JP2699956B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機

Info

Publication number
JP2699956B2
JP2699956B2 JP28131295A JP28131295A JP2699956B2 JP 2699956 B2 JP2699956 B2 JP 2699956B2 JP 28131295 A JP28131295 A JP 28131295A JP 28131295 A JP28131295 A JP 28131295A JP 2699956 B2 JP2699956 B2 JP 2699956B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame information
frame
value
received
synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP28131295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09130842A (ja
Inventor
昌幸 串田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP28131295A priority Critical patent/JP2699956B2/ja
Priority to EP96117345A priority patent/EP0772311B1/en
Priority to US08/740,412 priority patent/US5854592A/en
Priority to DE69635336T priority patent/DE69635336T2/de
Publication of JPH09130842A publication Critical patent/JPH09130842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2699956B2 publication Critical patent/JP2699956B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J3/00Time-division multiplex systems
    • H04J3/02Details
    • H04J3/06Synchronising arrangements
    • H04J3/0602Systems characterised by the synchronising information used
    • H04J3/0605Special codes used as synchronising signal
    • H04J3/0608Detectors therefor, e.g. correlators, state machines
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/08Speed or phase control by synchronisation signals the synchronisation signals recurring cyclically
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0225Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal
    • H04W52/0229Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of external events, e.g. the presence of a signal where the received signal is a wanted signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/02Power saving arrangements
    • H04W52/0209Power saving arrangements in terminal devices
    • H04W52/0251Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity
    • H04W52/0258Power saving arrangements in terminal devices using monitoring of local events, e.g. events related to user activity controlling an operation mode according to history or models of usage information, e.g. activity schedule or time of day
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/0079Receiver details
    • H04L7/0083Receiver details taking measures against momentary loss of synchronisation, e.g. inhibiting the synchronisation, using idle words or using redundant clocks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/022Selective call receivers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、無線選択呼出受信
機に関し、特にフレーム同期信号とそれに続くフレーム
位置を示すフレーム情報信号を一定周期で常に送信する
同期式信号方式を受信し、間欠受信動作を行う無線選択
呼出受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、図3に示すフォーマッ
トの信号を受信する場合に図18の処理フローに示すよ
うに、電源投入(F1)後フレーム同期フラグSYNC
を0(非同期状態)にセットし(F2)、その後の間欠
受信動作(F3)中にフレーム同期信号を検出し(F
4,YES)、それに続くフレーム情報信号を取り込ん
で(F6)、それがエラーが無く、範囲内の値(フレー
ム情報信号は誤り検出および訂正が可能な符号として基
地局から送信される)で正常に検出された場合(F7,
YES)に間欠受信を司るカウンタに対して受信したフ
レーム情報に応じた値を設定すると共にSYNCを1
(同期状態)に設定して(F9)フレーム同期確立状態
とし、フレーム同期確立後(F9後)の間欠受信動作
(F3)中にフレーム同期信号検出(F4,YES)に
続いてフレーム情報信号がエラーが無く、範囲内の値で
正常に受信された場合(F7,YES)には、それがフ
レーム情報の理想値と一致するしないに関わらず、間欠
受信動作を司るカウンタに対して、その時受信したフレ
ーム情報に基づいた値を上書きしていた(F9)。
【0003】また、図19に示すような複数のフレーム
