JPH09130351A - アナログ時分割多重伝送装置 - Google Patents
アナログ時分割多重伝送装置Info
- Publication number
- JPH09130351A JPH09130351A JP27911895A JP27911895A JPH09130351A JP H09130351 A JPH09130351 A JP H09130351A JP 27911895 A JP27911895 A JP 27911895A JP 27911895 A JP27911895 A JP 27911895A JP H09130351 A JPH09130351 A JP H09130351A
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- Japan
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- reference signal
- time division
- signals
- signal
- division multiplex
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- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １チャネルの公衆電話回線を用いて、簡易な
設備で例えば２チャネル程度の電話音声信号を伝送す
る。 【解決手段】 電話音声信号Ａ１４及びＢ１５と、基準
信号ｆ３を時分割多重して伝送１６する。受信部１３で
は、抽出された基準信号ｆに同期したスイッチング信号
７で受信した時分割多重信号をそれぞれ分離し、アナロ
グメモリー９及び１０を用いて信号欠落期間を補充し
て、電話音声信号Ａ’１７及びＢ’１８を伝送信号とし
て得る。
設備で例えば２チャネル程度の電話音声信号を伝送す
る。 【解決手段】 電話音声信号Ａ１４及びＢ１５と、基準
信号ｆ３を時分割多重して伝送１６する。受信部１３で
は、抽出された基準信号ｆに同期したスイッチング信号
７で受信した時分割多重信号をそれぞれ分離し、アナロ
グメモリー９及び１０を用いて信号欠落期間を補充し
て、電話音声信号Ａ’１７及びＢ’１８を伝送信号とし
て得る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はアナログ時分割多重
伝送装置に関し、特に電話信号のアナログ時分割多重伝
送装置に関する。
伝送装置に関し、特に電話信号のアナログ時分割多重伝
送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電話多重伝送方式としては周波数多重方
式と時分割多重方式がある。大規模な電話多重伝送方式
としては、以前のアナログ全盛期には、例えば９６０チ
ャネルの周波数多重搬送などが、同軸線路やマイクロウ
エーブ伝送路を通して行われた。近年、ディジタル伝送
が一般的となり、光ファイバ伝送路を通じての時分割多
チャネルディジタル伝送が行われている。これらの電話
多重伝送方式は、当然のことながら、広帯域伝送線路と
大規模な設備を必要とする。
式と時分割多重方式がある。大規模な電話多重伝送方式
としては、以前のアナログ全盛期には、例えば９６０チ
ャネルの周波数多重搬送などが、同軸線路やマイクロウ
エーブ伝送路を通して行われた。近年、ディジタル伝送
が一般的となり、光ファイバ伝送路を通じての時分割多
チャネルディジタル伝送が行われている。これらの電話
多重伝送方式は、当然のことながら、広帯域伝送線路と
大規模な設備を必要とする。
【０００３】このような大規模な電話多重伝送方式の他
に、１チャネルの公衆電話回線程度の伝送路を通じて、
例えば２チャネル程度の電話を伝送する、あるいは１チ
ャネルの電話の他に別の情報を多重伝送する装置に対す
る需要が存在する。
に、１チャネルの公衆電話回線程度の伝送路を通じて、
例えば２チャネル程度の電話を伝送する、あるいは１チ
ャネルの電話の他に別の情報を多重伝送する装置に対す
る需要が存在する。
【０００４】特開平４−２２３７５１号公報には、イン
タホン伝送路の伝送帯域の１００Ｈｚ以下の低周波域
（公衆電話回線ではこのような低周波域は、一般には伝
送できない）に制御情報を多重する方法が開示されてい
る。
タホン伝送路の伝送帯域の１００Ｈｚ以下の低周波域
（公衆電話回線ではこのような低周波域は、一般には伝
送できない）に制御情報を多重する方法が開示されてい
る。
【０００５】また、特開昭６２−２９８２４４号公報に
は、試験信号をディジタル通話路の音声情報タイムスロ
ットの無通話のタイムスロットに、通話路折り返し命令
とともに挿入する方法が開示されている。
は、試験信号をディジタル通話路の音声情報タイムスロ
ットの無通話のタイムスロットに、通話路折り返し命令
とともに挿入する方法が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、１チ
ャネルの公衆電話回線程度の伝送路を用いて、例えば２
チャネル程度の電話回線が伝送できるアナログ時分割多
重装置を提供することである。
ャネルの公衆電話回線程度の伝送路を用いて、例えば２
チャネル程度の電話回線が伝送できるアナログ時分割多
重装置を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、送信側
において、基準信号を発生する基準信号発生手段と、複
数チャネルの音声信号と前記基準信号とをこの基準信号
に同期して時分割多重化して送出する時分割多重化手段
とを有し、受信側において、前記基準信号を分離抽出す
る抽出手段と、抽出された前記基準信号に同期して前記
複数チャネルの音声信号を順次択一的に導出する分離手
段と、前記チャネル対応に設けられ前記分離手段による
対応分離チャネル出力を夫々一時格納する複数の記憶手
段と、前記記憶手段に対して前記基準信号に同期して読
出し制御を行う読出し制御手段と、を有することを特徴
とするアナログ時分割多重伝送装置が得られる。
において、基準信号を発生する基準信号発生手段と、複
数チャネルの音声信号と前記基準信号とをこの基準信号
に同期して時分割多重化して送出する時分割多重化手段
とを有し、受信側において、前記基準信号を分離抽出す
る抽出手段と、抽出された前記基準信号に同期して前記
複数チャネルの音声信号を順次択一的に導出する分離手
段と、前記チャネル対応に設けられ前記分離手段による
対応分離チャネル出力を夫々一時格納する複数の記憶手
段と、前記記憶手段に対して前記基準信号に同期して読
出し制御を行う読出し制御手段と、を有することを特徴
とするアナログ時分割多重伝送装置が得られる。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明の作用は次の通りである。
伝送路を１／（ｎ＋１）周期で時分割し、ｎチャネルの
電話音声信号と基準信号とを伝送し、受信側では、伝送
された各チャネル電話音声信号を一度メモリーに記憶し
た後、それぞれｎ／（ｎ＋１）周期繰り返し読み出すこ
とにより、ｎチャネルの電話回線を分離・伝送する。
伝送路を１／（ｎ＋１）周期で時分割し、ｎチャネルの
電話音声信号と基準信号とを伝送し、受信側では、伝送
された各チャネル電話音声信号を一度メモリーに記憶し
た後、それぞれｎ／（ｎ＋１）周期繰り返し読み出すこ
とにより、ｎチャネルの電話回線を分離・伝送する。
【０００９】以下に、本発明の実施例について図面を参
照して説明する。
照して説明する。
【００１０】図１は本発明によるアナログ時分割多重伝
送装置の実施例の構成を示すブロック図であり、図２は
図１の説明用の各部信号波形図である。
送装置の実施例の構成を示すブロック図であり、図２は
図１の説明用の各部信号波形図である。
【００１１】図１において、送信部１２内で電話音声信
号Ａ（図２Ａ）１４、電話音声信号Ｂ（図２Ｂ）１５及
び基準信号発生器３からの基準信号ｆ（図２ｆ）は、ス
イッチング信号発生器２でアナログスイッチ１を制御し
て、順次切り替えることにより、時分割信号（図２Ｃ）
となって伝送路１６を経て、受信部１３まで伝送され
る。基準信号ｆ（図２ｆ）とスイッチング信号発生器２
の出力スイッチング信号とは位相同期していることが望
ましい。
号Ａ（図２Ａ）１４、電話音声信号Ｂ（図２Ｂ）１５及
び基準信号発生器３からの基準信号ｆ（図２ｆ）は、ス
イッチング信号発生器２でアナログスイッチ１を制御し
て、順次切り替えることにより、時分割信号（図２Ｃ）
となって伝送路１６を経て、受信部１３まで伝送され
る。基準信号ｆ（図２ｆ）とスイッチング信号発生器２
の出力スイッチング信号とは位相同期していることが望
ましい。
【００１２】受信部１３では、受信信号（図２Ｃ）は基
準信号ｆ（図２ｆ）を中心とする狭帯域バンドパスフィ
ルタ（ＢＰＦ）４を通して、基準信号ｆを図２Ｄの様な
形で抽出する。抽出された基準信号ｆ（図２Ｄ）は検波
器５で検波されて、図２Ｅに示す様なパルス信号にな
る。
準信号ｆ（図２ｆ）を中心とする狭帯域バンドパスフィ
ルタ（ＢＰＦ）４を通して、基準信号ｆを図２Ｄの様な
形で抽出する。抽出された基準信号ｆ（図２Ｄ）は検波
器５で検波されて、図２Ｅに示す様なパルス信号にな
る。
【００１３】スイッチング信号発生器７は送信部１２の
スイッチング信号発生器２と同じ周波数で発振し、その
出力と検波器５の出力（図２Ｅ）とを、位相検出器６で
位相比較してフィードバックすることにより、スイッチ
ング信号発生器２及び７の出力信号を位相同期させる。
スイッチング信号発生器２と同じ周波数で発振し、その
出力と検波器５の出力（図２Ｅ）とを、位相検出器６で
位相比較してフィードバックすることにより、スイッチ
ング信号発生器２及び７の出力信号を位相同期させる。
【００１４】時分割伝送された電話音声信号Ａ１４及び
Ｂ１５は、スイッチング信号発生器７の出力で制御され
たアナログスイッチ８を通して、それぞれアナログメモ
リー９及び１０に記憶される。
Ｂ１５は、スイッチング信号発生器７の出力で制御され
たアナログスイッチ８を通して、それぞれアナログメモ
リー９及び１０に記憶される。
【００１５】時分割伝送された電話音声信号Ａ１４及び
Ｂ１５は、それぞれ１／３周期のみ存在し、残りの２／
３周期は信号が存在しない（他の電話音声信号あるいは
基準信号が存在する）。この信号が存在しない期間（無
信号部分）は、アナログメモリー９及び１０に記憶され
た信号を、スイッチング信号発生器７で制御された読み
出しアドレス発生器１１の出力アドレス信号で、繰り返
し読み出すことにより補充し、電話音声信号Ａ’（図２
Ａ’）１７及びＢ’（図２Ｂ）１８として出力する。
Ｂ１５は、それぞれ１／３周期のみ存在し、残りの２／
３周期は信号が存在しない（他の電話音声信号あるいは
基準信号が存在する）。この信号が存在しない期間（無
