JP3123805B2 - 時分割多重通信方式のフレーム同期方法 - Google Patents

時分割多重通信方式のフレーム同期方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つの基地局と複数の
従局との間に時分割で分離される複数の無線回線を有
し、各従局が基地局からの同期信号を時間基準として自
局上り回線を捕捉するような、時分割多重通信方式の従
局におけるフレーム同期方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル時分割多元接続方式において
は、物理的に位置の異なる複数の局が同一周波数を時間
軸上で分割して使用する。すなわち信号の送受信の基本
周期となる一定長時間すなわちフレームを定め、このフ
レームを複数の小区間すなわちタイムスロットに分割
し、各局がそれぞれ割り当てられたタイムスロットを用
いて相手局へ信号を送信することにより複数の通信回線
を構成する。したがって各局は、送信するバースト信号
が空間で他局の送信信号と時間的に重なり合って相互に
干渉を与えないように、送信のタイミングを調整する必
要がある。このタイミングの調整方法として、1つの基
地局が各従局に対してそれぞれの時間基準となる同期信
号を送出し、各従局は、検出した同期信号を時間基準と
して自局に割り当てられた下り回線すなわち基地局から
送られる信号を受信する回線および上り回線すなわち基
地局へ信号を送信する回線の時間位置を知り、各回線を
捕捉するようにした時分割多元接続システムが知られて
いる。
【0003】このようなシステムにおいて従局が自局回
線を捕捉するようすを以下に説明する。図3はフレーム
構成の説明図で、この例では1つの基地局とN個の従局
とが同一キャリアを用いて双方向通信を行うことができ
る。図3において、Ri (i=1,2,‥,N)は基地
局から各従局iへの送信用タイムスロット、Ti (i=
1,2,‥,N)は各従局iから基地局への送信用タイ
ムスロットであり、各タイムスロットには所定位置にそ
れぞれ異なるパターンの同期信号が含まれている。な
お、各タイムスロットTi の各同期信号のパターンをU
Ti、各タイムスロットRi の各同期信号のパターンをU
Riとする。各従局iは、自局下り回線すなわちタイムス
ロットRi を捕捉するために受信信号列から自局下り回
線の同期信号のパターンURiを検出することにより同期
を確率し、自局下り回線を捕捉すると共に、検出した同
期信号を時間基準として自局上り回線すなわちタイムス
ロットTi の時間位置を測ることにより自局上り回線を
捕捉することができる。この同期パターンURiの検出動
作において、一般に受信信号には伝送誤りが含まれてい
るので、受信信号列のパターンと同期信号の同期パター
ンURiとをビット毎に比較し、不一致ビット数が一定の
相関しきい値以下であれば同期信号検出とみなす。また
同期信号の同期パターンURiはほぼ一定時間Tf おきに
挿入されているはずであるから、同期パターンURiが検
出された時間位置から次に同期パターンURiが検出され
る時間位置を一定幅で予測し、この一定時間範囲すなわ
ちアパーチャのみ同期信号を検索するアパーチャ技術が
用いられる。このアパーチャ技術においては、アパーチ
ャ区間内において複数フレームにわたり例えばL回連続
して同期パターンURiが検出された場合に正しいフレー
ム区間が確率したとみなし(後方保護段数L)、フレー
ム同期確率後はアパーチャ区間内において例えばM回連
続して同期パターンURiが不検出であった場合に初めて
同期喪失とみなす(前方保護段数M)。そしてフレーム
同期が確率した状態において、同期パターンURiを時間
基準として自局回線すなわちタイムスロットRi ,Ti
の時間位置を測ることにより、自局回線を捕捉する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のフレーム同
期方式において、アパーチャの幅は、自局と相手局との
システムクロックの偏差や伝播遅延量の変化などの要素
を考えて定められる。しかし、長期間連続して同期信号
が検出されなかった場合、次回同期信号が検出されると
予測される時間幅は、自局と相手局とのシステムクロッ
クの誤差により広がってしまい、アパーチャの幅も広く
する必要がでてくる。この場合、アパーチャの幅が広く
なるほど、本来の同期信号ではないが、たまたまパター
ンが一致してしまい、誤った位置で同期信号を検出して
しまうという、誤検出が起こる可能性が大きくなってし
まうという問題があった。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みて成されたもの
であり、同期信号の誤検出を良好に防止できる時分割多
重通信方式のフレーム同期方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、1つの基地局
と複数の従局との間に時分割で分離される複数の無線回
線を有し、前記各従局が、前記基地局から送られたバー
スト信号中に含まれる所定パターンの同期信号を検出す
ることにより前記基地局から自局下り回線を捕捉専有
し、また検出した前記自局下り回線の時間位置を測るこ
とにより自局上り回線を捕捉専有する時分割多重通信方
式において、所定のアパーチャゲート期間内に前記同期
信号を検出するフレーム同期方法であって、所定回数連
続して前記同期信号を検出した同期安定状態において、
検出された同期信号を基準としてアパーチャゲート信号
を発生させる手段と、前記同期安定状態における時間基
準を保持する保持手段を有し、所定回数連続して前記同
期信号を検出しないときに前記アパーチャゲート期間を
広げる第1の期間拡張ステップと、この第1の期間拡張
ステップの後に前記同期信号を検出したときに前記アパ
ーチャゲート期間を狭めて元に戻すと共にそのアパーチ
ャゲート期間の時間基準として新たに検出した同期信号
を用いる期間縮小ステップと、この期間縮小ステップの
後に1度でも前記同期信号を検出しないときに前記アパ
ーチャゲート期間を再度広げると共にそのアパーチャゲ
ート期間の時間基準として前記同期安定状態において
出した同期信号を用いて前記期間縮小ステップ待ちの状
態に戻る第2の期間拡張ステップと、前記期間縮小ステ
ップの後に所定回数連続して前記同期信号を検出したと
きに前記アパーチャゲート期間の時間基準をそのままに
して前記第1の期間拡張ステップ待ちの状態に戻る戻り
ステップとを実行することを特徴とする時分割多重通信
方式のフレーム同期方法。
【0007】
【作用】第1の期間拡張ステップで、所定回数連続して
同期信号を検出しないときにアパーチャゲート期間を広
げ、期間縮小ステップで、第1の期間拡張ステップの後
に同期信号を検出したときにアパーチャゲート期間を狭
めて元に戻すと共にそのアパーチャゲート期間の時間基
準として新たに検出した同期信号を用い、第2の期間拡
張ステップで、期間縮小ステップの後に1度でも同期信
号を検出しないときにアパーチャゲート期間を再度広げ
ると共にそのアパーチャゲート期間の時間基準として第
1の期間拡張ステップ以前に検出した同期信号を用いて
期間縮小ステップ待ちの状態に戻り、戻りステップで、
期間縮小ステップの後に所定回数連続して同期信号を検
出したときにアパーチャゲート期間の時間基準をそのま
まにして第1の期間拡張ステップ待ちの状態に戻る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の一実施例における時分割多重
通信方式のフレーム同期方法を実現するためのアパーチ
ャゲート発生回路の構成図で、このアパーチャゲート発
生回路は、論理積回路1,2と、前方保護カウンタ3
と、カウンタ4,5と、後方保護カウンタ6と、デコー
ダ7,8と、セレクタ9と、同期パターン検出回路10
とを備えている。論理積回路1は、同期信号マスクパル
スと同期パターン検出回路10からの同期検出パルスと
の論理積をカウンタ4のリセット端子に供給する。論理
積回路2は、同期信号マスクパルスの反転信号と同期パ
ターン検出回路10からの同期検出パルスとの論理積を
カウンタ5のリセット端子に供給する。前方保護カウン
タ3は、同期パターン検出回路10からの不検出パルス
をカウントし、ゲート幅切り換え信号をデコーダ7に供
給する。また前方保護カウンタ3は、同期パターン検出
回路10からの同期検出パルスによりリセットされる。
すなわち前方保護カウンタ3は、アパーチャゲート信号
期間内に同期信号が検出されなかったときに同期パター
ン検出回路10が出力する不検出パルスが連続して発生
した回数を数える。カウンタ4は、システムクロックを
カウントし、カウント値をデコーダ7に供給する。すな
わちカウンタ4は、同期信号によってリセットされ、シ
