JPS58200843A - フユ−エルカツト機構付エンジンと組合せたvベルト式無段変速機の変速制御方法 - Google Patents

フユ−エルカツト機構付エンジンと組合せたvベルト式無段変速機の変速制御方法

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JPS58200843A
JPS58200843A JP8002482A JP8002482A JPS58200843A JP S58200843 A JPS58200843 A JP S58200843A JP 8002482 A JP8002482 A JP 8002482A JP 8002482 A JP8002482 A JP 8002482A JP S58200843 A JPS58200843 A JP S58200843A
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engine
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fuel
continuously variable
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Yoshiro Morimoto
守本 佳郎
Shigeaki Yamamuro
重明 山室
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Yoshikazu Tanaka
芳和 田中
Yoshihisa Anpo
安保 佳寿
Haruyoshi Hisamura
春芳 久村
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Nissan Motor Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 /4.、発明は、フューエルカット機構付エンジンと組
合せたVベルト式無段変速機の変速制御力法に関するも
のである・ フューエルカント機構付エンジン(エンジン回転速度か
所定のフューエルカット限界エンジン回転速度NR以l
−でかつスロットル開度がOの場合、すなわち、エンジ
ンブレーキ状態の場合にエンジンの燃焼室への燃料の供
給を〜詩的に停止卜する機構を備えたエンジン)とVベ
ルト式無段変速機とを組み合わせた場合に、例えば特開
昭57−33255号に記依されている従来の変速制御
力θ、では、エンジンブレーキ状態で車両が減速してい
き(この時点ではフューエルカット機構が作動している
) jlj速がある程度以Fになると、エンジン回転速
度が前述のフューエルカット限界エンジン回転速度N、
よりも低くなってフューエルカット機構の作動が停止卜
し、この件ct−が早期に行なわれるため、フューエル
カット機構の効果がI−分に1”1jられないという問
題点があった。これについて〜′522図に基づいて説
明する。第22図は、横軸番こΦ−速、縦軸にエンジン
回転速度をとり、各スロットル131’(0/8.l/
8、番・・・)における中速とエンジン回転速度との関
係を示したものである。なお、第22図中で線り及びH
はそれぞれ最も変速比の大きい場合及び最も変速比の小
さい場合の車速とエンジン回転速度との関係を示し、線
りよりl−側の領域及び線Hより下側の領域での制御は
あり得ない。ここでいまスロントル開+a 4 /8か
つ車速80km/hで走行している状態鳳′へ点で示す
)から、急にスロットル開度を0にすると1まず車速か
ほとんど変化しないうちに変速比が小さくなってエンジ
ン回転速度が低下し、点Bに達する(すなわち、変速比
は最も小さい状1、!!、となる)。次いで、線Hに沿
って車速及びエンジン回転速度が低下し、フューエルカ
ット限界エンジン同転速度Ns  (例えば、11l1
00rpを越え(0点)、エンジンのアイドル回転速度
(例えは、1000 rpm )に達すると(n 、、
、I!、)、以トΦ−速だけが低トーシてい< (E点
)。このような占(転の場合、A−B−C点間ではフュ
ーエルカット機構が作動するか、0点以下(すなわち約
55kmハ以ド)では、実際のエンジン回転速度はフュ
ーエルカット限界1冫97 フューエルカット機構は非作動状態となり、燃ネ1が消
費されてしまう。このため、せっかくフューエルカット
機構をエンジンに設けても実際には1−分な燃料節約の
効果が得られないことになってしまう。
本発明は、従来のフューエルカット機構イ・11/ジン
と組合せた場合のVベルト式無段変速機の変速制御力法
における上記ような問題点に着[1してなされたもので
あり、所定車速以トのエンジンブレーキ状f11の場合
にはエンジン回転速度が常にフューエルカット限界エン
ジン回転速度N.よりも高くなるように無段変速機の変
速比を制御することにより、1−記問題点を解消するこ
とを目的としている。
以)′1本発明をその実施例を小す婬イ・1図面に基つ
いて説明する。
本発明を適用する無段変速機の動力伝達機構をi51及
び2図に示す。エンジンのクランクシャフト(図示して
いない)と一体に回転するエンジン出力軸2に、ポンプ
インペラー4、タービンランナ6、ステータ8及びロッ
クアツプクラッチlOから成る]・ルクコンバータ12
が取り付けられている。ロックアツプクラッチ10はタ
ービンランナ6に1!1!結されると共に軸方向に移動
可能であり、ポンプインペラー4と一体の部材4aとの
間にロックアツプクラッチ油室14を形成しており、こ
のロックアツプクラッチ油室14の油圧がi・ルクコン
バータ12内の油圧よりも低くなると、ロックアツプク
ラッチ10は部材4aに押し伺けられてこれと一緒に回
転するようにしである。タービンランナ6は軸受16及
び1,8によってケース20に回転自在に支持された駆
動軸22の一端とスプライン結合されている。°駆動軸
22の軸受16及び18間の部分には駆動プーリ24が
設けられている。駆動プーリ24は、駆動軸22に固活
された固定円すい板26と、固定円すい板26に対向配
置されてV字状プーリみぞを形成すると共に駆動プーリ
シリンダ室28(第3図)に作用する油圧によって駆動
軸22の軸力向に移動I】f能である可動円すい板30
とから成っている。なお、V字状ブーりみぞの最大幅な
制限する環状部材22aが駆動軸22゜にに可動円すい
根30と係合可能に固着しである(第3図)。駆動プー
リ24はVベルト32によって従動ブー934と伝動I
Jf能に結合されているか、この従動プーリ34は、ケ
ース20に軸受36及び38によって回転自在に支持さ
れた従動軸4o」−1に設けられている。従動プーリ3
4は、従動軸4oに固1+’3れた固定円すい板42と
、固定円すい板42にt、1向配置されてV字状プーリ
みぞを形成すると共に従動プーリシリンダ室44(第3
″図)に作用する油圧によって従動軸4oの軸方向に移
動可能であるIIf動円すい板46とから成っている。
駆動プーリ24の場合と同様に、従動軸4oにに固着し
た環状部材40aにより可動円すい板46の動きは制限
されて最大のV字状プーリみぞ幅量−ににはならないよ
うにしである。固定円すい板42には前+1川多板クラ
ツチ48を介して従動軸401−に回転自在に支承され
た前進用駆動ギア50か連結可能にされており、この前
進用駆動ギア50はリングギア52とかみ合っている。
従動軸40には後氾用駆動ギア54が固着されており、
この後退用駆動ギア54はアイドラギア56とかみ合っ
ている。アイドラギア56は後退用多板クラッチ58を
介してアイドラ軸60と連結可能にされており、アイド
ラ軸60には、リングギア52とかみ合う別のアイドラ
ギア62が固着されている(なお、id1図においては
、図示を分かりやすくするためにアイドラギア62、ア
イドラ軸60及び後退用駆動ギア54は正規の位置から
ずらしである。ア、アイドラギア6□2とり、グギア5
2とは力、み合ってないように見えるが、実際には第2
図に小すようにかみ合っている)。リングギア52には
1対のビニオンギア64及び66が取り付けられ、この
ビニオンギア64及び66とかみ合って差動装置67を
構成する1対のサイドギア68及び70にそれぞれ出力
軸72及び74が連結されており、軸受76及び78に
よってそれぞれ支持された出力軸72及び74はTA邊
zに反対力向にケース20から外部へ伸長している。こ
の出力軸72及び74は図示していないロードホイール
に連結されることになる。なお、軸受18の右側には、
後述の制御装置の油圧源である内接歯車式のオイルポン
プ80が設けられているが、このオイルポンプ80は中
空の駆動軸22を貫通するオイルポンプ駆動軸82を介
してエンジン出力軸2よって駆動されるようにしである
このようにロックアツプ装置付きトルクコンへ−タ、■
ベルト式無段変速機構及び差動装置を組み合わせて成る
無段変速機にエンジン出力軸2から入力された回転力は
、トルクコンバータ12、駆動軸22.駆動プーリ24