で構成され、各フレームにフレーム同期信号とフレーム
番号を含む信号方式を受信する装置において、図20の
処理フローに示すように、同期外れ状態での受信動作
(F41)中にフレーム同期信号をM回連続検出したら
(F50,YES)、それに続いて受信したフレーム番
号から次のフレーム番号を予測し(F51)、準同期確
立状態のような扱いにして、実際に受信した次のフレー
ム番号が予測フレーム番号と一致したら(F54,YE
S)完全な同期確立とするが、M回連続フレーム同期信
号検出後(図中のFGOKC=0の状態)に、N回連続
してフレーム同期信号が検出できなかったら(F46,
YES)、予測フレーム番号をリセットして(F47)
完全な非同期状態とするというような技術も提案されて
いる。このような技術は分野は全く異なるが特開平1−
120924号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、フレーム同期確立後にフレーム同期信号に続いてフ
レーム情報信号がエラーが無く、範囲内の値で正常に受
信された場合には、それがフレーム情報の理想値と一致
するしないに関わらず、間欠受信動作を司るカウンタに
対して、その時受信したフレーム情報に基づいた値を上
書きする。このことは、突発的なノイズの影響または、
一時的に電波の届き難いところに入ってしまったことな
どにより受信機の感度が落ちるような状況が発生した場
合に、フレーム情報信号が誤り検出または訂正可能なビ
ット数以上に誤って、あたかも他の誤りの無い符号かの
ように化けてしまったものを正常信号として受信してし
まう可能性があるにも関わらず、このような場合でも、
受信したフレーム情報の値を基に間欠受信動作を司るカ
ウンタを設定してしまう。その為、カウンタに従った間
欠受信動作による次回受信タイミングは、本来受信すべ
きフレーム位置とはずれてしまい、呼損を生じる、ある
いは、無駄なところで受信部がONしてしまって余計な
バッテリ電流を消費してしまうというような問題があ
る。
【0005】また、特開平1−120924号公報によ
る提案は、従来、フレーム同期信号をM回連続検出後に
特定のフレーム番号(例えばフレーム0)を所定回数だ
け連続して検出することによりフレーム同期確立として
いたものを改善して、同期外れ状態から同期確立までの
時間を短縮する為に考案されたものであるが、図20の
処理フローに示すように、実際に受信したフレーム番号
が予測フレーム番号と一致したら同期確立とし、同期が
確立してからの両者の一致/不一致には、特に注目はし
ていない。従って、同公報の技術を用いても同期確立後
には前述した従来の技術における問題は解決されない。
【0006】更に、近年、無線選択呼出の信号方式にお
ける高速化に伴い、伝送レートの高速化を図る1つの手
段として、従来、2値の信号に変調をかけて送信をして
いた信号方式に対し、図6に示すような4値の信号に変
調をかけて送信を行う技術が用いられるようになってき
ている。このような4値信号による送信においても、図
5および6に示すように、信号の中間レベルを検知した
り、ビット同期をとる為に用いられるプリアンブル信号
やフレーム同期をとる為に用いられるフレーム同期信号
は、4値の最下位レベルと最上位レベルでのみ構成さ
れ、実質的には2値信号と同等となっている為、フレー
ム同期確立後に、受信機の感度があまり良くないような
状況下では、フレーム同期信号は検出できても、それに
続く4値のフレーム情報は誤りを伴って、もしくは、化
けてしまった状態で受信される可能性は大きくなってき
ている。
【0007】本発明の目的は、上述した課題つまり、フ
レーム同期確立後に、間欠受信動作を司るカウンタを誤
設定することにより発生する呼損や無駄なバッテリ電流
の消費を防ぐことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明においては、フレーム同期確立後に、間欠受
信動作における次回受信時に受信すべきフレーム情報の
理想値を算出する手段を有し、次回受信時にフレーム同
期信号検出後に実際に受信したフレーム情報がフレーム
情報の理想値と異なっていた場合には、間欠受信動作を
司るカウンタに対してフレーム情報の理想値に基づいた
値を設定しつつ、予めカウンタに設定されていた値が誤
っていて、今回受信したフレーム情報の方が正しい可能
性を考慮して、今回受信したフレーム情報が正しいとし
た場合の間欠受信動作における次回受信時のフレーム情
報を予測し、次回受信時にフレーム同期信号検出後に実
際に受信したフレーム情報がフレーム情報の理想値と一
致すれば前記カウンタに対して理想値に基づいた値を設
定するが、フレーム情報の受信値が理想値と異なってい
ても、フレーム情報の予測値と一致すれば、前記カウン
タに対して受信値(=予測値)に基づいた値を設定する
ようにする。この時、受信したフレーム情報がフレーム
情報の理想値とも予測値とも一致しない場合に関して
は、前記カウンタに対してフレーム情報の理想値に基づ
いた値を設定してフレーム同期を維持する方法とフレー
ム同期を解除して、同期の再引き込みを行う方法とがあ
る。
【0009】また、例えば、フレーム同期信号に続いて
受信されるフレーム情報が所定の回数だけ連続してフレ
ーム情報の理想値と一致して初めてフレーム同期確立と
するようなフレーム同期確立の条件を厳しくした場合に
は、フレーム同期確立時に前記カウンタに設定される値
が誤っている可能性は極めて小さいと考え、このような
場合には、フレーム同期確立後の間欠受信動作中に、フ
レーム同期信号検出後に実際に受信したフレーム情報が
所定の回数だけ連続してフレーム情報の理想値と異なっ
た場合に、フレーム同期を解除して、同期の再引き込み
を行う。
【0010】更に、フレーム同期確立後に、フレーム同
期信号検出に続いて実際に受信したフレーム情報がフレ
ーム情報の理想値と異なっていた場合には、前記間欠受
信動作を司るカウンタにもともと設定されていた値が誤
っていたということや、今回受信したフレーム情報が化
けていたということを考え、前記間欠受信動作を司るカ
ウンタに対してフレーム情報の理想値および受信値のい
ずれに基づいた値を設定しても、次回間欠受信タイミン
グがずれて呼損が発生する可能性があることから、フレ
ーム情報の理想値に基づいた値を設定する第1のカウン
タと受信値もしくは予測値に基づいた値を設定する第2
のカウンタを持ち、第1、第2のカウンタそれぞれに従
った間欠受信動作を行う。これにおいては、理想値に基
づいた第1のカウンタに設定されている値が誤っている
と判断されるような場合は、フレーム情報の受信値を用
いてカウンタの校正を行うということも特徴の一つとし
ている。
【0011】本発明では、フレーム同期確立後に、フレ
ーム同期信号検出に続いて実際に受信したフレーム情報
がフレーム情報の理想値と異なっていた場合には、間欠
受信動作を司るカウンタにフレーム情報の理想値に基づ
いた値を設定して同期を維持する為、フレーム情報を化
けて受信してしまったような場合でも、正常な間欠受信
周期を維持することが可能である。
【0012】また、本発明では、フレーム情報の受信値
が理想値と異なる場合に、今回の受信値を用いて次回受
信時の受信フレーム情報を予測し、それが実際に一致す
れば、間欠受信動作を司るカウンタにフレーム情報の受
信値に基づいた値を設定する為、もともとカウンタに設
定された値が誤っていた場合でも、受信値によるカウン