ステムクロックを数えて同期信号の検出からの時間を計
る。カウンタ5は、システムクロックをカウントし、カ
ウント値をデコーダ8およびカウンタ4のデータ入力端
子に供給する。後方保護カウンタ6は、同期パターン検
出回路10からの同期検出パルスをカウントし、カウン
ト値をカウンタ4のロード端子に供給する。また後方保
護カウンタ6は、同期パターン検出回路10からの不検
出パルスによりリセットされる。すなわち後方保護カウ
ンタ6は、同期復帰過程において、同期信号の検出が連
続して発生した回数を数える。デコーダ7は、カウンタ
4のカウント数と前方保護カウンタ3からのゲート幅切
り換え信号とに基づいて、セレクタ9に第1のアパーチ
ャゲート信号を供給する。すなわちデコーダ7は、カウ
ンタ4の出力をデコードし、同期安定状態すなわち毎フ
レームで同期信号を検出している際にアパーチャゲート
信号として用いられる第1のアパーチャゲート信号を作
成する。この第1のアパーチャゲート信号は、前方保護
カウンタ3のカウント値に基づいて決定されるゲート幅
切り換え信号が大きくなるにしたがって、幅が広くな
る。第1のアパーチャゲート信号の幅は、通常状態でk
0 であり、その後k1 ,k2 ,‥(k0 <k1 <k2
‥)と広くなるものとする。デコーダ8は、カウンタ5
のカウント数に基づいて、セレクタ9に第2のアパーチ
ャゲート信号を供給する。第2のアパーチャゲート信号
は、幅が常にk0であり、同期復帰過程で用いられる。
セレクタ9は、アパーチャゲートセレクト信号に基づい
て、第1のアパーチャゲート信号と第2のアパーチャゲ
ート信号とのうちのいずれか一方を選択してアパーチャ
ゲート信号として同期パターン検出回路10に供給す
る。同期パターン検出回路10は、セレクタ9からのア
パーチャゲート信号に基づいて、受信信号から同期信号
を検出し、同期検出パルスあるいは不検出パルスを出力
する。すなわち同期パターン検出回路10は、アパーチ
ャゲート信号期間内に受信信号から同期パターンを探
し、見つかれば同期検出パルスを出力し、見つからなけ
れば不検出パルスを出力する。なお、カウンタ4はアパ
ーチャゲート信号として幅k0 の第1のアパーチャゲー
ト信号が用いられている際の同期検出パルスで、またカ
ウンタ5はそれ以外のアパーチャゲート信号が用いられ
ている際の同期検出パルスで、各々リセットされる。し
たがって、第1のアパーチャゲート信号は常に同期安定
状態において出力された同期検出パルスを時間基準とし
て発生し、第2のアパーチャゲート信号は同期復帰過程
において出力された同期検出パルスを時間基準として発
生する。
【0009】次に上記アパーチャゲート発生回路の動作
について、図2のフローチャートを参照しながら説明す
る。フレーム毎に同期パターンが検出されている状態、
すなわちステップS1〜S5の同期安定状態では、セレ
クタ9によりデコーダ7からの第1のアパーチャゲート
信号が選択されており、このときの第1のアパーチャゲ
ート信号の幅は最も狭いk0 である(ステップS1)。
この状態でアパーチャゲート信号期間内で同期パターン
が検出された場合(ステップS2)、同期パターン不検
出フレームの連続数をカウントする前方保護カウンタ3
をリセットし、また論理積回路1を通過した同期検出パ
ルスによってカウンタ4をリセットすることにより(ス
テップS3)、第1のアパーチャゲート信号発生の基準
タイミングを新たに検出した同期信号に合わせる。アパ
ーチャゲート信号期間内で同期パターンが検出されなか
った場合(ステップS2)、前方保護カウンタ3をカウ
ントアップし(ステップS4)、カウント値がしきい値
Pを越えているか否かをチェックする(ステップS
5)。カウンタ値がP以下の場合はステップS2〜S5
の同期安定状態を続ける。このとき、次回発生する第1
のアパーチャゲート信号は、最後に検出した同期パター
ンを時間基準として作られる。
【0010】一方、前方保護カウンタ3のカウンタ値が
Pを越えた場合は、ステップS6〜S12の同期復帰過
程に移行する。すなわち、第1のアパーチャゲート信号
の幅をk0 から広くして(ステップS6)、同期パター
ンの検索を行う。この幅の広い第1のアパーチャゲート
信号は、同期安定状態において最後に検出した同期パタ
ーンを時間基準として作られる。この幅の広いアパーチ
ャゲート信号期間内において同期パターンが検出されな
かった場合(ステップS7)、同期復帰過程において同
期パターン検出フレームの連続数をカウントする後方保
護カウンタ6をリセットし、以後セレクタ9は第1のア
パーチャゲート信号を選択し、アパーチャゲート信号と
して用いる(ステップS8)。一方、幅の広いアパーチ
ャゲート信号期間内において同期パターンが検出された
場合(ステップS7)、論理積回路2を通過した同期検
出パルスによってカウンタ5をリセットすることによ
り、第2のアパーチャゲート信号発生の基準タイミング
を新たに検出した同期パターンに合わせ、以後セレクタ
9は第2のアパーチャゲート信号を選択し、アパーチャ
ゲート信号として用いる(ステップS9)。第2のアパ
ーチャゲート信号の幅は常に一定値k0 である。このと
き論理積回路1により同期検出パルスがマスクされるの
で、カウンタ4はリセットされず、第1のアパーチャゲ
ート信号は同期安定状態時のタイミングを保持したまま
になる。したがってステップS7において同期パターン
が検出されなかった場合は、再び同期安定時のタイミン
グで第1のアパーチャゲート信号を発生し、アパーチャ
ゲート信号として用いることができる。また後方保護カ
ウンタ6をカウントアップし(ステップS9)、カウン
ト値がしきい値Qを越えているか否かをチェックする
(ステップS10)。後方保護カウンタ6のカウント値
がQ以下の場合は、ステップS7〜S10の同期復帰過
程の動作を続ける。カウント値がQを越えた場合は、カ
ウンタ5のカウント値をカウンタ4にロードすることに
より、第1のアパーチャゲート信号の時間基準を最新に
検出した同期パターンに合わせ(ステップS11)、第
1のアパーチャゲート信号の幅を狭いk0 に戻し、以後
セレクタ9は第1のアパーチャゲート信号を選択し、ア
パーチャゲート信号として用いる。これで同期復帰過程
から再び同期安定状態に戻る。なお、実際はステップS
7において同期パターンの不検出が所定回数連続して発
生すると、その度に第1のアパーチャゲート信号の幅を
さらに広げるのであるが、説明を簡潔にするために図2
ではその部分のフローの図示を省略している。
【0011】このように、アパーチャゲート信号の幅が
広くなっているときに同期パターンを検出した場合、新
たに検出した同期パターンを基準として発生した幅の狭
いアパーチャゲート信号期間内における同期パターンの
検出が所定回数連続しなければ新たに検出した同期パタ
ーンを信用せず、所定回数以内に不検出が発生した場合
は、新たに検出した同期パターンは誤検出であったとみ
なし、タイミングを記憶しておいた幅の広いアパーチャ
ゲート信号を再び用いることから、幅の広いアパーチャ
ゲート信号期間内で誤検出が発生しても、それを誤検出
であると認識でき、結果的に同期パターンの誤検出を良
好に防止できる。したがって、誤検出によってアパーチ
ャゲート信号のタイミングが狂うことがなく、同期が完
全にはずれてしまうことを確実に防ぐことができるの
で、実用状態で長期にわたって同期パターンの不検出が
発生するようなシステムに対して特に有効である。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
つの基地局と複数の従局との間に時分割で分離される複
数の無線回線を有し、各従局が、基地局から送られたバ
ースト信号中に含まれる所定パターンの同期信号を検出
することにより基地局からの自局下り回線を捕捉専有
し、また検出した自局下り回線の同期信号を時間基準と
して基地局への自局上り回線の時間位置を測ることによ
り自局上り回線を捕捉専有する時分割多重通信方式にお
いて、所定のアパーチャゲート期間内に同期信号を検出
するフレーム同期方法であって、所定回数連続して同期
信号を検出しないときにアパーチャゲート期間を広げる
第1の期間拡張ステップと、第1の期間拡張ステップの
後に同期信号を検出したときにアパーチャゲート期間を
狭めて元に戻すと共にそのアパーチャゲート期間の時間
基準として新たに検出した同期信号を用いる期間縮小ス
テップと、期間縮小ステップの後に1度でも同期信号を
検出しないときにアパーチャゲート期間を再度広げると
共にそのアパーチャゲート期間の時間基準として第1の
期間拡張ステップ以前に検出した同期信号を用いて期間
縮小ステップ待ちの状態に戻る第2の期間拡張ステップ
と、期間縮小ステップの後に所定回数連続して同期信号
を検出したときにアパーチャゲート期間の時間基準をそ
のままにして第1の期間拡張ステップ待ちの状態に戻る
戻りステップとを実行するので、アパーチャゲート信号
の幅が広くなっているときに同期信号を検出した場合、
新たに検出した同期信号を基準として発生した幅の狭い
アパーチャゲート信号期間内における同期信号の検出が
所定回数連続しなければ新たに検出した同期信号を信用
せず、所定回数以内に不検出が発生した場合は、新たに
検出した同期信号は誤検出であったとみなし、タイミン
グを記憶しておいた幅の広いアパーチャゲート信号を再
び用いることから、幅の広いアパーチャゲート信号期間
内で誤検出が発生しても、それを誤検出であると認識で
き、結果的に同期信号の誤検出を良好に防止できる。し
たがって、誤検出によってアパーチャゲート信号のタイ
ミングが狂うことがなく、同期が完全にはずれてしまう
ことを確実に防ぐことができるので、実用状態で長期に
わたって同期信号の不検出が発生するようなシステムに
対して特に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における時分割多重通信方式
のフレーム同期方法を実現するためのアパーチャゲート
発生回路の構成図である。
【図2】本発明の一実施例における時分割多重通信方式
のフレーム同期方法を説明するフローチャートである。
【図3】時分割多重通信方式における送受信信号のフレ
ーム構成の説明図である。
【符号の説明】
1 論理積回路 2 論理積回路 3 前方保護カウンタ 4 カウンタ 5 カウンタ 6 後方保護カウンタ 7 デコーダ 8 デコーダ 9 セレクタ 10 同期パターン検出回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−7932(JP,A) 特開 昭57−60515(JP,A) 特開 平2−214346(JP,A) 特開 平4−207531(JP,A) 特開 平3−174826(JP,A) 特開 昭54−37412(JP,A) 特開 平4−108226(JP,A) 特開 平6−224872(JP,A) 特開 平6−188853(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 3/00 - 3/26 H04L 7/00 - 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの基地局と複数の従局との間に時分割
    で分離される複数の無線回線を有し、前記各従局が、前
    記基地局から送られたバースト信号中に含まれる所定パ
    ターンの同期信号を検出することにより前記基地局から
    自局下り回線を捕捉専有し、また検出した前記自局下り
    回線の時間位置を測ることにより自局上り回線を捕捉専
    有する時分割多重通信方式において、 所定のアパーチャゲート期間内に前記同期信号を検出す
    るフレーム同期方法であって、所定回数連続して前記同期信号を検出した同期安定状態
    において、検出された同期信号を時間基準としてアパー
    チャゲート信号を発生させる手段と、 前記同期安定状態における時間基準を保持する保持手段
    を有し、 所定回数連続して前記同期信号を検出しないときに前記
    アパーチャゲート期間を広げる第1の期間拡張ステップ
    と、 前記第1の期間拡張ステップの後に前記同期信号を検出
    したときに前記アパーチャゲート期間を狭めて元に戻す
    と共にそのアパーチャゲート期間の時間基準として新た
    に検出した同期信号を用いる期間縮小ステップと、 前記期間縮小ステップの後に1度でも前記同期信号を検
    出しないときに前記アパーチャゲート期間を再度広げる
    と共にそのアパーチャゲート期間の時間基準として前記
    同期安定状態において検出した同期信号を用いて前記期
    間縮小ステップ待ちの状態に戻る第2の期間拡張ステッ
    プと、 前記期間縮小ステップの後に所定回数連続して前記同期
    信号を検出したときに前記アパーチャゲート期間の時間
    基準をそのままにして前記第1の期間拡張ステップ待ち
    の状態に戻る戻りステップとを実行することを特徴とす
    る時分割多重通信方式のフレーム同期方法。
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