、■ベルト32.従動プーリ34、従動軸40へと伝達
されていき、次いで、前進用多板クラッチ48が締結さ
れU、つ少退用多板クラッチ58が解放されている場合
には、前進用駆動ギア50、リングギア52、差動装置
67を介して出力軸72及び74が前進方向に回転され
、逆に、後退用多板クラッチ58が締結され且つ前進用
多板クラッチ48が解放されている場合には、後退用駆
動ギア54、アイドラギア56、アイドラ軸60、アイ
ドラギア62、リングギア52、差動装置67を介して
出力軸72Vひ74が後退方向に回転される。この動力
伝達の際に、駆動プーリ24の可動円すい板30及び従
動プーリ34の可動円すい板46を軸方向に移動させて
Vベルト32との接触位置半径を変えることにより、駆
動プーリ24と従動プーリ34との回転比を変えること
ができる。例えば、駆動プーリ24のV字状ブーりみぞ
の幅を拡大すると共に従動プーリ34のV字状プーリみ
ぞの幅を縮小すれば、駆動プーリ24側のVベルト接触
位置上Pは小さくなり、従動プーリ34側のVベルト接
触位置半径は大きくなり、結局大きな変速比かljられ
ることになる。可動円すい板30及び46を逆方向に移
動させれば、E記と全く逆に変速比は小さくなる。また
、動力伝達に際してトルクコンバータ12は、運転状況
に応じてトルク増大作用を行なう場合と流体継手として
作用する場合とがあるが、これに加えてこのトルクコン
バータ12にはロックアツプ装置としてタービンランナ
6に取り伺けられたロックアツプクラッチlOか設けで
あるので口・ンクアップクラッチ油室14の油圧をドレ
ーンさせてロックアツプクラッチ10をポンプインペラ
ー4と一体の部材4aに押圧することにより、エンジン
出力軸と駆動軸22とを機械的に直結した状態とするこ
とができる。
次に、この無段変速機の油圧制御装置について説明する
。油圧制御装置は第3図に示すように、オイルポンプ8
0、ライン圧調圧弁102、マニアル弁104、変速制
御弁106、ロックアツプ弁108、ロックアツプソレ
ノイド200.d速!     モータ110.変速基
準スイッチ240、変速操作機構l12′S、から成っ
ている。
オイルポンプ80は、前述のようにエンジン出油路11
6に吐出する。油路116は、ライン正調ハ:弁102
のポート118d、118f及び118gに導かれて、
後述のようにライン圧として所:+i:゛圧力に調圧さ
れる。また、油路116は、マニアル弁104のボート
120b及び変速制御弁106のボーt−122cにも
連通している。
マニアル弁104は、5つのボート120a、120b
、120C1120d及び120eを有する弁穴120
と、この弁穴120に対応した2つのラン1ζ124a
及び124bを有するスプール124とから成っており
、匣転席のシフトレバ−(図示していない)によって動
作されるスプール124はP、R,N、D及びLレンジ
の5つの停止1:位置(シフトポジション)を有してい
る。
ボーh 120 aは、油路126によッテポート12
0dと連通ずると共に油路128によって後退用多板ク
ラッチ58のシリンダ室58aと連通している。またボ
ート120cは油路130によってポート120eと連
通すると共に前進用多板クラッチ48のシリンダ室48
aに連通している。
ボー1−120 bは前述のように油路116のライン
圧と連通している。スプール124がPの位置では、ラ
イン圧が加圧されたポート120bはランド124bに
よって閉鎖され、後退用多板クラッチ58のシリンダ室
58a及び前進用多板クラッチ48のシリンダ室48a
は油路128とボー) 120d及び120eを介して
共にドレーンされる。スプール124がR位置にあると
、ボー)120bとボート120aとがランド124a
及び124b間において連通して、後退用多板クラッチ
58のシリンダ室58aにライン圧が供給され、他方、
前進用多板クラッチ48のシリンダ室48aはボート1
20eを経てドレーンされる。スプール124がN位置
にくると、ポート120bはランド124a及び124
bによッテはさまれて他のポートに連通ずることができ
ず、−力、ボー)120a、120eは共にドレーンさ
れるから、P位置の場合と同様に後退用多板クラッチ5
8のシリンダ室58a及び前進用多板クラッチ48のシ
リンダ室48aは共にドレーンさねる。スプール124
のD及びL位置においては、ボー)120bとボート1
20cとがランド124a及び124b間において連通
して、前進用多板クラッチ48のシリンダ室48aにラ
イン圧か供給され、他方、後退用多板クラ・フチ58の
う・リング室58aはポート120aを経てトレー7′
される。これによって、結局、スプール124かP又は
N位置にあるときには、前進用多板クラッチ48及び後
退用多板クラッチ58は共に解放されて動力の伝達がし
壺断され出力軸72及び74は駆動されず、スプール1
24がR位置では後J用多板クラッチ58が締結されて
出力軸72及び74は前述のように後退方向に駆動され
、またスプール124がD又はL位置にあるときには前
進用多板クラッチ48が締結されて出力軸72及び74
は前進方向に駆動されることになる。なお、D位置とL
位置との間には上述のように油圧回路」―は例の相違も
ないが、両位置は電気的に検出されて異なった変速パタ
ーンに応じて変速するように後述の変速モータ110の
作動が制御される。
ライン圧調圧弁102は、8つのポー)118a、11
8b、118c、118d、118e。
118f、118g及びl 18hを有する弁穴118
と、この弁穴118に対応して4つのランド132a、
132b、132c及び132dをイ1するスプール1
32と、スプール132の左端に配置されたスプリング
133と、ピン135によって弁穴118内に固定され
たスプリングシー1−134とから成っている。なお、
スプール132の右端のランド132dは他の中間部の
ラント132a、132b及び132cよりも小径にし
である。弁穴118の入口部には負圧ダイヤフラム14
3が設けられている。負圧ダイヤフラム143はケース
136を構成する2つの部材136a及び136b間に
膜137を・はさみ付けることにより構成されている。
ケース136内は膜137によって2つの室139a及
び139bに分割されている。膜137には金具137
aによってスプリングシート137.bが取り付けられ
ており、室139a内には膜137を図中で右方向に押
すスプリング140が設けられている。室139aには
ポー)142からエンジン吸気管負圧が導入され、・刃
室139bはポート138によって人気に開放されてい
る。負圧ダイヤフラム143の膜137とスプール13
2との間には、スプリングシート134を貫通するロッ
ド141が設けられており、これによってスプール13
2に右向きの押付力を作用するようにしである。この押
イ・j力は、エンジン吸気管負圧が小さいほど大きくな
る。すなわち、エンジン吸気管負圧が小さい(大気圧に
近い)場合には、室139a及び139b間の差圧が小
さく、差圧が膜137に与−える左向きの力が小さいの
で、スプリング140による大きな右向きの力がロッド
141を介してスプール132に与えられる。逆に、工
・ンジン吸気管負圧が大きい場合には、室139a及び
139b間の差圧がll@ 137に与える左向きの力
が火きくなり、スプリング140の右向きの力が減じら
れるので、スプール132に作用する力は小さくなる。
ライン圧調圧弁102のポー)118d、118f及び
118gには、前述のように油路116からオイルポン
プ80の吐出圧が供給されているが、ポート118gの
入口にはオリフィス149が、没けである。ポート11
8a、118c及び118hは常にドレーンされており
、ポート118eは油路144によってトルクコンバー
タ・インレットポー1−146及びロックアツプ弁10
8のポー)150c及び150dに接続され、またポー
)118bは油路148によってロックアツプ弁108
のポート150b及びロックアツプクラッチ油室14に
連通している。なお、油路144には、トルクコンバー
タ12内に過大な圧力が作用しないようにオリフィス1
45が設けである。結局このライン圧調圧弁102のス
プール132には、スプリング133による力、ロッド
141を介して伝えられる負圧ダイヤフラム143によ
る力及びポート118bの油圧がランド132aの左端
面に作用する力という3つの右方向の力と、ランド13
2c及び132a間の面積差に11川するポー)118
gの油圧(ライン圧)による力という左方向の力とが作
用するが、スプール132はポート118f及び118
dからポート118e及び118cへの油の洩れ量を調
節して(まずポート118fから118eへ洩れ、これ
だけで調節できない場合にポー) 118dからポート
118cヘトレーンされるようにしである)、常に左右
方向の力が平衡するようにライン圧を制御する。従って
ライン圧は、エンジン吸気管負圧が低いほど高くなり、
