JPH0624222A - バンプストッパ−組立構造 - Google Patents

バンプストッパ−組立構造

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Publication number
JPH0624222A
JPH0624222A JP20318992A JP20318992A JPH0624222A JP H0624222 A JPH0624222 A JP H0624222A JP 20318992 A JP20318992 A JP 20318992A JP 20318992 A JP20318992 A JP 20318992A JP H0624222 A JPH0624222 A JP H0624222A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dust cover
bump stopper
stopper
rod
assembling
Prior art date
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Pending
Application number
JP20318992A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruto Sasaki
治人 佐々木
Kazuhiko Fujimoto
和彦 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Mektron KK
Original Assignee
Nippon Mektron KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Mektron KK filed Critical Nippon Mektron KK
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Publication of JPH0624222A publication Critical patent/JPH0624222A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンプストッパーに予めダストカバーを取り
付けておくことで組立工程の削減を図り、同時にダスト
カバーを形状的に改良して組立後の不都合を解消できる
と共に、安価でかつ組立性を向上できるバンプストッパ
ー組立構造を提供する。 【構成】 筒状に成形されたダストカバー20の上端フ
ランジ23をバンプストッパー10の上端面12に接触
させて覆い、ダストカバー20の本体21に内方に突出
した環状凹部24を設け、この環状凹部24を部分的に
バンプストッパー10側の伸縮部の外径溝14に嵌合さ
せて、バンプストッパーにダストカバーを一体的に接合
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両用サスペン
ション機構のストラッドロッドに装着され、路面の凹凸
で上下動するダンパーを緩衝するバンプストッパーの組
立構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、この種のバンプストッパーの一
例であり、ゴム等の弾性材料によって成形されたバンプ
ストッパー1にストラッドロッド等のロッド5が挿通し
ている。ロッド5の軸周りにはダンパー6が装着してあ
って、車両走行中に路面の凹凸によって上下動するダン
パー6の移動をバンプストッパー1で規制しかつ緩衝す
る。バンプストッパー1は、図でいう上側の一方端部が
ロッド嵌合部2として成形され、このロッド嵌合部2に
設けた嵌合孔3をロッド5の外周に締め代で嵌合させて
装着される。また、ロッド嵌合部2に続いて弾性伸縮可
能な蛇腹状の伸縮部4を有し、この伸縮部4の先端はロ
ッド5に干渉しない自由端になっている。ロッド嵌合部
2の上端にはアッパーサポート7等のカバー部材が取り
付けられる。ロッド嵌合部2の上端面とアッパーサポー
ト7との間には筒状のダストカバー8が設けてあって、
このダストカバー8でバンプストッパー1全体及びダン
パー6を覆って泥砂や塵埃から保護する。これら各部材
を介してバンプストッパー1が車体9に固定される構造
となっている。
【0003】ところで、ダストカバー8はバンプストッ
パー1の上端面側から覆うようにして組み立てられる
が、こうした別々の組み立ての工程を省くために、バン
プストッパー1の上端面にダストカバー8を接着剤で一
体に接合してから組み込むことも考えられる。しかし、
この組立方法では組立コストが高騰するという問題があ
る。また、同じく組立工程の削減といった面で、バンプ
ストッパー1のロッド嵌合部2の外周面にダストカバー
8を互いに締め代寸法で嵌合させて一体化させる方法も
ある。しかし、この場合には、運転時の衝撃が加わるこ
とによる弾性変形量の差があることから、両部材の間で
一定の締め代による嵌合関係を維持させるような成形は
実際には非常に困難であるといえる。
【0004】また、図2のように、ロッド5に嵌合する
アッパーサポート7の内周側に、環状段部7aが設けら
れている場合、ダストカバー8の上端フランジ8aとし
てはアッパーサポート7側の環状段部7aとの干渉を避
けるために、ロッド5の外周に接触しないような内径設
定が必要である。即ち、上端フランジ8aの内径dをロ
ッド5の外径寸法Dよりも大きく、かつ環状段部7aの
外径よりも大きく設定する必要がある。こうした場合、
バンプストッパー1のロッド嵌合部2とダストカバー8
の上端フランジ8aとの間に生じた径寸法差Cによるガ
タつきのために、ダストカバー8に偏心が生じ易く、こ
れによって発生する不都合を事前に回避するために、組
み立てに十分な注意を払う必要があって厄介である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バン
プストッパーに予めダストカバーを取り付けておくこと
で組立工程の削減を図り、同時にダストカバーを形状的
に改良して組立後の不都合が解消できると共に、安価で
かつ組立性を向上できるバンプストッパー組立構造を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバンプスト
ッパー組立構造は、筒状に成形されたダストカバーの上
端フランジをバンプストッパーの上端面に接触させて覆
い、ダストカバーの本体に内方に突出した環状凹部を設
け、この環状凹部を部分的にバンプストッパー側の伸縮
部の外径溝に嵌合させて、バンプストッパーにダストカ
バーを一体的に接合している。
【0007】
【作用】サスペンション組立工程において、予めバンプ
ストッパーにダストカバーを所要の嵌合力で組み立てて
パーツ化しておくことで、組立工程を削減できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明よるバンプストッパー組立構造
の実施例を図面に基づいて説明する。図1に示すよう
に、ゴム等の弾性材料によって成形された実施例のバン