タの校正が可能である。
【0013】更に、本発明では、フレーム同期確立後
に、フレーム同期信号検出に続いて実際に受信したフレ
ーム情報がフレーム情報の理想値と異なっていた場合で
も、フレーム情報の理想値に基づいた値を設定する第1
のカウンタと受信値に基づいた値を設定する第2のカウ
ンタとを持ち、第1、第2のカウンタそれぞれに従った
間欠受信動作を行う為、受信すべきフレームを確実に捕
らえることが可能である。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施
例を示す無線選択呼出受信機のブロック図である。
【0015】図1において、無線基地局101は、受信
機102に対して図3に示すような所定のフォーマット
に基づいた送信信号を送信する。
【0016】受信アンテナ103は、無線基地局101
からの送信信号を受信し、受信信号を受信部104に供
給する。
【0017】受信部104は、受信信号を増幅、復調、
更に波形整形し、復調信号S101をビット同期回路1
05、同期信号検出回路106および、デコーダ109
に対して出力する。
【0018】ビット同期回路105は、基準発振器10
7から供給されるクロック(S104)を分周してビッ
トレートおよびシンボルレートのクロックを生成し、図
5に示すようにプリアンブル信号等を利用して、これら
の生成クロックの位相が送信信号と合うように随時調整
(以後、この調整をビット修正と称する)を行う。な
お、図5において、(a)乃至(c)は内部シンボルレ
ート・クロックの位相が送信信号より1/4シンボル進
んでいる場合を示し、(d)乃至(f)は内部シンボル
レート・クロックの位相が送信信号より1/4シンボル
遅れている場合を示す。
【0019】同期信号検出部106は、ビット同期回路
105から供給されるビット修正されたクロック(S1
02)を用いて受信部104からの復調信号を切り出
し、切り出したビット列から図6に示すようなフレーム
同期信号の検出を行う。
【0020】フレーム同期信号が検出されたら、同期信
号検出部106は図6に示すような同期信号検出信号
(S106)をビット同期回路105、フレームカウン
タ部108およびデコーダ109のそれぞれに対して出
力すると共に、CPU111に対して同期信号検出の割
り込み(S103)を発生する。ビット同期回路105
は同期信号検出信号(S106)を受け取ると、図6に
示すようなタイミングで1ワード(=30ビット)毎に
ワードの先頭で1ビット幅のパルスを発生するFirs
tビット信号(S105)を生成し、フレームカウンタ
部108に供給する。
【0021】デコーダ109は、ID−ROM118に
予め設定された自己呼び出し番号をCPU119及びS
110を介してCPU111から受け取り、同期信号検
出信号(S106)を受け取ってからは、ビット同期回
路105から供給されるビット修正されたクロック(S
102)を用いて受信部104からの復調信号を切り出
し、切り出したビット列に対して1ワード(30ビッ
ト)単位で誤り検出および訂正処理を行い、更に図3の
(d)に示すような個別番号符号部およびメッセージ符
号部での受信データ処理時には、誤り検出、訂正と共に
CPU111から受け取った自己呼び出し番号の検出や
メッセージ終了信号等の固定パターンの検出を行い、C
PU111に対して誤り検出の結果と誤り訂正後のデー
タ(情報ビット)および自己呼び出し番号や固定パター
ンの検出結果等を信号S110を通して供給する。
【0022】図3に示すフォーマットの信号方式を受信
するものとすると、フレームカウンタ部108の内部構
成は図4のようになっており、図3において、フレーム
同期信号(同図ではSynchronization word)はBatc
h内の先頭から2番目のWordに位置する為、Wor
dカウンタ302は同期信号検出信号(S106)を受
け取ると図7(i)に示すように、2という値に設定さ
れ、以後、Firstビット信号(S105)のパルス
の立ち上がりでカウントアップし、99までいったら次
のパルスで0に戻る。Batchカウンタ303は、W
ordカウンタ302が99から0に戻る際に発生する
パルス(S311)を用いてカウントアップし、11ま
でいったら次のパルスで0に戻り、Subsequen
ceカウンタ304は、Batchカウンタ303が1
1から0に戻る際に発生するパルス(S312)を用い
てカウントアップし、4までいったら次のパルスで0に
戻る。更に、Cycleカウンタ305は、Subse
quenceカウンタ304が4から0に戻る際に発生
するパルス(S313)を用いてカウントアップし、5
9までいったら次のパルスで0に戻る。
【0023】CPU111は、アドレスBUS(S11
8)およびデータBUS(S117)を用いてROM1
16に書かれたプログラムを取り出し、それに基づいて
動作を行う。プログラムの主な内容としては以下のよう
なものが挙げられる。
【0024】フレーム同期確立前の同期引き込み状態
では、同期信号検出の割り込みが入ったら、その後デコ
ーダ109からフレーム情報に関するデータを受け取
り、誤り検出結果に問題がなければフレーム情報の範囲
チェックを行い、それも問題がなければ、そのフレーム
情報に基づいて信号S109からフレームカウンタ部1
08の設定を行う(図7参照)と共に次回受信すべきフ
レーム情報の理想値の算出を行い、その値をRAM11
7に記憶して、フレーム同期確立状態とし、以後、受信
すべきフレームのみを受信するよう信号S111により
間欠受信制御回路110の制御を行う。
【0025】フレーム同期確立状態では、ID−RO
M118に設定された受信すべきフレームの情報を読み
込んで、それに基づいて、受信すべきフレーム(通常は
Batch単位でグループ分けされる)の少し前で受信
部がある程度余裕をもってONするよう間欠受信回路1
10を制御する。つまり、例えば図4において、各カウ
ンタ値の比較回路301に対して、信号S303により
比較する値として受信すべきBatchの1つ前のBa
tchの95Word目という値を設定すると、各カウ
ンタ値の比較回路301は各カウンタ値が設定された値
と全て一致したら、信号S304によってCPU111
に対して割り込みを発生するので、その割り込みを受け
たら、間欠受信制御回路110を制御して信号S112
を介して受信部104をONさせる。
【0026】フレーム同期確立後の間欠受信動作中に
は、受信すべきフレームにて、同期信号検出の割り込み
が入ったら、その後デコーダ109からフレーム情報に
関するデータを受け取り、誤り検出結果に問題がなけれ
ばフレーム情報の範囲チェックを行い、それも問題がな
ければ、RAM117に記憶した理想値との比較、次回
受信時の理想値および予測値の算出、算出値のRAM1
17への記憶等を行う(この処理は本発明の特徴を示す
ものであり、詳細を後述する)。更に、個別番号符号部
の受信データ処理時にデコーダ109から自己呼び出し
番号検出の通知を受けたら、メッセージ符号部にてそれ
に対するメッセージデータをデコーダ109から受け取
り、所定のキャラクタ変換を行ってRAM117に記憶
すると共に信号S115により報知駆動回路114を制
御し、信号S116を介してスピーカ115を鳴らし
(報知し)、同時に、信号S113により表示駆動回路
112を制御し、信号S114を介して受信メッセージ
の表示を行う。
【0027】図2は本発明の第四の手法の一実施例を示
す無線選択呼出受信機のブロック図であるが、図1に示
すものと機能的に変わりのない部分に関しては同じ番号
を付してある。新たに追加されたフレームカウンタ2部
208は、フレーム同期確立後に、フレーム同期信号に
続いて受信したフレーム情報がフレーム情報の理想値と
異なる場合に、受信値に基づいた値を設定する為のもの
であり、内部構成は図4に示すフレームカウンタ1部1
08のものと全く同じである。
【0028】次に、本発明の実施例の動作について、図
8〜11を参照して詳細に説明する。
【0029】図8〜11は主に図1および図2における
CPU111の処理動作フローの一例を示すもので、そ
のプログラムはROM116に書かれている。尚、フレ
ーム同期確立後の間欠受信時には、毎回フレーム情報の
理想値の算出は行われるが、簡単の為図示はされていな
い。
【0030】図8は、図3に示すフォーマットの同期式
信号方式を受信するとした場合の第一の手法における処
理フローの一実施例を示すものである。電源投入後(F
1)、フレーム同期フラグSYNCを0(非同期状態)
にセットし(F2)、同期引き込みの為の間欠受信動作
(F3)を開始する。この同期引き込み動作中にフレー
ム同期信号が検出されれば(F4,YES)、それに続
く送信フレーム情報を取り込み(F6)、誤りおよび範
囲チェックを行い(F7)、誤りまたは範囲外が認めら
れれば(F7,NO)再度同期の引き込みからやり直す
が、どちらも認められなければ(F7,YES)フレー
ム同期フラグSYNCを1(同期状態)にセットし、フ
レームカウンタを取り込んだフレーム情報の値に基づい
て設定する(F9)と共に次回受信時に受信すべきフレ
ーム情報の理想値の算出を行い、以後は受信すべきフレ
ームのみで受信部がONするようなフレーム同期確立後
の間欠受信動作(F3)を行う。
【0031】フレーム同期確立後(F9後)の間欠受信
動作中に、受信すべきフレームにてフレーム同期信号が
検出されなかった場合(F4,NO)やフレーム同期信
号は検出されたが、それに続いて取り込んだフレーム情
報が誤っていたり、範囲外であった場合(F7,NO)
は、フレームカウンタを今回持っていたフレーム情報の
理想値に基づいて設定する(F11)と共に次回受信時
に受信すべきフレーム情報の理想値の算出を行い、次回
受信すべきフレームの受信に備える。また、取り込んだ
フレーム情報が正常(誤りがなく範囲外でもない)であ
った場合(F7,YES)には、フレーム情報の理想値
との比較を行い(F10)、一致すればフレームカウン
タを今回持っていたフレーム情報の理想値(=受信値)
に基づいて設定する(F11、図16(a)の例)と共
に次回受信時に受信すべきフレーム情報の理想値の算出
を行い、次回受信すべきフレームの受信に備えるが、両
者が異なる時には、前回受信したフレーム情報からの予
測値が存在すれば(F12,YES)、それと今回取り
込んだフレーム情報の値を比較し(F13)、一致すれ
ば(F13,YES)フレームカウンタを今回取り込ん
だフレーム情報の値(=予測値)に基づいて設定する
(F14、図16(c)の例)と共に、今回設定したカ
ウンタ値に基づいた間欠受信動作の次回受信時に受信す
べきフレーム情報の理想値の算出を行い、次回受信すべ
きフレームの受信に備え、一致しない場合(F13,N
O)もしくは前回受信したフレーム情報からの予測値が
存在しないような場合(F12,NO)には、フレーム
カウンタを今回持っていたフレーム情報の理想値に基づ
いて設定する(F15、図16(b)の例)と共に次回
受信時に受信すべきフレーム情報の理想値および今回受
信したフレーム情報が正しいとした場合に次回受信時に
受信する可能性のあるフレーム情報の予測値の算出を行
い(F16)、次回受信すべきフレームの受信に備え
る。以後、受信すべきフレーム受信時には、これらの動
作を繰り返す。また、同期信号未検出または受信値がエ
ラーもしくは範囲外の場合には図16(d)に示すよう
になる。
【0032】図9は第二の手法における処理フローの一
実施例を示すものであるが、前述した図8における処理
動作とは、フレーム同期確立後の間欠受信動作中に、受
信すべきフレームにてフレーム同期信号が検出され(F
4,YES)、それに続いて取り込んだフレーム情報が
正常(F7,YES)だが、フレーム情報の理想値とは
異なり(F10,NO)、更にフレーム情報の予測値が
存在し(F12,YES)、それとも異なる場合(F1
3,NO)に、フレーム同期フラグSYNCを0(非同
期状態)にセットし(F2)、同期の引き込みからやり
直すという点が異なるが、それ以外の処理は同じであ
る。
【0033】図10は第三の手法における処理フローの
一実施例を示すものであるが、前述した図8における処
理動作とは、電源投入後(F1)にフレーム情報の受信
値と理想値の不一致許容回数NGCを所定の値に初期化
する(F17)点とフレーム同期確立後(F9後)の間
欠受信動作中に、受信すべきフレームにてフレーム同期
信号が検出され(F4,YES)、それに続いて取り込
んだフレーム情報が正常(F7,YES)だが、フレー
ム情報の理想値とは異なる場合(F10,NO)にその
都度前記NGOを−1し(F19)、NGCが0になっ
たら(F20,YES)NGCを初期化し(F17)、
フレーム同期フラグSYNCを0(非同期状態)にセッ
トして(F2)、同期の引き込みからやり直すという点
が異なる。尚、この場合、フレーム同期確立後の間欠受
信動作中に、受信すべきフレームにてフレーム同期信号
が検出され(F4,YES)、それに続いて取り込んだ
フレーム情報が正常(F7,YES)で、フレーム情報
の理想値と一致した場合(F10,YES)にはNGC
の初期化も行う(F18)。
【0034】図11は第四の手法における処理フローの
一実施例を示すものであり、電源投入からフレーム同期
が確立するまでの動作は、フレーム同期確立時(前記フ
レーム同期フラグSYNCに1設定時(F21))にフ
レームカウンタ1および2の両方に受信したフレーム情
報に基づいた値を設定することを除いては、図8に示す
請求項2の手法の動作と同じである。フレーム同期確立
後(F21後)は間欠受信動作中に、受信すべきフレー
ムにてフレーム同期信号が検出されなかった場合(F
4,NO)やフレーム同期信号は検出されたが、それに
続いて取り込んだフレーム情報が誤っていたり、範囲外
であった場合(F7,NO)は、フレームカウンタ1お
よび2の両方を今回持っていたフレーム情報の理想値に
基づいて設定する(F22)と共に次回受信時に受信す
べきフレーム情報の理想値の算出を行い、次回受信すべ
きフレームの受信に備える。また、取り込んだフレーム
情報が正常であった場合(F7,YES)には、フレー
ム情報の理想値との比較を行い(F10)、一致すれば
(F10,YES)フレームカウンタ1および2の両方
を今回持っていたフレーム情報の理想値(=受信値)に
基づいて設定する(F23、図17のおよび)と共
に次回受信時に受信すべきフレーム情報の理想値の算出
を行い、次回受信すべきフレームの受信に備えるが、両
者が異なる時(F10,NO)には、前回受信したフレ
ーム情報からの予測値が存在すれば(F12,YE
S)、それと今回取り込んだフレーム情報の値を比較し
(F13)、一致すれば(F13,YES)フレームカ
ウンタ1および2の両方を今回取り込んだフレーム情報
の値(=予測値)に基づいて設定する(F23、図17
