JPH118597A - Tdma音声情報読出装置 - Google Patents

Tdma音声情報読出装置

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JPH118597A
JPH118597A JP9158171A JP15817197A JPH118597A JP H118597 A JPH118597 A JP H118597A JP 9158171 A JP9158171 A JP 9158171A JP 15817197 A JP15817197 A JP 15817197A JP H118597 A JPH118597 A JP H118597A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • H04J3/0608Detectors therefor, e.g. correlators, state machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時分割多重方式による受信データの同期が回
線品質の劣化で外れた際に、現在のスロットから正常に
音声データを出力し、その伝送効率及び伝送の信頼性の
向上を図る。 【解決手段】 シフトレジスタ3,4、同期検出回路
5、セレクタ9,ANDゲート12、THCデータ読出
ウインドウ発生回路13及びクロック信号生成回路14
とを有し、時分割多重方式による受信データの同期が外
れて受信された際に、同期が外れた受信データの読み出
し前に遅延して、同期検出を行った後に、正常に音声デ
ータを読み出して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時分割多重方式(T
DMA)による受信データにおける音声データを読み出
すためのTDMA音声情報読出装置に関し、特に、無線
回線などの伝送路によって受信データの同期が外れた際
にも、同期検出まで音声データを遅延することによって
正常に音声データを読み出して出力するTDMA音声情
報読出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のTDMA音声情報読出装
置は、例えば、携帯電話機に適用されている。この場
合、無線回線で接続されるセル基地局との間の距離や移
動位置での障害物での多重電波伝播(マルチパス)によ
って受信データが本来の受信データと、そのタイミング
がずれることがある。すなわち、位相が外れた音声デー
タを受信することがある。
【0003】このような位相が外れた受信データに対処
する例として特開平4ー10725号「ビット同期回
路」公報が知られている。この公報例では同期は外れが
発生した場合、FIFOメモリから誤ったデータを読み
出さないようにしている。すなわち、同期はずれのデー
タを破棄している。
【0004】図4は従来のTDMA音声情報読出装置の
要部構成を示すブロック図である。図4において、この
THC読出回路は、自走タイミングでハイレベルのTH
Cデータ読出ウインドウデータS1を発生するTHCデ
ータ読出ウインドウ発生回路13とを有し、更に、TH
Cデータ読出ウインドウデータS1及び受信データS2
が入力されて、通話音声データの処理を行うデジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)へ音声出力データS14を
出力するANDゲート12と、受信データS2から同期
検出を行い、その規定タイミングに対する受信データS
2のビットずれデータS8をTHCデータ読出ウインド
ウ発生回路13に送出する同期検出回路5とを有してい
る。
【0005】図5は従来のTDMA音声情報読出装置の
動作における処理タイミング図である。図4及び図5に
おいて、TDMA音声情報読出装置におけるTHC読出
回路が適用されるデジタル移動電話システムでは、その
標準規格が「RCRー27D」で規定され、図5(a)
に示すように同期検出用の同期ワードが受信スロットの
中間に配置されている。
【0006】THCデータ読出ウインドウ発生回路13
からの図5(b)に示す自走タイミングかつハイレベル
のTHCデータ読出ウインドウデータS1がANDゲー
ト12の一方の入力端子に入力される。また、受信デー
タS2がANDゲート12の他方の入力端子及び同期検
出回路5に入力される。同期検出回路5は規定タイミン
