JPH0321782B2 - - Google Patents

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JPH0321782B2
JPH0321782B2 JP57173016A JP17301682A JPH0321782B2 JP H0321782 B2 JPH0321782 B2 JP H0321782B2 JP 57173016 A JP57173016 A JP 57173016A JP 17301682 A JP17301682 A JP 17301682A JP H0321782 B2 JPH0321782 B2 JP H0321782B2
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JP
Japan
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rotation speed
input
continuously variable
engine
oil
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JP57173016A
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JPS5962762A (ja
Inventor
Satoshi Yamada
Shoji Yokoyama
Yasunobu Ito
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5962762A publication Critical patent/JPS5962762A/ja
Publication of JPH0321782B2 publication Critical patent/JPH0321782B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H9/00Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
    • F16H9/02Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
    • F16H9/04Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
    • F16H9/12Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
    • F16H9/16Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts
    • F16H9/18Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members using two pulleys, both built-up out of adjustable conical parts only one flange of each pulley being adjustable

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、Vベルト式無段変速機を用いた車両
用無段自動変速機の制御装置に関し、特にエンジ
ンブレーキ作動時にエンジンのオーバーランを防
止するように減速比を制御する車両用無段自動変
速機の制御装置に関する。
[従来の技術] 従来の車両用無段自動変速機においては、Dレ
ンジ(ドライブレンジ)走行時では各スロツトル
開度に対して最良燃費となるように目標入力プー
リ回転数を決定するとともに、Lレンジ(ローレ
ンジ)走行時では各スロツトル開度に対して最大
動力となるように目標入力プーリ回転数を決定
し、実入力プーリ回転数がこの目標入力プーリ回
転数に一致するように変速制御を行つている。す
なわち、Dレンジでは最良燃費制御を、Lレンジ
では最大動力制御を行うようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の無段自動変速
機においては、例えば高速走行時に運転者の意思
によりエンジンブレーキを作用させるためにマニ
ユアル弁をDレンジ→Lレンジに変更すると、実
入力プーリ回転数をスロツトル開度に対応した目
標入力プーリ回転数に一致させるようにダウンシ
フトされるので、エンジンがオーバーランするお
それがある。
またエンジンブレーキを作用させるときに単に
目標入力プーリ回転数を設定した場合、例えばエ
ンジンブレーキ要求信号入力直前の実入力プーリ
回転数と目標入力プーリ回転数とが大きく異なる
と、エンジンブレーキ作動時にシヨツクを生じて
しまうということがある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたも
のであつて、その目的は、エンジンブレーキ作動
時においても適正な減速制御を行うことによりエ
ンジンのオーバーランを確実に防止することがで
きるとともに、エンジンブレーキを滑らかにかけ
ることのできる車両用無段自動変速機の制御装置
を提供することである。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するために、本発明は、それ
ぞれ入力軸および出力軸に設けられ、サーボによ
り実効径が増減される入力プーリおよび出力プー
リと、該両プーリ間を伝動するVベルトとからな
るVベルト式無段変速機を用いた車両用無段自動
変速機の制御装置において、車両走行条件の検出
手段と、該検出手段からの入力に応じて出力する
論理手段を備えた電子制御回路と、該電子制御回
路により制御され前記車両走行条件に応じて前記
無段変速機の減速比を変化させる減速比制御機構
とを備え、前記検出手段は少なくともマニユアル
弁のシフト位置を検出し信号を発するシフト検出
手段を有し、前記電子制御回路は、前記シフト検
出手段からエンジンブレーキ要求信号が入力され
たとき、該信号の入力直前の入力プーリ回転数よ
り高くかつエンジン回転数が最大許容回転数とな
る最大許容回転数より低くなるように前記エンジ
ンブレーキ要求信号入力直前の入力プーリ回転数
に基づいて制御目標回転数を設定し、前記減速比
制御機構は、Vベルト式無断変速機を入力ブーリ
回転数が前記制御目標回転数となるよう制御する
ことを特徴とする。
[作用および発明の効果] このような構成をした本発明の車両用無段自動
変速機においては、車両走行条件の検出手段と、
該検出手段からの入力に応じて出力する論理手段
を備えた電子制御回路と、該電子制御回路により