の)と共に、今回設定したカウンタ値に基づいた間欠
受信動作の次回受信時に受信すべきフレーム情報の理想
値の算出を行い、次回受信すべきフレームの受信に備
え、一致しない場合(F13,NO)もしくは前回受信
したフレーム情報からの予測値が存在しないような場合
(F12,NO)には、フレームカウンタ1は今回持っ
ていたフレーム情報の理想値に基づいて(F24)、そ
してフレームカウンタ2は今回取り込んだフレーム情報
の値に基づいて(F25)それぞれ設定する(図17の
および)と共に次回受信時に受信すべきフレーム情
報の理想値(カウンタ1に基づく値)および今回受信し
たフレーム情報が正しいとした場合に次回受信時に受信
する可能性のあるフレーム情報の予測値(カウンタ2に
基づく値)の算出を行い(F26)、次回受信すべきフ
レームの受信に備える。以後、フレームカウンタ1およ
び2に従った受信すべきフレーム受信時には、これらの
動作を繰り返す。
【0035】図17は図11の処理フローにおけるフレ
ーム同期確立後の間欠受信動作の一例を示すものであ
る。図17において、およびの受信時にはフレーム
情報の受信値が理想値と異なり、予測値が存在しない
為、フレームカウンタ1には理想値に基づいた値を、フ
レームカウンタ2には受信値に基づいた値をそれぞれ設
定し、次回フレームカウンタ2に従った間欠受信時に受
信するフレーム情報に対し、今回受信した値が化けてい
たものとする(あくまでフレームカウンタ1が理想的に
動作するものとする)次回受信すべき理想値の算出と今
回受信した値が正しいとする(フレームカウンタ2が理
想的に動作するものとする)次回受信する可能性のある
予測値の算出を行う。の受信時にはフレーム情報の受
信値が理想値とは異なるが、予測値と一致する為、フレ
ームカウンタ1および2の両方に受信値(=予測値)に
基づいた値を設定し、次回フレームカウンタ1(=2)
に従った間欠受信時に受信すべきフレーム情報の理想値
の算出を行う。および受信時にはフレーム情報の受
信値が理想値と一致する為、フレームカウンタ1および
2の両方に理想値(=受信値)に基づいた値を設定し、
次回フレームカウンタ1(=2)に従った間欠受信時に
受信すべきフレーム情報の理想値の算出を行う。
【0036】次に本発明の第2の実施例について、図1
2〜15を参照して説明する。
【0037】図12は第一の手法における処理フローの
他の実施例を示すものであり、図13は第二の手法にお
ける処理フローの他の実施例を示すものである。図12
と図8の処理フローおよび図13と図9の処理フローの
違いはフレーム同期確立後(F9後)に、受信すべきフ
レームにてフレーム同期信号が検出できなかった場合
(F4,NO)とフレーム同期信号は検出できたが、そ
れに続いて取り込んだフレーム情報に誤りまたは範囲外
が認められた場合(F7,NO)でも、今回の受信にお
いてフレーム情報の予測値が存在すれば(F28,N
O)、それに基づいて次回受信時に受信する可能性のあ
るフレーム情報の予測値の算出を行う(F29、図16
の例)というところである。尚、図12,13および
15において、EXPとは予測値が存在するかしないか
を示すフラグであり、電源投入時(F27)、および受
信フレーム情報が、フレーム情報の理想値と一致する場
合(F30)もしくはフレーム情報の予測値と一致する
場合(F33)に0(存在せず)に初期化される。
【0038】図14は第三の手法における処理フローの
他の実施例を示すものであり、図10の処理フローとの
違いはフレーム同期確立後(F9後)に、受信すべきフ
レームにてフレーム同期信号が検出できなかった場合
(F4,NO)とフレーム同期信号は検出できたが、そ
れに続いて取り込んだフレーム情報に誤りまたは範囲外
が認められた場合(F7,NO)も、フレーム情報の受
信値が理想値と異なった場合と同じようにフレーム情報
の受信値と理想値の不一致許容回数NGCを−1する
(F19)というところである。
【0039】図15は第四の手法における処理フローの
他の実施例を示すものであり、図11の処理フローとの
違いはフレーム同期確立後(F12後)に、受信すべき
フレームにてフレーム同期信号が検出できなかった場合
(F4,NO)とフレーム同期信号は検出できたが、そ
れに続いて取り込んだフレーム情報に誤りまたは範囲外
が認められた場合(F7,NO)は、今回の受信タイミ
ングがフレームカウンタ1から与えられたものであった
ならば(F35,YES)、今回予測値が存在しなけれ
ば(F36,YES)フレームカウンタ1および2の両
方に今回持っていたフレーム情報の理想値に基づいた値
を設定し(F22)、今回予測値が存在する場合(F3
6,NO)および今回の受信タイミングがフレームカウ
ンタ2から与えられたものである場合(F35,NO)
は、フレームカウンタ1に今回持っていたフレーム情報
の理想値に基づいた値を(F37)、フレームカウンタ
2には今回持っていたフレーム情報の予測値に基づいた
値を(F38)それぞれ設定すると共に次回フレームカ
ウンタ1または2に基づいた間欠受信時に受信する可能
性のあるフレーム情報の予測値を今回持っていた予測値
を基に算出する(F39)というところである。
【0040】
【発明の効果】本発明の第一、二および三の手法は、フ
レーム同期確立後に、フレーム同期信号検出に続いて実
際に受信したフレーム情報がフレーム情報の理想値と異
なっていた場合には、間欠受信動作を司るカウンタにフ
レーム情報の理想値に基づいた値を設定して同期を維持
する為、フレーム情報を化けて受信してしまったような
場合でも、正常な間欠受信周期を維持することが可能で
ある。従って、これにより受信すべきフレームを逃して
呼損を生じることや無駄なところで受信部がONしてし
まって余計なバッテリ電流を消費してしまうことを防ぐ
ことができる。
【0041】これらの発明は、フレーム同期信号に続い
て受信されるフレーム情報が所定の回数だけ連続してフ
レーム情報の理想値と一致して初めてフレーム同期確立
とするようなフレーム同期確立の条件を厳しくした場合
には、フレーム同期確立後にフレーム情報を化けた形で
受信してしまったような場合でも同期確立時のカウンタ
値を維持する為、更に有効であるが、第二および三の手
法のようにフレーム同期信号は検出されるが、それに続
くフレーム情報が連続して化けて受信されるような場合
に同期を解除して再引き込みを行う手法は、複数のチャ
ンネルで送信が行われているような状況が存在し、且
つ、受信機が同期引き込み時にマルチチャンネルをスキ
ャンして受信感度が良好なチャンネルにLockするよ
うな機能を持つ場合に有効である。
【0042】また、フレーム同期確立の条件を厳しくす
るということは、同期確立の迅速化に反する為、確立の
条件をあまり厳しくしなかった場合でも、第一および二
の手法では、フレーム情報の受信値が理想値と異なる場
合に、今回の受信値を用いて次回受信時の受信フレーム
情報を予測し、それが実際に一致すれば、間欠受信動作
を司るカウンタにフレーム情報の受信値に基づいた値を
設定する為、もともとカウンタに設定された値が誤って
いた場合でも、受信値によるカウンタの校正が可能であ
る。
【0043】更に、本発明の第四の手法は、フレーム同
期確立後に、フレーム同期信号検出に続いて実際に受信
したフレーム情報がフレーム情報の理想値と異なってい
た場合でも、フレーム情報の理想値に基づいた値を設定
