JPH05344046A - 表示付き無線選択呼出受信機 - Google Patents
表示付き無線選択呼出受信機Info
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- JPH05344046A JPH05344046A JP4147840A JP14784092A JPH05344046A JP H05344046 A JPH05344046 A JP H05344046A JP 4147840 A JP4147840 A JP 4147840A JP 14784092 A JP14784092 A JP 14784092A JP H05344046 A JPH05344046 A JP H05344046A
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- Japan
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- signal
- clock
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- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/022—Selective call receivers
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/0079—Receiver details
- H04L7/0083—Receiver details taking measures against momentary loss of synchronisation, e.g. inhibiting the synchronisation, using idle words or using redundant clocks
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L7/00—Arrangements for synchronising receiver with transmitter
- H04L7/04—Speed or phase control by synchronisation signals
- H04L7/041—Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
- H04L7/046—Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal using a dotting sequence
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 受信機の受信信号と同期クロックとの同期を
プリアンブル信号受信時のみならず、必要に応じて再同
期処理を行える表示付き無線選択呼出受信機を提供す
る。 【構成】 無線信号を受信・復調する受信部１０２と、
デコーダ部１０３、制御部１０４、スピーカ１０５、Ｌ
ＣＤ１０６、クロック同期回路１０７、電界検出回路１
０８と、同期検出回路１０９、同期制御回路１１０とを
備え、受信部１０２で受信したディジタル信号１と同期
クロック２とのずれを検出する同期検出回路１０９と、
上記ディジタル信号１と同期クロック２との偏差が所定
閾値を越えた場合、電界検出回路１０８で検出した受信
電界強度に応じてクロック同期回路１０７の再同期処理
を行わせるか否かを制御する同期制御回路１１０とを備
える。
プリアンブル信号受信時のみならず、必要に応じて再同
期処理を行える表示付き無線選択呼出受信機を提供す
る。 【構成】 無線信号を受信・復調する受信部１０２と、
デコーダ部１０３、制御部１０４、スピーカ１０５、Ｌ
ＣＤ１０６、クロック同期回路１０７、電界検出回路１
０８と、同期検出回路１０９、同期制御回路１１０とを
備え、受信部１０２で受信したディジタル信号１と同期
クロック２とのずれを検出する同期検出回路１０９と、
上記ディジタル信号１と同期クロック２との偏差が所定
閾値を越えた場合、電界検出回路１０８で検出した受信
電界強度に応じてクロック同期回路１０７の再同期処理
を行わせるか否かを制御する同期制御回路１１０とを備
える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は表示付き無線選択呼出受
