JPS5822163A - ガスバリヤ−性積層物 - Google Patents

ガスバリヤ−性積層物

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JPS5822163A
JPS5822163A JP12129281A JP12129281A JPS5822163A JP S5822163 A JPS5822163 A JP S5822163A JP 12129281 A JP12129281 A JP 12129281A JP 12129281 A JP12129281 A JP 12129281A JP S5822163 A JPS5822163 A JP S5822163A
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JP
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polyurethane
ethylene
laminate
vinyl alcohol
gas barrier
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万喜雄 床尾
岡谷 卓司
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KOBUNSHI OYO GIJUTSU KENKYUSHO
KOUBUNSHI OUYOU GIJUTSU KENKIYUU KUMIAI
Original Assignee
KOBUNSHI OYO GIJUTSU KENKYUSHO
KOUBUNSHI OUYOU GIJUTSU KENKIYUU KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン・ビニルアルコール共重合体およびポ
リウレタンからなる積層物に関するもので、へIJウム
に対する著しいバリヤー性、高耐候性、高強力などの各
楠性質を兼備えた高性能な複合膜を作製する場合その1
都構成成分を提供することを目的とするものである。
最近、省資源、省エネルギーの見地から飛行船。
気球などの人型軽麓輸送機器の開発が検討されでいる。
しかして、高分子化学の進歩によ°す、それぞれのWn
た特性を有する素材を積層することにより、これらの分
野に使用する場合に要求される各種の性能を兼備えた積
層膜の開発が望まれでいる。尚か\る性能を有する複合
膜は上記目的の外、一般の省資源、省エネルギー機器の
構成部分としても有用であると考えられる。
上記諸性質の中、ガスバリヤ−性は特にM要な要件とな
る。従来主として酸素バリヤー性が優れた材質が各棚卸
らnており、ビニルアルコール系ポリマーが最も優nて
いるが、ガス透過係数の温度依存性が大きい点が一般に
該ポリマーの欠点である。しかし、エチレンと共重合せ
しめたエチレン・ビニルアルコール共重合体はM度依存
性か低く、且つバリヤー性も優れているためanな材質
と考えられる。
本発明者等はこれも含めた各棟プラスチック材料のヘリ
ウムガスバリヤー性を検討した結果、エチレンΦビニル
アルコール[1体フィルム(エチレン含有率36モル%
、ケン化299.5モル%)のへりつムガス透過m(単
位: cc/m、 24hr、atm/25℃・20μ
)は200であり、これに対し低密度ポリエチレンフィ
ルム59,500.ポリエチレンテレフタレートフィル
ム4000であり、該共重合体のバリヤー性は一すウム
についても著しく優れでいることか明らかとなった。
しかしながら、このように優れたガスバリヤ−性ヲ有す
るエチレン・ビニルアルコール共重合体は、一般に高耐
候性を有する材料との接着性は極めて不充分である。従
って両者、を直接積層することにより、ガスバリヤ−性
及び耐候性を兼備えた材料を得ることは困難であるので
、本発明者等はこれらの点を解決することを目的として
検討をしたところエチレン・ビニルアルコール共重合体
と特定のポリウレタンの積層物は各種の耐候性材料との
接着性に極めて擾口でいることを見出し、本発明に到達
した。尚従来エチレン・ビニルアルコール共重合体とポ
リウレタンとの積層物は試みられでいない。
すなわち本発明はエチレン・ビニルアルコール其!ハ合