制御され前記車両走行条件に応じて前記無段変速
機の減速比を変化させる減速比制御機構とを備
え、前記検出手段は少なくともマニユアル弁のシ
フト位置を検出し信号を発するシフト検出手段を
有し、前記電子制御回路は、前記シフト検出手段
からエンジンブレーキ要求信号が入力されたと
き、該信号の入力直前の入力プーリ回転機より高
くかつエンジン回転数が最大許容回転数となる最
大許容回転数より低くなるように前記エンジンブ
レーキ要求信号入力直前の入力プーリ回転数に基
づいて制御目標回転数を設定し、前記減速比制御
機構は、Vベルト式無段変速機を入力プーリ回転
数が前記制御目標回転数となるよう制御している
ので、運転者がエンジンブレーキをかけるために
マニユアル弁のシフト位置を例えばDレンジから
Lレンジにシフトする等のエンジンブレーキ要求
を行うと、電子制御回路は、制御目標回転数をこ
のエンジンブレーキ要求信号の入力直前の入力プ
ーリ回転数より高くかつエンジン回転数が最大許
容回転数となる最大許容回転数より低くなるよう
に前記エンジンブレーキ要求信号入力直前の入力
プーリ回転数に基づいて設定する。そして、減速
比制御機構は、Vベルト式無段変速機を入力プー
リ回転数が前記制御目標回転数となるようダウン
シフト制御する。したがつて、エンジンブレーキ
作動時には、エンジン回転数が最大許容回転数を
超えることはなく、適正な減速制御ができるとと
もに、エンジンのオーバーランを確実に防止する
ことができる。しかも、エンジンブレーキ要求信
号入力直前の入力プーリ回転数に基づいて制御目
標回転数を設定しているので、エンジンブレーキ
を滑らかにかけることができる。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
第1図は本発明の一実施例が適用される車両用
無段自動変速機を示す断面図である。
100はエンジンとの締結面100Aが開口し
フルードカツプリング、トルクコンバータなど流
体継手が収納される流体継手ルーム110と、エ
ンジンと反対側面が開口し、デイフアレンシヤル
ギアが収納されると共に該デイフアレンシヤルギ
アの一方の出力軸を支持するデイフアレンシヤル
ルーム120、同様にエンジンと反対側が開口
し、アイドルギアが収納されると共にアイドラギ
アの軸の一方を支持するアイドラギアルーム13
0を有するトルクコンバータケース、200はエ
ンジン側の開口しVベルト式無段変速機が収納さ
れるトランスミツシヨンルーム210、前記トル
クコンバータケースのデイフアレンシヤルルーム
の開口面を蓋すると共にデイフアレンシヤルの他
の一方の出力軸を支持するデイフアレンシヤルル
ーム220、および前記トルクコンバータケース
のアイドラギアルーム130のエンジン側と反対
側部を蓋するアイドラギアルーム230からな
り、前記トルクコンバータケースのエンジンと反
対側面100Bにボルトで締結されたトランスミ
ツシヨンケースであり、前記トルクコンバータケ
ースおよび後記するセンターケースと共に車両用
無段自動変速機の外殻(ケース)をなす。300
は流体継手とトランスミツシヨンとの間の伝動軸
を軸支するセンターケースであり、本実施例では
トランスミツシヨンケース内に収納された状態で
トルクコンバータケースのエンジンと反対側面1
00Bにボルトで締結されたセンターケースの構
成を有する。自動変速機は本実施例ではトルクコ
ンバータケース100内に配されエンジンの出力
軸に連結される公知のフルードカツプリング40
0とトランスミツシヨンケース200内に設けら
れたトランスミツシヨンからなる。トランスミツ
シヨンは、軸心が中空とされ、該中空部511が
油圧サーボの作動油、潤滑油の給排排油路とされ
た入力軸510が前記フルードカツプリング40
0と同軸心を有するよう配され、軸心が中空とさ
れ、該中空部511が油圧サーボの作動油などの
給排油路とされた出力軸550が前記入力軸51
0と平行して配されたVベルト式無段変速機50
0、該Vベルト式無段変速機の入力軸510とフ
ルードカツプリングの出力軸との間に配された遊
星歯車変速機構600、前記Vベルト式無段変速
機500の入力軸510および出力軸550と平
行的に配置されている出力軸710が車軸に連結
されたデイフアレンシヤル700、および該デイ
フアレンシヤル700の入力大歯車720と前記
Vベルト式無段変速機500の前記出力軸550
のエンジンがわ端部に備えられたVベルト式無段
変速機の出力ギア590との間に挿入され、前記
出力軸550と平行して一端は前記トルクコンバ
ータケースに軸支され他端はインナーケースとさ
れたセンターケース300に軸支されて設けられ
たアイドラギア軸801と、該アイドラギア軸に
設けられた入力歯車802および出力歯車803
とからなるアイドラギア800からなる。
Vベルト式無段変速機500および遊星歯車変
速機構600は車速スロツトル開度など車両走行
条件に応じて油圧制御装置により減速化、前進、
後進など所定の制御がなされる。
104は、センターケースのエンジンがわ(フ
ルードカツプリングがわ)壁に締結され、内部に
は前記フルードカツプリング400と一体の中空
軸410で駆動されるオイルポンプ106が収納
されているオイルポンプカバーである。
フルードカツプリング400の出力軸420
は、センターケース300の中心に嵌着されたス
リーブ310にメタルベアリング320を介して
回転自在に支持され、エンジン側端にはロツクア
ツプクラツチ430のハブ440と、フルードカ
ツプリングのタービン450のハブ460とがス
プライン嵌合され、他端は段状に大径化されて該
大径部は遊星歯車変速機構600の入力軸601
となり、ベアリング330を介してセンターケー
ス300に支持されている。前記フルードカツプ
リングの出力軸420および遊星歯車変速機構の
入力軸601は中空に形成され、該中空部は油路
421が設けられると共に栓423が嵌着され、
さらに前記Vベルト式無段変速機の入力軸510
に固着されたスリーブ422のエンジンがわ端部
が回転自在に嵌め込まれている。
遊星歯車変速機構600は、前記フルードカツ
プリング400の出力軸420と一体の入力軸6
01に連結されると共に、多板クラツチ630を
介して後記するVベルト式無段変速機の固定フラ
ンジに連結されたキヤリヤ620、多板ブレーキ
650を介して、センターケース300に係合さ
れたリングギア660、Vベルト式無段変速機の
入力軸510と一体に形成されている遊星歯車変
速機構の出力軸610外周に設けられたサンギア
670、前記キヤリヤ620に軸支され、サンギ
ア670とリングギア660と歯合したプラネタ
リギア640、前記センターケース300壁に形
成され前記多板ブレーキ650を作動させる油圧