またポー)118bの油圧(この油圧はロックアツプク
ラッチ油室14の油圧と同じ油圧である)が高いほど(
この場合、後述のようにトルクコンバータ12は非ロツ
クアップ状態にある)高くなる。このようにライン圧を
調節するのは、エンジン吸気管負圧が小さいほどエンジ
ン出力トルクが大きいので油圧をl−げてプーリの■ベ
ルト押圧力を増大させて摩擦による動力伝達トルクを大
きくするためであり、またロックア・ンプ前の状態では
トルクコンバータ12のトルク増大作用があるためこれ
に応じて油圧をヒげて伝達トルクを大きくするためであ
る。
変速制御弁106は、5つのポート122a、122b
、122c、122d及び122eをイ1する弁穴12
2と、この弁穴122に対応した4つのランドシ152
a、152b、152c及び152dをイ1するスプー
ル152とから成っている。中央のポー)122cは前
述のように油路I16と連通してライン圧が供給されて
おり、その左右のランド122b及び122dはそれぞ
れ油路154び156を介して駆動プーリ24の駆動プ
ーリシリンダ室28及び従動プーリ34の従動プーリシ
リンダ室44と連通している。両端のボー) 122a
及び122eは共にドレーンされている。スプール15
2の左端は後述の変速操作fill12のレバー160
のほぼ中央部に連結されている。ランド152b、及び
152cの軸力向長さはポート122b及び122dの
幅よりも多少小さくしてあり、またランド152b及び
152a間の距離はポート122b及び122a間のy
11#にほぼ等しくしである。従って、ランド152b
及び152c間の油室にポート122cがら供給される
ライン圧はランド152bとポート122bとのすきま
を通って油路154に流れ込むが、その一部はランド1
52bとポート122bとの他方のすきまからドレーン
されるので、油路154の圧力は上記両すきまの面積の
比率によって決定される圧力となる。同様に油路156
の圧力もランド152cとボー) 122dとの両側の
すきまの面積の比率によって決定される圧力となる。従
って、スプール152が中央位置にあるときには、ラン
ド152bとポート122bとの関係及びランド152
cとポー)122dとの関係は同じ状態となるので、油
路154と油路156とは同じ圧力になる。スプール1
52が左方向に移動するに従ってポート122bのライ
ン圧側のすきまが大きくなりドレーン側のすきまが小さ
くなるので油路154の圧力は次第に高くなっていき、
逆にボルト122dのライン圧側のすきまは小さくなリ
トレーン側のすきまは大きくなって襠回路156の圧力
は次第に低くなっていく。従って、駆動プーリ24の駆
動プーリシリンダ室28の圧力は高くなりV字状プーリ
みぞの幅が小さくなり、他力、従動プーリ34の従動プ
ーリシリンダ室44の圧力は低くなってV字状プーリみ
ぞの幅が大きくなるので、駆動プーリ24のVベルト接
触半径が大きくなると共に従動プーリ34のVベルト接
触半径が小さくなるので変速比は小さくなる。逆にスプ
ール152を右方向に移動させると、l二記と全く逆の
作用により、変速比は大きくなる。
変速操作機構112のレバー160は前述のようにその
ほぼ中央部において変速制御弁106のスプール152
とピン結合されているが、その一端は駆動プーリ24の
可動円すい板30の外周に設けた慎状みぞ30aに係合
され、また他端はスリーブ162にピン結合されている
。スリーブ162は内ねじをイ1しており、′変速モー
タ110によってギア164及び166を介して回転駆
動される軸168−1.のねじと係合させられている。
このような変味操作機構112において、変速モータ1
10を回転することによりギア164及び166を介し
て軸168を1方向に回転させてスリーブ162を例え
ば左方向に移動ごせると、レバー160は駆動プーリ2
4の可動円すい板30の環状みぞ30aとの係合部を支
点として時計方向に回転し、レバー160に連結された
変速制御弁106のスプール152を左方向に動かす。
これによって、前述のように、駆動プーリ24の可動円
すい板30は右方向に移動して駆動プーリ24のV字状
プーリみぞ間隔は小さくなり、同時に従動ブー934の
V字状プーリみぞ間隔は大きくなり、変速比は小さくな
る。レバー160の一端は+if動円すい板30の環状
みぞ30aに係合されているので、可動円すい板30が
右方向に移動すると今度はレバー160の他端側のスリ
ーブ162との係合部を支点としてレバー160は時計
方向に回転する。このためスプール152は右方向に押
しもどされて、駆動プーリ24及び従動プーリ34を変
速比が大きい状態にしようとする。このような動作によ
ってスプール152、駆動プーリ24及び従動プーリ3
4は、変速モータ110の回転位置に対応して所定の変
速比の状態で安定する。変速モータ110を逆方向に回
転した場合も同様である(なお、スリーブ162が図中
で最も右側に移動した場合には、変速基準スイッチ24
0が作動するが、これについては後述する)。
従って、変速モータ110を所定の変速パターンに従っ
て作動させると、変速比はこれに追従して変化すること
になり、変速モータ110を制御することによって無段
変速機の変速を制御することができる。
変速モータ(以下の実施例の説明においては「ステップ
モータ」という用語を使用する)110は、変速制御装
置300から送られてくるパルス数信号に対応して回転
位置が決定されるが、ステップモータ110及び変速制
御装置300については後述する。
ロックアツプ弁10Bは、4つのボート150a、15
0b、150c及び150dを有する弁7 l” l 
70 a及び170bを有するスプーJl/ 170と
、スプール170を右方向に押圧するスブリ7/グ17
2と、ボー)150dに連通する油路に設けたロックア
ツプソレノイド200とから成っている。ボートl゛5
0 aはドレーンされており、またボート150bは油
路148によってラインハ□調圧弁102のボート11
8b及びトルクコンバータ12内のロックアツプクラッ
チ油室14と連通されている。ボート150c及び15
0dは油路144に接続されているが、油路144のボ
ート150dに近接した部分にはオリフィス201が設
けられており、ボート150dとオリフィス201との
間の部分には分岐油路207が設けられている。分岐油
路207はオリフィス203を介して開口されており、
その開口部はロックアツプツレメイド2000オン及び
オフに応じて閉鎖及び開放されるようにしである。オリ
フィス203の断面積はオリフィス201の断面績より
も犬きくしである。ロックアツプソレノイド200がオ
ンのときには、分岐油路207の開口が閉鎖されるため
、ボート150dにはトルクコンバータ・インレットボ
ート146に供給されている油圧と共通の油圧が油路1
44から供給され、スプール170はスプリング172
の力に抗して左側に押された状態とされる。この状態で
は、ボート150cはランド170bによって封鎖され
ており、またボート150bはボー)150aへとドレ
ーンされている。従って、ボート150bと油路148
を介して接続されたロックアツプクラッチ油室14はド
レーンされ、ロックアンプクラッチ10はトルクコンバ
ータ12内の圧力によって締結状態とされ、トルクコン
バータとしての機能をイjしないロックアツプ状態とさ
れている。逆にロックアツプソレノイド200をオフに
すると、分岐油路207の開口が開放されるため、ボー
1−1 ’50 dの油圧が低下して(なお、油圧が低
下するのはオリフィス201とボート150dとの間の
油路のみであって、油路144の他の部分の油圧は、オ
リフィス201があるので低ドしない)、スプール17
0を左方向に押す力がなくなり、スプリング172によ
る右方向の力によってスプール170は右方向に移動し
てボート150bとボー)150cとが連通ずる。この
ため 油路148と油路144とが接続され、口・ンh
アンプクラッチ油室14にトルクコンバーターインレッ
トボート146の油圧と同じ油圧が供給されるので、ロ
ックアツプクラッチlOの両面の油圧が等しくなり、ロ
ックアツプクラッチ10は解放される。なお、ボート1
50Cの入[1及びボー) 150aのドレーン油路に
はそれぞれオリフィス174及び178が設けである。
オリフィス17Bはロックアツプクラッチ油室14の油
圧が急激にドレーンされないようにして、ロックアツプ
時のショックを軽減するためのものであり、油路144
のオリフィス174は逆にロックアツプ油室14に油圧
が徐々に供給されるようにしてロックアツプ解除時のシ
ョックを軽減するためのものである。
トルクコンバータ・アウトレットポート180は油路1
82に連通されているが、油路182にはポール184
とスプリング186とから成るレリーフ5t188が設
けてあり、これによってトルクコンバータ12内を一定
圧力に保持する。レリーフ弁188の下流の油は油路1
90によって図示していないオイルクーラ及び潤滑回路