信機に関し、特にクロック同期回路の同期クロックと復
調信号との同期制御を適宜行う表示付き無線選択呼出受
信機に関するものである。
信機に関し、特にクロック同期回路の同期クロックと復
調信号との同期制御を適宜行う表示付き無線選択呼出受
信機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は、従来における表示付き無線選択
呼出受信機のブロック回路図である。このような従来の
表示付き無線選択呼出受信機は、選択呼出信号と表示情
報信号とで変調された無線信号をアンテナ１０１で受信
し、受信部１０２に入力する。受信部１０２は受信した
無線信号を増幅・復調してデコーダ部１０３に出力す
る。デコーダ部１０３は予め設定された自己の選択呼出
番号と、受信無線信号による選択呼出信号とが一致する
と、制御部１０４に信号を出力する。制御部１０４はこ
の信号によりスピーカ１０５を鳴音させるなどの報知動
作を行い、さらに表示情報が受信無線信号にあれば、鳴
音と同時にその表示情報をメッセージ表示装置であるＬ
ＣＤ１０６に表示させている。
呼出受信機のブロック回路図である。このような従来の
表示付き無線選択呼出受信機は、選択呼出信号と表示情
報信号とで変調された無線信号をアンテナ１０１で受信
し、受信部１０２に入力する。受信部１０２は受信した
無線信号を増幅・復調してデコーダ部１０３に出力す
る。デコーダ部１０３は予め設定された自己の選択呼出
番号と、受信無線信号による選択呼出信号とが一致する
と、制御部１０４に信号を出力する。制御部１０４はこ
の信号によりスピーカ１０５を鳴音させるなどの報知動
作を行い、さらに表示情報が受信無線信号にあれば、鳴
音と同時にその表示情報をメッセージ表示装置であるＬ
ＣＤ１０６に表示させている。
【０００３】また受信部１０２で復調された信号をデコ
ーダ部１０３で処理するためには受信信号と同期の取れ
たクロックにより処理しなければならない。この受信信
号と同期の取れた同期クロックは、デコーダ部１０３及
び制御部１０４の処理に使用される。
ーダ部１０３で処理するためには受信信号と同期の取れ
たクロックにより処理しなければならない。この受信信
号と同期の取れた同期クロックは、デコーダ部１０３及
び制御部１０４の処理に使用される。
【０００４】受信信号とクロックとの同期には、クロッ
ク同期回路１０７によって行われるが、通常同期の取り
やすい信号レベル「１」と信号レベル「０」が交互に繰
り返されるプリアンブル信号を無線信号の先頭に付け、
このプリアンブル信号により受信信号とクロックとの同
期が確立されている。そして、プリアンブル信号が終了
したことをデコーダ部１０３で判断し、デコーダ部１０
３はクロック同期回路１０７に制御信号を送り、クロッ
ク同期回路１０７の同期制御は終了させている。つまり
プリアンブル信号の送られている期間のみ、クロック同
期回路１０７は動作し、受信信号とクロックとの同期が
取られ、それ以外の無線信号受信時においては同期制御
を停止している。
ク同期回路１０７によって行われるが、通常同期の取り
やすい信号レベル「１」と信号レベル「０」が交互に繰
り返されるプリアンブル信号を無線信号の先頭に付け、
このプリアンブル信号により受信信号とクロックとの同
期が確立されている。そして、プリアンブル信号が終了
したことをデコーダ部１０３で判断し、デコーダ部１０
３はクロック同期回路１０７に制御信号を送り、クロッ
ク同期回路１０７の同期制御は終了させている。つまり
プリアンブル信号の送られている期間のみ、クロック同
期回路１０７は動作し、受信信号とクロックとの同期が
取られ、それ以外の無線信号受信時においては同期制御
を停止している。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この様に、上述した従
来の表示付き無線選択呼出受信機は、受信した復調信号
と信号処理用の同期クロックとの同期確立をプリアンブ
ル信号受信期間のみ行うため、プリアンブル信号が終了
し、クロック同期回路の同期制御停止後に同期クロック
と復調信号とにずれが発生した場合、新たに同期の調整
ができず、デコーダ部１０３及び制御部１０４での信号
処理に誤りが生ずるという問題点があった。
来の表示付き無線選択呼出受信機は、受信した復調信号
と信号処理用の同期クロックとの同期確立をプリアンブ
ル信号受信期間のみ行うため、プリアンブル信号が終了
し、クロック同期回路の同期制御停止後に同期クロック
と復調信号とにずれが発生した場合、新たに同期の調整