サーボ680、前記固定フランジ壁に形成され前
記多板クラツチ630を作動させる油圧サーボ6
90とからなる。
Vベルト式無段変速機500は、遊星歯車変速
機構600の出力軸610と一体の入力軸510
に一体に形成された固定フランジ520A、およ
び油圧サーボ530により前記固定フランジ52
0A方向に駆動される可動フランジ520Bから
なる入力プーリ520と、前記Vベルト式無段変
速機の出力軸550と一体に形成された固定フラ
ンジ560A、および該油圧サーボ570により
固定フランジ560A方向に駆動される可動フラ
ンジ560Bからなる出力プーリ560と、入力
プーリ520と出力プーリ560との間を伝動す
るVベルト580とからなる。
Vベルト式無段変速機の入力軸510は、遊星
歯車変速機構の出力軸610となつているエンジ
ンがわ端510Aがベアリング340を介して前
記遊星歯車変速機構の入力軸601に支持され、
該入力軸601およびベアリング330を介して
センターケース300に支持されており、他端5
10Bはベアリング350を介してトランスミツ
シヨンケースのエンジンと反対側壁250に支持
され、さらにその先端面510Cは前記側壁25
0に締結された蓋260にニードル(ローラー)
ベアリング270を介して当接されている。
Vベルト式無段変速機の入力軸510の軸心に
形成された中空部511には、エンジン側部に前
記スリーブ422が嵌着され、エンジンと反対側
部511Aはセンターケース300、油路301
を介し前記油路421から供給された油圧を固定
フランジ520Aの基部に形成された油路513
を介して油圧サーボ690に油圧を供給する油路
とされ、更にその先端部511Bは、先端が前記
トランスミツシヨンケースの側壁250の入力軸
510との対応部に形成された穴250Aを塞ぐ
よう蓋着された蓋260のパイプ状突出部261
と嵌合され、該蓋260を含むトランスミツシヨ
ンケース200に形成され、全空間が油圧制御装
置と連絡する油路514から前記蓋260の突出
部261を介して供給された圧油が油圧サーボ5
30へ供給されるための油路として作用してい
る。
出力ギア590は、中空の支軸591と一体に
形成され、該支軸591はエンジン側端591A
が一方の支点を形成するローラーベアリング59
2を介してトルクコンバータケースの側壁に支持
され、他端591Bはローラーベアリング593
を介してセンターケース300に支持され、さら
に出力ギア590のエンジンがわ側面590Aは
中間支点を形成するニードルベアリング594を
介して前記トルクコンバータケースの側壁に当接
され、該出力ギアの反対がわ側面590Bはニー
ドルベアリング595を介してセンターケース3
00の側面に当接され、さらに支軸591のトラ
ンスミツシヨンがわにはインナスプライン596
が形成されている。
Vベルト式無段変速機の出力軸550は、エン
ジンがわ端には前記出力ギアの支軸591に形成
されたインナスプライン596に嵌合するアウタ
スプライン550Aが形成され、スプライン嵌合
により出力ギアの支軸591を介してセンターケ
ース300に支持され、他端550Bは他方の支
点を形成するボールベアリング920を介してト
ランスミツシヨンケースのエンジン反対側壁25
0に支持されている。
このVベルト式無段変速機の出力軸550の軸
心に形成された油路551には中間部にセンシン
グバルブボデイ552が嵌着され、該バルブボデ
イ552のエンジン側部552Aはトランスミツ
シヨンケースに形成され油圧制御装置と連絡する
油路140から供給された油圧が前記油圧サーボ
570に導かれる油路とされ、前記バルブボデイ
552のエンジンと反対側部552Bは、先端が
前記トランスミツシヨンケースの側壁250の出
力軸550との対応部に形成される穴250Bを
塞ぐように蓋着された蓋553のパイプ状突出部
554と嵌合されトランスミツシヨンケースおよ
び該トランスミツシヨンケースに締結された蓋5
53に形成され油圧制御装置から可動フランジ5
60Bの変位位置を検出するための第2図に示す
減速比検出弁50により油圧が調整される油路3
となつている。減速比検出弁50は、検出棒51
の図示右端に取付けられた係合ピン51Aが可動
フランジ560Bの内周に形成された段部561
に係合され、可動フランジ560Bの変位に伴う
スプールの変位により油路3の油圧を調整する。
第2図は第1図に示した車両用無段自動変速機
を制御する油圧制御装置を示す。21は油溜め、
20はエンジンにより駆動され、前記油溜め21
から吸入した作動油を油路1に吐出するオイルポ
ンプ、30は入力油圧に応じて油路1の油圧を調
整し、ライン圧とする調圧弁、40は油路1から
供給されたライン圧をスロツトル開度に応じて調
圧し、油路2から第1スロツトル圧として出力
し、油路3からオリフイス22を介して供給され
た前記減速比検出弁50の出力する減速比圧をス
ロツトル開度が設定値Θ1以上のとき油路3aか
ら第2スロツトル圧として出力するスロツトル
弁、50は油路1とオリフイス23を介して連絡
する油路3の油圧を第1図に示すVベルト式無段
変速機の出力がわプーリの可動フランジ560B
の変位量に応じて調圧する前記減速比検出弁、6
0は油路1とオリフイス24を介して連絡すると
ともに調圧弁30からの余剰油が排出される油路
4の油圧を調圧するとともに余剰油路を油路5か
ら潤滑油として無段自動変速機の潤滑必要部へ供
給する第2調圧弁、65は運転席に設けられたシ
フトレバーにより作動され、油路1のライン圧を
運転者の操作に応じて分配するマニユアル弁、7
0は入力に応じて油路4の油圧を流体継手400
に供給し、ロツクアツプクラツチ430の係合お
よび解放を司るロツクアツプ機構、80は入力に
応じて油路1と大径のオリフイス25を介して連
絡する油路1aの油圧の油路1bから入力がわプ
ーリの油圧サーボ530へ出力するVベルト式無
段変速機500の減速比(トルク比)制御機構、
10はマニユアル弁65がLレンジにシフトされ
たとき油路1に連絡する油路1cに設けられ、ラ
イン圧を調圧してローモジユレータ圧として油路
2に供給するローモジユレータ弁、12はオイル
クーラー油路11に設けられたリリーフ弁、25
Aは油路1に設けられたリリーフ弁、26は遊星
歯車変速機構300の多板ブレーキの油圧サーボ
680へのライン圧供給油路6に設けられたチエ
ツク弁付流量制御弁、27は遊星歯車変速機構3
00にの多板クラツチの油圧サーボ690へのラ
イン供給油路7に設けられたチエツク弁付流量制
御弁である。
油圧調整装置は、上記調圧弁30、スロツトル
弁40、および減速比検出弁50で構成される。
減速比検出弁50は、一端にVベルト式無段変速
機の出力側プーリの可動フランジ560Bと係合