に導びがれて最終的にはドレーンされ、また余分の油は
別のレリーフ5? 192からドレーンされ、トレーン
された油は最終的にはタンク114にもどされる。
次に、第23図に示すエンジンのフューエルカット機構
について説明する。キャブレター3゜01のアイドルノ
ズル3002をフューエルカットソレノイド3003の
プランジャ3003aによって開閉r=f能としである
。すなわち、フューエルカットンレノイド3003がオ
フのときにはア1     イドルノズル3002は通
常どおり開かれておりスロットル30o4が全開状態に
おいてもエンジンに燃料は供給され、またフューエルカ
ットソレノイド3003がオンのときにはアイドルノズ
ル3002はプランジャ3003aによって閉鎖されア
イドルノズル3002を通しての燃料の供給はイ】なわ
れない。従って、燃料を供給する必要のないエンジンブ
レーキ作動時にフューエルカットルメイド3003をオ
ンにすることにより燃料を節約することができる。
次に、ステップモータ110及びロックアツプソレノイ
ド200の作動を制御する変速制御装置300について
説明する。
変速制御装置300には、第4図に示すように、エンジ
ン回転速度センサー301、車速センサー302、スロ
ットル開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303
、シフトポジションスイッチ304、変速基準スイッチ
240、エンジン冷却水温センサー306、及びブレー
キセンサー307からの電気信号が入力される。エンジ
ン回転速度センサー301はエンジンのイグニッション
点火パルスからエンジン回転速度を検出し、また車速セ
ンサー302は無段変速機の出力軸の回転から車速を検
出する。スロットル開度センサー(又は吸気管負圧セン
サー)303はエンジンのスロ・ントル開度を電圧信号
として検出する(吸気管負圧センサーの場合は吸気管負
圧を電圧イ、X号として検出する)。シフトポジション
スイ・フチ304は、前述のマこアルバルブ104がP
、R,N、D、Lのどの位置にあるかを検出する。
変速基準スイッチ240は、前述の変速操作機構112
のスリーブ162が変速比の最も大きい位置にきたとき
にオンとなるスイッチである。エンジン冷却水温センサ
ー306は、エンジン冷却水の温度が一定価以下のとき
に信号を発生する。ブレーキセンサー307は、車両の
ブレーキが使用されているかどうかを検出する。エンジ
ン回転速度センサー301及び車速センサー302から
の信号はそれぞれ波形整形器308及び309を通して
人力インターフェース311に送られ、またスロットル
開度センサー(又は吸気管負圧センサー)303からの
電圧4A号はAD変換機310によってデジタル信号に
変換されて入力インターフェース311に送られる。変
速制御装置300は、入力インターフェース311.C
PU(中央処理装置)313、基準パルス発生器312
、ROM(リート′オンリメモリ)314、RAM (
ランタムアクセスメモリ)315.及び出力インターフ
ェース316を有しており、これらはアドレスバス31
9及びデータバス320によって連絡されている。ノ^
準パルス発生器312は、CPU313を作動させる基
準パルスを発生させる。ROM314には、ステップモ
ータ110及びロックアツプソレノイド200を制御す
るためのプログラム、及び制御に必要なデータを格納し
である。RAM315には、各センサー及びスイッチか
らの情報、制御に必要なパラメータ等を一時的に格納す
る。変速制御装置300からの出力信号は、それぞれ増
幅器317及び318を介してステップモータ110及
びロックアツプソレノイド200に出力される。
次に、この変速制御装置300によって行なわれるステ
ップモータ110及びロックアツプソレノイド200の
具体的な制御の内容について説明する。
制御は人きく分けて、ロックアツプソレノイド制御ルー
チン500と、ステップモータ制御ルーチン700とか
ら成っている。
まず、ロックアツプソレノイド200の制御について説
明する。ロックアツプソレノイド制御ルーチン500を
第5図に示す。こ、のロックアツプソレノイド制御ルー
チン500は一定時間毎に行なわれる(すなわち、知時
間内に以下のルーチンが繰り返し実行される)。まず、
スロットル開度センサー303からス・ロットル開度T
Hの読み込みを行ない(ステップ501)、車速センサ
ー302から車速Vの読み込みを行ない(同503)、
次いでシフトポジションスイッチ304からシフ]・ポ
ジションを読み込む(同505)。次いで、シフトポジ
ションがP、N、Hのいずれかの位置にあるかどうかの
判別を行ない(同507)、P、N、Rのいずれかの位
置にある場合にはロックアツプソレノイド200を非駆
動(オフ)状fハ;にしく同567)、その信号をRA
M315に格納して(同569)、1回のルーチンを、
s= rLリターンする。すなわち、P、N及びRレン
ジにおいては、トルクコンバータ1211$’に非ロン
クア、プ状態とされる。ステップ507におけるシフト
ポジションの判別の結果がD及びLのいずれかの場合に
は、前回のルーチンにおけるロックアツプソレノイドの
作動状態データ(駆動又は非駆動)をRAM315の該
当番地から読み出しく同509)、前回ルーチンにおい
てロックアンプソレノイド200が駆動(オン)されて
いたかどうかを判別する(同511)。前回ルーチンに
おいてロックアツプソレノイド200が非駆動(オフ)
とされていた場合には、ロックアツプソレノイド200
を駆動すべき車速(ロックアツプオン+速V ON )
に関する制御データを検索する(同520)。このデー
タ検索ルーチン520の詳細を第6及び7図に示す。ロ
ックアライオン車速V ’nHが、第6図に示すように
、各スロットル開度に対応してROM314に格納され
ている。データ検iルーチン520では、まず、比較基
準スロットル開度TH”を0(すなわち、アイドル状態
)と設定しく同521)、これに対応するROM314
のアドレスiを検数11に設定する(同522)。次に
、実スロツトル開度THと比較基準スロットル聞度TH
米とを比較する(回523)。実スロツトル開度TI(
が比較基準スロ・、トル聞1i T I(’よりも小さ
い場合又は等しい場合1こは、実スロツトル開度T)l
に対応した口・ンクア・ンプオン東速データV ONが
格納されているROM314のアドレスが検数11で与
えられ、検数11のアドレスのロックアツプオン車速デ
ータV +IN +の値が読み出される(同526)。
逆に、実スロツトル開度THが比較基準スロットル開度
TH累よりも大きい場合には、比較基準スロットルTH
米に所定の増分△TH”を加算しく同524)、検数i
も所定の増分Δiだけ加算する(同525)。その後、
再びステップ523に1ズリ、実スロツトル開度THと
比較基準スロットル開度TH’とを比較する。この一連
の処理(同523.524及び525)を何回か繰り返
すことにより、実スロツトル開度Tl(に対応した口・
ンクアップオンI4j速データV ONが格納されてい
るROM314のアドレスの検数iが得られる。こうし
てアドレスiに対応するロックアツプオン車速データV
 ONを読み出して、リターンする。
次に、上記のようにして読み出されたロックアツプオン
車速V ONと実車速■とを比較しく同561)、実東
速Vの方がロックアツプオン車速データV ONよりも
大きい場合には、ロックアツプソレノイド200を駆動
しく同563)、逆の場合にはロックアツプソレノイド
200を非駆動にしく同567)、その作動状態データ
(駆動又は非駆動)をRAM315に格納しく同569
)、  リターンされる。
ステップ511において、前回のルーチンでロックアツ
プソレノイド200が駆動されていた場合には、ロック
アツプを解除すべき車速(ロックアツプオフ車速)デー
タV OFFを検索するルーチン(同540)を行なう
。このデータ検索ルーチン540は、ロックアツプオン
車速データV nHを検索するデータ検索ルーチン52
0と基本的に同様である(入力されているデータ・が下
記のように異なるだけである)ので説明を省略する。
なお、ロックアツプオフ車速データV ONと口、。
クアップオフ車速データVQFFとは、第8図に示すよ
うな関係としである。すなわち、V 118 > V 
QIFとしてヒステリシスを与えである。これによって
ロックアツプソレノイド200の/\ンフチグの発生を
防出しである。
次いで、L記のようにしてステップ540において検索
されたロックアツプオフ車速データV nHと実車速■
とを比較して(同565)、実車速Vが大きい場合には
、ロックアツプソレノイド200を駆動しく同563)
、逆の場合には、ロックアツプソレノイド200を非駆
動状態にしく同567)、その作動状態データをRAM
315に格納して処理を終りリターンする。
を 結局、D及びLレンジにおいては、ロックアツプオン+
、I 速V ON以−りの車速においてトルクコンバー
