043に置き換えたものである。
ステップ1012でΔVIAの場合(すなわち、アイド
ル状態で加速していく場合)、エンジン回転速度NEを
読み込み(同1040)、次0で、エンジン回転速度に
Bl・ (ΔV−A)ヲ力11算して修正エンジン回転
速度NE lとしくすなわち、エンジン回転速度を高く
修正する)(同1041)、修正変速比i = k−N
E l/V (klま定数)を算出する(同1042)
。次1.%で、第18図に示した関係に基づいて修正変
速比i14こ一義的に対応する修正目標パルス数ND 
Iを算出する(同1043)、以下の制御は第1の実施
例と同様である。要するに、この第3の実施例は、エン
ジン回転速度を修正し、これに応じて目標ノ々ルス数が
修正されるようにしたものである(第1の実施例では目
標パルス数NOを直接修正していた)。このような構成
によっても第1の実施例と同様の作用及び効果が得られ
ることは明らかである。
次に、第25図に示す第4の実施例について説明する。
この実施例は第9(a)及び9(b)図に示した第1の
実施例のステップ1013を第25図に示すようにステ
ップ1050−1053にMき換えたものである。
ステップ1012でムV>Aの場合(すなわち、アイド
ル状態で加速していく場合)、エンジン回転速度NEを
読み込み(同1050)、次いで、車速VからB2・(
ΔV−A)を減算して修正車速v1としくすなわち、車
速を低く修正する)(同1051)、修正変速比iz=
に−NE/V+(kは定数)を算出する(同1052)
次いで、第18図に示した関係に基づいて修正変速比i
zに一義的に対応する修正目標パルス数NDIを算出す
る(同1053)、以下の制御は第1の実施例と同様で
ある。要するに、この第4の実施例は、車速を修正し、
これに応じて目標パルス数が修正されるようにしたもの
である(第1の実施例では目標パルス数Noを直接修正
していた)。このような構成によっても第1の実施例と
同様の作用及び効果が得られることは明らかである。
なお、上記第2.3及び4の実施例では、修正iはそれ
ぞれB(ΔV−A)、B、(ΔV−A)及びBz(ΔV
−A)として、加速度差に比例させたが、これは常に一
定値とすることもできる。
以上説明してきたように、本発明によると、それぞれシ
リンダ室を内蔵した駆動/−り及び従動プーリのV字状
みぞ間隔を、各シリンダ室に供給する油圧を制御する変
速制御弁により制御して変速比を連続的に可変としたV
ベルト式無段変速機の変速制御方法において、エンジン
のアイドル状態及び車両の加速度を検出し、エンジンが
アイドル状態でありかつ車両加速度が一定の基準加速度
よりも大きいときに、そうでない場合の通常の変速比よ
りも変速比大側に変速比を修正するので、下り坂をアイ
ドル状態で走行する場合に、変速比が大きくなってエン
ジン回転速度が上昇し、好適なエンジンブレーキの作用
を得ることができる。
従って、無段変速機付き車両の運転操作性及び安全性を
向上ごせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はVベルト式無段変速機の部分断面正面図、第2
図は第1図に示すVベルト式無段変速機の各軸の位置を
示す図、第3図は油圧制御装置全体を示す図、第4図は
変速制御装置を示す図、第5図はロックアツプソレノイ
ド制御ルーチンを示す図、第6図はロックアツプオン車
速データの格納配置を示す図、第7図はロー2クアツプ
オン車速検索ルーチンを示す図、第8図はロックアツプ
制御パターンを示す図、第9(a)及び9(b)図はス
テ・ンブモータ制御ルーチンを示す図、第10図はDレ
ンジ変速パターン検索ルーチンを示す図、第11図はパ
ルス数データの格納配置を示す図、第12図は各出力線
の信号の組み合わせを示す図、第13図は各出力線の配
列を示す図、第14図はアップシフトの場合の各出力線
の信号を示す図、第15図はエンジン性能曲線を示す図
、第16図は、ス、ロットル開度とエンジン回転速度と
の関係を示す図、第17図はスロットル開度と速度との
関係を示す図、第18図は変速比とステップモータパル
ス数との関係を示す図、第19図はスロットル開度と車
速との関係を示す図、第20図は吸気管負圧を基準とし
て最小燃料消費率曲線を示す図、第21図は燃料噴射量
を基準として最小燃料消費率曲線を示す図、第22図は
変速比修正の状態を示す図、第23図は本発明の第2の
実施例の変速制御ルーチンの一部を示す図、第24図は
本発明の第3の実施例の変速制御ルーチンの一部を示す
図、第25図は本発明の第4の実施例の変速制御ルーチ
ンの一部を示す図である。 2−・・エンジン出力軸、4・・−ポンプインペラー、
4a・・争部材、6・・・タービンランナ、8・・・ス
テータ、10・eφロツタアップクランチ、12・・・