する係合ピン51Aが固着され、他端にスプリン
グ52が背設された検出棒51、該検出棒51と
スプリング53を介して直列的に配されランド5
4Aおよび54Bを有するスプール54、油路3
と連絡するポート55、ドレインポート56、ポ
ート55に設けられポート55とランド54Aと
54Bとの間の油室54aとを連絡する油路57
とを有し、可動フランジ560Bの変位に応じて
第3図に示すごとく油圧Piを油路3に発生させ
る。
スロツトル弁40は、運転席のアクセルペダル
にリンクされたスロツトルカム41に接触して変
位されるスロツトルプランジヤ42、該スロツト
ルプランジヤ42とスプリング43を介して直列
されたスプール44を備え、スロツトル開度の
増大に応じてプランジヤ42およびスプール44
は図示右方に変位される。プランジヤ42はスロ
ツトルカム41の回転角およびランド42aにフ
イードバツクされた油路2の油圧スロツトル開度
が設定値1以上(痺1)となつたとき油
路3と油路3aとを連絡して油路3aに前記減速
比圧に等しい第2スロツトル圧を生ぜしめ、<
1のとき、プランジヤ42に設けられた油路4
2aを介してドレインポート40aから油路3a
の油圧を排圧させ油路3aに第4図に示す如く第
2スロツトル圧Pjを発生させる。スプール44は
スプリング43を介してスロツトルカムの動きが
伝えられ該スロツトル開度とオリフイス45を介
してランド44aにフイードバツクされた油路2
の油圧により変位され油路1と油路2の連通面積
を変化させて油路2に生ずるスロツトル圧Pthを
第5図および第6図の如く調圧する。
調圧弁30は、一方(図示左方)にスプリング
31が背設され、ランド32A,32B,32C
を備えたスプール32、前記スプール32に直列
して背設され、小径のランド33Aと大径のラン
ド33Bとを備えた第1のレギユレータプランジ
ヤ33、該プランジヤ33に当接して直列的に配
された第2のレギユレータプランジヤ34を有
し、油路1と連絡するポート34a、オリフイス
35を介してライン圧がフイードバツクされるポ
ート34b、ドレインポート34c、余剰油を油
路4に排出されるポート34d、ランドと弁壁と
の間から洩れ油を排出するドレインポート34
e、油路3から減速比圧が入力される入力ポート
34f、油路2から第1スロツトル圧が入力され
る入力ポート34g、油路3aから第2スロツト
ル圧が入力される入力ポート34hとからなる。
ローモジユレータ弁10はマニユアル弁65が
Lレンジに設定されたときスロツトル開度に依存
しない第7図に示すローモジユレータ圧Plowを
出力する。ここでローモジユレータ弁及びスロツ
トル弁はいずれも調圧の為の排圧油路を持たず、
スロツトル弁Pthが減速比制御機構80から常時
排圧されていることを利用して調圧する構成とし
ており、また、これらの両弁は並列的に配置され
ている。従つてLレンジでは油路2に、第8図の
ごとくPlow及びPthのうち大きい方の油圧が発生
することになる。従つて第9図に示す如くLレン
ジ低スロツトル開度に於けるライン圧PLがDレ
ンジの場合により上昇する。
この調圧弁30は、ポート34fから入力され
第2プランジヤ34に印加される減速比圧、ポー
ト34gから入力され第1プランジヤ33のラン
ド33Bに印加される第1スロツトル圧、ポート
34hから入力され第1プランジヤ33のランド
33Aに印加される第2スロツトル圧、スプリン
グ31およびオリフイス35を介して油路1と連
絡されたポート34bからスプールのランド32
cにフイードバツクされるライン圧とによりスプ
ール32が変位され油路1に連絡するポート34
a、油路4に連絡するポート34dおよびドレイ
ンポート34cの開口面積を調整して油路1の圧
油の洩れ量を増減させ第9図、第10図、および
第11図に示すライン圧PLを生じさせる。Lレ
ンジでは強力なエンジンブレーキを得る為にダウ
ンシフトさせる必要がある。Vベルト式無段変速
機ではダウンシフト時には入力がわプーリの油圧
サーボ530への油路を排圧油路と連絡すること
により、サーボ油室内の油を排油して、ダウンシ
フトを実現する。しかし、強力なエンジンブレー
キを得る為にはプライマリシーブを高回転で回す
ことになるが、その回転により発生する遠心力に
よる油圧で排油が妨げられる場合がある。従つて
迅速なダウンシフトが必要な場合には出力がわプ
ーリの油圧サーボ570に加える油圧を通常より
高くする必要があり、特にスロツトル開度が低い
場合には重要である。その為にLレンジではロー
モジユレータ弁によつてスロツトル開度が小さ
い時のスロツトル圧Pthを増加させ、ライン圧PL
(ライン圧=出力がわプーリの油圧サーボ供給圧)
を増加させている。
マニユアル弁65は、運転席に設けられたシフ
トレバーで動かされ、P(パーク)、R(リバー
ス)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、L(ロ
ー)の各シフト位置に設定されるスプール66を
有し、各シフト位置に設定されたとき油路1、ま
たは油路2と、油路1c、油路6、油路7とを表
に示す如く連絡する。
表 P R N D L 油路 7 × × × △ △ 油路 6 × ○ × × × 油路 1C − − △ △ 〇 表において〇は油路1との連絡、△は油路2
との連絡、−は油路の閉塞、×は排圧を示す。この
表に示す如くRレンジでは遊星歯車変速機構の
ブレーキ680にライン圧が供給され、Dレンジ
およびLレンジではクラツチ690に油路2のス
ロツトル圧(またはローモジユレータ圧)が供給
され前進後進の切り換えがなされる。
第2調圧弁60は一方にスプリング61が背設
されランド62A、62B,62Cを備えたスプ
ール62を有し、スプール62はスプリング61
のばね荷重とオリフイス63を介してランド62
Aに印加される油圧により変位して油路4と油路
5とおよびドレインポート60Aの流通抵抗を変
化させ油路4の油圧を調圧すると共に油路5から
潤滑必要部へ潤滑油を供給し余つた作動油はドレ
インポート60Aからドレインさせる。
減速比制御機構80は、減速比制御弁81、オ
リフイス82と83、アツプシフト用電磁ソレノ
イド弁84、及びダウンシフト用電磁ソレノイド
弁85からなる。
減速比制御弁81は第1のランド812Aと第
2のランド812Bと第3のランド812Cを有
し、一方のランド812Cのスプリング811が
背設されたスプール812、それぞれオリフイス
82及び83を介して油路2からスロツトル圧ま
たはローモジユレータ圧が供給される両側端の側
端油室815及び816、ランド812Bとラン
ド812Cとの間の中空油室810、油室815
と油室810を連絡する油路2A、ライン圧が供