タ12はロックアツプ状態とされ、ロックアツプオフ車
速V OFF以下の車速において非ロツクアップ状態と
されることになる。
次に、ステップモータ110の制御ルーチン700につ
いて説明する。ステップモータ制御ルーチン700を第
9図に示す、このステップモータ制御ルーチン700は
一定時間毎に行なわれる(すなわち、短時間内に以下の
ルーチンが繰り返し実行される)、まず、上述のロック
アツプソレノイド制御ルーチン500のステップ569
において格納されたロックアツプソレノイド作動状態デ
ータが取り出され(同698)、その状態が判定され(
同699)、ロックアツプソレノイド200が駆動され
ている場合にはステップ701以下のルーチンが開始さ
れ、逆にロックアツプソレノイド200が非駆動の場合
には後述のステップ713以下のステップが開始される
(この場合、後述のように変速比が最も大きくなるよう
に制御が行なわれる。すなわち、非ロツクアップ状態で
は常に最大変速比となるように制御される)。
ロックアツプツレメイド200が駆動されている場合、
まずスロットル開度センサ303からスロットル開度を
読み込み(同701)、車速センサー302から車速V
を読み込み(同703)、シフトポジションスイッチ3
04からシフトポジションを読み込む(同705)。次
いで、シフトポジションがD位置にあるかどうかを判断
しく同707)、D位置にある場合には、車速が一定の
フューエルカット限界車速VR(この車速vHは、これ
以−Lの重速でフューエルカット機構を作動させるべき
lj速、例えば20 km/hである)以I〕であるか
どうかを判断しく同1001)、V<VRの場合はステ
ップ720に進み、また■≧vHの場合はステップ10
02に進む。ステップ1002では、エンジン負荷がア
イドル状態であるか、すなわちスロットル開度THが所
定の小スロツトル開度T HIn LE以下であるかを
判断し、TH> T Hro 1Fの場合にはステップ
720に進み、またTH≦T HTll l−Eの場合
には次のステップ1゜03に進む。ステップ1003で
は(すなわち、車速がVR以」二でアイドル状態の場合
)、修IF変速ハターンの検索を行なうが、これについ
ては後述する。ステップ1003の後はステップ778
に進む。ステップ720では、Dレンジ変速パターンの
検索ルーチンを実行する。
Dレンジ変速パターン検索ルーチン720は第10図に
示すように実行される。また、Dレンジ変速ハターン用
のステップモータパルス数データN l)は第11図に
示すようにROM314に格納されている。すなわち、
ROM314の横方向には車速が、また縦方向にはスロ
ットル開度が、それぞれ配置されている(右方向にいく
に従って車速か高くなり、下方向にいくに従ってスロッ
トル開度が大きく−なるようにしである)。Dレンジ変
速パターン検索ルーチン720では、まず、比較基準ス
ロットル開度TH’をO(すなわち、アイドル状態)と
しく同721)、スロットル開度が0になっている場合
のパルス数データが格納されているROM314のアド
レスj1を槽数jに設定する(同722)。次いで、実
際のスロットル開度THと比較基準スロットル開度TH
’ とを比較して(同723)、実スロツトル開度TH
の方が大きい場合には、比較基準スロットル開度TH′
に所定の増分ΔTH’を加算しく同724)、標ajに
も所定の増分Δjを加算する(同725)。この後、再
び実スロツトル開度THと比較基準スロットル開度TH
’ とを比較しく同723)、実スロツトル開度THの
方が大きい場合には前述のステップ724及び725を
行なった後、可変ステップ723を実行する。このよう
な−・連の処理(ステップ723.724及び725)
を行なって、実スロツトル開度THが比較基準スロット
ル開度TH’ よりも小さくなった時点において実際の
スロットル開度THに照応する株数jが得られる。次い
で、車速Vについても]−記と同様の処理(ステップ7
26.727.728.729及び730)を行なう。
これによって、実際のdi速Vに対応した標l11(k
が得られる。
次に、こうして得られた株数j及びkを加算しく同73
1. ) 、実際のスロットル開度TH及び車速Vに対
応するアドレスを得て、第11図に示すROM314の
該当アドレスからステップモータのパルス数データN、
を読み取る(同732)。
こうして読み取られたパルス数NOは、現在のスロット
ル開度TH及び車速Vにおいて設定すべき11標のパル
ス数を示している。このパルス数NDを読み取って、D
レンジ変速パターン検索ルーチ/720を終了しリター
ンする。
前述のステップ1003における修正変速パターンの検
索も基本的にはステップ720のDレンジ変速パターン
検索ルーチンと同様である。ただし、データとしてはス
ロットル開度Oの場合のステップモータパルス数データ
のみが与えられておす、またそのデータの値はステップ
′#20におけるスロットル開度Oの場合のデータより
も小さな値(すなわち、より大きな変速比となるデータ
)としである。具体的には、例えばステップ720の場
合にはスロットル開度Oでエンジン回転速度が100 
Orpmとなるようなデータであるのに対して、ステッ
プ1003ではスロットル開度0でエンジン回転速度が
120 Orpmとなるようなデータとしである。
第9図に示すステップ707において、Dレンジテナい
場合には、Lレンジにあるかどうかを判断しく同709
)、Lレンジにある場合には前述のステップfool−
1003と同様のステンプ1011〜1013によって
車速がvR以1−、テカつアイドル状態の場合にのみ修
正変速バク−/を検索し、それ以外の場合にはLレンジ
変速パターン検索ルーチンを実行する(同740)。L
レンジ変速パターン検索ルーチン740は、Dレンジ変
速パターン検索ルーチン720と基本的に同様の構成で
あり、ROM314に格納されているステップモータの
パルス数データNLがDレンジの場合のパルス数データ
Noと異なるだけである(パルス数データNDとNLど
の相違については後述する)。また、修正変速パターン
も同様にスロットル1用度Oでエンジン回転速度が例え
ば1200 rpmとなるように設定しである。従って
、詳細については説明を省略する。
なお、修正変速パターンは、上述したエンジン回転速度
を一定とするようなステップモータパルス数データでな
くとも、必要な特性を満足するように適宜設定し得るこ
とは明らかである。
ステ、ンプ709においてLレンジでない場合には、R
レンジにあるかどうかを判断しく同711)、Rレンジ
にある場合にはRレンジ変速パター7の検索ルーチン7
60を実行する。このRレンジ変速パターン検索ルーチ
ン760もDレンジ変速パターン検索ルーチン720と
同様であり、パルス数データNRが異なるだけあるので
、詳細については説明を省略する。
以トのように、ステップ720.740又は760(及
び、ステップ1003又は1013)において、シフト
ポジションに応じて、それぞれ]]標のステップモータ
パルス数データN−D、NL又はN、を検索し終ると、
変速基準スイッチ240の信号を読み込み(同778)
、変速基準スイッチ240がオン状態であるかオフ状態
であるかを判断する(同779)。変速基準スイッチ2
40かオフ状態である場合には、RAM315に格納さ
れている現在のステップモータのパルス数N△を読み出
す(同781)。このパルス数Nへは、ステップモータ
ー10tl−駆動するためのイj4号として変速制御装
置300により発生されたパルス数であり、電気的雑音
等がない場合にはこのパルス数NAとステ・ンプモータ
ー10の実際の回転位置とは常にl対lに対応している
。ステップ779において変速基準スイッチ240がオ
ン状態にある場合には、ステップモーター10の現在の
パルス数NAをOに設定する(同780)。変速基準ス
イ・フチ240は、変速操作機構112のスリーブ16
2が最大変速比位置にあるときにオン状IEになるよう
に設定されている。すなわち、変速ノ^準スイッチ24
0がオンのときには、ステップモータ110の実際の回
転位置が最大変速比位置にあることになる。従って、変
速基準スイッチ240がオンのときにパルス数NAをO
にすることにより、ステ、プモーター10が最大変速比
位置にあるときにはこれに対応してパルス数Nへは必ず
0になることになる。このように最大変速比位置におい
てパルス数NへをOに修正することにより、電気的雑音
等のためにステップモータ110の実際の回転位置とパ
ルス数Nへとに相違を生じた場合にこれらを互いに一致
させることができる。従って、電気的雑音が累積してス
テップモータ110の実際の回転位置とパルス数Nへと
が対応しなくなるという不具合は生じない。次いで、ス
テップ783において、検索した目標パルス数ND、N
L又はN、と、実パルス数Nへとの大小を比較する。
実パルス数NAと目標パルス数ND、Nし又はN、とが
等しい場合には、目標パルス数N+)、NL又はNR(