トルクコンバータ、14・番・ロンクアップクラッチ油
室、16・・・軸受、20・・・ケース、22・・・駆
動軸、24・・・駆動プーリ、26・−・固定円すい板
、28・・Φ駆動プーリシリンダ室、30・・・可動円
すい板、32・・・Vベルト、34・・・従動プーリ、
36・・・軸受、38拳・・軸受、40拳・・従動軸、
42・・・固足円すい板、44会・・従動プーリシリン
ダ室、46・Φ・可動円すい板、48拳拳・前進用多板
クラッチ、48a・・・シリンダ室、50−・・前進用
駆動ギア、52・・・リングギア、54Φ・Φ後退用駆
動ギア、56・・・アイドラギア、58・・φ後退用多
板クラッチ、58a・・・シリンダ室、60・・Φアイ
ドラ軸、62・・・アイドラギア、64・・・ピニオン
ギア、67・・・差動装置、68φ・・サイドギア、7
0・・・サイドギア、72・・・出力軸、74・・・出
力軸、76−−−軸受、78・・・軸受、80・・φオ
イルポンプ、82・・・オイルポンプ駆動軸、102・
・・ライン圧調圧弁、104・・eマニアル弁、106
・・・変速制御弁、108・・シロツタアップ弁、11
0・・−変速モータ(ステップモータ)、112・・・
変速操作機構、114・・Φタンク、11B−、・油路
、118・・・弁穴。 118a  〜 118h***  ポ − ト 、 
 120−−−弁穴、120a 〜120e拳*sポー
ト、122・Φ・弁穴、120 a −122e・Φ・
ポート、124−−−スプール、124a、124b*
*・ランド、126・・U油路、128・・・油路、1
30・・命油路、132・・φスプール、132aN1
32d・e・ランド、133−−−スプリング、134
・・・スプリングシート、135I111@ピン、13
6・・・ケース、137・・・膜、137a・・・金具
、137b働e・スプリングシート、138・・・ポー
ト、139a、139b・・・室、140・争・スプリ
ング、141 ・・拳口・ンド、142・−・ポート、
143・・・負圧ダイヤフラム、144・e・油路、1
45・・・オリフィス、146・・・トルクコンバータ
Φインレットポート、147・・・油路、148・・・
油路、149・・・オリフィス、150−−−弁穴、1
50a 〜150d−−−ボート、152−−−スプー
ル、152a〜152e* * *ランド、154−−
−油路、156・・・油路、160・−・レバー、16
2Φ・・スリーブ、164・・・ギア、166・lギア
、168・・・軸、170・・・スプール、170aN
b・・・ランド、172・・・スプリング、174・・
・オリフィス、176・・6第1)フィス、178・・
・オリフィス、180・・・トルクコンバータeアウト
レットボート、182嗜・・油路、184・・Φポール
、186・・・スプリング、188・・・レリーフ弁、
190・・・油路、192φ!・レリーフ弁、200・
・争ロックアップルノイド、201−@・第1)フィス
、2031・・拳オリフィス、207・・・分岐油路、
240・・・変速基準スイッチ、300・・・変速制御
装置、301・・・エンジン回転速度センサー、302
−−’車速センサー、303・・Oスロットル開度セン
サー(吸気管負圧センサー)、304・・・シフトポジ
ションスイッチ、306・・・エンジン冷却水温センサ
ー、307・・・ブレーキセンサー、308,309−
−・波形整形器、310・・・AD変換器、311・・
・入力インターフェース、312・・・基準パルス発生
器、313・・・CPtJ(中央処理装置)、314−
@・ROM (リードオンリメモリ)、315・−轡R
AM(ランダムアクセスメモリ)、316・命・出力イ
ンターフェース、317,318・・・増幅器、319
・・・アドレスバス、320・・Oデータ/木ス、50
0−・・ロックアツプソレノイド制御ルーチン、520
・−・ロックアツプオン車速データ検索ルーチン、54
0・・拳ロックアツプオフ車速データ検索ルーチン、7
00・・・変速モータ制御ルーチン、720・・IID
レンジ変速ノ々ターン検索ルーチン、740・・・Lレ
ンジ変速ノぐターン検索ルーチン、760・・・Rレン
ジ変速ノぐターン検索ルーチン。 特許出願人  日 産 自 動 車 株 式 会 社代
理人       弁  理  士     宮  内
  利  行1119@ 1112 図 第6図 車速V ’−/’    −一−−一−−一一−−−−−一−−
一一二ば) 【− ″    H^゛へへム女へ 第16w エンジ′ン0φ云jL凌(RPM) $ 77 [ 111(k m/h ) 第23図 舎 015 第24図 會 o15

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 16それぞれシリンダ室を内蔵した駆動プーリ及び従動