給される油路1と連絡すると共に、スプール81
2の移動に応じて開口面積が増減する入力ポート
817およびVベルト式無段変速機500の入力
プーリ520の油圧サーボ530に油路1bを介
して連絡する出力プーリ818が設けられた調圧
油室819、スプール812の移動に応じて油室
819を排圧するドレインポート814、及びス
プール812の移動に応じて油室810および油
室815を排圧するドレインポート813を備え
る。アツプシフト用電磁ソレノイド弁84をダウ
ンシフト用電磁ソレノイド弁85とは、それぞれ
減速比制御弁81の油室815と油室816とに
取り付けられ、双方とも後記する電気制御回路の
出力で作動されそれぞれ油室815および油室8
10と油室816とを排圧する。
ロツクアツプ制御機構70は、ロツクアツプ制
御弁71と、オリフイス77と、該オリフイス7
7を介して前記油路4に連絡する油路4aの油圧
を制御する電磁ソレノイド弁76とからなる。ロ
ツクアツプ制御弁71は、一方(図示右方)にス
プリング72が背設され、同一径のランド73
A,73B,73Cを備えたスプール73および
該スプール73に直列して設けられ他方(図示左
方)にスプリング74が背設され前記スプール7
3のランドより大径のスリーブ75とを有し、一
方から油路4に連絡した入力ポート71Aを介し
てランド73Cに印加される油路4の油圧P4
と、スプリング72のばね荷重Fs1とを受け、
他方からはスリーブ75にソレノイド弁76によ
り制御される油路4aのソレノイド圧Psまたは
ポート71Dを介してランド73Aに印加される
ロツクアツプクラツチ430の解放がわ油路8の
油圧P8と前記スプリング74によるばね荷重
Fs2とを受けてスプール73が変位され、油路
4と前記解放がわ油路8またはロツクアツプクラ
ツチ430の係合がわ油路9との連絡を制御す
る。ソレノイド弁76が通電されてONとなつて
いるとき、油路4aの油圧は排圧されてスプール
73は図示左方に固定され、油路4と油路9とが
連絡し、作動油は油路9→ロツクアツプクラツチ
430→油路8→ドレインポート71Cの順で流
れ、ロツクアツプクラツチ430は係合状態にあ
る。ソレノイド弁76が非通電され弁口が閉じて
いる(OFF)ときは、油路4aの油圧は保持さ
れスプール73は図示右方に固定され、油路4は
油路8と連絡し、作動油は油路8→ロツクアツプ
クラツチ430→油路9→オイルクーラへの連絡
油路11の順で流れ、ロツクアツプクラツチ43
0は解放されている。
第12図は第2図に示した油圧制御装置におけ
るロツクアツプクラツチ制御機構70の電磁ソレ
ノイド弁76、減速比制御機構80のアツプシフ
ト用電磁ソレノイド弁84およびダウンシフト用
電磁ソレノイド弁85を制御する電子制御装置9
0の構成を示す。
91はシフトレバーがP,R,N,Lのどの位
置にシフトされているかを検出するシフトレバー
スイツチ、92は入力プーリAの回転速度を検出
する回転速度センサ、93は車速センサ、94は
エンジンのスロツトル開度を検出するスロツトル
センサ、95はブレーキが作動したときONする
ブレーキスイツチ、96は回転速度センサ92の
出力を電圧に変換するスピード検出処理回路、9
7は車速センサ93の出力を電圧に変換する車速
検出回路、98はスロツトルセンサ94の出力を
電圧に変換するスロツトル開度検出処理回路、9
07〜911は各センサの入力インターフエイ
ス、912は中央処理装置(CPU)、913は電
磁ソレノイド弁76,84,85を制御するプロ
グラムおよび制御に必要なデータを格納してある
リードオンメモリ(ROM)、914は入力デー
タおよび制御に必要なパラメータを一時的に格納
するランダムアクセスメモリ(RAM)、915
はクロツク、916は出力インターフエイス、9
17はソレノイド出力ドライバであり出力インタ
ーフエイス916の出力をダウンシフト電磁用ソ
レノイド弁85、アツプシフト電磁用ソレノイド
弁84およびシフトコントロールソレノイド74
の作動出力に変える。入力インターフエイス90
8〜911とCPU912、ROM913、RAM
914、出力インターフエイス916との間はデ
ータバス918とアレスバス919とで連絡され
ている。
つぎに電子制御装置90により制御される減速
比制御機構80の作動を第13図〜第23図と共
に説明する。
車両用無段自動変速機は、通常の走行では電子
制御装置90により、各スロツトル開度におい
て最良燃費となるようVベルト式無段変速機の減
速比(トルク比)を制御し、入力がわプーリ回転
数Nを決定するいわゆる最良燃費制御が行なわれ
る。
減速比制御機構80の制御は、最良燃費入力プ
ーリ回転数と、実際の入力プーリ回転数Nとを比
較することにより、入出力プーリ間の変速比の増
減を減速比制御機構80に設けた2個の電磁ソレ
ノイド弁84および85の作用により行い、実際
の入力プーリ回転数Nを最良燃費入力プーリ回転
数に一致させるようになされる。すなわち、フル
ードカツプリング出力軸における等燃費率曲線
(第13図)と、フルードカツプリング出力等馬
力曲線(第14図)とから、最良燃費フルードカ
ツプリング出力線が得られる(第15図)、この
最良燃費フルードカツプリング結合出力線と、各
スロツトル開度におけるエンジン+フルードカ
ツプリング総合出力性能(第16図)を組合せる
ことによつて、各スロツトル開度における最良
燃費フルードカツプリング出力回転数(第17
図)が決められる。各スロツトル開度に対して、
この最良燃費フルードカツプリング出力回転数に
なるように、変速比を制御すれば、最良燃費制御
ができる。
第18図にVベルト式無段変速機の減速比制御
機構80の制御回路の作動チヤートを示す。
第20図は減速比制御機構80の制御回路のブ
ロツク図を示し、99はアイドリング(スロツト
ル全開)を検出するためのアイドリングスイツチ
である。
シフトレバーのシフト位置、入力プーリ回転数
N、車速V、スロツトル開度、アイドリング信
号を入力し、アツプシフト用電磁ソレノイド弁8
4およびダウンシフト用電磁ソレノイド弁85を
ONまたはOFFさせることで、変速比を制御す
る。
スロツトルセンサ94によりスロツトル開度
の読み込み921を行つた後、入力プーリ回転速
度センサ92および車速センサ93で入力プーリ
回転数および車速の読み込み922を行い、つぎ
にアイドリングスイツチ99のアイドリング信号
の読み込み923を行い、さらにシフトレバース
イツチでシフト位置の読み込み924を行う。こ
れらの情報を読み込んだ後シフトレバースイツチ
91によりシフトレバー位置の判別925を行
い、P,N処理のサブルーチン930、L,D処
理のサブルーチン940またはR処理のサブルー
チン960へ進む。
つぎに第21図〜第32図に基づき電子制御装
