JPS5819288Y2 - ラジエ−タの支持構造 - Google Patents

ラジエ−タの支持構造

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Publication number
JPS5819288Y2
JPS5819288Y2 JP1977008828U JP882877U JPS5819288Y2 JP S5819288 Y2 JPS5819288 Y2 JP S5819288Y2 JP 1977008828 U JP1977008828 U JP 1977008828U JP 882877 U JP882877 U JP 882877U JP S5819288 Y2 JPS5819288 Y2 JP S5819288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
recess
tank
support structure
elastic body
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977008828U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53104835U (ja
Inventor
薫 五月女
邦彦 正木
正 石川
Original Assignee
トヨタ自動車株式会社
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS53104835U publication Critical patent/JPS53104835U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車輌用ラジェータを車体に支持する構造に関し
、特に、車輌用ラジェータを車体に弾性支持する構造に
関する。
従来、車輌用内燃機関における水冷式冷却装置のラジェ
ータは、そのコアの両側部に形成された一対のフランジ
部においてボルト・ナツト等の締結具を介し車体に剛性
的に固定されている。
しかし、前記したように、ラジェータをフレームに剛性
的に支持する従来の支持構造では、車輌の走行に伴なっ
て車体に発生する振動および捩り力が一対のフランジ部
を経て減衰されることなく直接ラジェータに伝えられる
このため、このラジェータには大きな応力が作用し、該
ラジェータの耐久性を損うという欠点があった。
特に、大型のラジェータでは、該ラジェータに作用する
このような応力は極めて大きい。
このため、ラジェータに作用する応力から該ラジェータ
を保護することを目的としてラジェータの底部に該底部
全域に渡ってブロック状の弾性部材を介在させることが
提案されている。
しかし、ブロック状の弾性部材を有する従来の弾性支持
構造によれば、ラジェータを好適に弾性支持するための
多量の弾性部材を必要とし、またその組み付は作業が複
雑化するという欠点があった。
従って、本考案は、ラジェータの耐久性を高めるべく比
較的少量の弾性部材でラジェータを効果的に車体に弾性
支持することを目的として、コアの上端および下端に配
置されたアッパタンクおよびコアタンクに一端開放の中
空部を規定する凹所を形成し、各凹所に、一端が当該凹
所の底面に当接しかつ他端が前記凹所より突出するブロ
ック状の弾性体を配置し、車体から各凹所に伸びる複数
のアーム部材により各弾性部材を介して前記ラジェータ
を弾性的に挟持したことを特徴とする。
本考案によれば、前記凹所に配置されたブロック状の前
記弾性部材がその剪断弾性変形により前記アームからの
外力を効果的に吸収することから、比較的組み付けが容
易でありかつ弾性支持効果に秀れたラジェータ支持構造
が提供される。
本考案が特徴とするところは、図示の実施例についての
以下の説明によりさらに明らかとなろつ。
本考案に係るラジェータ10は第1図に示されているよ
うに、コア12と、該コアの上端および下端に配置され
たアッパタンク14およびロアタンク16とを備える。
アッパタンク14にはその上方に開放する凹状成形部す
なわち一端開放の中空部を規定する凹所18が形成され
ており、またロアタンク16にはその下方に開放する前
記したと同様な凹所20が形成されている。
アッパタンク14およびロアタンク16の各凹所18お
よび20は互いに対向する位置すなわち同一垂直線上に
配置されており、各凹所18または20はそれぞれ各タ
ンク14.16の中央部に1つずつ形成することができ
るが、各タンク14.16の両端部近傍に間隔をおいて
2つずつ形成することが好ましい。
また、前記した凹所18,20を有する各タンク14.
16は金属板のプレス成形により得ることもできるが、
各タンク14.16を合成樹脂材から成形し、そのプラ
スチック成形時に各凹所18,20を成形することによ
り比較的容易がり低コストでもって前記した凹所を有す
るタンクを形成することができる。
車体のフレーム22.24には、ボルト・ナツトからな
る締結具26を介してそれぞれアーム部材28゜30の
一端が接続されている。
各アーム部材28 、30の他端はそれぞれ前記凹所1
8,20の開放面に伸びており、各アーム部材28.3
0の他端における各凹所18,20の開放面に対向する
側には各凹所18,20に受は入れられる弾性体32.
34が設けられている。
各弾性体32.34の一端は各凹所18,20の底面に
当接しかつその他端は凹所18,20より突出して配置
されており、この端出端部がそれぞれアーム部材28.
30の端部に形成された開口に嵌め込まれている。
従って、各アーム部材28.30は、互いに共働してそ
の他端に接続された弾性体32.34を介して前記ラジ
ェータ10を該ラジェータの上側および下側よりその凹
所18,20において弾性的に挟持する。
前記支持構造によれば、各弾性体32.34は、該弾性
体の軸線方向に作用する外力に対しては、前記凹所の底
面と、前記アーム部材の他端間で圧縮変形を受けるが、
前記軸線方向と直角な方向に沿ってラジェータに作用す
る外力、例えば第1図において左右方向に一致する前後
力あるいはアーム部材28.30を介してラジェータに
捩りを与える捩り力に対して剪断変形を受ける。
同一の弾性部材についての剪断弾性係数は、一般に、圧
縮弾性係数に比較して大きく、従って剪断力に対しては
同一値の圧縮力に対してよりも大きな弾性変形を示す。
従って、前記弾性体は、前記ラジェータに捩りを与える
べく前記アーム部材を介して作用する捩り力および前記
した前後力に対して比較的大きく変形して前記ラジェー
タに前記した大きな外力が作用することを効果的に防止
する。
前記した例では、アッパタンク14の上部およびロアタ
ンクの下部に凹所18,20を形成した例について説明
したが、これに代えて、アッパタンク14およびロアタ
ンク16の両側に前記したと同様の凹所を形成し、該凹
所に配置される前記したと同様な弾性体を介して車体側
がら伸長するアーム部材によりラジェータを弾性支持す
ることができる。
本考案によれば、前記したように、車体のフレームから
伸びる少くとも一対の前記アーム部材は、互いに共働し
てその他端に接続されたブロック状の弾性体を介して前
記ラジェータを弾性的に挾持する。
従って、前記フレームに伝えられかつ前記弾性体の軸線
方向と直角に作用する振動およびアーム部材を介してラ
ジェータに捩りを与えるべく作用する捩り力は、ブロッ
ク状の前記弾性体の剪断弾性変形として効果的に吸収さ
れることから、この外力が直接前記ラジェータに伝えら
れることなく、このラジェータに大きな応力が生じるこ
とはない。
従って、本考案によれば、前記ブロック状の弾性部材の
剪断弾性変形によりラジェータを車体に柔軟にかつ好適
に弾性支持することができ、またその組み付は作業の簡
素化を図ることができ、支持構造のコストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る支持構造により支承されたラジェ
ータを示す側面図である。 14ニアツバタンク、16:ロアタンク、18,20
:凹所、28,30 :アーム部材、32,34 :弾
性体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アッパタンクおよびロアタンクを備えるラジエーたを車
    体に弾性支持する構造であって、前記アッパタンクに設
    けられ、該タンクの上方または側方に一端が開放する中
    空部を規定する凹所と、前記ロアタンクに設けられ、該
    タンクの下方または側方に一端が開放する中空部を規定
    する凹所と、前記凹所のそれぞれに配置され、一端が対
    応する前記凹所の底面に当接しかつ他端が前記凹所より
    突出するブロック状の弾性体と、該弾性体を介して前記
    ラジェータを挾持すべく、一端が車体側に接続されまた
    他端が前記各弾性体の前記突出端に接続される複数のア
    ーム部材とを含む、ラジェータの支持構造。
JP1977008828U 1977-01-29 1977-01-29 ラジエ−タの支持構造 Expired JPS5819288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1977008828U JPS5819288Y2 (ja) 1977-01-29 1977-01-29 ラジエ−タの支持構造

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Publication Number Publication Date
JPS53104835U JPS53104835U (ja) 1978-08-23
JPS5819288Y2 true JPS5819288Y2 (ja) 1983-04-20

Family

ID=28818500

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JP1977008828U Expired JPS5819288Y2 (ja) 1977-01-29 1977-01-29 ラジエ−タの支持構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5836722A (ja) * 1981-08-26 1983-03-03 Mazda Motor Corp 自動車のラジエ−タ支持構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS445047Y1 (ja) * 1964-09-07 1969-02-24

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JPS524669Y2 (ja) * 1972-10-20 1977-01-31

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JPS445047Y1 (ja) * 1964-09-07 1969-02-24

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JPS53104835U (ja) 1978-08-23

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