    プーリのv字状間隔を、各シリンダ室に供給する油圧を
    制御する変速制御弁により制御して変速比を連続的に可
    変としたVベルト式無段変速機の変速制御方法において
    。 エンジンのアイドル状態及び車両の加速度を検出し、エ
    ンジンがアイドル状態でありかつ車両加速度が一定の基
    準加速度よりも大きいときに、そうでない場合の通常の
    変速比よりも変速比大側に変速比を修正することを特徴
    とするVベルト式無段変速機の変速制御方法。 2、車両の加速度は、一定時間毎に検出される車速の差
    から算出される特許請求の範囲第1項記載のVベルト式
    無段変速機の変速制御方法。 3、エンジンのアイドル状態は、スロットル開度が所定
    値以下であることにより検出される特許請求の範囲第1
    又は2項記載のVベルト式無段変速機の変速制御方法。 4、基準加速度は、0又はほぼOの値である特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれか1項記載のVベルト式無段変
    速機の変速制御方法。 5、通常の変速比を決定する変速比指令信号データは、
    エンジンのスロットル開度、吸入管負圧及び燃料供46
    1のうちのいずれか1つに対応した信すと、車速信号と
    に対応させてメモリ内に格納されており、変速比の修正
    は、変速比指令信号データから検出された変速比指令信
    号を修正しこの修11−された変速比指令信号により変
    速制御弁を制御することにより実行される特許請求の範
    囲第1〜4項のいずれか1項記載のVベルト式無段変速
    機の変速制御、方法。 6、通常の変速比を決定する変速比指令信号データは、
    エンジンのスロットル開度、吸入管負圧及び燃料供給量
    のうちのいずれか1つに対応した信号と、車速信号とに
    対応させてメモリ内に格納されており、変速比の修正は
    、実際のエンジン回転速度と実際の車速とに基づいて実
    際の変速比を算出し、実際の変速比に所定の関数関係で
    一義的に対応する変速比指令信号を修正し、この修正さ
    れた変速比指令信号により変速制御弁を制御することに
    より実行される特許請求の範囲第1〜4項のいずれか1
    項記載のVベルト式無段変速機の変速制御方法。 7、通常の変速比を決定する変速比指令信号データは、
    エンジンのスロットル開度、吸入管負圧及び燃料供給量
    のうちのいずれか1つに対応した信号と、車速信号とに
    対応させてメモリ内に格納されており、変速比の修正は
    、実際のエンジン回転速度信号を修正し、修正されたエ
    ンジン回転速度信号と実際の車速とに基づいて修正変速
    比を算出し、修正変速比に所定の関数関係で一義的に対
    応する修正された変速比指令信号を算出し、この修正さ
    れた変速比指令信号により変速制御弁を制御することに
    より実行される特許請求の範囲第1〜4項のいずれか1
    項記載のVベルト式無段変速機の変速制御方法。 8、通常の変速比を決定する変速比指令信号データは、
    ニアシンのスロットル開度、吸入管負圧及び燃料供給量
    のうちのいずれか1つに対応した信号と、重速信号とに
    対応させてメモリ内に格納されており、変速比の修正は
    、実際の車速信号を修IE L、修止ネれた車速信号と
    実際のエンジン回転速度とに基づいて修正変速比を算出
    し、修正変速比に所定の関数関係で一義的に対応する修
    正された変速比指令信号を算出し、この修正された変速
    比指令信号により変速制御弁を制御することにより実行
    される特許請求の範囲第1〜4項のいずれか1項記載の
    Vベルト式無段変速機の変速制御方法ノ、。 9変速比の修正は、常に一定量だけ行なわれる特許請求
    の範囲第5〜8項のいずれか1項記載のVベルト式無段
    変速機の変速制御方法。 10、変速比の修正は、車両加速度と基準加速度との差
    を変数とする関数により決定される量だけ行なわれる特
    許請求の範囲第5〜8項のいずれか1項記載のVベルト
    式無段変速機の変速制御方法。 11、変速比の修正は、ブレーキ非使用詩であって加速
    度が基準加速度よりも大きい状態から小さい状態に切換
    ったときには、徐々に解除されて通常の変速比に復帰す
    る特許請求の範囲第1〜lO項のいずれか1項記載のV
    ベルト式無段変速機の変速制御方法。
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