置90による減速比制御機構80のエンジンブレ
ーキ制御を説明する。
イ シフトレバーがP位置またはN位置に設定さ
れている場合、 第19図に示すP位置およびN位置処理のた
めのサブルーチン930によりアツプシフト用
電磁ソレノイド弁84およびダウンシフト用電
磁ソレノイド弁85の双方をOFFし(931)、
PまたはN状態をRAM914に記憶せしめる
(932)。これにより入力プーリ520のニユー
トラル状態が得られる。
ロ シフトレバーがL位置またはD位置に設定さ
れている場合、 車両用自動変速機は、通常走行(Dレンジ)
では、前述の如く最良燃費制御を行なつてい
る。この場合、あるスロツトル開度に対して
一意に最良燃費となる入力プーリ制御回転数が
決まり、その回転数になるように減速比(変速
比)を制御する。エンジンブレーキ制御をする
場合も、同様に、ある一定の入力プーリ回転数
(ただしエンジンブレーキをかける直前の入力
プーリ回転数より十分高い回転数)になるよう
に減速比を制御してやれば、車速に応じて自動
的にダウンシフトすることになる。
エンジンブレーキ制御を行なう場合、エンジ
ンブレーキのかかる強さはたとえば、エンジン
回転数が高い場合には弱く、低い場合には強く
かかるように、そのときのエンジン回転数によ
つて変化させることにする。
そこで、エンジンブレーキをかけたときの入
力プーリの目標回転数Naを、エンジンブレー
キをかける直前の入力プーリの回転数Nによつ
て決めるようにする。すなわち、 Na=f(N) として、Naを決定する。このとき関数fは、
エンジンブレーキの機能を満足する範囲できる
限り単純な方がよいので、 Na=f(N)=C1×N+C2…式1 (C1,C2:定数) とおく。
ところで、エンジンをオーバーランさせない
ためには、NaRmax(Rmax:入力プーリの
最大許容回転数)でなければならないので、 C1+N+C2≦Rmaxのとき Na=C1×N+C2 …式2 C1×N+C2>Rmaxのとき Na=Rmax とする。
つぎに第21図〜第25図に、マニユアル弁6
5が“L”および“D”レンジに設定されたとき
のエンジンブレーキ制御のためのサブルーチン9
40の処理の一実施例を示す。まずDレンジかL
レンジかの判別990を行なう。
Dレンジの場合は、前述の最良燃費を行なう。
すなわち、そのときのスロツトル開度に対応し
た入力プーリの制御回転数NcのデータをDレン
ジテーブルから引いてきて(965)、現在の入力プ
ーリ回転数Nを検出してメモリーに格納(967)
し、入力プーリの回転数Nが制御回転数Ncより
大きければアツプシフト用電磁ソレノイド弁84
をON(945)し、逆に目標回転数より小さければ
ダウンシフト用電磁ソレノイド弁85をONす
る。(946)。入力プーリの回転数Nbと目標回転数
Naが等しければ、両ソレノイド弁84および8
5をともにOFFする(947)。
Lレンジのときはスロツトル開度が0(全閉)
を示すアイドリング信号の有無を判別(991)し、
アイドリング信号無の場合(スロツトル開度>
0)は、Lレジテーブルから制御回転数Ncを引
いてきて(966)、Dレンジの場合と同様にソレノ
イド弁84および85を制御する。
Lレンジでアイドリング信号有(スロツトル開
度全開)のときはVベルト式無段変速機500の
エンジンブレーキ時の減速比制御(エンジンブレ
ーキ制御)を行なう。
この場合、まず前記式2によつて目標回転数
Naを決め、ソレノイド弁84および85を制御
する。計算を単純にするため、つぎの3通りの場
合について第21図、第23図および第25図に
フローチヤートを示す。
ex1第21図の場合 C1=1、C2=K(一定)とする(992)。
つぎに目標回転数Naが、エンジンの許容最大
回転数で限定される目標回転数の最大値である最
大許容回転数Rmax以下か否かの判別(993)を
行ない、目標回転数Naが許容回転数Rmaxより
大きいときは目標回転数Naを許容回転数Rmax
に設定する(994)。すなわち N+K≦Rmaxのとき Na=N+K N+K>Rmaxのとき a=Rmx ex2第23図の場合 C1=O、C2=Rとする(993)。すなわち、 Na=R(≦Rmax) ここで、R=Rmaxならば、エンジンをオーバ
ーランさせない範囲で、最も強いエンジンブレー
キをかけることになる。
ex3第25図の場合 1=C(一定)、C2=Oとする(994)。
すなわち CxN≦Rmaxのとき Na=C×N C×N>Rmaxのとき Na=Rmax ex1〜ex3のNに対するNaの増加率:α、すな
わち α=(Na−N)/N =(Na/N)−1 をそれぞれ第22図、第24図、第26図に示
す。
第21図、第23図および第25図に示す実施
例の場合、マニユアル弁がLレンジに設定され且
つスロツトル全閉のときだけエンジンブレーキ制
御が行なつているが、このときスロツトルを少し
だけ踏み込むと、最大動力制御となりアツプシフ
トし、スロツトルをもどす(スロツトル開度を全
閉にする)と、エンジンブレーキ制御となつてダ
ウンシフトし、スロツトルペダルの踏み込みおよ
び踏みもどしのたびにシヨツクが発生するので運
転感覚上好ましくない場合もある。そこで、スロ
ツトル開度には関係なく、Lレンジのときにエ
ンジンブレーキ制御を行なうようにすると、スロ
ツトルON/FF時のシヨツクはなくなる。このフ
ローチヤートを第27図、第28図および第29
図(各々前記ex1〜ex3に対応)に示す。ただし、
この場合、最大動力制御を行なうことはできなく
なつてしまう。またNa<<Rmaxのときには、
スロツトルを踏み込むとアツプシフトすることに
なる。
第30図、第31図および第32図(各々前記
ex1〜ex3に対応)にはマニユアル弁がLレンジ
に設定されたとき、スロツトル開度に対応した
最大動力回転数(Lレンジテーブルから引いてき
た制御回転数Nc)をNb、エンジンブレーキ制御
時の目標回転数をNaとすると、 Na≧Nbのときエンジンブレーキ制御 Na<Nbのとき最大動力制御 を行なうようにした場合のフローチヤートを示
す。この制御では設定した目標回転数Naが最大
許容転数Rmaxより小さい(Na<Rmax)とき、
Lレンジテーブルからスロツトル開度に対応す
る入力プーリ回転数を引いていきその値をN1=
Nbとし(994)、NaとN1との大きさを比較
(997)して、Na≧N1のときNaを目標回転数と
し(998)、Na<N1のときはN1を目標回転数と
している(999)。この場合は、第21図、第23
図および第25図に示すフローチヤートによる制
御のように、エンジンブレーキ制御と最大動力制
御の切り換え時にシヨツクはない。
なおエンジンブレーキ制御において、マニユア
ル弁のLレンジへの設定信号、または該設定およ