グに対する受信データS2のビットずれデータS8を検
出してTHCデータ読出ウインドウ発生回路13へ出力
する。
【0007】同期検出回路5がビットずれを検出したと
きには、すでに受信データ中の誤ったデータ部分がTC
Hデータとして、ANDゲート12からDSPへ音声出
力データS14として出力された後であり、この場合、
DSPによって正常な音声データの処理が出来ない。こ
の結果、現在のスロットで得られたビットずれデータか
ら次のスロットの同期タイミングの算出が可能なもの
の、現在のスロットのTHCデータを正常な音声データ
として、その処理が出来ない。したがって、回線品質の
劣化が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来例
のTDMA音声情報読出装置は、現在のスロットで得ら
れたビットずれデータから次のスロットの同期タイミン
グの算出が可能なものの、現在のスロットのTHCデー
タを正常な音声データとして処理できず、その回線品質
が劣化して、伝送効率が悪く、かつ、データ伝送の信頼
性が悪いという欠点がある。
【0009】本発明は上記の点にかんがみてなされたも
ので、時分割多重方式による受信データの同期が、回線
品質の劣化で外れて受信された際にも、現在のスロット
から正常に音声データとして出力できるようになり、そ
の伝送効率及び伝送の信頼性が向上するTDMA音声情
報読出装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、時分割多重方式による受信データの同期
が外れている際の音声データを正常に読み出して出力す
るTDMA音声情報読出装置であり、同期が外れた受信
データの読み出し前に、この受信データを遅延して、同
期検出を行った後に、音声データを読み出して出力する
処理手段を備えることを特徴としている。
【0011】更に、本発明は前記受信データを読み出す
までの遅延時間を同期検出を行う最小時間で行うことを
特徴としている。
【0012】また、本発明は前記受信データ中の音声デ
ータを読み出すタイミングの読出用信号の位相の整合
を、この読出用信号をビット遅延して調整することを特
徴としている。
【0013】更に、本発明は前記受信データ中の音声デ
ータを読み出すタイミングの読出用信号の位相の整合
を、受信データをビット遅延して調整することを特徴と
している。
【0014】また、本発明は前記処理手段として、受信
データ中の音声データを読み出すためのウインドウデー
タを1ビットずつ格納し、かつ、読み出して出力する第
1のシフトレジスタと、スロットごとの受信データを1
ビットずつ格納し、受信データが規定タイミングで受信
できた場合を基準とした受信スロットの中間に格納して
いる同期ワードの前後で数ビットのタイミングをずらし
て出力する第2のシフトレジスタと、受信データ中の同
期ワードの受信タイミングと内部で生成する規定タイミ
ングの自走パルスとをスロットごとに比較し、このタイ
ミングの位相のずれを示すビットずれデータを出力する
同期検出回路と、受信データ中の音声データと位相が整
合する読出ウインドウデータと、同期が確立するまで遅
延した第2のシフトレジスタからの受信データとをAN
D処理した音声出力データを送出するANDゲートと、
読出ウインドウデータを選択し、スロットの同期ワード
の受信後に同期検波回路が出力する規定タイミングから
前後のいずれに何ビットがずれているかを示すビットず
れデータに基づいて、受信データ中の音声データと位相
が整合する読出ウインドウデータを出力するセレクタ
と、前回のスロットにおける同期ワードの受信後に、次
回のスロットの同期ワードが受信できるようにな自走タ
イミングで読出ウインドウデータを発生する音声データ
読出ウインドウ発生回路とを備えることを特徴としてい
る。
【0015】更に、本発明は前記処理手段として、前回
のスロットにおける同期ワードの受信後に次回のスロッ
トの同期ワードを受信する自走タイミングの読出ウイン
ドウデータを発生する読出ウインドウ発生回路と、読出
ウインドウ発生回路からの読出ウインドウデータを1ビ
ットずつ遅延して出力する第1のシフトレジスタと、受
信データを1ビット単位で格納し、遅延した受信データ
を出力する第2のシフトレジスタと、受信データ中の同
期ワードの受信タイミングと内部で生成する規定タイミ
ングの自走パルスとをスロットごとに比較し、このタイ
ミングの位相のずれを示すビットずれデータを出力する