する第1のカウンタと受信値に基づいた値を設定する第
2のカウンタとを持ち、第1、第2のカウンタそれぞれ
に従った間欠受信動作を行う為、受信すべきフレームを
確実に捕らえることが可能である。従って、これにより
無駄なところで受信部がONしてしまって余計なバッテ
リ電流を消費してしまうことを防ぐという一つの目的は
逸してしまうが、受信すべきフレームを逃して呼損を生
じることを防止する為には、より効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一、二および三の手法の一実施例を
示す無線選択呼出受信機のブロック図である。
【図2】本発明の第四の手法の一実施例を示す無線選択
呼出受信機のブロック図である。
【図3】本発明の無線選択呼出受信機が受信する同期式
信号方式のフォーマットの一例を示す図である。
【図4】本発明の無線選択呼出受信機の間欠受信動作の
タイミングを与えるカウンタの内部構成の一例を示す図
である。
【図5】プリアンブル信号を用いたビット修正の一例を
示す図である。
【図6】フレーム同期信号を検出する前後の受信機内部
の信号の一例を示す図である。
【図7】内部フレームカウンタが送信フレームとずれて
いる場合に、フレーム同期信号に続いてフレーム情報を
受信することにより、内部フレームカウンタを送信フレ
ームに合わせる一例を示す図である。
【図8】本発明の請求項2の手法の処理フローの一例を
示す図である。
【図9】本発明の請求項3の手法の処理フローの一例を
示す図である。
【図10】本発明の請求項2の手法の処理フローの一例
を示す図である。
【図11】本発明の請求項2の手法の処理フローの一例
を示す図である。
【図12】本発明の請求項2の手法の処理フローの一例
を示す図である。
【図13】本発明の請求項3の手法の処理フローの一例
を示す図である。
【図14】本発明の請求項2の手法の処理フローの一例
を示す図である。
【図15】本発明の請求項2の手法の処理フローの一例
を示す図である。
【図16】本発明におけるフレーム同期確立後の間欠受
信動作とフレーム情報の理想値、受信値および予測値の
関係の一例を示す図である。
【図17】本発明の請求項6の手法におけるフレーム同
期確立後の間欠受信動作とフレーム情報の理想値、受信
値および予測値、更にカウンタ1および2との関係の一
例を示す図である。
【図18】従来例の処理フローを示す図である。
【図19】従来の受信する信号の構成を示す図である。
【図20】従来の処理フローを示す図である。
【符号の説明】
101 基地局 102 受信機 103 受信アンテナ 104 受信部 105 ビット同期回路 106 同期信号検出回路 107 基準発振器 108 フレームカウンタ(1)部 109 デコーダ 110 間欠受信制御回路 111 CPU 112 表示駆動回路 113 表示部 114 報知駆動回路 115 スピーカ 116 ROM 117 RAM 118 ID−ROM 202 受信機 208 フレームカウンタ2部 301 各カウンタ値の比較回路 302 Wordカウンタ 303 Batchカウンタ 304 Subsequenceカウンタ 305 Cycleカウンタ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、フレーム同期信号とフレー
    ム位置を示すフレーム情報信号を有する信号方式を受信
    し、予め定められた特定のフレーム位置でのみ受信を行
    う間欠受信機能を備えた無線選択呼出受信機において、 フレーム同期信号を検出するフレーム同期検出器と、 フレーム同期信号の後に続くフレーム情報信号を検出す
    るフレーム情報検出器と、 送信フレームの同期を維持するカウンタと、 間欠受信動作中に、次回受信時に受信すべきフレーム情
    報の理想値を算出するフレーム情報の理想値算出手段
    と、 受信すべきフレーム情報の理想値等とフレーム同期信号
    の検出後に実際に受信したフレーム情報の値とを比較す
    るフレーム情報比較手段と、 前記フレーム情報比較手段の結果に不一致が生じた場合
    に、間欠受信動作の次回受信フレームのフレーム情報を
    今回受信したフレーム情報から予測するフレーム情報予
    測手段と、 前記フレーム情報の理想値または受信値を基に前記カウ
    ンタの値を設定するフレーム同期設定手段とを有する、
    無線選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 フレーム同期設定手段は、 前記フレーム情報比較手段により、フレーム同期確立後
    の間欠受信動作中に受信されたフレーム情報の値が前記
    フレーム情報の理想値算出手段により算出されたフレー
    ム情報の理想値と一致すると判断された場合に前記カウ
    ンタにフレーム情報の理想値(=受信値)に基づいた値
    を設定し、 受信されたフレーム情報がフレーム情報の理想値と異な
    ると判断された場合には、前記フレーム情報予測手段に
    よるフレーム情報の予測値が存在するならば、前記フレ
    ーム情報比較手段は、前記受信されたフレーム情報と前
    記フレーム情報の予測値とを比較し、一致すると判断さ
    れた場合には、前記カウンタに受信されたフレーム情報
    (=予測値)に基づいた値を設定し、異なると判断され
    た場合もしくは前記フレーム情報予測手段によるフレー
    ム情報の予測値が存在しない場合には、前記フレーム情
    報の理想値に基づいた値を前記カウンタに対して設定
    し、 フレーム同期を維持することを特徴とする請求項1記載
    の無線選択呼出受信機。
  3. 【請求項3】 フレーム同期設定手段は、 前記フレーム情報比較手段により、フレーム同期確立後
    の間欠受信動作中に受信されたフレーム情報の値が前記
    フレーム情報の理想値算出手段により算出されたフレー
    ム情報の理想値と一致すると判断された場合に前記カウ
    ンタにフレーム情報の理想値(=受信値)に基づいた値
    を設定し、フレーム同期を維持し、 受信されたフレーム情報がフレーム情報の理想値と異な
    ると判断された場合には、前記フレーム情報予測手段に
    よるフレーム情報の予測値が存在しない場合には、前記
    フレーム情報の理想値に基づいた値を前記カウンタに対
    して設定し、フレーム同期を維持し、 前記フレーム情報予測手段によるフレーム情報の予測値
    が存在するならば、前記フレーム情報比較手段は、前記
    受信されたフレーム情報と前記フレーム情報の予測値と
    を比較し、一致すると判断された場合には、前記カウン
    タに受信されたフレーム情報(=予測値)に基づいた値
    を設定し、フレーム同期を維持し、 前記受信されたフレーム情報と前記フレーム情報の予測
    値とが異なると判断された場合には、 フレーム同期を解除して、同期の再引き込みを行うこと
    を特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 間欠受信動作時に、前記フレーム情報比
    較手段により、前記フレーム同期信号の検出後に実際に
    受信したフレーム情報の値と前記フレーム情報の理想値
    算出手段により算出された受信すべきフレーム情報の理
    想値が異なると判断された場合には、前記カウンタにフ