びアイドリング信号(スロツトル開度=0の信
号)の両方、の入力があつたときをエンジンブレ
ーキの作動信号としたが、たとえば前記アイドリ
ング信号と、車速加速度αがα≧0のときをエン
ジンブレーキの作動信号としてもよく、また運転
者による操作など他の運転条件をエンジンブレー
キの作動信号としても良い。
つぎに減速比制御機構80の作用を第33図と
ともに説明する。
定速走行時 第33図Aに示す如く電気制御回路90の出力
により制御される電磁ソレノイド弁84および8
5はOFFされている。これにより油室816の
油圧Pdはスロツトル圧またはローモジユレータ
圧となり、油室815の油圧Puもスプール81
2が図示右側にあるときはライン圧となつてい
る。スプール812はスプリング811のばね荷
重による押圧力P3があるので図示左方に動かさ
れるスプール812が左方に移動され油室815
は油路2Aおよび油室810を介してドレインポ
ート813と連通しPuは排圧されるので、スプ
ール812は油室816の油圧Pdにより図示右
方に動かされる。スプール812が右方に移動さ
れるとドレインポート813は閉ざされる。よつ
てスプール812はこの場合、スプール812の
ランド812Bのドレインポート813がわエツ
ジにフラツトな平面(テーパー面)812aを設
けることにより、より安定した状態でスプール8
12を第33図Aの如く中間位置の平衡点に保持
することが可能となる。
第33図Aの如く中間位置の平衡点に保持され
た状態においては油路1bは閉じられており、入
力プーリ520の油圧サーボ530の油圧は、出
力側プーリ560の油圧サーボ570に加わつて
いるライン圧によりVベルト580を介して圧縮
される状態になり、結果的に油圧サーボ570の
油圧と平衝する。実際上は油路1bにおいても油
洩れがあるため、入力側プーリ520は徐々に拡
げられてトルク比Tが増加する方向に変化して行
く。従つて第33図Aに示すようにスプール81
2が平衡する位置においては、ドレインポート8
14を閉じ、油路1aはやや開いた状態となるよ
うスプール812のランド812Bのポート81
7がわエツジにフラツトな面(テーパー面)81
2bを設け、油路1bにおける油洩れを補うよう
にしている。さらにランド812Aのドレインポ
ート814がわエツジにフラツトな面(テーパー
面)812Cを設けることで油路1bの油圧変化
の立ち上りなど変移をスムーズにできる。この場
合において、油圧の洩れは、オリフイス82を介
してドレインポート813から排出される圧油の
みで洩れ箇所は1箇所のみである。
UP−SHIFT時 第33図Cに示す如く電気制御回路90の出力
によりアツプシフト電磁ソレノイド弁84がON
される。これにより油室815が排圧されるた
め、スプール812は図示右方に動かされ、スプ
リング811は圧縮されてスプール812は図示
右端に設定される。
この状態では油路1aのライン圧がポート81
8を介して油路1bに供給されるため油圧サーボ
530の油圧は上昇し、入力プーリ520は閉じ
られる方向に作動してトルク比Tは減少する。従
つてソレノイド弁84のON時間を必要に応じて
制御することによつて所望のトルク比だけ減少さ
せアツプシフトを行う。
DOWN−SHIFT時 第33図Bに示す如く電気制御回路90の出力
によりソレノイド弁85がONされ、油室816
が排圧される。スプール812はスプリング81
1によるばね荷重と油室815のスロツトル圧ま
たはローモジユレータ圧とにより急速に図示右方
に動かされ、油路1bはドレインポート814と
連通して排圧され、入力側プーリ520は迅速に
拡がる方向に作動してトルク比Tは増大する。こ
のようにソレノイド弁85のON時間を制御する
ことによりトルク比を増大させダウンシフトさせ
る。
このように入力(ドライブ側)プーリ520の
油圧サーボ530は、減速比制御弁81の出力油
圧が供給され、出力(ドリブン側)プーリ560
の油圧サーボ570にはライン圧が導かれてお
り、入力プーリ520の油圧サーボ530の油圧
をPi、出力プーリ560の油圧サーボ570の油
圧PoとするPo/Piはトルク比Tに対して第34
図のグラフに示すごとき特性を有し、たとえばス
ロツトル開度θ=50%、トルク比T=1.5(図中a
点)で走行している状態からアクセルをゆるめて
θ=30%とした場合Po/Piがそのまま維持され
るときはトルク比T=0.87の図中b点に示す運転
状態に移行し、逆にトルク比T=1.5の状態を保
つ場合には入力プーリを制御する減速比制御機構
80の出力によりPo/Piの値を増大させ図中C
点の値に変更する。このようにPo/Piの値を必
要に応じて制御することによりあらゆる負荷状態
に対応して任意のトルク比に設定できる。
以上のように、本発明の車両用無段自動変速機
においては、車両走行条件の検出手段と、該検出
手段からの入力に応じて出力する論理手段を備え
た電子制御回路と、該電子制御回路により制御さ
れ前記車両走行条件に応じて前記無段変速機の減
速比を変化させる減速比制御機構とを備え、前記
検出手段は少なくともマニユアル弁のシフト位置
を検出し信号を発するシフト検出手段を有し、前
記電子制御回路は、前記シフト検出手段からエン
ジンブレーキ要求信号が入力されたとき、該信号
の入力直前の入力プーリ回転数より高く、かつエ
ンジン回転数が最大許容回転数となる最大許容回
転数より低く制御目標回転数を設定し、前記減速
比制御機構は、Vベルト式無段変速機を入力プー
リ回転数が前記制御目標回転数となるよう制御し
ているので、運転者がエンジンブレーキをかける
ためにマニユアル弁のシフト位置を例えばDレン
ジからLレンジにシフトする等のエンジンブレー
キ要求を行うと、電子制御回路は、制御目標回転
数をこのエンジンブレーキ要求信号の入力直前の
入力プーリ回転数より高くかつエンジン回転数が
最大許容回転数となる最大許容回転数より低くな
るように前記エンジンブレーキ要求信号入力直前
の入力プーリ回転数に基づいて設定する。そし
て、減速比制御機構は、Vベルト式無段変速機を
入力プーリ回転数が前記制御目標回転数となるよ
うダウンシフト制御する。したがつて、エンジン
ブレーキ作動時には、エンジン回転数が最大許容
回転数を超えることはなく、適正な減速制御がで
きるとともに、エンジンのオーバーランを確実に
防止することができる。しかも、エンジンブレー
キ要求信号入力直前の入力プーリ回転数に基づい
て制御目標回転数を設定しているので、エンジン
ブレーキを滑らかにかけることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両用無段自動変速機の断面図、第2
図はその油圧制御装置の回路図、第3図は減速比