同期検出回路と、第2のシフトレジスタからの受信デー
タを、スロットの同期ワードの受信後に同期検波回路が
出力する規定タイミングから前後のいずれに何ビットが
ずれているかを示すビットずれデータに基づいて、第2
のシフトレジスタで遅延した受信データを選択した受信
データを出力するセレクタと、受信データ中の音声デー
タと位相が整合する読出ウインドウデータと同期が確立
するまで遅延した第1のシフトレジスタからの受信デー
タとをAND処理した音声出力データを送出するAND
ゲートとを備える。また、本発明は無線回線の伝送路の
電波伝播で発生する時分割多重方式による同期が外れた
受信データが、処理手段に入力されることを特徴として
いる。
【0016】更に、本発明は前記装置がデジタル移動電
話システムにおける移動電話機に適用されることを特徴
としている。
【0017】この発明の構成では、時分割多重方式によ
る受信データの同期が外れて受信された場合に、同期が
外れた受信データの読み出し前に、この受信データを遅
延して同期検出を行い、この後に正常に音声データを読
み出して出力している。この受信データを読み出すまで
の遅延時間を同期検出を行う最小時間で行うとともに、
受信データ中の音声データを読み出すタイミングの読出
用信号の位相の整合を、この読出用信号にビット遅延し
て調整し、又は、受信データをビット遅延して調整して
いる。
【0018】この結果、時分割多重方式による受信デー
タの同期が回線品質の劣化で外れた際にも、現在のスロ
ットから正常に音声データとして出力できるようにな
り、その伝送効率及び伝送の信頼性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。
【0020】図1は本発明のTDMA音声情報読出装置
の実施形態における構成を示すブロック図である。図1
において、このTDMA音声情報読出装置は、受信クロ
ック信号CLKで動作するFIFOバッファとして動作
し、受信データS2中の音声データ部分であるTHCデ
ータのタイミングのみをハイレベルとするTHCデータ
読出ウインドウデータS1を1ビットずつ格納し、か
つ、読み出したTHCデータ読出ウインドウデータS6
を出力するシフトレジスタ3を有している。
【0021】更に、このTDMA音声情報読出装置は受
信データS2から生成した受信クロック信号CLKで動
作するFIFOバッファとして動作し、スロットごとの
受信データS2を随時1ビットずつ格納し、受信データ
S2が規定のタイミング(RCRー27Dでは20m
S)で受信された場合を基準とした受信スロットの中間
に格納している同期ワードの前後で数ビットのタイミン
グをずらした受信データS7を出力するシフトレジスタ
4を有している。
【0022】また、このTDMA音声情報読出装置は、
受信データS2中の同期ワードの受信タイミングと内部
で生成する規定タイミングの自走パルスとをスロットご
とに比較し、受信データS2がビット単位でずれたこと
を示すビットずれデータS8を出力する同期検出回路5
と、受信データS2中のTHCデータと位相が整合する
THCデータ読出ウインドウデータS10、及び、同期
が確立するまで遅延したシフトレジスタ4からの受信デ
ータS7をAND処理して正常なTHCデータ部分のみ
を抽出した音声出力データS11を通話音声データの処
理を行うデジタルシグナルプロセッサ(DSP)へ送出
するANDゲート12とを有している。更に、このTD
MA音声情報読出装置は、スロットの同期ワードの受信
後に同期検波回路5が出力する規定タイミングから前後
のいずれに何ビットがずれているかを示すビットずれデ
ータS8に基づいて、セレクタ9がシフトレジスタ3か
らのTHCデータ読出ウインドウデータS6を選択し、
その受信データS2中のTHCデータと位相が整合する
THCデータ読出ウインドウデータS10を出力するセ
レクタ9を有している。
【0023】また、このTDMA音声情報読出装置は、
前回のスロットにおける同期ワードの受信後の20ms
の後に、次回のスロットの同期ワードを受信できるよう
な自走タイミングでTHCデータ読出ウインドウデータ
S1を発生するTHCデータ読出ウインドウ発生回路1
3と、受信データS2から生成した受信クロック信号C
LKを各部に送出するクロック信号生成回路14とを有
している。
【0024】次に、この実施形態の動作について説明す
る。
【0025】図2は、この実施形態の動作におけるデー
タ処理のタイミング図である。図1及び図2において、
受信データS2がシフトレジスタ4に入力される。シフ
トレジスタ4は受信データS2から生成した受信クロッ
ク信号CLKで動作するFIFOバッファであり、スロ
ットごとの受信データS2を随時1ビットずつ格納す
る。そして、シフトレジスタ4は受信データS2が規定
のタイミング(RCRー27Dでは20mS)で受信で
きた場合を基準として前後に数ビットのタイミングでず
らして出力する。この出力は受信スロットの中間に格納
している同期ワードの受信後で行われる。
【0026】シフトレジスタ3は受信クロック信号CL
Kで動作するFIFOバッファであり、THCデータ読
出ウインドウ発生回路13からの図2(b)に示すTH
Cデータ読出ウインドウデータS1を1ビットずつ格納
する。このTHCデータ読出ウインドウデータS1は自
走タイミングで内部生成されるハイレベルデータであ
り、受信データS2中の音声データ部分であるTHCデ
ータのタイミングのみをハイレベルとして、シフトレジ
スタ4を通じた受信データS2とともにANDゲート1
2に出力される。
【0027】更に、図2(f)に示すANDゲート12
から音声出力データS11が、図示しない通話音声デー
タの処理を行うDSPへシリアルデータとして送出され
る。THCデータ読出ウインドウ発生回路13からのT
HCデータ読出ウインドウデータS1がTHCデータを
ハイレベルとして出力するタイミングは、図2(c)に
示す同期検出回路5の前回の出力の規定タイミングとの
ずれを示すビットずれデータS8に基づいて算出され
る。
【0028】また、シフトレジスタ3は、発生したビッ
トずれに対応するために、規定タイミングで受信した場
合を基準にして、図2(e)に示す1ビット単位で数ビ
ット前後に位相をずらしたTHCデータ読出ウインドウ
データS6をセレクタ9に送出し、かつ、同期検波回路
5は、図2(a)に示すように入力される受信データS
2中の同期ワードの受信タイミングと、前記のRCRー
27Dで規定されているように前回の受信データS2中
の同期ワードの受信タイミングから20ms後に、次の
スロットの同期ワードが受信されるため、内部で生成す
る規定タイミングの自走パルスとをスロットごとに比較
し、このタイミングの位相のずれを示すビットずれデー
タS8を出力する。すなわち、タイミングの位相のずれ
は、受信データS2が受信クロックに同期しているた
め、受信データS2のビット単位でずれることになる。
更に、THCデータ読出ウインドウ発生回路13は、前
回のスロットにおける同期ワードの受信後の20msの
後に、次回のスロットの同期ワードが受信できるように
な自走タイミングでTHCデータ読出ウインドウデータ
S1を発生し、セレクタ9では、このTHCデータ読出
ウインドウデータS1を選択し、そのスロットの同期ワ
ードの受信後に同期検波回路5が出力する規定タイミン
グから前後のいずれに何ビットがずれているかを示すビ
ットずれデータS8に基づいて、受信データS2中のT
HCデータと位相が整合するTHCデータ読出ウインド
ウデータS10を選択して出力する。
【0029】この受信データS2中のTHCデータと位
相が整合するTHCデータ読出ウインドウデータS10
と、図2(d)に示す同期が確立するまで遅延したシフ
トレジスタ4からの受信データS7とがANDゲート1
2へ入力され、ここでAND処理して正常なTHCデー
タ部分のみを抽出した音声出力データS11を出力す
る。
【0030】図3は、他の実施形態の構成を示すブロッ
ク図である。図3において、この他の実施形態は、前回
のスロットにおける同期ワードの受信後の20msの後
に、次回のスロットの同期ワードが受信できるようにな
自走タイミングでTHCデータ読出ウインドウデータS
1を発生するTHCデータ読出ウインドウ発生回路13
を有している。
【0031】かつ、受信クロック信号CLKで動作する
FIFOバッファであり、THCデータ読出ウインドウ
データS1の1ビットずつを遅延したTHCデータ読出
ウインドウデータS19を出力するシフトレジスタ16
と、受信クロック信号CLKで動作するFIFOバッフ
ァであり、受信データS2を1ビット単位で格納し、遅
延した受信データS18を出力するシフトレジスタ17
とを有している。
【0032】また、このTDMA音声情報読出装置は、
受信データS2中の同期ワードの受信タイミングと内部