=パルス数Nへ)がOであるかどうかを判断する(同7
85)。目標パルス数ND、NL又はN、が0でない場
合、すなわち最も変速比が大きい状態にはない場合、前
回ルーチンと同様のステラ9ブモータ駆動信号(これに
ついては後述する)を出力しく同811)、  リター
ンする。目標パルス数ND、NL又はNRが0である場
合には変速基準スイッチ240のデータを読み込み(I
Ij1713) 、そのオン・オフに応じ、て処理を行
なう(同715)。変速基準スイッチ240がオンの場
合には、実パルス数NAを0にしく同717)、また後
述するステップモータ川タイマ値TをOにしく同718
)、パルス数0に対応する前回ルーチンと同様のステッ
プモータ駆動44号を出力する(同811)。ステップ
715において変速基準スイッチ240がオフの場合に
は、後述するステップ801以下のステップが実行され
る。
次に、ステップ783において実パルス数NAがl」標
パルス数ND、NL又はN、よりも小さい場合には、ス
テップモータ110を、パルス数人の方向へ駆動する必
要がある。まず、前回ルーチンにおけるタイマ値Tが負
又はOになっているかどうかを判断しく同787)、タ
イマ(lfj Tが+Fの場合には、タイマ値Tから所
定の減算値ΔTを派算してこれを新たなタイマ値Tとし
て設定しく同789 ) 、 +iij回ルーチル−チ
ンのステンプモータ駆動信号を出力して(同811)リ
ターンする。
このステ、ブ789はタイマ値TがO又は負になるまで
繰り返し実行される。タイマ値TがO又は負になった場
合、すなわち一定時間が経過した場合、後述のようにス
テップモータ110の駆動信号をアップシフト方向へ1
段階移動し、(同791)、タイマ値Tを所定の正の値
TIに設定しく同793)、現在のステップモータのパ
ルス数NAを1だけ加算したものとしく同795)、ア
ップシフト方向に1段階移動されたス゛テップモーク駆
動信号を出力して(同811)リターンする。これによ
ってステップモー夕110はアップシフト方向に1単位
だけ回転される。
ステップ783において現在のステップモータパルス数
Nへが目標パルス数NO,NL又はNRよりも大きい場
合には、タイマ値TがO又は負であるかどうかを判断し
く同801)、タイマ値TがIFの場合には所定の減算
値△Tを減じてタイマ値Tとしく同803)、前回ルー
チンと同様のステンプモータ駆動信号を出力しく同81
1)、  リターンする。これを繰り返すことにより、
タイマM Tから減算値ΔTか繰り返し減じられるので
、ある時間を経過するとタイマ値TがO又は負になる。
タイマ値TがO又は負になった場合、ステ・ンプモータ
駆動信号をダウンシフト方向へ1段階移動させる(同8
05)。また、タイマ値Tには所定のiTEの414 
T +を設定しく同807)、現在のステップモータパ
ルス数NAを1だけ減じて(同809)、ダウンシフト
方向へ1段階移動されたステップモータ駆動信号を出力
しく同81’l)、  リターンする。これによってス
テップモータ110はダウンシフト力向へ1単位だけ回
転される。
ここでステップモータの駆動信号について説明をしてお
く。ステップモータの駆動信号を第12図に示す。ステ
ップモータ110に配線されている4つの出力線317
a、317b、317C及び317d(第4図参照)に
は、A−Dの4通りの信号の組合せかあり、A+B−+
C−D−Aのように駆動信号をダーえるとステップモー
タ110はアップシフト方向に回転し、逆に、D+C−
B→A−Dのように駆動信号を与えると、ステップモー
タ110はダウンシフト方向に回転する。従って、4つ
の駆動信号を第13図のように配置すると、第12図で
A、B +C,Dの駆動(アップシフI・)をすること
は、第13図で信号を左方向へ移動することと同様にな
る。この場合、bit3の信号はbitoへ移される。
逆に、第12図でり、C,B、Aの駆動(ダウンシフト
)を行なうことは、第13図では信号を右方向へ移動す
ることに相当する。この場合、bitoの信号はbit
3へ移動される。
アップシフトの時の出力線317a、317b、317
c及び317dにおける信号の状態を第14図に示す。
ここで1.A、B、C及びDの各状態にある時間は、ス
テップ793又は807で指定したタイマ値T、になっ
ている。
l二連のように、ステップモータ駆動信号は、実パルス
数(すなわち、実変速比)が目標パルス数(すなわち、
目標変速比)よりも小さい場合は、左方向に移動させら
れる(同791)ことにより、ステップモータ110を
アップシフト方向へ回転させる信号と17で機能する。
逆に、実変速比が11 i変速比よりも大きい場合には
、ステップモータ駆動信号は右方向に移動させられる(
同805)ことにより、ステップモータ110をダウン
シフト力向へ回転させる信号とCで機能する。また、実
変速比が(」標変速比に一致している場合には、左、右
いずれかの方向にも移動させないで、前回のままの状態
の駆動信号が出力される。この場合にはステップモータ
110は回転せず、変速が行なわれないので変速比は一
定に保持される。
前述のステップ711 (第9図)においてRレンジで
ない場合、すなわちP又はNレンジにある場合には、ス
テップ713以下のステップが実行される。すなわち、
変速基準スイッチ240の作動状態を読み込み(同71
3)、変速基準スイッチ240がオンであるかオフであ
るかを判別しく同715)、変速基準スイッチがオン状
態の場合には、実際のステップモータのパルス数を示す
実パルス数Nへを0にしく同717)またステンプモー
タ用タイマー値Tを0にする(同718)。次いで、前
回ルーチンと同じ状態のステップモータ駆動信号を山号
を出力しく同5ti)、リターンする。ステップ715
において変速基準スイッチ240がオフ状態にある場合
には、前述のステップ801以下のステップが実行され
る。
すなわち、ステップモータ110がダウンシフト力向に
回転される。従って、P及びNレンジでは、最も変速比
の大きい状態となっている。
次に、Dレンジに、おいてエンジンの最小燃料消費率曲
線に沿って無段変速機の変速比を制御する力0、につい
て説明する。
ニンジンの性能曲線の1例を第15図に示す。
第15図においては横軸にエンジン回転速度及びたて軸
“にエンジントルクをとり、各スロットル開度における
両者の関係及び等燃費曲線FCl −Fe2(この順に
燃料消費率が小さい)が示しである。図中の曲線Gは最
小燃料消費率曲線であり、この曲線Gに沿ってエンジン
を作動させれば最も効率の良い運転状態が得られる。常
にこの工ンジンの液小燃ネ:I消費率曲線Gに沿ってエ
ンジンが運転されるように無段変速機を制御するために
、ステップモータ110のパルス数NOを次のように決
定する。まず、最小燃料消費率曲線Gをスロットル開度
とエンジン回転速度との関数として示すと第16図に示
すようになる。すなわち、スロ・ントル聞度に対して一
義的にエンジン回転速度が定まる。例えば、スロットル
開度40″の場合にはエンジン回転速度は3000rp
mである。なお、第16図において低スロツトル開度(
約20度以下)の最低エンジン回転速度が100o r
pmになっているのは、ロックアツプクラ・ソチを締結
した場合にこれ以下のエンジン回転速度では無段変速機
の駆動系統がエンジンの振動との共振を発生するからで
ある。エンジン回転速度N及び車速Vの場合に、変速比
Sは1 、      S=  (N/V)  ・にで与えられ
る。ただし、kは最絆減速比、タイヤ半径等によって定
まる定数である。ここで、第16図におけるエンジン回
転速度を車速に変換して図示すると、第17図のように
なる。同一エンジン回転速度であっても変速比が異なれ
ば車速が異なるため、第17図の線図においては車速は
一定の幅を有している。すなわち、最も変速比が大きい
場合(変速比a)が線Jlaによって示してあり、最も
変速比が小さい場合(変速比C)が縁立Cによって示し
である(なお、中間の変速比すの場合を線1bで示しで
ある)。例えば、スロットル開度が40″の場合には、
約25km/hから約77km/hの間の車速で走行す
ることができる。なお、Jlaよりも低速側の領域にあ
る場合には線Jlaに沿って制御が行なわれ、また線1
cよりも高速側の領域にある場合には線立Cに沿って制
御が行なわれる。一方、変速操作機構112のスリーブ
162の位置と変速比との間には一定の関係がある。す
なわち、ステップモータ110に与、えられるパルス数
(すなわち、ステップモータ1110の回転位置)と変
速比との間には、第18図に示すような関係がある。従
って、第17図における変速比(a、b、c等)を第1
8図に基づいてパルス数に変換することができる。こう
してパルス数に変換した線図を第19図に示す。なお、
第19図に、前述の第8図のロックアツプクラッチオン
及びオフ線も同時に記入すると、図示のように、ロック
アツプクラッチオン及びオフ線は雌大変速比aの制御線
よりも低車速側にある。なお、」二記説明は通常のDレ