制御弁の出力油圧特性を示すグラフ、第4図はス
ロツトル弁が出力する第2スロツトル圧特性を示
すグラフ、第5図および第6図はスロツトル弁が
出力する第1スロツトル圧特性を示すグラフ、第
7図はローモジユレータ弁が出力するローモジユ
レータ圧特性を示すグラフ、第8図は油路2に生
じる油圧特性を示すグラフ、第9図、第10図、
第11図は調圧弁が出力するライン圧特性を示す
グラフ、第12図および第20図は電子制御装置
のブロツク図、第13図はフルードカツプリング
の等燃費曲線を示すグラフ、第14図はフルード
カツプリングの出力等馬力曲線を示すグラフ、第
15図は最良燃費フルードカツプリング出力線を
示すグラフ、第16図は各スロツトル開度におけ
るエンジンとフルードカツプリングの結合出力性
能特性を示すグラフ、第17図は最良燃費入力プ
ーリ回転数制御線を示すグラフ、第18図、第1
9図は減速比制御機構の制御方法を示すフローチ
ヤート、第21図はエンジンブレーキ制御の一実
施例を示すブローチヤート、第22図はそのエン
ジンブレーキ作動時の入力プーリ回転数の変化を
示すグラフ、第23図はエンジンブレーキ制御の
他の実施例を示すフローチヤート、第24図はそ
のエンジンブレーキ作動時の入力プーリ回転数の
変化を示すグラフ、第25図はエンジンブレーキ
制御のさらに他の実施例を示すローチヤート、第
26図はエンジンブレーキ作動時の入力プーリ回
転数の変化を示すグラフ、第27図はエンジンブ
レーキ制御のさらに他の実施例を示すフローチヤ
ート、第28図はエンジンブレーキ制御のさらに
他の実施例を示すフローチヤート、第29図はエ
ンジンブレーキ制御のさらに他の実施例を示すフ
ローチヤート、第30図はエンジンブレーキ制御
のさらに他の実施例を示すフローチヤート、第3
1図はエンジンブレーキ制御のさらに他の実施例
を示すフローチヤート、第32図はエンジンブレ
ーキ制御のさらに他の実施例を示すフローチヤー
ト、第33図A,B,Cは減速比制御機構の作動
説明図、第34図はその作動説明のためのグラフ
である。 図中、20…オイルポンプ、30…調圧弁、4
0…スロツトル弁、50…減速比検出弁、60…
マニユアル弁、70…ロツクアツプ制御機構、8
0…減速比制御機構、81…減速比制御弁、84
…アツプシフト用電磁ソレノイド弁、85…ダウ
ンシフト用電磁ソレノイド弁、400…フルード
カツプリング、500…Vベルト式無段変速機、
600…遊星歯車変速機構、90…電子制御回
路、91…シフトレバースイツチ、92…入力プ
ーリ回転数センサ、94…スロツトルセンサ、9
9…アイドリングスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれ入力軸および出力軸に設けられ、サ
    ーボにより実効径が増減される入力プーリおよび
    出力プーリと、該両プーリ間を伝動するVベルト
    とからなるVベルト式無段変速機を用いた車両用
    無段自動変速機の制御装置において、 車両走行条件の検出手段と、該検出手段からの
    入力に応じて出力する論理手段を備えた電子制御
    回路と、該電子制御回路により制御され前記車両
    走行条件に応じて前記無段変速機の減速比を変化
    させる減速比制御機構とを備え、 前記検出手段は少なくともマニユアル弁のシフ
    ト位置を検出し信号を発するシフト検出手段を有
    し、 前記電子制御回路は、前記シフト検出手段から
    エンジンブレーキ要求信号が入力されたとき、該
    信号の入力直前の入力プーリ回転数より高くかつ
    エンジン回転数が最大許容回転数となる最大許容
    回転数より低くなるように前記エンジンブレーキ
    要求信号入力直前の入力プーリ回転数に基づいて
    制御目標回転数を設定し、 前記減速比制御機構は、Vベルト式無段変速機
    を入力プーリ回転数が前記制御目標回転数となる
    よう制御することを特徴とする車両用無段自動変
    速機の制御装置。 2 前記検出手段は、スロツトル開度を検出する
    スロツトル開度検出手段を有し、 前記電子制御回路は、前記シフト検出手段から
    エンジンブレーキ要求信号が入力されたとき、該
    信号の入力直前の入力プーリ回転数より高く、か
    つエンジン回転数が最大許容回転数となる最大許
    容回転数より低く第1の目標回転数を設定し、該
    第1の目標回転数と前記スロツトル開度に対応し
    た最大動力回転数とを比較して大なる回転数を制
    御目標回転数と設定することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の車両用無段自動変速機の制
    御装置。 3 それぞれ入力軸および出力軸に設けられ、サ
    ーボにより実効径が増減される入力プーリおよび
    出力プーリと、該両プーリ間を伝動するVベルト
    とからなるVベルト式無段変速機を用いた車両用
    無段自動変速機の制御装置において、 車両走行条件の検出手段と、該検出手段からの
    入力に応じて出力する論理手段を備えた電子制御
    回路と、該電子制御回路により制御され前記車両
    走行条件に応じて前記無段変速機の減速比を変化
    させる減速比制御機構を備え、 前記検出手段は少なくともマニユアル弁のシフ
    ト位置を検出し信号を発するシフト検出手段と、
    スロツトル開度を検出するスロツトル開度検出手
    段を有し、 前記電子制御回路は、前記シフト検出手段から
    エンジンブレーキ要求信号が入力されかつスロツ
    トル開度検出手段からスロツトル全閉信号が入力
    されたとき、該信号の入力直前の入力プーリ回転
    数より高く、かつエンジン回転数が最大許容回転
    数となる最大許容回転数より低くなるように前記
    エンジンブレーキ要求信号入力直前の入力プーリ
    回転数に基づいて制御目標回転数を設定し、 前記減速比制御機構は、Vベルト式無段変速機
    を入力プーリ回転数が前記制御目標回転数となる
    ように制御することを特徴とする車両用無段自動
    変速機の制御装置。
JP17301682A 1982-09-30 1982-09-30 車両用無段自動変速機の制御装置 Granted JPS5962762A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58191359A (ja) * 1982-04-30 1983-11-08 Nissan Motor Co Ltd Vベルト式無段変速機の変速制御方法

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