    レーム情報の理想値に基づいた値を設定しつつ、それが
    1回もしくは一定回数以上連続した場合には、フレーム
    同期を解除して、同期の再引き込みを行うことを特徴と
    する請求項1記載の無線選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】 少なくとも、フレーム同期信号とフレー
    ム位置を示すフレーム情報信号を有する信号方式を受信
    し、予め定められた特定のフレーム位置でのみ受信を行
    う間欠受信機能を備えた無線選択呼出受信機において、 フレーム同期信号を検出するフレーム同期検出器と、 フレーム同期信号の後に続くフレーム情報信号を検出す
    るフレーム情報検出器と、 フレーム情報の理想値に基づき送信フレームの同期を維
    持する第1のカウンタと、 フレーム情報の受信値に基づき送信フレームの同期を維
    持する第2のカウンタと、 間欠受信動作中に、次回受信時に受信すべきフレーム情
    報の理想値を算出するフレーム情報の理想値算出手段
    と、 受信すべきフレーム情報の理想値等とフレーム同期信号
    の検出後に実際に受信したフレーム情報の値とを比較す
    るフレーム情報比較手段と、 前記フレーム情報比較手段の結果に不一致が生じた場合
    に、間欠受信動作の次回受信フレームのフレーム情報を
    今回受信したフレーム情報から予測するフレーム情報予
    測手段と、 フレーム情報の理想値または受信値に基づいて前記第1
    のカウンタおよび第2のカウンタの値を設定するフレー
    ム同期設定手段とを有する、無線選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】 フレーム同期設定手段は、 前記フレーム情報比較手段によりフレーム同期確立後の
    間欠受信動作中に実際に受信されたフレーム情報の値が
    前記フレーム情報の理想値算出手段により算出されたフ
    レーム情報の理想値と一致すると判断された場合に前記
    第1および第2のカウンタにフレーム情報の理想値(=
    受信値)に基づいた値を設定し、 実際に受信されたフレーム情報の値が前記フレーム情報
    の理想値と異なると判断された場合には、前記フレーム
    情報予測手段によるフレーム情報の予測値が存在するな
    らば、前記フレーム情報比較手段は、前記受信されたフ
    レーム情報と前記フレーム情報の予測値とを比較し、一
    致すると判断された場合には、前記第1および第2のカ
    ウンタに受信されたフレーム情報(=予測値)に基づい
    た値を設定し、異なると判断された場合もしくは前記フ
    レーム情報予測手段によるフレーム情報の予測値が存在
    しない場合には、前記フレーム情報の理想値に基づいた
    値を前記第1のカウンタに、前記受信されたフレーム情
    報に基づいた値を前記第2のカウンタに設定し、 前記第1および第2のカウンタの値に基づいた間欠受信
    動作を行う機能を有することを特徴とする請求項5記載
    の無線選択呼出受信機。
JP28131295A 1995-10-30 1995-10-30 無線選択呼出受信機 Expired - Fee Related JP2699956B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28131295A JP2699956B2 (ja) 1995-10-30 1995-10-30 無線選択呼出受信機
EP96117345A EP0772311B1 (en) 1995-10-30 1996-10-29 Frame identification of a wireless selective calling receiver
US08/740,412 US5854592A (en) 1995-10-30 1996-10-29 Paging receiver with improved synchronization techniques
DE69635336T DE69635336T2 (de) 1995-10-30 1996-10-29 Rahmenidentifizierung für drahtlosen Selektivrufempfänger

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28131295A JP2699956B2 (ja) 1995-10-30 1995-10-30 無線選択呼出受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09130842A JPH09130842A (ja) 1997-05-16
JP2699956B2 true JP2699956B2 (ja) 1998-01-19

Family

ID=17637344

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28131295A Expired - Fee Related JP2699956B2 (ja) 1995-10-30 1995-10-30 無線選択呼出受信機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5854592A (ja)
EP (1) EP0772311B1 (ja)
JP (1) JP2699956B2 (ja)
DE (1) DE69635336T2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5930268A (en) * 1996-12-20 1999-07-27 Motorola, Inc. Transceiver and associated method for surviving fades
FR2793435B1 (fr) 1999-05-12 2001-08-03 Bic Rech Et Dev Tete de rasoir comportant un element anti-friction solidaire d'une semelle
IES20010398A2 (en) * 2000-07-06 2002-02-06 Richmount Computers Ltd Improved power supply unit controller
TWI333648B (en) * 2002-11-05 2010-11-21 Koninkl Philips Electronics Nv Record carrier comprising an additional sync-color pattern and method and device for use with such record carrier
JP2006086760A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 時分割多重同期装置及び時分割多重通信における同期方法
JP4589688B2 (ja) * 2004-09-30 2010-12-01 株式会社ケンウッド 移動無線通信装置及び通信処理方法