信号部分）は、アナログメモリー９及び１０に記憶され
た信号を、スイッチング信号発生器７で制御された読み
出しアドレス発生器１１の出力アドレス信号で、繰り返
し読み出すことにより補充し、電話音声信号Ａ’（図２
Ａ’）１７及びＢ’（図２Ｂ）１８として出力する。
【００１６】各電話音声信号は１／３周期のみの伝送と
なるので、伝送情報量が減ることは避けられないが、例
えば１周期を２０ｍｓ程度に選ぶことにより、実用上差
し支えない程度の良好な伝送音質が得られる。
なるので、伝送情報量が減ることは避けられないが、例
えば１周期を２０ｍｓ程度に選ぶことにより、実用上差
し支えない程度の良好な伝送音質が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明は１チャネル
の公衆電話回線を用いて、例えば２チャネルの電話音声
信号を簡易な設備で伝送できる効果がある。
の公衆電話回線を用いて、例えば２チャネルの電話音声
信号を簡易な設備で伝送できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例のブロック図である。
【図２】図１のブロックの各部信号の波形図である。
１，８ アナログスイッチ ２，７ スイッチング信号発生器 ３ 基準信号発生器 ４ バンドパスフィルタ ５ 検波器 ６ 位相検出器 ９，１０ アナログメモリー １１ 読み出しアドレス発生器 １２ 送信部 １３ 受信部 １４ 電話音声信号Ａ １５ 電話音声信号Ｂ １６ 伝送路 １７ 電話音声信号Ａ’ １８ 電話音声信号Ｂ’
Claims (2)
- 【請求項１】 送信側において、 基準信号を発生する基準信号発生手段と、複数チャネル
の音声信号と前記基準信号とをこの基準信号に同期して
時分割多重化して送出する時分割多重化手段とを有し、 受信側において、 前記基準信号を分離抽出する抽出手段と、抽出された前
記基準信号に同期して前記複数チャネルの音声信号を順
次択一的に導出する分離手段と、前記チャネル対応に設
けられ前記分離手段による対応分離チャネル出力を夫々
一時格納する複数の記憶手段と、前記記憶手段に対して
前記基準信号に同期して読出し制御を行う読出し制御手
段と、 を有することを特徴とするアナログ時分割多重伝送装
置。 - 【請求項２】 前記読出し制御手段は、前記記憶手段の
記憶内容を複数回繰り返し読出すよう制御することを特
徴とする請求項１記載のアナログ時分割多重伝送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27911895A JPH09130351A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | アナログ時分割多重伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27911895A JPH09130351A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | アナログ時分割多重伝送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09130351A true JPH09130351A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17606684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27911895A Withdrawn JPH09130351A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | アナログ時分割多重伝送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09130351A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU735940B2 (en) * | 1997-06-16 | 2001-07-19 | Nec Corporation | TDMA voice information reading apparatus |
| EP3248288A4 (en) * | 2015-01-23 | 2018-10-03 | Metrotech Corporation | Signal generator with multiple outputs |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27911895A patent/JPH09130351A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU735940B2 (en) * | 1997-06-16 | 2001-07-19 | Nec Corporation | TDMA voice information reading apparatus |
| EP3248288A4 (en) * | 2015-01-23 | 2018-10-03 | Metrotech Corporation | Signal generator with multiple outputs |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |