JPH0239850Y2 - - Google Patents

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JPH0239850Y2
JPH0239850Y2 JP6692584U JP6692584U JPH0239850Y2 JP H0239850 Y2 JPH0239850 Y2 JP H0239850Y2 JP 6692584 U JP6692584 U JP 6692584U JP 6692584 U JP6692584 U JP 6692584U JP H0239850 Y2 JPH0239850 Y2 JP H0239850Y2
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radiator
flange
shaped
ring
engagement
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JP6692584U
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JPS60178228U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のボデイ(車体)にラジエータ
を固定するためのラジエータサポートに関するも
のである。
〔従来技術〕
一般に、自動車や産業車両に用いられているラ
ジエータを車体に取付ける場合、ラジエータサポ
ートを介して弾性的に取付けられているのが通例
である。このようなラジエータサポートの従来の
ものは第2図の如き構成となつている。
すなわち、従来のラジエータサポートA′は、
フランジ状係合部11、筒状係合部12、リング
状弾性部13とから成つており、これらのうち、
フランジ状係合部11は、車体100と係合する
部分の内部に金属製の補強材4が内装されてい
る。筒状係合部12には、外方に突設された鍔部
121が形成され、ラジエータ200の外面に固
定された樹脂製ブラケツト210Aと係合する内
周係合面122に近接する部分の内部に金属製の
補強材50が内装され、この補強材50は前記鍔
部121に延在内装されている。
前記鍔部121とフランジ状係合部11との間
には、自由状態でクリアランスbであるような環
状空間Bが形成されている。そして当該ラジエー
タサポートA′がラジエータ200と車体100
との間に装着され、車両走行時の如き、ラジエー
タ200と車体100との間に相対移動が生じた
ときは弾性部13が弾性変形して振動吸収する、
一方前記相対移動が許容量以上とならないようク
リアランスbが設定されている。
このような従来のラジエータサポートA′は環
状空間Bを有する構成であるため、この環状空間
Bの間隙を変更しようとするとフランジ状係合部
11と筒状係合部12との相対位置を変更しなけ
ればならず、設計変更が難しい。しかも前記環状
空間Bがあるために該サポートA′を製作する場
合に金型をスライド方式(4分割式)にしなけれ
ばならず、製作が面倒で、コストアツプの原因と
なつていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点を解消せんとするも
ので、ラジエータを弾性支持する場合の弾性力の
設計変更が容易に行なえ、製作も容易であるラジ
エータサポートを提供せんとするものである。
〔考案の構成〕
本考案に係わるラジエータサポートは、車両の
ボデイの係合穴に係合するフランジ状係合部と、
該車両に取り付けられるラジエータのガイドピン
と係合する筒状係合部と、該フランジ状係合部お
よび筒状係合部を同芯軸的に連結するリング状弾
性部とで構成され、該フランジ状係合部は、その
係合面と反対側の外周部に形成されたリング状ス
トツパを具備し、 該ボデイと該ラジエータとの間で強圧され、該
リング状弾性部が所定量変形されたとき、該リン
グ状ストツパの端面とラジエータの端面とが当接
し、該ボデイと該ラジエータとの間の圧縮力を該
ストツパを介して該フランジ状係合部で受ける構
成としたことを特徴とするものである。
ここにおいて当該ラジエータサポートはゴム製
であつて、該サポートを構成する構成部分の1つ
であるフランジ状係合部は、車体(ボデイ)に係
合する部分とリング状ストツパとから成り、車体
に係合する部分の該係合面は金属製の車体に当接
することから剛性の高いことが望ましく、これゆ
えに内部に金属製の補強具などを内装するのが好
ましい。また前記リング状ストツパは該フランジ
状係合部のうちのラジエータに近い側に設けられ
ている。
筒状係合部は、ラジエータに固着される樹脂製
ブラケツトの係合面と係合する部分であり、前記
フランジ状係合部と同様にある程度剛性の高いこ
とが望ましいので内部に金属製の補強具などを入
れて補強するのが好ましい。
リング状弾性部は、前記フランジ状係合部と筒
状係合部とを連結する部分であつて、両係合部と
同芯的に形成されており、それ自体で弾性を有し
ている。
当該ラジエータサポートは車体とラジエータと
の間に介装されて該ラジエータと車体との間に生
じる相対変位を吸収する。すなわち、車両の走行
中に生じる、ラジエータ、車体間の相対変位は前
記リング状弾性部が弾性変形することによつて吸
収する。これゆえ、弾性変形前の状態において
は、前記樹脂製ブラケツトとリング状ストツパと
の間に一定のクリアランスが生じている。このク
リアランスは、ラジエータと車体との間に異常に
大きな力が作用して該ラジエータが車体方向に強
圧されたとき零となり、ラジエータはリング状ス
トツパを介して直接車体に支持される。しかし通
常の走行状態においては、リング状弾性部が弾性
変形するのみで、前記クリアランスが零となるこ
とはない。このうな作用により、ラジエータが車
体に対して弾性的に保持される。
〔考案の効果〕
このように本考案は、従来のラジエータサポー
トの筒状係合部に形成されていた鍔部を削除し、
フランジ状係合部にリング状ストツパを形成する
構成としたため、該リング状ストツパの高さを設
計変更するのみでリング状弾性部の弾性変形量を
自在に調節することができる。このような弾性変
形量の調節により、車体に対するラジエータの保
持状況(弾性保持の弾性度)を自在に調節するこ
とができる。
また従来の如き環状空間を有しない構成である
ため、当該ラジエータサポートを製作する場合、
上型と下型による単純な金型によつて製作するこ
とができ、これゆえに安価に製作することができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例であるラジエータサ
ポートAが車両のボデイ100とラジエータ20
0との間に介装された状態を示す縦断面図であ
る。ラジエータサポートAはゴム製であつて、車
体(ボデイ)100の係合穴101に係合するフ
ランジ状の係合部1と、ラジエータ200に固着
されガイドピン201が突設された樹脂製ブラケ
ツト210の外周係合面210aと係合する筒状
係合部2と、前記フランジ状係合部1および筒状
係合部2を同芯軸的に連結するリング状の弾性部
3とで構成されている。
前記フランジ状係合部1の内部であつて前記車
体100に近接した部分には金属製の補強材4が
内装され、また車体100の係合穴101と係合
する係合面1aの反対側(図示上方)の外周部に
は高さhのリング状ストツパ1bが形成されてい
る。
前記筒状係合部2は前記フランジ状係合部1と
同芯的に形成され、該筒状係合部2の内部であつ
て前記ブラケツト210の係合面210aと係合
する面2aに近接した部分には金属製の補強材5
が内装されている。
フランジ状係合部1と筒状係合部2との連結部
にはリング状弾性部3が形成されている。この弾
性部3は第1図の如き組付け状態において、車体
100とラジエータ200との間で圧縮力が生じ
た(車両の振動などにより)ときに弾性変形する
ものであつて、内部には補強材は装着されていな
い。
ラジエータ200の下面には、前記の如き樹脂
製のブラケツト210の上端面が溶着固定されて
いる。このブラケツト210は車体100とラジ
エータ200とを連結し易いようにするためのも
のである。
このような構成において、当該ラジエータサポ
ートAが車体100とラジエータ200との間に
介装されたのちにおいては、その取付時にクリア
ランスaが、ブラケツト210とリング状ストツ
パ1bとの間に生じ、車両の走行時の如くラジエ
ータ200と車体100との間に相対移動が生じ
るとリング状弾性部3が弾性変形していわゆるク
ツシヨンの役目をする。前記相対移動が異常に大
きくならないようブラケツト210のフランジ部
210bの下面210cとリング状ストツパ1b
との間には所定量のクリアランスaが設けてある
ので、相対移動量はこれにより規制される。
〔変形例〕
第3図のラジエータサポートA1の如く、第1
図のリング状ストツパ1bの代りに複数個の同じ
高さhの突起10bを突設することとして材料の
節約を図る構成としてもよい。
また、第1図の樹脂製ブラケツト210のフラ
ンジ部210bの下面210cの外周部に二点鎖
線示の如きリング状突起を設けてもよい。この場
合、該突起の高さ分だけ、リング状ストツパ1b
の高さhを小さくしてもよく、所望のクリアラン
スaに応じて臨機応変に設計することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例をであるラジエータ
サポートAが装着された状態を示す縦断面図、第
2図は従来のラジエータサポートA′を示す縦断
面図、第3図は本考案の変形例を示す正面図であ
る。 100……車体、200……ラジエータ、1,
11……フランジ状係合部、2,12……筒状係
合部、3,13……リング状弾性部、1b……リ
ング状ストツパ、4,5,50……金属製補強
材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両のボデイの係合穴に係合するフランジ状
    係合部と、該車両に取り付けられるラジエータ
    のガイドピンと係合する筒状係合部と、該フラ
    ンジ状係合部および筒状係合部を同芯軸的に連
    結するリング状弾性部とで構成され、該フラン
    ジ状係合部は、その係合面と反対側の外周部に
    形成されたリング状ストツパを具備し、 該ボデイと該ラジエータとの間で強圧され、
    該リング状弾性部が所定量変形されたとき、該
    リング状ストツパの端面とラジエータの端面と
    が当接し、該ボデイと該ラジエータとの間の圧
    縮力を該ストツパを介して該フランジ状係合部
    で受ける構成としたことを特徴とするラジエー
    タサポート。 (2) フランジ状係合部および筒状係合部は各々金
    属製の補強具をもつ実用新案登録請求の範囲第
    1項記載のラジエータサポート。
JP6692584U 1984-05-07 1984-05-07 ラジエ−タサポ−ト Granted JPS60178228U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6692584U JPS60178228U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ラジエ−タサポ−ト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6692584U JPS60178228U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ラジエ−タサポ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60178228U JPS60178228U (ja) 1985-11-27
JPH0239850Y2 true JPH0239850Y2 (ja) 1990-10-25

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ID=30600270

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6692584U Granted JPS60178228U (ja) 1984-05-07 1984-05-07 ラジエ−タサポ−ト

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JPS60178228U (ja) 1985-11-27

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