ができず、デコーダ部１０３及び制御部１０４での信号
処理に誤りが生ずるという問題点があった。
【０００６】そこで本発明の目的は、このような従来の
問題点を除去して、受信機の受信信号と信号処理用の同
期クロックとの同期をプリアンブル信号受信時のみなら
ず、他の信号受信時でも選択的に同期を確立できるよう
にした表示付き無線選択呼出受信機を提供する。
問題点を除去して、受信機の受信信号と信号処理用の同
期クロックとの同期をプリアンブル信号受信時のみなら
ず、他の信号受信時でも選択的に同期を確立できるよう
にした表示付き無線選択呼出受信機を提供する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段は、無線信号を受信・復調した復調
信号と、自受信機内で発生した同期クロックとを同期ク
ロック回路で同期を確立し、この同期クロックによって
前記復調信号からデータを識別し、前記復調信号に含ま
れる選択呼出信号と予め定められた自己選択呼出番号と
を比較し、一致した場合に自受信機の呼出と認識して、
前記復調信号から識別したメッセージ信号に従って報知
手段またはメッセージ表示部を動作させる表示機能付き
無線選択呼出受信機において、前記無線信号の受信電界
強度を検出する電界検出回路と、前記復調信号と前記同
期クロックとの偏差を検出する同期検出回路と、前記電
界検出回路の検出した受信電界強度と、前記同期検出回
路の検出した偏差とに従って前記クロック同期回路の同
期制御開始及び停止を制御して、プリアンブル信号受信
時以外でも前記同期クロックの同期確立をできるように
した同期制御回路とを備えることを特徴とする。
の本発明の解決手段は、無線信号を受信・復調した復調
信号と、自受信機内で発生した同期クロックとを同期ク
ロック回路で同期を確立し、この同期クロックによって
前記復調信号からデータを識別し、前記復調信号に含ま
れる選択呼出信号と予め定められた自己選択呼出番号と
を比較し、一致した場合に自受信機の呼出と認識して、
前記復調信号から識別したメッセージ信号に従って報知
手段またはメッセージ表示部を動作させる表示機能付き
無線選択呼出受信機において、前記無線信号の受信電界
強度を検出する電界検出回路と、前記復調信号と前記同
期クロックとの偏差を検出する同期検出回路と、前記電
界検出回路の検出した受信電界強度と、前記同期検出回
路の検出した偏差とに従って前記クロック同期回路の同
期制御開始及び停止を制御して、プリアンブル信号受信
時以外でも前記同期クロックの同期確立をできるように
した同期制御回路とを備えることを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明の構成は図１に示し、この図１に示す表
示付き無線選択呼出受信機において、無線信号を受信す
ると、その受信信号中に含まれるプリアンブル信号受信
時にクロック同期回路１０７は、復調信号であるディジ
タル信号１と自装置内で発生させたクロックとの同期を
確立して同期クロック２を生成する。一方この同期クロ
ック２とディジタル信号１との偏差を同期検出回路１０
９は検出し、同期制御回路１１０に出力する。他方、電
界検出回路１０８は受信部１０２の受信する無線信号の
受信電界強度を検出して同期制御回路１１０に出力して
いる。そして、同期制御回路１１０は、デコーダ部１０
３によってプリアンブル信号の受信が終了したことを検
知すると、一旦クロック同期回路１０７に同期クロック
２の同期制御を停止させる。その後、同期クロック２に
よって各信号処理をデコーダ部１０３及び制御部１０４
で行なう。しかし、受信状態によっては一旦同期を確立
した同期クロック２とディジタル信号１との偏差が大き
くなることがある。そこで、同期検出回路１０９からの
同期クロック２とディジタル信号１との偏差が大きくな
った場合、同期制御回路１１０はその時の受信電界強度
に応じて再度クロック同期回路１０７に同期クロック２
の同期を修正させる。これによって偏差の大きくなった
同期クロック２による信号処理誤りを防ぐ。
示付き無線選択呼出受信機において、無線信号を受信す
ると、その受信信号中に含まれるプリアンブル信号受信
時にクロック同期回路１０７は、復調信号であるディジ
タル信号１と自装置内で発生させたクロックとの同期を
確立して同期クロック２を生成する。一方この同期クロ
ック２とディジタル信号１との偏差を同期検出回路１０
９は検出し、同期制御回路１１０に出力する。他方、電
界検出回路１０８は受信部１０２の受信する無線信号の