EP1830500A1 (en) * 2006-03-02 2007-09-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Time division multiplexing synchronisation apparatus, radio communication apparatus and synchronisation method in time division multiplex communication
US7734264B2 (en) * 2006-08-29 2010-06-08 Qualcomm Incorporated System frame number (SFN) evaluator

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2100486B (en) * 1981-06-16 1985-02-20 Motorola Ltd Radio receiver (pager) decoding system
GB2136178A (en) * 1983-02-25 1984-09-12 Philips Electronic Associated Pager decoding system
US4803703A (en) * 1987-04-30 1989-02-07 Motorola, Inc. Apparatus and method for fine synchronization of a communication receiver
JPH01120924A (ja) 1987-11-05 1989-05-12 Fujitsu Ltd フレーム同期回路
US5555183A (en) * 1991-12-02 1996-09-10 Motorola, Inc Method and apparatus for synchronizing to a synchronous selective call signal
CA2094366C (en) * 1992-04-20 1999-04-13 Hiroyasu Kuramatsu Paging receiver having data speed detector for continuing address receiving mode
JPH0832086B2 (ja) * 1993-04-21 1996-03-27 日本電気株式会社 無線選択呼出受信機
JPH0828754B2 (ja) * 1993-06-30 1996-03-21 日本電気株式会社 フレーム同期方式
JP2730463B2 (ja) * 1993-12-20 1998-03-25 日本電気株式会社 無線選択呼出受信機
US5712624A (en) * 1995-03-03 1998-01-27 Motorola, Inc. Method and apparatus for optimizing receiver synchronization in a radio communication system

Also Published As

Publication number Publication date
EP0772311A2 (en) 1997-05-07
DE69635336T2 (de) 2006-07-06
DE69635336D1 (de) 2005-12-01
EP0772311B1 (en) 2005-10-26
US5854592A (en) 1998-12-29
JPH09130842A (ja) 1997-05-16
EP0772311A3 (en) 1999-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5430740A (en) Indication of data blocks in a frame received by a mobile phone
US4995099A (en) Power conservation method and apparatus for a portion of a predetermined signal
US4403212A (en) Digital radio paging communication system
US4506262A (en) Synchronization of digital radio pager
EP0459997A4 (en) A battery saving apparatus and method providing optimum synchronization codeword detection
JPH0851656A (ja) 移動メッセージ受信機に送られた符号化送信を解析する復号器および復号方法
WO1998049852A1 (en) A method and an arrangement for controlling scanning of radio channels by a mobile station operating in standby mode
JP2699956B2 (ja) 無線選択呼出受信機
JPH06284072A (ja) 無線選択呼出受信機
EP0788255B1 (en) Radio telephone having burst error protected synchronisation
JP2918033B2 (ja) 自動時刻修正機能付き無線選択呼出受信機
JP2734429B2 (ja) 無線選択呼出受信機
CA2064315C (en) Selective calling receiver
EP0465463B1 (en) Power conservation method and apparatus for a portion of a predetermined signal
US5805980A (en) Communication receiver for controlling a receive operation in response to a control value
KR100223498B1 (ko) 불일치 카운트와 비교하기 위한 가변 기준치를 사용하는 동기 검출 회로 및 그 방법
EP0782354A2 (en) Communication receiver for selecting between scanning and locking to a channel
GB2284915A (en) Radio selective calling receiver
NZ240288A (en) Paging receiver with battery saving: receiving call data even if sync code is missed
JPH1022989A (ja) フレーム同期回路
EP1536576B1 (en) Method of measuring reception timing of a frequency correction burst
JPH05344046A (ja) 表示付き無線選択呼出受信機
JP3033716B2 (ja) 無線携帯端末
JPH08242201A (ja) 無線通信装置
JPH02266617A (ja) 選択呼出受信機および受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19970826

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees