JP2002209264A - 移動体端末及びその間欠受信方法 - Google Patents

移動体端末及びその間欠受信方法

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JP2002209264A
JP2002209264A JP2001003619A JP2001003619A JP2002209264A JP 2002209264 A JP2002209264 A JP 2002209264A JP 2001003619 A JP2001003619 A JP 2001003619A JP 2001003619 A JP2001003619 A JP 2001003619A JP 2002209264 A JP2002209264 A JP 2002209264A
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Yoshihiro Nagata
良浩 永田
Shinji Masuda
進二 増田
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の移動体端末の間欠受信方法では、スタ
ートパターンの検出タイミングがずれると、受信窓幅時
間が長くなり、また所定の受信窓幅時間に復旧させるこ
とができなくなり、移動体端末の消費電力量が増加する
問題があった。 【解決手段】 基地局から出力された信号が有する所定
のユニークワードを検出することで前記基地局との同期
をとる移動体端末において、前記ユニークワードを検出
することができず、前記基地局との同期が外れると、前
記ユニークワードを検出するための検出窓の窓幅時間が
前後に延長し、前記延長された窓幅時間内で前記ユニー
クワードが検出されると、前記ユニークワードが検出さ
れたタイミングに基づき、前記検出窓を開くタイミング
が修正され、前記延長された検出窓の窓幅時間は予め設
定された窓幅時間に戻るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体端末に関す
るものであり、特に移動体端末の間欠受信方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】移動体端末の例として、特開2000−
175265号公報に示されたものがある。この従来の
移動体端末の間欠受信方法は、下り信号(受信信号)の
1フレームの始まりを示すスタートパターン(ST)を
検出するために、時間T1(スタートパターンの区間を
中心としてその前後、数十ビットの余裕を持った程度の
時間)だけ受信窓を開ける。そして、受信窓幅T1時間
内でスタートパターンを検出できなかった場合は、T1
時間で受信窓を閉じ、次に信号を受信するために受信窓
を開けるまでの時間TLをΔTL時間だけ短くする。さ
らに、次回の受信窓幅T1時間も、Δm時間だけ遅く閉
じるように、T1+Δm時間を新たにT1時間として設
定する。そして、スタートパターンを受信することがで
きた時は、時間TL及び時間T1を徐々に元に戻す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の移
動体端末の間欠受信方法では、スタートパターンの検出
タイミングがずれると、受信窓幅時間が長くなり、また
所定の受信窓幅時間に復旧させることができなくなり、
移動体端末の消費電力量が増加する問題があった。本発
明は、かかる問題点を解決するためになされたものであ
り、スタートパターンの検出タイミングがずれると、そ
のずれを検出して、受信窓の開くタイミングをずらし、
受信窓幅時間を早急に復旧させて、移動体端末の消費電
力量を抑えることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係る移動体端
末は、基地局から出力された信号が有する所定のユニー
クワードを検出することで基地局との同期をとるもので
あって、ユニークワードを検出することができず、基地
局との同期が外れると、ユニークワードを検出するため
の検出窓の窓幅時間が前後に延長し、延長された窓幅時
間内でユニークワードが検出されると、ユニークワード
が検出されたタイミングに基づき、検出窓を開くタイミ
ングが修正され、延長された検出窓の窓幅時間は予め設
定された窓幅時間に戻るものである。
【0005】また、この発明に係る移動体端末は、基地
局から出力された信号が有する所定のユニークワードを
検出することで基地局との同期をとるものであって、ユ
ニークワードを検出することができず、基地局との同期
が外れると、ユニークワードを検出するための検出窓の
窓幅時間を前後に延長し、延長された窓幅時間内でユニ
ークワードが検出されると、ユニークワードの検出タイ
ミングに基づき出力されるUW検出信号を出力し、UW
検出信号の出力時のクロックのカウンタ値と、予め設定
された間欠受信の周期が算出できるカウンタ値と比較
し、この比較結果に基づき、検出窓の開くタイミングを
修正し、延長された検出窓の窓幅時間を予め設定された
元の窓幅時間に戻すものである。
【0006】さらに、この発明に係る移動体端末は、基
地局から出力された信号が有する所定のユニークワード
を検出することで基地局との同期をとるものであって、
ユニークワードを検出することができず、基地局との同
期が外れると、以前に検出されたユニークワードの検出
タイミングに基づき、検出窓の開くタイミングが修正さ
れるものである。
【0007】また、この発明に係る移動体端末は、基地
局から出力された信号が有する所定のユニークワードを
検出することで基地局との同期をとるものであって、ユ
ニークワードを検出することができず、基地局との同期
が外れると、以前ユニークワードが検出された時にユニ
ークワードの検出タイミングに基づき出力されたUW検
出信号の出力時のクロックのカウンタ値と、予め設定さ
れた間欠受信の周期が算出できるカウンタ値とを比較
し、この比較結果に基づき、検出窓の開くタイミングを
修正するものである。
【0008】さらに、この発明に係る移動体端末は、ク
ロックのカウンタ値と、間欠受信の周期が算出できるカ
ウンタ値とを比較して、クロックのカウンタ値が間欠受
信の周期が算出できるカウンタ値よりもゼロに近ければ
検出窓の開くタイミングを遅く修正し、クロックのカウ
ンタ値がゼロよりも間欠受信の周期が算出できるカウン
タ値に近ければ検出窓の開くタイミングを早く修正する
ものである。
【0009】また、この発明に係る移動体端末は、検出
窓を開くタイミングが、予め用意された複数のカウンタ
値に基づくタイミングの中から選択されるものである。
【0010】また、この発明に係る移動体端末は、消費
電力の多い高速のクロックと、消費電力の少ない低速の
クロックとを備え、検出窓を開くタイミングは、低速の
クロックを用いて計算されるものである。
【0011】この発明に係る移動体端末の間欠受信方法
は、基地局から出力された信号が有する所定のユニーク
ワードを検出することができず、基地局との同期が外れ
ると、ユニークワードを検出するための検出窓の窓幅時
間が前後に延長し、延長された窓幅時間内でユニークワ
ードが検出されると、ユニークワードが検出されたタイ
ミングに基づき、検出窓を開くタイミングが修正され、
延長された検出窓の窓幅時間を予め設定された窓幅時間
に戻すものである。
【0012】また、この発明に係る移動体端末の間欠受
信方法は、基地局から出力された信号が有する所定のユ
ニークワードを検出することができず、基地局との同期
が外れると、以前に検出されたユニークワードの検出タ
イミングに基づき、検出窓の開くタイミングが修正され
るものである。
【0013】
【発明の実施の形態】実施の形態1.本発明による移動
体端末の一実施形態について、図1〜図5を用いて説明
する。図1は、本発明の実施形態1の移動体端末を示す
構成図である。図1において、1は基地局から発信され
た信号を受信するアンテナ、2はアンテナ1で受信した
高周波信号をベースバンド周波数の信号に変換する高周
波部であり、3は高周波部2で得られた信号から復調信
号を得る復調部である。4はクロック信号を発生するク
ロック発生部であり、移動体端末はこのクロック信号に
基づき各種動作のタイミングを取る。5は復調信号が有
するユニークワード(以下、UWと称す)を検出するタ
イミングを設定するUW検出タイミング設定部である。
このUW検出タイミング設定部5は、クロック発生部4
からのクロック信号に基づき、UWを検出するためのタ
イミングを設定する。なお、UWは、従来例におけるS
Tと同様のものである。
【0014】6は復調信号からUWを検出するUW検出
部である。このUW検出部6は、UWを検出すると、U
W検出タイミング設定部5にUW検出信号を出力する。
なお、UWはUW検出タイミング設定部5で設定された
タイミングに基づき検出される。7は信号受信回路部で
あり、復調部3及びUW検出部6とに接続され、受信信
号を出力する。なお、上述の高周波部2、復調部3、U
W検出部6、及び信号受信回路部7により、受信動作部
が構成される。また、クロック発生部4、UW検出タイ
ミング設定部5により、間欠受信時に動作する間欠受信
動作部が構成される。
【0015】次に、図1に示すUW検出タイミング設定
部5の構成について、図2を用いて説明する。図2は、
本実施形態の移動体端末のUW検出タイミング設定部5
を示す構成図である。図2において、21はUW検出開
始タイミング設定部であり、クロック信号が入力され、
UW検出タイミングの開始タイミングが設定される。2
2はUW検出タイミング信号発生部であり、UW検出開
始タイミング設定部21からの信号に基づくUW検出期
間を設定する。23はUWが検出されたか否かを監視す
るUW検出信号判定部である。24はカウント値設定部
であり、UW検出開始タイミング設定部21で設定され
たUW検出タイミングの開始タイミングのカウント値が
設定される。25はカウント値比較部であり、UW検出
信号判定部23で検出されたUW検出信号に基づき、U
W検出開始タイミング設定部21でカウントされたカウ
ント値と、カウント値設定部24に設定された設定値と
を比較する。
【0016】次に、図1に示す実施形態1の移動体端末
の動作について説明する。図1において、アンテナ1で
受信した基地局からの信号を、高周波部2においてベー
スバンド信号に変換する。そして、このベースバンド信
号は、復調部3において、復調信号に復調される。ま
た、クロック発生部4ではクロックが発生し、このクロ
ックはUW検出タイミング設定部5の動作、特に間欠受
信の間隔の設定に用いられる。このクロックを元に、U
W検出タイミング設定部5は、UW検出部6にUW検出
タイミングを通知する。そして、UW検出部6は、UW
検出タイミング設定部5からのUW検出タイミングに基
づき、復調信号のUWを検出する。このUW検出部6で
UWが検出されると、UW検出部6はUW検出タイミン
グ設定部5にUWを検出した旨を示すUW検出信号を出
力し、基地局からの信号が正常に受信されたことが認識
される。
【0017】次に、図2に示すUW検出タイミング設定
部5の動作について、図3〜図5を用いて説明する。図
3は、移動体端末が基地局から出力された信号を正常に
受信している場合の動作タイミングを示している。図3
において、UW検出部6でUWが検出されると、このU
Wが検出された後の所定のタイミングでUW検出信号が
出力される。そして、このUW検出信号に基づきUW検
出開始タイミング設定部21のカウンタがクリアされ、
受信動作部による受信動作タイミングがOFFとなる。
なお、UWが検出された後の所定のタイミングとは、復
調信号が受信完了となるタイミングである。
【0018】受信動作タイミングがOFFになると、受
信動作部への電力供給が停止し、間欠受信動作部のみに
電力供給される。また、受信動作部への電力供給が停止
されると、受信動作部用の高速クロック(システムクロ
ック)も停止する。そして、UW検出タイミング設定部
5が動作するように、クロック発生部4のみ動作し、低
速のクロックのみ動作する。なお、高速のクロックは、
精度は高いが消費電力が多い。一方、低速のクロック
は、精度はそれ程高くないが消費電力が少ない。このた
め、受信動作部及び高速クロックが停止することによ
り、移動体端末の消費電力は減少する。
【0019】UW検出開始タイミング設定部21はこの
低速クロックをカウンタでカウントし、そのカウント値
がカウント値設定部24に予め設定された値(第一の
値)となると受信動作タイミングがONとなる。この受
信動作タイミングがONとなることで、受信動作部に電
源が入る。なお、低速クロックは、クロック発生部4か
ら発生する。また、受信動作部に電源が入ることによっ
て、高速クロックが動作を開始し、受信動作が開始され
る。
【0020】さらに、UW検出開始タイミング設定部2
1が有するカウンタのカウント値が、カウント値設定部
24に予め設定された次の値(第二の値)になると、U
W検出開始タイミングを示す信号がUW検出タイミング
信号発生部22に出力される。このUW検出タイミング
信号発生部22は、UW検出開始タイミング設定部21
から入力されたUW検出開始タイミングに基づき、予め
決められた間隔のUW検出タイミングをUW検出部6に
通知する。そして、このUW検出タイミングの期間内に
復調信号のUWがあれば、UWはUW検出部6で検出さ
れることになる。つまり、UW検出タイミングの期間と
は、UW検出部等の検出窓が開いている時間を示す窓幅
時間に相当する。このように、UW検出部6でUWが検
出されると、UWが検出された後の復調信号の受信完了
時にUW検出信号が出力される。そして、このUW検出
信号に基づきUW検出開始タイミング設定部21のカウ
ンタがクリアされ、受信動作部の受信動作期間を示す受
信動作タイミングがOFFとなる。
【0021】なお、UW検出開始タイミング設定部21
により、カウント値設定部24に予め設定されるカウン
ト値は、一定のクロック間隔を持つ複数の値が設定され
る。この複数のカウンタ値のうちの一つがカウント値設
定部24に設定される。なお、このカウント値は、第一
の値についても、第二の値についても設定される。つま
り、設定されるカウント値は、第一の値でも第二の値で
も双方でもよい。第一の値若しくは第二の値が設定され
た場合は、第一の値と第二の値との差分値も設定され
る。この差分値は一定である。このクロック間隔は、U
W検出タイミングの期間から復調信号のUWの期間を差
し引いたものと、ほぼ同程度もしくは若干少なめであ
る。このように複数のカウンタ値を用意することで、ク
ロックの変動に対応することができる。
【0022】次に、クロック発生部4が有する低速クロ
ックのクロック周期が温度変化などで変化し、基地局か
ら出力された信号を正常に受信できなくなった場合の動
作について説明する。図4は、クロック周期が短くなっ
た場合の動作を示す。まず、正常に復調信号のUWが検
出されると、所定のタイミングでUW検出信号Aが出力
される。すると、このUW検出信号Aに基づきUW検出
開始タイミング設定部21のカウンタがクリアされる。
また、受信動作タイミングがOFFとなる。その後、U
W検出開始タイミング設定部21のカウンタは、クロッ
ク発生部4からのクロックをカウントするが、クロック
周期が短くなっているため、カウント値設定部24に設
定された所定のカウント数(第二の値)に基づくUW検
出タイミングが、復調信号のUWの位置よりも前に位置
することになってしまい、UWを検出することができな
くなってしまう。当然、基地局との同期も取れなくなっ
てしまう。
【0023】なお、所定のカウント数である第一の値
も、クロック周期が短くなると、正常時よりも早いタイ
ミングでその値に達し、受信動作タイミングが早くON
となる。また、UW検出開始タイミング設定部21から
UW検出タイミング信号発生部22に通知されるUW検
出開始タイミングも正常時より早めに通知される。さら
に、所定のカウント数である第二の値があまりに早くカ
ウントされると、UW検出タイミングが早くOFFとな
ってしまい、復調信号のUWが検出されなくなり、基地
局から出力された信号が正常に受信できなくなり、基地
局からの信号の送信タイミングと同期が取れなくなって
しまう。なお、UW検出タイミングとは、UW検出開始
タイミングから始まる予め決められた間隔である。
【0024】そこで、次の復調信号のUWを検出するた
めに、次のように、UW検出タイミングの幅を前後に広
げてUWを検出する。まず、上述した様に、UWが検出
されなかったことが、UW検出信号判定部23で判定さ
れると、まず、UW検出開始タイミング設定部21のカ
ウンタを所定の値でクリアし、再度カウントを開始す
る。なお、UW検出信号判定部23は、所定の期間内に
UW検出信号が入力されないと、UWが検出されなかっ
たものと判定し、UW検出開始タイミング設定部21の
カウンタをクリアする。それと共に受信動作タイミング
もOFFにする。さらに、カウンタをクリアする所定の
値は、例えばUW検出開始タイミングからおよそ1復調
信号分後の値とする。なお、UW検出開始タイミング
は、カウント値設定部24に設定された第二の値のカウ
ント数に基づくものである。
【0025】次に、同期が取れている時点での第一の値
のカウンタ値よりも一定の値小さい値にカウント値がな
ると、受信動作タイミングを開始させる。また同様に、
第二の値も同期が取れている時点よりも一定の値小さい
値にカウント値がなった時点で、UW検出開始タイミン
グを発し、UW検出タイミングを開始させる。なお、一
定の値とは、カウント値設定部24に用意された第一又
は第二の値であるカウント値に設定された複数のカウン
ト値間の設定間隔と同程度のクロック間隔である。ま
た、一定の値小さいカウンタ値は、カウント値設定部2
4によって設定される。
【0026】さらに、UW検出タイミング信号発生部2
2から出力されるUW検出タイミングは、基地局との同
期が取れている場合に比べて、一定の間隔長い期間とす
る。この一定の間隔は、上述のカウント値設定部24に
用意された第一又は第二の値であるカウント値に設定さ
れた複数のカウント値間の設定間隔の約2倍である。す
なわち、ここでのUW検出タイミングは、カウント値設
定部24に用意された第一又は第二の値であるカウント
値に設定された複数のカウント値間の設定間隔と同程度
前後にそれぞれ広がることになる。このように、UW検
出タイミングを前後にそれぞれ広げることにより、UW
をほぼ確実に検出することができる。一方で、UW検出
開始タイミング設定部21が有するカウンタのカウンタ
値は、所定の値になるとクリアされる。
【0027】このように、UWが検出され、UW検出信
号が得られた時点で、カウント値比較部25では、UW
検出開始タイミング設定部21のカウント値を検出す
る。なお、UW検出信号が得られたことにより、再度U
W検出開始タイミング設定部21のカウンタが再度クリ
アされ、受信動作部による受信動作タイミングがOFF
となる。そして、検出されたカウント値に基づき、次の
UW検出までの第一の値及び第二の値のカウント値を変
更する。
【0028】つまり、図4においては、UW検出開始タ
イミング設定部21でカウントされたカウント値が所定
の値でクリアされた後の値であるため、UW検出タイミ
ングがそれまでのUW検出タイミングよりも前に、つま
りUW検出タイミングが復調信号の前の部分に移動して
いることがわかる。このため、カウント値設定部24に
設定される次のカウント値は予め設定されているカウン
ト値よりも大きめの値が設定される。
【0029】また、UW検出開始タイミング設定部21
でカウントされたカウント値が所定の値でクリアされる
前の値であれば、UW検出タイミングが、それまでのU
W検出タイミングよりも後に、つまりUW検出タイミン
グが復調信号の後の部分に移動していることがわかる。
このため、カウント値設定部24に設定される次のカウ
ント値は予め設定されているカウント値よりも小さめの
値が設定される。なお、カウント値設定部24に設定さ
れるカウント値を修正した後のUW検出タイミングの幅
は、同期が取れている時と同じ幅に戻す。
【0030】なお、カウント値の修正に際し、UW検出
開始タイミング設定部21のカウント値を検出すること
で、UWとUW検出開始タイミングとのずれの程度を判
断することができる。そこで、UW検出開始タイミング
設定部21でカウントされたカウント値が一定値より大
きい場合には、次のUWを検出するまでの期間として、
予めカウント値設定部24に設定された第二の値よりも
1ステップ大きなカウント値が設定される。また、クリ
アされる所定のカウント値とUW検出開始タイミング設
定部21でカウントされたカウント値との差分が一定値
より大きい場合には、次のUWを検出するまでの期間と
して、予めカウント値設定部24に設定された第二の値
よりも1ステップ小さなカウント値が設定される。な
お、カウント値設定部24に設定される1ステップ大き
なカウント値や小さなカウント値は、カウント値設定部
24に予め設定される複数のカウント値の内の一つであ
る。また、第二のカウント値の設定変更に伴い、第一の
カウント値も設定変更される。
【0031】また、クリアされた時のUW検出開始タイ
ミング設定部21のカウント値が一定値よりも小さい場
合は、UWが検出できなかった理由が別にあると考えら
れるため、予めカウント値設定部24に設定された第二
のカウント値を変更することなく維持する。また、クリ
アされる所定のカウント値とUW検出開始タイミング設
定部21のカウント値との差分が一定値より小さな場合
は、UWが検出できなかった理由が別にあると考えられ
るため、予めカウント値設定部24に設定された第二の
カウント値を変更することなく維持する。なお、UWが
検出できなかった理由としては、単にUWを検出できな
かったことや、信号レベルが低かったこと等が考えられ
る。このようにすることで、次の時点でUWを検出する
ことができ、同期が回復する。
【0032】また、図5は、クロック周期が長くなった
場合の動作を示す。UWが検出されなかった場合、図4
のクロック周期が短くなった場合と同様に、UW検出タ
イミングの幅を前後に広げる。そして、UW検出開始タ
イミング設定部21でカウントされたカウント値が、ク
リアされる前の値であれば、クロック周期が長くなった
ことがわかり、UW検出タイミングがそれまでのUW検
出タイミングより後、つまり復調信号の後の部分に移動
していることがわかる。このため、カウント値設定部2
4に設定される次のカウント値は予め設定されているカ
ウント値よりも小さめの値が設定される。
【0033】したがって、UW検出開始タイミング設定
部21でカウントされたカウント値が所定の値でクリア
される前の値であれば、UW検出タイミングが、それま
でのUW検出タイミングより後、つまり復調信号の後の
部分に移動していることがわかる。このため、カウント
値設定部24に設定される次のカウント値は予め設定さ
れているカウント値よりも小さめの値が設定される。な
お、クリアされる所定のカウント値とUW検出開始タイ
ミング設定部21のカウント値との差分が一定値より小
さい場合は、UWが検出できなかった理由が別にあると
考えられるため、予めカウント値設定部24に設定され
た第二の値のカウント値を変更することなく維持する。
また、カウント値設定部24に設定されるカウント値を
修正した後のUW検出タイミングの幅は、同期が取れて
いる時と同じ幅に戻す。このようにすることで、次の時
点でUWを検出することができ、同期が回復する。
【0034】このように、本実施形態の移動体端末は、
UWが検出できなくなると、UWを検出するための検出
期間であるUW検出タイミングを、すぐに広げることが
できる。また、本実施形態の移動体端末は、検出できな
くなっていたUWを再度検出できるようになると、UW
検出タイミングの幅をすぐに元の幅に戻すことができ
る。これらのことから、本実施形態の移動体端末は、U
Wが検出できなくなっても短期間でUWを再度検出でき
るようになり、基地局との同期が外れても早急に同期を
回復させることができる。また、基地局との同期を早急
に回復することができるため、UW検出タイミングの幅
をすぐに元に戻すことができ、受信動作部による受信動
作期間を短縮することができる。また、高速クロックの
動作期間を短縮することができ、低速クロックのみの動
作期間を伸ばすことができるため、消費電力の低減を図
ることができる。
【0035】実施の形態2.本発明による移動体端末の
他の実施形態について、図6を用いて説明する。図6
は、本実施形態の移動体端末のUW検出タイミング設定
部5を示す構成図である。なお、本実施形態の移動体端
末は図1と同様であり、その説明を省略する。図6にお
いて、31はクリア位置記憶部であり、カウント値比較
部25及びカウント値設定部24に接続され、UW検出
部6からUW検出信号が入力される。このクリア位置記
憶部31には、UW検出信号が入力される度に、UW検
出開始タイミング設定部21のカウント値が入力され記
録される。なお、UW検出信号は、UWが検出された
後、復調信号の受信が完了したタイミングで、UW検出
部6から出力される。また、所定の期間を過ぎてもUW
が検出されなかった場合には、クリア位置記憶部31に
記録されたクリア位置のカウント値が、カウント値設定
部24に設定される。なお、図6において、図2に示す
実施形態1と同一又は相当の部分には、同一符号を付し
てその説明を省略し、図2と相違する部分について説明
した。
【0036】次に、図6に示すUW検出タイミング設定
部5の動作について、図7〜8を用いて説明する。な
お、図1に示す移動体端末の動作は実施形態1と同様で
あり、その説明を省略する。また、移動体端末が基地局
から出力された信号を正常に受信している場合の動作タ
イミングも実施形態1と同様であり、その説明を省略す
る。
【0037】次に、クロック発生部4が有する低速クロ
ックのクロック周期が、温度の変化などで変化し、基地
局から出力された信号の送信タイミングと同期が取れな
くなっている場合の動作について説明する。図7は、ク
ロック周期が短くなった場合の動作を示す。まず、正常
に復調信号のUWが検出されると、所定のタイミングで
UW検出信号Aが得られる。
【0038】このUW検出信号Aに基づき、UW検出開
始タイミング設定部21のカウント値はクリアされる。
そして、このクリアされる直前のカウント値は、クリア
位置としてクリア位置記憶部31に記録される。なお、
図7の場合、得られたカウント値は、所定のカウント値
で一旦クリアされた後のカウント値である。つまり、U
W検出開始タイミング設定部21のカウント値は、所定
の値になると一旦クリアされるものである。また、UW
検出開始タイミング設定部21のカウント値がクリアさ
れると、それと共に受信動作タイミングがOFFにな
る。
【0039】続いて、UW検出開始タイミング設定部2
1のカウンタは、クロック発生部4からのクロックをカ
ウントするが、クロック周期が短くなっているため、カ
ウント値設定部24に設定された所定のカウント数(第
二の値)に基づくUW検出タイミングが、復調信号のU
Wの位置よりも前に位置するようになっている。なお、
所定のカウント数である第一の値も、クロック周期が短
くなっているため、正常時よりも早いタイミングでその
値に達し、受信動作タイミングが早くONとなる。ま
た、所定のカウント数である第二の値があまりにも早く
カウントされると、UW検出タイミングが早くOFFと
なってしまい、復調信号のUWが検出されなくなり、基
地局から出力された復調信号が正常に受信できなくな
り、基地局の信号の送信タイミングと同期が取れなくな
ってしまう。そこで、所定の期間、UW検出信号判定部
23にUW検出信号が入力されず、UWの検出ができな
かったことをUW検出信号判定部23で判定した時、次
のUW検出タイミングの開始時までの間隔を、クリア位
置記憶部31に記憶されているカウント値に基づき変更
する。
【0040】この図7においては、クリア位置を示すカ
ウント値が、所定のカウント値でクリアされた後のカウ
ント値であったため、クロック周期が短くなっているこ
とがわかる。したがって、次のUWを検出するまでのU
W検出開始タイミングを、予めカウント値設定部24で
用意されている1ステップ大きなカウント値とする。な
お、1ステップ大きなカウント値とは、カウント値設定
部24に予め設定されている複数のカウント値の内の一
つである。また、UW検出開始タイミングのカウント値
が設定変更されると、それに伴い受信動作タイミングの
カウント値も変更される。このようにすることで、次の
UW検出タイミングは、復調信号のUWの位置を含むよ
うになり、UWが検出され、UW検出信号Cが得られる
ようになる。
【0041】次に、図8を用いて、クロック周期が長く
なった場合の動作を示す。まず、正常に復調信号のUW
が検出されると、所定のタイミングでUW検出信号Aが
得られる。このUW検出信号Aに基づき、UW検出開始
タイミング設定部21のカウント値はクリアされる。そ
して、このクリアされる直前のカウント値は、クリア位
置としてクリア位置記憶部31に記録される。なお、図
8の場合、得られたカウント値は、所定のカウント値で
クリアされる前のカウント値である。また、UW検出開
始タイミング設定部21のカウント値がクリアされる
と、それと共に受信動作タイミングがOFFになる。
【0042】続いて、UW検出開始タイミング設定部2
1のカウンタは、クロック発生部4からのクロックをカ
ウントするが、クロック周期が長くなっているため、カ
ウント値設定部24に設定された所定のカウント数(第
二の値)に基づくUW検出タイミングが、復調信号のU
Wの位置よりも後に位置するようになっている。なお、
所定のカウント数である第一の値も、クロック周期が長
くなっているため、正常時よりも遅いタイミングでその
値に達し、受信動作タイミングが遅くONとなる。ま
た、所定のカウント数である第二の値があまりにも遅く
カウントされると、UW検出タイミングが遅くONとな
ってしまい、復調信号のUWが検出されなくなり、基地
局から出力された復調信号が正常に受信できなくなり、
基地局の信号の送信タイミングと同期が取れなくなって
しまう。
【0043】そこで、所定の期間、UW検出信号判定部
23にUW検出信号が入力されず、UWの検出ができな
かったことをUW検出信号判定部23で判定した時、次
のUW検出タイミングの開始時までの間隔を、クリア位
置記憶部31に記憶されているカウント値に基づき変更
する。この図8においては、クリア位置を示すカウント
値が、所定のカウント値でクリアされる前のカウント値
であったため、クロック周期が長くなっていることがわ
かる。したがって、次のUWを検出するまでのUW検出
開始タイミングを、予めカウント値設定部24で用意さ
れている1ステップ小さなカウント値とする。なお、1
ステップ小さなカウント値とは、カウント値設定部24
に予め設定されている複数のカウント値の内の一つであ
る。このようにすることで、次のUW検出タイミング
は、復調信号のUWの位置を含むようになり、UWが検
出され、UW検出信号Cが得られるようになる。
【0044】このように、本実施形態の移動体端末は、
復調信号のUWが検出できなくなると、既に記録された
クリア位置のデータに基づき、次のUW検出までの間欠
受信間隔を変更することができるので、UW検出のため
にUW検出タイミングの間隔を広げることなく同期を回
復させることができる。このことから、本実施形態の移
動体端末は、UWが検出できなくなっても短期間でUW
が再度検出できるようになり、基地局との同期が外れて
も早急に同期を回復させることができる。また、基地局
との同期を早急に回復することができるため、受信動作
部による受信動作期間を短いまま維持することができ、
また高速クロックの動作期間を短く、低速クロックのみ
の動作期間を長く維持することができるため、消費電力
の低減を維持することができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る移動体端
末は、基地局から出力された信号が有する所定のユニー
クワードを検出することで基地局との同期をとるもので
あって、ユニークワードを検出することができず、基地
局との同期が外れると、ユニークワードを検出するため
の検出窓の窓幅時間が前後に延長し、延長された窓幅時
間内でユニークワードが検出されると、ユニークワード
が検出されたタイミングに基づき、検出窓を開くタイミ
ングが修正され、延長された検出窓の窓幅時間は予め設
定された窓幅時間に戻るものであり、受信窓幅時間を早
急に復旧させて、移動体端末の消費電力量を抑えること
ができる。
【0046】また、この発明に係る移動体端末は、基地
局から出力された信号が有する所定のユニークワードを
検出することで基地局との同期をとるものであって、ユ
ニークワードを検出することができず、基地局との同期
が外れると、以前に検出されたユニークワードの検出タ
イミングに基づき、検出窓の開くタイミングが修正され
るものであり、受信窓幅時間を早急に復旧させて、移動
体端末の消費電力量を抑えることができる。
【0047】この発明に係る移動体端末の間欠受信方法
は、基地局から出力された信号が有する所定のユニーク
ワードを検出することができず、基地局との同期が外れ
ると、ユニークワードを検出するための検出窓の窓幅時
間が前後に延長し、延長された窓幅時間内でユニークワ
ードが検出されると、ユニークワードが検出されたタイ
ミングに基づき、検出窓を開くタイミングが修正され、
延長された検出窓の窓幅時間を予め設定された窓幅時間
に戻すものであり、受信窓幅時間を早急に復旧させて、
移動体端末の消費電力量を抑えることができる。
【0048】また、この発明に係る移動体端末の間欠受
信方法は、基地局から出力された信号が有する所定のユ
ニークワードを検出することができず、基地局との同期
が外れると、以前に検出されたユニークワードの検出タ
イミングに基づき、検出窓の開くタイミングが修正され
るものであり、受信窓幅時間を早急に復旧させて、移動
体端末の消費電力量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1の移動体端末を示す構成
図である。
【図2】 本発明の実施形態1の移動体端末のUW検出
タイミング設定部5を示す構成図である。
【図3】 本発明の実施形態1の移動体端末が基地局か
ら出力された信号を正常に受信している場合のタイミン
グチャートである。
【図4】 本発明の実施形態1の移動体端末において、
クロック周期が短くなった場合のタイミングチャートで
ある。
【図5】 本発明の実施形態1の移動体端末において、
クロック周期が長くなった場合のタイミングチャートで
ある。
【図6】 本発明の実施形態2の移動体端末のUW検出
タイミング設定部5を示す構成図である。
【図7】 本発明の実施形態2の移動体端末において、
クロック周期が短くなった場合のタイミングチャートで
ある。
【図8】 本発明の実施形態2の移動体端末において、
クロック周期が長くなった場合のタイミングチャートで
ある。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 高周波部、3 復調部、4 クロッ
ク発生部、5 UW検出タイミング設定部、6 UW検
出部、7 信号受信回路部、21 UW検出開始タイミ
ング設定部、22 UW検出タイミング信号発生部、2
3 UW検出信号判定部、24 カウント値設定部、2
5 カウント値比較部、31 クリア位置記憶部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局から出力された信号が有する所定
    のユニークワードを検出することで前記基地局との同期
    をとる移動体端末において、 前記ユニークワードを検出することができず、前記基地
    局との同期が外れると、前記ユニークワードを検出する
    ための検出窓の窓幅時間が前後に延長し、 前記延長された窓幅時間内で前記ユニークワードが検出
    されると、前記ユニークワードが検出されたタイミング
    に基づき、前記検出窓を開くタイミングが修正され、前
    記延長された検出窓の窓幅時間は予め設定された窓幅時
    間に戻ることを特徴とする移動体端末。
  2. 【請求項2】 基地局から出力された信号が有する所定
    のユニークワードを検出することで前記基地局との同期
    をとる移動体端末において、 前記ユニークワードを検出することができず、前記基地
    局との同期が外れると、前記ユニークワードを検出する
    ための検出窓の窓幅時間を前後に延長し、 前記延長された窓幅時間内で前記ユニークワードが検出
    されると、前記ユニークワードの検出タイミングに基づ
    き出力されるUW検出信号を出力し、 前記UW検出信号の出力時のクロックのカウンタ値と、
    予め設定された間欠受信の周期が算出できるカウンタ値
    と比較し、 この比較結果に基づき、前記検出窓の開くタイミングを
    修正し、前記延長された検出窓の窓幅時間を予め設定さ
    れた元の窓幅時間に戻すことを特徴とする移動体端末。
  3. 【請求項3】 基地局から出力された信号が有する所定
    のユニークワードを検出することで前記基地局との同期
    をとる移動体端末において、 前記ユニークワードを検出することができず、前記基地
    局との同期が外れると、以前に検出された前記ユニーク
    ワードの検出タイミングに基づき、検出窓の開くタイミ
    ングが修正されることを特徴とする移動体端末。
  4. 【請求項4】 基地局から出力された信号が有する所定
    のユニークワードを検出することで前記基地局との同期
    をとる移動体端末において、 前記ユニークワードを検出することができず、前記基地
    局との同期が外れると、 以前ユニークワードが検出された時に前記ユニークワー
    ドの検出タイミングに基づき出力されたUW検出信号の
    出力時のクロックのカウンタ値と、予め設定された間欠
    受信の周期が算出できるカウンタ値とを比較し、 この比較結果に基づき、検出窓の開くタイミングを修正
    することを特徴とする移動体端末。
  5. 【請求項5】 クロックのカウンタ値と、間欠受信の周
    期が算出できるカウンタ値とを比較して、 クロックのカウンタ値が間欠受信の周期が算出できるカ
    ウンタ値よりもゼロに近ければ検出窓の開くタイミング
    を遅く修正し、 クロックのカウンタ値がゼロよりも間欠受信の周期が算
    出できるカウンタ値に近ければ検出窓の開くタイミング
    を早く修正することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載の移動体端末。
  6. 【請求項6】 検出窓を開くタイミングは、予め用意さ
    れた複数のカウンタ値に基づくタイミングの中から選択
    されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の移動体端末。
  7. 【請求項7】 消費電力の多い高速のクロックと、消費
    電力の少ない低速のクロックとを備え、 検出窓を開くタイミングは、前記低速のクロックを用い
    て計算されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
    に記載の移動体端末。
  8. 【請求項8】 基地局から出力された信号が有する所定
    のユニークワードを検出することができず、前記基地局
    との同期が外れると、前記ユニークワードを検出するた
    めの検出窓の窓幅時間が前後に延長し、 前記延長された窓幅時間内で前記ユニークワードが検出
    されると、前記ユニークワードが検出されたタイミング
    に基づき、前記検出窓を開くタイミングが修正され、前
    記延長された検出窓の窓幅時間を予め設定された窓幅時
    間に戻すことを特徴とする移動体端末の間欠受信方法。
  9. 【請求項9】 基地局から出力された信号が有する所定
    のユニークワードを検出することができず、前記基地局
    との同期が外れると、以前に検出された前記ユニークワ
    ードの検出タイミングに基づき、検出窓の開くタイミン
    グが修正されることを特徴とする移動体端末の間欠受信
    方法。
JP2001003619A 2001-01-11 2001-01-11 移動体端末及びその間欠受信方法 Pending JP2002209264A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012151879A (ja) * 2012-03-12 2012-08-09 Jvc Kenwood Corp 受信機、制御方法及びプログラム
JP2014526821A (ja) * 2011-09-08 2014-10-06 ノルディック セミコンダクタ アーエスアー 無線通信システム

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