プストッパー10は、上側の一方端部がロッド5の外周
に嵌合して装着されるロッド嵌合部11として成形され
ている。ロッド嵌合部11にはロッド5が所定の締め代
寸法で嵌合する嵌合孔13が設けられている。
【0009】また、ロッド嵌合部11に続いて蛇腹筒状
の伸縮部16が下方に延びて設けられてその先端面17
を自由端としている。伸縮部16は軸線C−C方向に作
用する荷重によって弾性伸縮が可能である。ロッド嵌合
部11の固定端側である上端面12はアッパーサポート
7に接合され、バンプストッパー10全体がアッパーサ
ポート7を介してロッド5の軸周りに固定される。この
構造により、車両走行中に上下動するダンパー6がバン
プストッパー10に下方から当接し、伸縮部16が軸線
方向へ弾性変形することでダンパー6の移動を規制する
と共に衝撃を緩衝するようになっている。
【0010】一方、ロッド嵌合部11の上端面12とア
ッパーサポート7との間には筒状のダストカバー20が
設けられ、このダストカバー20でバンプストッパー1
0全体及びダンパー6を覆って泥砂や塵埃から保護す
る。ダストカバー20は筒状に成形された本体21の下
方端は開口端22としてダンパー6に嵌合させ、上方端
にはフランジ23が設けられ、このフランジ23をロッ
ド嵌合部11の上端面12とアッパーサポート7との間
に介装させて、バンプストッパー10全体及びダンパー
6を覆う形状に形成されたものである。ダストカバー2
0の材質としては、実施例では比較的に軟質(JIS−
A 硬さ90前後)の熱可塑性樹脂、例えばポリオレフ
ィン系熱可塑性エラストマー(三菱モンサント製品サン
トプレーン)などが用いられている。
【0011】また、ダストカバー20の本体21には、
バンプストッパー10のロッド嵌合部11と伸縮部16
との境界の外径溝14に部分的に接触する環状凹部24
が設けられている。この環状凹部24は本体21の内側
に向かって山型形状に突出して成形され、一方側の傾斜
片24aが図示のように部分的にバンプストッパー10
側の外径溝14に所要の嵌合力でもって接触できるよう
になっている。
【0012】ここでいう所要の嵌合力とは、サスペンシ
ョン組立工程において、バンプストッパー10とダスト
カバー20とを予め組み立てて単一部品としてパーツ化
しておくことを意味している。即ち、両部材の組み立て
においては、バンプストッパー10の上端面12側から
ダストカバー20を被せるようにして互いの軸心を合わ
せ、ダストカバー20のフランジ23をバンプストッパ
ー10の上端面12に密着させる。この時、ダストカバ
ー20の本体21に設けられた環状凸部24をバンプス
トッパー10側の外径溝14に互いの一部を接触させる
ように、つまり環状凸部24の傾斜片24aを外径溝1
4に部分的に接触させ、しかも所要の接触強度でもって
嵌合させる。これによって、バンプストッパー10とダ
ストカバー20とを所要の組付強度で一体化し、次の組
立工程に備える。
【0013】なお、ダストカバー20の材質には前述の
ように、軟質の熱可塑性樹脂が用いられるため、バンプ
ストッパー10への組み込みはさほど困難ではない。し
かし、組み込み後は両部材の材質的及び表面あらさの関
係で接触面同士に馴染みがあり、密着して互いに離脱す
るようなことはない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるバン
プストッパー組立構造は、ダストカバーの形状に改良を
加えることにより、バンプストッパーに予めダストカバ
ーを取り付けてパーツ化が可能になり、次工程に備えて
組立工程を削減でき、安価でかつサスペンション組立性
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例のバンプストッパーとダス
トカバーとの組立断面図である。
【図2】従来例のバンプストッパーとダストカバーとの
組立断面図である。
【符号の説明】
10 バンプストッパー 11 ロッド嵌合部 12 上端面 13 嵌合孔 14 外径溝 20 ダストカバー 23 上端フランジ 24 ダストカバーの環状凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に成形されたダストカバーの上端フ
    ランジをバンプストッパーの上端面に接触させて覆い、
    ダストカバーの本体に内方に突出した環状凹部を設け、
    この環状凹部を部分的にバンプストッパー側の伸縮部の
    外径溝に嵌合させて、バンプストッパーにダストカバー
    を一体的に接合したことを特徴とするバンプストッパー
    組立構造。
JP20318992A 1992-07-08 1992-07-08 バンプストッパ−組立構造 Pending JPH0624222A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20318992A JPH0624222A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 バンプストッパ−組立構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20318992A JPH0624222A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 バンプストッパ−組立構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0624222A true JPH0624222A (ja) 1994-02-01

Family

ID=16469942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20318992A Pending JPH0624222A (ja) 1992-07-08 1992-07-08 バンプストッパ−組立構造

Country Status (1)

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JP (1) JPH0624222A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014189272A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Basf Inoacポリウレタン株式会社 車両用バウンドストッパ
JP2020173007A (ja) * 2019-04-12 2020-10-22 Toyo Tire株式会社 緩衝装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014189272A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Basf Inoacポリウレタン株式会社 車両用バウンドストッパ
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