受信電界強度を検出して同期制御回路１１０に出力して
いる。そして、同期制御回路１１０は、デコーダ部１０
３によってプリアンブル信号の受信が終了したことを検
知すると、一旦クロック同期回路１０７に同期クロック
２の同期制御を停止させる。その後、同期クロック２に
よって各信号処理をデコーダ部１０３及び制御部１０４
で行なう。しかし、受信状態によっては一旦同期を確立
した同期クロック２とディジタル信号１との偏差が大き
くなることがある。そこで、同期検出回路１０９からの
同期クロック２とディジタル信号１との偏差が大きくな
った場合、同期制御回路１１０はその時の受信電界強度
に応じて再度クロック同期回路１０７に同期クロック２
の同期を修正させる。これによって偏差の大きくなった
同期クロック２による信号処理誤りを防ぐ。
【０００９】
【実施例】次に本発明について図１を参照しつつ以下に
説明する。図１は本発明の一実施例のブロック回路図で
ある。
説明する。図１は本発明の一実施例のブロック回路図で
ある。
【００１０】この図１において、アンテナ１０１は受信
部１０２に接続される。受信部１０２はデコーダ部１０
３、クロック同期回路１０７及び同期検出回路１０９に
復調信号であるディジタル信号１を出力するように接続
されていると共に、電界検出回路１０８とも接続されて
いる。デコーダ部１０３は制御部１０４に検出信号３
を、同期制御回路１１０に信号７を出力するように接続
されている。制御部１０４は報知手段であるスピーカ１
０５とメッセージ表示装置であるＬＣＤ１０６とに信号
４を出力するように接続されている。
部１０２に接続される。受信部１０２はデコーダ部１０
３、クロック同期回路１０７及び同期検出回路１０９に
復調信号であるディジタル信号１を出力するように接続
されていると共に、電界検出回路１０８とも接続されて
いる。デコーダ部１０３は制御部１０４に検出信号３
を、同期制御回路１１０に信号７を出力するように接続
されている。制御部１０４は報知手段であるスピーカ１
０５とメッセージ表示装置であるＬＣＤ１０６とに信号
４を出力するように接続されている。
【００１１】クロック同期回路１０７は同期クロック２
を、デコーダ部１０３、制御部１０４及び同期検出回路
１０９に出力するように接続されていると共に、同期制
御回路１１０から制御信号８が入力されるように接続さ
れている。同期検出回路１０９は同期制御回路１１０に
信号５を出力するように接続されている。電界検出回路
１０８は同期制御回路１１０に信号６を出力するように
接続されている。
を、デコーダ部１０３、制御部１０４及び同期検出回路
１０９に出力するように接続されていると共に、同期制
御回路１１０から制御信号８が入力されるように接続さ
れている。同期検出回路１０９は同期制御回路１１０に
信号５を出力するように接続されている。電界検出回路
１０８は同期制御回路１１０に信号６を出力するように
接続されている。
【００１２】以上の構成において、以下その動作につい
て説明する。
て説明する。
【００１３】選択呼出信号と表示情報信号とで変調され
た無線周波数帯の電波信号をアンテナ１０１で受信して
受信部１０２に入力する。受信部１０２は、受信電波信
号を増幅した後復調する。さらに復調した信号は波形整
形して２値ディジタル信号１に変換する。このディジタ
ル信号１は、受信部１０２からデコーダ部１０３、クロ
ック同期回路１０７及び同期検出回路１０９に出力され
る。クロック同期回路１０７は、ディジタル信号１の立
上りエッジ若しくは立下りエッジに合わせて、クロック
同期回路１０７内部で発生させたクロックの位相を調整
して同期クロック２を生成してデコーダ部１０３、制御
部１０４及び同期検出回路１０９に出力する。デコーダ
部１０３は、この同期クロック２を使用して、自己の選
択呼出番号とディジタル信号１のデータとを順次比較
し、両者が一致した場合に自己受信機に呼出があったと
認識し、その呼出のあったことを報知するために信号３
を制御部１０４に出力する。制御部１０４は、同期クロ
ック２のタイミングでこの信号３を処理し、信号４をス
ピーカ１０５に出力してスピーカ１０５を駆動してユー
ザに呼出のあったことを報知する。また、表示情報がデ
ィジタル信号１に含まれていると、その表示情報に従っ
た信号４をＬＣＤ１０６に制御部１０４は出力する。
た無線周波数帯の電波信号をアンテナ１０１で受信して
受信部１０２に入力する。受信部１０２は、受信電波信
号を増幅した後復調する。さらに復調した信号は波形整