ンジ変速パターンについてのものであり、車速VR以」
二でスロットル開度0の場合には前述のように修正変速
パターンが検索される。修正変速パターンでは、Dレン
ジ変速パターンのスロットル開度0の場合のエンジン回
転速度(今の例では1000 rpm )よりも高いエ
ンジン回転速度(例えば1200 rp+a )となる
ようにしである。
第19図に示す変速パターンに従って無段変速機の制御
を行なうと次のようになる6発進時には、車速が低いた
め無段変速機は最大変速比位置に制御されており、トル
クコンバータ12は非ロツクアップ状態にある。従って
、発進に必要な強力な駆動力が得られる。車速がロック
アツプオン線を越えると、トルクコンバータ12のロッ
クアツプクラッチlOが締結され、トルクコンバータ1
2はロックアツプ状態となる。更に車速が上yして@O
aを越えると、変速比はエンジンの最小燃料消費率曲線
に沿ってa−0間において無段階に変化する0例えば線
Jla及び0間の領域において一定車速・一定スロット
ル開度で走行している状態からスロットル開度を大きく
し“た場合、スロットル開度が変わるから制御すべき目
標エンジン回転速度も変化するが、目標エンジン回転速
度に対応するステップモータの目標パルス数は実際のエ
ンジン回転速度には関係なく、第16図に示す関係に基
づいて決定される。ステップモータ11Oは与えられた
目標パルス数に応じてただちに11標位置まで回転し、
所定の変速比が実現され、実エンジン回転速度が目標エ
ンジン回転速度に一致する。前述のように、ステップモ
ータのパルス数はエンジンの最小燃料消費率曲線Gから
導き出されたものであるから、エンジンは常にこの曲線
Gに沿って制御される。このように、ステッブモータの
パルス数に対して変速比が一義的に決定されるので、パ
ルス数を制御することにより変速比を制御することがで
きる。
アクセルペダルを踏んで高速で走行中(例えばスロット
ル開度4/8かつ車速80に+a/h)の状態(第22
図のA点)から、急にスロットル開度をOにすると、ま
す車速かほとんど変化しないうちに変速比が小さくなっ
てエンジン回転速度が低ドし1点Bに達する(すなわち
、変速比は岐も小さい状態になる)。次いで、線Hに沿
って車速及びエンジン回転速度が低下する。しかし、エ
ンジン回転速度が120 Orpmまで低下すると(F
点)、これ以、i:、エンジン回転速度は低下せず、・
If速のみが低下する。この状態(車速がvR以1−で
スロットル開度O)では修正変速パターンに基づいて制
御されるからである。こうしてG点まで達して中、速が
VN  (20km/ h )になるとエンジン回転速
度が100 Orpmまで低下する(H点)。
通常のDレンジ変速パターンに戻るからである。
こうして重速VII以上のエンジンブレーキ状態ではエ
ンジン回転速度は常に1200 rpm以」二であり、
フューエルカット機構が作動し、燃料が節約される。
なお、以に説明した実施例では、エンジン負荷に対応す
る信号としてエンジンのスロットル開度を基準として制
御を行なったが、エンジンの吸気管負圧又は燃料噴射量
を用いても(それぞれ最小燃料消費率曲線Gは第20図
及び第21図に示すような曲線となる)同様に制御を行
なうことができることは明らかである。 上記はDレン
ジにおける変速パターンの説明であるが、L及びRレン
ジについてはDレンジとは異なる変速パターンをデータ
として入力しておけばよい。例えば、Lレンジにおいて
、同一スロットル開度に対してDレンジの変速パターン
よりも変速比が大きくなる変速パターンとし、加速性能
を向上すると共にスロットル開度Oの状態において好適
なエンジンブレーキ性能が得られるようにする。また、
RレンジではLレンジよりも更に変速比大側の変速パタ
ーンにする。このような変速パターンは所定のデータを
人力しておくことにより簡単に得ることかできる。また
、制御の基本的作動はDレンジの場合と同様である。従
って、L及びRレンジにおける作用の説明は省略する。
次に、第4図に示したエンジン冷却水温センサー306
及びブレーキセンサー307について簡単に説明してお
く。
エンジン冷却水温センサー306は、エンジン冷却水の
温度が所定値(例えば、60℃)以Fにおいてオンとな
る。エンジン冷却水温センサー306がオンの場合には
、その信号に基づいてDレンジにおける変速パターンを
変速比大側の変速ノくターンに切換える。これによって
、エンジンブレーキにおけるエンジン不調、動力不足等
を解消することができる。
ブレーキセンサー307は、フートブレーキを作動させ
たときにオンとなり、これは例えば1次のような制御に
使用する。すなわち、ブレーキセンサー307がオンで
あり、かつスロットル開度が0の場合に、Dレンジの変
速パターンを変速比大側の変速パターンに切換えるよう
にする。これによって、Dレンジ走行中にブレーキを踏
めば。
強力なエンジンブレーキを得ることができる。
次に、第24図に示す第2の実施例について説明する。
この実施例はブレーキを使用−した場合にのみフューエ
ルカット機構の作動範囲を拡大するようにしたものであ
る。この実施例は、第9図に示した実施例のステップ7
05と707との間にステ、ンプ706を追加し、また
ステップ707とtootとの間にステップ1005を
追加したものである。その他は第9図の実施例と全く同
様である。ステップ706ではブレーキセンサー307
からブレーキの作動データを読み込み、ステップ100
5ではブレーキの作動状態を判断して、ブレーキがオフ
の場合にはステップ720に進んでDレンジ変速パター
ンを検索し、ブレーキがオンの場合はステップ1001
以下に進んで前述と同様の作用を得るようにしである。
すなわち、ブレーキがオンで、車速がvR以上で、かつ
スロッ)・ル開喰がOの場合にのみ、修正変速パターン
を検索する。従って、ブレーキを使用してない場合には
重速VR以ヒでスロットル開度が0であっても修正変速
パターンを検索しない。これによって、フューエルカッ
ト機構と修正変速パターンに基つく変速比制御とが同時
に行なわれることによりエンジンブレーキが効きすぎて
運転フィーリングが低下するような場合に、修正変速パ
ターンの検索を制限することができる。ブレーキ使用時
には、本来減速したい状態であるから、上記のような運
転フィーリングの低下は生じない。
次に、第25図に示す第3の実施例について説明する。
この実施例は、フューエルカット機構が作動状態から非
作動状態へ切換わるとさく第22図におけるG点→H点
)のショックを軽減するために、その直前にロックアツ
プクラ・フチの締結を解除するようにしたものである。
この実施例は、第5図に示すルーチンのステリブ505
と507との間にステップ506を追加し、またステッ
プ561と563との間にステップ562及び564を
追加したものである。その他は第5図の実施例と同様で
ある。まず、ステップ506でエンジン回転速度Nへを
読み込んでおく。ステー2ブ56エでv>vONの場合
、スロットル開度がアイドル状態かどうかを判断しく同
562)、アイドル状態にない場合はそのままステップ
563に進んでロックアツプツレメイドを駆動し、アイ
ドル状態の場合には、車速NAが一定の車速NR′より
大きいかどうかを判断する(同564)、なお、NH′
は前述のフューエルカット限界車速NRよりも多少大き
な一定の値である。NA>NR’の場合にはステップ5
63に進んでロックアツプソレノイドを駆動するが、N
A≦NR’の場合にはステップ567に進んでロックア
ツプソレノイドを非駆動にする。すなわち、アイドル状
態でかつN≦NRの場合には必ずロックアツプソレノイ
ドをオフにする。前述のようにNR′はNRよりもわず
かに大きくしであるから、エンジン回転速度が減少して
いるときNRを通過する前にロックアツプクラッチが解
除される。従って、エンジンに燃ネ1の供給か再開され
たときにはロックアツプクラッチは解除されており、燃
料供給再開に伴なうショックが軽減される。
以−に説明してきたように、本発明によると、フューエ
ルカット機構を備えたエンジンにVベルト式無段変速機
を組合せた場合のVベルト式無段変速機の変速制御方法
において、車速が所定のフューエルカット限界車速より
小さくかつエンジン負荷がアイドル状態のときにはエン
ジン回転速度がフ二−エルカット限界エンジン回転速度
より小さくなるようにVベルト式無段変速機の変速比を
制御し、車速がフューエルカット限界車速具りでありか
つエンジン負荷がアイドル状態のときにはエンジン回転
速度がフューエルカット限界エンジン回転速度以上とな
るようにVベルト式無段変速機の変速比を制御するので
、エンジンブレーキ状態の大部分の領域においてフュー
エルカット機構が作動し、燃料を節約することができる
。また、第24図に示した実施例では、ブレーキの作動
時にのみ上記制御を行なうようにしたので、フューエル
カットe構と、前述のエンジン回転速HBL−yニーニ
ルカット限界エンジン回転速度以l―とする制御とが同
時に作動することによる運転フィーリングの低下を防止
することができる。更に、第25図に示した実施例では
、エンジンへの燃料供給再開時の直前にロックアツプク
ラッチを解除して燃料供給再開に伴うショックを軽減す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はVベルト式無段変速機の部分断面正面図、第2
図は第1図に示すVベルト式無段変速機の各軸の位置を
示す図、第3図は油圧制御装置全体を示す図、第4図は
変速制御装置を示す図、第5図はロックアツプソレノイ
ド制御ルーチンを示す図、第6図はロックアツプオン車
速データの格納配置を示す図、第7図はロックアツプオ
ン車速検索ルーチンを示す図、第8図はロックアツプ制
御パターンを示す図、第9図はステップモータ制御ルー
チンを示す図、第10図はDレンジ変速パターン検索ル
ーチンを示す図、第11図はパルス齢データの格納配置
を示す図、第12図は各出力線のイc1号の組み合わせ
を示す図、第13図は各出力線の配列を示す図、第14
図はアップシフI・の場合の各出力線の信号を示す図、
第15図はエンジン性能曲線を示す図、第16図は、ス
ロットル開度とエンジン回転速度との関係を示す図、第
17図はスロットル開度と速度との関係を示す図、第1
8図は変速比とステップモータパルス数との関係を示す
図、第19図はスロットル開度と車速との関係を示す図
、第20図は吸気管負圧を基準として最小燃料消費率曲
線を示す図、第21図は燃料噴射量を基準として最小燃
料消費率曲線を示す図、第22図は車速とエンジン回転
速度との関係を示す線図、第23図はフューエルカット
機構を示す図、第24図は本発明の第2の実施例の変速
制御ルーチンを示す図、第25図は本発明の第3の実施
例の制御ルーチンを示す図である。 2@曇・エンジン出力軸、4・Φ・ポンプインペラー、
4 a@曇・部材、6争・・タービンランナ、8@11
φステータ、lO・・・ロックアツプクラッチ、12・
・・トルクコンバータ、14・受、20・・・ケース、
22・善・駆動軸、24・・舎駆動プーリ、26争・・
固定円すい板、28・・・駆動プーリシリンダ室、3o
・・・可動円すい板、32・・−Vベルト、34・・・
従動プーリ、36・・・軸受、38・Φφ軸軸受4゜・
争・従動軸、42舎e台固定円すい板、44・・・従動
プーリシリンダ室、46・・・可動円すい板、48・・
・前進用多板クラッチ、48a・・・シリンダ室、50
・・拳前進用駆動ギア、52拳・・リングギア、54−
−・後退用駆動ギア、56・・・アイドラギア、58・
・・後退用多板クラッチ、58a・拳φシリンタ室、6
o・・・アイドラ軸、62・・・アイドラギア、64・
・・ピニオンギア、67・・・差動装置、68・争・サ
イドギア、70・・・サイドギア、72・・・出力軸、
74・・・出力軸、76・−・軸受、78・・・軸受、
8o・・・オイルポンプ、82・・・オイルポンプ駆動
軸、102・−・ライン圧調圧弁、1041II111
マニアル弁、106・・・変速制御弁、108・・・ロ
ックアツプ弁、110・・Φ変速モータ(ステップモー
タ)、112・争Φ変速操作機構、114・・・タンク
、116・命・油路、118@・・弁穴。 118aN118h***ポート、120−−−プr穴
、120a N120e* * 番ボート、122**
*弁穴、120a 〜122ee**ポーI・、124
−−−スプール、124a、124b*a・ランド、1
26・・・油路、128・・拳油路、130・・・油路
、132・・・スプール、132a−132dse*ラ
ンド、133−−−スプリング、134・・・スプリン
グシート、135111111ビン、136・會・ケー
ス、137・・・膜、137a・・争金具、137b・
・・スプリングシート、138・・・ポート、139a
、139b・・・室、140・・拳スプリング、141
@番・ロッド、142φφ・ポート、143・争・負圧
ダイヤフラム、144−φ・油路、145・・・オリフ
ィス、146・・番トルクコンバータφインレットホー
ド、147・・・油路、148・Φ・油路、149・拳
・オリフィヌ、150−−−弁穴、150a N150
d−−・ポート、152φφ・スプール、152a〜1
526 @ 拳拳ランド、154−−−油路、156・
φΦ油路、160・・・レバー、162・・・スリーブ
、164−−−ギア、16ローーーギア、168・Φ・
軸、170@・・スプール、170a−b*・・ランド
、172・・・スプリング、174・・赤オリフィス、
176・1111オリフイス、178−−−オリフィス
、180−−−トルクコンバータ・アウトレットポート
、182・―・油路、184・・・ポール、186−・
・スプリング、188・−・レリーフ弁、190・・拳
油路、192−・・レリーフ弁、200・・・ロックア
ツプソレノイド、201・・・オリフィス、203拳・
・オリフィス、207−−・分岐油路、240・・・変
速基準スイッチ、300−φ・変速制御装置、301・
番・エンジン回転速度センサー、302−・・車速セン
サー、303・・・スロットル開度センサー(吸気管負
圧センサー)、304・・・シフトポジションスイッチ
、306−φ・エンジン冷却水温センサー、307・・
・ブレーキセンサー、308,309・φ・波形整形器
、310・・・AD変換1L311・・・入力インター
フェース、312@働◆基準パルス発生器、313−−
−CPU(中央処理装置)、314・・・ROM (リ
ードオンリメモリ)、315−−−RAM(ランダムア
クセスメモリ)、316−−−出力インターフエース、
317,318・・・増幅器、319・Φ壷アドレスバ
ス、320会・・テータパス。 500φ・・ロックアツプソレノイド制御ルーチン、5
20−・・ロックアッーブオン車速データ検索ルーチン
、5400φ・ロックアツプオフ重速データ検索ルーチ
ン、700・Φ・変速モータ制御ルーチン、720−−
・Dレンジ変速パターン検索ルーチン、740番・・L
レンジ変速パター!   ン検索ルーチン、760・・
−Rレンジ変速パターン検索ルーチン。 第tm lI//因 a  aV  2aV□中追 に+    k++Δk  k++2Δに□丁μ゛レス
@/2tIl (7・・71′シフト→ 第13図 bit3   bit2  bitl   bit。 第1%図 876国 縞/り図 87g国 スデヅフ’(”1/r’ttス1史 1/ヲ薗 矛嫌 (km/h)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジン回転速度がフューエルカット限界エンジン
    回転速度以1;でありかつエンジン負荷がアイドル状態
    のときにエンジンへの燃料の供給を停止りさせるフュー
    エルカット機構を備えたエンジンに、変速制御弁により
    駆動プーリ及び従動プーリのシリンダ室への油圧の配分
    を制御して変速比を連続的に可変としたVベルト式無段
    変速機を組合せた場合のVベルト式無段変速機の変速制
    御力法において、 中速か所定の2ニーニルカツト限界中速より小さくかつ
    エンジン負荷がアイドル状!d;のときにはエンジン回
    転速度がフューエルカット限界エンジン回転速度より小
    さくなるようにVベルト式無段変速機の変速比を制御し
    、車速かフューエルカット限界中、速量1−でありかつ
    エンジン負荷力アイトル状118のときにはエンジン回
    転速度かフューエルカット限界エンジン回転速度以トと
    なるようにVヘルド式無段変速機の変速比を制御するこ
    とを特徴とするフューエルカット機構伺エンジンと組合
    せたVベルト式無段変速機の変速制御弁7人 。 2.11速か2ニーニルカット限界車速以七でありかつ
    エンジン負荷がアイドル状態のときにエンジン回転速度
    をフューエルカット限界エンジン回転速度υ1−とする
    制御は、ブレーキを作動させた場1)にのみ実行される
    特許請求の範囲第1項記載のフューエルカット機構付エ
    ンジンと組合せた■ベルト式無段変速機の変速制御方法
    ・。 3、Vベルト式無段変速機は、エンジン出力軸からの入
    力部にロックアツプ機構付トルクコンへ−タ又はクラ・
    フチを有しており、フューエルカット限界重速より高い
    一定の車速よりも車速か小さくかつエンジン負荷がアイ
    ドル状F、の場合には、ロックアツプ機構又はクラッチ
    は締結を解除される特許請求の範囲第1又は2項記載の
    フユ一二ルカント機描伺エンジンと組合せたVヘルド式
    無段変速機の変速制御力1ノ、。
JP8002482A 1982-05-14 1982-05-14 フユ−エルカツト機構付エンジンと組合せたvベルト式無段変速機の変速制御方法 Granted JPS58200843A (ja)

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