で生成する規定タイミングの自走パルスとをスロットご
とに比較し、このタイミングの位相のずれを示す受信デ
ータS2がビット単位でずれたビットずれデータS8を
出力する同期検出回路5を有している。
【0033】かつ、シフトレジスタ17からの受信デー
タS18を、そのスロットの同期ワードの受信後に同期
検波回路5が出力する規定タイミングから前後のいずれ
に何ビットがずれているかを示すビットずれデータS8
に基づいてシフトレジスタ17で遅延した受信データ1
8を選択した受信データ(S2)を出力するセレクタ9
を有している。
【0034】更に、このTDMA音声情報読出装置は、
受信データS2中のTHCデータと位相が整合するTH
Cデータ読出ウインドウデータS1と、同期が確立する
まで遅延したシフトレジスタ16からの受信データ(S
2)とをAND処理して正常なTHCデータ部分のみを
抽出した音声出力データS11を通話音声データの処理
を行うDSPへ送出するANDゲート12を有し、か
つ、受信データS2から生成した受信クロック信号CL
Kを各部に送出するクロック信号生成回路14を有して
いる。
【0035】次に、この他の実施形態の動作について説
明する。
【0036】受信データS2を1ビット単位でシフトレ
ジスタ17に格納し、遅延した受信データS18をセレ
クタ15に出力する。このセレクタ15が同期検出回路
5からの同期ワードの受信後の規定タイミングに対する
ビットずれデータS8に基づいて選択してANDゲート
12の一方の入力端子に出力する。また、THCデータ
読出ウインドウ発生回路13を発生するTHCデータ読
出ウインドウデータS1の1ビットずつが、シフトレジ
スタ16に入力される。
【0037】ここでTHCデータ読出ウインドウ発生回
路13からのTHCデータ読出ウインドウデータS1を
1ビットずつ格納し、かつ、読み出して遅延したTHC
データ読出ウインドウデータS19をANDゲート12
の他方の入力端子に出力する。ANDゲート12では、
シフトレジスタ16からのTHCデータ読出ウインドウ
データS19と、遅延した受信データS18からセレク
タ15が選択した受信データ(S2)とをAND処理し
て正常なTHCデータ部分のみを抽出した音声出力デー
タS11を図示しないDSPへ出力する。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のTDMA
音声情報読出装置によれば、時分割多重方式による受信
データの同期が外れて受信された場合に、同期が外れた
受信データの読み出し前に、この受信データを遅延して
同期検出を行い、この後に正常に音声データを読み出し
て出力している。この結果、時分割多重方式による受信
データの同期が回線品質の劣化で外れた際にも、現在の
スロットから正常に音声データとして出力できるように
なり、その伝送効率及び伝送の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTDMA音声情報読出装置の実施形態
における構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態の動作におけるデータ処理のタイミン
グ図である。
【図3】他の実施形態の構成を示すブロック図である。
【図4】従来のTDMA音声情報読出装置の要部構成を
示すブロック図である。
【図5】従来のTDMA音声情報読出装置の動作におけ
る処理タイミング図である。
【符号の説明】
3,4,16,17 シフトレジスタ 5,同期検出回路 9,15 セレクタ 12 ANDゲート 13 THCデータ読出ウインドウ発生回路 14 クロック信号生成回路 CLK 受信クロック信号 S1,S6,S10,S19 THCデータ読出ウイン
ドウデータ S2,S7,S18 受信データ S8 ビットずれデータ S11 音声出力データ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割多重方式による受信データの同期
    が外れている際の音声データを正常に読み出して出力す
    るTDMA音声情報読出装置にあって、 同期が外れた受信データの読み出し前に、この受信デー
    タを遅延して、同期検出を行った後に、音声データを読
    み出して出力する処理手段を備えることを特徴とするT
    DMA音声情報読出装置。
  2. 【請求項2】 前記受信データを読み出すまでの遅延時
    間を同期検出を行う最小時間で行うことを特徴とする請
    求項1記載のTDMA音声情報読出装置。
  3. 【請求項3】 前記受信データ中の音声データを読み出
    すタイミングの読出用信号の位相の整合を、この読出用
    信号をビット遅延して調整することを特徴とする請求項
    1記載のTDMA音声情報読出装置。
  4. 【請求項4】 前記受信データ中の音声データを読み出
    すタイミングの読出用信号の位相の整合を、受信データ
    をビット遅延して調整することを特徴とする請求項1記
    載のTDMA音声情報読出装置。
  5. 【請求項5】 前記処理手段として、 受信データ中の音声データを読み出すためのウインドウ
    データを1ビットずつ格納し、かつ、読み出して出力す
    る第1のシフトレジスタと、 スロットごとの受信データを1ビットずつ格納し、受信
    データが規定タイミングで受信できた場合を基準とした
    受信スロットの中間に格納している同期ワードの前後で
    数ビットのタイミングをずらして出力する第2のシフト
    レジスタと、受信データ中の同期ワードの受信タイミン
    グと内部で生成する規定タイミングの自走パルスとをス
    ロットごとに比較し、このタイミングの位相のずれを示
    すビットずれデータを出力する同期検出回路と、 受信データ中の音声データと位相が整合する読出ウイン
    ドウデータと、同期が確立するまで遅延した第2のシフ
    トレジスタからの受信データとをAND処理した音声出
    力データを送出するANDゲートと、 読出ウインドウデータを選択し、スロットの同期ワード
    の受信後に前記同期検波回路が出力する規定タイミング
    から前後のいずれに何ビットがずれているかを示すビッ
    トずれデータに基づいて、受信データ中の音声データと
    位相が整合する読出ウインドウデータを出力するセレク
    タと、 前回のスロットにおける同期ワードの受信後に、次回の
    スロットの同期ワードが受信できるようにな自走タイミ
    ングで読出ウインドウデータを発生する音声データ読出
    ウインドウ発生回路と、 を備えることを特徴とする請求項1記載のTDMA音声
    情報読出装置。
  6. 【請求項6】 前記処理手段として、 前回のスロットにおける同期ワードの受信後に次回のス
    ロットの同期ワードを受信する自走タイミングの読出ウ
    インドウデータを発生する読出ウインドウ発生回路と、 前記読出ウインドウ発生回路からの読出ウインドウデー
    タを1ビットずつ遅延して出力する第1のシフトレジス
    タと、 受信データを1ビット単位で格納し、遅延した受信デー
    タを出力する第2のシフトレジスタと、 受信データ中の同期ワードの受信タイミングと内部で生
    成する規定タイミングの自走パルスとをスロットごとに
    比較し、このタイミングの位相のずれを示すビットずれ
    データを出力する同期検出回路と、 前記第2のシフトレジスタからの受信データを、スロッ
    トの同期ワードの受信後に前記同期検波回路が出力する
    規定タイミングから前後のいずれに何ビットがずれてい
    るかを示すビットずれデータに基づいて、前記第2のシ
    フトレジスタで遅延した受信データを選択した受信デー
    タを出力するセレクタと、 受信データ中の音声データと位相が整合する読出ウイン
    ドウデータと同期が確立するまで遅延した第1のシフト
    レジスタからの受信データとをAND処理した音声出力
    データを送出するANDゲートと、 を備えることを特徴とする請求項1記載のTDMA音声
    情報読出装置。
  7. 【請求項7】 無線回線の伝送路の電波伝播で発生する
    時分割多重方式による同期が外れた受信データが、処理
    手段に入力されることを特徴とする請求項1記載のTD
    MA音声情報読出装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1,2,3,4,5,6記載
    の装置がデジタル移動電話システムにおける移動電話機
    に適用されることを特徴とするデジタルTDMA音声情
    報読出装置。
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