形して２値ディジタル信号１に変換する。このディジタ
ル信号１は、受信部１０２からデコーダ部１０３、クロ
ック同期回路１０７及び同期検出回路１０９に出力され
る。クロック同期回路１０７は、ディジタル信号１の立
上りエッジ若しくは立下りエッジに合わせて、クロック
同期回路１０７内部で発生させたクロックの位相を調整
して同期クロック２を生成してデコーダ部１０３、制御
部１０４及び同期検出回路１０９に出力する。デコーダ
部１０３は、この同期クロック２を使用して、自己の選
択呼出番号とディジタル信号１のデータとを順次比較
し、両者が一致した場合に自己受信機に呼出があったと
認識し、その呼出のあったことを報知するために信号３
を制御部１０４に出力する。制御部１０４は、同期クロ
ック２のタイミングでこの信号３を処理し、信号４をス
ピーカ１０５に出力してスピーカ１０５を駆動してユー
ザに呼出のあったことを報知する。また、表示情報がデ
ィジタル信号１に含まれていると、その表示情報に従っ
た信号４をＬＣＤ１０６に制御部１０４は出力する。
【００１４】同期検出回路１０９は、ディジタル信号１
と同期クロック２とを比較して、二つの信号の偏差を検
出し、その偏差量を示す信号５を同期制御回路１１０に
出力する。
と同期クロック２とを比較して、二つの信号の偏差を検
出し、その偏差量を示す信号５を同期制御回路１１０に
出力する。
【００１５】電界検出回路１０８は、受信部１０２で受
信している電波の受信電界の強さを検出し、同期制御回
路１１０にその電界の強さ示す信号６を出力する。同期
制御回路１１０は、信号６に示す受信電界強度が予め定
めた閾値より弱い場合は、受信信号に含まれるクロック
同期用信号であるプリアンブル信号と、ワード同期信号
であるシンク信号との期間のみクロック同期回路１０７
に同期制御をさせるため、制御信号８を出力する。そし
てシンク信号をデコーダ部１０３が検出すると、そのシ
ンク信号の受信を信号７によって同期制御回路１１０に
知らせるので、同期制御回路１１０はクロック同期回路
１０７に同期クロック２とディジタル信号１との同期制
御を停止させる。
信している電波の受信電界の強さを検出し、同期制御回
路１１０にその電界の強さ示す信号６を出力する。同期
制御回路１１０は、信号６に示す受信電界強度が予め定
めた閾値より弱い場合は、受信信号に含まれるクロック
同期用信号であるプリアンブル信号と、ワード同期信号
であるシンク信号との期間のみクロック同期回路１０７
に同期制御をさせるため、制御信号８を出力する。そし
てシンク信号をデコーダ部１０３が検出すると、そのシ
ンク信号の受信を信号７によって同期制御回路１１０に
知らせるので、同期制御回路１１０はクロック同期回路
１０７に同期クロック２とディジタル信号１との同期制
御を停止させる。
【００１６】上記とは逆に、受信電波の受信電界が上記
所定閾値より大きい場合は、電界検出回路１０８は信号
６によってそのことを同期制御回路１１０に知らせる。
同期制御回路１１０はこの受信電界が所定閾値より大き
い場合であって、しかも信号５に示す偏差量が予め定め
た値より大きい場合、制御信号８によってクロック同期
回路１０７に同期制御の開始を行わせ、ディジタル信号
１と同期クロック２との同期を回復させるようにする。
そして、同期検出回路１０９からの信号５による偏差量
が上記所定閾値より小さくなると、制御信号８によって
クロック同期回路１０７に同期制御を再び停止させる。
所定閾値より大きい場合は、電界検出回路１０８は信号
６によってそのことを同期制御回路１１０に知らせる。
同期制御回路１１０はこの受信電界が所定閾値より大き
い場合であって、しかも信号５に示す偏差量が予め定め
た値より大きい場合、制御信号８によってクロック同期
回路１０７に同期制御の開始を行わせ、ディジタル信号
１と同期クロック２との同期を回復させるようにする。
そして、同期検出回路１０９からの信号５による偏差量
が上記所定閾値より小さくなると、制御信号８によって
クロック同期回路１０７に同期制御を再び停止させる。
【００１７】これにより、受信電界が所定閾値より大き
い場合で、しかも受信して復調波形整形したディジタル
信号１と同期クロック２との偏差量が一定以上になった
場合にのみ、同期制御を停止していたクロック同期回路
１０７に再度同期制御させてその偏差を修正することが
でき、受信データの認識誤りを減少できる。
い場合で、しかも受信して復調波形整形したディジタル
信号１と同期クロック２との偏差量が一定以上になった