体とソフトセグメントの含有率が50重磁%以上のポリ
ウレタンとを積層してなるガスバリヤ−性のWnだ積層
物である。
本発明で用いら口るポリウレタンは溶融可能ないしは溶
媒可溶のものである。このようなポリウレタンは通常ジ
イソシアネート、低分子ジオール(および/または低分
子ジアミン)およびポリマージオールの3成分からなり
、場合によっては前2者のみからなるものもある。本発
明が適用されるポリウレタンはこの5者より構成された
ものである。しかしてこの5者のうちポリマージオール
部分はポリウレタンに柔軟性を賦与しでいる部分であり
、ジインシアネートおよび低蕎子ジオール(および/ま
たは低分子ジアミン)はポリマーに比較的硬い性質を賦
与している。本発明においでソフトセグメントとはポリ
ウレタン分子中のポリマージオール部分をいい、八−ド
セグメントとはジイソシアネート、低分子ジオール(お
よび/または低分子ジアミン)よりなる部分をいう。ま
たソフトセグメントの含有率とは該ポリウレタン中のポ
リマージオールの重態%をいい、ジイソシアネート、低
分子ジオール等のMJm%をハードセグメントの含有率
という。従って、ソフトセグメント以りtc/)部分は
ハードセグメントとなる。ポリウレタン分子中のこnら
の構成成分の含有率は例えば核磁気共鳴スペクトル(N
MR)などの分析方法により定態することが可能であり
、従ってソフトセグメントの含有率も決定しつる。
ポリウレタンに含まれるソフト瘉グメント含有率が50
M11に%未満ではエチレン・ビニルアルコール共重合
体との接着性が不充分となる。またソフトセグメントの
含有率が高いポリウレタンは接着剤としての凝集力が不
足するのでノ\−ドセグメント含有率は15%以上が望
ましい。ソフトセグメントとなる成分の分子量は400
〜50口0が好ましく、特に600〜3000が好適で
ある。例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール。
ポリテトラメチレングリコールなどのポリエーテルジオ
ール類、ポリカプロラクトン、ポリエチレンプロピレン
アジペートなどのポリエステルジオール類、ポリヘキサ
メチレンカーボネートなどのポリカーボネートジオール
類等である。これらのうち、ポリエーテルジオール類、
ポリカーボネートジオール類はポリウレタンの耐加水分
解性、耐アルカリ分解性などの点で優れ、ポリエステl
レジオール類およびポリカーボネート類は耐候性および
接着力の点で優れており、何れも本発明の目的に通して
いる。
ハードセグメントは例えば、ジフェニルメタンジイソシ
アネート、トリレンジイソシアネート。
水添ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシア七−ト、インホロンジイソシアネート等がある
。特に水添ジフェニルメタンジイソシ7不一ト、キシリ
レンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートは
ポリウレタンの耐候性tiめ本発明の目的に適している
。またこれらのジイソシアネー)t−混合して便用′C
るごともできる。その他にエチレングリコール、ジヒド
ロキシエチルベンゼン、ブタンジオール、プロピレング
リコール、エチレンシア之ン、ジアミノジフエニ尚ジア
ミンを使用した場合はポリウレタン尿素となるが、本発
明ではこれらもポリウレタンに含めている。
本発明で用いられるポリウレタンは、溶液重合法、塊状
重合法などの従来公知の方法で製造することが出来る。
該ポリウレタンは溶液状で積層に供することも可能では
あるが、好ましくは熱成形し得る形態でエチレン・ビニ
ルアルコール共重合体との積層に供するのが良い。
本発明でエチレンのビニルアルコール共重合体とポリウ
レタンとを積層する方法はとくに制限されるものではな
く、共押出法、押出うiネート法。
コーティング法などが採用可能である。その中でも共押
出法がもつとも有利に使用出来る。
本発明に使用するエチレン・ビニルアルコール共重合体
は、エチレンと酢酸ビニルを共重合したポリマーをケン
化して得られたもので、エチレン含有率は5〜50モル
%の範囲が好ましく、また酢酸ビニル単位は10モル%
以下残存してもよい。
その他、エチレン及び酢酸ビニル以外の共重合成分が含
まれてもよい。
本発明の積層物の製造法はV押出性能公知の方法が使用
できる。またこれらの積層物は使用目的により種の厚さ
とすることができる。また積層物の構成はエチレン・ビ
ニルアルコール共重合体トポリウレタンとの2層のみな
らず、エチレン、ビニルアルコール共重合体を中間層と
し、表裏にポリウレタンを積層した3層フィルムまたは
シートとすることもできる。
本発明の積層物は極性を有する材質との接着性が良好で
、極性材料との接着物は多くの用途に使用し得る。特に
本発明の積層物を中間層とし、表面活性化されたボリフ
フ化ビニルフイルムヲ表面層とし、高強力材例えば、ポ
リアミド繊維織物あるいはポリエチレンテレフタレート
繊維織物を裏面層とする積層シートは高耐候性、高強力
、高ガスバリヤ−性且つ軽輩の複合材料として極めて有
用である。
以下実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これ
らの実施例は何ら本発明を限定するものではない。
実施例1 ポリ−ε−カプロラクトン56重量%、メチレンビスフ
ェニルジインシアネート28]il1%、ジヒドロキシ
エチルベンゼン16重量%をジメチルホルムアミドを溶
媒として共重合することによってポリウレタンを得た。
得られたポリウレタンは、ソフトセグメントの割合が5
6重量%であった。
ポリマー溶液をガラス板上にてキャスティングすること
によりポリウレタンシートを得た。
ついで、該ポリウレタンシートとエチレンビニルアルコ
ール共重合体(■クラレ製、エバールF)シートとを2
10℃のホットプレスで加工して積層物を得た。T型剥
離試験により積層物の剥離強電を測定した結果、5.5
 %715 mであった。
実施例2〜4.比較例1.2 ポリウレタンの共重合組成を変えた以外は実施例1と同
じ条件で得らnた積層物について剥離強度を測定した。
結果を表−1に示す。
表  −1 (圧)0内の数字は重量のを表わす PCルポリカーボネイト(住友バイエルン テイスモヘ
ン2020−E) PCL 、ポリεカプロラクトン(実施例3=大日本イ
ンキ ポリライト0D−X  2155実施例4.比較
例1.2二大日本イン キ  ボ リ ライ ト F ) MDIiメ”/−レンビスフェニルジインシアネート(
日本ポリウレタン;ミリオネート MT ) H,2MDI;水添MDI(住友バイエルン テスモジ
ュールW) [)HΣB; ジヒドロキシエチルベンゼン(イハラケ
ミカル イハラキュラミンH) EG、  エチレングリフール 実施例5〜10 エチレン・ビニルアルコール共重合体(■クラレ製、エ
バールF)シートを第一層、実施例1または2で得られ
たポリリレタンシートを第二層、ポリ7ノ化ビニルフイ
ルム(デュポン社製テトラ−100BG300T )、
ポリアラミド繊維織物(デュf ンJt %ケブラー2
9)またはポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイ
ヤホイル社製ダイヤホイル)を第三層とする積層物を2
20℃のホットプレスで作成し、その剥離強度を測定し
た。結果を表−2に示す。
表 −2 (注)(1);実施例1で得られたもの(2);   
  り    2          り比較例3〜5 エチレンビニルアルコール共重合体(■クラレ製、エバ
ールF)シートとポリフッ化ビニルフィルム(デュポン
社製、テトラ−100BG、500T)、ポリアラミド
繊維織物(デュポン社製、ケブラー29)またはポリエ
チレンテレフタレートフィルム(ダイヤホイル2社製、
ダイヤホイル)との積層物を220℃のホットプレスで
作成し、該積層物の剥離試験及びへりつムガス透過量の
測定を行なった。結果を表−3に示す。
表  −5 代理人弁理士本多 堅 292

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレン・ビニルアルコール共重合体とソフトセグメン
    トの含有率が50重麓%以上のポリウレタンとを積層し
    てなるガスバリヤ−性の優れた積層物、。
JP12129281A 1981-07-31 1981-07-31 ガスバリヤ−性積層物 Granted JPS5822163A (ja)

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