場合にのみ、同期制御を停止していたクロック同期回路
１０７に再度同期制御させてその偏差を修正することが
でき、受信データの認識誤りを減少できる。
【００１８】なお上記実施例で、同期制御回路１１０、
同期検出回路１０９及び電界検出回路１０８を個別の回
路部品としたものを示したが、中央処理演算装置を具備
する情報処理装置で構成してもよい。スピーカ１０５に
ついても他の報知手段、例えばバイブレータ等であって
もよい。
同期検出回路１０９及び電界検出回路１０８を個別の回
路部品としたものを示したが、中央処理演算装置を具備
する情報処理装置で構成してもよい。スピーカ１０５に
ついても他の報知手段、例えばバイブレータ等であって
もよい。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればク
ロック同期回路の同期開始及び停止を制御する同期制御
回路と、クロック同期回路において生成した同期クロッ
クと受信信号との偏差量を検出する同期検出回路と、受
信電界の電界強度を検出する電界検出回路とを備えたの
で、受信信号表示付き無線選択呼出受信機がデータ受信
中に、同期クロックと受信信号との同期が外れた場合に
受信電界の強度により再度クロックの同期を確立するよ
うにでき、確実にクロックの再同期を行うことができ
る。この同期クロックの同期外れを少なくすることによ
って、受信信号から誤ったデータを識別することが減少
でき、受信電界の強度が大きいところでは、クロックの
ずれが生じても直ちに同期クロックの再同期が行えるた
め、受信データを誤る時間を短縮できるという効果もあ
る。
ロック同期回路の同期開始及び停止を制御する同期制御
回路と、クロック同期回路において生成した同期クロッ
クと受信信号との偏差量を検出する同期検出回路と、受
信電界の電界強度を検出する電界検出回路とを備えたの
で、受信信号表示付き無線選択呼出受信機がデータ受信
中に、同期クロックと受信信号との同期が外れた場合に
受信電界の強度により再度クロックの同期を確立するよ
うにでき、確実にクロックの再同期を行うことができ
る。この同期クロックの同期外れを少なくすることによ
って、受信信号から誤ったデータを識別することが減少
でき、受信電界の強度が大きいところでは、クロックの
ずれが生じても直ちに同期クロックの再同期が行えるた
め、受信データを誤る時間を短縮できるという効果もあ
る。
【図１】本発明の一実施例に関するものであり、その構
成を示すブロック回路図である。
成を示すブロック回路図である。
【図２】従来例のブロック回路図である。
１ ディジタル信号 ２ 同期クロック ３，４，６，７ 信号 ８ 制御信号 １０１ アンテナ １０２ 受信部 １０３ デコーダ部 １０４ 制御部 １０５ スピーカ １０６ ＬＣＤ １０７ クロック同期回路 １０８ 電界検出回路 １０９ 同期検出回路 １１０ 同期制御回路
Claims (2)
- 【請求項１】無線信号を受信・復調した復調信号と、自
受信機内で発生した同期クロックとを同期クロック回路
で同期を確立し、この同期クロックによって前記復調信
号からデータを識別し、前記復調信号に含まれる選択呼
出信号と予め定められた自己選択呼出番号とを比較し、
一致した場合に自受信機の呼出と認識して、前記復調信
号から識別したメッセージ信号に従って報知手段または
メッセージ表示部を動作させる表示機能付き無線選択呼
出受信機において、 前記無線信号の受信電界強度を検出する電界検出回路
と、 前記復調信号と前記同期クロックとの偏差を検出する同
期検出回路と、 前記電界検出回路の検出した受信電界強度と、前記同期
検出回路の検出した偏差とに従って前記クロック同期回
路の同期制御開始及び停止を制御して、プリアンブル信
号受信時以外でも前記同期クロックの同期確立をできる
ようにした同期制御回路とを備えることを特徴とする表
示付き無線選択呼出受信機。 - 【請求項２】前記同期制御回路、同期検出回路及び電界
検出回路を中央処理演算装置を備える情報処理装置で構
成したことを特徴とする請求項１記載の表示付き無線選
択呼出受信機。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4147840A JP3052576B2 (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 表示付き無線選択呼出受信機 |
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